JP2003049292A - 電着ドラム - Google Patents

電着ドラム

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JP2003049292A
JP2003049292A JP2001237916A JP2001237916A JP2003049292A JP 2003049292 A JP2003049292 A JP 2003049292A JP 2001237916 A JP2001237916 A JP 2001237916A JP 2001237916 A JP2001237916 A JP 2001237916A JP 2003049292 A JP2003049292 A JP 2003049292A
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drum
copper
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electrodeposition
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Mitsuo Kihara
満男 木原
Kanenobu Adachi
金信 安達
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Nippon Steel Kozai Co Ltd
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Nippon Stainless Steel Kozai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナードラムとトップスキンとの密着性が
高く、通電性が良好であることは勿論、コスト安にして
実用性に秀れた電着ドラムを提供するものである。 【解決手段】 インナードラム1の外周面にトップスキ
ン2が設けられた電着ドラムにおいて、インナードラム
1の外周面には銅溶射層3が設けられているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電着法による銅
箔,鉄箔,ニッケル箔,ステンレス箔等の金属箔製造に
用いられる電着ドラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】軟炭素
鋼製等のインナードラムの外周面にチタン製等のトップ
スキンを焼き嵌めて成る金属箔製造用の電着ドラムが提
案されている。
【0003】ところで、電着ドラムは、インナードラム
とトップスキンとの密着性を高め、良好な通電性を確保
すること重要である。なぜなら、例えば密着性不良によ
る通電ムラが生じると、それだけ不均一な金属箔となっ
たり、局部加熱による変色(ホットスポットと呼ばれる
現象)が発生したりするからである。
【0004】従って、電着ドラムにおいては、インナー
ドラムとトップスキンとの密着性を高める為の技術が種
々提案されており、例えば、出願人の先願に係る特許第
2985012号(トップスキンの内周面に爆発圧接手
段によって銅やアルミニウム等の中間素材を付着せし
め、このトップスキンをインナードラムの外周面に被嵌
する技術。以下、従来例という。)がある。この従来例
によれば、インナードラムとトップスキンとの密着性が
高く、良好な通電性が確保できる。
【0005】しかし、この従来例は、爆発圧接手段とい
う非常に大掛かりな手段が採用されている為、電着ドラ
ムがコスト高となってしまうという問題点がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
インナードラムとトップスキンとの密着性が高く、通電
性が良好であることは勿論、コスト安にして実用性に秀
れた電着ドラムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】インナードラム1の外周面にトップスキン
2が設けられた電着ドラムにおいて、インナードラム1
の外周面には銅溶射層3が設けられていることを特徴と
する電着ドラムに係るものである。
【0009】また、請求項1記載の電着ドラムにおい
て、銅溶射層3の表面には銀メッキ若しくは白金メッキ
から成るメッキ層4が設けられていることを特徴とする
電着ドラムに係るものである。
【0010】また、インナードラム1の外周面にトップ
スキン2が設けられた電着ドラムにおいて、トップスキ
ン2の内周面には銅溶射層5が設けられていることを特
徴とする電着ドラムに係るものである。
【0011】また、請求項3記載の電着ドラムにおい
て、銅溶射層5の表面には銀メッキ若しくは白金メッキ
から成るメッキ層6が設けられていることを特徴とする
電着ドラムに係るものである。
【0012】また、インナードラム1の外周面にトップ
スキン2が設けられた電着ドラムにおいて、インナード
ラム1の外周面及びトップスキン2の内周面には夫々銅
溶射層3・5が設けられていることを特徴とする電着ド
ラムに係るものである。
