JP2003045102A - 自動化されたテープカートリッジオートローダー/ライブラリシステムのためのテープカートリッジピッカ - Google Patents

自動化されたテープカートリッジオートローダー/ライブラリシステムのためのテープカートリッジピッカ

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JP2003045102A
JP2003045102A JP2002143341A JP2002143341A JP2003045102A JP 2003045102 A JP2003045102 A JP 2003045102A JP 2002143341 A JP2002143341 A JP 2002143341A JP 2002143341 A JP2002143341 A JP 2002143341A JP 2003045102 A JP2003045102 A JP 2003045102A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小型でテープカートリッジの交換を迅速かつ効
率的に行うためのピッカーを提供する。 【解決手段】回転盤300はテープカートリッジを受容
する空洞316を備える。テープカートリッジが空洞3
16内に受容されると、格納場所およびテープドライブ
の一方への搬送のために回転盤300内で回転されるよ
うに、空洞316は回転盤300上に回転中心軸線の周
囲に画定される。テープカートリッジは、回転盤300
から水平に伸長してカートリッジを係合して空洞316
内へ引き込む移動アーム302を用いて、回転盤300
に載せられる。テープカートリッジは、移動アーム30
2を伸長させて空洞300から格納場所およびテープド
ライブの一方へカートリッジを摺動させることにより、
回転盤300から送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は2000年11月10日に出願さ
れた「自動テープカートリッジオートローダー/ライブ
ラリシステム」と題された米国特許出願第09/71
0,645号の一部の継続であり、前記出願は参照によ
ってその全容を本願に援用される。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶装置の
分野に関する。特に、テープカートリッジオートローダ
ー/ライブラリシステムにおいて少なくとも1つのテー
プカートリッジ格納場所と少なくとも1つのテープドラ
イブとの間でテープカートリッジを交換する回転テープ
カートリッジピッカに関する。
【0003】
【従来の技術】データ処理システムにおける大量の情報
を扱うための一般的な装置としては、自動テープカート
リッジライブラリがある。テープカートリッジライブラ
リは、データが格納される磁気テープ媒体を収容する多
数のテープカートリッジを格納し管理する。テープカー
トリッジライブラリーは複数の固定テープカートリッジ
格納場所、少なくとも1つの読み出し/書き込み用テー
プドライブ、および「カートリッジピッカ」として当業
において公知であるテープカートリッジ回収(retr
ieval)/移送機構とを備える。テープカートリッ
ジ格納場所は、一意的に識別されたセルの所定配列に配
列され、各セルは単一のテープカートリッジを収容して
いる。個々のテープカートリッジの各々は、カートリッ
ジピッカによる回収のために、テープカートリッジの識
別用に用いられるバーコードのようなコンピューターで
可読な識別表示を有する。
【0004】カートリッジピッカは、自動的に格納場所
とテープドライブとの間で個々のテープカートリッジを
交換する。種々のテープカートリッジライブラリにおい
て、種々の型のカートリッジピッカが様々なテープカー
トリッジ配列を収容するために使用される。カートリッ
ジピッカの1つの例は、正しいテープカートリッジを選
択して回収し、テープドライブにテープカートリッジを
移送するための光学のセンサを備えた回転可能なロボッ
トアームを用いる。カートリッジピッカの別の例は、X
−Y移動に沿って、または回転運動におけるピボットを
中心として移動するリニアロボット機構を用いて、テー
プカートリッジの選択、回収、およびテープドライブへ
の移送を行なう。テープドライブは、テープカートリッ
ジ内の磁気テープからの、またはその磁気テープへのデ
ータの読み出し/書き込みを行なうように作動可能であ
る。テープカートリッジライブラリの動作を制御するた
めに、ホストコンピューターがライブラリ制御装置およ
びテープドライブと通信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不都合なことに、テー
プカートリッジピッカは、テープドライブに搬送するの
に所望のテープカートリッジを回収するために二次元ま
たは三次元に移動しながら、多数の固定テープカートリ
ッジ格納場所の間を移動しなければならない複雑な機構
である。したがって、テープカートリッジピッカは、テ
ープカートリッジライブラリの外形寸法において大きな
要因となる。例えば、代表的な格納場所からの回収プロ
セスでは、テープカートリッジピッカは、通常はX軸に
沿って、テープカートリッジ格納場所に移動し、格納場
所に配向し、その場所からテープカートリッジを回収、
X軸に沿ってテープドライブ位置へ再び移動し、テープ
ドライブに配向させて、テープカートリッジを装入しな
ければならない。
【0006】さらに、テープカートリッジピッカの複雑
さは、テープカートリッジライブラリのコストのかなり
の部分の原因となり、また搭載するにはかなりの空間を
要する。多くの用途において、テープカートリッジライ
ブラリによって格納され管理されるテープカートリッジ
が大量でなければ、テープカートリッジライブラリのコ
ストは正当化され得ない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本願において
「オートローダー/ライブラリシステム」と称される、
テープカートリッジライブラリのための回転テープカー
トリッジピッカを提供することにより、上記に概説され
た不都合を解決するとともに、当業技術を進歩させるも
のである。本テープカートリッジピッカは、少なくとも
1つのテープカートリッジ格納場所および少なくとも1
つのテープドライブと整合するために、固定ベースにお
いて回転する回転盤を備える。回転盤は、個々のテープ
カートリッジを受容するために形成された空洞を備え
る。前記空洞内にテープカートリッジが一旦受容された
ならば、該テープカートリッジは、少なくとも1つの格
納場所または少なくとも1つのテープドライブへ搬送す
るための回転盤内で回転し得るように、前記空洞は回転
盤に回転中心軸線を中心として画定されている。有利な
ことに、本カートリッジピッカは、従来技術におけるよ
うに二次元または三次元には移動しないが、その代わり
にベース内で単に回転して、テープカートリッジピッカ
の位置決めを行い、少なくとも1つの格納場所と少なく
とも1つのテープドライブとにおいてテープカートリッ
ジを交換する。
【0008】テープカートリッジは、回転盤から水平に
延びる移動アームを使用して、テープカートリッジを係
合させるかまたは引っ掛けて、空洞内へテープカートリ
ッジを引き寄せることで、回転盤に載せられる。テープ
カートリッジは、移動アームを伸長して、テープカート
リッジを空洞から少なくとも1つの格納場所内または少
なくとも1つのテープドライブ内へ摺動させることによ
り回転盤から送出される。
【0009】本テープカートリッジピッカの第1の利点
は、オートローダー/ライブラリシステムの様々な構成
要素間でテープカートリッジを交換するのに必要とされ
る運動が限られることである。例えば、従来技術のシス
テムでは、ロボットカートリッジピッカは、所望のテー
プカートリッジの格納場所に移動し、格納場所からテー
プカートリッジを選択し、テープドライブの位置へ移動
