JP2003046875A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
- Publication number
- JP2003046875A JP2003046875A JP2001235347A JP2001235347A JP2003046875A JP 2003046875 A JP2003046875 A JP 2003046875A JP 2001235347 A JP2001235347 A JP 2001235347A JP 2001235347 A JP2001235347 A JP 2001235347A JP 2003046875 A JP2003046875 A JP 2003046875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- holder
- solid
- adhesive
- imaging device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 53
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
像素子の基板に対する補強部材として機能するようにし
て、簡単かつ低コストな構成とし、しかも組立工程も減
らす。 【解決手段】 基板4に積層チップ6が実装されてい
る。積層チップ6を覆うように第1ホルダ10がカメラ
用基板4に接着剤5で固定される。このとき、この第1
ホルダ10を固定するための接着剤5を積層チップ6と
基板4との間隙にも流し込み、第1ホルダ10の固定と
同時に積層チップ6の基板4への補強部材としても機能
するようにする。
Description
する。 【0002】 【従来の技術】従来の固体撮像装置では、図5に示すと
おり、基板51の裏面側に固体撮像素子50を実装して
受光面側の基板51に穴部51aを設けていた。穴部5
1aを覆うようにIRカットフィルター52が基板51
の表面側に設けられ、更にIRカットフィルター52を
覆うようにレンズユニット53が基板51に設けられて
いる。従来の固体撮像素子50は、固体撮像素子50を
基板51に実装したときは、固体撮像素子50の保護と
基板51からの脱落を防止するために樹脂54で封止さ
れていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】固体撮像素子50は基
板51からの脱落を防止するために実装後に、別工程で
樹脂54で封止されているので、その分組立工程が増え
てしまっていた。また、固体撮像素子50を完全に覆う
ために多量の封止材を必要とし、その分コスト高にもな
っていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明では、固体撮像素
子と、固体撮像素子を取り付ける基板と、固体撮像素子
に被写体像を結像させるレンズと、レンズを保持するレ
ンズホルダとを有し、レンズホルダと基板との間には、
両者を接着固定する接着剤が介在し、接着剤は、固体撮
像素子と基板との間に介在して固体撮像素子の基板に対
する補強部材として機能するようにしている。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。図1には、本発明が適用
された携帯機器用カメラが示されている。携帯機器の回
路等を設けるマザーボード1には、ソケット2が搭載さ
れている。ソケット2はプラスチック材料にて形成され
ており、互いに対向する対向壁部2bの内面にそれぞれ
接片2aが設けられており、これらの各接片2aを介し
てマザーボード1と導通されていると共に、各接片2a
により基板4が脱出不能に係止され、かつ基板4と導通
されている。 【0006】基板4の上面(図面上方側の面)には、後
に詳細に説明する積層チップ6がバンプ6cを介して実
装され搭載されていると共に、積層チップ6を包囲する
ようにレンズホルダ3が搭載されている。また、基板4
の下面には積層チップ6の信号処理用ICである不図示
のDSP(Digital Signal Proce
ssor)及び積層チップ6の各種駆動タイミングを生
成するタイミングジェネレータ等の固体撮像素子制御用
のICが設けられている。 【0007】レンズホルダ3は第1ホルダ10及び第2
ホルダ8により構成されている。第2ホルダ8は円筒状
に形成され、その下部内周には雌ねじ部8aが設けら
れ、レンズ押え9の外周の雄ねじ部9aと螺合してレン
ズ押え9との間にレンズ7が固定されている。第2ホル
ダ8の下部の外周には雄ねじ部8bが設けられ、第1ホ
ルダ10の雌ねじ部10aと螺合することにより第2ホ
ルダ8は第1ホルダ10に固定されている。第2ホルダ
8と第1ホルダ10との螺合量を調整することにより積
層チップ6とレンズ7との距離を微調整しピント調節を
した後、接着剤20で第2ホルダ8は第1ホルダ10に
固定されている。 【0008】第1ホルダ10はプラスチック材料にて筒
状に形成されており、外周に電磁波シールド用としてメ
ッキや蒸着等で金属膜10eが設けられている。また、
基板4上にはアルミ等の金属材料で形成された電磁波を
シールドするためのシールドケース11が設けられてい
る。シールドケース11の一部からは接片11aが突出
しており、この接片11aは第1ホルダ10の外周の金
属膜10eと接触して金属膜10eと導通されている。
第1ホルダ10の内部には中間部にIRカットフィルタ
12が接着材にて接合固着されており、IRカットフィ
ルタ12により不要な赤外線が積層チップ6に入射する
ことを防止している。第1ホルダ10は基板4に搭載さ
れている。第1ホルダ10と基板4との間には両者を接
着する接着剤5が第1ホルダの全周に亘って介在されて
