JP2002247473A - 携帯型オーディオ・ビジュアル機器 - Google Patents

携帯型オーディオ・ビジュアル機器

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JP2002247473A
JP2002247473A JP2001046833A JP2001046833A JP2002247473A JP 2002247473 A JP2002247473 A JP 2002247473A JP 2001046833 A JP2001046833 A JP 2001046833A JP 2001046833 A JP2001046833 A JP 2001046833A JP 2002247473 A JP2002247473 A JP 2002247473A
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mode
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JP2001046833A
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Toshiyuki Hosaka
俊幸 保坂
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能の選択や切替えなどを容易に行なえるよ
うにする。 【解決手段】 携帯用AV機器の表示部30には、メニ
ュー画面60が表示される。メニュー画面60には、A
V機器の有する複数の機能のそれぞれに対応した機能選
択項目62が上下方向に並べて表示されとともに、選択
項目64を指示するカーソル64が表される。カーソル
64は、ジョグスイッチによって上下方向に移動させる
ことができる。機能の選択は、カーソル64によって所
望の項目を指示し、ジョグスイッチのエンター操作によ
って行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ・ビジ
ュアル機器(AV機器)に係り、特に画面の大きさが数
インチ程度の携帯型オーディオ・ビジュアル機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテレビジョン(テレビ)受
信機能とFMラジオ受信機能とを併せ持った携帯型のオ
ーディオ・ビジュアル(AV)機器においては、テレビ
の受信機能とFMラジオの受信機能とを選択、切替えを
行なう場合、機器本体の側面に設けたスライドスイッチ
をテレビ側またはラジオ側に移動させて行なっていた。
また、テレビのチャンネルの選択は、機器本体の前面に
設けたチャンネル選択ボタンを押下することにより行な
っていた。さらに、ラジオの選局は、機器本体の側部に
設けた選局ダイヤルを回転させることにより行なってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
携帯型AV機器は、テレビとラジオとの切替えをスライ
ドスイッチによって行ない、テレビのチャンネルはチャ
ンネル選択ボタンによって、ラジオの選局は選局ダイヤ
ルによって行なっており、多くのスイッチ類を装備する
必要があり、AV機器の操作部が大型化する。また、複
数のスイッチを使い分けて操作しなければならないため
に操作が煩わしい。しかも、携帯型AV機器の高機能化
に伴って操作ボタン、操作スイッチが増加する傾向にあ
り、AV機器の操作部がますます大型化、操作の煩雑化
を招くおそれがある。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、機能の選択や切替えなどを容易
に行なえるようにすることを目的としている。また、本
発明は、操作部を小さくすることなどを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る携帯型オーディオ・ビジュアル機器
は、複数の機能に対応した項目を並べたメニュー画面を
表示する表示部と、この表示部に表示された前記項目を
順次指示可能であるとともに、指示した項目に対応する
前記機能の選択信号を出力する機能選択スイッチと、こ
の選択スイッチにより選択した機能を解除する復帰信号
を出力するメニュースイッチと、前記選択スイッチの選
択信号に基づいて、前記表示部に選択された前記機能に
対応した画像を表示するとともに、前記メニュースイッ
チの復帰信号に基づいて、前記表示部に前記メニュー画
面を表示する制御部と、を有することを特徴としてい
る。
【0006】このように形成した本発明においては、表
示部に表示されたメニュー画面の機能に対応した項目を
選択スイッチによって指示、選択するだけで、複数の機
能の中から所望の機能(例えば、テレビの受信機能、F
Mラジオの受信機能など)を容易に選ぶことができる。
そして、メニュースイッチの操作によってメニュー画面
に戻すことができるため、例えばテレビの受信機能とラ
ジオの受信機能とを切り替える場合などのように、2つ
のスイッチによって多くの機能を容易に切り替えること
ができて操作部の小型化が図れ、機器全体をコンパクト
にすることができる。
【0007】選択スイッチは、表示部に表示されたカー
ソルを表示部の上方向または下方向に移動可能なジョグ
スイッチであることが望ましい。これにより、メニュー
画面の項目の指示をカーソルの移動によって行なうこと
ができ、機能の選択をより容易、迅速に行なうことがで
きる。そして、各機能には、それぞれ複数の動作態様
(例えば、選局の方式など)を設け、これらの動作態様
を選択スイッチにより選択、解除可能に構成すると、よ
り使い勝手を向上することができる。
【0008】選択スイッチが所定時間以上の長押しされ
た場合に、異なる動作態様に移行するように構成でき
る。これにより、複数の動作態様を容易に切り替えるこ
とが可能となる。また、メニュースイッチが所定時間以
上の長押しされたときに、各機能の内容を変更可能な設
定モードに移行し、制御部は、前記設定モードに対応し