し、テープドライブにテープカートリッジを装入しなけ
ればならない。当業者であれば十分に認識するように、
これらの動作は時間を消費し、オートローダー/ライブ
ラリシステム内でピッカを移動させる複雑な機構を使用
しなければならない。対照的に、本カートリッジピッカ
は、テープカートリッジを回収および搬送するために、
格納場所とテープ駆動機構と間で単に回転する。有利な
ことに、これにより、オートローダー/ライブラリシス
テム内のテープカートリッジの迅速かつ効率的な交換が
提供される。本テープカートリッジピッカの別の利点
は、本質的により小さな形状を達成するために、オート
ローダー/ライブラリシステムが共面の構成要素で設計
可能なことである。本カートリッジピッカの第3の利点
は、ピッカを実施するために使用される単純な構成およ
び機構は、オートローダー/ライブラリシステムを生産
する際にコストを著しく低減させる。本テープカートリ
ッジピッカの第4の利点は、積み重ね配置で他の本質的
に同一のオートローダー/ライブラリシステムと機械的
および電気的に相互に連結するように形成されるオート
ローダー/ライブラリシステムの場合には、ピッカは多
数のオートローダー/ライブラリシステムにアクセスす
るために上昇し得る。有利なことに、積み重ねられたオ
ートローダー/ライブラリシステムにおいてカートリッ
ジピッカが上昇することにより、テープカートリッジの
共有化が可能となり、効率的なロードバランシングが提
供される。本カートリッジピッカの第5の利点は、その
動作が、オートローダー/ライブラリシステムの他の構
成要素に無関係であるということである。オートローダ
ー/ライブラリシステムにおいて、カートリッジピッカ
が様々な格納場所と他のテープドライブとの間でテープ
カートリッジを往復搬送している一方で、テープドライ
ブはデータの読み出し/書き込みを行なうことが可能で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】テープカートリッジオートローダ
ー/ライブラリシステム−図1および図2:限定するた
めではなく具体例として、本テープカートリッジピッカ
の様々な特徴および利点について、複数のDLTテープ
カートリッジを収容するように形成されたオートローダ
ー/ライブラリシステムの状況において説明する。本願
に示されたオートローダー/ライブラリシステムおよび
DLTテープカートリッジの例に関する以下の記載は、
本発明の範囲を制限することは意図していないことが理
解されるべきである。当業者には、本発明の原理を他の
テープライブラリ、オートローダー、オートローダー/
ライブラリシステムおよびテープカートリッジ形式に容
易に適用し得ることは明白であろう。
【0011】図1は、自動のテープカートリッジオート
ローダー/ライブラリシステム100の例を示す。オー
トローダー/ライブラリシステム100の主要な構成要
素は、読取り/書込みテープドライブ101、本発明に
よるテープカートリッジピッカ102、単一テープカー
トリッジインターフェース107およびハウジング11
0に取り囲まれた一対のテープカートリッジ移送マガジ
ン103,104である。オートローダー/ライブラリ
システム100は、オペレーターから制御入力を受信
し、かつオペレーターにステータス情報を提供するため
のユーザインターフェース112を有するコントロール
パネル105をさらに備える。
【0012】オートローダー/ライブラリーシステム1
00は、テープドライブ101と単一カートリッジイン
ターフェース107とテープカートリッジ移送マガジン
103,104との間において、複数個のテープカート
リッジ、例えば符号106,113を格納し、管理し、
自動的に交換する完全なテープカートリッジライブラリ
ーである。設計的な選択事項として、オートローダー/
ライブラリシステム100はさらに多数のテープドライ
ブを備えてもよく、オートローダー/ライブラリシステ
ム100に単に適切なテープドライブ形式を組み込むだ
けで、多数のテープ媒体形式に適応するように形成され
得る。テープカートリッジ媒体106のいくつかの例と
しては、DLTテープカートリッジ、LTOテープカー
トリッジ、8ミリメートルテープカートリッジおよびS
DLTテープカートリッジがあるが、これらに限定され
るものではない。
【0013】有利なことに、オートローダー/ライブラ
リシステム100は、主に本発明のカートリッジピッカ
102のために小型な形状を有する。オートローダー/
ライブラリシステム100の一例において、テープカー
トリッジ移送マガジン103,104、テープドライブ
101、カートリッジピッカ102、ならびにモータ、
回路類およびプロセッサを含むすべての制御要素を備え
るハウジング110は、約9.5センチメートル(3.
75インチ)の高さを有し、かつ標準的なラックマウン
ト内に嵌合する。さらに、有利なことに、カートリッジ
ピッカ102が個々のテープカートリッジ移送マガジン
103,104と協働することにより、オートローダー
/ライブラリシステム100の小型な形状で、複数のテ
ープカートリッジ、例えば符号106,113の格納お
よび管理が提供される。
【0014】テープカートリッジ移送マガジン103,
104は,複数の別個のテープカートリッジ格納場所に
おいて、複数の別個のテープカートリッジ、例えば符号
106を受容し格納するように構成される。テープカー
トリッジ移送マガジン103,104はまた、該テープ
カートリッジ移送マガジン内の垂直方向の閉ループにお
いて、個々のテープカートリッジ、例えば符号106を
移送するようにも構成され、そのため、格納されたテー
プカートリッジのうちの任意の1つがカートリッジピッ
カ102による選択に対して位置決めされ得る。図2
は、テープカートリッジ移送マガジン103,104内
のテープカートリッジの搬送を図示するために用いられ
るテープカートリッジ移送マガジン104の内部の横断
面図を示す。複数のテープカートリッジは、個々のテー
プカートリッジ、例えば符号106をマガジン103,
104に関して水平に個々のキャリッジ、例えば符号1
13〜116内に摺動させることによって、テープカー
トリッジ移送マガジン103,104に装入される。垂
直閉ループ内のキャリッジ113〜116をテープカー
トリッジマガジン104内の異なる位置へ回転させるこ
とにより、テープカートリッジ、例えば符号106はマ
ガジン104内で移送される。
【0015】カートリッジピッカ102は、テープドラ
イブ101、マガジン104、マガジン103および単
一カートリッジインターフェース107に対して、例え
ば符号106で示される個々のテープカートリッジを回
転させて交換するように形成される。有利なことに、マ
ガジン103,104中の移送機構と協働する回転カー
トリッジピッカ102を使用することにより、テープカ
ートリッジ交換のために必要な動作が著しく限定され
る。本カートリッジピッカ102は、テープカートリッ
ジ移送マガジン103,104、単一カートリッジイン
ターフェース107およびテープドライブ101の間で
単に回転して、例えば符号106で示されるテープカー
トリッジを交換する。有利なことに、本カートリッジピ
ッカ102を備えて形成されたオートローダー/ライブ
ラリシステム100は、マガジン103,104、単一
カートリッジインターフェース107およびテープドラ
イブ101の間における、例えば符号106で示される
テープカートリッジの迅速で効率的な交換を提供する。
さらに、移送マガジン103,104と協働する回転カ
ートリッジピッカ102は、小型な形状を容易にするオ
ートローダー/ライブラリシステム100の同一平面上
の構造を可能にする。例えば符号106で示されるテー
プカートリッジは、テープカートリッジ移送マガジン1
03,104内の移送の間、またはカートリッジピッカ
102との交換の間に、裏返されたり、再配向させられ
