JP2003046070A - Soiウェーハの製造方法およびウェーハ分離治具 - Google Patents

Soiウェーハの製造方法およびウェーハ分離治具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハ表面にキズを発生させることなくS
OIウェーハを製造する方法およびそれに使用できるウ
ェーハ分離治具を提供する。 【解決手段】 本発明のウェーハ分離治具1を用い、ス
マートカット法によるSOIウェーハの製造過程におい
て、SOIウェーハ39と残存ウェーハ38との積層体
34を個別のウェーハに分離させる。ウェーハ分離治具
1は、積層体34を厚さ方向に支持する支持面1pと、
積層体34における下側ウェーハの滑り移動を阻止する
とともに、上側ウェーハの下側ウェーハに対する滑り移
動を許容するように高さ調整された支持面1p上の段差
部2を備える。支持面1pに積層体34を載せて傾け、
上側ウェーハを自重により下側ウェーハに対して面内方
向に相対的に滑り移動させて、両者を互いに分離させ
る。この方法によると、ウェーハ同士の擦れ合いを抑制
でき、ウェーハ表面にキズも生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SOIウェーハの
製造方法およびそれに使用できるウェーハ分離治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シリコン酸化膜などの絶縁体層上にシリ
コン単結晶層をSOI(Silicon on Insulator)層とし
て積層形成したSOIウェーハの代表的な製造方法とし
て、貼り合わせ法がよく知られている。中でも、シリコ
ン単結晶にイオンを注入して熱処理することにより、注
入されたイオンの存在する層において、シリコンの結晶
格子が部分的に切断される現象を利用してSOI層を形
成するイオン注入剥離法、いわゆるスマートカット法
(登録商標)が注目を浴びている。
【0003】スマートカット法においては、図1に示す
ように、内部にイオン注入層41が形成されたボンドウ
ェーハ31と、SOI層40が形成される予定のベース
ウェーハ32とを、少なくともいずれか一方のウェーハ
の貼り合わせ側主表面表層部をなす酸化膜等の絶縁体層
33を介して密着させた状態で熱処理を行う。該熱処理
により、イオン注入層41にてボンドウェーハ31の貼
り合わせ側主表面表層部をSOI層40として剥離する
とともに、ベースウェーハ32に接合することによりS
OIウェーハ39が得られる。
【0004】上記製造過程において、ボンドウェーハ3
1の残部である残存ウェーハ38とSOIウェーハ39
との分離を、従来は以下のようにして行っていた。図7
に示すように、熱処理終了後、炉から取り出されたボー
ト30の保持溝30aには、残存ウェーハ38とSOI
ウェーハ39とが重ね合わせ状態で保持されている。真
空チャック36を用い、残存ウェーハ38またはSOI
ウェーハ39の裏面側からチャックして、これを回収す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
ように真空チャックを用いると、ウェーハ同士の平行な
位置関係を保ちつつ接触しないように分離させることが
難しい。分離すべきウェーハ同士が擦れあうと、表面に
キズが生じてしまう。特に、SOIウェーハの側にキズ
が生じると歩留まりの低下を招くので好ましくない。
【0006】そこで本発明は、ウェーハ表面にキズを発
生させることなくSOIウェーハを製造する方法および
それに使用できるウェーハ分離治具を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明のSOIウェーハの製造方法
は、内部にイオン注入層が形成されたボンドウェーハ
と、SOI層が形成される予定のベースウェーハとを、
少なくともいずれか一方のウェーハの貼り合わせ側主表
面表層部をなす絶縁体層を介して密着させた状態で熱処
理を行うことにより、ボンドウェーハにおける貼り合わ
せ側主表面表層部をSOI層としてイオン注入層にて剥
離するとともに、ベースウェーハに接合することにより
SOIウェーハを得るSOIウェーハ形成工程と、SO
Iウェーハ形成工程にて得られるSOIウェーハと、剥
離を生じた後のボンドウェーハの残部である残存ウェー