いる。接着剤5はその1部が第1ホルダ10と基板4と
の間から積層チップ6と基板4との間に至って積層チッ
プ6と基板4との間にも介在され、第1ホルダ10の固
定と同時に積層チップ6の基板4への実装の補強用とし
ても機能している。すなわち、基板4に実装して固定さ
れた積層チップ6の基板4への実装が接着剤5により補
強され、携帯機器の落下等による外力が加わっても積層
チップ6の基板4からの脱落が防げる。 【0009】ここで、積層チップ6の詳細な構成につい
て説明する。図2に示すように、積層チップ6は、固体
撮像素子(CCD等)13の表面と裏面とにカバーガラ
ス14,15が設けられていて電極16が固体撮像素子
13の表面側からカバーガラス15の裏面側に延伸して
設けられており、電極16と基板4とがバンプ6cを介
して実装されて導通して固体撮像素子13の画像信号を
他の回路素子に出力できるようになっている。固体撮像
素子13はカバーガラス14,15にて保護されている
ため、従来の固定撮像素子のようにパッケージに入れて
保護する必要が無く、積層チップ6は固体撮像素子13
と同じ大きさの面積となっている。 【0010】図3に示すように、基板4に実装された積
層チップ6の隣り合う2辺(6a、6b)に、第1ホル
ダ10の内周に設けられている突起10b、10cが当
接している。これにより、第1ホルダ10と積層チップ
6との位置決めがなされ、レンズ7の光軸が固体撮像素
子13の受光面13aの中心に一致するようになってい
る。積層チップ6の外周の辺は受光面13aとの位置関
係が正確に決められており、レンズ7の光軸が受光面1
3aに正確に一致するようになっている。 【0011】積層チップ6は、パッケージで固体撮像素
子13を保護するものでないため、固体撮像素子13よ
りも外形が大きいパッケージ及びパッケージの外側にさ
らに飛び出す接続端子が無く、設置面積がパッケージで
保護されているタイプの固体撮像素子と比べると小さ
い。このため、基板4も小型化することができ、携帯機
器用カメラ全体を小型にすることが可能となる。 【0012】以下、本実施例に係る携帯機器用カメラの
組み立て手順について説明する。基板4に積層チップ6
を実装し、同時に不図示のDSP及びTG等をフリップ
チップやワイヤボンディングで実装する。また、第2ホ
ルダ8にレンズ7を下面側から挿入し、レンズ押え9を
レンズ7の更に下面側から挿入する。そして、レンズ押
え9と第2ホルダ8とを螺合してレンズ7を固定する。
次に積層チップ6の外周に第1ホルダ10の内周の一部
を当接させた状態で第1ホルダ10を基板4に接着剤5
で固定する。このとき、接着剤5の1部が第1ホルダ1
0と基板4との間から積層チップ6と基板4との間隙に
も至るように多めに設ける。これにより、第1ホルダ1
0が基板4に固定されると同時に実装された積層チップ
6と基板4との間に接着剤5が介在され、接着剤5によ
り基板4への積層チップ6の実装が補強される。次に、
第1ホルダ10に第2ホルダ8を螺合して固定する。こ
のとき、螺合量を調整してピントを調節し、その調節が
終わったところで第2ホルダ8と第1ホルダ10とを接
着剤20で固着する。 【0013】上記構成によれば、第1ホルダ10と基板
4とを接着する接着剤5が積層チップ6と基板4との間
にも介在されて積層チップ6の基板4に対する補強部材
として機能するので、従来のような封止材を必要とせ
ず、簡単かつ低コストな構成で積層チップ6を補強でき
る。また、第1ホルダ10を基板4に固定するのと同時
に積層チップ6の基板4への実装補強を行うため、従来
のような封止工程が不要となり、組立工程を減らすこと
ができる。 【0014】なお、本実施例では、固体撮像素子13が
カバーガラス14,15に挟持された積層チップ6を採
用したが、これに限らず、固体撮像素子単独のチップや
固体撮像素子がパッケージに封止されているものを使用
しても良い。また、レンズホルダ3も図4のように第1
ホルダと第2ホルダが一体化したホルダ101を採用し
てもよい。また、本実施例では、携帯機器用カメラに適
用したが、これに限らず、車や扉や壁等大型のものに取
り付けられる固体撮像装置に適用してもよい。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように本発明では、接着剤
がレンズホルダの固定と同時に固体撮像素子の基板に対
する補強部材として機能するため、簡単かつ低コストな
構成となり、しかも組立工程を減らすことができる。
である。 【図2】積層チップの構成を示す断面図である。 【図3】積層チップとレンズホルダとの当接状態を示す
図である。 【図4】他の実施の形態を示す断面図である。 【図5】従来の固体撮像素子の断面図である。 【符号の説明】 3 レンズホルダ 4 基板 5 接着剤 7 レンズ 8 第2ホルダ 10 第1ホルダ 13 固体撮像素子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】固体撮像素子と、上記固体撮像素子を取り
付ける基板と、上記固体撮像素子に被写体像を結像させ
るレンズと、上記レンズを保持するレンズホルダとを有
し、 上記レンズホルダと上記基板との間には、両者を接着固
定する接着剤が介在し、 上記接着剤は、上記固体撮像素子と上記基板との間に介
在して上記固体撮像素子の上記基板に対する補強部材と