たりしないことも注目されるべきである。例えば符号1
06で示されるテープカートリッジは、カートリッジピ
ッカ102による回収のため、ならびにテープドライブ
101、単一カートリッジインターフェース107、お
よびテープカートリッジマガジン103,104への授
与のために、常に正しい向きにある。
【0016】一旦カートリッジピッカ102によって選
択されたならば、例えば符号106で示される個々のテ
ープカートリッジは、実施されるべき所望の動作に応じ
て、以下の場所のうちの1つに供給され得る。読取り/
書込み動作が望まれる場合、カートリッジピッカ102
は選択されたテープカートリッジ106をテープドライ
ブ101に供給する。排出動作が望まれる場合には、カ
ートリッジピッカ102はオペレーターによる回収のた
めに、選択されたテープカートリッジ106を単一カー
トリッジインターフェース107に供給する。ロードバ
ランシング動作が望まれる場合には、カートリッジピッ
カ102はテープカートリッジ移送マガジン103とテ
ープカートリッジ移送マガジン104との間でテープカ
ートリッジ106を交換する。以下の記載から明白にな
るように、カートリッジピッカ102はまた、選択した
テープカートリッジを別の連結されたテープカートリッ
ジオートローダー/ライブラリシステムの別のテープカ
ートリッジ移送マガジン106に供給し得る。最後に、
カートリッジピッカ102は、連結されたテープカート
リッジオートローダー/ライブラリシステムの別のテー
プドライブに、例えば符号106で示される選択したテ
ープカートリッジを供給し得る。
【0017】カートリッジピッカ図3〜図6:具体例を
目的として、カートリッジピッカ102の以下の説明の
全体にわたって、テープカートリッジ106を用いる。
しかしながら、カートリッジ106のDLT型以外の多
数のテープカートリッジ形式を収容するために、カート
リッジピッカ102を本発明の原理に従って容易に設計
し得ることが理解されるべきである。
【0018】図3〜図6は、本発明によるテープカート
リッジピッカ102の様々な例を示す。図3を最初に参
照すると、カートリッジピッカ102は、静止ベース3
01に回転可能に連結された移動アーム302および回
転盤300を備える。回転盤300は、該回転盤300
上にテープカートリッジ106を受容するために形成さ
れた中央空洞316を備える。平行な壁313,31
4、ならびに壁314に対して30度の角度で一体的に
形成された壁315は、中央空洞316を画定する。こ
れに代わって、壁315は、カートリッジの幾何学的形
状に依存して20〜40度の範囲の角度で形成されても
よい。以下の記載から明白になるように、壁315の角
度は、単一カートリッジインターフェース107からの
装入中に、テープカートリッジ106の後方に移動アー
ム302が通過することを可能にする。移動アーム30
2は、その一端に一体的に形成された垂直カートリッジ
ピン303を有する。前記ピン303はテープカートリ
ッジ106に形成された切欠き111(図1に図示)を
係合または着座させるように形成される。
【0019】カートリッジピッカ102は、さらに、テ
ープカートリッジ上のコンピューター可読の表示を読み
取るためにバーコードリーダー304を含む。バーコー
ドリーダー304がテープカートリッジ上の表示を読み
取ることを可能にする任意の適切な方式でバーコードリ
ーダー304を構成し得る。本発明の一例において、バ
ーコードリーダー304は、テープカートリッジ上の表
示の像をバーコードリーダー304に反射させる鏡を備
えている。有利なことに、設計上の選択の事項として、
カートリッジピッカ102が回転するので、バーコード
リーダー304をカートリッジピッカ102上の多数の
別の位置に配置することが可能である。これに代わっ
て、いくつかの応用においては、バーコードリーダー3
04はピッカ102から離間されて、オートローダー/
ライブラリシステム100内に配置されてもよい。
【0020】ピッカベース301は、4つのカートリッ
ジ交換ポート309〜312を画定する4本の鉛直柱3
05〜308を備える。以下の記載から明白になるよう
に、テープカートリッジ106の回収および搬送中に、
柱305,307,308が移動アーム302と干渉し
ないように、柱305,307,308は部分317〜
319で下部を切り取られている。操作上、回転盤30
0はベース301内で回転して、交換ポート309〜3
12を介して、単一カートリッジインターフェース10
7、テープドライブ101、テープカートリッジ移送マ
ガジン103,104に対してテープカートリッジ10
6を交換する。特に、回転盤300は交換ポート309
を介してマガジン103に対してテープカートリッジ1
06を交換し、交換ポート310を介して単一カートリ
ッジインターフェース107に対してテープカートリッ
ジ106を交換し、交換ポート311を介してマガジン
104に対してテープカートリッジ106を交換し、交
換ポート312を介してテープドライブ101に対して
テープカートリッジ106を交換する。
【0021】図4および図5は、テープカートリッジピ
ッカ102の組立図を示している。図4は上方から下方
を見た組立図であり、図5は下方から上方を見た組立図
である。図6は、カートリッジピッカ102の組立斜視
図を示している。2つのモータが、カートリッジピッカ
102の動作を制御する。回転モータ400は、ベース
301に取り付けられたリングギヤ402に連結される
平歯車500を回転させて、回転盤アセンブリ405を
回転させる。ベルト501によって連結されている移動
モータ401および親ねじ403は、移動アーム302
を伸長および後退させるように作動する。ピッカ102
の動作は、底板アセンブリ406に取り付けられた制御
回路404によって制御される。ベース301の底から
上方に敷設された可撓性ケーブル(図示せず)が制御回
路404に電力を供給する。当業者であれば、回転モー
タ400はまた、オートローダー/ライブラリシステム
100内に配置されてもよいし、ベース301に連結さ
れてもよいことを認識するであろう。この場合、ピッカ
102の回転は、ベルトを用いて、底板アセンブリ40
6に連結された駆動ギアと噛合させて行われ得る。
【0022】回転盤アセンブリ405はリングギヤ40
2に関して回転する。リングギア402はベース301
の内部に連結されている。これに代わって、当業者であ
れば、リングギヤ402をベース301に一体的に形成
してもよいことを認識するであろう。底板アセンブリ4
06は、連結プレート408によって、ベース301に
中心に配置されているベアリング部材407に固定され
る。移動モータ401および回転モータ400は底板ア
センブリ406に搭載され、底板アセンブリ406と中
間プレート409との間に収容される。移動アーム30
2は、中間プレート409と回転盤300の空洞部分4
13の間で摺動可能に取り付けられる。移動アーム30
2は、中間プレート409において隙間をもってチャネ
ル414を通過し、かつ親ねじ403のチャネル410
(a)によって駆動されるローラー410を備える。ロ
ーラー411,412は、空洞部413の底に形成され
たチャネル502(a),502(b)内をそれぞれ進
む。
【0023】プレート420は回転盤アセンブリ405
にトップカバーを提供する。プレート420は、さら
に、カートリッジ停止/圧縮パッド421のために取付
け台を提供する。以下の記載から明白になるように、カ
ートリッジ停止/圧縮パッド421は、移動アーム30
2およびピン303とによる係合のためにカートリッジ
106の位置決めを行なうように、単一カートリッジイ
ンターフェース107からのテープカートリッジ106
の挿入を停止させる。テープカートリッジ106が他の
すべての位置、つまりマガジン103,104、テープ
ドライブ101から受容される場合、カートリッジ停止
/圧縮パッド421は圧縮パッドとして作用して、カー