ハとの積層体を一方が上、他方が下となるように保持
し、その下側ウェーハに対し上側ウェーハを面内方向に
相対的に滑らせることにより両者を互いに分離させるウ
ェーハ分離工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】上記本発明は、前述したようにイオン注入
を行ってSOI層を形成するスマートカット法に基づく
貼り合わせSOIウェーハの製造方法であり、熱処理後
に行うSOIウェーハと残存ウェーハとの分離を、一方
を他方に対して面内方向に滑らせる形で行なうようにし
たものである。このようにすると、ウェーハ同士の接触
によるキズの発生を抑制することができる。SOIウェ
ーハと残存ウェーハとの分離を、キズを生じさせること
なく確実に行えるので、製造歩留まりを向上させること
が可能となる。
【0009】なぜ、ウェーハ同士が擦れ合わないのか
は、次のように説明できる。スマートカット法において
ウェーハ剥離のための熱処理を行うと、イオン注入層に
存在するイオンがガス化し、シリコンの結合が切断され
て割れ(剥離)が生じる。その結果、SOIウェーハと
残存ウェーハとの間には微小な隙間が形成される。この
隙間があるために、ウェーハ同士をほとんど擦れ合わせ
ることなく、一方のウェーハを他方に対して滑り移動さ
せることができるのである。
【0010】滑り移動を実現する具体的な方法として
は、下側ウェーハのみ固定保持した状態で積層体を傾斜
させることにより、上側ウェーハを自重により滑り移動
させるという方法が採用できる。イオン注入層において
は、熱処理後、ほとんど全面において剥離が生じ微小な
隙間が形成されるが、研磨ダレが存在するウェーハ外周
部のごく僅かな部分では剥離が発生せず、ウェーハ同士
の接合に寄与するテラス状接合部として残る。この接合
力はごく弱いので、下側ウェーハを固定した状態で傾斜
させるのみで、上側ウェーハは自重により滑り移動して
いき、互いのウェーハは分離するに至る。このように、
傾けて滑らせるだけなので、真空チャックのような高価
な道具も全く必要ないし、行うべき操作も非常に簡単で
ある。
【0011】ところで、上記本発明のSOIウェーハの
製造方法における支持体として、以下のような治具を使
用することができる。すなわち、本発明のウェーハ分離
治具は、1対のウェーハが重なり合った状態の積層体
を、個別のウェーハに分離させるための治具であって、
積層体を厚さ方向に支持する支持面と、積層体における
下側ウェーハの当該治具に対する滑り移動を阻止すると
ともに、上側ウェーハの下側ウェーハに対する滑り移動
を許容するように高さ調整された支持面上の第一ストッ
パとを備え、支持面に積層体を載せて傾け、上側ウェー
ハを自重により下側ウェーハに対して面内方向に相対的
に滑り移動させて、両者を互いに分離させるように構成
されたことを特徴とする。
【0012】上記本発明のウェーハ分離治具を用いれ
ば、例えば前述したSOIウェーハと残存ウェーハとの
積層体をウェーハの主表面にキズを生じさせること無
く、しかも容易に個別のウェーハに分離させることがで
きる。これにより、真空チャックを用いる場合よりも製
造歩留まりを向上させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。本発明のSOIウェーハ
の製造方法は、前述したようにスマートカット法に基い
た製造方法である。スマートカット法については、図1
に例示した通りである。
【0014】まず、2枚のシリコン単結晶ウェーハ3
1,32を用意して、以下の処理を施す。少なくともい
ずれか一方のウェーハの主表面に熱酸化法、CVD法等
の公知のシリコン酸化膜形成方法により予め酸化膜33
を形成しておく。この酸化膜33は、シリコン窒化膜で
も代用できるが、シリコン酸化膜は絶縁性、製造容易性
の点において優れるので最適である。水素、希ガスおよ
びハロゲン等の軽元素の中から選ばれる少なくとも1種
類の元素をイオン化し、上記シリコン単結晶ウェーハ3
1(ボンドウェーハ)の主表面よりイオン注入するとと
もに、内部にイオン注入層41を形成する。他方は、S
OI層40が形成される予定のベースウェーハ32とす
る。
【0015】次に、貼り合わせ側の主表面部に形成され
た酸化膜33を介して上記ベースウェーハ32とボンド
ウェーハ31とを密着させたのち、約400〜600℃
