JP2003048118A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP2003048118A JP2001241226A JP2001241226A JP2003048118A JP 2003048118 A JP2003048118 A JP 2003048118A JP 2001241226 A JP2001241226 A JP 2001241226A JP 2001241226 A JP2001241226 A JP 2001241226A JP 2003048118 A JP2003048118 A JP 2003048118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵式切断機用として好適な照明装置を備え
た切断機を提供する。 【解決手段】 切断機1は、ブレードケース20に形成
された開口部20cを通して該ブレードケース20内に
位置する切断刃22の刃先を照らす照明装置5を備えて
いる。照明装置5は、ブレードケース20の前面下部に
配置された照明具52によって刃先を照らす構成とし
た。また、照明装置5は、スミ線ガイドを照らす照明具
54を有しており、刃先用とスミ線ガイド用の2種の照
明具52,54及びそれらを点灯、消灯させる照明スイ
ッチ56をケース51内に収容することによって一体化
し、アッセンブリー構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯用の
マルノコ等の切断機、特に石工ボード等の切断作業に用
いられる切断機であって、暗い部位を明るく照らすこと
ができる照明装置を備えた切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明装置には、例えば特
開平11−170203号公報に開示されているものが
あった。この従来の照明装置は、切断機本体の前部であ
って切断部位(切断刃の前端部であって、切断材が刃先
によって実際に切断されている部位、以下同じ)の側
方、すなわち、切断機本体をベースに傾動調整可能に取
り付けるための傾動支持部に照明具を配置し、該照明具
によって切断部位を裏面側方(モータケース側)から照
らす構成となっていた。この照明具によって切断部位を
明るく照らすことにより、作業者は暗い場所でもスミ線
に対する切断刃の刃先の位置を目で確認しながら切断作
業を効率よく正確に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、石工ボード
等の切断作業に用いる防塵式の切断機では、切断刃を覆
うブレードケースに筒状の接続口を設け、その接続口に
集塵機のホースを接続して、切断によって生じた粉塵を
強制的に吸い込んで集塵機に回収している。このような
防塵式切断機では、集塵効率を上げるために、切断刃を
ブレードケースによってほぼ完全に覆っている。しか
し、実際の作業では、スミ線に対する切断刃の刃先の位
置を確認しながら移動させる必要があることから、切断
機の切断移動方向の前端側において、ブレードケースの
正面側(モータケースの反対側)に開口部を設け、この
開口部から切断刃の刃先及びスミ線を覗き見ることがで
きるようにしている。このため、切断部位をブレードケ
ースの裏面側(モータケース側)から照らす構成の公報
記載の照明装置は、ブレードケースの裏面側が塞がれた
構造の防塵式の切断機には適用できないという事情があ
る。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、特に、
防塵式切断機用として好適な照明装置を備えた切断機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る切断機は、特許請求の範囲の各請求項
に記載の通りの構成を備えた。請求項1に記載の切断機
においては、照明装置がブレードケース内の切断刃の刃
先を切断移動方向の前方から視認部を通して照らす構成
としている。なお、視認部は透明カバーを含むものであ
る。これにより、切断刃の刃先及びその周辺を明るく照
らすことができるため、作業者は暗い場所であってもス
ミ線に対する切断刃の刃先の位置を確認しながら切断作
業を行うことが可能となる。特に、切断刃の刃先を切断
移動方向の前方から照らす構成のため、切断刃の刃先を
見るためにブレードケースに形成される視認部に関し
て、防塵の関係で広さや位置等に制約を受ける防塵式切
断機に適用して有効である。
【0006】請求項2に記載の切断機においては、照明
装置を、照明具と、該照明具を点灯あるいは消灯するた
めの照明スイッチと、照明具及び照明スイッチを相互に
接続する配線とを一体化したアッセンブリーによって構