トリッジ106が空洞316内に完全に受容されること
を可能にする。
【0024】空洞部分413の壁314は、切欠き41
7内へ摺動するように形成された可撓壁415を備えて
いる。可撓壁415は切欠き417の内に装入されるば
ね様のものであり、テープカートリッジ106が空洞3
16に受容される場合に、対向する壁313に対してテ
ープカートリッジ106を付勢するよう作用する。有利
なことに、これにより、テープカートリッジ106が空
洞316に装入されたり、同空洞316から送出された
りする場合に、ピン303がカートリッジ切欠き111
から外れることを防止する。テープカートリッジ106
が単一カートリッジインターフェース107から受容さ
れる場合にテープカートリッジ106の誤挿入を防ぐた
めに、壁315はテープカートリッジ106の側面上に
ある対応する溝と組み合うように形成されたキー416
を備える。有利なことに、これにより、オペレーターが
テープカートリッジ106を間違った方向で単一カート
リッジインターフェース107に押し込んで、カートリ
ッジピッカ102を破損することが防止される。
【0025】図6を参照すると、柱306には別の可撓
壁600が備えられている。第2の可撓壁600もま
た、単一カートリッジインターフェース107からの挿
入の間にテープカートリッジ106を案内するようにば
ね様に負荷されて、ピン303がカートリッジ切欠き1
11から外れるのを防止する。図20を参照すると、可
撓壁600は、さらに空洞316上への移行中にカート
リッジ106が反時計回りに回転するのを防止し、その
結果、移動アーム302がカートリッジ106を(G)
方向へ引っ張る際に、角1901は壁315に対して回
転せず、かつ接触しない。
【0026】カートリッジピッカ102は、さらにエミ
ッタ部分418および検知器部分419を備えるカート
リッジ有無センサも有する。エミッタ部分418は、カ
ートリッジピッカ102の空洞413の下側に取り付け
られ、開口422と整列して、検知器部分419に信号
を供給する。検知器部分419はハウジング423に取
り付けられ、前記ハウジング423はプレート420に
連結される。動作中、空洞316に挿入されたテープカ
ートリッジ106が開口422を閉鎖し、検知器部分4
19が信号を検知しない場合、カートリッジが存在して
いる状態であることが示される。同様に、カートリッジ
不在状態は、検知器部分419によるエミッタ部分41
8からの信号の連続的な受信によって示される。当業者
であれば、検知器部分419とエミッタ部分418とを
容易に逆転させ得るを認識するであろう。
【0027】テープカートリッジピッカ動作図7−2
2:テープカートリッジ106が、カートリッジピッカ
102とテープドライブ101の間で、またはカートリ
ッジピッカ102とマガジン103,104の間で交換
される場合、図3に例示されるように、カートリッジ1
06は空洞316内に(A)方向に受容され、空洞31
6から(B)方向に排出される。この応用の情況では、
上記が行なわれる方向は、整合する交換ポート(例えば
309)にかかわらず、回転盤300の正面として定義
される。同様に、テープカートリッジ106が、カート
リッジピッカ102と単一カートリッジインターフェー
ス107との間で交換される場合、カートリッジ106
は、空洞316内に、空洞316の反対端から(C)方
向に受容され、空洞316から(D)方向に排出され
る。本応用の情況では、上記が行なわれる方向は、整合
する交換ポート(例えば309)にかかわらず、回転盤
300の後部として定義される。以下の記載から明白に
なるように、これは、空洞316に位置する場合、カー
トリッジが常に同じ方向に配向されることを可能にす
る。
【0028】移動アーム302は3つの主要位置を有す
るが、以下においてまた明白になるように、テープドラ
イブ101、単一カートリッジインターフェース10
7、マガジン103,104からのテープカートリッジ
の交換の際に、他の位置が用いられる。図12に示され
る第1の主要位置は、ホーム・ポジションとして定義さ
れる。ホーム・ポジションでは、回転盤300は、テー
プカートリッジ106が空洞316内に存在するか、ま
たは空洞316内に不在であるかにかかわらず自由に回
転することが可能である。さらに、該ホーム・ポジショ
ンは、テープカートリッジ106が回転盤300の正面
から受容されるか、または後部から受容されるかにかか
わらず用いられる。図3に示される第2の主要位置は、
前方伸長位置として定義される。前方伸長位置では、移
動アーム302は、テープカートリッジ106を係合さ
せて、カートリッジ106をテープドライブ101また
はマガジン103,104から(A)方向に空洞316
内へ引き込む準備ができている。図13に示される第3
の主要位置は、反対の伸長位置として定義される。反対
の伸長位置では、移動アーム302は、テープカートリ
ッジ106を係合させて、カートリッジ106を単一カ
ートリッジインターフェース107から(C)方向に空
洞316内に引き込むように配置されている。
【0029】図7は、テープカートリッジ移送マガジン
103からテープカートリッジ106を送出する間のカ
ートリッジピッカ102の動作を示すフローチャートで
ある。当業者であれば、テープカートリッジ移送マガジ
ン104からのテープカートリッジ106の回収ための
動作と、テープドライブ101からの排出に続くテープ
カートリッジ106の回収のための動作とは本質的に同
一であることを認識するであろう。
【0030】テープカートリッジ移送マガジン103ま
たはテープカートリッジ移送マガジン104のうちの1
つがオートローダー/ライブラリシステム100に挿入
される場合、オートローダー/ライブラリシステム10
0は、どのキャリッジ(例えばキャリッジ113〜11
6)がテープカートリッジを収容しているか、またどの
キャリッジが空かを判定するセンサを用いて、在庫管理
動作を行なう。したがって、オートローダー/ライブラ
リシステム100は、動作中に装入したテープカートリ
ッジの在庫管理を自動的に維持する。オートローダー/
ライブラリシステム100はさらに、マガジン103,
104内の特定のテープカートリッジの位置を示すデー
タを維持する。その結果、所望のテープカートリッジを
カートリッジピッカ102に供給することが可能であ
る。
【0031】図7においては、図12のホーム・ポジシ
ョンにある移動アーム302からステップ700で動作
が開始する。ステップ701で、図14に示されるよう
に、回転盤300は交換ポート309に対して軸外整列
を行なうために回転する。本発明の情況では、軸外整列
(off−axis alignment)は、回転盤
300の後部または回転盤300の正面のいずれかが、
交換ポート309〜312のうちの1つと整列しない回
転盤300の任意の位置として定義される。同様に軸上
整列は、回転盤300の後部または回転盤300の正面
のいずれかが、交換ポート309〜312のうちの1つ
と整列する回転盤300の任意の位置として定義され
る。この場合、軸外整列とは、回転盤300の正面が交
換ポート309を(E)方向に約3.5度過ぎて整列す
ることを指す。また該軸外整列は、移動アーム302が
テープカートリッジ106と接することなく、前方伸長
位置への伸長を可能にする。これに代わって、軸外整列
は、移動アーム302がテープカートリッジ106と接
触することなく、前方伸長位置まで伸長するのを可能に
するいかなる位置であってもよい。
【0032】ほぼ同時に、移送マガジン103は、所望
のテープカートリッジ106を収容しているキャリッジ
(例えば符号113)をカートリッジピッカ102と整
列した格納場所に移送する。ステップ702では、ピン
303がテープカートリッジ106のカートリッジ切欠
き111と整合するように、移動アーム302は前方伸
長位置まで伸長される。ステップ703では、図15に
示されるように、回転盤は(F)方向に3.5度回転さ