た画像を表示部に表示するように構成すると、その人の
好みに合った設定や、使い勝手のよい設定を行なうこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る携帯型オーディオ・
ビジュアル機器の好ましい実施の形態を、添付図面に従
って詳細に説明する。図2は、本発明に係る携帯型オー
ディオ・ビジュアル機器の説明図であって、(1)は斜
視図、(2)は蓋を開けた状態の正面図である。
【0010】図2において、携帯型AV機器10は、本
体12の前面に開閉自在な蓋14を有している。本体1
2は、実施形態の場合、直方体状の箱型に形成してあっ
て、図2(1)に示したように、上面に音量を調節する
ための音量増大ボタン18a、音量減少ボタン18bと
が設けてある。また、本体12の側面には、操作された
ときにパルス状の操作信号を出力する第1電源スイッチ
(第1スイッチ)20、その作用を後述するメニュース
イッチ22、ジョグスイッチ24が上下方向に一列に設
けてある。
【0011】ジョグスイッチ24は、選択スイッチであ
って、詳細を後述するように、表示部に表示されたカー
ソルを上方に移動させるアップ(Up)機能と、カーソ
ルを下方に移動させるダウン(Down)機能と、カー
ソルを合せた位置の項目に対応した機能を選択、または
実行させるエンター(Enter)機能とを有してお
り、AV機器10の機能の選択やテレビチャンネルの選
択、FMラジオの選局などをする際に使用する。そし
て、ジョグスイッチ24の下方には、音響信号取出し部
となっているステレオ用ジャック26が配設してあっ
て、同図(2)に示したように、このジャック26を介
してヘッドホーン28やイヤホーンなどを接続できるよ
うにしてある。
【0012】AV機器10は、実施形態の場合、容易に
洋服のポケットなどに収納できる大きさに形成してあっ
て、本体12の前面に同図(2)に示したように、大き
さ数インチの液晶ディスプレイからなる表示部30が設
けてある。この表示部30は、蓋14によって覆うこと
ができるようになっている。また、蓋14の開閉部に
は、その作用の詳細を後述する第2電源スイッチ(第2
スイッチ)32が設けてあって、蓋14の開閉に連動し
てオン・オフされる。すなわち、第2電源スイッチ32
は、蓋14をあけたときにオンされ、蓋14を閉じると
オフされるようになっていて、後述するように、蓋14
が開放されてオンとなったときに、表示部30に画像が
表示される。
【0013】さらに、AV機器10は、図3に示したよ
うに、本体12に受信アンテナ34を内蔵している。そ
して、受信アンテナ34には、TVチューナ36とFM
チューナ38とが接続してあり、テレビ放送とFM放送
とが受信できるようにしてある。TVチューナ36は、
通常の電子式チューナであって、受信アンテナ34が受
信した電波から特定のチャンネルに対応した電波を選択
して映像信号と音声信号とを出力する。TVチューナ3
6の出力側には、図示しない中間周波増幅器を介して映
像分離回路(映像検波器)40と音声分離回路(FM検
波器)42とが接続してある。そして、映像分離回路4
0は、TVチューナ36の出力信号から映像信号を検波
して表示制御部44に送出する。表示制御部44は、映
像分離回路40の出力信号に基づいて液晶ディスプレイ
からなる表示部30を制御し、表示部30にテレビの映
像(画像)を表示する。
【0014】音声分離回路42は、TVチューナ36の
出力信号から音声信号(音響信号)を検波し、音声信号
を電子ボリューム46に出力する。そして、電子ボリュ
ーム46は、実施形態の場合、音響信号出力部となって
いて、本体12に内蔵したCPUからなる制御部50に
接続してあり、制御部50によって音量調整がされた出
力信号(音響信号)をステレオ増幅器48に送出する。
このステレオ増幅器48には、出力側に音響信号取出し
部であるジャック26が接続してある。なお、制御部5
0は、TVチューナ36、FMチューナ38に接続して
あって、これらの受信アンテナ34の受信した電波に対
する同調を制御する。また、制御部50は、映像分離回
路40、音声分離回路42、表示制御部44にも接続し
てあって、これらを制御するようになっている。
【0015】AV機器10は、本体12にアダプタ52
が設けてある。このアダプタ52は、メモリカードなど
の半導体メモリからなる外部メモリ54を装着するもの
で、出力側に制御部50とDSP(Digital S
ignal Processor)からなる音楽・映像
再生器56が接続してある。そして、制御部50は、ア
ダプタ52を介して外部メモリ54に書き込まれている
音楽データ(音響データ)やディジタルカメラ等の画像
データの一部を読み出し、本体12の内部に設けた記憶
部58に格納することも可能になっている。
【0016】音楽・映像再生器56には、出力側に電子
ボリューム46が接続してあって、アダプタ52を介し
て外部メモリ54から読み出した音響データを電子ボリ
ューム46に出力して音楽を再生することができる。ま
た、音楽のタイトル等のコンテンツ情報を制御部50を
経由して表示制御部44へ出力し、表示部30に表示さ
せることが可能である。また、音楽・画像再生器56
は、制御部50に接続されており、外部メモリ54から
読み取ったディジタルカメラ等の画像データを制御部5
0に入力する。制御部50は、音楽・画像再生器56か
らの画像データを表示制御部44に出力し、表示制御部
44を介して画像データに基づく画像を表示部30に表
示する。さらに、制御部50には、前記した第1電源ス
イッチ20、第2電源スイッチ32、メニュースイッチ
22、ジョグスイッチ24、および音量増大スイッチ1
8a、音量減少スイッチ18bが接続してあり、これら
の操作信号が入力するようになっている。
【0017】このように構成された実施形態のAV機器
10の作用は、次の通りである。まず、AV機器10の
蓋14を開いて表示部30を露出させると、第2電源ス
イッチ32がオンされ、表示部30に図1に示したメニ
