JP2003045310A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2003045310A
JP2003045310A JP2001236066A JP2001236066A JP2003045310A JP 2003045310 A JP2003045310 A JP 2003045310A JP 2001236066 A JP2001236066 A JP 2001236066A JP 2001236066 A JP2001236066 A JP 2001236066A JP 2003045310 A JP2003045310 A JP 2003045310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉路状態及び開路状態を確実に確認でき、ト
リップ状態にあるとき閉路及び開路のいずれの表示も見
えない表示機能を有する回路遮断器を提供する。 【解決手段】 レバー状に回転するハンドルの鍔部23
bとケース1との間にスライド板38を設ける。ハンド
ルのとって部は、スライド板38の孔にはめ込まれ、ス
ライド板はハンドルのとって部と相対的にスライドする
ように配置される。ハンドルの鍔部の開路側表面には閉
路表示ラベル40を貼付し、スライド板の閉路側舌部に
は開路表示ラベル39を貼付し、トリップ状態で閉路表
示ラベル40はスライド板38の開路側舌部38cと重
なり開路表示ラベル39はケース37の壁と重なって両
ラベルが見えないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉機構がケース
に収納された回路遮断器の状態表示に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示されている従来の回路遮断器
は、開閉接点100、開閉接点100を開閉する開閉機
構101、過電流が流れたとき開閉機構101を介して
開閉接点を自動的に開離させるトリップ装置102とそ
れらを収納する絶縁物のケース103を有している。こ
の回路遮断器の開閉機構101は一般にトグルリンク機
構を有し、レバー式のハンドル104によって操作され
る。ハンドル104は、ケース103内に収納される鍔
部104aと鍔部104aから立ち上がりケース103
に形成された開口部103aから突き出たとって部10
4bを有している。
【0003】図14はこの回路遮断器の閉路状態を示し
ており、図15(a)及び図15(b)はこの回路遮断
器のそれぞれ開路状態及びトリップ状態におけるハンド
ル104の位置を示す部分図である。図14を参照し
て、ハンドル104を時計方向に回転させて開閉接点1
00を開離させたとき、とって部104bはケース10
3の開口部103aの左端部から図15(a)のごとく
右端部まで移動する。一方、トリップ装置102が動作
して開閉機構101に含まれているラッチ手段105の
係合が解消し開閉接点100が開離したトリップ状態に
なると、図15(b)に示されているようにとって部1
04bはケース103の開口部103aの中間に移動す
る。
【0004】この回路遮断器の開閉状態は、正面からケ
ース103の開口部103aから見えるハンドルの鍔部
に設けられた開閉表示のラベルによって判別できる。す
なわち、図14の閉路状態において、ケース103の開
口部103aから見えるとって部104bから右側の鍔
部分104aには閉路を意味する赤色のラベル106が
貼付されている。また、図15(a)の開路状態に於い
て、開口部103aから見えるとって部104bから左
側の鍔部分104aには開路を意味する緑色のラベル1
07が貼付されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の回
路遮断器にあっては、図15(b)に示されているよう
に、トリップ状態においてとって部104bが開口部1
03aの中間に位置し両方のラベル106、107が見
えるため、オペレータがとまどうという問題があった。
【0006】したがって、この発明は閉路状態及び開路
状態を確実に確認でき、トリップ状態にあるとき閉路及
び開路のいずれの表示も見えない表示機能を有する回路
遮断器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、開閉接点と、ラッチ手段及び
レバー状のハンドルを含む開閉接点を開閉する開閉機構
と、ラッチ手段の係合を解消させて開閉機構を介して開
