JP2003049810A - 圧油のエネルギー回収装置および圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機械 - Google Patents

圧油のエネルギー回収装置および圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機械

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JP2003049810A
JP2003049810A JP2001239311A JP2001239311A JP2003049810A JP 2003049810 A JP2003049810 A JP 2003049810A JP 2001239311 A JP2001239311 A JP 2001239311A JP 2001239311 A JP2001239311 A JP 2001239311A JP 2003049810 A JP2003049810 A JP 2003049810A
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pressure oil
energy
hydraulic
bypass circuit
center bypass
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JP2001239311A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Kasuya
博嗣 糟谷
Masami Ochiai
正巳 落合
Toru Kurenuma
榑沼  透
Seiji Yamashita
誠二 山下
Shuji Ohira
修司 大平
Eiji Egawa
栄治 江川
Shiyouhei Riyuu
小平 劉
Junji Tsumura
淳二 津村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】すべての方向切換弁が中立の位置にあるとき、
油圧ポンプから吐出された全部の圧油のエネルギーを回
収し有効利用することができるようにする。 【解決手段】複数の方向切換弁3b,4bの下流に位置す
る前記センターバイパス回路11に、センターバイパス
回路11を通ってタンク12に流出する圧油のエネルギ
ーを電気エネルギーに変換をする装置6、7を配置し
た。 【効果】すべての油圧アクチュエータの操作レバーが操
作されず、すべての方向切換弁が中立の位置にあると
き、センターバイパス回路11を通ってタンク12に流
出する全圧油のエネルギーを電気エネルギーとして回収
し、この電気エネルギーを種々のエネルギーとして回生
し利用することができ油圧ポンプで発生した圧油のエネ
ルギーの消費効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルやホ
イールローダ等の建設機械および作業車両等の油圧シス
テムにおいて、油圧ポンプによって発生したエネルギー
を回収する圧油のエネルギー回収装置および圧油エネル
ギー回収装置を備えた建設機械に関する。(特にセンタ
ーバイパス通路を有する方向切換弁を備えた油圧システ
ムに関する。)
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術は、例えば特開平20
00ー136806号公報に開示されている。この従来
技術は油圧ポンプからの圧油によって駆動される油圧ア
クチュエータから流出された戻りの圧油によって油圧ポ
ンプモータが駆動され、この油圧ポンプモータによって
電動モータが駆動されて電気エネルギーを発生しバッテ
リに蓄積される。圧油エネルギーの再生時には前記バッ
テリに蓄積された電気エネルギーによって前記電動モー
タを介して前記油圧ポンプモータが駆動され、この油圧
ポンプモータからの圧油を前記油圧ポンプの圧油に合流
して油圧アクチュエータを駆動する際のエネルギーが補
助される。したがって、通常は油圧クチュエターの戻り
回路からタンクに捨てられる油圧ポンプの圧油エネルギ
ーを回収し再生して活用することができ、エネルギーの
有効活用が図れる。
【0003】また別の従来技術として特開平11ー10
7311号公報には、建設機械の油圧アクチュエータに
供給される圧油の流量及び方向を制御する方向切換弁の
戻り油排出ポートよりオイルクーラを経てタンクに通じ
る戻り回路において、方向切換弁よりオイルクーラの入
り口側ポートに通じる管賂と作動油タンクとの間にバイ
パスリターン管賂が設けられ、戻り油がオイルクーラの
入り口側で所定圧以上になった時に、前記方向切換弁か
ら流出される戻り油によって駆動される発電機が前記バ
イパスリターン管賂に設けられ、この発電機により発電
する電流をバッテリに蓄積する建設機械の発電装置が開
示され、これによって、方向切換弁からの戻り油のエネ
ルギーの一部を回収し、油圧ポンプの動力源としてまた
は建設機械の消費電力の一部として再利用できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧ショベ
ル等の建設機械、作業車両等では、油圧ポンプと、前記
油圧ポンプにより駆動される複数の油圧アクチュエータ
と、複数の油圧アクチュエータの作動方向および作動速
度をそれぞれ制御する複数の方向切換弁と、この複数の
方向切換弁を通ってタンクに連通するセンターバイパス
回路とを備えた油圧システムが用いられるが、油圧アク
チュエータが駆動されず、複数の方向切換弁がすべて中
立の位置にあるときには、油圧ポンプから吐出される圧
油の全部がセンターバイパス通路を介しタンクに戻され
る。しかし、このような場合には、油ポンプで発生した
全圧油のエネルギーが利用されずに無駄に捨てられるこ
とになり、油圧システム全体のエネルギー消費効率を著
しく低下させることになる。
【0005】上記特開平11ー107311号公報の従
来技術は油圧アクチュエータの戻り回路からタンクに捨
てられる油圧ポンプの圧油エネルギーを回収し再生して
活用することができるものの、複数の方向切換弁のすべ
てが中立の位置にあるとき、油圧ポンプから吐出されセ
ンターバイパス通路を介しタンクに捨てられる圧油のエ
ネルギーを利用することができない。
【0006】また、特開平11ー107311号公報の
従来技術は方向切換弁の戻り油排出ポートよりオイルク
ーラを経て排出される圧油のエネルギーの一部を回収し
