JP2003045748A - チューナブル薄膜コンデンサ - Google Patents

チューナブル薄膜コンデンサ

Info

Publication number
JP2003045748A
JP2003045748A JP2001226648A JP2001226648A JP2003045748A JP 2003045748 A JP2003045748 A JP 2003045748A JP 2001226648 A JP2001226648 A JP 2001226648A JP 2001226648 A JP2001226648 A JP 2001226648A JP 2003045748 A JP2003045748 A JP 2003045748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode layer
layer
thin film
upper electrode
film capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001226648A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Yashima
幸彦 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001226648A priority Critical patent/JP2003045748A/ja
Priority to US10/113,776 priority patent/US6806553B2/en
Publication of JP2003045748A publication Critical patent/JP2003045748A/ja
Priority to US10/927,272 priority patent/US7012317B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高いQ値を持ち、信頼性に優れたチューナブル
薄膜コンデンサを提供する。 【解決手段】 基板1上に形成された下部電極層2と、
該下部電極層2上に形成された薄膜誘電体層3と、該薄
膜誘電体層3上に形成された低抵抗導体からなる上部電
極層4と、該上部電極層4上に形成されたPtおよび/
またはPdからなる密着層5と、該密着層5上に形成さ
れた外部端子7、8保護膜6からなるチューナブル薄膜
コンデンサである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、損失が小さく高周
波動作することができ、特に外部制御電圧の印加により
誘電率が変化する誘電体層を有するチューナブル薄膜コ
ンデンサに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、常誘電体であるチタン酸ストロンチ
ウム(SrTiO3)薄膜や、強誘電体であるチタン酸
ストロンチウムバリウム(Ba,Sr)TiO3薄膜で
は、その誘電体薄膜に所定電圧を印加することにより、
非線形な誘電率変化が見られることが知られている(A.
Walkenhorst et al.,Appl.Phys.Lett.60(1992)1744やCe
m Bascri et.al.,J.Appl.Phys 82(1997)2497)。
【0003】これらチタン酸ストロンチウムやチタン酸
ストロンチウムバリウム等のペロブスカイト構造強誘電
体酸化物薄膜を誘電体層として用いたチューナブル(容
量可変型)薄膜コンデンサが提案されている(特開平1
1−2600667号など)。
【0004】これらのチューナブル薄膜コンデンサで
は、図2の断面図に示すように、支持基板上21上に、
下部電極層22、誘電体層23、上部電極層24とを順
次被着形成していた。具体的には、支持基板21上に下
部電極層22となる導体層を、支持基板21の略全面に
被着形成した後、パターン加工を行い、所定形状の下部
電極層22を形成する。次に、下部電極層22上に誘電
体層23を形成する。この誘電体層23は、所定位置に
マスクを載置して薄膜技法により形成したり、また、ス
ピンコート法により誘電体層を形成し、その後、所定形
状にパターンニングする。尚、必要に応じて加熱硬化を
行なう。上部電極層24は、誘電体層23上に上部電極
層24となる導体層を形成した後、パターン加工を施し
ていた。尚、ここで、誘電体層23のうち、実際に下部
電極層22と上部電極層24とで挟持される対向領域が
容量発生領域となる。
【0005】そして、この容量発生領域の誘電体層23
には、下部電極層22と上部電極層24との間に供給さ
れる外部制御電圧によって、誘電体層23のもつ誘電率
が変化する。
【0006】従って、両電極層22、24との対向面
積、誘電体層23の厚みを一定とすると、外部制御電圧
を所定電圧とすることにより両電極層22、24間で得
られる容量値が可変できる。
【0007】また、図3に示すチューナブル薄膜コンデ
ンサにおいては、下部電極層22と上部電極層23との
短絡を防止するために、上部電極層23から支持基板2
1上に延出するにあたり、エアブリッジ25構造となっ