して機能することを特徴とする固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235347A JP2003046875A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235347A JP2003046875A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003046875A true JP2003046875A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19066806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235347A Pending JP2003046875A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003046875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006067443A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Mitsumi Electric Co Ltd | モジュール用コネクタロック装置及び該ロック装置を用いたカメラ用モジュール装置 |
JP2006237756A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Seiko Precision Inc | 固体撮像装置及びこれを備えた電子機器 |
JP2009139571A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Fujinon Corp | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
-
2001
- 2001-08-02 JP JP2001235347A patent/JP2003046875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006067443A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Mitsumi Electric Co Ltd | モジュール用コネクタロック装置及び該ロック装置を用いたカメラ用モジュール装置 |
JP2006237756A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Seiko Precision Inc | 固体撮像装置及びこれを備えた電子機器 |
JP2009139571A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Fujinon Corp | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW523924B (en) | Image pickup device and image pickup lens | |
JP4698874B2 (ja) | イメージセンサモジュール、およびイメージセンサモジュールの製造方法 | |
US7265916B2 (en) | Module for optical devices, and manufacturing method of module for optical devices | |
KR100991063B1 (ko) | 촬상 장치 및 휴대용 단말기 | |
JP4285966B2 (ja) | カメラモジュール | |
US20050212947A1 (en) | Image capture apparatus | |
US20020088987A1 (en) | Optical device and method for manufacturing the same, and electronic apparatus | |
US20060164539A1 (en) | Camera module, camera system and method of manufacturing a camera module | |
JP2004007386A (ja) | イメージセンサモジュール及びその製造方法 | |
WO2005034508A1 (ja) | カメラモジュール | |
KR20050026491A (ko) | 카메라 모듈, 카메라 모듈용 홀더, 카메라 시스템 및카메라 모듈 제조 방법 | |
JP2004242166A (ja) | 光モジュール及びその製造方法並びに電子機器 | |
JP2008193312A (ja) | 撮像装置、その製造方法および携帯端末装置 | |
JP2003244560A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP2004506938A (ja) | 小寸の画像記録装置、特にカメラまたはビデオ・カメラ | |
JP2000269472A (ja) | 撮像装置 | |
JP2004029590A (ja) | 小形モジュールカメラ | |
JPH1117996A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006294720A (ja) | カメラモジュール | |
JP2003046875A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP3896586B2 (ja) | 固体撮像装置及び固体撮像カメラ | |
JP2004221874A (ja) | 光モジュール及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 | |
JP2000332225A (ja) | 撮像装置 | |
KR100483721B1 (ko) | 고체 촬상장치 | |
JP2003219227A (ja) | 固体撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070125 |