れて、回転盤300の正面を交換ポート309に対して
軸上(on−axis)で整列させて、ピン303をカ
ートリッジ切欠き111内に係合または着座させる。ス
テップ704で、図16に示されるように、テープカー
トリッジ106を回転盤300の空洞316内、および
中心軸上に引き込むために、移動アーム302は、図1
2のホーム・ポジションに後退する。上記動作はステッ
プ705で終了する。有利なことに、一旦この位置にな
ると、回転盤300およびカートリッジ106は自由に
回転してテープカートリッジ106をテープドライブ1
01、マガジン104、または単一カートリッジインタ
ーフェース107に搬送する。
【0033】図8は、テープカートリッジ106のテー
プカートリッジ移送マガジン104への搬送を図示する
フローチャートである。当業者は、上記動作はテープカ
ートリッジ106のテープカートリッジ移送マガジン1
03への搬送動作と本質的に同一であることを認識する
であろう。
【0034】図8においては、上記動作は、ステップ8
00で図7に説明されるようなカートリッジピッカ10
2に載せられたテープカートリッジ106から開始す
る。ステップ801で、回転盤300は、回転盤の正面
を交換ポート311およびテープカートリッジマガジン
104に対して軸上で整列させるように回転される。ほ
ぼ同時に、移送マガジン103は、空のキャリッジ(例
えば符号114)をカートリッジピッカ102と整列し
た格納場所に移送する。ステップ802では、図15に
よって例示されるように、移動アーム302は前方伸長
位置まで伸長されて、テープカートリッジ106をテー
プカートリッジマガジン104のキャリッジ114に挿
入する。ステップ803では、図14によって例示され
るように、回転盤300は、(E)方向に3.5度の軸
外位置に再び回転されて、カートリッジ切欠き111か
らピン303を外す。ステップ804で、移動アームは
図12のホーム・ポジションに後退される。その結果、
回転盤300は自由に回転して付加的な動作を行い、ス
テップ805で動作を終了する。
【0035】図9は、テープドライブ101へのテープ
カートリッジ106の搬送を図示するフローチャートで
ある。図9においては、動作は、図7で説明したよう
に、ステップ900において、カートリッジピッカ上に
載せられたテープカートリッジ106から開始する。ス
テップ901で、回転盤300は、交換ポート312お
よびテープドライブ101に対して回転盤300の正面
が軸上で整列するように回転する。ステップ902で
は、図15に示される挿入によって例示されるように、
移動アーム302は前方伸長位置まで伸長されて、テー
プカートリッジ106をテープドライブ101に挿入す
る。図15は、マガジン103と整列した交換ポート3
09を介した挿入を示すが、その動作は、テープドライ
ブ101と整列したポート312を介した挿入と同一で
あることに留意されたい。当業者であれば、移動アーム
302がテープドライブ101と接触するのを防ぐため
に、この場所ではテープカートリッジ106はテープド
ライブ101内に部分的に挿入されるに過ぎないことを
認識するであろう。ステップ903では、回転盤300
は3.5度軸外位置まで(E)方向に再び回転されて、
図14によって例示されるように、カートリッジ切欠き
111からピン303を外す。ステップ904では、回
転盤300が自由に回転可能であるように、移動アーム
302は図12のホーム・ポジションに後退される。こ
れに代わって、カートリッジ106によってピッカ10
2の回転が妨げられない程十分遠くに、移動アーム30
2を後退させる必要がある。ステップ905では、図1
7に示されるように、回転盤は、該回転盤が交換ポート
312に対してほぼ30度軸外に整列されるように、
(F)方向に回転され、移動アーム302は、テープカ
ートリッジ106の後方に位置する。30度の回転は不
可欠ではないが、機械的に有利であり、移動アーム30
2がカートリッジ106の中心を押圧するのを可能にす
ることは注目されるべきである。ステップ906では、
移動アームは前方伸長位置まで再び伸長され、テープカ
ートリッジ106をテープドライブ101に挿入し終え
る。当業者であれば、交換ポート312に対する30度
の軸外整列のために、移動アーム302が前方へ伸長す
ることにより、テープカートリッジ106のテープドラ
イブ101への挿入が完了され得ることを認識するだろ
う。動作はステップ907で終了する。
【0036】図10は、単一のカートリッジインターフ
ェース107からのテープカートリッジ106の受け取
りを示すフローチャートである。図10においては、ス
テップ1000で動作が開始する。ステップ1001で
は、回転盤300は(E)方向に回転され、図12に示
されるように、回転盤300の後部を交換ポート310
および単一カートリッジインターフェース107に対し
て約30度軸外で整列させる。ステップ1001では、
移動アーム302がホーム・ポジションに位置し、壁3
15は柱306と整列していることに注目されたい。ス
テップ1002では、図18に示されるように、オペレ
ーターが単一カートリッジインターフェース107にテ
ープカートリッジ106を挿入する。可撓壁600は、
挿入の間にテープカートリッジ106を案内するために
作動する。特に、可撓壁600は、テープカートリッジ
106が挿入の間に反時計回りで回転して、壁315に
衝突するのを防ぐことにより、ジャムを防止する。テー
プカートリッジ106が単一カートリッジインターフェ
ース107に挿入されるにつれ、壁315上のキー41
6は、テープカートリッジ106の側面に画定された従
来のスロットを係合する。有利なことに、キー416の
みが、テープカートリッジ106が1つの向きで単一カ
ートリッジインターフェース107内に挿入されること
を可能にする。
【0037】カートリッジ停止/圧縮パッド421は、
テープカートリッジ106の面1900が図19に示さ
れるようにカートリッジ停止/圧縮パッド421の平坦
部分503と接触した場合に、テープカートリッジ10
6の挿入を停止させるように形成される。停止された位
置では、回転盤300が回転されると、ピン303がカ
ートリッジ切込み111と再度整列して係合するよう
に、テープカートリッジ106は位置決めされる。有利
なことに、回転盤が図18の位置にある場合には、カー
トリッジ停止/圧縮パッド421のみが、テープカート
リッジを停止させるために機能する。他のすべての位置
においては、テープカートリッジ106は、カートリッ
ジ停止/圧縮パッド421の斜角がつけられた部分50
4と接触して、カートリッジ停止/圧縮パッド421を
圧縮パッドとして機能させ、かつ垂直上方に拡張させて
カートリッジが空洞316へ完全に受容されるのを可能
にする。したがって、カートリッジ106が移送マガジ
ン103,104、テープドライブ101から送出され
る場合、カートリッジ停止/圧縮パッド421の圧縮パ
ッド部分が鉛直に上方へ拡張するとともに、カートリッ
ジピッカ102は、カートリッジ停止/圧縮パッドを過
ぎてカートリッジ106を吸入することが可能である。
【0038】図19の停止された位置では、テープカー
トリッジ106の角1901は、カートリッジ有無セン
サのエミッタ418を閉鎖して、カートリッジ存在の状
況を示す。有利なことに、これにより、カートリッジピ
ッカ102が、単一カートリッジインターフェース10
7からの挿入の間に、自動的にカートリッジ106を感
知して、以下に説明するように、カートリッジ106を
空洞316内に装入し始めることが可能となる。これに
代わって、上記装入は、コントロールパネル105にお
いてオペレーターから受信した入力に応じて開始しても
よい。
【0039】ステップ1003では、移動アームは、図
12のホーム・ポジションから図13の反対の伸長位置
に移動される。ステップ1004では、回転盤300