閉接点を開離させるトリップ機構とがケース内に収納さ
れている。上記ハンドルがケースの内側に位置する鍔部
とそのケースに開けられた開口部から突き出るとって部
とを含み、該とって部が、開閉接点の開状態では開口部
の端部である開側端部に位置し、閉状態では開側端部の
反対側の開口部の端部である閉側端部に位置し、またト
リップ状態においてはその中間に位置するように変位す
る。また、ハンドルのとって部が挿通する孔が開けられ
たスライド板が、ハンドルの鍔部とケースとの間に、ハ
ンドルと相対的にスライドするように配置され、とって
部が開側端部に位置するとき、ハンドルの鍔部及びスラ
イド板のいずれか一方の開口部に面する部分に、開路表
示が表示されており、かつ、とって部が閉側端部に位置
するとき、開路表示が設けられていない他方の開口部に
面する部分に、閉路表示が表示されている。そして、と
って部がトリップ位置に位置するとき、開路表示および
閉路表示のいずれもケースまたはスライド板によって開
口部に面することを妨げられていることとする。
【0008】ここで、開口部に面するとは、鍔部および
スライド板のいずれか一方と開口部との間に障害物がな
く、回路遮断器の外部から開口部を通して見えることを
さす。したがって、鍔部が開口部に面するとき、その開
口部に面する鍔部は、スライド板にもケースにも妨げら
れずに外部から開口部を通して見える状態にある。ま
た、開口部に面するスライド板の部分は、ケースに妨げ
られずに外部から開口部を通して見える状態にある。
【0009】このような構成により、所定の条件、すな
わちハンドルの鍔部の開路側表面(とって部が開口部の
閉側端部に位置するとき、開口部に面する表面)に閉路
表示が設けられる。かつ、回路遮断器が閉路状態にある
ときは、スライド板の開路表示はケースと重なって正面
からは見えないが、鍔部の閉路表示は障害物がないため
開口部を通して見ることができる。また、開路状態にあ
るときは、鍔部の閉路表示はスライド板と重なって見え
ないが、スライド板の開路表示は障害物がないため開口
部を通して見ることができる。さらにトリップの状態で
は、鍔部の閉路表示はスライド板と重なり、スライド板
の開路表示はケースと重なって双方の表示は開口部を通
して見えない。
【0010】スライド板の開路側表面に閉路表示が設け
られているときも同様に、閉路状態にあるときは鍔部の
開路表示はスライド板と重なり見えないが、スライド板
の閉路表示は障害物がないため開口部を通して見ること
ができる。また、開路状態にあるときは、スライド板の
閉路表示はケースと重なって見えないが鍔部の開路表示
は障害物がないため開口部を通して見ることができる。
さらにトリップの状態では、鍔部の開路表示はスライド
板と重なり、スライド板の閉路表示はケースと重なって
双方の表示は開口部を通して見えない。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の回路遮断器
において、スライド板を一方向に付勢する付勢部材を有
し、スライド板は固定部材又はとって部によって所定の
位置に停止することとしている。このような構成によ
り、鍔部の開路側表面に閉路表示が設けられているとき
は、スライド板を閉路側に付勢することにより開路状態
でスライド板はとって部によってその移動が制限され、
スライド板の開路表示がケースの開口部から見える位置
に保持され、トリップ状態でスライド板はとって部又は
固定部材によってその移動が制限され、鍔部の閉路表示
がスライド板と重なりスライド板の開路表示がケースと
重なった位置で保持される。また、閉路状態において
は、閉路表示とスライド板の孔とが重なる位置でスライ
ド板が固定部材と接してその移動が制限される。一方、
スライド板の開路側表面に閉路表示が設けられていると
きは、スライド板を開路側に付勢することにより閉路状
態でスライド板はとって部によってその移動が制限さ
れ、スライド板の閉路表示がケースの開口部から見える
位置に保持され、トリップ状態でスライド板はとって部
又は固定部材によってその移動が制限され、鍔部の開路
表示がスライド板と重なりスライド板の閉路表示がケー
スと重なった位置で保持される。また、開路状態におい
ては、開路表示とスライド板の孔とが重なる位置でスラ
イド板が固定部材と接してその移動が制限される。
【0012】請求項3の発明は請求項1の回路遮断器に
おいて、閉路状態でケースの開口部及びスライド板の孔
を介してハンドルの鍔部の閉路表示が見える位置に該ス