ている。即ち、上部電極層24から支持基板21上に延
出するにあたり、誘電体層23の周囲に空間が形成され
ている。
【0008】この空間は、例えば、熱処理などにより形
成される有機レジスト部材を形成し、その後上部電極層
24を形成し、熱処理により形成することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなチューナブ
ル薄膜コンデンサにおいて、上部電極層24はエアブリ
ッジ構造25になっているため電極長が大きくなり導体
損が大きくなってしまっていた。また、エアブリッジ構
造特有の湾曲した形状のため自己インダクタンスが大き
く、そのため、fo=1/2(LC)1/2で規定される自
己共振周波数が小さく動作周波数が低域に限定されると
いう問題があった。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みて案出され
たものであり、その目的は、自己共振周波数が高いチュ
ーナブル薄膜コンデンサを提供することにある。
【0011】また、別の目的は、保護膜の密着が良好で
信頼性が高いチューナブル薄膜コンデンサを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に形成
された下部電極層と、該下部電極層上に形成された外部
の電圧印加により誘電率が変化する薄膜誘電体層と、該
薄膜誘電体層上に形成された低抵抗導体の上部電極層
と、該上部電極層上に形成された密着層と、該密着層上
に形成されたハンダバンプ、保護膜とから成ることを特
徴とするチューナブル薄膜コンデンサである。
【0013】また、前記密着層はPtおよび/またはP
dからなる金属層であり、その膜厚が0.05μmから
1μmである。
【作用】本発明は、支持基板上に形成された下部電極層
と、該下部電極層上に形成された薄膜誘電体層と、該薄
膜誘電体層上に形成された低抵抗導体からなる上部電極
層と、該上部電極層上に形成されたPtおよび/または
Pdからなる密着層と、該密着層上に形成されたハンダ
バンプ、保護膜からなるチューナブル薄膜コンデンサで
ある。
【0014】支持基板の上面側を実装面として、ハンダ
バンプを介し、マザーボード上に簡単、且つ確実に実装
することができ、エアブリッジ構造のように不要な電極
の長さによる損失及び自己インダクタンスを低くするこ
とができる。そのため自己共振周波数が大きく高周波域
まで動作可能である。
【0015】また、上部電極層として例えばAuなどの
低抵抗導体を用いるため、一層の電極ロスを低減するこ
とができる。
【0016】さらに、この上部電極層上にPtおよび/
またはPdからなる密着層を形成しているため、その上
に形成する保護膜の密着性が良好で、保護膜にクラッ
ク、剥離の発生が押えられる。そのため、信頼性の高い
チューナブル薄膜コンデンサとすることができる。従っ
て、この密着層を設けることにより、保護膜の耐湿信頼
性が高まり、これにより、低抵導体例えばAu、Agな
どのマイグレーションを有効に押えることができる。こ
れは、チューナブルコンデンサは上部電極層、下部電極
層間に所定直流の電圧を印加して誘電体層の誘電率を制
御して利用するが、通常の薄膜コンデンサに比較してマ
イグレーションの発生しやすいコンデンサであるもの
の、密着層の配置により、特に、マイグレーションの発
生を抑え、絶縁抵抗を良好に維持できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチューナブル薄膜
コンデンサを図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明のチューナブル薄膜コンデ
ンサの断面を示すものである。図1において、1は支持
基板であり、2は下部電極層であり、3は外部の電圧印
加により誘電率が変化する薄膜誘電体層、4は上部電極
層であり、5は密着層であり、6は保護膜であり、7、
8は外部端子である。尚、下部電極層2は、外部のマザ
ーボードなどと接続する外部端子8と安定して導通でき
るように延出端子配置部2aを有している。また、この
下部電極層の延出端子配置部2a上には、上部電極層4
と同一工程で形成される端子配置部42、密着層5と同
一工程で形成される端子配置部52を有している。ま
た、上部電極層4は、外部のマザーボードなどと接続す
る外部端子7と安定して導通できるように延出端子配置
部41を有している。また、この上部電極層の延出端子
配置部41上には、密着層5と同一工程で形成される端
子配置部51を有している。
【0019】このようなチューナブル薄膜コンデンサに
おいて、容量発生領域が薄膜誘電体層3を下部電極層2
と上部電極層4とで挟持している対向部分である。
【0020】支持基板1は、絶縁性を有するものであれ
ば何れでも良いが、特にAl23 サファイア、ガラ
ス、MgO、LaAlO3、SrTiO3が好適である。
【0021】この支持基板上1に、下部電極層2及び延
出端子配置部2aが形成されている。下部電極層2及び
延出端子配置部2aの導体材料としては、Auあるいは
Agが好適であるが、Pt、Al、Cuなども適用で
き、その厚みは0.1〜5μmとなっている。例えば、