再利用しているが、上記油圧ポンプから吐出されセンタ
ーバイパス通路を介しタンクに戻される圧油のエネルギ
ーを利用することができない。
【0007】本発明は上記した各従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、複数の方向切
換弁のすべてが中立の位置にあるとき、油圧ポンプから
吐出されセンターバイパス回路を介しタンクに捨てられ
る全圧油のエネルギーを回収し、有効利用することがで
きる圧油のエネルギー回収装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、複数の方向
切換弁のすべてが中立の位置にあるとき、油圧ポンプか
ら吐出されセンターバイパス回路を介しタンクに捨てら
れる全圧油のエネルギーを電気エネルギーとして回収す
るとともにこの電気エネルギーを回生し、建設機械の駆
動油圧源である油圧ポンプの駆動用エネルギーとして利
用することができる圧油のエネルギー回収装置を備えた
建設機械を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の目的を
達成するために、請求項1に係わる発明は、油圧ポンプ
と、前記油圧ポンプにより駆動される複数の油圧アクチ
ュエータと、前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチ
ュエータに供給される圧油の流量及び方向を制御する複
数の方向切換弁と、この複数の方向切換弁を通ってタン
クに連通するセンターバイパス回路とを有する油圧装置
の、前記油圧ポンプによって発生した圧油のエネルギー
を回収する圧油のエネルギー回収装置であって、前記複
数の方向切換弁の下流に位置する前記センターバイパス
回路に、センターバイパス回路を通ってタンクに流出す
る圧油のエネルギーを電気エネルギーに変換をする装置
を配置したものである。このように構成した請求項1に
係わる発明では、複数の方向切換弁がすべて中立の位置
にあるとき、油圧ポンプから吐出され、センターバイパ
ス回路を通ってタンクに流出するる全圧油のエネルギー
が電気エネルギーとして回収される。
【0010】(2)請求項2に係わる発明は、請求項1
の圧油のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置
を、センターバイパス回路を通過する圧油によって駆動
される油圧モータと、この油圧モータの回転軸に連結さ
れた発電機としたものである。このように構成した請求
項2に係わる発明では、圧油のエネルギーを電気エネル
ギーに変換することができる。
【0011】(3)請求項3に係わる発明は、請求項1
の圧油のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置
を、油圧ポンプから吐出された圧油によって駆動される
発電機としたものである。このように構成した請求項3
に係わる発明では、前記センターバイパス回路に発電機
を設けるだけで圧油のエネルギーを電気エネルギーに変
換することができる。
【0012】(4)請求項4に係わる発明は請求項1〜
3において変換された電気エネルギーをバッテリに蓄え
るようにしたものである。請求項4に係わる発明では、
回収された電気エネルギーを蓄積し、種々のエネルギー
として回生し利用することができる。
【0013】(5)請求項5に係わる発明は請求項1〜
4において、前記センターバイパス回路の前記方向切換
弁の下流に、センターバイパス回路を通ってタンクに流
出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネルギーに変
換をする装置に供給する第1の位置と、この装置をバイ
パスする第2の位置とに切り換える切換弁を設けたもの
である。このように構成した請求項5に係わる発明によ
れば、センターバイパス回路を通ってタンクに流出する
圧油のエネルギーを回収する場合と、回収せずにタンク
に排出する場合とを切り換えて選択することができる。
【0014】(6)請求項6に係わる発明は請求項5に
おいて、前記切換弁の切り換えは、複数の油圧アクチュ
エータのうち、少なくとも1つの油圧アクチュエータの
操作が行われたときに、前記第2の位置へ切り換えるよ
うにしたものである。請求項6に係わる発明によれば、
少なくとも1つの方向切換弁が切り換えられて油圧アク
チュエータを駆動する操作が行われたとき、センターバ
イパス回路に不要な抵抗圧力が発生し、油圧アクチュエ
ータの操作感覚を損ねることがなく、かつ、すべての方
向切換弁が中立の位置にあるときには、油圧ポンプから
吐出される全圧油のエネルギーを電気エネルギーとして
回収できる。
【0015】(7)上記本発明の第2の目的を達成する
ため、請求項7に係わる発明は、原動機によって駆動さ
れる発電機と、この発電機により発生した電気エネルギ
ーを蓄えるバッテリと、このバッテリの電気エネルギー
によって駆動される電動モータと、この電動モータによ
って駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される複数の油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプ
から前記複数の油圧アクチュエータに供給される圧油の
流量及び方向を制御する複数の方向切換弁と、この複数
の方向切換弁を通ってタンクに連通するセンターバイパ
ス回路とを有し、前記油圧ポンプによって発生した圧油
のエネルギーを回収する圧油のエネルギー回収装置を備
えた建設機械にであって、前記複数の方向切換弁の下流
に位置する前記センターバイパス回路に、前記センター
バイパス回路を通って前記タンクに流出する圧油のエネ
ルギーを電気エネルギーに変換をする装置を配置し、変
換された電気エネルギーを前記バッテリに蓄えるように
したものである。このように構成した請求項7に係わる
発明では、原動機で発電機を駆動し、この発電機により
発生した電気エネルギーをバッテリに蓄え、このバッテ
リの電気エネルギーによって電動モータを駆動し、この
電動モータによって建設機械の油圧駆動源である油圧ポ
ンプを駆動するようにしたハイブリッド式建設機械にお
いて、複数の方向切換弁がすべて中立の位置にあると
き、油圧ポンプから吐出される全圧油のエネルギーを電
気エネルギーとして回収し、前記油圧源である油圧ポン
プの駆動用エネルギーとして回生して利用することがで
きる。
【0016】(8)上記本発明の第2の目的を達成する