成している。このため、仮に、照明装置をブレードケー
スに組み付ける場合を想定すると、例えば切断刃の交換
のために照明装置をブレードケースから外すような場
合、アッセンブリー化されていることでその着脱作業を
容易に行うことができる。
【0007】請求項3に記載の切断機においては、照明
装置が、ブレードケースを支持するベースに設けられた
スミ線ガイドを照らす照明具を備えた構成としている。
このような構成を採用したときは、切断刃の刃先のみに
限らずスミ線ガイドを見ながら切断作業を行うことがで
きる。すなわち、作業者は作業状況に応じて刃先又はス
ミ線ガイドを適宜目で確認しながら切断作業を行うこと
ができる。
【0008】また、請求項4に記載の切断機において
は、作業者が掴むハンドルを有しており、アッセンブリ
ーが、ハンドルに取り付けられた状態で、該ハンドルか
らブレードケースの前面側まで延在するとともに、更に
下方に向かって延在する延長部材を介して一体化されて
いる構成とした。これにより、照明スイッチ、照明具の
合理的な配置が可能となる。すなわち、切断作業時に作
業者が掴むハンドルの近くに照明スイッチを配置してそ
の操作性を向上できるとともに、照明具については、照
明対象である刃先の近くに配置することができる。ま
た、アッセンブリーをハンドルに取り付ける構成のた
め、アッセンブリーをハンドルに取り付けたままの状態
で、切断刃の交換のためにブレードケースのカバー部材
を取り外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図3に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る切断
機の正面図、図2は平面図、図3は一部を破断して示す
側面図である。本実施形態の切断機1は、石工ボード等
の切断作業に用いる防塵式マルノコ盤であって、切断材
Wに当接させるベース2と、該ベース2に対して切断方
向左右に傾動可能に支持された切断機本体3と、切断部
位(切断刃22の前端部であって、切断材Wが刃先によ
って実際に切断されている部位、以下同じ)及びスミ線
合わせ用のガイド部(スミ線ガイド4a,4b)を明る
く照らすための切断作業用の照明装置5を備えている。
なお、この明細書において、切断方向とは、切断作業に
おいて当該切断機1が移動する方向であって、切断が進
行する方向をいう。従って、図1及び図2において右方
が切断方向となる。
【0010】ベース2の前端(図において右端部)に、
スミ線ガイド4a,4bが設けられている。本例では、
直角切り用のスミ線ガイド4aと、45゜で傾斜切りを
行う場合のスミ線ガイド4bの2種類が設定されてい
る。このベース2を切断材Wの上面に乗せ掛けて、該切
断材Wの上面に予め描いたスミ線(図示省略)にスミ線
ガイド4a(または4b)を位置合わせしつつ当該切断
機1を移動させることにより刃先をスミ線に沿って移動
させることができ、これにより切断材Wをスミ線に沿っ
て直角切り(または45゜で傾斜切り)することができ
る。切断刃22を切断材Wに対して直交させることによ
り直角切りが行われ、切断刃22を切断材Wに対して4
5゜傾斜させることにより45゜で傾斜切りが行われ
る。切断刃22の傾斜は切断機本体3をベース2に対し
て傾動させることにより行う。
【0011】このベース2の前部と後部の2箇所に設け
た傾動支持部F,Rを介して切断機本体3が切断方向左
右へ傾動可能に支持されている。ベース2の前部であっ
て、上記スミ線ガイド4a,4bの後側に、前側の傾動
支持部Fが設けられている。この前側の傾動支持部F
は、ベース2の上面から上方へ立ち上げ状に設けた傾動
ベース6を備えている。この傾動ベース6の後面側には
傾動軸7を介して傾動ブラケット8が上下に傾動可能に
設けられている。図1に示すように傾動ベース6に対す
る傾動ブラケット8の傾動位置は、傾動ブラケット8に
設けた固定ボルト(図示省略)に対してツマミ8b付き
の固定ナット(図示省略)を締め込むことにより固定さ
れる。図2に示すように、傾動ブラケット8の傾動先端
側には2つの支持縁部8a,8aが相互に平行な状態で
後側へ張り出すように設けられている。両支持縁部8
a,8a間に、切断機本体3の前端部に設けた傾動アー
ム部29が支持軸9を介して上下に傾動可能に支持され
ている。なお、傾動軸7は、上記支持軸9に対してその
軸心を直交させる向きに配置されている。
【0012】一方、ベース2の後部には、図1に示すよ
うに、後側傾動支持部Rが設けられている。この後側傾
動支持部Rは、ベース2の上面に固定した傾動ベース1
0を備えている。この傾動ベース10には、支持軸11
を介してガイドブラケット12が切断方向右側へ傾動可