ュー画面(メニュー画像)60が表示される。このメニ
ュー画面60は、AV機器10の電源を最初に投入した
初期状態のときに表示される画面であって、後述するよ
うに、通常は表示部30の表示をメニュー画面60に戻
して電源を切らないと、電源投入時にメニュー画面60
は表示されない。
【0018】メニュー画面60は、このAV機器10が
有している機能に対応した機能選択項目62を表示す
る。AV機器10は、この実施形態の場合、音楽や録音
した会話などを聞くためのオーディオ機能、FM放送を
受信するFM受信機能、テレビジョン(TV)放送を受
信するTV受信機能、およびディジタルカメラなどの画
像やテキストなどを表示する画像表示機能とを有してい
て、メニュー画面60にそれぞれの機能に対応した「A
udio」、「FM」、「TV」、「画像表示」の機能
選択項目62が上下方向に並べて表示される。そして、
初期状態のときには、図1(1)に示したように、カー
ソル64が一番上の項目62である「Audio」の位
置に表示される。このカーソル64は、選択スイッチで
あるジョグスイッチ24を操作することにより、機能選
択項目62が並んでいる上下方向に任意に移動させ、項
目を指示することができる。
【0019】すなわち、ジョグスイッチ24によるダウ
ン操作(J−D操作)により、カーソル64が「Aud
io」から「FM」の位置に移る。さらに、ジョグスイ
ッチ24のJ−D操作によりカーソル64の位置が「F
M」から「TV」に、「TV」から同図(2)に示した
ように「画像表示」の位置に移動する。そして、図1
(2)の状態からジョグスイッチ24のJ−D操作によ
り、カーソル64が「Audio」の位置に戻り、以下
上記と同様のことが繰り返される。また、例えばカーソ
ル64が「画像表示」の位置にあった状態において、ジ
ョグスイッチ24のアップ操作(J−U操作)を行なう
ことにより、カーソル64が「TV」→「FM」→「A
udio」→「画像表示」→「TV」→……のように移
動し、機能(モード)に対応した項目を指示する。
【0020】一方、このメニュー画面60の状態におい
て、メニュースイッチ22の所定時間以上(例えば2秒
以上)の長押しを行なうと、全体設定モードに移行し、
図4(1)に示したメニュー画面から例えば図4(3)
に示したようなAV機器10の全体設定画面66が表示
部30に表示され、カーソル64が設定項目68の一番
上の項目に位置する。この全体設定画面66は、制御部
50が記憶部58から読み出して表示する。そして、実
施形態の場合、全体設定画面66には、画面の明るさの
調整、ビープ音を発生させるか否か、受信しているテレ
ビのチャンネルを表示部30に表示させるか否か、表示
部30の背景色の調整、図示しないオーディオモード
(音声圧縮方式)などの項目が表示される。そして、全
体設定画面66に移行した際に表示されていない項目
は、ジョグスイッチ24をJ−U操作またはJ−D操作
してスクロールすることにより表示できるようになって
いる。また、カーソル64は、上記のメニュー画面60
の場合と同様に、ジョグスイッチ24の操作により移動
させることができる。
【0021】AV機器10の全体設定を変更する場合、
例えば画面の明るさを変更する場合、カーソル64によ
って「画面明るさ」の項目を指示し、ジョグスイッチ2
4の中央部を短押し(例えば2秒未満)してエンター操
作(J−E操作)を行なう。これにより、同図(4)に
示したように、表示部30に明るさ調整画面70が表示
される。この明るさ調整画面70においては、明るさ調
整画面70の「画面明るさ」の項目と対応した位置72
の背景色が他の背景色と異なっており、その下方に画面
の明るさの程度を調節する複数の調節ボタン74が表示
されるとともに、現在の画面の明るさを表す調節ボタン
74の位置にカーソル64が表示される。そして、画面
明るさの調整は、ジョグスイッチ24のJ−D操作、J
−U操作によってカーソル64を移動させて、所望の調
節ボタン74を選択する。明るさ調整画面70から全体
設定画面66に戻る場合、J−E操作を行ない、設定値
を記憶部58に保存する。他の設定項目に対しても同様
の操作によって設定することができる。また、全体設定
画面66が表示されている状態においてメニュースイッ
チ22を押下すると、制御部50は、全体設定モードを
解除して表示部30にメニュー画面60を表示する。
【0022】図5は、メニュー画面60から各機能選択
項目62に対応した機能(モード)を選択する方法の説
明図である。例えば、AV機器10をテレビ受信機とし
て使用したい場合、表示部30にメニュー画面60を表
示し、図4(1)に示したように、ジョグスイッチ24
を操作してカーソル64を上下方向に移動させ、機能選
択項目62の「TV」を指示させる。その後、ジョグス
イッチ24のJ−E操作を行なうと、制御部50が項目
「TV」に対応したTV機能(TVモード)を選択し、
TVチューナ36を制御して図4(2)に示したよう
に、表示部30にテレビの映像76を表示する。このと
き、表示部30の画面の右上には、受信しているチャン
ネル番号78が同時に表示され、何チャンネルを受信し
ているかが示される。このチャンネル番号78は、前記
した全体設定において「表示OFF」が設定されている
場合、数秒で表示されなくなる。他のモードの選択も同
様にして行なうことができる。
【0023】すなわち、図5に示したように、ジョグス
イッチ24を操作してカーソル64によって項目「Au
dio」を指示し、J−E操作をするとオーディオモー
ドとなり、項目「FM」を指示してJ−E操作をすると
ラジオモード(FM受信機能)となり、項目「画像表
示」を指示してJ−E操作をすると画像表示モードとな
る。そして、これらのモードからメニュー画面60への
復帰は、メニュースイッチ(Me−SW)22を1〜2
秒押下することによって行なうことができる。また、例
えば、TVモードからラジオモードに移行する場合、メ
ニュースイッチ24を操作してTVモードからメニュー
画面60に戻り、このメニュー画面60においてカーソ