ため、請求項9に係わる発明は、原動機によって駆動さ
れる油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される複
数の油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記複
数の油圧アクチュエータに供給される圧油の流量及び方
向を制御する複数の方向切換弁と、この複数の方向切換
弁を通ってタンクに連通するセンターバイパス回路とを
有し、前記油圧ポンプによって発生した圧油のエネルギ
ーを回収する圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機
械において、前記複数の方向切換弁の下流に位置する前
記センターバイパス回路に、前記センターバイパス回路
を通って前記タンクに流出する圧油のエネルギーを電気
エネルギーに変換をする装置を配置し、変換された電気
エネルギーをバッテリに蓄積するとともにこのバッテリ
の電気エネルギーによって電動モータを駆動し、この電
動モータによって原動機が前記油圧ポンプを駆動する際
のエネルギーを補助するように構成したものである。こ
のように構成した請求項9に係わる発明では、建設機械
の駆動油圧源である油圧ポンプが原動機によって駆動さ
れる建設機械において、複数の方向切換弁がすべて中立
の位置にあるとき、油圧ポンプから吐出される圧油の全
部のエネルギーを電気エネルギーとしてバッテリに回収
し、このバッテリの電気エネルギーによって電動モータ
を駆動し、この電動モータによって原動機が前記油圧ポ
ンプを駆動する際のエネルギーの補助として利用するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。まず、本発明の第1の実施形態によ
る圧油のエネルギー回収装置を図1により説明する。図
1は建設機械や作業車両に用いられる油圧システムの一
例を示すもので、可変容量型の油圧ポンプ1と固定容量
型の油圧ポンプ2は、図示しないエンジン等の動力源に
よって駆動される。油圧ポンプ1と油圧シリンダ3a,
4aとの間には、吐出回路10を介してセンターバイパ
ス回路11を有する方向切換弁3b,4bが配置され、
その切り換え位置によって油圧ポンプ1から油圧シリン
ダ3a,4aに供給される圧油の流量と流れ方向が制御
される。センターバイパス回路11は方向切換弁3b,
4bを通ってタンク12に接続されている。
【0018】方向切換弁3b,4bはそれぞれ各油圧シ
リンダ3a,4aの操作レバー30,40の操作位置に
応じてパイロット回路30aまたは30bおよびパイロ
ット回路40aまたは40bに発生するパイロット圧に
よって切り換え操作される。操作レバー30,40には
吐出回路20を介して油圧ポンプ2から吐出された圧油
が供給されている。
【0019】複数の方向切換弁3b,4bの下流に位置
するセンターバイパス回路11には、油圧モータ6が設
けられており、この油圧モータ6の出力軸6aには発電
機7が連結されている。前記発電機7は交流を直流に電
力変換する装置、例えばコンバータ、8を介してバッテ
リ9に接続されている。
【0020】次に、本実施形態に係わる圧油のエネルギ
ー回収装置の作用について説明する。オペレータにより
操作レバー30が操作され、パイロット回路30aまた
は30bにパイロット圧が発生すると、そのパイロット
圧に応じて、方向切換弁3bが切り換えられ、油圧ポン
プ1からアクチュエータ3aに供給される圧油の流量と
流れ方向が制御されて油圧シリンダ3aが作動する。同
様に、オペレータにより操作レバー40が操作され、パ
イロット回路40aまたは40bにパイロット圧が発生
すると、そのパイロット圧に応じて、方向切換弁4bが
切り換えられ、油圧ポンプ1から油圧シリンダ4aに供
給される圧油の流量と流れ方向が制御されて油圧シリン
ダ4aが作動する。
【0021】操作レバー30,40が操作されず、した
がって方向切換弁3b,4bは切り換えられず図示の中
立の位置にあるとき、油圧ポンプ1から吐出された圧油
の全部が吐出通路10を介し、方向切換弁3a,3bの
センターバイパス通路11を通り油圧モータ6を駆動し
てタンクに戻される。発電機7は油圧モータ6により駆
動されて電気エネルギーを発生し、この電気エネルギー
はコンバータ8を介してバッテリ9に蓄積される。
【0022】バッテリ9に蓄積された電気エネルギー
は、例えば、建設機械や作業車両の夜間照明用のライ
ト、運転室内の照明、機器、メータ類、空調設備、ラジ
オ、冷蔵庫等(図示せず)の電気エネルギー源として回
生利用するほか、以下、他の実施の形態で説明する油シ
ステムの油圧駆動源である油圧ポンプを駆動するエネル
ギー源として回生利用する。
【0023】本実施形態によれば、すべての油圧シリン
ダ3a、4aの操作レバー30、40が操作されず、す
べての方向切換弁が中立の位置にあるとき、油圧ポンプ
1から吐出された全部の圧油のエネルギーを回収し電気
エネルギーとして蓄積することができる。また電気エネ
ルギーとして回収した圧油のエネルギーを回生し利用す
ることができるので油圧ポンプで発生した圧油のエネル
ギーの消費効率が向上する。
【0024】また本実施形態において、バッテリ9を建
設機械や作業車両の電源用バッテリとすれば、圧油のエ
ネルギー回収装置として新たにバッテリを設ける必要は
ない。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態による圧油
のエネルギー回収装置を第2図を参照して説明する。第
2図において第1図の実施形態で説明した部分と同一の
部分には同一の符号を付している。
【0026】複数の方向切換弁3b,4bの下流に位置す
るセンターバイパス回路11に、センターバイパス回路
11を通過する圧油によって駆動される発電機70が配
設されている。発電器70はセンターバイパス回路11
を通過する圧油によって複数のロータ70aが回転さ
れ、これに伴って回転する回転子70bと固定子70c
とによって誘起電流が発生するように構成されている。
バッテリ8は発電機70の固定子70cに接続されてお
り、発電機70で発生した電気エネルギーが蓄えられ
る。
【0027】第2の実施形態によれば、複数の方向切換
弁3b,4bの下流に位置するセンターバイパス回路11
に発電機70を設けるだけで圧油のエネルギーを電気エ
ネルギーに変換することができる。
【0028】本発明の第3の実施形態による圧油のエネ
ルギー回収装置を第3図を参照して説明する。第3図に
