JP2003048764A - 合わせガラス - Google Patents

合わせガラス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ加工の施された単一ガラス板によって構
成される合わせガラスにおいて、ハンドリング時や使用
時に受ける衝撃力に対して、強度的に優れた合わせガラ
スを提供することを目的とする。 【解決手段】 中間膜を介して少なくとも2枚の単一ガ
ラス板が接着された合わせガラスにおいて、前記単一ガ
ラス板の厚みは1.5〜3.2mmであり、前記単一ガ
ラス板は曲げ加工が施されており、前記単一ガラス板は
倍強度ガラスであり、その平面残留応力分布は、前記単
一ガラス板の周辺端部の平面残留応力が圧縮応力であ
り、前記単一ガラス板周辺部のほぼ全周にわたって前記
周辺端部よりガラス板中央部に向かうにつれて、平面残
留応力が圧縮応力から引張応力に単調に変化しているこ
とを特徴とする合わせガラスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や鉄道車両
などの窓ガラスに用いるのに好適な合わせガラスに関
し、特に可動部への採用に適した合わせガラスに、また
さらには軽量化のために板厚の薄い単一ガラス板を用い
た合わせガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用ガラスは、安全ガラス
と呼ばれるガラスが使用されている。安全ガラスには、
一般に強化ガラス(風冷強化)と合わせガラスとがあ
る。また、デザインからの要請でそのほとんどが、曲げ
加工を施されて使用されることが多い。
【0003】自動車のフロントウインドシールドガラス
には、合わせガラスが広く使用されている。日本では法
令により乗用車には、合わせガラスの使用が義務づけら
れている。このフロントウインドシールドガラス板は、
一般に接着剤やガスケットにより、車体フレームに固着
されて使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、自動車用のサイ
ドガラスにおいても、防犯のための侵入防止機能や、遮
音性能の向上のために、合わせガラスを使用することが
検討されている。
【0005】合わせガラスは、それを構成する単一ガラ
ス板の厚みが、一般に1.5〜3.2mm程度の徐冷さ
れたガラスであり、その厚みは比較的薄い。このため、
合わせガラスの製造時や、自動車への組み付け時のハン
ドリングなどで、ガラスのエッジ部に衝撃を受けると、
破損してしまう場合が発生していた。
【0006】ところで、自動車のサイドガラスやリアガ
ラスには、広く強化ガラス板が使用されている。サイド
ガラスでは、車体フレームに固着されて使用される場合
もあるものの、その多くは窓の開閉のために、スライド
機構による上下の昇降を行う形態、蝶番による回転機構
を有する形態や、レールを用いた引き違いを行う形態で
使用されている。またリアガラスも一部の車種では、ス
ライド機構によって上下に昇降するガラスや、蝶番を用
いたガラスハッチが用いられている。
【0007】特にヒンジドア用のサイドガラスでは、窓
ガラスを半開にした状態でドアを開け閉めする場合があ
る。このとき窓ガラスは、その周囲を窓枠で支持されな
い部分があり、開閉時(特に閉じるとき)に衝撃を受け
ることになる。とりわけ、フロントドアガラスは、その
サイズが大きくまたドア開閉の頻度も多いことから、使
用条件がよりきびしい。窓枠のないハードトップ型乗用
車では、その使用条件がさらにきびしくなる。
【0008】ところで上述した(風冷)強化ガラスで
は、強度的な問題はおこらない。しかし、サイドガラス
等に合わせガラスを適用しようとすると、強度面での注
意が必要となってくる。
【0009】一方、自動車の省燃費のために、部品の軽
量化の要求が高まっている。ウインドシールドガラス用
の合わせガラスにおいては、板厚の薄い単一ガラス板を
合わせ加工をして使用することになる。この場合は上述
のように、車体フレームに固着されているものの、やは
り強度面での注意が必要となってくる。
【0010】このとき、完全な強化状態の単一ガラス板
を得て、それを用いて合わせガラス(いわゆる強化合わ
せガラス)を構成することも考えられる。この場合は強
度の問題はなくなる。しかしながら、強化合わせガラス
では、万が一の破損時には全面破壊となり、視界の確保
の面で問題がある。なお、ガラスの板厚が薄ければ、完
全に強化することが不可能な場合もある。
【0011】したがって、視界の確保の問題をクリアし
た上で、強度的な問題のない合わせガラスを構成しよう
とすると、半強化状態の単一ガラス板を用いて合わせガ