ル64を「FM」に合わせ、ジョグスイッチ24のJ−
E操作によってラジオモードにする。すなわち、実施形
態のAV機器10は、ある機能から他の機能に切り替え
る場合、一度メニュー画面60に戻って所望の機能を選
択して行なう。
【0024】一方、選択した各機能(モード)におい
て、メニュースイッチ22の長押し(例えば2秒以上)
を行なうと、図5に示したように、各モードのそれぞれ
に対応した設定モード状態に移行し、制御部50がその
設定モード状態に対応した画像を表示部30に表示す
る。そして、設定モード状態から対応する各モードへの
復帰は、メニュースイッチ22の短押し操作によって行
なわれる。
【0025】このように、実施形態のAV機器10にお
いては、複数の機能に対応した機能選択項目62を表示
部30に表示し、選択スイッチであるジョグスイッチ2
4によって選択するようにしているため、複数の機能を
容易に選択することができる。また、メニュースイッチ
22を操作すると、選択した機能が解除されてメニュー
画面60に戻り、他の機能を選択することができるた
め、ジョグスイッチ24とメニュースイッチ22との2
つのスイッチだけで多くの機能を容易に切り替えること
ができ、操作部を小型化することができる。
【0026】オーディオモードは、外部メモリ54また
はAV機器10に内蔵された記憶部58に書き込んであ
る音楽や会話などの再生の際に使用される。例えば、音
楽を記録した外部メモリ54をアダプタ52に装填し、
図6のステップ100のようにオーディオモードを選択
すると、制御部50は、音楽・画像再生器56に音楽再
生命令を与える。音楽・画像再生器56は、外部メモリ
54に記録してある文字情報(文字データ)である曲名
を読み出し、制御部50に出力する。制御部50は、音
楽・画像再生器56から送られてきた文字データを表示
制御部44に送る。表示制御部44は、表示部30を駆
動して外部メモリ54に記憶させてある曲名が表示され
た動作態様の1つである選曲モードとなって選曲画面を
表示する(ステップ102)。
【0027】なお、制御部50は、選曲画面が表示され
た状態において、一定時間(例えば10秒)以上キー操
作がされなかった場合、表示制御部44に命令を与えて
表示部50をオフにし、表示部30の表示(画面)を自
動的に消すようになっている。そして、表示がオフの状
態において、いずれかのキー操作が行なわれると、制御
部50は、再び選曲画面を表示部30に表示する。この
とき、操作したキーの本来の機能は無効にされ、選曲画
面の表示だけが行なわれる。選曲画面には、記録されて
いる曲の順に複数の曲名と演奏時間などが番号とともに
表示される。
【0028】その後、制御部50は、ステップ104に
示したように、メニュースイッチ22が操作されたかを
判断し、操作されたときは、長押しであるか否かを判断
する(ステップ106)。ステップ106においてメニ
ュースイッチ22の操作が短押しであると判断すると、
前記したようにメニュー画面60に戻る(ステップ10
8)。一方、制御部50は、ステップ106においてメ
ニュースイッチ22の操作が長押しであると判断する
と、ステップ106からステップ110に進み、オーデ
ィオ設定モードとなる。このオーディオ設定モードにお
いては、再生の繰り返しモードの設定、イコライザの設
定などが可能となっている。そして、このオーディオ設
定モード状態においてメニュースイッチ22が操作され
ると(ステップ112)、ステップ102の選曲画面の
表示に戻る。
【0029】制御部50は、ステップ104においてメ
ニュースイッチ22が操作されていないと判断した場
合、ステップ114示したようにジョグスイッチ24が
操作されたか否かを判断する。そして、ジョグスイッチ
24のJ−U操作がされたときには、選曲画面に表示さ
れているカーソルを1つ上の曲に移動し、J−D操作が
されたときにはカーソルを1つ下の曲に移動する。ま
た、ジョグスイッチ24のJ−E操作がされた場合、動
作態様である再生モード(プレイモード)に移行する
(ステップ120)。このとき、表示部30には、曲名
と歌手名や演奏者名、演奏時間などが表示される。
【0030】さらに、ジョグスイッチ24の操作がされ
なかったときには、自動的に再生モードに移行され、音
楽・画像再生器56は、J−E操作がされてから5秒後
にカーソルによって選択された曲の自動演奏(再生)を
行なう(図7ステップ122)。また、制御部50は、
音楽の再生中においても、各スイッチが操作されたか否
かを監視しており、ステップ124においてメニュース
イッチ22が操作されたか否かを判断する。そして、制
御部50は、メニュースイッチ22が操作されると、そ
れが長押しであるか否かを判断し(ステップ126)、
短押しであるとメニュー画面60を表示し(ステップ1
28)、長押しであるとオーディオ設定モードに移行す
る(ステップ130)。また、オーディオ設定モードに
おいてメニュースイッチ22が操作されると(ステップ
132)、ステップ122の再生モードに移行する。な
お、ステップ134においてジョグスイッチ24が操作
されていないと判断したときには、演奏(再生)が継続
される。
【0031】一方、ステップ124においてメニュース
イッチ22が操作されなかった場合、ステップ134に
進んでジョグスイッチ24が操作されたか否かを判断す
る。そして、J−U操作がされた場合、ステップ136
に進んでJ−U操作が長押しであるか否かを判断する。
J−U操作が短押しである場合、1つ前(選曲画面上の
1つ上)の曲が選択され(ステップ138)、ステップ
122に戻ってその曲の演奏(再生)を開始する。な
お、この実施形態においては、曲を再生している途中に
おいてJ−U操作がされた場合、再生している曲の先頭
に戻ってその曲を再生するようになっている。
【0032】制御部50は、ステップ136においてJ
−U操作が長押しであると判断すると、動作態様の1つ
であるいわゆるイントロサーチモードに入り(ステップ
140)、J−U操作によって外部メモリ54に記録さ