の温度で熱処理を行う。この熱処理により、前述したイ
オン注入層41にて剥離層41’を形成するとともに、
ベースウェーハ32に接合された形のSOI層40を形
成する。以上がSOIウェーハ形成工程である。
【0016】剥離層41’は、イオン注入層41に存在
していた軽元素が熱処理によりガス化して、シリコンの
結合が切断されて生じたものである。熱処理を行ってい
る最中は、ベースウェーハ32へのSOI層40の接合
過程と、ボンドウェーハ31からのSOI層40の剥離
過程とが同時に進行している。熱処理終了後、残存ウェ
ーハ38とSOIウェーハ39とは、剥離せずにわずか
にテラス状に残存した部分のごく弱い結合力により重な
り合っている。なお、ベースウェーハ32とSOI層4
0との強固な接合を実現するために、SOIウェーハ3
9を回収したのちスマートカット法での熱処理よりも高
い温度、たとえば1100〜1200℃程度の温度で再
度熱処理を行うことが望ましい。
【0017】図2は、ウェーハを保持させて熱処理炉内
に導入し、熱処理を行うための石英製ボート10の断面
模式図である。図2(a)はウェーハと平行な方向での
断面図、図2(b)はウェーハの並び方向と平行な方向
での断面図をそれぞれ示している。ボンドウェーハ31
およびベースウェーハ32は、3箇所の支持部11,1
1,12でウェーハを支持するボート10によって密着
状態が維持されつつ、熱処理炉内に導入される。図2に
示す形態のボート10は、相当枚数のウェーハをバッチ
処理できるため生産性に非常に優れる。その一方で、S
OIウェーハ形成工程の後に行わなければならないウェ
ーハ同士の分離工程においては、1枚ずつチャックして
回収しようとするとウェーハ同士の接触を免れず、ウェ
ーハの表面にキズが生じやすい。
【0018】本発明においては、チャックを用いずウェ
ーハ同士の分離を次のようにして行う。すなわち、SO
Iウェーハ形成工程にて得られる、SOIウェーハ39
と剥離を生じた後のボンドウェーハ31の残部である残
存ウェーハ38との積層体34を一方が上、他方が下と
なるように保持し、その下側ウェーハに対し上側ウェー
ハを面内方向に相対的に滑らせる。従って、ボート10
に保持されている状態から、一旦2枚まとめて回収し、
それから分離させることになる。このようにすれば、ウ
ェーハの分離時にウェーハ同士が擦れ合うことに基づく
キズの発生を抑制できる。
【0019】上記のウェーハ分離工程においては、SO
Iウェーハ39を固定側として支持し、残存ウェーハ3
8を上側ウェーハとして滑り移動させるとよい。そうす
れば、両者が分離した後も、SOIウェーハ39のSO
I層40の形成されている主表面が他のものに接触する
ことも全くないので好ましい。
【0020】ウェーハを滑り移動させるための具体的な
手段としては、たとえば下側ウェーハのみ固定保持した
状態で積層体34を傾けることにより、上側ウェーハを
自重により滑り移動させるという方法を好適に採用でき
る。積層体34を傾斜させるのみでよいので、この工程
に必要な設備や道具を極めて簡便なものにできる。
【0021】また、図6(a)に示すように、下側ウェ
ーハのみ固定できるように、下側ウェーハよりも浅く形
成された凹部にはめ込む形で積層体34を載置して、こ
れを略水平に保持した状態で、ウェーハの面内方向から
ガスGを噴射して上側ウェーハを滑り移動させるという
方法も適用できる。さらに図6(b)に示すように、
(a)と同じ状態にて、位置の微調整が可能なアーム1
3により、上側ウェーハのみを周縁部からウェーハの中
心方向に押圧することによって、滑り移動させるという
方法でもよい。
【0022】上記したように、積層体34を傾斜させて
SOIウェーハ39と残存ウェーハ38とを分離する工
程に、図3に示すウェーハ分離治具1を好適に使用でき
る。ウェーハ分離治具1は全体として板状の形態を有
し、積層体34を厚さ方向に支持する支持面1pと、積
層体34における下側ウェーハの当該治具1に対する滑
り移動を阻止するとともに、上側ウェーハの下側ウェー
ハに対する滑り移動を許容するように高さ調整された支
持面1p上の第一ストッパとを備える。上記支持面1p
に積層体34を載せてウェーハ分離治具1を傾ければ、
上側ウェーハは自重により下側ウェーハに対して面内方
向に相対的に滑り移動して、互いに分離するに至る。