ラスを構成することとなる。この場合やはり、強度面で
の問題はなくならない。なお、半強化ガラスでは破損時
の視界の問題はない。
【0012】なお本明細書では、いわゆる半強化状態の
ガラスを倍強度ガラスと呼ぶ。倍強度ガラスとは、板ガ
ラスを熱処理してガラス表面に適切な大きさの圧縮応力
層をつくり、破壊強度を増大させ、かつ、材料の板ガラ
スに近い割れ方となるようにしたものである。詳しく
は、JIS R 3222-1990を参照のこと。
【0013】さて、上述したような合わせガラス、ある
いは曲げガラス板単体に関しては、種々の提案がなさ
れ、また製造されている。それらの技術について、特表
平8−506564号を一例として以下に説明する。
【0014】特表平8−506564号の「自動車用合
わせガラス中の応力を制御する装置及び方法」には、
「ガラス板の縁部に最大値を有し且つガラス板の内方に
向かって減少する縁部圧縮を有し、前記(ガラス)内周
部は正味張力値及び最大張力値を有」するガラス板が開
示されている。さらに、「縁部圧縮の最大値は300k
g/cm2よりも大きく」、また「前記張力値は60k
g/cm2よりも小さい、」ガラス板であるとしてい
る。
【0015】また、その製造方法としては、「徐冷リン
グでガラス板を支持する工程と、徐冷リング上のガラス
板を冷却して該ガラス板に永久的な応力を発生させる工
程と、冷却時にガラス板周辺部分を断熱し、応力がガラ
ス板の中で永久的なものとなるときに前記周辺部分の温
度を歪み点より高い温度に維持する工程有する」方法が
開示されている(本明細書の図7参照)。
【0016】この公報の図4(本明細書の図8)による
と、特表平8−506564号の発明によるガラス板の
応力分布は、縁部からガラス板の内方に向かって、圧縮
応力から引張応力に変化し、縁部から30ないし40mm
付近で引張応力が一旦ピークとなり、さらに応力ゼロに
変化している様子が示されている。
【0017】つまり、特表平8−506564号には、
合わせガラスを構成する単一ガラス板の応力分布とし
て、平面残留引張応力にピークがあることを示してい
る。また結果として、上記発明の合わせガラスを構成す
る単一ガラス板の応力分布は、前記ガラス板の周辺部に
沿った内部に環状の平面残留引張応力帯が存在すること
になる。さらにその製造方法としては、徐冷リングを用
いる冷却方法を用いる製造方法である。
【0018】さらに、特開平4−231361号には、
「自動車の窓ガラス」が開示されている(本明細書の図
9参照)。これには、「熱可塑性の中間層204を用い
て相互に連結された2枚の熱強化された単一ガラス20
2,203からなる複合ガラス201から作られた自動
車窓ガラス、特に垂直に調整可能な側面窓ガラスであっ
て、2枚の個々のガラスのおのおのが2.0〜3.0mm
の厚さを有し」、「前記単一ガラス厚さが2.0mmの場
合に当該ガラスのヘリの領域205では心部における引
張応力が54〜76MN/m2であって、・・・そして当該
ガラスの中央の区域206では2mmの厚さのガラスの場
合に心部における引張応力が38〜60MN/m2で」ある
自動車窓ガラスが開示されている。
【0019】特開平4−231361号では、上述のよ
うにガラス心部の引張応力(つまり、ガラス中心層の断
面残留応力)について言及されているものの、平面残留
応力については、直接的には言及されていない。
【0020】ただし、ガラス心部の引張応力に関する記
載や、「より強く強化されるヘリの領域」、「ヘリの領
域の強度が上昇するため」、あるいは「窓ガラスのヘリ
の領域の強化がより大きいこと」等の記載がある。これ
らから、この特開平4−231361号の発明によるガ
ラス板の平面残留応力分布については、「ヘリの領域」
と「目視領域」とではその応力状態が異なることが推察
される。
【0021】また、「ヘリの領域により高い所望の引張
応力を生じさせるために、単一ガラスのヘリの領域の熱
の放散をより多くするのを保証することが必要であ
る。」との記載がある。
【0022】つまり、この特開平4−231361号の
発明の単一ガラス板を得るための冷却方法は、ガラス周
辺部とガラス中央部とにおいて、その冷却形態が少なく
とも一様ではないことが推察される。
【0023】また結果として、上記発明の合わせガラス
を構成する単一ガラス板の応力分布は、前記ガラス板の
周辺部に沿った内部に「ヘリの領域」と称する環状の平
面残留引張応力帯が存在していることになる。
【0024】特公昭63−17777号には、「合わせ
ガラスの製造方法」として、具体的には曲げ合わせガラ
スにおいて、以下の技術が開示されている。「板厚1.