れている曲を前方側に順次読み出し、それぞれを例えば
10秒間ほど曲の先頭部分を再生する。また、イントロ
サーチモードにおいてJ−D操作がなされると、後方側
の曲を順次読み出し、曲の先頭部分を10秒間ほど再生
する。そして、ステップ142に示したように、ジョグ
スイッチ24のJ−E操作が行なわれると、ステップ1
22に戻ってそのときに再生していた曲を再生する。
【0033】制御部50は、ステップ134においてJ
−D操作が行なわれたと判断するとステップ144に進
み、J−D操作が長押しであるか短押しであるかを判断
する。制御部50は、J−D操作の短押しである場合、
音楽・画像再生器56に次の曲(選曲画面の下側の曲)
を選択させ(ステップ146)、ステップ122に戻っ
てその曲を再生する。また、ステップ144においてJ
−D操作が長押しであると判断した場合、ステップ14
8に示したように、動作態様であるいわゆるこま送りモ
ードに移行し、J−U操作によって再生位置を曲の前方
側に移動し、J−D操作によって再生位置を曲の後方側
に移動する。そして、制御部50は、こま送りモードに
おいてJ−E操作がなされると、ステップ122の再生
状態に復帰して現在に位置から再生を開始する。
【0034】さらに、制御部50は、ステップ134に
おいてJ−E操作が行なわれたと判断すると、一時曲の
再生を中止していわゆるポーズモードとなる(ステップ
152)。そして、このポーズモードにおいてステップ
154に示したようにJ−E操作がなされると、ポーズ
モードが解除され、ステップ122に戻って再生が再開
される。なお、図示しないが、ポーズモードやイントロ
サーチモードにおいて、メニュースイッチ22が短押し
されると、制御部50はオーディオモードを解除して表
示部30にメニュー画面60を表示し、メニュースイッ
チ22の長押し操作によってオーディオ設定モードに移
行する。そして、実施形態においては、ポーズモードか
らオーディオ設定モードに移行した場合、メニュースイ
ッチ22の操作によってオーディオ設定モードを解除し
てポーズモードに復帰する。また、この実施形態におい
ては、イントロサーチモードからオーディオ設定モード
に移行した場合、メニュースイッチ22の操作によって
オーディオ設定モードを解除し、イントロサーチモード
において最後に選択された曲が確定し、その曲の演奏
(再生)が行なわれる。そして、AV機器10の記憶部
58に格納した音楽を再生する場合にも、上記とほぼ同
様にして再生が行なわれる。
【0035】一方、メニュー画面60においてカーソル
64を項目「TV」に合せ、J−E操作して図8のステ
ップ160に示したようにTV機能を選択すると、制御
部50は、表示部30にTV画面(TVの放映画像)表
示する(ステップ162)。そして、制御部50は、ス
テップ164に示したように、メニュースイッチ22が
操作されたか否かを判断し、操作された場合には、それ
が長押しであるか短押しであるかを判断する(ステップ
166)。制御部50は、ステップ166においてメニ
ュースイッチ22の短押しであると判断すると、TV機
能を解除して表示部30にメニュー画面60を表示する
(ステップ167)。また、ステップ166においてメ
ニュースイッチ22の長押しであると判断した場合、T
Vの設定モードに移行し(ステップ168)、表示部3
0にTV設定画面を表示する。
【0036】このTV設定モードにおいては、選局方式
を設定できるようになっていて、予め選択して登録(プ
リセット)してある局のみを選局対象とするプリセット
選局モードと、すべてのチャンネルを順次選択して行く
ダイレクト選局モードとを設定できるようになってい
る。そして、制御部50は、TV設定モードにおいてメ
ニュースイッチ22が操作されると(ステップ17
0)、ステップ162に戻って表示部30にTV設定モ
ードに移行した際のチャンネルのTV画面を表示する。
【0037】制御部50は、ステップ164においてメ
ニュースイッチ22の操作がされていないと判断した場
合、ステップ172に進んでジョグスイッチ24のJ−
U操作がされたか否かを判断する。J−U操作が行なわ
れていない場合、ステップ162に戻ってTV画面の表
示を継続する。そして、制御部50は、ステップ172
においてJ−U操作が行なわれたと判断すると動作態様
となる選局モードに移行し、TV設定モードにおいて設
定されている選局方式がプリセット選局であるか否かを
判断する(ステップ174)。制御部50は、選局方式
がプリセット選局でない場合、ステップ176に示した
ように動作態様の1つであるダイレクト選局モードに移
行し、ジョグスイッチ24のJ−U操作の短押しによっ
てチャンネルを数値の小さい方から数値の大きい方に、
すなわち周波数の高い方にチャンネルを順次選択(サー
チ)し、またジョグスイッチ24のJ−D操作の短押し
によって周波数の低い方に1チャンネルずつ順次選択
し、そのチャンネルの受信内容を表示部30に表示する
(ステップ162)。さらに、ジョグスイッチ24のJ
−U操作またはJ−D操作において連続的に押し続ける
と、チャンネルの選択(サーチ)が連続的に行なわれ、
ジョグスイッチ24の操作を停止したときに、チャンネ
ルの選択が確定する。一方、制御部50は、ステップ1
74においてプリセット選局が設定されていると判断す
る場合、ジョグスイッチ24の操作に伴ってプリセット
選局を行なう。このプリセット選局は、図9に示したよ
うにして行なわれる。
【0038】プリセットモードにおいては、図9に示し
たようにして選局が行なわれる。まず、制御部50は、
TV機能が選択されてステップ180に示したようにT
Vモードの状態において、ジョグスイッチ24のJ−U
操作またはJ−D操作の長押しが行なわれたか否かを判
断する(ステップ182)。そして、制御部50は、J
−U操作またはJ−D操作の長押しが行なわれなかった
ときには、ステップ182からステップ184に進んで
動作態様であるステップ選局モードにする。このステッ
プ選局モードにおいては、ジョグスイッチ24のJ−U