ライド板が留まり、開路状態でスライド板の開路表示が
ケースの開口部から見える位置に該スライド板が留ま
り、トリップ状態でスライド板がトリップ動作すること
によって変位する変位部材と固定部材又はハンドルのと
って部とによって拘束されて閉路表示がスライド板と重
なり開路表示はケースと重なって両表示が開口部から見
えない位置にスライド板及びハンドルが留まることとし
ている。このような構成により、トリップ状態において
スライド板はトリップしたことにより変位した部材によ
ってその移動が拘束され請求項2の付勢部材を必要とし
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図13で示される実施例によって説明する。図1ないし
図11に示される第1の実施例の回路遮断器は3極型で
あって、開閉ユニット、トリップユニット及び結合され
た両ユニットを覆うカバーを有している。
【0014】図2、図7および図8を参照して、開閉ユ
ニットは消弧ケース1をベース部材として構成されてお
り、消弧ケースの内部には磁性板2を有する消弧装置3
と一端が端子を形成し他端に開閉接点4を有する固定接
触子5と他方の開閉接点6を有する可動接触子7が収納
され、消弧ケース1の外部には可動接触子7を保持する
クロスバー8を操作する開閉機構が装着されている。
【0015】各極の可動接触子7は、3極共通の合成樹
脂成形絶縁物製クロスバー8上に軸9によって回転自在
に保持されるとともにクロスバー8の壁との間に設けら
れたばね10によって時計方向に付勢されている。可動
接触子7には可撓リード11が取付けられその端部には
リード端子12が接続され、各極のリード端子12は3
極共通の合成樹脂成形絶縁物製リード端子ベース13に
収納されている。図7を参照して、クロスバー8は、両
端に円柱形状の支持部8aを有し、支持部8aが消弧ケ
ース1の両側壁に形成されているU字状の溝1aとリー
ド端子ベース13に形成された円弧状の凹部13aとの
間に挟まれることによって回転自在に保持されている。
【0016】クロスバー8を回転させる開閉機構は、消
弧ケース1の中央極部分の両側壁に沿って設けられた一
対のフレーム14上に構築されている。この開閉機構に
はトグルリンク機構が採用されており、軸15によって
互いに回転自在に連結されたそれぞれ一対のリンク16
とリンク17と、いずれもフレーム14上に回転自在な
るように設けられたハンドルレバー18、トリップレバ
ー19、トリップレバー19の時計方向の回転を阻止す
るフック20及びフック20の反時計方向の回転を阻止
するラッチ21と、軸15とハンドルレバー18との間
に取り付けられたばね22と、ハンドルレバー18の角
に差し込まれた合成樹脂成形絶縁物製のハンドル23と
を有している。
【0017】ハンドルレバー18はその両腕がフレーム
14と同じ平面内を移動するようにコ字状に折り曲げら
れて形成され、その両腕の円弧状端部18aがフレーム
14に形成された円弧状凹部14aにばね22の力によ
って押し付けられている。トリップレバー19はその両
腕がフレーム14の内側に隣接する面を移動するように
コ字状に折り曲げられて形成され、その両腕の円弧状の
カール端部19aが一対のフレーム14の対向面に形成
された円柱状の突起14bにはめ込まれている。一対の
リンク16はトリップレバー19の腕と同じ平面内を移
動するように配置されており、その円弧状に形成された
円弧状端部16aがトリップレバー19の両腕に形成さ
れた円弧状凹部19bにばね22の力によって押し付け
られ、一対のリンク17は軸24によって回転自在にク
ロスバー8と連結されている。
【0018】フレーム14の外面に沿った面から見たこ
の開閉機構の一部を示している図8を参照して、その両
脚20aがフレーム14に形成された三角形の孔14c
に配置されているフック20及びその両脚21aがフレ
ーム14に形成されたV字形の切欠14dに配置されて
いるラッチ21は、ばね25の力によってそれぞれ時計
方向及び反時計方向に付勢されている。
【0019】図2及びトリップ状態を示している図9を
参照して、トリップユニットは、合成樹脂成形絶縁物製
のトリップユニットケース26内に構築され、それぞれ
各極毎に備えられる一端が開閉ユニットのリード端子1
2に接続され他端に端子が形成されているヒーター2
7、ヒーター27の屈曲部に取付けられたバイメタル2
8、ヒーター27を取り巻くように設けられている固定