おいて第1図の実施形態で説明した部分と同一の部分に
は同一の符号を付している。
【0029】本発明の第3の実施形態による圧油のエネ
ルギー回収装置を第3図を参照して説明する。第3図に
おいて第1図の実施形態で説明した部分と同一の部分に
は同一の符号を付している。
【0030】方向切換弁3b,4bと油圧モータ6の間
のセンターバイパス回路11から分岐してタンク回路1
3設けられ、タンク回路13とタンク12との間には2
ポート2位置の切換弁14が設けられている。切換弁1
4は、タンク回路13とタンク12とを遮断して、セン
ターバイパス回路11を通ってタンク12に流出する圧
油を油圧モータ6に供給する14a位置と、タンク回路
13とタンク12とを連通して、センターバイパス回路
11を通ってタンク12に流出する圧油をタンク12に
直接流出する14b位置を有している。また、切換弁1
4は常時は14a位置にあり、切り換え用パイロットポ
ート14cに操作レバー30,40からパイロット圧が
作用したときに14b位置に切り換えられる。
【0031】操作レバー30のパイロット回路30aと
30bとの間には両パイロット回路圧力のうちの高圧を
選択するシャトル弁30cが設けられ、操作レバー40
のパイロット回路40aと40bとの間には両パイロッ
ト回路圧力のうちの高圧を選択するシャトル弁40cが
設けられている。シャトル弁30cはパイロット回路3
0dを介してシャトル弁50に接続され、シャトル弁4
0cはパイロット回路40dを介してシャトル弁50に
接続されており、シャトル弁50は両パイロット回路圧
力のうち高圧を選択する役割を果たす。シャトル弁50
はパイロット回路51を介して前記切換弁14のパイロ
ットポート14cに接続されている。
【0032】次に、本実施形態に係わる油圧のエネルギ
ー回収装置を備えた建設機械の作用について説明する。
操作レバー30および40が操作されず、各操作レバー
のパイロット回路30a,30bおよび40a,30b
にパイロット圧が発生しないとき、切換弁14はタンク
回路13とタンク12とを遮断する14a位置に有り、
油圧ポンプ1から吐出された全ての圧油は吐出回路10
から方向切換弁3a,3bのセンターバイパス通路11
を通り油圧モータ6を駆動してタンクに戻される。発電
機7は油圧モータ6により駆動されて電気エネルギーを
発生し、この電気エネルギーはコンバータ8を介してバ
ッテリ9に蓄積される。
【0033】操作レバー30を操作すると、操作量に応
じた圧力がパイロット回路30aまたは30bに発生
し、このパイロット圧がシャトル弁30c、パイロット
回路30d、シャトル弁50、パイロット回路51を経
て切換弁14のパイロットポート14cに作用し、切換
弁14はタンク回路13とタンク12を連通する14b
位置に切り換えられる。
【0034】一方、パイロット回路30aまたは30b
に発生したパイロット圧力に応じて方向切換弁3bが切
り換えられ、油圧ポンプ1からアクチュエータ3aに供
給される圧油の流量と流れ方向が制御されて油圧シリン
ダ3aが作動する。このとき、油圧ポンプ1から吐出さ
れた全圧油のうち、アクチュエータ3aの駆動に使用さ
れていない余剰油は、センターバイパス通路11、タン
ク回路13、切換弁14の14b位置を通ってタンク1
2に直接流出される。
【0035】したがって、操作レバー30を操作して油
圧シリンダ3aを駆動したとき、センターバイパス回路
11の圧力はタンク圧となり、センターバイパス回路1
1に不要な抵抗圧力が発生しないので、前記本発明の第
1の実施形態と比較して油圧シリンダ3aの駆動操作感
が良好となる。
【0036】操作レバー40を操作した場合も上記と同
様に、操作量に応じた圧力がパイロット回路40aまた
は40bに発生し、このパイロット圧がシャトル弁40
c、パイロット回路40d、シャトル弁50、パイロッ
ト回路51を経て切換弁14のパイロットポート14c
に作用し、タンク回路13とタンク12を連通する14
b位置に切り換えられ、方向切換弁4bは発生したパイ
ロット圧力に応じて切り換えられ、圧油の流量と流れ方
向が制御されて油圧シリンダ4aが作動する。油圧ポン
プ1から吐出された全圧油のうち、油圧シリンダ4aの
駆動に使用されていない余剰油は、センターバイパス通
路11、タンク回路13、切換弁14の14b位置を通
ってタンク12に直接流出される。
【0037】同様に、操作レバー30,40を同時に操
作した場合には、操作レバー30,40のパイロット回
路30aまたは30b,40aまたは40bで発生したパ
イロット圧の高圧側がシャトル弁50で選択されてパイ
ロット回路51を経て切換弁14のパイロットポート1
4cに作用し、切換弁14は14b位置に切り換えら
れ、方向切換弁3b,4bは操作レバー30と,40の
パイロット回路で発生したパイロット圧に応じて切り換
えられて油圧シリンダ3a,4aが作動する。油圧ポン
プ1から吐出された全圧油のうち、油圧シリンダ3a,
4aの駆動に使用されていない余剰油は、センターバイ
パス通路11、タンク回路13、切換弁14の14b位
置を通ってタンク12に直接流出される。
【0038】本実施形態によれば、少なくとも油圧シリ
ンダ3aおよび油圧シリンダ4aのうちの少なくとも1
つを駆動する操作が行われたとき、センターバイパス回
路11に不要な抵抗圧力が発生し、油圧シリンダ3a、
4aの操作感覚を損ねることがなく、かつ、すべての方
向切換弁が中立の位置にあるときには、油圧ポンプ1か
ら吐出される全圧油のエネルギーを電気エネルギーとし
て回収できる。
【0039】次に、本発明の第4の実施形態による圧油
のエネルギー回収装置を第4図を参照して説明する。第
4図において第1図の実施形態で説明した部分と同一の
部分には同一の符号を付している。
【0040】本実施形態は、第3の実施形態に対して、
切換弁14を電磁式の切換弁14′としたもので、操作
レバー30,40には操作レバー30,40が操作され
たときにONするスイッチ30e,40eが設置されて
いる。スイッチ30e,40eは信号線30f,40f
を介してコントローラ15に接続されている。切換弁1
4′は、切換弁14と同様に、タンク回路13とタンク
12とを遮断して、センターバイパス回路11を通って
タンク12に流出する圧油を油圧モータ6に供給する1
4a′位置と、タンク回路13とタンク12とを連通し
て、センターバイパス回路11を通ってタンク12に流
出する圧油をタンク12に直接流出する14b′位置を
有し、常時は14a′位置にあり、コントローラ15か