操作またはJ−D操作の短押しが行なわれると、登録
(プリセット)してあるチャンネルを周波数の高い方に
または周波数の低い方に順次サーチし、サーチしたチャ
ンネルの放映映像を表示部30に表示する。そして、A
V機器10の利用者が所望のチャンネルを選択してジョ
グスイッチ24の操作を停止すると、チャンネルが固定
され(ステップ188)、そのチャンネルの放送内容が
表示部30に表示される(ステップ180)。
【0039】一方、ステップ制御部50は、ステップ1
82においてJ−U操作またはJ−D操作の長押しが行
なわれたと判断すると、ステップ182からステップ1
90に進んで動作態様である選局・再生モードに移行す
る。制御部50は、選局・再生モードに移行すると自動
プリセット動作に入り、TVチューナ36に制御信号を
送り、周波数の低い方から順に各チャンネルの出力電波
に対して同調をとる。そして、制御部50は、TVチュ
ーナ36または映像分離器40の出力信号から、各チャ
ンネルについての受信状態をチェックし、受信電波の強
度が予め定めた受信可能な強度を有するチャンネルのみ
を選択して記憶(プリセット)する。
【0040】制御部50は、すべてのチャンネル(UH
F、VHFの各チャンネル)に対する受信状態のチェッ
クをしてプリセットを終了すると、ステップ192に進
んでプリセットした各チャンネルの選局を自動的に開始
し、プリセットされたチャンネルの内の、もっとも周波
数の低いチャンネルを読み出し、TVチューナ36を制
御してそのチャンネルを受信し、受信内容を所定時間
(例えば5秒間)表示部30に表示する(ステップ19
4)。さらに、制御部50は、ステップ196において
ジョグスイッチ24が操作(J−U操作、J−D操作、
J−E操作)がされたか否かを判断し、ジョグスイッチ
24が操作されたときには、そのときに選択されている
チャンネルに固定し(ステップ198)、ステップ18
0に戻って放送内容を表示部30に表示する。また、制
御部50は、ステップ196においてジョグスイッチ2
4の操作がされていないと判断した場合、次の局を選局
する(ステップ200、190)。この選局は、J−U
操作の長押しによって選局・再生モードに入った場合、
周波数の高いチャンネル方向に順次選局していく。ま
た、J−D操作の長押しによって選局・再生モードに入
った場合には、周波数の低いチャンネル方向に順次選局
していく。
【0041】ラジオモードであるFM放送受信モードが
選択されると、表示部30には、例えば左上にFM受信
モードである「FM」の文字が表示され、受信している
局の周波数が右下に表示される。そして、ラジオモード
においては、TVモードの場合と同様に、メニュースイ
ッチ22の長押しによってラジオ設定モード(FM設定
モード)に移行する。このラジオ設定モードにおいて
は、プリセット選局かダイレクト選局かの選局方式の設
定、FM放送をモノラルによって聞くか、ステレオによ
って聞くかの設定などを行なえるようになっている。そ
して、FM設定モードのときに、メニュースイッチ22
が1〜2秒押下操作されると、前記したようにラジオモ
ードに復帰し、ラジオ設定モードに移行する前に受信し
ていた放送局が受信される。なお、ラジオモードにおけ
るダイレクト選局と、プリセット選局とは、TVモード
におけるダイレクト選局とプリセット選局とほぼ同様に
して行なわれる。
【0042】制御部50は、画像表示モードが選択され
ると外部メモリ54に記憶してある画像データを読み出
し、画像制御部44を介してその画像を表示部30に表
示する。そして、制御部50は、J−U操作が行なわれ
ると前の画像データ(外部メモリ54のアドレスの若い
データ)を読み出して表示部30に表示し、J−D操作
が行なわれると次の画像を読み出して表示部30に表示
する。また、この画像表示モードにおいては、ジョグス
イッチ24のJ−E操作が行なわれると、図10に示し
たように、外部メモリ54に記憶されている画像データ
に対応した複数(本実施形態では9枚)の縮小画像(サ
ムネイル表示)が表示部30に同時に表示される。この
サムネイル表示においては、J−U操作またはJ−D操
作によって、縮小画像を選択することができる。そし
て、このサムネイル表示の状態において、再びJ−E操
作が行なわれると、通常の画像表示のモードに復帰し、
サムネイル表示において選択した画像を通常の大きさで
表示部30に表示する。
【0043】画像表示モードの画像を通常に表示してい
る状態において、J−U操作またはJ−D操作の長押し
が行なわれると、動作態様であるいわゆるスライドショ
ーのモードとなり、複数の画像が所定の時間ごとに順次
表示される。すなわち、スライドショーモードにおいて
は、一定時間、例えば1分が経過すると、現在表示され
ている画像に代えて次の画像データを読み出して所定時
間表示する。そして、スライドショーモードの状態にお
いて、ジョグスイッチ24のJ−U操作、J−D操作、
J−E操作のいずれかが行なわれると、現在表示されて
いる画像を表示した状態が維持される。また、スライド
ショーモードの画像の表示が停止された状態においてJ
−E操作がなされると、通常の表示状態に復帰してその
ときに表示されていた画像が引き続き表示される。
【0044】また、画像表示モードにおいては、メニュ
ースイッチ22の長押しを行なうと、画像設定モードに
移行する。画像設定モードは、外部メモリ54に記憶さ
せてある画像を壁紙として使用するか否かの設定、壁紙
として使用する画像の設定、スライドショーモードにお
ける表示時間の設定などを行なえるようにしてある。そ
して、画像設定モードの状態において、メニュースイッ
チ22が下押し操作されると、前記したように画像表示
モードに復帰する。
【0045】なお、この画像表示モードにおいては、外
部メモリ54に記憶させた例えばディジタルカメラによ
って撮影した画像なども選択することにより記憶部58
に保存し、同様に表示させることができる。また、実施
形態のAV機器10においては、ラジオモードやオーデ
ィオモードを選択した場合、記憶部58に格納してある