コアー29及びコ字状の可動コアー30並びに3極に共
通に備えられる回転自在のトリップ軸31及びラッチ軸
32を有している。トリップ軸31は図示されていない
ばねによって時計方向に付勢されており、ラッチ軸32
は図9に示されているばね33によって反時計方向に付
勢されておりラッチ腕32aがトリップ軸31に設けら
れたラッチ受け31aと係合しその回転が阻止される。
さらに、トリップユニットケース26の前面壁26aに
はリセットレバー34が軸35によって回転自在に設け
られ、リセットレバー34の切欠部とラッチ軸に偏心し
て設けられたピンとが噛み合うように組み合わされてい
るため、リセットレバー34とラッチ軸32とは互いに
一方が回転したとき他方も回転するようになっている。
【0020】開閉ユニットとトリップユニットの結合
は、まず、裏面からねじ36によってリード端子12と
ヒーター27を接続する。次に、結合された両ユニット
を覆うようにカバー37を装着する。このカバー37と
消弧ケース1とトリップユニットケース26によってこ
の回路遮断器のケースが構成されている。
【0021】ハンドル23はとって部23aと鍔部23
bを有し、カバー37には正面から見たとき長方形であ
ってハンドル23のとって部23aが突き出る開口部3
7aが形成されている。ハンドル23の鍔部23bの表
面及びカバー37の開口部37aの周縁内壁37bはハ
ンドルレバー18と同心の円弧状であり、双方の隙間に
は薄い成型絶縁物製スライド板38が設けられている。
スライド板38にはハンドル23のとって部23aが挿
通する孔38aが形成されており、ハンドル23とスラ
イド板38は相対的にスライド自在である。
【0022】ハンドル23のとって部23aが閉路状態
において位置する側を閉路側及び開路状態において位置
する側を開路側と定義する。したがって、閉路状態で、
とって部が開口部の閉側端部に位置するとき、開口部に
面する鍔部またはスライドの部分は閉側端部と逆の開側
端部にあるため、上記部分を開路側表面、開路側舌部な
どと記す。また、開路状態で、とって部が開口部の開側
端部に位置するとき、開口部に面する鍔部またはスライ
ドの部分は開側端部と逆の閉側端部にあるため、上記部
分を閉路側表面、閉路側舌部などと記す。
【0023】スライド板38の閉路側舌部38bにはこ
の回路遮断器が開路状態にあることを意味する緑色の開
路表示ラベル39が貼付されている。また、ハンドル2
3の鍔部23bの開路側表面23cには閉路状態を示す
赤色の閉路表示ラベル40が貼付されている。なお、図
において両ラベルは塗りつぶして表示されている。
【0024】このような回路遮断器の動作について説明
する。図2に示されている閉路状態において、ばね22
の力によりその円弧状端部18aを中心として時計方向
に付勢されているハンドルレバー18の回転は、フレー
ム14の縁に接して阻止されている。ばね22の力によ
り軸15及びリンク16を介してフレーム14の突起1
4bの周りを時計方向に付勢されているトリップレバー
19は、そのラッチ部19cとフック20のラッチ受部
20bとの係合によってばね25の力に抗してフック2
0を反時計方向に付勢している。そして、この付勢によ
ってフック20のラッチ部20cとラッチ21のラッチ
受部21bを介してばね25の力に抗してラッチ21が
時計方向に付勢されている。このラッチ21の回転がフ
レーム14の切欠14dのV字の辺によって阻止されて
いるため、フック20及びトリップレバー19の回転も
阻止された状態となっている。一方、ばね22の力によ
り軸15は右方向に付勢されているが、リンク17とリ
ンク16が略一直線の状態でリンク16の下端部がトリ
ップレバー19のカール端部19aに押し付けられて停
止し、クロスバー8が時計方向に回転した状態で接点4
と接点6が接触している。
【0025】この閉路状態においてスライド板38は、
その閉路側舌部38bが固定部材である消弧ケース1と
ハンドル23のとって部23aに挟まれて拘束状態にあ
る。そして、スライド板38上の開路表示ラベル39は
カバー37と重なっているため正面から見えない。一
方、ハンドル23上の閉路表示ラベル40はスライド板
38の孔38a及びカバー37の開口部37aに相当す
る位置にあるため正面からその全面が見える。
【0026】開路操作は閉路状態にある回路遮断器のハ
ンドル23を反時計方向に回転することによって行われ
る。この回転によりばね22の力の作用線がリンク16
の円弧状端部16aを右から左へ移動したとき、軸15