能に取り付けられている。この後側の支持軸11は、前
記前側の傾動軸7と同軸に配置されている。図2に示す
ように、このガイドブラケット12は、ブレードケース
20の背面側に取り付けた固定ボルト13に対して固定
ナット15を締め込むことによりブレードケース20に
固定される。固定ナット15はレバー14を上下に回動
させることにより固定ボルト13に対して締め込み、ま
た緩めることができる。ガイドブラケット12には、図
1に示すように、上下に長い円弧形状のガイド溝12a
が設けられている。このガイド溝12aを介してガイド
ブラケット12が切断機本体3のブレードケース20の
背面に固定されている。前記前側の傾動ブラケット8が
傾動軸7を中心にして上下に傾動可能に支持され、かつ
後側のガイドブラケット12が支持軸9を中心にして切
断方向左右に傾動可能に支持されていることにより、切
断機本体3を切断方向に対して左右に傾動させることが
でき、これにより切断刃22の切断材Wに対する傾斜角
度を変更して直角切りまたは傾斜切りを行うことができ
る。また、固定ナット15を緩めた状態で、前側の支持
軸9を中心にして切断機本体3を上下に傾動させて、切
断刃22のベース2下面からの突き出し量を変化させる
ことにより切断刃22の切断材Wに対するいわゆる切り
込み深さを変更することができる。
【0013】次に、切断機本体3は、前記切断刃22を
覆うブレードケース20と、駆動モータを内蔵したモー
タケース21を備えている。ブレードケース20はギヤ
ケース部20aと、該ギヤケース部20aの正面側に配
置されるカバー部材20bとからなり、ギヤケース部2
0aにモータケース21が突き合わされてブレードケー
ス20とモータケース21が固定ボルト50c(図3参
照)によって接合されている。モータケース21に内蔵
した駆動モータの出力は、ギヤケース部20aに内蔵し
たギヤ列により減速されて円形の切断刃22の回転とし
て出力される。なお、ギヤケース部20aの下方に前述
した傾動アーム部29が備えられ、この傾動アーム部2
9は前方に向かって突き出るように形成されている。切
断刃22はブレードケース20の内側に位置しており、
ベース2の上面側において、裏面側がギヤケース部20
aとモータケース21によって覆われ、正面側及び外周
側がカバー部材20bによって覆われている。なお、カ
バー部材20bの下端部は、図1に示すように、ベース
2の上面に所定の間隔を有して対向している。これによ
り、カバー部材20bの下部には開口部20cが形成さ
れ、その開口部20cを通して作業者が切断刃22の切
断先端部の刃先及びスミ線を見ることができるようにな
っている。上記の開口部20cが本発明でいう視認部に
対応する。
【0014】また、カバー部材20bは、外周部に裏面
側に向かって突出する円弧状の周縁カバー部を備えた断
面L字形に形成されている。そして、図3に示すよう
に、カバー部材20bは、その周縁カバー部がギヤケー
ス部20aに一体に形成された外張り出し状のベース部
20dに突き当てられた状態で、該ベース部20dのね
じ孔にねじ込まれるツマミ20e付きの固定ボルト20
fによって固着されている。従って、固定ボルト20f
を外すことによって、カバー部材20bをギヤケース部
20aから外すことができ、カバー部材20bを外した
状態では、切断刃22の正面側が露出され、切断刃22
の交換作業が可能とされている。
【0015】切断刃22の下側ほぼ半分の範囲が開閉可
能なセーフティカバー23により覆われている。セーフ
ティカバー23は切断作業時には上方へ回動し、これに
より切断刃22のベース2の下面側に突き出す範囲が露
出される。また、カバー部材20bの前端部には、上方
に向かって延出する粉塵吸い込み用の筒部20gが一体
に形成され、その筒部20gの上端部には円筒形の接続
筒20hが取り付けられている。これら筒部20gと接
続筒20hとによって切断刃22の接線方向に沿う吸い
込み口が形成される。そして、切断作業時には接続筒2
0hに集塵機がホース24を介して接続され、切断によ
って生じた粉塵が集塵機に集塵される。
【0016】モータケース21は、その上面から斜め後
方へ突き出されて後面に至る略C形のメインハンドル2
5(本発明でいうハンドルに対応する)と、該メインハ
ンドル25よりも前側であって、当該モータケース21
の前面から前方へ突き出すように設けられたグリップ部
26を備えている。メインハンドル25の内周側には上
記駆動モータを起動停止させるためのトリガー27にて
オンオフ操作されるメインスイッチ27aが配置されて
いる。また、このメインハンドル25の後部には電源コ
ード28が引き込まれている。従って、作業者は、一方
の手でメインハンドル25を把持し、他方の手でグリッ