5mm乃至3.2mmの2枚のガラス板を重ねて曲げ型
に載置し成型し、」「徐冷域温度450℃〜550℃の
間を90℃/分〜150℃/分の冷却速度で冷却し、ガ
ラス板の端部から1.5cm以内に250kg/cm2
〜500kg/cm2の平面圧縮応力を生じせしめ」た
ガラス板を用いて合わせガラスを構成する。
【0025】特公平6−29148号には、「ガラス板
の熱処理方法」として、「加熱ガラス板の端縁周辺部を
・・・受け取りリングフレームで」支持してアニールし
て、「ガラス板端縁周辺部において、50〜500kg
/cm2の平面圧縮応力を生じせしめる」技術が開示し
てある。
【0026】本発明の目的は、曲げ加工の施された単一
ガラス板のよって構成される倍強度合わせガラスにおい
て、ハンドリング時や使用時に受ける衝撃に対して、強
度的に優れた合わせガラスを提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
現象に着目することによってなされた。上述した従来例
では、曲げ加工を施したガラスを冷却する際に、ガラス
板の外周部を保持するリング型等を用いていた。このた
め、ガラス板の縁部周辺には、多かれ少なかれ引張応力
のピーク値が存在する。
【0028】このようなガラスで構成した合わせガラス
を、サイドドアガラスなどとして適用した場合、ドアを
閉めた時の衝撃などで、大きな力が加わってしまうと、
合わせガラスが破損に至ることがある。このとき破損
は、合わせガラスを構成する単一ガラス板の縁部周辺の
引張応力のピークの部分から起こっている。
【0029】このような見地から、本発明者は前記単一
ガラス板の端部周辺の引張応力のピークをなくすること
を考えた。つまり、ガラスを冷却する際に、上述したリ
ング型等を用いずに、できるだけ一様に冷却することを
考えた。
【0030】このような冷却様式のガラス板では、ガラ
ス板の周辺端部よりガラス板中央部に向かうにつれて、
平面残留応力が圧縮応力から引張応力に単調に変化する
応力分布が得られる。
【0031】またさらに前記ガラス板では、ガラス板周
辺端部に沿った内側には環状の引張応力帯が存在しない
ことになる。
【0032】本発明は、このような平面残留応力分布を
有する単一ガラス板を用いて、合わせガラスを構成する
ことでなされる(図1参照)。すなわち、以下のような
構成を有する。
【0033】請求項1の発明では、中間膜を介して少な
くとも2枚の単一ガラス板が接着された合わせガラスに
おいて、前記単一ガラス板の厚みは1.5〜3.2mm
であり、前記単一ガラス板は曲げ加工が施されており、
前記単一ガラス板は倍強度ガラスであり、その平面残留
応力分布は、前記単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
力が圧縮応力であり、前記単一ガラス板周辺部のほぼ全
周にわたって前記周辺端部よりガラス板中央部に向かう
につれて、平面残留応力が圧縮応力から引張応力に単調
に変化していることを特徴とする合わせガラスである。
【0034】請求項2の発明では、中間膜を介して少な
くとも2枚の単一ガラス板が接着された合わせガラスに
おいて、前記単一ガラス板の厚みは1.5〜3.2mm
であり、前記単一ガラス板は曲げ加工が施されており、
前記単一ガラス板は倍強度ガラスであり、その平面残留
応力分布は、前記単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
力が圧縮応力であり、前記周辺端部に沿った内側の全周
にわたって環状の引張応力帯が存在しないことを特徴と