が左方向に移動しリンク17とリンク16がく字状に折
れ曲がる。その結果、クロスバー8が反時計方向に回転
して接点を開離させた後消弧ケース1の図示していない
部分に接してその回転が停止する。ハンドルレバー18
の回転もその折曲部18bがトリップレバー19に接し
て停止し、図4に示されている開路状態となる。
【0027】この開路状態において、スライド板38
は、その開路側舌部38cがトリップユニットのリセッ
トレバー34のリセット縁34aとハンドル23のとっ
て部23aに挟まれて拘束状態にある。したがって、ス
ライド板38上の開路表示ラベル39はカバー37の開
口部37aに相当する位置にあるため正面からその全面
が見える。一方、ハンドル23上の閉路表示ラベル40
は、カバー37とスライド板38の開路側舌部38cの
少なくともいずれか一方と重なるため見えない。
【0028】閉路操作は開路状態にある回路遮断器のハ
ンドル23を時計方向に回転させることによって行われ
る。この回転により、ばね22の作用線がリンク16の
円弧状端部16aを左から右へ移動し、リンク16とリ
ンク17とを伸直させながら軸15が右方向へ移動する
ためクロスバー8が時計方向に回転し図2に示されてい
る閉路状態となる。
【0029】図2、図6、図8及び図9を参照して、ト
リップ動作は以下の過程を経る。閉路状態においてこの
回路遮断器に過電流が流れたとき、ヒーター27の発熱
によりバイメタル28が湾曲してその先端が左方向に移
動しピン41を介して、又は電磁力によりばね43によ
って反時計方向に付勢されている可動コアー30が軸4
2を中心として固定コアー29方向にすなわち時計方向
に回転して腕31bを介して、トリップ軸31を反時計
方向に回転させる。トリップ軸31の回転によってラッ
チ腕32aとラッチ受け31aとの係合が解消しラッチ
軸32が反時計方向に回転し、リセットレバー34が時
計方向に回転しその端部のリセット縁34aが右方向に
移動する。図9において、ラッチ軸32には開閉機構ト
リップ腕32bが設けられており、ラッチ軸32の回転
により開閉機構トリップ腕32bが、図8において、開
閉機構のトリップ腕21cを押してラッチ21を反時計
方向に回転させる。ラッチ21の回転によってラッチ2
1とフック20との係合及びフック20とトリップレバ
ー19との係合が解消し、トリップレバー19が図示さ
れていないストッパ部材に接するまでハンドルレバー1
8の折曲部18bを押しながら時計方向へ回転する。そ
して、クロスバー8を反時計方向に回転させながらリン
ク16とリンク17が共に上方へ移動する。そして、接
点が開離した後クロスバー8が消弧ケース1に接してそ
の回転が停止して図6に示されているトリップの状態と
なる。なお、図6はバイメタル28又は可動コアー30
が復帰した状態を示している。
【0030】以上のトリップ動作中、ハンドルレバー1
8と共にハンドル23が反時計方向に回転して図6の位
置に停止する。また、スライド板38はリセットレバー
34のリセット縁34aと消弧ケース1とによって拘束
される。このトリップ状態において、開路表示ラベル3
9はカバー37と重なり、閉路表示ラベル40はスライ
ド板38の開路側舌部38cと重なり、どちらのラベル
も正面から見えない。なお、このように両ラベルが見え
ないようにスライド板38をリセットレバー34のリセ
ット縁34aとハンドル23のとって部23aとによっ
て拘束されるようにしてもよい。
【0031】リセット操作はトリップ状態にある回路遮
断器のハンドル23を反時計方向に回転させることによ
って行われる。この回転により、ハンドルレバー18の
折曲部18bに押されてトリップレバー19が反時計方
向に回転し、その肩部19dの移動に追随してフック2
0が時計方向に回転しラッチ21も反時計方向に回転し
て、トリップレバー19とフック20及びフック20と
ラッチ21が係合する。係合した状態は図3及び図4に
示されている開路状態である。
【0032】図12を参照して、本発明による回路遮断
器の第2の実施例について説明する。第2の実施例は第
1の実施例と同様なスライド板38’を開路側から閉路
側方向に付勢するばね50を設け、第1の実施例と同様
に、このスライド板38’の閉路側舌部38b’に開路
表示ラベル39’を貼付し、ハンドル23’の鍔部23
b’の開路側表面に閉路表示ラベル40’を貼付したも
のである。この第2実施例は、図12(a)に示されて
いる開路状態において、スライド板38’はその孔38
