JPH08250659A - 薄膜キャパシタ - Google Patents

薄膜キャパシタ

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JPH08250659A
JPH08250659A JP5097495A JP5097495A JPH08250659A JP H08250659 A JPH08250659 A JP H08250659A JP 5097495 A JP5097495 A JP 5097495A JP 5097495 A JP5097495 A JP 5097495A JP H08250659 A JPH08250659 A JP H08250659A
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JP
Japan
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thin film
dielectric
capacitor
conductor
bump
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JP5097495A
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Yumi Mizusawa
由美 水澤
Miki Mori
三樹 森
Masayuki Saito
雅之 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 薄膜キャパシタの小型化及び耐圧性の向上。 【構成】 基板1と、基板上に形成された第1の導電体
薄膜2と、第1の導電体薄膜上の異なる領域に各々形成
された誘電体薄膜3及び第1のバンプ101と、誘電体
薄膜上に積層された第2の導電体薄膜4と、第2の導電
体薄膜上に形成された第2のバンプ102とを具備する
薄膜キャパシタにおいて、第2の導電体薄膜4のエッジ
が誘電体薄膜3のエッジよりも内側に10μm以上離れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチチップ・モジュ
ール(MCM)および移動体通信端末の回路モジュール
等に用いられる、薄膜キャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子デバイスの小型化・高性能化に伴
い、実装技術の更なる小型化・高速化・高性能化が求め
られている。回路モジュール中に搭載される電源安定用
デカップリングキャパシタ等のキャパシタ部品は、従来
チップ部品が主流であり、現在まで、その小型化・高密
度実装化が進められてきた。しかし、チップ部品は、そ
の小型化に限界があることから、さらなる高集積化・高
速化に貢献するブレークスルーとして、チップ部品の薄
膜部品化が検討されている。
【0003】これらの薄膜キャパシタは、支持体として
の基板上に、下部電極としての金属等の導電性薄膜、誘
電体膜、及び上部電極としての前記導電性薄膜を順次積
層させた構造を成している。通常、このような構造の素
子の作成は、蒸着・スパッタリングなどによる成膜工程
と、PEPとエッチングによるパターニング工程を各層
に対し繰り返すことにより行われる。
【0004】薄膜キャパシタのチップ部品に対するメリ
ットとしては、(1)各層厚の大幅な減少による小型
化、(2)誘電体層の薄層化に伴う大容量化(C=ε0
εr S/d C:容量、ε0 :真空の誘電率、εr :誘
電体の比誘電率、S:素子面積、d:誘電体層厚)の二
点が主に挙げられる。大容量キャパシタに用いられる誘
電体材料として、チップ部品では、比誘電率が大きい一
方、BaTiO3 等の高周波特性に劣る強誘電体が用い
られるのに対し、薄膜部品では、SrTiO3 に代表さ
れる高周波特性に優れた常誘電体を用いることができる
ため、大容量でかつ高周波特性に優れたキャパシタが可
能となる。
【0005】薄膜部品をモジュール上に実装する手法と