する合わせガラスである。
【0035】請求項3の発明では、請求項1または2い
ずれかに記載の合わせガラスにおいて、前記単一ガラス
板の周辺端部の平面圧縮残留応力は、前記ガラス板の周
辺部のほぼ全周にわたって、15MN/m2以上である
合わせガラスである。
【0036】請求項4の発明では、請求項1または2い
ずれかに記載の合わせガラスにおいて、前記単一ガラス
板の厚み方向の中心部の断面引張応力は、前記ガラス板
の全面にわたって、7MN/m2以上、55MN/m2
下である合わせガラスである。
【0037】請求項5の発明では、請求項1または2い
ずれかに記載の合わせガラスにおいて、前記単一ガラス
板の周辺端部の平面引張残留応力の最大値が、2.5M
N/m2以下である合わせガラスである。
【0038】請求項6の発明では、請求項1から5いず
れかに記載の合わせガラスにおいて、前記単一ガラス板
の曲げ加工は実質的に2次元曲げである合わせガラスで
ある。本明細書において、2次元曲げとは、ガラス板を
略部分円筒状に曲げる加工の意味で用いるものとする。
【0039】例えば、本発明の合わせガラスを構成する
単一ガラス板は、以下のような方法で製造することがで
きる(図2を参照のこと)。
【0040】ガラス板を加熱する炉中における、搬送用
ローラーやベッドなどのガラス板搬送手段に所定の曲率
が付与されている。加熱され成形可能な温度となったガ
ラス板が、その自重により徐々に垂れ下がり、最終的に
前記曲率を有する曲面を形成するようにしたものであ
る。続いて、このようにして曲げられたガラス板は、加
熱炉に隣接する冷却装置内において、空気圧(図3参
照)や多数のローラー(図4参照)で支持された状態で
冷却される。すなわちガラス板は、リング型等でガラス
板の周辺部を支持されることなく、熱処理される。
【0041】なおこのとき、単一ガラス板は強化状態と
はせず、いわゆる半強化状態の倍強度ガラスとした。
【0042】ところで、請求項3の発明では、前記平面
圧縮残留応力は、15MN/m2以上とした。なお上限
値としては、倍強度ガラスの特性(強度、破砕数)を満
足する範囲で、導入されうる平面圧縮残留応力であれば
よい。それは、用いる単一ガラス板の厚みと、冷却条件
によって変化する値である。
【0043】また、請求項4の発明では、前記断面引張
応力は、7MN/m2以上とした。なお上限値として
は、倍強度ガラスの特性(強度、破砕数)を満足する範
囲で、導入されうる断面引張応力であればよい。それ
は、用いる単一ガラス板の厚みと、冷却条件によって変
化する値である。
【0044】上述した従来例では、曲げ加工を施したガ
ラス板は、いずれもその冷却工程の際に、ガラス板の周
辺部を支持するリング型等を用いていた。つまり、リン
グフレーム等に接触しているガラス板周辺部分近傍が、
速く冷却されてしまう。このため、例えば特表平8−5
06564号に示された発明や従来例のように、環状の
平面残留引張応力が形成されることになる。また、前記
平面残留引張応力は、ガラス板縁部に沿った部分でピー
ク値を有することになる。
【0045】なお特表平8−506564号の発明で
は、この公報の図3と図4を比較すれば明らかなよう
に、ガラス板の応力分布において、引張応力のピーク値
を小さくすることは示されている。しかし、引張応力の
ピークそのものをなくするという技術思想は、なにも示
されていない。
【0046】ところが本発明では、ガラス板の周辺部を
支持するリング型等を用いることがなく、前記ガラス板
は冷却されることになる。このため、特表平8−506
564号に示されたような、ガラス板の周辺部に環状の
