JP2003046885A - 地上波デジタル放送受信チューナ - Google Patents

地上波デジタル放送受信チューナ

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JP2003046885A
JP2003046885A JP2001231232A JP2001231232A JP2003046885A JP 2003046885 A JP2003046885 A JP 2003046885A JP 2001231232 A JP2001231232 A JP 2001231232A JP 2001231232 A JP2001231232 A JP 2001231232A JP 2003046885 A JP2003046885 A JP 2003046885A
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JP
Japan
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band
segment
frequency
digital broadcast
mixer
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JP2001231232A
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Takeo Suzuki
武男 鈴木
Shigeru Osada
茂 長田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VHF帯のハイバンドのチャンネルに限定し
て放送されるであろうデジタルの音声信号等を簡単な操
作で、しかも、高い妨害排除能力と良好なNFを保って
受信できるようにする。 【解決手段】 HF帯のハイバンドの帯域を3分割する
低域、中域、高域にそれぞれ対応して設けられ、各帯域
内の所望のセグメントを選択する第一乃至第三の可変同
調回路3、4、5と、これらにそれぞれ対応して設けら
れ、各可変同調回路3、4、5によって選択された所望
のセグメントのデジタル放送信号を中間周波数に周波数
変換する第一乃至第三の混合器9、10、11と、第一
乃至第三の混合器9、10、11に局部発振信号を供給
する局部発振器12とを備え、可変同調回路3、4、5
の帯域幅を1つのセグメントの帯域幅のほぼ三倍とし、
第一乃至第三の混合器9、10、11のうち、選択され
たセグメントが属する帯域に対応する1つを動作状態と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上波のデジタ
ル放送受信チューナに関し、特に、VHF帯のハイバン
ドのチャンネルにおけるOFDM変調されたデジタル音
声信号等を受信するのに好適な地上波デジタル放送受信
チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地上波デジタル放送受信チューナ
は図2示す構成を備えており、アンテナ31には可変バ
ンドパスフィルタ32、高周波増幅器33、第一の混合
器34が順次縦続接続される。第一の混合器34には第
一の局部発振器35から局部発振信号が供給される。可
変バンドパスフィルタ32は同調回路等から構成され、
その同調周波数は図示しない周波数調整手段によって調
整され、第一の局部発振器35の発振周波数も周波数調
整手段によって調整される。
【0003】デジタル放送信号が配列されているチャン
ネルは可変バンドパスフィルタ32によって選択され
る。デジタル放送信号は6MHzの帯域を有する1つの
チャンネルを13に分割するセグメント(1セグメント
当たりの帯域は428.57KHz)に割り当てられて
おり、その内の1セグメント又は隣接する3セグメント
によって一つの放送内容が送信される。選択されたチャ
ンネルのデジタル放送信号は第一の混合器34によって
第一の中間周波数帯(日本仕様では中心周波数が57M
Hz)に周波数変換される。第一の混合器34には第一
の中間周波フィルタ36、第一の中間周波増幅器37が
順次縦続接続される。第一の中間周波フィルタ36の通
過帯域は6MHzである。第一の中間周波増幅器37か
ら出力される第一の中間周波数帯のデジタル放送信号が
第二の混合器38に入力される。
【0004】第二の混合器38には第二の局部発振器3
9から局部発振信号が供給される。第二の局部発振器3
9は第一の中間周波数帯における1セグメントまたは隣
接する3セグメントを選択するように図示しない周波数
調整手段によって発振周波数が調整され、第二の混合器
38からは第二の中間周波数帯に周波数変換された1セ
グメント又は隣接する3セグメントのデジタル放送信号
が出力される。第二の中間周波数帯の中心周波数は8.