【0013】また、請求項5記載の電着ドラムにおい
て、銅溶射層3・5の表面には銀メッキ若しくは白金メ
ッキから成るメッキ層6が夫々設けられていることを特
徴とする電着ドラムに係るものである。
【0014】また、請求項1〜6いずれか1項に記載の
電着ドラムにおいて、トップスキン2がチタン製である
ことを特徴とする電着ドラムに係るものである。
【0015】また、請求項1〜7いずれか1項に記載の
電着ドラムにおいて、インナードラム1が鉄製若しくは
ステンレス製であることを特徴とする電着ドラムに係る
ものである。
【0016】また、請求項1〜8いずれか1項に記載の
電着ドラムにおいて、インナードラム1とトップスキン
2とが焼き嵌めされていることを特徴とする電着ドラム
に係るものである。
【0017】また、インナードラム1の外周面にトップ
スキン2が設けられた電着ドラムにおいて、インナード
ラム1の外周面若しくはトップスキン2の内周面には夫
々銅層が設けられ、この銅層は、銅の微粒子と、前記イ
ンナードラム1の外周面若しくは前記トップスキン2の
内周面とが物理的に結合された構造であることを特徴と
する電着ドラムに係るものである。
【0018】
【発明の作用及び効果】インナードラム1の外周面に設
けられた銅溶射層3は溶射によって形成されるものであ
るから、該インナードラム1と極めて良好に密着し、更
に、この銅溶射層3は軟質である為、インナードラム1
に設けられたトップスキン2とも極めて良好に密着す
る。更に、この銅溶射層3は通電性が高い銅であるか
ら、必然的にインナードラム1とトップスキン2との通
電性が向上する。
【0019】また、銅溶射層3は、インナードラム1の
外周面に銅を溶射するだけで形成されるから、電着ドラ
ムはそれだけ簡単且つ安価であり、非常にコスト安とな
る。
【0020】トップスキン2の内周面に設けられた銅溶
射層5も、上記同様の作用を発揮する。
【0021】本発明は上述のように構成したから、イン
ナードラムとトップスキンとの密着性が高く、通電性が
良好であり、更に、コスト安にして実用性に秀れた電着
ドラムとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0023】本実施例は、インナードラム1の外周面に
トップスキン2が張設された電着ドラムにおいて、イン
ナードラム1の外周面及びトップスキン2の内周面に夫
々銅溶射層3・5が設けられているものである。
【0024】インナードラム1は、安価で且つ耐酸化性
に秀れた鉄製(軟鋼)、若しくは、耐酸化性及び耐腐食
性に秀れたステンレス製のものが採用されている。
【0025】トップスキン2は、耐腐食性に非常に秀れ
たチタン製のものが採用されている。
【0026】インナードラム1及びトップスキン2は、
夫々板材(平板)10・11を筒状に変形加工し、端部同志
を接合することで円筒体としたものが採用されている。
尚、インナードラム1には、円筒体の両端開口部を閉塞
する閉塞板7及び回転軸部8が設けられている。
【0027】銅溶射層3・5は、前記板材10・11に銅を
溶射することで形成されている。
【0028】この銅溶射層3・5の形成は、具体的に
は、前記板材10・11を移動せしめつつ、該板材10・11の
一面に銅を溶射することにより行う。また、銅の溶射
は、例えば線材状の銅を1000℃以上に加熱して熔融せし
め、この熔融した銅を圧搾空気と混合せしめることで微
粒子化し、この微粒子化された銅を前記圧搾空気と共に
前記板材10・11に噴射することにより行う。また、熔融
した銅の噴射は、銅の空気酸化(通電性悪化)を防止す
る為、アルゴンガス雰囲気で行うと良い(図1参照)。
尚、前記銅の噴射速度は、例えば、360km/時程度
とする。
【0029】このようにして形成された銅溶射層3・5
は、銅が微粒子化されており、且つ、この微粒子化され
た銅が圧送(圧着)される為、インナードラム1用の板
材10やトップスキン2用の板材11の夫々表面の微細凹凸
にも良好に侵入し、該インナードラム1用の板材10やト
ップスキン2用の板材11と夫々良好に密着する。
【0030】尚、図1中、符号12は銅溶射装置、13はア
ルゴンガス室、14は前記アルゴンガス室13にアルゴンガ
スを導入する導入管である。
【0031】また、銅溶射層3・5の表面には夫々銀メ
ッキ若しくは白金メッキから成るメッキ層4・6が設け
られている。このメッキ層4・6は、共に前記銅溶射層
3・5が発揮する通電性をより一層良好にする為に設け
られる。尚、このメッキ層4・6は、上記銅溶射層3・
5と同様に溶射手段によって形成しても良い。
【0032】また、この銀メッキ若しくは白金メッキに
よるメッキ層4・6の形成は、前記板材10・11に銅溶射
層3・5を形成した後、この銅溶射層3・5の上に形成
すると良い。
【0033】このようにして形成されたインナードラム
1とトップスキン2は、両者の密着性を良好とする為、
該インナードラム1の外周面に該トップスキン2を焼き
嵌めによって被嵌することで一体化され、電着ドラムに
形成される(図2参照)。
【0034】従って、この電着ドラムは、図3(図2中