平面残留引張応力の帯が形成されることもなく、また前
記平面残留引張応力はピークを有することもない。
【0047】また請求項3に記載の発明の合わせガラス
では、上述の平面残留応力分布に加えて、前記単一ガラ
ス板の周辺端部の平面圧縮残留応力を、15MN/m2
以上としている。
【0048】これは、後述する「発明の実施の形態」の
欄の説明で明らかなように、前記平面圧縮残留応力が1
5MN/m2以上であると、通常の使用で受けるような
衝撃では、合わせガラスが端部から破損することがない
からである。
【0049】さらに請求項3に記載の発明の合わせガラ
スでは、上述の平面残留応力分布に加えて、前記単一ガ
ラス板の厚み方向の中心部の断面引張応力を、7MN/
2以上としている。
【0050】これは、後述する「発明の実施の形態」の
欄の説明で明らかなように、前記断面引張応力が7MN
/m2以上であると、通常の使用で受けるような衝撃で
は、合わせガラスがガラス表面から破損することがない
からである。
【0051】またさらに請求項5に記載の発明の合わせ
ガラスでは、上述の平面残留応力分布に加えて、前記単
一ガラス板の周辺端部の平面引張残留応力の最大値が、
2.5MN/m2以下としている。
【0052】これは、後述する発明の実施の形態の欄の
説明で明らかなように、前記平面引張残留応力の最大値
が、2.5MN/m2以下であると、通常の使用で受け
るような衝撃では、ガラスエッジ付近での平面引張応力
の高い部分から、合わせガラスが破損することがないか
らである。
【0053】
【発明の実施の形態】(製造方法)本発明の合わせガラ
スを構成する単一ガラス板の具体的製造方法を、図面に
基づいて説明する。
【0054】まず図2に示したような加熱炉10中に、
所定形状に加工したガラス板2を搬送しながら、ガラス
軟化点以下の所定温度まで加熱する。この加熱炉は、そ
の入り口では水平で、最終的に所定のRを有する凸型搬
送ベッド11を備えている。ガラス板は、前記所定温度
まで加熱され、自重によって前記凸型搬送ベッド形状に
曲げられる。このとき、前記搬送ベッドから吹き出す加
熱空気12によって、ガラス板2を浮上させながら搬送
される。必要に応じて、ガラス板の搬送は、前記搬送ベ
ッドの側部に設けられたチェーンやベルトなどの駆動手
段によってもよい(図示せず)。なおガラスの加熱温度
の制御は、例えばガラス温度をモニターしながら加熱炉
のヒータやバーナー(図示せず)を制御すればよい。
【0055】続いて、加熱炉に隣接した冷却装置20に
よって、ガラス板は冷却される。この冷却装置には、上
冷却手段21と下冷却手段22が設けられている。この
とき、前記下冷却手段から吹き出す冷却媒体(例えば空
気)によって、ガラス板を浮上させている(図3参
照)。したがって、冷却工程において、ガラス板の周辺
部を支持する必要がない。
【0056】このように、リング型等を用いずに冷却す
ることで、ガラス板周辺部のほぼ全周にわたって前記周
辺端部よりガラス板中央部に向かうにつれて、平面残留
応力が圧縮応力から引張応力に単調に変化しているガラ
ス板とすることができる。
【0057】なお、ガラスの冷却は、冷却手段から供給
される冷却媒体の圧力・温度や、冷却手段の設けられた
ノズルの本数やその配置、さらにはガラスの上面から上
冷却手段のノズルまでの距離を変えることで、制御調整
することができる。冷却媒体は、一般的には空気が用い
られる。
【0058】また搬送ベッドの形状は、上述の製造方法
の例では凸型であったが、これに制限されることはな
く、凹型でもよい。
【0059】以上の製造方法では、空気圧によってガラ
