JP2006302450A - 記録再生装置、イジェクト機構、イジェクト量調整機構およびイジェクト位置検出機構 - Google Patents

記録再生装置、イジェクト機構、イジェクト量調整機構およびイジェクト位置検出機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 オートローダ・メーカ毎に使用するイジェクト機構用部品を付け替える必要をなくすこと。
【解決手段】 イジェクト位置検出機構は、モードギヤに取り付けられた円弧状の板321であって、カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素321a、321b、321cを持つ円弧状の板と、この円弧状の板と近接して配置されて、複数の被検出要素を検出する検出手段とから構成されている。円弧状の板は遮蔽板321から構成され、複数の被検出要素は、遮蔽板の縁321aと遮蔽板に形成された2つのスリット321b、321cとから構成されている。検出手段はフォトインタラプタから構成されて良い。
【選択図】 図4

Description

本発明はDLT(Digital Linear Tape)やLTO(Linear Tape Open)に代表される記録再生装置に関し、特に、記録再生装置外へカートリッジを排出するイジェクト機構に関する。
この種の記録再生装置は、コンピュータシステムのバックアップ用として開発され、従来から種々のものが提案されている。例えば、LTOとしての記録再生装置は、特許文献1などに開示されている。
記録再生装置は、テープドライブとも呼ばれ、単一のリール(供給リール)を持つカートリッジを装填することができる。カートリッジはカセットとも呼ばれる。記録再生装置は、その内部に巻取りリールを内蔵している。カートリッジが記録再生装置に装填されると、カートリッジから磁気テープが引き出され、テープ移送経路を介して巻取りリールで巻き取られる。テープ移送経路は、カートリッジから引き出された磁気テープを磁気ヘッドに案内するためのものである。磁気ヘッドは、当該磁気テープとの間で情報を交換する。尚、巻取りリールはリールモータによって回転駆動される。
カートリッジを保持するため、テープドライブにはホルダ手段(リフト)が備えられている。リフトは、装填位置と作動位置との間で移動自在である。リフトは、L字状経路に沿って移動する。すなわち、リフトは先ず装填位置から挿入方向に作動位置に向かって移動し、次に挿入方向に直交してシャーシに向かう方向に移動する。
この移動方向を得るために、テープドライブには、第1案内壁及び第2案内壁よりなる案内手段が備えられている。2個の案内壁は案内溝又は案内チャンネルを有し、これらの案内チャンネルにリフトから側方に突出する案内ピンが係合する。
テープドライブにはリフトを移動する操作手段が備えられている。この操作手段は、2個の操作スライドを有し、これら操作スライドを挿入方向に平行に摺動自在に案内する。2個の操作スライドはそれぞれギヤラックに連結されている。操作スライドの各々にはカム面が設けられ、このカム面をシャーシの平面に対して傾斜させ、それぞれリフトから側方に突出するカムフォロワに係合して連結動作するようにしている。この結果、リフトは操作スライドを移動することによって移動することができるようになる。
ところで、カートリッジがテープドライブに挿入され、カートリッジから引き出された磁気テープに対する磁気ヘッドとの間の情報交換が終了すると、磁気テープは再びカートリッジに巻き戻される。その後、カートリッジをテープドライブからイジェクトするために、操作者がイジェクトボタンを操作すると、イジェクト機構によってカートリッジがテープドライブからイジェクトされる。従来のテープドライブでは、カートリッジ・イジェクト時のカートリッジ突出量(イジェクト量)は、通常、イジェクト機構による固定された値で設計されている。尚、「イジェクト量」とは、イジェクト時でのべセルからの突出量のことをいう。
一方、データ処理システムにおける大量の情報を扱うための一般的な装置として、自動化されたオートローダ/ライブラリシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。オートローダ/ライブラリシステムは、テープドライブと単一カートリッジ・インターフェースとカートリッジ移送マガジンとの間において、複数個のカートリッジを格納し、管理し、自動的に交換する。オートローダ/ライブラリシステムは、カートリッジピッカを有する。読取り/書込み動作が望まれる場合、カートリッジピッカは選択されたカートリッジをテープドライブに供給する。排出動作の望まれる場合には、カートリッジピッカはオペレータによる回収のために、選択されたカートリッジを単一カートリッジ・インターフェースに供給する。ロードバランシング動作が望まれる場合には、カートリッジピッカは一方のカートリッジ移送マガジンと他方のカートリッジ移送マガジンとの間でカートリッジを交換する。
このようなオートローダ/ライブラリシステムは、オートローダ・メーカ毎に異なる仕様で製造される。そのため、オートローダ/ライブラリシステムにテープドライブを搭載する際には、それぞれ異なるイジェクト量がオートローダ・メーカ毎に要求される場合がある。
したがって、テープドライブを製造するメーカでは、これに対応するための第1の対処方法として、イジェクト量の仕様ごとにイジェクト機構用部品を作製したりしている。