【0023】図3に示すように、第一ストッパは、たと
えば下側ウェーハの厚さよりも小さい段差が形成された
段差部2として構成できる。このようにすれば、積層体
34を傾斜させたとき、下側ウェーハは該段差部2に引
っ掛かる形にて滑り移動が阻止され、上側ウェーハだけ
が傾斜方向に滑り移動する。段差部2は、下側ウェーハ
の周縁に当接するのみであるから、ウェーハの表面にキ
ズがつく恐れもない。
【0024】さらに、下側ウェーハを保持する領域を挟
んで第一ストッパ(段差部2)と反対側には、ウェーハ
の分離時と逆方向に傾斜させたときの積層体34の滑り
落ちを阻止する第二ストッパを備える。この第二ストッ
パは、積層体34が自身の内側に保持されるように調整
・配置された鉤状部3として構成できる。この鉤状部3
に、積層体34の周縁部が適度なクリアランスを有する
形にてはまり込み、前述したボート10より該積層体3
4を直接回収することが可能となる。
【0025】また、ウェーハ分離治具1には、ウェーハ
分離のための傾斜方向における、段差部2よりも下方
に、分離後の上側ウェーハを回収・保持するための回収
部4が、下側ウェーハを保持する領域から延びる形態で
設けられている。分離後には、この回収部4に上側ウェ
ーハ、段差部2を挟んで反対側(積層体34の支持位
置)に下側ウェーハがそれぞれ残留し、簡単に各ウェー
ハごとに回収できる。また、ウェーハ分離治具1の両サ
イドにはガイド5が設けられており、所定の傾斜方向以
外に多少傾けてもウェーハが治具から脱落する恐れはな
い。
【0026】また、ウェーハ分離治具1’の別形態を図
9(a)に示す。ウェーハ分離治具1’は、支持面1p
に円弧状に形成された下側ウェーハの厚さよりも小さい
段差2’が第一ストッパとして機能する。断面図(図9
(b))にも示す通り、その段差2’を境界にして、高
所側は上側ウェーハを回収すべきウェーハ回収部4とな
り、低所側に第二ストッパとして機能する鉤状部3を備
える。なお、ウェーハ分離治具1の形状、すなわち鉤状
部3側の形状は、ボートやサセプタから積層体34を回
収しやすいように調整される。
【0027】前述した本発明の方法に基づき、図3に示
したウェーハ分離治具1を用いてボート10から積層体
34を回収するときの様子を図4に示す。まず、板状の
ウェーハ分離治具1を、ボート10に保持されたウェー
ハ(積層体34)と概ね平行に保ちつつ、SOIウェー
ハ39側から接近させる。ウェーハ分離治具1は、鉤状
部3側において二股に分かれており、ボート10の中央
の支持部12と両サイドの支持部11との間に鉤状部3
を進入させることができる。そこで、鉤状部3が積層体
34の下端よりも若干下に位置するようにウェーハ分離
治具1を下降させる。そして、鉤状部3に積層体34の
下端周縁部を引っ掛ける形にてはめ込み、その状態を保
持しつつ上昇させる。続いて、図5に示すように回収部
4が下側となるように、水平線HLに対して徐々に傾斜
させる。この操作に伴い、上側ウェーハである残存ウェ
ーハ38が滑り移動して、段差部2を経て回収部4に到
達する。
【0028】一方、図8に示すように、オーブン型熱処
理炉20で熱処理を行う場合、積層体34はサセプタ2
1によって略水平に保持されているので、この状態のま
まで回収することが好ましい。たとえば、ウェーハを保
持するためのザグリ23と、ウェーハ分離治具1を積層
体34の下方に挿入するための開放部22とをサセプタ
21に形成しておくと、熱処理後の積層体34を下方か
らすくい上げる形にてウェーハ分離治具1へ移動させ
て、ウェーハ分離工程にスムーズに移行できるので好適
である。
【0029】また、本実施形態ではウェーハ分離治具1
は、安価で加工が容易であるという理由からアクリル板
にて構成してあるが、フッ素樹脂など他の樹脂材料はも
ちろん、ウェーハの汚染を防止するために、石英やSi
Cなどの材料を使用して構成することもできる。また、
積層体34を傾斜させ、上側ウェーハが滑り移動を開始
しても、下側ウェーハは支持面1pとの摩擦抵抗により
位置決め保持されるようにする下側ウェーハの固定形態
も、段差部2を設ける形態の代替として例示できる。具
体的には、摩擦抵抗の大きいシート状の材料を支持面1
pに貼り付ける、支持面1pに摩擦抵抗を向上させるた
めの粗面加工を施すなどの方法が例示できる。このよう