らの切り換え信号が電磁切り換えポート部14c′に作
用したときに14b′位置に切り換えられる。コントロ
ーラ15は信号線16を介して切換弁14′の電磁切り
換えポート部14c′に接続されている。
【0041】操作レバー30,40の一方または双方が
操作されるとスイッチ30e,40eの一方または双方
がONし、操作レバー30または40が操作されたこと
が信号線30fまたは40fを介してコントローラ15
に入力される。コントローラ15は信号線16を介して
電磁切り換えポート部14cに′切り換え信号を発信し
切換弁14′は14b′位置に切り換えられる。
【0042】本実施形態のその他の作用は上記第3の実
施形態と全く同様であり、本実施形態によれば第3の実
施形態と全く同様の効果を奏することができる。
【0043】上記の実施形態では操作レバー30,40
を油圧ポンプ2から圧油を供給され、操作量に応じてパ
イロット圧を発生する油圧パイロット式操作レバーとし
たが、本発明は操作レバー30,40を操作量に応じた
電気信号(電圧)を発生する電気レバーとし、この電気
信号を油圧に変換する装置(図示せず)を介して方向切
換弁3b,4bを切り換えるようにしてもよい。また方
向切換弁3b,4bを電気レバーので電気信号に応じて
切り換えられる比例電磁式制御弁としてもよい。このよ
うにした場合でも第3の実施形態と全く同様の作用効果
を奏することができる。
【0044】さらに、本発明の第5の実施形態に係わる
圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機械を第5図〜
第7図を参照して説明する。第5図は圧油のエネルギー
回収装置を備えたホイールローダの全体側面図、第6図
はホイールローダのエネルギー回収装置の構成を示す回
路図で、ホイールローダは運転席24が搭載された後側
車体21と作業装置25の装着された前側車体22とを
有し、後側車体21と前側車体22は連結装置23介し
て左右方向に屈曲可能に連結されている。
【0045】また、後側車体21と前側車体22は駆動
輪28上にマウントされており、駆動輪28は後側車体
21に搭載された可変容量型の油圧ポンプ31によって
駆動される油圧モータ(図示せず)に変速装置29を介
して接続されている。作業装置25は、前側車体22に
回動に取り付けられたリフトアーム26と、リフトアー
ム26の先端に回動可能に取り付けられたバケット27
とを有している。リフトアーム26はリフトアームシリ
ンダ26aの伸縮によって回動し、これによりバケット
27が昇降する。バケット27はバケットシリンダ27
aの伸縮によりベルクランク29を介して回動し、これ
によってバケット27の向きが上下に変化して土砂のす
くい込みおよび排出を行う。リフトアームシリンダ26
aおよびバケットシリンダ27aは可変容量型の油圧ポン
プ32の圧油吐出回路10′とそれぞれの方向切換弁2
6bおよび27bを介して接続されている。
【0046】油圧ポンプ32とリフトアームシリンダ2
6aおよびバケットシリンダ27aとの間には、吐出回路
10′を介してセンターバイパス回路11′を有する方
向切換弁26b,27bが配置され、その切り換え位置
によって油圧ポンプ32からリフトアームシリンダ26
aおよびバケットシリンダ27aに供給される圧油の流量
と流れ方向が制御される。センターバイパス回路11′
は方向切換弁26b,27bを通ってタンク12′に接
続されている。
【0047】後側車体21に搭載されたデーゼルエンジ
ン等の原動機60によって発電機61が駆動され、この
発電機61は交流を直流に電力変換する装置、例えばコ
ンバータ62を介してバッテリ9′に接続されている。
油圧ポンプ31,32,2′は電動モータ63によって
駆動され、電動モータ63はバッテリ9′と直流を交流
に電力変換する装置、例えばインバータ64を介して接
続されている。
【0048】方向切換弁26b,27bはリフトアーム
シリンダ26a,バケットシリンダ27aの操作レバー3
0′,40′の操作位置に応じてパイロット回路30
a′または30b′,パイロット回路40a′または4
0b′に発生するパイロット圧によって切り換え操作さ
れる。操作レバー30′,40′には吐出回路20′を
介して油圧ポンプ2′から吐出された圧油が供給されて
いる。
【0049】センターバイパス回路11′とタンク1
2′との間には、油圧モータ6′が設けられており、こ
の油圧モータ6′の出力軸6a′には発電機7′が連結
されている。前記発電機7′は交流を直流に電力変換す
る装置、例えばコンバータ8を介してバッテリ9′に接
続されている。
【0050】37は走行用のステアリング、38はバケ
ットシリンダ26aおよびリフトアームシリンダ26a用
の操作レバー群、39は前後進切換レバーである。
【0051】次に、本実施形態に係わる油圧のエネルギ
ー回収装置を備えた建設機械の作用について説明する。
【0052】原動機60は発電機61を駆動し、発電機
61によって発生した電気エネルギーはコンバータ62
を介してバッテリ9′に蓄積され、バッテリ9′はイン
バータ64を介して電動モータ14に電気エネルギーを
供給してこれを駆動する。油圧ポンプ31,32,2′
は電動モータ63によって駆動されている。
【0053】オペレータにより操作レバー30′,4
0′が操作され、パイロット回路30a′または30
b′,パイロット回路40a′または40b′にパイロ
ット圧が発生すると、そのパイロット圧に応じて、方向
切換弁26b,27bが切り換えられ、油圧ポンプ32
からリフトアームシリンダ26a,バケットシリンダ2
7a供給される圧油の流量と流れ方向が制御されてリフ
トアームシリンダ26a,バケットシリンダ27aが作動
する。
【0054】操作レバー30′,40′が操作されず、
したがって方向切換弁26b,27bは切り換えられず
図示の中立の位置にあるとき、油圧ポンプ32から吐出
された圧油の全部が吐出回路10′を介し、方向切換弁
26a,27bのセンターバイパス通路11′を通り油
圧モータ6′を駆動してタンクに戻される。発電機7′
は油圧モータ6′により駆動されて電気エネルギーを発
生し、この電気エネルギーはコンバータ8′を介してバ
ッテリ9′に蓄積される。このエネルギーはインバータ
64、電動モータ63を介して油圧ポンプ31,32、
2′を駆動し回生される。
【0055】また、第7図は本実施形態が適用される油
圧ショベルの全体側面図を示すもので、油圧ショベル
は、下部走行体70および上部旋回体90と、作業機と