して、従来、ワイヤボンディング法が用いられていた
が、ワイヤボンディング法は以下に述べるような問題点
があった。図5はワイヤボンディング法で実装された従
来の薄膜キャパシタの構造を表す断面図であり、図中1
は基板、2は下部電極、3は誘電体層、4は上部電極、
5はパッド、6はワイヤ、7はキャパシタを構成してい
る部分、8は段差、9はモジュール基板をそれぞれ表し
ている。ワイヤボンディング法ではボンディングする際
に物理的衝撃がパッド5に加わるため、誘電体層の直上
にパッドを形成することができず、図5に示すように上
部電極4をキャパシタ構成部7の周辺まで引き延ばし、
その上にパッド5を形成するような構造をとらざるを得
ない。この場合、第1に実装面積がキャパシタ構成部7
の面積にパッド5の面積が加わって大きくなる。第2に
上部電極4と下部電極2を絶縁するために誘電体層3が
段差8を有するため、電圧印加時に誘電体層3の段差8
に電界が集中し、段差8から絶縁破壊が生じやすいとい
う問題がある。
【0006】さらには、このような薄膜キャパシタに
は、これを実際の実装プロセスに適用する際、モジュー
ル基板上に実装した後に見られる接続部の寄生容量、及
びモジュール上の他部品からの高周波ノイズ等による高
周波特性の劣化、さらには不十分な耐蝕性・耐環境性に
起因する特性の経時変化等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、掲記した従
来技術の課題に鑑みて成されたものであり、実装面積が
小さく耐電圧に優れる薄膜キャパシタを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、基板と、該基板上に形成された第1の導電体薄膜
と、該第1の導電体薄膜上の異なる領域に各々形成され
た誘電体薄膜及び第1のバンプと、該誘電体薄膜上に積
層された第2の導電体薄膜と、該第2の導電体薄膜上に
形成された第2のバンプとを具備することを特徴とする
薄膜キャパシタが提供される。
【0009】上述の第1の態様にかかる薄膜キャパシタ
は、その誘電体薄膜のエッジが、第1の誘電体薄膜のエ
ッジよりも内側に、10μm以上離れていることが好ま
しい。
【0010】また、本発明の第2の態様によれば、基板
と、該基板上に形成された第1の導電体薄膜と、該第1
の導電体薄膜上の周縁領域に形成された第1のバンプ
と、該周縁領域の内側の領域に積層された誘電体薄膜
と、該誘電体薄膜上に積層された第2の導電体薄膜と、
該第2の導電体薄膜上に形成された第2のバンプとを具
備することを特徴とする薄膜キャパシタが提供される。
【0011】上述の第2の態様にかかる薄膜キャパシタ
においては、第2の導電体薄膜のエッジが誘電体薄膜の
エッジよりも内側に10μm以上離れていることが好ま
しい。
【0012】
【作用】図1は、本発明の第1の態様にかかる薄膜キャ
パシタの好ましい態様を示す断面図である。図中1は基
板、2は下部電極である第1の導電体薄膜、3は誘電体
層、4は上部電極である第2の導電体薄膜、101,1
02は、第1及び第2のバンプをそれぞれ示している。
【0013】本発明の第1の態様によれば、図1に示す
ように、第1の導電体薄膜2上の一部分に第1のバンプ
101を形成し、この部分とは異なる領域上に形成され
た積層部上すなわち第2の導電体薄膜4上に第2のバン
プ102をそれぞれ形成することにより、図5の従来の
薄膜キャパシタにおいてパターンエッジ上に成膜された
誘電体薄膜3にみられる段差8が無くなる。このため、
図1に示す薄膜キャパシタでは、誘電体層3内に段差を
持たないキャパシタ構造となり、電圧印加時の断差部へ
の電界集中による絶縁破壊が減少する。
【0014】また、本発明の第1の態様の好ましい例と
して、図1に示す薄膜キャパシタでは、第1の導電体薄
膜2、誘電体薄膜3及び第2の導電体薄膜4のパターン
は、誘電体薄膜3のパターンエッジが第1の導電体薄膜
2のパターンエッジの内側にあり、かつ第2の導電体薄
膜4のパターンエッジは、誘電体薄膜3のパターンエッ
ジよりも内側に10μm以上離れている。