のX)に示す拡大図のように、インナードラム1とトッ
プスキン2との間に、インナードラム1に設けられた銅
溶射層3、インナードラム1に設けられたメッキ層4、
トップスキン2に設けられたメッキ層6、トップスキン
2に設けられた銅溶射層5が、この順で介在することに
なり、各銅溶射層3・5及びメッキ層4・6によって非
常に良好に密着することになる。
【0035】本実施例は上述のように構成したから、イ
ンナードラム1の外周面に設けられた銅溶射層3及びト
ップスキン2に内周面に設けられた銅溶射層5が、夫々
インナードラム1の外周面及びトップスキン2に内周面
に良好に密着し、また、この夫々の銅溶射層3・5は軟
質であるから、互いに良好に密着し、よって、インナー
ドラム1とトップスキン2とが極めて良好に密着し、該
インナードラム1とトップスキン2の通電性が極めて良
好且つ均一になる極めて実用性に秀れた電着ドラムとな
る。
【0036】また、軟質の銅溶射層3・5の表面には溶
射の際に形成された微細凹凸が存在するが、この微細凹
凸はインナードラム1とトップスキン2を焼き嵌めする
際に押し潰されて該銅溶射層3・5同志の密着度合いを
向上せしめる作用を発揮し、よって、この微細凹凸の存
在によってもインナードラム1とトップスキン2とが極
めて良好に密着することになり、必然的に通電性が極め
て良好且つ均一になる極めて実用性に秀れた電着ドラム
となる。
【0037】また、銅溶射層3・5は微細粒子化された
銅を溶射することによって形成されているから、溶射の
作用により極めて均一であり、よって、前記通電性は極
めて均一で、前記ホットスポットの問題が確実に防止さ
れた電着ドラムとなる。
【0038】また、夫々の銅溶射層3・5の表面に設け
られた通電性に秀れたメッキ層4・6が該夫々の銅溶射
層3・5同志の接触面の電気抵抗をより一層低減せしめ
る作用を発揮し、この点においても通電性が極めて良好
で且つ均一になる極めて実用性に秀れた電着ドラムとな
る。
【0039】また、前記メッキ層4・6は銀メッキ若し
くは白金メッキであるから、耐腐食性が高く、前記銅溶
射層3・5やインナードラム1を腐食から防護して通電
性を維持する作用も発揮し、銅箔等を製造する際の酸化
雰囲気(通電による加熱及び銅箔を形成する為の硫酸銅
溶液のミストが存在する雰囲気。)にも耐えられる実用
性,耐久性に秀れた電着ドラムとなる。
【0040】以下、本実施例の電着ドラムの性能に関す
る実験結果について詳述する。
【0041】実験例1 銅溶射層の有無による導電率と表面電気抵抗の違いを確
認し、下記表1を得た。また、軟鋼について、電着ドラ
ムがさらされる400℃環境(焼き嵌め時の環境)での
状態を確認する為、400℃に熱処理した後のものにつ
いても導電率及び表面電気抵抗も確認した。また、軟鋼
について、銅溶射層を過剰(厚さ3.5mm)に形成し
た後、該溶射層の一部(厚さ1mm)を切削除去したも
のについても導電率及び表面電気抵抗も確認した。尚、
銅の溶射は空気中で行い、また、導電率及び表面電気抵
抗は、板材の状態で測定した。
【0042】
【表1】
【0043】この表1の結果をまとめると下記のように
なる。
【0044】a チタン板に銅溶射を施すと導電率が平
均3.0%から平均17.4%へ向上した。即ち、チタ
ン板の導電性が向上することが確認された。
【0045】b ステンレス板に銅溶射を施すと導電率
が平均2.5%から平均18.2%へ向上した。即ち、
ステンレス板の導電性が向上することが確認された。
【0046】c 軟鋼への銅溶射結果より、溶射の厚さ
が厚い程、導電率が高まることが判明した。
【0047】d 軟鋼への銅溶射片を400℃熱処理し
ても、表面電気抵抗が上昇しない事が判明した。
【0048】e いずれも銅溶射を施した表面の電気抵
抗値は、約0.035Ωとなっていた。
【0049】f 軟鋼への銅溶射片を表面より1mm切
削した場合でも、導電率は殆ど変わらなかった。
【0050】以上の実験例1から、インナードラム1の
外周面やトップスキン2の内周面に銅溶射層3・5が設
けられた電着ドラムは、該インナードラム1の外周面と
トップスキン2の内周面との界面の電気抵抗が小さいも
のとなることが期待される。
【0051】実験例2 銅の溶射によって形成された銅溶射層がどのようになっ
ているかを確認する為、銅溶射層の不純物を分析し、ま
た、銅溶射層に含まれる酸素の割合を測定した。不純物
の分析にはICP法を使用し、また、酸素の割合はピー
クプロファイル法を採用した。尚、ピークプロファイル
法では、加圧電圧が大きい程、測定面から奥まった位置
に存在する酸素の割合を測定することができ、実験例2
の場合、20kVでは銅溶射層の表裏中間位置に存在す
る酸素の割合を測定している。また、カウント数が多い
程、酸素の割合が多いことを示している。
【0052】
【表2】
【0053】この表2の結果をまとめると下記のように
なる。
【0054】g 銅溶射層には、溶射された銅以外の不
純物は殆ど含まれず、銅の有する性質が極めて良好に発
揮されることが判明した。
【0055】h 銅溶射層の表面には酸素が多く存在