は、軸上位置へ(F)方向に30度回転されて、図20
に示されるように、交換ポート310に対して回転盤3
00の後部を整列させて、かつカートリッジ切欠き11
1にピン303を係合または着座させる。ステップ10
05では、移動アーム302は、テープカートリッジ1
06を空洞316内に、かつ回転盤300の中心軸上に
吸い込むために、図12のホーム・ポジションに後退さ
れられる。ステップ1006で動作は終了する。
【0040】図11は、テープカートリッジ106の単
一カートリッジインターフェース107への搬送を示す
フローチャートである。図11においては、図7または
図10のいずれかに関して説明したように、カートリッ
ジピッカ102に載せられたテープカートリッジ106
からステップ1100で動作が開始する。ステップ11
01では、回転盤300は、交換ポート310および単
一カートリッジインターフェース107に対して回転盤
300の後部を軸上で整列させるように回転する。ステ
ップ1102では、図20に示されるように、移動アー
ム302は反対の伸長位置まで伸長されて、テープカー
トリッジ106を単一カートリッジインターフェース1
07から排出する。ステップ1103では、図13に示
されるように、回転盤300は、(E)方向に30度軸
外位置へ再び回転されて、カートリッジ切欠き111か
らピン303を外す。ステップ1104では、移動アー
ム302は、図18に示されるように、カートリッジ1
06の後方の位置へ後退させられる。ステップ1105
では、図21に示されるように、回転盤の後部が交換ポ
ート310と整列され、かつ移動アーム302テープカ
ートリッジ106の後方に位置するように、回転盤30
0は(F)方向に軸上位置に回転される。ステップ11
06では、図22に示されるように、移動アーム302
は反対の伸長位置まで再度伸長され、テープカートリッ
ジ106を単一カートリッジインターフェース107の
出口の台に排出する。テープカートリッジ106は、後
続の動作のためにピッカ102の自由回転を可能にする
のに十分なほど遠方に排出されることのみ必要であるこ
とに注目すべきである。有利なことに、後続の動作のた
めにカートリッジ106を十分に遠方に排出するだけ
で、カートリッジ106が単一カートリッジインターフ
ェース107から、床上に排出されるのを防止する。ス
テップ1107では、移動アームが図12のホーム・ポ
ジションに後退され、ステップ1108で動作が終了す
る。
【0041】テープオートローダー/ライブラリシステ
ムの拡張−図23:図23は、積み重ね構成における多
数のオートローダーライブラリシステムを図示する。明
瞭にするために図23にはライブラリシステム100
(a),100(b)のみが示されているが、当業者で
あれば、無限数のオートローダーライブラリシステムが
積み重ねられ得ることを認識するであろう。
【0042】オートローダー/ライブラリシステム10
0は他の本質的に同一のオートローダー/ライブラリシ
ステムに対して機械的かつ電気的に相互に連結するよう
に構成され、設計上の選択の事項として、多数のオート
ローダー/ライブラリシステムを積み重ねることによ
り、拡張性とスケーラビリティを提供する。一旦、連結
されると、多数のオートローダー/ライブラリシステム
100(a),100(b)は個々のテープカートリッ
ジ、例えば106を共有することが可能であり、連結さ
れたオートローダー/ライブラリシステム間の効率的な
ロードバランシングおよび性能を提供する。連結された
オートローダー/ライブラリシステム100(a),1
00(b)は各々、カートリッジピッカ102、テープ
カートリッジ移送マガジン103,104、テープドラ
イブ101および単一カートリッジインターフェース1
07を備えてもよいし、カートリッジピッカ102、単
一カートリッジインターフェースおよび/またはテープ
ドライブ101のような要素を共有してもよい。これに
代わって、エレベータ機構を備えて形成された単一カー
トリッジピッカ102がオートローダー/ライブラリシ
ステム100(a),100(b)の双方に対して作用
してもよい。さらに、連結されたオートローダー/ライ
ブラリシステム100(a),100(b)は各々、個
々のコントロールパネル105およびインターフェース
112を備えてもよいし、例えば符号105の単一のコ
ントロールパネルおよび例えば符号112の単一のイン
ターフェースを共有してもよい。例えば符号100のラ
イブラリーシステムが連結されている場合に、カートリ
ッジピッカ102は、回転するだけでなく、多数のライ
ブラリーシステム100(a),100(b)内で上昇
するように形成されて、マガジン103(a),104
(b)にアクセスする。
【0043】別の例では、ライブラリーシステム100
(a),100(b)は、単一のカートリッジインター
フェース107を共有し得る。この場合、単一カートリ
ッジインターフェース107は、該単一カートリッジイ
ンターフェース107を多数のライブラリーシステム1
00(a),100(b)の間を鉛直方向に搬送するエ
レベータ機構を備えて構成される。操作上、システム1
00(a)のカートリッジピッカ102は、テープカー
トリッジを単一カートリッジインターフェース107へ
渡し得る。その後、単一カートリッジインターフェース
107はシステム100(b)に上昇し、該システム1
00(b)では、テープカートリッジは、システム10
0(b)のカートリッジピッカ、例えば符号100に自
動的に渡される。次に、システム100(b)のカート
リッジピッカは、システム100(b)で、テープドラ
イブ、例えば符号101、またはマガジン103
(a),103(b)に対してテープカートリッジを交
換し得る。同様の方法で、システム100(b)からシ
ステム100(a)にカートリッジを渡すことも可能で
ある。したがって、オートローダー/ライブラリシステ
ム100は、収容力および性能の少なくとも一方を増大
させる拡張能力により、様々な用途にいつでもカスタマ
イズ可能である。
【0044】上記の処理システムは記憶媒体上に格納さ
れる命令からなり得る。前記命令はプロセッサによって
読み出されて実行され得る。命令のいくつかの例として
は、ソフトウェア、プログラムコードおよびファームウ
ェアがある。記憶媒体のいくつかの例としては、メモリ
素子、テープ、ディスク、集積回路およびサーバーがあ
る。上記命令は、プロセッサによって実行された場合、
本発明に従って作動するようにプロセッサに命令するよ
うに作動可能である。用語「プロセッサ」は単一の処理
デバイスまたは相互作動可能な処理デバイスの群を指
す。いくつかのプロセッサの例としては、集積回路およ
び論理回路がある。当業者は、命令、プロセッサおよび
記憶媒体に精通している。
【0045】当業者であれば、本発明の範囲内にある上
記に記載された実施形態の別例を認識することが可能で
ある。その結果、本発明は、上記で議論された特定の実
施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲およ
びそれらの均等物によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるテープカートリッジピッカを備
えて形成されたテープカートリッジオートローダー/ラ
イブラリシステムの例を示す図。
【図2】 本発明によるテープカートリッジピッカを備
えて形成されたオートローダー/ライブラリシステム用
のテープカートリッジ移送マガジンの例を示す図。
【図3】 本発明によるテープカートリッジピッカの例
を示す図。
【図4】 本発明によるテープカートリッジピッカの組
立図。
【図5】 本発明によるテープカートリッジピッカの別
の組立図。
【図6】 本発明によるテープカートリッジピッカの組
立済みの図。
【図7】 本発明によるテープカートリッジピッカの作
用の例を示すフローチャート。
【図8】 本発明によるテープカートリッジピッカの作