0.1μmよりも小さくなると、電極自身の抵抗が大き
くなると同時に、電極の連続性がなくなり、信頼性が劣
るようになる。一方、5μm以上にすると段差被覆不良
(後述する薄膜誘電体層との交差部分で薄膜誘電体層3
が露出してしまう)が発生し、上部電極層4と下部電極
層2が短絡してしまう。
【0022】薄膜誘電体層3は、スパッタリング等の薄
膜技術により作製される。薄膜技術とは、スパッタリン
グ以外にも真空蒸着、ゾルゲル液を用いたスピンコート
法を含むものである。
【0023】薄膜誘電体層3の材料としては、高い誘電
率を持つものものが好ましく、しかも、外部の印加電圧
により、その誘電率が変化し得る誘電体材料、例えばB
aTiO3、SrTiO3、(Ba Sr)TiO3などが
挙げられる。
【0024】薄膜誘電体層3は、例えば下部電極層2の
表面を覆うように形成され、その後、容量発生領域を除
いて不要部分はエッチングにより除去される。
【0025】上部電極層4及び端子配置部41、42
は、導体材料としては、AuあるいはAgを用いて形成
される。尚、その他に、Al、Cuなども使用できる。
その厚みは0.1〜5μmとなっている。厚みの下限に
ついては下部電極層2と同様に、電極自身の抵抗を考慮
して設定される。また、上限については上部電極層3を
形成する際の下部に存在する部材との密着応力の集中に
よる剥離の発生を防止するように設定される。
【0026】また、密着層5及び端子配置部51、52
は、導体材料としては、Ptおよび/またはPdを用い
て形成される。その厚みは0.01〜1μmとなってい
る。密着層5が0.01μm未満では、保護膜6との密
着性を低下してしまう。また、端子配置部51、52の
持つ残留応力よる剥離の発生を防止するように設定され
る。
【0027】また、保護膜6は、端子配置部51、52
の一部を露出するように形成されている。保護膜6とし
ては、SiO2,SiN,BCB(ベンゾシクロブテ
ン)、ポリイミドなどが好適である。また、これらの材
料の多層構造にしても良い。この保護膜6は、外部から
の機械的な衝撃からの保護の他、湿度による劣化、薬品
の汚染、酸化等を防止する役割を持っている。
【0028】また、外部端子7、8は、半田ボールや金
属バンプなどが例示できる。具体的には、保護膜6から
露出する端子配置部51、52に、例えば半田ボールを
形成したり、また、金属ワイヤーのファーストボンディ
ングを行い、所定長さで切断することにより、金などの
バンプを形成しても構わない。
【0029】本発明のチューナブル薄膜コンデンサは、
上部電極層4は低抵抗導体であり、上部電極層4の電極
の電気抵抗を小さくすることができる。コンデンサのリ
アクタンス成分をX、抵抗をR、性能指数をQとすると
Q=IXI/Rと表させ、電極の抵抗Rを小さくすること
でコンデンサのQ値を大きくすることができる。
【0030】上部電極層4の低抵抗導体は電気抵抗の点
で優れるが、保護膜6との密着性は良好ではない。その
ため、本発明では、上部電極層4と保護膜6との界面に
密着層5を配置して、両者の密着性を向上させている。
【0031】これにより、保護膜6が安定して上部電極
層4をはじめ、素子領域を強固に、且つ安定的に保護で
き、コンデンサ全体の耐湿性が向上し、信頼性の高いチ
ューナブル薄膜コンデンサとすることができる。
【0032】さらに、下部電極2と上部電極層4との間
に外部電圧を印加して、薄膜誘電体層3の誘電率の変化
を利用し、容量特性を可変させているが、上述の耐湿性
の向上とあいまって、特に、上部電極層4の低抵抗導体
材料のマイグレーションを有効に抑えることができ、絶
縁抵抗を一定値以上維持して、リーク電流によるショー
トの発生を防止できる。即ち、耐マイグレーション性に
優れた信頼性の高いチューナブル薄膜コンデンサとする
ことができる。
【0033】
【実施例】図1に示すチューナブル薄膜コンデンサを作
製した。支持基板1としてサファイア上に、下部電極層
2及び端子配置部2aとしてPt層0.3μmをスパッ
タ法で成膜し、Pt層をフォトリソグラフィ技術で、パ
ターン形成した。具体的には所定形状にレジストを塗布
し、Arイオンによるドライエッチングによりパターニ
ング加工した。
【0034】続いて、薄膜誘電体層3として(BaS
r)TiO3をスパッタ法で0.3μm成膜し、フォト
リソグラフィ、ウエットエッチング技術により薄膜誘電
体層3をパターニング加工した。
【0035】続いて、上部電極層4及び端子配置部4
1、42、密着層5及び端子配置部51,52を同一工
程で形成する。即ち、上部電極層4及び端子配置部4
1、42として、Au層を1.2μm、続いて、密着層
5及び端子配置部51,52としてPt層を0.05μ
mをスパッタ法で連続成膜し、その後、下部電極層2及
び端子配置部2aと同様の方法でパターニング加工し
た。
【0036】さらに続いて、保護膜6を形成した。最初
にRFスパッタリング法で厚み0.2μmのSiN膜を
形成し、その後に、スピンコート法でBCBを塗布し、
露光処理により、エッチングして端子配置部51、52
を露出するようにパターン加工した。
【0037】最後に、この端子配置部51、52にハン
ダバンプを印刷、リフロー処理し、外部端子7、8をハ
ンダバンプにより形成した。