また、第2の対処方法として、イジェクト量を可変、調整することが可能な「イジェクト機構」も知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に開示されたイジェクト機構は、カートリッジをテープドライブからイジェクトさせるためのもので、テープドライブの一側面に設けられている。イジェクトレバーと係合してイジェクトレバーの運動を制動するダンピング部材は、イジェクトレバーの移動を規制するストッパ部を持つ。一側面に対するダンピング部材の取付け位置は、取付け位置調整手段によって調整される。カートリッジがテープドライブ内に挿入されたときに、カートリッジの前端面と係合する係合部を持つイジェクトレバーは、イジェクトスプリングによってイジェクト方向に付勢されている。すなわち、特許文献3に開示されたイジェクト機構では、取付け位置調整手段によってダンピング部材の取付け位置を調整することによって、イジェクト量の調整をハードウェア的に対応している。
特表2002−530794号公報 特開2003−45102号公報 特開2002−133740号公報
上述した第1の対処方法では、複数のイジェクト機構用部品を作製しなければならないので、コストアップになる。一方、第2の対処方法では、ハードウェア的に組立なければならないので、組立間違いを引き起こす可能性がある。
したがって、本発明の課題は、オートローダ・メーカ毎に使用するイジェクト機構用部品を付け替える必要がない、記録再生装置、イジェクト機構、イジェクト量調整機構およびイジェクト位置検出機構を提供することにある。
本発明の他の課題は、イジェクト量をソフトウェア的に可変することが可能な、記録再生装置、イジェクト機構、イジェクト量調整機構およびイジェクト位置検出機構を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、複数のイジェクト量に対応するために特別な部品を追加する必要がない、記録再生装置、イジェクト機構、イジェクト量調整機構およびイジェクト位置検出機構を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、記録再生装置(10)内に収納されたカートリッジ(20)を、前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構を備えた記録再生装置において、前記イジェクト機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記カートリッジのイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構(321、SW1)を備えることを特徴とする記録再生装置(10)が得られる。
上記記録再生装置において、前記イジェクト機構は、例えば、モードモータ(30)と、該モードモータによって駆動されるモードギヤ(32)と、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダ(14)とから構成されて良い。この場合、前記イジェクト量調整機構は、例えば、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板(321)であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素(321a、321b、321c)を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段(SW1)と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されて良い。前記円弧状の板は遮蔽板(321)から構成され、前記複数の被検出要素は、前記遮蔽板の縁(321a)と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリット(321b,321c)とから構成されて良い。この場合、前記検出手段はフォトインタラプタ(SW1)から構成されて良い。
また、本発明の第2の態様によれば、記録再生装置(10)内に収納されたカートリッジ(20)を、前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構において、前記イジェクト機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記カートリッジのイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構(321、SW1)を備えることを特徴とするイジェクト機構が得られる。
上記イジェクト機構において、前記イジェクト機構は、例えば、モードモータ(30)と、該モードモータによって駆動されるモードギヤ(32)と、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダ(14)とから構成されて良い。この場合、前記イジェクト量調整機構は、例えば、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板(321)であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素(321a,321b、321c)を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段(SW1)と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されて良い。また、前記円弧状の板は遮蔽板(321)から構成され、前記複数の被検出要素は、前記遮蔽板の縁(321a)と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリット(321b、321c)とから構成されて良い。この場合、前記検出手段はフォトインタラプタ(SW1)から構成されて良い。