12693MHzに設定される。この周波数は、後段の
復調器によって復調する際のフーリエ変換用のサンプリ
ング周波数と同じであるので、復調後における音声信号
等がほぼ確実に再現される。
【0005】第二の混合器38には第二の中間周波フィ
ルタ40と第二の中間周波増幅器41とが順次縦続接続
される。第二の中間周波フィルタ40は1セグメントの
帯域に相当する428.57KHzまたはその三倍をカ
バーする。そして、第二の中間周波増幅器41によって
増幅されたデジタル放送信号が後段のA/D変換器、復
調器(いずれも図示せず)に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成で
は、先ず最初に、デジタル放送信号が配列されたチャン
ネルを第一の混合器によって選択すると共に第一の中間
周波数帯に周波数変換し、次に、第二の混合器によって
チャンネル内のセグメントを選択するようにしているの
で、デジタル放送信号が配列されたチャンネルが広い周
波数範囲にわたって存在していても選局が可能である。
しかし、チャンネルの選択とセグメントの選択とが独立
しているので操作が面倒となり、又、二回の周波数変換
を要することから構成が複雑である。
【0007】最近ではVHF帯のハイバンドのチャンネ
ルを利用して、OFDM変調されたデジタル音声信号、
簡易データ、低解像度の映像データを放送しようとする
計画が持ち上がっているが、このようなデジタル音声信
号等を簡単に受信できものが無かった。
【0008】そこで、本発明の地上波デジタル放送受信
チューナでは、VHF帯のハイバンドのチャンネルに限
定して放送されるであろうデジタルの音声信号等を簡単
な操作で、しかも、高い妨害排除能力と良好なNFを保
って受信できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として、本発明では、VHF帯のハイバンドの帯域を
3分割する低域、中域、高域にそれぞれ対応して設けら
れ、各帯域内の所望のセグメントを選択する第一乃至第
三の可変同調回路と、前記第一乃至第三の可変同調回路
にそれぞれ対応して設けられ、前記各可変同調回路によ
って選択された所望のセグメントのデジタル放送信号を
中間周波数に周波数変換する第一乃至第三の混合器と、
前記第一乃至第三の混合器に局部発振信号を供給する局
部発振器とを備え、前記可変同調回路の帯域幅を1つの
セグメントの帯域幅のほぼ三倍とし、前記第一乃至第三
の混合器のうち、前記選択されたセグメントが属する帯
域に対応する1つを動作状態とした。
【0010】また、1つのセグメントの帯域幅を有する
第一のセグメントフィルタと、隣接する3つのセグメン
トの帯域幅を有する第二のセグメントフィルタとを有
し、前記各混合器から出力される所望のセグメントのデ
ジタル放送信号を前記第一のセグメントフィルタ又は前
記第二のセグメントフィルタに入力した。
【0011】また、前記VHF帯のハイバンドの帯域を
低域、中域、高域に3分割する分波器を設け、前記分波
器に前記第一乃至第三の可変同調回路を接続した。
【0012】また、前記局部発振器は前記各帯域に対応
して発振周波数帯が切り替えられ、前記各帯域における
セグメントの周波数データが入力されると共に、前記各
可変同調回路の同調周波数と前記局部発振器の発振周波
数を変える同調電圧と、前記帯域のいずれかを選択する
ための切替電圧とを発生するPLL回路を設け、前記切
替電圧によって前記帯域に対応する混合器を動作状態に
すると共に、前記局部発振器の発振周波数帯域を切り替
えた。
【0013】また、前記第一乃至第三の可変同調回路と
それらに対応する前記第一乃至第三の混合器との間に第
一乃至第三の高周波増幅器を設け、前記各高周波増幅器
を対応する各混合器に連動して動作状態とした。
【0014】また、前記第一のセグメントフィルタと前
記第二のセグメントフィルタとの次段にはデジタル放送
信号をデジタルのベースバンド信号に変換するためのA
/D変換器をそれぞれ設け、前記中間周波数を、復調時
のフーリエ変換用のサンプリング周波数とし、前記A/
D変換器のサンプリング周波数を前記中間周波数の2倍
以上とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の地上波デジタル放送受信
チューナを図1に従って説明する。アンテナ1に接続さ
れる分波器2はVHF帯のハイバンド(チャンネル4〜
チャンネル12)を低域、中域、高域の3つの帯域に分
割するためのものであり、たとえば、ローパスフィルタ
2a、バンドパスフィルタ2b、ハイパスフィルタ2c
が並設されて構成される。ローパスフィルタ2aはチャ
ンネル6以下を通過し、バンドパスフィルタ2bはチャ
ンネル7〜チャンネル9を通過し、ハイパスフィルタ2
cはチャンネル10以上を通過する。
【0016】これによって、ローパスフィルタ2aから
はチャンネル4〜チャンネル6内に配列されているセグ
メントに挿入されたデジタル放送信号が出力され、バン
ドパスフィルタ2bからはチャンネル7〜チャンネル9
内に配列されているセグメントに挿入されたデジタル放
送信号が出力され、ハイパスフィルタ2cからはチャン
ネル10〜チャンネル12内に配列されているセグメン
トに挿入されたデジタル放送信号が出力される。
【0017】各チャンネルには13のセグメントが配列
されており、1つのセグメント当たりの帯域は428.