にすれば、段差部2を省略できるという利点もある。
【0030】
【実施例】本発明の効果を確かめるために以下の実験を
行った。まず、主表面の面方位が(100)、抵抗率1
0Ω・cm、直径200mmのシリコン単結晶ウェーハ
を用意し、図1に示す方法に従ってSOIウェーハ39
を複数作製した。ボンドウェーハ31における酸化膜3
3の厚さは145nmとし、加速電圧56keV、ドー
ズ量5.5×1016cm−2の条件でHイオン注入
を行った。該条件によると約340nmの厚さのSOI
層40が形成される。熱処理は、図2に示した形態のボ
ート10を用い、ArとNの混合ガスによる不活性雰
囲気中、500℃の温度で30分間行った。熱処理炉か
らボート10を取り出して、図7に示すように真空チャ
ック36を用いる方法により、SOIウェーハ39と残
存ウェーハ38とを分離して、それぞれ回収した。回収
後のSOIウェーハ39について、さらに1100℃の
温度で2時間熱処理を行ったのち、表面のポリッシュ
(取り代100nm)を行った。このようにして得られ
たSOIウェーハ39の表面を光学的表面検査装置(K
LAテンコール社製SP−1)で検査し、キズの発生箇
所を調べた。複数のSOIウェーハ39について調べた
結果、その全てに図10(a)に示すように縞状のキズ
痕が検出された。
【0031】次に、図3に示した本発明のウェーハ分離
治具1を用い、前述した本発明の方法に従って、SOI
ウェーハ39と残存ウェーハ38との分離を行った実験
結果について説明する。他の条件は全く同じである。キ
ズの発生箇所を調べた結果を図10(b)に示す。本発
明の方法により作製されたSOIウェーハ39には、い
ずれのウェーハに関しても図10(a)に見られたよう
なキズは検出されなかった。この結果からも明らかなよ
うに、本発明の方法を適用することにより、ウェーハに
ほとんどキズを生じさせることなくSOIウェーハ39
を製造できる。
【0032】以上、本発明は実施の形態に限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲にて種々の態様で実
施できることはいうまでもない。また、図面は理解のた
めの模式的なものであることを断っておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】スマートカット法によるSOIウェーハの製造
工程説明図。
【図2】熱処理に用いられるボートの断面図。
【図3】本発明のウェーハ分離治具の全体図。
【図4】熱処理後、残存ウェーハとSOIウェーハとの
積層体を本発明のウェーハ分離治具を用いてボートから
回収する態様を示す模式図。
【図5】本発明のウェーハ分離治具を用い、熱処理後の
ウェーハ同士を分離させる態様を示す模式図。
【図6】積層体を略水平に保持した状態で上側ウェーハ
を滑り移動させる方法の別態様を説明する図。
【図7】従来のSOIウェーハの回収方法を説明する
図。
【図8】オーブン型熱処理炉で熱処理を行う場合の積層
体の回収方法を説明する図。
【図9】ウェーハ分離治具の別形態を示す図。
【図10】SOIウェーハの表面検査の結果を示す図。
【符号の説明】
1,1’ ウェーハ分離治具(支持体) 2 段差部(第一ストッパ) 2’ 段差(第一ストッパ) 3 鉤状部(第二ストッパ) 4 回収部 31 ボンドウェーハ 32 ベースウェーハ 33 酸化膜(絶縁体層) 34 積層体 38 残存ウェーハ 39 SOIウェーハ 40 SOI層 41 イオン注入層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 博幸 長野県更埴市大字屋代1393番地 長野電子 工業株式会社内 (72)発明者 三谷 清 群馬県安中市磯部二丁目13番1号 信越半 導体株式会社半導体磯部研究所内 Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 FA12 FA18 FA21 FA30 GA18 GA32 GA35 GA46 GA49 HA61 HA65

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にイオン注入層が形成されたボンド
    ウェーハと、SOI層が形成される予定のベースウェー
    ハとを、少なくともいずれか一方のウェーハの貼り合わ