さらに、本発明の第3の態様によれば、記録再生装置(10)内に収納されたカートリッジ(20)を前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構に設けられて、前記カートリッジのイジェクト量を調整するイジェクト量調整機構であって、前記イジェクト量調整機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記イジェクト量を調整することが可能であることを特徴とするイジェクト量調整機構(321、SW1)が得られる。
上記イジェクト量調整機構において、前記イジェクト機構は、例えば、モードモータ(30)と、該モードモータによって駆動されるモードギヤ(32)と、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダ(24)とから構成されて良い。この場合、前記イジェクト量調整機構は、例えば、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板(321)であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素(321a、321b、321c)を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段(SW1)と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されて良い。また、前記円弧状の板は遮蔽板(321)から構成され、前記複数の被検出要素は、前記遮蔽板の縁(321a)と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリット(321b、321c)とから構成されて良い。この場合、前記検出手段はフォトインタラプタ(SW1)から構成されて良い。
本発明の第4の態様によれば、記録再生装置(10)内に収納されたカートリッジ(20)を前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構に使用され、前記カートリッジのイジェクト位置を検出するイジェクト位置検出機構であって、前記イジェクト機構は、モードモータ(30)と、該モードモータによって駆動されるモードギヤ(32)と、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダ(24)とを備え、前記イジェクト位置検出機構は、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板(321)であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素(321a、321b、321c)を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段(SW1)とから構成されていることを特徴とするイジェクト位置検出機構が得られる。
上記イジェクト位置検出機構において、前記円弧状の板は遮蔽板(321)から構成され、前記複数の被検出要素は、前記遮蔽板の縁(321a)と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリット(321b、321c)とから構成されて良い。この場合、前記検出手段はフォトインタラプタから構成されて良い。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、カートリッジを記録再生装置外に排出するイジェクト機構が、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることでカートリッジのイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構を備えているので、オートローダ・メーカ毎に使用するイジェクト機構用部品を付け替える必要がない。したがって、イジェクト量をソフトウェア的に可変することが可能となる。また、複数のイジェクト量に対応するために特別な部品を追加する必要がない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
最初に図1及び図2を参照して、本発明が適用される記録再生装置であるテープドライブ10について説明する。尚、図1は上蓋を取り外した状態のテープドライブ10を上面側から見た斜視図である。図2は図1に示したテープドライブ10を下面側から見た斜視図である。
テープドライブ10は、カートリッジ20を受けるためのものであり、その内部に巻取りリール11を内蔵している。巻取りリール11はスプールとも呼ばれる。テープドライブ10は、共通のベースを有する略直方体形状のハウジング(シャーシ)12を有する。ベースは2つのスピンドルモータ(リールモータ)を有する。第1のスピンドルモータは、ハウジング12のベースに永久的に取り付けられたスプール(巻取りリール)11を有し、そのスプール11は、比較的高速で流れる磁気テープ(図示せず)を受けるように大きさが定められている。第2のスピンドルモータ(リールモータ)13は取外し可能なカートリッジ20を受けるように適合される。取外し可能なカートリッジ20は、テープドライブ10のハウジング12に形成されたカートリッジホルダ14を通してテープドライブ10の中に、矢印Aで示す挿入方向に沿って挿入される。
カートリッジ20をカートリッジホルダ14の中に挿入すると、後述するように、カートリッジ20はカートリッジ保持機構15で係合された後、自動ロードされて、カートリッジ20は第2のスピンドルモータ(リールモータ)13と係合する。第1および第2のスピンドルモータ(リールモータ)を回転する前に、グラバー(図示せず)とリーダピン(図示せず)との結合によってカートリッジ20は永久的に取付けられたスプール(巻取りリール)11に接続される。カートリッジ20と永久スプール11との間に位置づけられた多くのローラ(ガイドローラ)16は、カートリッジ20と永久に取付けられたスプール11との間を磁気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内する。