57KHzである。また、セグメントに挿入されるデジ
タル放送信号としては音声信号、簡易データ、低解像度
の映像信号などがあるが、これらのデジタル放送信号は
1つのセグメント或いは隣接する3つのセグメントを単
位として挿入される。
【0018】ローパスフィルタ2aには第一の可変同調
回路3が接続され、バンドパスフィルタ2bには第二の
可変同調回路4が接続され、ハイパスフィルタ2cには
第三の可変同調回路5が接続される。各可変同調回路
3、4、5はバラクタダイオード(図示せず)を有す
る、例えば、単同調回路あるいは複同調回路で構成さ
れ、そのバンド幅は1つのセグメントの帯域幅のほぼ3
倍となっている。従って、3っつ以下のセグメントを選
択できる。また、この帯域幅はチャンネルの帯域幅より
も狭いので、他のセグメントやチャンネルからの妨害を
受けにくい。そして、バラクタダイオードに加える同調
電圧によって同調周波数が各帯域の周波数範囲内で変化
する。
【0019】各可変同調回路3、4、5にはそれぞれ第
一乃至第三の高周波増幅器6、7、8が対応して接続さ
れる。また、各高周波増幅器6、7、8の出力端にはそ
れぞれ第一乃至第三の混合器9、10、11が対応して
接続される。各混合器9、10、11には局部発振器1
2から局部発振信号が供給される。
【0020】そして、各帯域のセグメントはそれぞれの
対応する可変同調回路3、4、5によって選択され、選
択されたセグメントのデジタル放送信号が対応する混合
器9、10、11に入力され、局部発振信号と混合され
て中間周波数に周波数変換される。ここで、中間周波数
は、最終段で復調される際のフーリエ変換用のサンプリ
ング周波数(8.12693MHz)と一致するように
設定される。この設定によって、デジタル放送信号の情
報が欠落しないで復調できる。局部発振周波数は、選択
されたセグメントの中心周波数に対して8.12693
MHz高くなるように制御される。また、局部発振器1
2は、選択されたセグメントが属する帯域に対応して発
振周波数帯が切り替えられるようになっている。この発
振周波数帯の切替と発振周波数の制御はPLL回路13
によって行われる。
【0021】即ち、PLL回路13には選択すべきセグ
メントの周波数データDが入力されるが、そのデータに
よってセグメントが属する帯域を選択するための切替電
圧Bsが出力される。局部発振器12はこの切替電圧B
sによって対応する周波数帯で発振する。また、切替電
圧Bsは対応する高周波増幅器と混合器とにも印加さ
れ、それらが動作状態となる。さらに、PLL回路13
からは同調電圧Vtが出力され、各可変同調回路3、
4、5のバラクタダイオードに印加されると共に局部発
振器12にも印加される。その結果、対応する可変同調
回路が選択すべきセグメントの周波数に同調し、局部発
振器12も対応する周波数で発振する。
【0022】例えば、チャンネル9の第1番目のセグメ
ントが選択されるときは、図示しない選局手段かそのセ
グメントの周波数データがらPLL回路13に入力され
る。すると、PLL回路13から出力される同調電圧V
tが各可変同調回路3、4、5に印加されるが、可変同
調回路4のみがチャンネル9の第一番目のセグメントの
周波数に同調する。また、PLL回路13からは第二の
高周波増幅器7と第二の混合器10とに切替電圧が印加
されて、これらが動作状態となる。同時に局部発振器1
2は中域の周波数帯で発振するように切り替えられ、印
加された同調電圧Vtによって第一番目のセグメント周
波数よりも8.12693MHz高い周波数で発振す
る。
【0023】以上の動作によって、セグメントの周波数
データをPLL回路に入力するという選局操作によって
所望のセグメントが選択され、そのデジタル放送信号が
周波数変換される。
【0024】各混合器9、10、11の出力端には切替
手段14を介して第一のセグメントフィルタ15又は第
二のセグメントフィルタ16が接続される。各セグメン
トフィルタ15、16はバンドパス型のSAWフィルタ