してのフロント80を有し、フロント80は上部旋回体
90の前部に回動可能に支持されたブーム81、ブーム
81の先端部に回動可能に支持されたアーム82、アー
ムの先端部に回動可能に支持されたバケット83より構
成されている。ブーム81、アーム82、バケット83
はそれぞれブームシリンダ81a、アームシリンダ82
a、バケットシリンダ83aの伸縮によって上下に回動さ
れる。
【0056】上記の油圧ショベルに原動機60によって
駆動される発電機61を搭載して、第6図のエネルギー
回収装置の構成を適用する。
【0057】この場合第6図において、可変容量型の油
圧ポンプ32の吐出油がアーム用方向切換弁26bおよ
びバケット用方向切換弁27bを介してアームシリンダ
82aおよびバケットシリンダ83aに供給され、アーム
82およびバケット83を回動するものとする。なお、
第6図においてブームシリンダ81a、ブームシリンダ
81a用方向切換弁およびブームシリンダ81a用操作レ
バー、ブームシリンダ81a用操作レバーのパイロット
回路は省略されている。また、可変容量型の油圧ポンプ
31は図示しない旋回用アクチュエータや走行用アクチ
ュエータ等の油圧駆動源である。
【0058】ブームシリンダ81a用操作レバー(図示
せず),アームシリンダ82a用操作レバー40′,バ
ケットシリンダ83a用操作レバー30′が操作され、
各操作レバーのパイロット回路にパイロット圧が発生す
るとそのパイロット圧に応じて、ブームシリンダ81a
用方向切換弁(図示せず),アームシリンダ82a用方
向切換弁82b,バケットシリンダ83a用方向切換弁
83bが切り換えられ、油圧ポンプ32からブームシリ
ンダ81a,アームシリンダ82a,バケットシリンダ8
3aに供給される圧油の流量と流れ方向が制御されてブ
ームシリンダ81a,アームシリンダ82a,バケットシ
リンダ27aが作動する。
【0059】ブームシリンダ81a用操作レバー,アー
ムシリンダ82a用操作レバー40′,バケットシリン
ダ83a用操作レバー30′が操作されず、したがって
ブームシリンダ81a用方向切換弁,アームシリンダ8
2a用方向切換弁82b,バケットシリンダ83a用方向
切換弁83bは切り換えられず中立の位置にあるとき、
油圧ポンプ32から吐出された圧油の全部が吐出回路1
0′を介し、ブームシリンダ81a用方向切換弁,アー
ムシリンダ82a用方向切換弁82b,バケットシリン
ダ83a用方向切換弁83bのセンターバイパス通路1
1′を通り油圧モータ6′を駆動してタンクに戻され
る。発電機7′は油圧モータ6′により駆動されて電気
エネルギーを発生し、この電気エネルギーはコンバータ
8′を介してバッテリ9′に蓄積される。このエネルギ
ーはインバータ64、電動モータ63を介して油圧ポン
プ31,32、2′を駆動し回生される。
【0060】このように構成した第5の実施形態によれ
ば、原動機60で発電機61を駆動し、この発電機61
により発生した電気エネルギーをバッテリ9′に蓄え、
このバッテリ9′の電気エネルギーによって電動モータ
63を駆動し、この電動モータ63によってホイールロ
ーダや油圧ショベル等の建設機械の駆動油圧源である油
圧ポンプ31,32,2′を駆動するようにしたハイブ
リッド式建設機械において、すべての方向切換弁が中立
の位置にあるとき、油圧ポンプ32から吐出された全部
の圧油のエネルギーをバッテリ9′に電気エネルギーと
して回収し、前記駆動油圧源である油圧ポンプ31,3
2,2′の駆動用エネルギーとして回生することができ
る。
【0061】上記第5の実施形態において、第3、第4
の実施形態(第3図、第4図)に記載したように、セン
ターバイパス回路11′の複数の方向切換弁の下流に、
センターバイパス回路11′を通ってタンク12′に流
出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネルギーに変
換をする装置に供給する位置と、タンクに直接流出する
位置とに切り換える切換弁(14,14′)を設け、こ
の切換弁を、少なくとも1つの油圧アクチュエータの操
作が行われたときに、前記センターバイパス回路11′
の圧油をタンク12′に直接流出する位置に切り換える
ように構成することができる。このように構成すれば、
前記第5の実施形態の奏する効果に加えて、油圧シリン
ダ26a(82a),27a(83b)の駆動操作感が
良好となる。
【0062】本発明の第6の実施形態に係わる圧油のエ
ネルギー回収装置を備えた建設機械を第8を参照して説
明する。第8図はホイールローダまたは油圧ショベルの
エネルギー回収装置の構成を示す回路図で、第8図にお
いて第6図の実施形態で説明した部分と同一の部分には
同一の符号を付している。
【0063】図8において、ホイールローダや油圧ショ
ベルの油圧回路の駆動油圧源である油圧ポンプ31、3
2および2′はギヤ60a′を介して原動機60′によ
り駆動され、電動モータ63′は直流を交流に電力変換
する装置、例えばインバータ64′介してバッテリ9′
に接続されている。電動モータ63′はギヤ63a′を
介してギヤ60a′に連結されている。
【0064】操作レバー30′,40′が操作されず、
したがって方向切換弁26b(82b),27b(83
b)は切り換えられず図示の中立の位置にあるとき、油
圧ポンプ32から吐出された圧油の全部が吐出回路1
0′を介し、方向切換弁26b(82b),27b(8
3b)のセンターバイパス通路11′を通り油圧モータ
6′を駆動してタンク12′に戻される。
【0065】発電機7′は油圧モータ6′により駆動さ
れて電気エネルギーを発生し、この電気エネルギーはコ
ンバータ8′を介してバッテリ9′に蓄積される。この
エネルギーはインバータ64′を介して電動モータ6
3′を駆動する。電動モータ63′はギヤ63a′およ
びギヤ60a′を介して油圧ポンプ31′,32′,
2′を駆動し、原動機60′が前記油圧ポンプ31,3
2,2′を駆動する際のエネルギーの補助を行う。
【0066】このように構成した第6の実施形態によれ
ば、建設機械の駆動油圧源である油圧ポンプ31,3
2、2′が原動機60′によって駆動される建設機械に
おいて、すべての方向切換弁が中立の位置にあるとき、
油圧ポンプ32から吐出された全部の圧油のエネルギー
をバッテリ9′に電気エネルギーとして回収し、このバ
ッテリの電気エネルギーによって電動モータ63′を駆
動し、この電動モータ63′によって原動機60′が前
記油圧ポンプ31,32、2′を駆動する際のエネルギ