ス板を支持搬送する例について説明した。しかしこれに
限らず、図4に示したように、湾曲した軸30に多数配
置されたローラー31によってもガラス板を支持搬送す
ることができ、本発明に適用することができる。冷却手
段は、上述の製造方法と同様でよい。この場合も、冷却
工程において、ガラス板の周辺部を支持する必要がない
ので、上述の製造方法と同様の単一ガラス板が得られ
る。
【0060】(実施例1)フロート製法により製造し
た、ソーダライムシリケートガラス板(厚み:2.1m
m)を、展開寸法で520×920mmで所定の形状に
切断した。その後ガラス端面を面取り加工し、洗浄して
曲げ熱処理工程に供した。
【0061】上述した製造方法の手順で、このガラス板
を曲げ熱処理した。曲げの形状は、部分円筒状の2次元
曲げとした。このとき、加熱炉の最高設定温度は650
℃とし、冷却空気の圧力を下部側で300mmAq、上部側
で600mmAqとした。ガラスの上面から上部冷却ノズル
までの距離は25mmとした。
【0062】この単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
力を測定したところ、以下のようであった。サイドにつ
いては、4カ所測定した。 ガラス進行方向の前辺 :45.7MN/m2 ガラス進行方向の後辺 :27.0MN/m2 ガラス進行方向のサイド:28.7MN/m2、33.
5MN/m2、35.2MN/m2、36.3MN/m2 このときの応力分布を図5に示す。なお、圧縮応力は
(−)で、引張応力は(+)に表した。
【0063】なお、平面残留応力は、東芝精密歪計SV
P型を用いて測定した。この測定器は、透明物体の残留
応力を偏光による応力複屈折現象を利用して測定するも
のである。
【0064】また、このガラス板を破砕し、その光路長
が15mm程度になるようにして、偏光顕微鏡を用いて
断面残留応力を測定したところ、以下のようであった。
ガラス面内の3カ所について測定した。
【0065】その結果、ガラス表面の残留応力は圧縮応
力であり、ガラス中心部の断面残留応力は引張応力であ
り、その値は23.8MN/m2、26.2MN/m2
27.1MN/m2であった。
【0066】同様の条件で製造した2枚の単一ガラス板
を、通常の合わせガラスの製造方法で、PVBフィルム
を介して接着して合わせガラスとした。
【0067】この合わせガラスを、実際の自動車のサイ
ドドアガラスとして装着し、半開の状態でドアの開閉テ
ストを繰り返し行った。このときの開閉は、通常の使用
の範囲で最大級の衝撃が加わるように行った。その結
果、ガラス板の破損は発生しなかった。もちろん、ガラ
ス板のハンドリング時に起きる程度の接触によっても、
合わせガラスが破損することはなかった。
【0068】(実施例2)実施例1と同様の手順で、単
一ガラス板の厚みを1.5mmとし、展開寸法で450
×750mmの所定の形状とした。
【0069】曲げの形状は、略部分円筒状の2次元曲げ
とした。このとき、加熱炉の最高設定温度は645℃と
し、冷却空気の圧力を下部側で250mmAq、上部側で6
00mmAqとした。ガラスの上面から上部冷却ノズルまで
の距離は25mmとした。
【0070】この単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
力を測定したところ、以下のようであった。サイドにつ
いては、4カ所測定した。 ガラス進行方向の前辺 :18.6MN/m2 ガラス進行方向の後辺 :16.3MN/m2 ガラス進行方向のサイド:23.5MN/m2、27.