a’の開路側の縁(左縁)がハンドル23’のとって部
23a’と接して停止し、開路表示ラベル39’はカバ
ー37’の開口部37a’に相当する位置にあるため正
面から見える。一方、閉路表示ラベル40’はカバー3
7’(又はスライド板38’の開路側舌部38c’)と
重なり見えない。また、図12(b)に示されているト
リップ状態において、スライド板38’はその右端が固
定部材37c’と接して(又はスライド板38’の孔3
8a’の左縁がハンドル23’のとって部23a’と接
して)停止し、閉路表示ラベル40’は開路側舌部38
c’と重なり、開路表示ラベル39’はカバー37’と
重なるため両ラベルとも見えない。さらに図12(c)
に示されている閉路状態において、スライド板38’は
その右端が固定部材37c’と接して停止し、閉路表示
ラベル40’はスライド板38’の孔38a’に相当す
る位置にあるため見ることができるが、開路表示ラベル
39’はカバー37’と重なり見えない。
【0033】図13を参照して、本発明による回路遮断
器の第3の実施例について説明する。第3の実施例は、
第2実施例とは異なり、スライド板38”を閉路側から
開路側に付勢するばね51を設け、ハンドル23”の鍔
部23b”の閉路側表面に開路表示ラベル39”を貼付
し、スライド板38”の開路側舌部38c”の表面に閉
路表示ラベル40”を貼付したものである。第3実施例
は、図13(a)に示されている閉路状態において、ス
ライド板38”は、その孔38a”の閉路側の縁(右
縁)がハンドル23”のとって部23a”と接して停止
し、閉路表示ラベル40”がカバー37”の開口部37
a”に相当する位置にあるため正面から見える。一方、
開路表示ラベル39”はカバー37”(又はスライド板
38”の閉路側舌部38b”)と重なり見えない。ま
た、図13(b)に示されているトリップ状態におい
て、スライド板38”は、その左端が固定部材37c”
と接して(又はスライド板38”の孔38a”の右縁が
ハンドル23”のとって部23a”と接して)停止し、
開路表示ラベル39”はスライド板38”の閉路側舌部
38b”と重なり、閉路表示ラベル40”がケース3
7”と重なるため両ラベルとも見えない。さらに図13
(c)に示されている開路状態において、スライド板3
8”はその左端が固定部材37c”と接して停止し、開
路表示ラベル39”はカバー37”の開口部37a”及
びスライド板38”の孔38a”に相当する位置にある
ため見ることができるが、閉路表示ラベル40”はケー
ス37”と重なるため見えない。
【0034】上記に、本発明の実施の形態について説明
を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、
あくまでも例示であって、本発明の範囲は上記の発明の
実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲
は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許
請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべて
の変更を含むことが意図される。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明した形態で実施さ
れ、ケースとハンドルの鍔部の間にスライド板を設け、
トリップ状態において、スライド板に設けられた開路表
示又は閉路表示はケースと重なるとともに、ハンドルの
鍔部に設けられたそれぞれ閉路表示又は開路表示はスラ
イド板と重なり、両表示が見えない構成となっているた
め、オペレータが開路状態でもなくまた閉路状態でもな
い異常な状態(トリップ状態)であると容易に知ること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による回路遮断器の第1の実施例の閉
路状態における正面図である。
【図2】 図1のA−Aから見た断面図である。
【図3】 図1の回路遮断器の開路状態における正面図
である。
【図4】 図3のB−Bから見た断面図である。
【図5】 図1の回路遮断器のトリップ状態における正
面図である。
【図6】 図5のC−Cから見た断面図である。
【図7】 図1の回路遮断器の開閉ユニットの分解斜視
図である。
【図8】 図2とは異なる面から見た部分断面図であ
る。
【図9】 図1の回路遮断器のトリップユニットの斜視