テープドライブ10は、磁気ヘッド17aを持つヘッドアクチュエータ17をさらに含み、このヘッドアクチュエータ17は上記複数のローラ16によって規定されたテープ移送経路(図示せず)上に、巻取りリール11とカートリッジ20との間に位置づけられる。動作中は、磁気テープが巻取りリール11とカートリッジ20との間を前後に流れ、規定されたテープ移送経路上を流れる間にヘッドアクチュエータ17に密に近接する。
テープドライブ10は、シャーシ12の主面上に前方右側寄りに設けられた第0のスイッチSW0を有する。この第0のスイッチSW0は、カートリッジ20がカートリッジホルダ14に挿入された後に、自動ロードを開始する位置を検出ためのものである。第0のスイッチSW0はフォトインタラプタで構成されている。カートリッジホルダ14は、後述するように、第0のスイッチSW0を遮蔽するための第0の遮蔽板を有する。
テープドライブ10は、シャーシ12の主面上にモードモータ30を備える。モードモータ30は、7つの減速ギヤ31(図1では3つの減速ギヤのみ図示してある)を介して、シャーシ12の裏面側にあるモードギヤ32と連結されている。シャーシ12の裏面側には、モードギヤ32と対向してセンサ基板34が設けられている。とにかく、モードギヤ32はモードモータ30によって駆動される。
図3に示されるように、センサ基板34は、モードギヤ32と対向して設けられた、第1乃至第3のスイッチSW1、SW2、SW3からなるセンサ341を備える。第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3の各々はフォトインタラプタで構成されている。
図4を参照すると、モードギヤ32は、センサ基板34と対向して設けられた、円弧状の第1乃至第3の遮蔽板321、322、323を備える。第1乃至第3の遮蔽板321〜323は、それぞれ、上記第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3を遮蔽するためのものである。尚、図4に示されるように、第2の遮蔽板322は、互いに離間した2つの遮蔽板から構成されている。
第1のスイッチSW1は、カートリッジ20のイジェクト位置とリーダピンチェック位置とを検出するためのものである。第2のスイッチSW2は、磁気ヘッドを清掃するクリーニング位置と、グラバーフック位置と、グラバーリリース位置とを検出するためのものである。第3のスイッチSW3は、グラバーチャック位置を検出するためのものである。
図4に示されるように、第1の遮蔽板321は、一方の縁321aと、この縁321aに近接した第1のスリット321bと、この第1のスリット321bに近接した第2のスリット321cとを有する。これら縁321a、第1のスリット321b、および第2のスリット321cは、後述するように、カートリッジ20のイジェクトポジションを検出するためのものである。
尚、図示の例では、第1の遮蔽板321に2つのスリット321b、321cを形成しているが、スリットの数は少なくとも1個あれば良い。
参考として、図5に従来のモードギヤ32Aを示す。従来のモードギヤ32Aは、第1の遮蔽板の構成が、後述するように、図4に図示したものと相違する点を除いて、モードギヤ32と同様の構成を有する。従って、第1の遮蔽板に321Aの参照符号を付してある。図4に示されたものと同様の機能を有するものには同一の参照の符号を付し、説明の簡略化のためにそれらの説明は省略する。
従来の第1の遮蔽板321Aは、図4に示した第1の遮蔽板321には形成してある、第1及び第2のスリット321b、321cを有していない。したがって、従来のテープドライブにおいては、カートリッジ20のイジェクトポジションは、第1の遮蔽板321Aの縁321aの一箇所だけに決められてしまう。
これに対して、図4に示したモードギヤ32を備えたテープドライブ10においては、カートリッジ20のイジェクトポジションは、第1の遮蔽板321の縁321a、第1のスリット321b、および第2のスリット321cの3箇所の内から一箇所を選択して決定することができる。この選択の変更は、ファームウェアを書き替えることで容易に行うことができる。換言すれば、カートリッジ20のイジェクト量をソフトウェア的に可変することが可能となる。
すなわち、図示の実施の形態では、複数の被検出要素として、縁321a、第1のスリット321b、および第2のスリット321cを備えている。そして、第1のスイッチSW1は、円弧状の第1の遮蔽板321に近接して配置されて、複数の被検出要素を検出する検出手段として働く。後述するように、図示しない制御回路は、検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいてモードモータ30の駆動を停止する。すなわち、複数の被検出要素を持つ円弧状の板と、検出手段と、制御回路との組合わせが、カートリッジ20のイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構として働く。また、複数の被検出要素を持つ円弧状の板と、検出手段との組み合わせは、カートリッジ20のイジェクト位置を検出するイジェクト位置検出機構として働く。
図1に示されるように、テープドライブ10は、カートリッジ20がカートリッジホルダ14内に正しく収容(挿入)されたことを検出するための第4のスイッチSW4を備えている。この第4のスイッチSW4もフォトインタラプタで構成されている。テープドライブ10は、カートリッジホルダ14をロックするためのカートリッジホルダロック機構36を備えている。このカートリッジホルダロック機構36は、カートリッジ20がカートリッジホルダ14に正しく挿入されないと、カートリッジホルダ14が挿入方向Aに動かないようにするためのものである。従って、カートリッジ20がカートリッジホルダ14に正しく挿入されたときに、カートリッジホルダロック機構36によるカートリッジホルダ14のロックが解除され、カートリッジホルダ14が挿入方向Aに動くことが可能となる。このカートリッジホルダロック機構36は、第4のスイッチSW4を遮蔽するための第4の遮蔽板361を備えている。