【0015】第1の態様の好ましい例では、各々積層さ
れる薄膜が、その下の薄膜より内側にあることにより、
耐圧性が向上し、また、表面リークによる絶縁破壊の確
率をさらに減少させることができる。また、これらの効
果は、第2の導電体薄膜4のパターンエッジが、誘電体
薄膜3のパターンエッジよりも内側に10μm以上離れ
ていることにより、さらに向上する。
【0016】また、本発明の第2の態様にかかる薄膜キ
ャパシタは、第1の導電体薄膜上に形成した第1のバン
プがキャパシタを取り囲む形状を有する。このため、モ
ジュール基板上に実装した際にキャパシタが第1のバン
プ・キャパシタ基板およびモジュール基板によって完全
に覆われる。このような薄膜キャパシタでは、図1に示
す薄膜キャパシタ同様、誘電体層内に段差を持たないキ
ャパシタ構造となり、電圧印加時の断差部への電界集中
による絶縁破壊が減少し得る。これに加えて、この薄膜
キャパシタは、このキャパシタを取り囲む第1のバンプ
により、外部からの高周波ノイズや外部環境からキャパ
シタが遮断され、高周波ノイズに強く耐蝕性・耐環境性
に優れる。
【0017】また、本発明の第2の態様にかかる薄膜キ
ャパシタの好ましい例では、図3に示すように、誘電体
薄膜のパターンエッジが第1の導電体薄膜のパターンエ
ッジより内側に有り、かつ第2の導電体薄膜のパターン
エッジが誘電体薄膜のパターンエッジより内側に10μ
m以上離れており、第1のバンプが、第1の導電体薄膜
の周縁領域すなわち第1の導電体薄膜のパターンエッジ
と前記誘電体薄膜のパターンエッジ間に形成され、かつ
第2のバンプを第2の導電体薄膜のパターン上に形成さ
れる。
【0018】第2の態様にかかる薄膜キャパシタの好ま
しい例では、このような構造をとることにより、耐圧性
が向上し、また、表面リークによる絶縁破壊の確率をさ
らに減少させることができる。また、これらの効果は、
第2の導電体薄膜4のパターンエッジが、誘電体薄膜3
のパターンエッジよりも内側に10μm以上離れている
ことにより、さらに向上する。
【0019】本発明に用いられる基板材料としては特に
限定されず、熱酸化膜付きSi・AlN・グレーズ付き
アルミナ・アルミナ・石英ガラス等が考えられるが、表
面が平滑な基板の方がキャパシタの特性、特に耐電圧・
リーク電流密度の点でより好ましい。誘電体薄膜材料と
してはSiO2 、Ta23 、SrTiO3 、BaSr
TiO3 をはじめ、薄膜化が可能なものであれば特に限
定されないが、SiO2 に対して二桁以上、Ta23
に対して一桁以上大きな誘電率を有するSrTiO3
BaSrTiO3 等のペロブスカイト構造を有する酸化
物セラミックスが、大容量化の点ではより望ましい。
【0020】第1・第2の導電体膜材料としてはAl、
Pt、Ni、Cr、Au、Pd、ITO、SnO2 をは
じめ、導電性を示し薄膜化が可能なものであれば特に限
定されないが、誘電体材料としてSrTiO3 、BaS
rTiO3 等のペロブスカイト構造を有する酸化物セラ
ミックス酸化物を用いる場合、導電体膜と誘電体薄膜と
の界面に反応生成物を作らないようなPt、Au、Pd
等の貴金属やITO、SnO2 等の酸化物が好ましい。
【0021】バンプ材料としては半田、Cu、Au等が
挙げられるが、低温リフローが可能という点で半田がよ
り好ましい。誘電体薄膜、第1・第2の導電体膜の成膜
方法には特に限定されず、蒸着・スパッタリング等の真
空プロセスの他、陽極酸化・ゾルーゲル法等の湿式法に
よるものでも良い。蒸着・スパッタリング等のようにマ
スク成膜が可能な成膜法を用いれば、PEP工程を削減
することができプロセスの簡便化を図ることができる。
また、無機誘電体薄膜としてSrTiO3 、BaSrT
iO3 等のペロブスカイト構造を有する酸化物セラミッ
クス酸化物誘電体を用いる場合、蒸着やスパッタリング
等の真空プロセスで行なう方が高品質な膜が得られるの
でより好ましい。
【0022】バンプ101、102の形成方法として
は、スクリーン印刷・メッキ・蒸着・ディップ法等が挙