で構成され、第一のセグメントフィルタ15はセグメン
ト1つ分の通過帯域(およそ0.43MHz)を有し、
第二のセグメントフィルタ16は3つ分の通過帯域(お
よそ1.29MHz)を有する。そして、選択すべきセ
グメントが1つの場合は、第一のセグメントフィルタ1
5が接続され、隣接する3つのセグメントを選択する場
合は、第二のセグメントフィルタ16が接続される。
【0025】各セグメントフィルタ15、16には、デ
ジタル放送信号をデジタルのベースバンド信号に変換す
るためのA/D変換器17、18が接続される。A/D
変換器のサンプリング周波数は中間周波数である8.1
2693MHzの2倍以上に設定されている。つまり、
周波数変換されたデジタル放送信号の周波数とフーリエ
変換用のサンプリング周波数とが同じで、A/D変換器
17、18のサンプリング周波数が2倍以上となる関係
になっている。此によって、デジタル放送信号に含まれ
る情報が欠落することなく復調される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、VH
F帯のハイバンドの低域、中域、高域にそれぞれ対応し
て設けられ第一乃至第三の可変同調回路と、各可変同調
回路にそれぞれ対応して設けられ第一乃至第三の混合器
と、第一乃至第三の混合器に局部発振信号を供給する局
部発振器とを備え、可変同調回路の帯域幅を1つのセグ
メントの帯域幅のほぼ三倍とし、第一乃至第三の混合器
のうち、選択されたセグメントが属する帯域に対応する
1つを動作状態としたので、選択されたセグメントが他
のセグメントから妨害を受けにくい。
【0027】また、1つのセグメントの帯域幅を有する
第一のセグメントフィルタと、隣接する3つのセグメン
トの帯域幅を有する第二のセグメントフィルタとを有
し、各混合器から出力される所望のセグメントのデジタ
ル放送信号を第一のセグメントフィルタ又は第二のセグ
メントフィルタに入力したので、1つのセグメント又は
隣接する3つのセグメントのデジタル放送信号のいずれ
でも受信できる。
【0028】また、VHF帯のハイバンドの帯域を低
域、中域、高域に3分割する分波器を設け、分波器に第
一乃至第三の可変同調回路を接続したので、たの帯域か
らの妨害を受けにくい。
【0029】また、セグメントの周波数データが入力さ
れ、同調電圧と、帯域を選択するための切替電圧とを発
生するPLL回路を設け、切替電圧によって帯域に対応
する混合器を動作状態にすると共に、局部発振器の発振
周波数帯域を切り替えたので、簡単な選局操作によって
セグメントの選択と局部発振周波数の設定とが行える。
【0030】また、第一乃至第三の可変同調回路とそれ
らに対応する第一乃至第三の混合器との間に第一乃至第
三の高周波増幅器を設け、各高周波増幅器を対応する各
混合器に連動して動作状態としたので、NFが向上す
る。
【0031】また、第一のセグメントフィルタと第二の
セグメントフィルタとの次段にはデジタル放送信号をデ
ジタルのベースバンド信号に変換するためのA/D変換
器をそれぞれ設け、中間周波数を、復調時のフーリエ変
換用のサンプリング周波数とし、A/D変換器のサンプ
リング周波数を中間周波数の2倍以上としたので、復調
時にはデジタル放送信号に含まれる情報が欠落すること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地上波デジタル放送受信チューナの構
成を示す回路図である。
【図2】従来の地上波デジタル放送受信チューナの構成