    せ側主表面表層部をなす絶縁体層を介して密着させた状
    態で熱処理を行うことにより、前記ボンドウェーハにお
    ける貼り合わせ側主表面表層部を前記SOI層として前
    記イオン注入層にて剥離するとともに、前記ベースウェ
    ーハに接合することによりSOIウェーハを得るSOI
    ウェーハ形成工程と、 前記SOIウェーハ形成工程にて得られる前記SOIウ
    ェーハと、剥離を生じた後の前記ボンドウェーハの残部
    である残存ウェーハとの積層体を一方が上、他方が下と
    なるように保持し、その下側ウェーハに対し上側ウェー
    ハを面内方向に相対的に滑らせることにより両者を互い
    に分離させるウェーハ分離工程と、 を含むことを特徴とするSOIウェーハの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェーハ分離工程において、前記S
    OIウェーハを固定側として支持し、前記残存ウェーハ
    を滑り移動させることを特徴とする請求項1記載のSO
    Iウェーハの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェーハ分離工程において、前記下
    側ウェーハのみ固定保持した状態で前記積層体を傾斜さ
    せることにより、前記上側ウェーハを自重により滑り移
    動させることを特徴とする請求項1または2記載のSO
    Iウェーハの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記下側ウェーハの滑り移動を阻止する
    とともに、前記上側ウェーハの前記下側ウェーハに対す
    る滑り移動を許容するように高さ調整された第一ストッ
    パを、前記下側ウェーハを支持する支持面上に備えた支
    持体を用い、前記支持面に前記積層体を載せ、前記積層
    体を前記分離のために傾斜させることを特徴とする請求
    項3記載のSOIウェーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記支持面に、前記下側ウェーハを挟ん
    で第一ストッパと反対側に、ウェーハの分離時と逆方向
    に傾斜させたときの前記積層体の滑り落ちを阻止する第
    二ストッパを備えた前記支持体を用いることを特徴とす
    る請求項4記載のSOIウェーハの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記分離のための傾斜方向における、前
    記第一ストッパよりも下方に、前記上側ウェーハの回収
    部を備えた前記支持体を用い、その回収部に分離後の上
    側ウェーハを回収・保持することを特徴とする請求項4
    または5記載のSOIウェーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 1対のウェーハが重なり合った状態の積
    層体を、個別のウェーハに分離させるための治具であっ
    て、 前記積層体を厚さ方向に支持する支持面と、前記積層体
    における下側ウェーハの当該治具に対する滑り移動を阻
    止するとともに、上側ウェーハの下側ウェーハに対する
    滑り移動を許容するように高さ調整された前記支持面上
    の第一ストッパとを備え、 前記支持面に前記積層体を載せて傾斜させ、前記上側ウ
    ェーハを自重により前記下側ウェーハに対して面内方向
    に相対的に滑り移動させて、両者を互いに分離させるよ
    うに構成されたことを特徴とするウェーハ分離治具。
  8. 【請求項8】 前記支持面に、前記下側ウェーハを挟ん
    で第一ストッパと反対側に、ウェーハの分離時と逆方向
    に傾斜させたときの前記積層体の滑り落ちを阻止する第
    二ストッパを備えたことを特徴とする請求項7記載のウ
    ェーハ分離治具。
  9. 【請求項9】 前記分離のための傾斜方向における、前
    記第一ストッパよりも下方に、分離後の上側ウェーハを
    回収・保持するための回収部を備えたことを特徴とする
    請求項7または8記載のウェーハ分離治具。
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