げられるが、プロセスの簡便さという点でスクリーン印
刷法が好ましい。またメッキ法を用いると、第2の導電
体膜をカソードメタルとして兼用出来る。バンプ10
1,102に用いられる材料としては半田、Cu、Au
等が挙げられるが、低温リフローが可能という点で半田
がより好ましい。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を示し、図面を参照し
て本発明についてさらに詳細に説明するが、その要旨を
超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
図1に、本発明にかかる薄膜キャパシタの一例を示す。
図1の薄膜キャパシタは、以下のようにして作成した。
まず、熱酸化膜付きSiウエハを基板1とし、画像反転
型レジストを用いて逆テーパ形に下部電極用リフトオフ
パターンを形成した。この上にRFマグネトロンスパッ
タリング装置((株)芝浦製作所製:CFS−8EP−
55SC)を用いて、下部電極Pt100nmを成膜し
た後、レジスト剥離処理により下部電極パターン2を形
成した。この上に誘電体層3としてSrTiO3 100
nmを基板温度400℃でRFマグネトロンスパッタリ
ング成膜した後PEP工程・エッチング工程・レジスト
剥離工程によりSrTiO3 膜3をパターニングした。
その後、Ni100nmを350℃の温度条件でRFマ
グネトロンスパッタリング成膜し、PEP工程・Niエ
ッチング・レジスト剥離工程により上部電極4を形成し
た。このとき、誘電体層3のパターンエッジと第2の導
電体薄膜4のパターンエッジ間の距離dを、10μm以
上に設定した。このキャパシタの下部電極2および上部
電極4の上に半田ペースト102をスクリーン印刷によ
り形成し、バンプ構造とした。なお、このときバンプ1
02と、上部電極4とを、例えば金を用いて共通にする
ことにより、バンプ102の積層工程を省くことができ
る。
【0024】また、図2に、図1の薄膜キャパシタを用
いたバンプ実装構造部品の該略図を示す。図2に示すよ
うに、このようにして得られたバンプ付き薄膜キャパシ
タを、配線形成済みのモジュール基板上に実装してリフ
ローすることで、薄膜キャパシタのバンプ実装構造部品
とした。なお、図2中、1は基板、2は下部電極である
第1の導電体薄膜、3は誘電体層、4は上部電極である
第2の導電体薄膜、9はモジュール基板、101,10
2は、第1のバンプ及び第2のバンプをそれぞれ示して
いる。本実施例では、バンプ101を薄膜キャパシタ上
に形成して実装したが、バンプ101をモジュール基板
9上に形成した後、薄膜キャパシタをマウントして実装
しても良い。この薄膜キャパシタの誘電特性を、HP4
140B((株)横河ヒューレット・パッカード製)を
用いて測定したところ、キャパシタサイズ100μm×
100μmに対し静電容量C=600pFの値が得ら
れ、50V以上の耐電圧特性が得られた。また、3V印
加時のリーク電流密度は、10-7A/cm2 以下であ
り、良好なリーク特性を示した。
【0025】また、図3は本発明にかかる薄膜キャパシ
タの好ましい態様を示す図である。図4は図3に示す薄
膜キャパシタのバンプ実装構造部品例を示す図である。
図3及び図4において、1は基板、2は下部電極層とな
る第1の導電体膜、3は誘電体層、4は上部電極層とな
る第2の導電体膜、101は第1のバンプ、102は第
2のバンプ、9はモジュール基板である。
【0026】この薄膜キャパシタの製造方法を以下に示
す。先ず基板として熱酸化膜付きSiウェハ1を用意し
画像反転型レジストを用いて逆テーパ状に下部電極リフ
トオフパターンを形成した。この上にRFマグネトロン
スパッタリング装置((株)芝浦製作所製:CFS−8
EP−55SC)を用いてPt50nmを成膜し、レジ
スト剥離工程により300μm径の下部電極2を形成し
た。この上に(Ba5Sr5 )TiO3 200nm、N
i100nmを、それぞれ500℃、350℃の温度条
件で順次成膜した後、各層に対しPEP工程・エッチン