1MN/m2、31.9MN/m2、32.8MN/m2 このときの応力分布を図6に示す。
【0071】また、同じくこのガラス板の断面残留応力
を測定したところ、以下のようであった。ガラス面内の
3カ所について測定した。その結果、ガラス表面の残留
応力は圧縮応力であり、ガラス中心部の断面残留応力は
引張応力であり、その値は7.6MN/m2、9.5M
N/m2、12.6MN/m2であった。
【0072】また実施例1と同様に合わせガラスを作製
して、この合わせガラスを、同じく半開の状態でドアの
開閉テストを繰り返し行った。その結果、合わせガラス
の破損は発生しなかった。またもちろん、単一ガラス板
や合わせガラスのハンドリング時に起きる程度の接触に
よっても、破損することはなかった。
【0073】以上の実施例では、サイドドアガラスに本
発明の合わせガラスを適用した場合であったが、同じく
開閉機構を有するリアハッチドアに適用した場合でも、
合わせガラスの破損は発生しなかった。また、車体フレ
ームに接着されるフロントウインドシールドガラスに、
本発明の合わせガラスを適用した場合でも、通常の取り
扱いでは、合わせガラスが破損することはなかった。
【0074】以上の実施例2は、本発明の特許請求の範
囲で規定されている単一ガラス板の最低の厚みである
1.5mmの実施例である。この場合でも、単一ガラス
板の周辺端部の平面方向の残留応力は、いずれも15M
N/m2以上とすることができた。つまり、単一ガラス
板の厚みが1.5mm以上であれば、15MN/m2
上の残留応力を導入できることは、いうまでもない。
【0075】また、単一ガラス板の厚み方向の中心部の
断面引張応力についても、7MN/m2以上とすること
ができた。つまり、単一ガラス板の厚みが1.5mm以
上であれば、7MN/m2以上の断面引張応力を導入で
きることは、いうまでもない。
【0076】また、図5,図6のグラフより明らかなよ
うに、実施例1,2における単一ガラス板の周辺端部の
平面引張残留応力の最大値は、約1MN/m2であっ
た。つまり、本発明を構成する単一ガラス板では、その
周辺端部の平面引張残留応力の最大値を、2.5MN/
2以下とすることができた。
【0077】(比較例1)実施例1と同様手順で、単一
ガラス板の厚みを1.5mmとし、展開寸法で450×
750mmの所定のドアに適する形状に加工した。
【0078】曲げの形状は、略部分円筒状の2次元曲げ
とした。このとき、加熱炉の最高設定温度は645℃と
した。その後、ガラス板は急冷されることなく、徐冷さ
れた。
【0079】この単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
力を測定したところ、以下のようであった。サイドにつ
いては、4カ所測定した。 ガラス進行方向の前辺 :3.7MN/m2 ガラス進行方向の後辺 :1.4MN/m2 ガラス進行方向のサイド:2.2MN/m2、2.6M
N/m2、3.5MN/m2、3.8MN/m2
【0080】また、同じくこのガラス板の断面残留応力
を測定したところ、以下のようであった。ガラス面内の
3カ所について測定した。その結果、ガラス中心部の断
面残留応力は引張応力であり、その値は1.1MN/m
2、1.4MN/m2、2.1MN/m2であった。
【0081】この比較例1によると、単一ガラス板の周
辺端部の平面方向の残留応力は、最大でも3.8MN/
2であり、15MN/m2以上とすることはできなかっ
た。また、断面残留応力についても、最大でも2.1M
N/m2であり、7MN/m2以上とすることはできなか
った。
【0082】また実施例1と同様に合わせガラスを作製
して、この合わせガラスを、同じく半開の状態でドアの
開閉テストを繰り返し行った。その結果、合わせガラス
の破損が発生してしまった。また、単一ガラス板や合わ
せガラスのハンドリング時の接触によっても、破損する
ことがあった。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
以下のような効果を奏する。本発明では、合わせガラス
を構成する単一ガラス板が、請求項1または請求項2で
規定したような平面残留応力分布を有している。この結
果、ガラス板に衝撃が加わったときに、破損の始点にな
りやすい引張応力のピークが存在しない。
【0084】このため、この合わせガラスを例えば自動
車用のドアガラスに適用した場合、ドアの開閉時に発生
する程度の衝撃では破損に至ることがない。さらに、軽
量化を目的として、薄肉の単一ガラス板を合わせたウイ
ンドシールド合わせガラスにおいても、ハンドリング時