【0038】このようにして、作製した容量発生領域の
対向面積は、0.02mm×0.01mmとした。
【0039】チューナブル薄膜コンデンサの電気的特性
を評価した結果、静電容量は2pF、自己共振周波数は
5GHzであった。図2に示す従来のチューナブル薄膜
コンデンサで容量発生領域の対向面積は、0.02mm×
0.01mmとしたところ、静電容量は2pF、自己共振
周波数は3Hzであった。
【0040】即ち、本発明のチューナブル薄膜コンデン
サでは、従来例よりも寄生インダクタンスが低減できた
ため、自己共振周波数を高めることができた。また、本
発明のチューナブル薄膜コンデンサにおいて、85%の
加湿下に一定時間置いたものの絶縁抵抗を測定したとこ
ろ加湿前の絶縁抵抗値と同一であった。
【0041】尚、比較のために、本発明において密着層
5及び端子配置部51、52のないチューナブル薄膜コ
ンデンサを作製し、85%の加湿下に同一時間置いたも
のの絶縁抵抗を測定したところ、加湿前の絶縁抵抗値の
10分の1に低下していた。
【0042】これは、低抵抗の上部電極層4と保護膜6
の密着性が、密着層5の存在により向上し、水分の侵入
を保護膜6が有効に阻止したためである。
【0043】また、本発明のチューナブル薄膜コンデン
サにおいて、薄膜誘電体層3の誘電率を制御するため
に、外部端子7、8を介して下部電極層2と上部電極層
4との間に外部制御電圧を印加した。外部制御電圧が1
0Vの時、薄膜誘電体層3の誘電率が、非印加時に比較
して26%も減少することができ、さらに外部制御電圧
を上げていくと誘電率もさらに減少し、外部制御電圧が
30Vの時にチューナブル薄膜コンデンサの薄膜誘電体
層3でショートが発生した。
【0044】これに対して、密着層のないチューナブル
薄膜コンデンサでは、外部制御電圧が10Vの時、薄膜
誘電体層3の誘電率が26%も減少することができるも
のの、外部制御電圧が20Vの時にチューナブル薄膜コ
ンデンサにショートが発生してしまう。
【0045】即ち、本発明では、密着層5の形成によ
り、薄膜誘電体層3の耐圧も向上し、外部制御電圧の許
容電圧範囲を広くすることができ、薄膜誘電体層3の誘
電率変化範囲を広くできるチューナブル薄膜コンデンサ
となる。
【0046】
【発明の効果】本発明のチューナブル薄膜コンデンサ
は、支持基板上に形成された下部電極層と、該下部電極
層上に形成された薄膜誘電体層と、該薄膜誘電体層上に
形成された低抵抗導体からなる上部電極層と、該上部電
極層上に形成されたPtおよび/またはPdからなる密
着層と、該密着層上に形成されたハンダバンプ、保護膜
からなるチューナブル薄膜コンデンであるため、支持基
板にコンデンサ上面側を実装面として、ハンダバンプを
介し、マザーボード上に簡単、且つ確実に実装すること
ができる。そして、従来のようにエアブリッジなどを有
していないため、上部電極層で不要な電極ロスをなく
し、さらに、自己インダクタンスを低くすることができ
る。即ち、自己共振周波数が大きく高周波域まで動作可
能である。しかも、上部電極層の材料がAuなどの低抵抗
導体を用いているため、電極損失を低減させることがで
きる。
【0047】上部電極層上にPtおよび/またはPdか
らなる密着層を形成しているため、その上に形成する保
護膜の密着性が良好で、保護膜にクラック、剥離の発生
が押えられる。そのため、信頼性の高いチューナブル薄
膜コンデンサとすることができる。
【0048】さらに、この上部電極層上にPtおよび/
またはPdは、外部制御電圧の印加によるマイグレーシ
ョンを押える効果もあるため、信頼性の高いチューナブ
ル薄膜コンデンサとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューナブル薄膜コンデンサの断面図
である。
【図2】従来のチューナブル薄膜コンデンサの断面図で
ある。
【図3】図2に示したチューナブル薄膜コンデンサの平
面図である。
【符号の説明】
1・・・支持基板 2・・・下部電極層 3・・・薄膜誘電体層 4・・・上部電極層 5・・・密着層 6・・・保護膜 7、8・・・外部端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された下部電極層と、該下
    部電極層上に形成された外部の電圧印加により誘電率が
    変化する薄膜誘電体層と、該薄膜誘電体層上に形成され
    た低抵抗導体の上部電極層と、該上部電極層上に形成さ
    れた密着層と、該密着層上に形成された保護膜とから成
    ることを特徴とするチューナブル薄膜コンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記密着層はPtおよび/またはPdか
    らなる金属層であり、その膜厚が0.05μmから1μ
    mであることを特徴とする請求項1記載のチューナブル
    薄膜コンデンサ。
JP2001226648A 2001-03-30 2001-07-26 チューナブル薄膜コンデンサ Pending JP2003045748A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001226648A JP2003045748A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 チューナブル薄膜コンデンサ