し、また、銅溶射層の奥深くには酸素が少ないことが判
明した。この結果は、銅溶射層の表面では、銅が酸化さ
れた状態にあることを示唆している。この酸化された銅
は、銅の有する通電性を低下せしめる為、銅溶射層の形
成には銅の酸化を防止する為の手段を採用した方が良い
ことが判明した。この実験結果やチタンの反応性等を考
慮してアルゴンガス雰囲気中で銅の溶射を行ったとこ
ろ、酸素が殆ど存在しない好適な銅溶射層が形成される
ことが判明した。
【0056】以上、本実施例は、インナードラム1の外
周面とトップスキン2の内周面の双方に夫々銅溶射層3
・5とメッキ層4・6が存在する場合を説明したが、例
えば、いずれか一方若しくは双方のメッキ層4・6を省
略する構成や、いずれか一方の銅溶射層3・5を省略す
る構成を採用しても、通電性に秀れたコスト安の電着ド
ラムとなる。尚、メッキ層4・6を省略する場合、軟質
の銅溶射層3・5の表面には溶射の際に形成された微細
凹凸が存在しており、この微細凹凸がインナードラム1
とトップスキン2を焼き嵌めする際に押し潰されて該銅
溶射層3・5同志の密着度合いを向上せしめる作用を発
揮し、よって、この微細凹凸の存在によってインナード
ラム1とトップスキン2とが極めて良好に密着すること
になり、必然的に通電性が良好且つ均一になる極めて実
用性に秀れた電着ドラムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の銅溶射層を形成する工程の説明図で
ある。
【図2】本実施例の電着ドラムの説明図である。
【図3】本実施例のインナードラム1とトップスキン2
の接触部分の説明図である。
【符号の説明】
1 インナードラム 2 トップスキン 3 銅溶射層 4 メッキ層 5 銅溶射層 6 メッキ層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナードラムの外周面にトップスキン
    が設けられた電着ドラムにおいて、インナードラムの外
    周面には銅溶射層が設けられていることを特徴とする電
    着ドラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電着ドラムにおいて、銅
    溶射層の表面には銀メッキ若しくは白金メッキから成る
    メッキ層が設けられていることを特徴とする電着ドラ
    ム。
  3. 【請求項3】 インナードラムの外周面にトップスキン
    が設けられた電着ドラムにおいて、トップスキンの内周
    面には銅溶射層が設けられていることを特徴とする電着
    ドラム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電着ドラムにおいて、銅
    溶射層の表面には銀メッキ若しくは白金メッキから成る
    メッキ層が設けられていることを特徴とする電着ドラ
    ム。
  5. 【請求項5】 インナードラムの外周面にトップスキン
    が設けられた電着ドラムにおいて、インナードラムの外
    周面及びトップスキンの内周面には夫々銅溶射層が設け
    られていることを特徴とする電着ドラム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電着ドラムにおいて、銅
    溶射層の表面には銀メッキ若しくは白金メッキから成る
    メッキ層が夫々設けられていることを特徴とする電着ド
    ラム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載の電着
    ドラムにおいて、トップスキンがチタン製であることを
    特徴とする電着ドラム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7いずれか1項に記載の電着
    ドラムにおいて、インナードラムが鉄製若しくはステン
    レス製であることを特徴とする電着ドラム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8いずれか1項に記載の電着
    ドラムにおいて、インナードラムとトップスキンとが焼
    き嵌めされていることを特徴とする電着ドラム。
  10. 【請求項10】 インナードラムの外周面にトップスキ
    ンが設けられた電着ドラムにおいて、インナードラムの
    外周面若しくはトップスキンの内周面には夫々銅層が設
    けられ、この銅層は、銅の微粒子と、前記インナードラ
    ムの外周面若しくは前記トップスキンの内周面とが物理
    的に結合された構造であることを特徴とする電着ドラ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015117409A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 日鉄住金工材株式会社 電着ドラム
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