や使用時における強度を確保するのに有効である。
【0085】請求項3の発明では、さらに前記単一ガラ
ス板の周辺端部の平面圧縮残留応力を、15MN/m2
以上とした。このため、十分な強度を確保することがで
きる。
【0086】請求項4の発明では、またさらに前記単一
ガラス板の厚み方向の中心部の断面引張応力は、7MN
/m2以上とした。このため、十分な強度を確保するこ
とができる。
【0087】請求項5の発明では、さらに前記単一ガラ
ス板の周辺端部の平面引張残留応力の最大値も、従来の
リング型等を用いて冷却した場合のそれに比べて小さく
することができる。このため、前記平面引張残留応力部
分が、破損の始点となりにくくなるので、十分な強度を
確保することができる。
【0088】本発明はまた特に板厚の薄い単一ガラス板
で、合わせガラスを構成した場合には強度面で有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合わせガラスの構成を示す図である。
【図2】単一ガラス板の製造方法を説明する図である。
【図3】単一ガラス板の冷却時の様子を説明する断面図
である。
【図4】単一ガラス板を冷却する際の別形態の支持方法
を説明する断面図である。
【図5】実施例1の単一ガラス板の応力分布を示す図で
ある。
【図6】実施例2の単一ガラス板の応力分布を示す図で
ある。
【図7】特表平8−506564号の図1に示された徐
冷リングを説明の図である。
【図8】特表平8−506564号の図4に示された応
力分布のグラフである。
【図9】特開平4−231361号の図1に示された複
合窓ガラスの斜視図である。
【符号の説明】
1 合わせガラス 2 単一ガラス板 3 中間膜 10 加熱炉 11 凸型搬送ベッド 12 加熱空気 20 冷却装置 21 上冷却手段 22 下冷却手段 23 上ノズル 24 下ノズル 30 湾曲した軸 31 ローラー 110 徐冷リング 112 断熱リング 201 複合窓ガラス 202,203 単一ガラス 204 中間膜 205 ヘリの領域 206 中央の区域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間膜を介して少なくとも2枚の単一ガ
    ラス板が接着された合わせガラスにおいて、 前記単一ガラス板の厚みは1.5〜3.2mmであり、 前記単一ガラス板は曲げ加工が施されており、 前記単一ガラス板は倍強度ガラスであり、その平面残留
    応力分布は、前記単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
    力が圧縮応力であり、 前記単一ガラス板周辺部のほぼ全周にわたって前記周辺
    端部よりガラス板中央部に向かうにつれて、平面残留応
    力が圧縮応力から引張応力に単調に変化していることを
    特徴とする合わせガラス。
  2. 【請求項2】 中間膜を介して少なくとも2枚の単一ガ
    ラス板が接着された合わせガラスにおいて、 前記単一ガラス板の厚みは1.5〜3.2mmであり、 前記単一ガラス板は曲げ加工が施されており、 前記単一ガラス板は倍強度ガラスであり、その平面残留
    応力分布は、前記単一ガラス板の周辺端部の平面残留応
    力が圧縮応力であり、 前記周辺端部に沿った内側の全周にわたって環状の引張
    応力帯が存在しないことを特徴とする合わせガラス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれかに記載の合わ
    せガラスにおいて、 前記単一ガラス板の周辺端部の平面圧縮残留応力は、前
    記ガラス板の周辺部のほぼ全周にわたって、15MN/
    2以上である合わせガラス。
  4. 【請求項4】 請求項1または2いずれかに記載の合わ
    せガラスにおいて、 前記単一ガラス板の厚み方向の中心部の断面引張応力
    は、前記ガラス板の全面にわたって、7MN/m2
    上、55MN/m2以下である合わせガラス。
  5. 【請求項5】 請求項1または2いずれかに記載の合わ
    せガラスにおいて、 前記単一ガラス板の周辺端部の平面引張残留応力の最大
    値が、2.5MN/m 2以下である合わせガラス。
  6. 【請求項6】 請求項1から5いずれかに記載の合わせ
    ガラスにおいて、 前記単一ガラス板の曲げ加工は実質的に2次元曲げであ
    る合わせガラス。
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