グ工程・レジスト剥離工程を施して同心円状に誘電体層
3、上部電極4を形成する。このとき、図3に示すよう
に下部電極2のパターンエッジの内側に誘電体層3のパ
ターンエッジ、誘電体層3のパターンの内側に上部電極
4のパターンエッジが有るように、誘電体層3を250
μm径、上部電極4を200μm径にした。本実施例で
は下部電極2、誘電体層3および上部電極4のパターン
をいずれも円形にしたが、パターンの形状に特に限定さ
れるものではなく、矩形等でも良い。また本実施例で
は、上部電極4(Ni)のパターニングの際に下部電極
2(Pt)上のNiをエッチングしたが、バンプ102
の形成方法例えば電気メッキなどによってPt上にNi
をパターニングし残しても良い。
【0027】このキャパシタの下部電極2と上部電極4
上に半田ペーストをスクリーン印刷により形成し、バン
プ構造とする。このとき図3に示すように、下部電極2
のパターンエッジと誘電体層3のパターンエッジを埋め
るように円環状に、第1のバンプ101を形成した。さ
らにバンプ付き薄膜キャパシタを図4に示すように配線
形成済みのモジュール基板7上に実装してリフローする
ことで、薄膜キャパシタのバンプ実装構造部品とした。
本実施例ではバンプ101、102を薄膜キャパシタ上
に形成して実装したが、バンプ101、102をモジュ
ール基板9上に形成した後、薄膜キャパシタをマウント
して実装しても良い。
【0028】このキャパシタの誘電特性の周波数依存性
を、HP4140B((株)横河ヒューレット・パッカ
ード製)を用いて誘電特性を測定したところ、2GHz
まで周波数依存性がなくεr =500、tanδ=0.
01の値が得られた。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、素子の実装面積が飛躍的に減少するだけでなく、
従来のワイヤボンディング実装の場合には回避できない
誘電体部の段差がない素子構造が可能になるので、小型
かつ耐電圧特性に優れる大容量のキャパシタを供給する
ことができる。
【0030】また、本発明の第2の態様によれば、さら
に、モジュール基板上に実装された後も、高周波ノイズ
に強く、耐蝕性・耐環境性に優れた薄膜キャパシタを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薄膜キャパシタの構造の一例を説明
するための図
【図2】 図1の薄膜キャパシタをバンプ実装構造部品
とした例を示す図
【図3】 本発明の薄膜キャパシタの構造の他の一例を
説明するための図
【図4】 図3の薄膜キャパシタをバンプ実装構造部品
とした例を示す図
【図5】 従来のワイヤボンディング実装用の薄膜キャ
パシタの構成を示す図
【符号の説明】
1…基板、 2…下部電極、 3…誘電体層、 4…上部電極、 5…パッド、 6…ワイヤ、 7…キャパシタ構成部、 8…段差、 9…モジュール基板、 101,102…バンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に形成された第1の導
    電体薄膜と、該第1の導電体薄膜上の異なる領域に各々
    形成された誘電体薄膜及び第1のバンプと、該誘電体薄
    膜上に積層された第2の導電体薄膜と、該第2の導電体
    薄膜上に形成された第2のバンプとを具備することを特
    徴とする薄膜キャパシタ。
  2. 【請求項2】 基板と、該基板上に形成された第1の導
    電体薄膜と、該第1の導電体薄膜上面の周縁領域に形成
    された第1のバンプと、該周縁領域の内側の領域に積層
    された誘電体薄膜と、該誘電体薄膜上に積層された第2
    の導電体薄膜と、該第2の導電体薄膜上に形成された第
    2のバンプとを具備することを特徴とする薄膜キャパシ
    タ。
JP5097495A 1995-03-10 1995-03-10 薄膜キャパシタ Pending JPH08250659A (ja)

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