図である。
【図10】 図1の回路遮断器のハンドルの斜視図であ
る。
【図11】 図1の回路遮断器のスライド板の斜視図で
ある。
【図12】 本発明による回路遮断器の第2の実施例を
説明する模式図である。
【図13】 本発明による回路遮断器の第3の実施例を
説明する模式図である。
【図14】 従来の回路遮断器の側面断面図である。
【図15】 図14の回路遮断器の動作を説明する部分
図である。
【符号の説明】
1 消弧ケース、5 固定接触子、6 開閉接点、7
可動接触子、8 クロスバー、14 フレーム、16,
17 リンク、18 ハンドルレバー、19トリップレ
バー、20 フック、21 ラッチ、22 ばね、2
3,23’,23” ハンドル、23a,23a’,2
3a” とって部、23b,23b’,23b” 鍔
部、23c 開路側表面、31 トリップ軸、32 ラ
ッチ軸、34 リセットレバー、34a リセット縁、
37,37’,37” カバー、37a,37a’,3
7a” 開口部、37b 周縁内壁、38,38’,3
8”スライド板、38a,38a’,38a” 孔、3
8b,38b’,38b”閉路側舌部、38c,38
c’,38c” 開路側舌部、39,39’,39”
開路表示ラベル、40,40’,40” 閉路表示ラベ
ル、50,51 ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 大吾 大阪府大阪市阿倍野区阪南町7丁目2番10 号 寺崎電気産業株式会社内 Fターム(参考) 5G030 AB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉接点と、ラッチ手段及びレバー状の
    ハンドルを含む前記開閉接点を開閉する開閉機構と、前
    記ラッチ手段の係合を解消させて前記開閉機構を介して
    前記開閉接点を開離させるトリップ機構とがケース内に
    収納され、 前記ハンドルが前記ケースの内側に位置する鍔部と前記
    ケースに開けられた開口部から突き出るとって部とを含
    み、 該とって部が、前記開閉接点の開状態では前記開口部の
    端部である開側端部に位置し、閉状態では前記開側端部
    の反対側の前記開口部の端部である閉側端部に位置し、
    トリップ状態においてはその中間に位置するように変位
    する回路遮断器において、 前記ハンドルのとって部が挿通する孔が開けられたスラ
    イド板が、前記ハンドルの鍔部と前記ケースとの間に、
    前記ハンドルと相対的にスライドするように配置され、 前記とって部が前記開側端部に位置するとき、前記ハン
    ドルの鍔部及び前記スライド板のいずれか一方の前記開
    口部に面する部分に、開路表示が表示されており、か
    つ、 前記とって部が前記閉側端部に位置するとき、前記開路
    表示が設けられていない他方の前記開口部に面する部分
    に、閉路表示が表示されており、 前記とって部がトリップ位置に位置するとき、前記開路
    表示および前記閉路表示のいずれも前記ケースまたは前
    記スライド板によって前記開口部に面することを妨げら
    れていることを特徴とする、回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記スライド板を一方向に付勢する付勢
    部材を有し、前記スライド板は固定部材又は前記とって
    部に接して所定の位置に停止することを特徴とする、請
    求項1の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 閉路状態で前記ケースの開口部及び前記
    スライド板の孔を介して前記ハンドルの鍔部の前記閉路
    表示が見える位置に該スライド板が留まり、開路状態で
    前記スライド板の前記開路表示が前記ケースの開口部か
    ら見える位置に該スライド板が留まり、トリップ状態で
    前記スライド板がトリップ動作することによって変位す
    る変位部材と固定部材又は前記ハンドルのとって部とに
    よって拘束されて前記閉路表示が前記スライド板と重な
    り前記開路表示は前記ケースと重なって両表示が前記開
    口部から見えない位置に前記スライド板及び前記ハンド
    ルが留まることを特徴とする、請求項1の回路遮断器。
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