用の別の例を示すフローチャート。
【図9】 本発明によるテープカートリッジピッカの作
用の別の例を示すフローチャート。
【図10】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用の別の例を示すフローチャート。
【図11】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用の別の例を示すフローチャート。
【図12】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図13】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図14】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図15】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図16】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図17】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図18】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図19】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図20】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図21】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図22】 本発明によるテープカートリッジピッカの
作用を示す斜視図。
【図23】 本発明によるテープカートリッジピッカを
備えて形成されたオートローダー/ライブラリシステム
の積み重ね配置を示す図。
フロントページの続き (72)発明者 ジョン シー.オーエンズ アメリカ合衆国 80007 コロラド州 ア ルベイダ ウェスト セブンティナインス プレイス 15602 (72)発明者 パトリック エリオット コリンズ アメリカ合衆国 80918 コロラド州 コ ロラド スプリングス デリバランス ド ライブ 3018 (72)発明者 スコット ライアン パターソン アメリカ合衆国 80829 コロラド州 マ ニトウ スプリングス ディアーパス ア ベニュー 121 (72)発明者 キム エム.トマス アメリカ合衆国 80908 コロラド州 ブ ラック フォレスト キャンプロバー コ ート 14925 Fターム(参考) 5D057 AA20 AA27 BB06 BB12 BB25 BC03 BC06 BF02 CA10 CC08 EB11 EB13 EB17

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動化されたテープカートリッジオート
    ローダー/ライブラリシステムのためのテープカートリ
    ッジピッカであって、該カートリッジピッカは、 回転中心軸線を中心として回転して、少なくとも1つの
    テープドライブおよび少なくとも1つのテープカートリ
    ッジ格納場所と整合するように構成された回転盤と、 テープカートリッジを受容するために構成された空洞
    と、該空洞は回転盤内に画定されており、かつほぼ回転
    中心軸線を中心として位置していることと、 少なくとも1つのテープドライブおよび少なくとも1つ
    のテープカートリッジ格納場所から前記空洞内にテープ
    カートリッジを装入するための手段とを備え、前記テー
    プカートリッジは、一旦装入されたならば、回転盤上の
    空洞内に回転中心軸線の周囲に配置されるテープカート
    リッジピッカ。
  2. 【請求項2】 テープカートリッジを空洞から少なくと
    も1つのテープドライブおよび少なくとも1つのテープ
    カートリッジ格納場所へ送出するための手段をさらに備
    える請求項1に記載のピッカ。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つのテープカートリッ
    ジ格納場所が、第1のテープカートリッジ移送マガジン
    における第1の複数のテープカートリッジ格納場所のう
    ちの1つである請求項1に記載のピッカ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つのテープカートリッ
    ジ格納場所が、第2のテープカートリッジ移送マガジン
    における第2の複数個のテープカートリッジ格納場所の
    うちの1つである請求項3に記載のピッカ。
  5. 【請求項5】 前記回転盤は、回転中心軸線を中心とし
    て回転して、第1のテープカートリッジ移送マガジンお
    よび第2のテープカートリッジ移送マガジンと整合する
    ように構成されており、前記装入手段は、第1のテープ
    カートリッジ移送マガジンおよび第2のテープカートリ
    ッジ移送マガジンから前記空洞内にテープカートリッジ
    を装入するように構成されており、前記送出し手段は、
    前記空洞から第1のテープカートリッジ移送マガジンお
    よび第2のテープカートリッジ移送マガジンへテープカ
    ートリッジを送出するように構成されている請求項4に
    記載のピッカ。
  6. 【請求項6】 前記回転盤は、回転中心軸線を中心とし
    て回転して、単一のカートリッジインターフェースと整
    合するように構成されており、前記装入手段は、単一の
    カートリッジインターフェースから前記空洞にテープカ
    ートリッジを装入するように構成されており、前記送出
    し手段は、前記空洞から単一のカートリッジインターフ
    ェースへテープカートリッジを送出するように構成され
    ている請求項1に記載のピッカ。
  7. 【請求項7】 静止ピッカベースをさらに備え、該静止
    ピッカベース内において回転盤が回転中心軸線を中心と
    して回転する請求項1に記載のピッカ。
  8. 【請求項8】 前記装入手段および前記送出し手段は、 移動アームと、 一体的に形成され、かつ移動アームに対して垂直に配さ
    れたピンとを備える請求項2に記載のピッカ。
  9. 【請求項9】 前記空洞から単一のカートリッジインタ
    ーフェースへテープカートリッジを送出することが、単
    一のカートリッジインターフェースに対して回転盤を整
    列させることと、移動アームを回転盤に関して水平に伸
    長して単一のカートリッジインターフェースにテープカ
    ートリッジを挿入することと、テープカートリッジ内の
    対応する造作からピンを外すことと、移動アームを回転
    盤に関して水平に後退させることとを示す請求項8に記
    載のピッカ。
  10. 【請求項10】 単一のカートリッジインターフェース
    から前記空洞にテープカートリッジを装入することが、
    単一のカートリッジインターフェースに対して回転盤を
    整列させて、回転盤に関して移動アームを水平に伸長し
    てテープカートリッジ中の対応する造作内にピンを係合
    させることと、移動アームを回転盤に関して水平に後退
    させて前記空洞内にテープカートリッジを引き込むこと
    とを示す請求項9に記載のピッカ。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの格納場所および少な
    くとも1つのテープドライブから前記空洞にテープカー
    トリッジを装入することが、少なくとも1つの格納場所
    および少なくとも1つのテープドライブのうちの1つに
    対して回転盤を整列させることと、移動アームを回転盤