プ部26を把持して当該切断機1を両手でしっかりと支
えながら切断方向へ移動させることができる。
【0017】照明装置5は、半透明の樹脂製ケース51
内に、切断刃22の刃先を照らす照明具52が搭載され
た基板53、スミ線ガイド4a,4bを照らす照明具5
4が搭載された基板55、及び両照明具52,54をオ
ンオフ操作する照明スイッチ56、更にはそれらを相互
に接続する配線(図示省略)を収容して一体化した構成
となっている。すなわち、照明装置5はアッセンブリー
化されている。本実施形態では、照明具52,54には
発光ダイオード(LED)が用いられている。照明装置
5の電源には、前記電源コード28により得られる当該
切断機1の駆動電力が流用されている。
【0018】照明装置5のケース51は、各図に極太線
で示されている。図示のように、ケース51は、モータ
ケース21とブレードケース20との間から該ブレード
ケース20の前面にかけて配置されている。すなわち、
ケース51は、ブレードケース20のギヤケース部20
aの外周上部とモータケース21のメインハンドル25
との間を前後方向(切断方向)に略水平に延びる水平部
51aと、カバー部材20bの前面に沿って下方に垂直
状に延びる垂直部51bとを備えた略L形(図1参照)
に形成されている。このように配置されたケース51
は、図3に示すように、メインハンドル25に取付ボル
ト51cによって固着されている。すなわち、本実施形
態の照明装置5は、モータケース21のメインハンドル
25に対する外付けタイプであり、必要に応じて取り外
すことができるようになっている。上記のケース51が
本発明でいう延長部材に対応する。
【0019】ケース51の水平部51aの後端部には、
照明スイッチ56が配置され、垂直部51bの下端部に
は、刃先照明用の照明具52が、上側にはスミ線ガイド
照明用の照明具54が配置されている。すなわち、照明
スイッチ56はメインハンドル25のトリガー27の近
くに配置することによって、手元での操作を可能とし、
操作性の向上を図っている。また、刃先照明用の照明具
52は、図1及び図3に示すように、切断刃22の刃先
の前方でかつカバー部材20bの正面側の側方に傾斜し
て取り付けられており、このような配置にすることで、
光が前記開口部20cから切断部位に向かって斜め上方
から照射されるようになっている。この斜め上方からの
照射に対応させるために、本実施形態では、ブレードケ
ース20のカバー部材20bの前面下端部を一部切り欠
き、その切欠部20jに照明具52の一部が入り込むよ
うに配置し、光による照明性を確保している。図1にお
いて、切断部位が矢印Cで示されている。
【0020】また、スミ線ガイド照明用の照明具54
は、図1に示すように、光がスミ線ガイド4a,4bに
向かって傾動ベース6の頭越しに斜め上方から照射され
るように傾斜して取り付けられている。図1において、
照明具52,54による照明方向が白抜きの矢印で示さ
れている。なお、スミ線ガイド照明用の照明具54は、
切断部位Cを照らす照明具52に比べると、照らす対象
が遠いため、2個を並設している。また、スミ線ガイド
4a,4bは、照明具54の光の影でスミ線を隠さない
ように、縦面(垂直面)が照明具54の取付角度に対応
した角度にカット(傾斜)されている。
【0021】上述のように構成した実施形態の切断機1
によれば、メインハンドル25の近くに設けた照明スイ
ッチ56をオンすると、ブレードケース20の前面上下
部に配置された照明具52,54がそれぞれ点灯する。
照明具52の光は切断部位Cに向けられ、照明具54の
光はスミ線ガイド4a,4bに向けられている。このた
め、切断部位C及びその周辺とスミ線ガイド4a,4b
及びその周辺が同時に照らされる。これにより、例えば
暗い場所で切断作業を行う場合であっても切断部位Cと
スミ線ガイド4a,4bの双方が明るく照らされるの
で、作業者は切断部位Cにおける刃先のスミ線に対する
位置を目で確認しながら切断作業を精度よく楽に行うこ
とができるとともに、スミ線ガイド4a(または4b)
のスミ線に対する位置をも目で確認しながら直角切り
(または45゜で傾斜切り)を行うことができる。
【0022】この場合、本実施形態においては、切断刃
22の前方に刃先照明用の照明具52を配置し、ブレー
ドケース20の正面側の開口部20cを通して刃先を照
射する構成としたことによって、ブレードケース20裏
面側に開口部を有しない防塵式の切断機に対応した好適
な照明装置5を提供することができる。また、本実施の
形態によれば、照明装置5をメインハンドル25に取り
付けたままの状態で、ブレードケース20のカバー部材
20bをギヤケース部20aから取り外して、切断刃2