任意の画像を表示できるようにしてある。これにより、
例えば家族の画像や思い出深い景色の画像などを表示す
ることにより、家族との一体感が得られたり、思い出を
常に新鮮に、鮮やかな状態で思い出すことができる。そ
して、AV機器は、画像ばかりでなく、テキストも表示
することが可能であって、例えばカラオケの歌詞や、語
学学習において音声に合せた文字などを表示できるよう
になっている。
【0046】前記したように、実施形態に係るAV機器
10は、蓋14を開放して表示部30を露出させると、
第2電源スイッチ32がオンされ、表示部30に画像が
表示されるとともに、ジャック26に音響信号が出力さ
れてヘッドホーン28によって音楽などの音響(単に音
楽ということがある)を聞くことができるようになって
いる。そして、この状態において、第1電源スイッチ2
0を押下すると、電源がオフとなって画像と音楽とが同
時にオフとなる。また、AV機器10は、蓋14を開放
して画像表示と音楽の出力とを行なっている状態におい
て蓋14を閉じると、画像表示部30のみがオフとな
り、音楽を継続して聴くことができるようにしてある。
すなわち、第1電源スイッチ20と第2電源スイッチ3
2とのオン、オフによる表示部30とジャック26の出
力とは、図11に示したような関係となっている。
【0047】制御部50は、所定の周期、例えば10μ
secごとに第2電源スイッチ32のオン・オフ状態を
監視しているとともに、表示制御部44を介して表示部
30のオン・オフ状態、電子ボリューム46のオン・オ
フ状態を監視している。そして、制御部50は、蓋14
が閉じられて第2電源スイッチ32がオフとなってい
て、表示部30およびジャック26への音響信号の出力
がオフの状態、すなわちAV機器10の電源がオフとな
っている状態において蓋14が開かれ、図11のaに示
したように、第2電源スイッチ32がオンすると、同図
b、cに示したように、表示制御部44を起動して表示
部30をオンにして画像を表示し、また電子ボリューム
46をオンにしてジャック26に音響信号を出力し、ヘ
ットホーン28によって音楽などを聴くことができるよ
うにする。また、この状態において第1電源スイッチ2
0が押下されると、同図dに示したようにパルス状のス
イッチ操作信号が制御部50に入力する。制御部50
は、表示制御部44を介して表示部30がオン状態であ
るか、また電子ボリューム46がオン状態であるかを調
べる。両者がオン状態であると、同図e、fに示したよ
うに、表示制御部44と電子ボリューム46とを介して
表示部30とジャック26の出力(電子ボリューム46
の出力)とをオフにする。
【0048】また、制御部50は、蓋14が開かれて第
2電源スイッチ32がオンの状態であって、表示部30
とジャック26の出力とがオフの状態において、図11
のgに示したように、第1電源スイッチ20が押下され
てパルス状のスイッチ操作信号が入力すると、同図の
h、iに示したように、表示制御部44を介して表示部
30をオンにするとともに、電子ボリューム46をオン
にしてジャック26に音響信号を出力させる。さらに、
この状態において、同図のjのように第1電源スイッチ
20が押下されると、表示部30およびジャック26の
出力がオフとなる(図11のk、l)。
【0049】表示部30とジャック26の出力がオフの
状態において、図11のmのように蓋14が閉じられて
第2電源スイッチ32がオフにされたのち、同図のnに
示したように、蓋14があけられて第2電源スイッチ3
2がオンになると、前記したaの場合と同様に、表示部
30とジャック26の出力とがオンされる(図11の
o、p)。また、制御装置50は、この状態において蓋
14が閉じられ、同図のqに示したように、第2電源ス
イッチ32がオフされると、同図のrに示したように、
表示部30のみをオフにし、ジャック26への音響信号
の出力を継続する。
【0050】さらに、制御装置50は、第2スイッチ3
2がオフであって、表示部30がオフ、ジャック26へ
の音響信号の出力がオンである状態において、図11の
sに示したように、第1電源スイッチ20が押下されて
パルス状のスイッチ操作信号が入力すると、同図のtに
示したように、ジャック26の出力もオフにする。すな
わち、AV機器10の電源がオフとなる。そして、制御
装置50は、この状態において図11のuに示したよう
に第1電源スイッチ20が押下されると、表示部30を
オフにした状態を維持しつつジャック26の出力のみを
オンにする(同図のv)。
【0051】第2電源スイッチ32と表示部30とがオ
フの状態であって、ジャック26の出力のみがオンの状
態において、図11のwに示したように、蓋14があけ
られて第2電源スイッチ32がオンされると、同図のx
に示したように、表示部30がオンされる。この状態に
おいて、蓋14を閉じて第2電源スイッチ32をオフに
すると(図11のy)、同図zのように表示部30のみ
がオフされ、ジャック26への音響信号の出力が継続さ
れる。そして、制御部50は、この状態において図11
のαのように第1電源スイッチ20が下押しされると、
同図のβのようにジャック26の出力をオフしてAV機
器10の電源をオフする。
【0052】すなわち、実施形態に係るAV機器10
は、蓋14を閉じて表示部30を覆った状態において
は、映像を見ることがないので常に表示部30がオフと
なる。これにより、省エネルギー化を図ることができ、
AV機器10に装填した電池の寿命を大幅に伸ばすこと
ができる。
【0053】なお、実施形態においては、制御部50が
電源をオフしたときに選択されていた機能を記憶してお
り、電源を再度オンしたときに、その機能が選択され
る。すなわち、図11のdのように第1電源スイッチ2
0を操作したときに、TVモードであった場合、同図の
gのように第1電源スイッチ20を操作して電源をオン
するとTVモードから立ち上がってdの操作をしたとき
のチャンネルの放送が出力される。図11のjで電源を
オフし、同図nのように第2電源スイッチ32をオンし