    に関して水平に伸長して、テープカートリッジ内の対応
    する造作にピンを係合させることと、移動アームを回転
    盤に関して水平に後退させて前記空洞内にテープカート
    リッジを引き込むこととを示す請求項9に記載のピッ
    カ。
  12. 【請求項12】 空洞から少なくとも1つの格納場所お
    よび少なくとも1つのテープドライブのうちの1つにテ
    ープカートリッジを送出することが、少なくとも1つの
    格納場所および少なくとも1つのテープドライブのうち
    の1つに対して回転盤を整列させることと、移動アーム
    を回転盤に関して水平に伸長して少なくとも1つの格納
    場所および少なくとも1つのテープドライブにテープカ
    ートリッジを挿入することと、テープカートリッジ内の
    対応する造作からピンを外すことと、移動アームを回転
    盤に関して水平に後退させることとを示す請求項9に記
    載のピッカ。
  13. 【請求項13】 複数個のテープカートリッジ上のコン
    ピューター可読の表示を読み取るように構成されたバー
    コードリーダーさらに備える請求項1に記載のピッカ。
  14. 【請求項14】 カートリッジピッカに不適当に差し出
    されたテープカートリッジを拒否するための手段さらに
    備える請求項1に記載のピッカ。
  15. 【請求項15】 前記拒否するための手段が、 前記空洞の壁に一体的に形成され、かつテープカートリ
    ッジがカートリッジピッカに適切に差し出されると、テ
    ープカートリッジ上の第2の対応する造作と整合するよ
    うに構成されたキーを備える請求項8に記載のピッカ。
  16. 【請求項16】 自動化されたテープカートリッジオー
    トローダーライブラリーシステムのためのテープカート
    リッジピッカを作動させる方法であって、 テープカートリッジが回転盤上においてほぼ回転盤の回
    転中心軸線上に配置されるように、該テープカートリッ
    ジを回転盤上に受容することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、少なく
    とも1つのテープドライブと整合させることと、 回転盤から少なくとも1つのテープドライブへテープカ
    ートリッジを送出することとを含む方法。
  17. 【請求項17】 回転盤上にテープカートリッジを受容
    するステップが、 第1のテープカートリッジ格納場所から回転盤にテープ
    カートリッジを装入することをさらに含む請求項16に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 回転盤上にテープカートリッジを受容
    するステップが、 第2のテープカートリッジ格納場所から回転盤にテープ
    カートリッジを装入することをさらに含む請求項17に
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 回転盤上にテープカートリッジを受容
    するステップが、 単一のテープカートリッジインターフェースから回転盤
    にテープカートリッジを装入することをさらに含む請求
    項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つのテープドライブから
    回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を中心軸に関して回転させて、第1のテープカー
    トリッジ格納場所に整合させることと、 回転盤から第1のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項18
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つのテープドライブから
    の回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、第2の
    テープカートリッジ格納場所と整合させることと、 回転盤から第1のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項18
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのテープドライブから
    回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、単一の
    テープカートリッジインターフェースと整合させること
    と、 回転盤から単一のテープカートリッジインターフェース
    へテープカートリッジを送出することとをさらに含む請
    求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 第1のテープカートリッジ格納場所か
    ら回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、第2の
    テープカートリッジ格納場所と整合させることと、 回転盤から第2のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項18
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 第2のテープカートリッジ格納場所か
    ら回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、第1の
    テープカートリッジ格納場所に整合させることと、 回転盤から第1のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項18
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】 第1のテープカートリッジ格納場所か
    ら回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、単一の
    カートリッジインターフェースと整合させることと、 回転盤から単一のカートリッジインターフェースへテー
    プカートリッジを送出することとをさらに含む請求項1
    9に記載の方法。
  26. 【請求項26】 第2のテープカートリッジ格納場所か
    ら回転盤にテープカートリッジを装入することと、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、単一の
    テープカートリッジインターフェースと整合させること
    と、 回転盤から単一のテープカートリッジインターフェース
    へテープカートリッジを送出することとをさらに含む請
    求項20に記載の方法。
  27. 【請求項27】 単一のテープカートリッジインターフ
    ェースから回転盤にテープカートリッジを装入すること
    と、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、第1の
    テープカートリッジ格納場所と整合させることと、 回転盤から第1のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項19
    に記載の方法。
  28. 【請求項28】 単一のテープカートリッジインターフ
    ェースから回転盤にテープカートリッジを装入すること
    と、 回転盤を回転中心軸線を中心として回転させて、第2の
    テープカートリッジ格納場所と整合させることと、 回転盤から第2のテープカートリッジ格納場所へテープ
    カートリッジを送出することとをさらに含む請求項20
    に記載の方法。
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