2を交換することができる。このため、切断刃22の交
換作業を楽に行うことができる。また、照明装置5は照
明スイッチ56を含めた構成要素が全てケース51内に
収容されたアッセンブリー構造のため、配線の取り回し
を容易に行うことができるとともに、切断機1から取り
外す必要が生じた場合であっても、その取り外しを簡単
に行うことができる。仮に、ブレードケース20のカバ
ー部材20bに取り付ける構成を採用した場合であって
も、アッセンブリー化されていることから、その着脱が
簡便化される。
【0023】なお、本発明は図示の実施形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内では種々
変更を加えることができる。例えば、前述した実施形態
では、刃先用とスミ線ガイド用との2組の照明具52,
54を備えた場合で説明したが、照明具を1組とし、少
なくとも切断部位Cを照らす構成に変更してもよい。ま
た、照明スイッチを2組配置して刃先用とスミ線ガイド
用との照明具52,54をそれぞれ独立して点灯、消灯
可能な構成としてもよい。また、照明装置5の電源とし
て、当該切断機駆動用の電源を流用する構成を例示した
が、例えば別途乾電池等を電源としてもよい。また、照
明具52,54は発光ダイオード(LED)によって構
成したが、発光ダイオード(LED)に限らず、通常の
豆電球に変更してもよい。また、照明装置5の取付先
は、モータケース21のメインハンドル25としたが、
これに限らず、ブレードケース20であってもよい。ま
た、本実施形態では作業者が切断刃22の刃先を見るこ
とが可能な視認部として、カバー部材20bの切断方向
のほぼ全体に亘って開口部20cが形成されているが、
少なくとも切断移動方向の先端部の刃先を目で視認し得
る部位があれば足りる。要するに、作業者が目で見るこ
とができればよく、カバー部材20bの当該部位又は全
体を透明樹脂で形成してもよい。また、本実施の形態で
は、集塵機とホースにて接続して使用する防塵式切断機
の場合で説明したが、集塵用のダストボックスを備えた
タイプの切断機に適用してもよく、また必ずしも集塵式
切断機に限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
防塵式切断機用として好適な照明装置を備えた切断機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る切断機の正面図であ
る。
【図2】同じく切断機の平面図である。
【図3】同じく一部を破断して示す切断機の側面図であ
る。
【符号の説明】
C…切断部位 1…切断機 2…ベース 3…切断機本体 4a…スミ線ガイド(直角切り用) 4b…スミ線ガイド(45゜傾斜切り用) 5…照明装置 52…照明具(刃先用) 54…照明具(スミ線ガイド用) 20…ブレードケース 20a…ギヤケース部 20b…カバー部材 21…モータケース 22…切断刃 25…メインハンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断刃と、前記切断刃を覆うブレードケ
    ースと、前記ブレードケースに形成された視認部を通し
    て前記切断刃の切断移動方向の刃先を照らす照明装置と
    を備えた切断機であって、 前記照明装置が、前記切断刃の刃先を切断移動方向の前
    方から照らす構成としたことを特徴とする切断機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の切断機であって、前記
    照明装置は、照明具と、該照明具を点灯あるいは消灯す
    るための照明スイッチと、前記照明具及び照明スイッチ
    を相互に接続する配線とを一体化したアッセンブリーに
    よって構成されていることを特徴とする切断機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の切断機であっ
    て、前記ブレードケースを支持するベースを備えてお
    り、前記照明装置は、前記ベースに設けられたスミ線ガ
    イドを照らす照明具を備えていることを特徴とする切断
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の切断機であって、作業
    者が掴むハンドルを有しており、前記アッセンブリー
    は、前記ハンドルに取り付けられた状態で、該ハンドル
    から前記ブレードケースの前面側まで延在するととも
    に、更に下方へ向かって延在する延長部材を介して一体
    化されていることを特徴とする切断機。
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