US10/113,776 US6806553B2 (en) 2001-03-30 2002-03-28 Tunable thin film capacitor
US10/927,272 US7012317B2 (en) 2001-03-30 2004-08-26 Tunable thin film capacitor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001226648A JP2003045748A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 チューナブル薄膜コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003045748A true JP2003045748A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19059424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001226648A Pending JP2003045748A (ja) 2001-03-30 2001-07-26 チューナブル薄膜コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003045748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088832A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Nec Corporation フィルタ回路
US7491996B2 (en) 2005-03-16 2009-02-17 Fujitsu Limited Capacitive element, semiconductor device, and method of manufacturing the capacitive element

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088832A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Nec Corporation フィルタ回路
JPWO2005088832A1 (ja) * 2004-03-16 2008-04-24 日本電気株式会社 フィルタ回路
JP4655038B2 (ja) * 2004-03-16 2011-03-23 日本電気株式会社 フィルタ回路
US7491996B2 (en) 2005-03-16 2009-02-17 Fujitsu Limited Capacitive element, semiconductor device, and method of manufacturing the capacitive element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6806553B2 (en) Tunable thin film capacitor
JP3966208B2 (ja) 薄膜キャパシタおよびその製造方法
US10424440B2 (en) Capacitor having an auxiliary electrode
EP2405479A1 (en) Antifuse device
JP2009010114A (ja) 誘電体薄膜キャパシタ
JPH0547586A (ja) コンデンサ部品
JP2003045748A (ja) チューナブル薄膜コンデンサ
JP4009078B2 (ja) 薄膜電子部品
JP3709117B2 (ja) 薄膜電子部品および基板
JP2006005309A (ja) キャパシタ装置
JP2007201157A (ja) コンデンサ
JP2002329788A (ja) 可変コンデンサ
JPH0888318A (ja) 薄膜コンデンサー及び薄膜コンデンサー内蔵基板
JP3958173B2 (ja) 可変コンデンサ装置
JP2005136074A (ja) コンデンサおよび直列コンデンサならびに可変コンデンサ
JPH08250659A (ja) 薄膜キャパシタ
JPH1079469A (ja) 薄膜素子、薄膜lcフィルタ素子、薄膜lcフィルタ部品及び薄膜素子の製造方法
JP2003045742A (ja) 薄膜コンデンサ
JP4157375B2 (ja) 可変容量コンデンサ及びそれを用いた高周波部品
JP3645808B2 (ja) 薄膜電子部品およびその製法並びに基板
JP2001345234A (ja) 薄膜電子部品および積層薄膜電子部品並びに基板
JP4493405B2 (ja) 可変コンデンサ,回路モジュールおよび通信装置
JP2003045744A (ja) 薄膜コンデンサ
JP2003197467A (ja) 可変容量コンデンサ
JP3996765B2 (ja) 薄膜コンデンサの製造方法