ーの補助として回生し利用することができる。
【0067】上記第6の実施形態において、第3、第4
の実施形態(第3図、第4図)に記載したように、セン
ターバイパス回路11′の複数の方向切換弁の下流に、
センターバイパス回路11′を通ってタンク12′に流
出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネルギーに変
換をする装置に供給する位置と、タンクに直接流出する
位置とに切り換える切換弁(14,14′)を設け、こ
の切換弁を、少なくとも1つの油圧アクチュエータの操
作が行われたときに、前記センターバイパス回路11′
の圧油をタンク12′に直接流出する位置に切り換える
ように構成することができる。このように構成すれば、
前記第6の実施形態の奏する効果に加えて、油圧シリン
ダ26a(82a),27a(83b)の駆動操作感が
良好となる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、建設機械や作業車両に
用いられる油圧システムにおいて、すべての油圧アクチ
ュエータの操作レバーが操作されず、すべての方向切換
弁が中立の位置にあるとき、油圧ポンプから吐出された
全部の圧油のエネルギーを回収し電気エネルギーとして
蓄積することができる。また電気エネルギーとして回収
した圧油のエネルギーを回生し利用することができるの
で油圧ポンプで発生した圧油のエネルギーの消費効率が
向上する。
【0069】また、複数の油圧アクチュエータのうちの
少なくとも1つを駆動する操作が行われたとき、センタ
ーバイパス回路11に不要な抵抗圧力が発生し、油圧シ
リンダの操作感覚を損ねることがなく、かつ、すべての
方向切換弁が中立の位置にあるときには、油圧ポンプか
ら吐出される全圧油のエネルギーを電気エネルギーとし
て回収できる。
【0070】さらに、原動機で発電機を駆動し、この発
電機により発生した電気エネルギーをバッテリに蓄え、
このバッテリの電気エネルギーによって電動モータを駆
動し、この電動モータによってホイールローダや油圧シ
ョベル等の建設機械の駆動油圧源である油圧ポンプを駆
動するようにしたハイブリッド式建設機械において、す
べての方向切換弁が中立の位置にあるとき、油圧ポンプ
から吐出された全部の圧油のエネルギーを回収し電気エ
ネルギーとして回収し、駆動油圧源である油圧ポンプの
駆動用エネルギーとして回生するようにしたので、エネ
ルギー消費効率の優れたハイブリッド式建設機械を提供
することができる。
【0071】建設機械の駆動油圧源である油圧ポンプが
原動機によって駆動される建設機械において、すべての
方向切換弁が中立の位置にあるとき、油圧ポンプから吐
出された全部の圧油のエネルギーをすべての方向切換弁
が中立の位置にあるとき、油圧ポンプから吐出された全
部の圧油のエネルギーをバッテリに電気エネルギーとし
て回収し、このバッテリの電気エネルギーによって電動
モータを駆動し、この電動モータによって原動機が前記
油圧ポンプを駆動する際のエネルギーの補助として回生
利用するようにしたのでエネルギー消費効率の優れた建
設機械を提供することができる。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第4の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第5の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置を備えたホイールローダの全体側面図であ
る。
【図6】本発明の第5の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置を備えた建設機械の構成を示す回路図であ
る。
【図7】本発明の第5の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置を備えた油圧ショベルの全体側面図である。
【図8】本発明の第6の実施形態による圧油のエネルギ
ー回収装置を備えた建設機械の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,31,31′32,32′ 油圧ポンプ 2a,3a,26a,27a,82a,83a 油圧アクチュ
エータ 3b,4b,26b,27b,82b,83b 方向切換弁 4、12、12′ タンク 6,6′ 油圧モータ 7,7′,61 発電機 9,9′ バッテリ 10,10′ 吐出回路 11,11′センターバイパス回路 13,13′ タンク回路 14,14′ 切換弁 15 コントロ−ラ 30,30′40,40′ 操作レバー 30a,30a′,30b,30b′,40a,40
b′ パイロット回路 30c,40c,50 シャトル弁 30e,40e スイッチ 63,63′ 電動モータ
フロントページの続き (72)発明者 榑沼 透 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 山下 誠二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 大平 修司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 江川 栄治 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 劉 小平 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 津村 淳二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB05 BA05 BB03 CA02 CA10 DA02 DA04 3H089 AA61 AA71 BB04 CC01 CC11 DA06 DA13 DB47 DB49 EE12 EE22 GG02 JJ01 JJ02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプと、前記油圧ポンプにより駆動
    される複数の油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプか
    ら前記複数の油圧アクチュエータに供給される圧油の流
    量及び方向を制御する複数の方向切換弁と、この複数の
    方向切換弁を通ってタンクに連通するセンターバイパス
    回路とを有する油圧装置の、前記油圧ポンプによって発