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 分波器 2a ローパスフィルタ 2b バンドパスフィルタ 2c ハイパスフィルタ 3 第一の可変同調回路 4 第二の可変同調回路 5 第三の可変同調回路 6 第一の高周波増幅器 7 第二の高周波増幅器 8 第三の高周波増幅器 9 第一の混合器 10 第二の混合器 11 第三の混合器 12 局部発振器 13 PLL回路 14 切替手段 15 第一のセグメントフィルタ 16 第二のセグメントフィルタ 17、18 A/D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA25 DA01 5K020 AA02 BB04 DD27 FF02 GG01 HH13 KK02 KK07 5K061 AA09 BB06 CC11 CC16 CC49 JJ24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VHF帯のハイバンドの帯域を3分割す
    る低域、中域、高域にそれぞれ対応して設けられ、各帯
    域内の所望のセグメントを選択する第一乃至第三の可変
    同調回路と、前記第一乃至第三の可変同調回路にそれぞ
    れ対応して設けられ、前記各可変同調回路によって選択
    された所望のセグメントのデジタル放送信号を中間周波
    数に周波数変換する第一乃至第三の混合器と、前記第一
    乃至第三の混合器に局部発振信号を供給する局部発振器
    とを備え、前記可変同調回路の帯域幅を1つのセグメン
    トの帯域幅のほぼ三倍とし、前記第一乃至第三の混合器
    のうち、前記選択されたセグメントが属する帯域に対応
    する1つを動作状態としたことを特徴とする地上波デジ
    タル放送受信チューナ。
  2. 【請求項2】 1つのセグメントの帯域幅を有する第一
    のセグメントフィルタと、隣接する3つのセグメントの
    帯域幅を有する第二のセグメントフィルタとを有し、前
    記各混合器から出力される所望のセグメントのデジタル
    放送信号を前記第一のセグメントフィルタ又は前記第二
    のセグメントフィルタに入力したことを特徴とする請求
    項1に記載の地上波デジタル放送受信チューナ。
  3. 【請求項3】 前記VHF帯のハイバンドの帯域を低
    域、中域、高域に3分割する分波器を設け、前記分波器
    に前記第一乃至第三の可変同調回路を接続したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の地上波デジタル放送受
    信チューナ。
  4. 【請求項4】 前記局部発振器は前記各帯域に対応して
    発振周波数帯が切り替えられ、前記各帯域におけるセグ
    メントの周波数データが入力されると共に、前記各可変
    同調回路の同調周波数と前記局部発振器の発振周波数を
    変える同調電圧と、前記帯域のいずれかを選択するため
    の切替電圧とを発生するPLL回路を設け、前記切替電
    圧によって前記帯域に対応する混合器を動作状態にする
    と共に、前記局部発振器の発振周波数帯域を切り替えた
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の地上波
    デジタル放送受信チューナ。
  5. 【請求項5】 前記第一乃至第三の可変同調回路とそれ
    らに対応する前記第一乃至第三の混合器との間に第一乃
    至第三の高周波増幅器を設け、前記各高周波増幅器を対
    応する各混合器に連動して動作状態としたことを特徴と
    する請求項1乃至4にいずれかに記載の地上波デジタル
    放送受信チューナ。
  6. 【請求項6】 前記第一のセグメントフィルタと前記第
    二のセグメントフィルタとの次段にはデジタル放送信号
    をデジタルのベースバンド信号に変換するためのA/D
    変換器をそれぞれ設け、前記中間周波数を、復調時のフ
    ーリエ変換用のサンプリング周波数とし、前記A/D変
    換器のサンプリング周波数を前記中間周波数の2倍以上
    としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記
    載の地上波デジタル放送受信チューナ。
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