たときも同様である。また、例えば図11のsのように
ラジオモードにおいて電源をオフし、同図uのように電
源をオンするとラジオモードで立ち上がり、受信してい
た局の放送を受信する。
【0054】また、前記実施形態においては、画像表示
モードにおいて静止画像を表示し得る場合について説明
したが、ビデオやCD、DVD等の動画や電子ブックな
どのテキストを表示できるようにすることができる。ま
た、通信機能を持たせ、URLあるいは検索されたスト
リーミング放送などにも適用させることができる。そし
て、メニュー画面60に、カーソル64の移動方向に任
意の機能を追加できるように構成することができる。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、表示部に表示されたメニュー画面の機能に対応した
項目を選択スイッチによって指示、選択するだけで、複
数の機能の中から所望の機能を容易に選ぶことができ、
メニュースイッチの操作によってメニュー画面に戻すこ
とができるため、多くの機能を容易に切り替えることが
できて操作部の小型化が図れ、機器全体をコンパクトに
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯用AV機器の機
能の選択方法を説明する図である。
【図2】実施の形態に係る携帯用AV機器の説明図であ
って、(1)は斜視図、(2)は蓋を開いた状態の正面
図である。
【図3】実施の形態に係る携帯用AV機器のブロック図
である。
【図4】実施の形態に係る携帯用AV機器のTVモード
選択方法と全体設定モードへの移行方法とを説明する図
である。
【図5】実施の形態に係る携帯用AV機器の機能選択方
法と設定モードへの移行方法とを説明する図である。
【図6】実施に形態に係るオーディオモードにおける選
曲方法を説明するフローチャートである。
【図7】実施の形態に係るオーディオモードを説明する
フローチャートである。
【図8】実施の形態に係るTVモードを説明するフロー
チャートである。
【図9】実施の形態に係るTVモードにおけるプリセッ
ト選局のモードを説明するフローチャートである。
【図10】実施の形態における画像表示機能におけるサ
ムネイル表示の説明図である。
【図11】実施の形態に係る第1電源スイッチと第2電
源スイッチとの関係を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
10………AV機器、12………本体、14………蓋、
18a………音量増大ボタン、18b………音量減少ボ
タン、20………第1スイッチ(第1電源スイッチ)、
22………メニュースイッチ、24………選択スイッチ
(ジョグスイッチ)、26………音響信号取出し部(ジ
ャック)、30………表示部、32………第2スイッチ
(第2電源スイッチ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能に対応した項目を並べたメニ
    ュー画面を表示する表示部と、 この表示部に表示された前記項目を順次指示可能である
    とともに、指示した項目に対応する前記機能の選択信号
    を出力する機能選択スイッチと、 この選択スイッチにより選択した機能を解除する復帰信
    号を出力するメニュースイッチと、 前記選択スイッチの選択信号に基づいて、前記表示部に
    選択された前記機能に対応した画像を表示するととも
    に、前記メニュースイッチの復帰信号に基づいて、前記
    表示部に前記メニュー画面を表示する制御部と、 を有することを特徴とする携帯型オーディオ・ビジュア
    ル機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯型オーディオ・ビ
    ジュアル機器において、前記選択スイッチは前記表示部
    に表示されたカーソルを表示部の上方向または下方向に
    移動可能なジョグスイッチであって、前記項目の指示は
    前記カーソルの移動によって行なうことを特徴とする携
    帯型オーディオ・ビジュアル機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の携帯型オーデ
    ィオ・ビジュアル機器において、前記各機能はそれぞれ
    複数の動作態様を有し、これらの動作態様を前記選択ス
    イッチにより選択、解除可能であり、前記制御部は前記
    各動作態様に対応した画像を前記表示部に表示すること
    を特徴とする携帯型オーディオ・ビジュアル機器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の携帯型オーディオ・ビ
    ジュアル機器において、前記選択スイッチの所定時間以
    上の長押しにより、異なる前記動作態様に移行すること
    を特徴とする携帯型オーディオ・ビジュアル機器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の携
    帯型オーディオ・ビジュアル機器において、前記メニュ
    ースイッチの所定時間以上の長押しにより、前記各機能
    の内容を変更可能な設定モードに移行し、前記制御部は
    前記設定モードに対応した画像を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする携帯型オーディオ・ビジュアル機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443619B1 (ko) * 2002-01-22 2004-08-09 주식회사대성엘텍 조절 다이얼을 이용한 카오디오 재생방법 및 카오디오
US8073487B2 (en) 2004-05-21 2011-12-06 Kyocera Corporation Broadcast reception mobile terminal

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