    生した圧油のエネルギーを回収する圧油のエネルギー回
    収装置であって、前記複数の方向切換弁の下流に位置す
    る前記センターバイパス回路に、センターバイパス回路
    を通ってタンクに流出する圧油のエネルギーを電気エネ
    ルギーに変換をする装置を配置したことを特徴とする圧
    油のエネルギー回収装置。
  2. 【請求項2】前記圧油のエネルギーを電気エネルギーに
    変換をする装置は、センターバイパス回路を通過する圧
    油によって駆動される油圧モータと、この油圧モータの
    回転軸に連結された発電機であることを特徴とする請求
    項1に記載の圧油のエネルギー回収装置。
  3. 【請求項3】前記圧油のエネルギーを電気エネルギーに
    変換をする装置は、センターバイパス回路路を通過する
    圧油によって駆動される発電機あることを特徴とする請
    求項1に記載の圧油のエネルギー回収装置。
  4. 【請求項4】前記圧油のエネルギーを電気エネルギーに
    変換をする装置によって変換された電気エネルギーをバ
    ッテリに蓄えるようにしたことを特徴とする請求項1〜
    3に記載の圧油のエネルギー回収装置。
  5. 【請求項5】前記センターバイパス回路の複数の方向切
    換弁の下流に、センターバイパス回路を通ってタンクに
    流出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネルギーに
    変換をする装置に供給する第1の位置と、この装置をバ
    イパスする第2の位置とに切り換える切換弁を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜4に記載の圧油のエネルギー
    回収装置。
  6. 【請求項6】前記切換弁の切り換えは、複数の油圧アク
    チュエータのうち、少なくとも1つの油圧アクチュエー
    タの操作が行われたときに、前記センターバイパス回路
    の圧油をタンクに直接流出する位置に切り換えるように
    構成したことを特徴とする請求項5に記載の圧油のエネ
    ルギー回収装置。前記切換弁の切り換えは、油圧アクチ
    ュエータ用操作レバーが操作されたとき発生する電気信
    号をコントローラに入力し、このコントローラからの切
    り換え信号によっておこなわれることを特徴とする請求
    項6に記載の圧油のエネルギー回収装置。
  7. 【請求項7】原動機によって駆動される発電機と、この
    発電機により発生した電気エネルギーを蓄えるバッテリ
    と、このバッテリの電気エネルギーによって駆動される
    電動モータと、この電動モータによって駆動される油圧
    ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される複数の油圧
    アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記複数の油圧
    アクチュエータに供給される圧油の流量及び方向を制御
    する複数の方向切換弁と、この複数の方向切換弁を通っ
    てタンクに連通するセンターバイパス回路とを有し、前
    記油圧ポンプによって発生した圧油のエネルギーを回収
    する圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機械にであ
    って、前記複数の方向切換弁の下流に位置する前記セン
    ターバイパス回路に、前記センターバイパス回路を通っ
    て前記タンクに流出する圧油のエネルギーを電気エネル
    ギーに変換をする装置を配置し、変換された電気エネル
    ギーを前記バッテリに蓄えるようにしたことを特徴とす
    る圧油のエネルギー回収装置を備えた建設機械。
  8. 【請求項8】前記センターバイパス回路の前記複数の方
    向切換弁の下流に、センターバイパス回路を通ってタン
    クに流出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネルギ
    ーに変換をする装置に供給する第1の位置と、この装置
    をバイパスする第2の位置とに切り換える切換弁を設
    け、この切換弁を、少なくとも1つの油圧アクチュエー
    タの操作が行われたときに、前記センターバイパス回路
    の圧油を第2の位置に切り換えるように構成したことを
    特徴とする請求項7に記載の圧油のエネルギー回収装置
    を備えた建設機械。
  9. 【請求項9】原動機によって駆動される油圧ポンプと、
    この油圧ポンプにより駆動される複数の油圧アクチュエ
    ータと、前記油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエ
    ータに供給される圧油の流量及び方向を制御する複数の
    方向切換弁と、この複数の方向切換弁を通ってタンクに
    連通するセンターバイパス回路とを有し、前記油圧ポン
    プによって発生した圧油のエネルギーを回収する圧油の
    エネルギー回収装置を備えた建設機械であって、前記複
    数の方向切換弁の下流に位置する前記センターバイパス
    回路に、前記センターバイパス回路を通って前記タンク
    に流出する圧油のエネルギーを電気エネルギーに変換を
    する装置を配置し、変換された電気エネルギーをバッテ
    リに蓄積するとともにこのバッテリの電気エネルギーに
    よって電動モータを駆動し、この電動モータによって原
    動機が前記油圧ポンプを駆動する際のエネルギーを補助
    するように構成したこと特徴とする圧油のエネルギー回
    収装置を備えた建設機械。
  10. 【請求項10】前記センターバイパス回路の前記複数の
    方向切換弁の下流に、センターバイパス回路を通ってタ
    ンクに流出する圧油を、圧油のエネルギーを電気エネル
    ギーに変換をする装置に供給する位置と、この装置をバ
    イパスする第2の位置とに切り換える切換弁を設け、こ
    の切換弁を、少なくとも1つの油圧アクチュエータの操
    作が行われたときに、前記第2の位置に切り換えるよう
    に構成したことを特徴とする請求項9に記載の圧油のエ
    ネルギー回収装置を備えた建設機械。
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