図2に示されるように、テープドライブ10は、モードギヤ32と噛み合うギヤカム38を備えている。ギヤカム38はカムギヤとも呼ばれる。ギヤカム38には、後述するカム溝が切られている。
図1に示されるように、テープドライブ10は、シャーシ12の主面上で回動軸401の周りに回動自在に設けられたアームハウジング40を備える。アームハウジング40は、水平方向に延在する水平腕402と、垂直方向に延在する垂直腕403とを持つ。水平腕402の先端には係合ピン402aが設けられ、垂直腕403の下端には係合ピン403aが設けられている。係合ピン403aは、上記ギヤカム38のカム溝と係合する。
また、テープドライブ10は、カートリッジホルダ14と一体に形成されたカムスライダ42を備える。カムスライダ42は、挿入方向Aに対して直交する方向へ延在するスライダ溝421を持つ。このスライダ溝421に、上述したアームハウジング40の水平腕402の係合ピン402aが挿入されている。
したがって、カートリッジ20を保持するカートリッジホルダ14は、カムスライダ42、アームハウジング40、およびギヤカム38を介して、モードギヤ32に連結されている。後述するように、モードモータ30と、モードギヤ32と、カートリッジホルダ14との組み合わせは、テープドライブ10内に収納されたカートリッジ20をカートリッジ20に当接してテープドライブ10外に排出するイジェクト機構として働く。
カートリッジ20がカートリッジホルダ14内に挿入されると、カートリッジ20はカートリッジ保持機構15を介してカートリッジホルダ14で保持される。カートリッジ20が完全にカートリッジホルダ14内に挿入されると、カートリッジ20はカートリッジ保持機構15により係合される。
尚、カートリッジホルダ14は、後述する案内手段により、挿入方向Aに沿ってのみ移動自在である。カートリッジ保持機構15は、その案内手段により、L字状経路に沿って移動自在である。
このような構成によれば、カートリッジホルダ14に対して手動でカートリッジ20を挿入することにより、カートリッジホルダ14が挿入方向Aへ移動すると、アームハウジング40はその回動軸401の周りで時計回りに回転する。その結果、ギヤカム38はその中心軸の回りに回転するので、ギヤカム38と噛み合っているモードギヤ32もその中心軸の回りに回転する。これが手動ロード動作である。但し、本テープドライブ10が上述したオートローダ/ライブラリシステムに組み込まれている場合には、カートリッジホルダ14に対するカートリッジ20の挿入は、このオートローダ/ライブラリシステムによって自動的に行われることに注意されたい。
一方、上述したように、モードギヤ32とモードモータ30とは7つの減速ギヤ31を介して連結されている。したがって、モードモータ30を所定の方向へ回転させると、モードギヤ32は所定の方向へ回転する。これにより、モードギヤ32と噛み合っているギヤカム38も所定方向に回転する。この結果、ギヤカム38のカム溝に係合している、係合ピン403aを持つアームハウジング40は、その回動軸401の周りに時計回りに回転する。これにより、カートリッジホルダ14が挿入方向Aへ移動すると、カートリッジ保持機構15に係合されているカートリッジ20も挿入方向Aへ移動する。これが自動ロード動作である。
手動ロード動作と自動ロード動作との間の切り替えは、後述するように、第0のスイッチSW0のオン/オフによって行われる。
次に、図6を参照して、カートリッジ20をロードするときの動作について簡略的に説明する。図6において、(A)はカートリッジ20をロードする前の状態を示すテープドライブ10の主要部を示す平面図であり、(B)はカートリッジ20をロードした後の状態を示すテープドライブ10の主要部を示す平面図である。
前述したように、カートリッジホルダ14は、カートリッジ20が挿入されるまで、カートリッジホルダロック機構36によりロック(固定)されている。
この状態において、カートリッジホルダ14に対してカートリッジ20を手動で挿入方向Aに沿って挿入したとする。これにより、上記カートリッジホルダロック機構36によるカートリッジホルダ14のロックが解除され、カートリッジホルダ14は挿入方向Aに沿って移動自在になる。このとき、カートリッジホルダロック機構36は、その回動軸の回りに反時計回りに回転するので、第4のスイッチSW4がオンし(状態Hから状態Lに遷移し)、カートリッジ20が正しく挿入されたことを示すカートリッジ正常挿入信号が制御回路(図示せず)に送出される。
カートリッジ20がカートリッジホルダ14内に完全に挿入されると、カートリッジ20はカートリッジ保持機構15により係合される。
この状態から、カートリッジ20をさらに手動で挿入方向Aへ押したとする。これにより、カートリッジホルダ14が挿入方向Aへ押される。その結果、カムスライダー42と連結しているアームハウジング40がその回動軸401の周りに、図6(A)の矢印Bで示されるように、時計回りに回転する。これにより、アームハウジング40と連結しているギヤカム38は、その中心軸の周りに反時計回りに回転する。そして、ギヤカム38と連結しているモードギヤ32は、その中心軸の周りに時計回りに回転する。すなわち、カートリッジ20を挿入方向Aへ押すことによって、モードギヤ32が駆動される。
カートリッジ20を手動で挿入方向Aへ押し続けると、所定の位置で上述した第0のスイッチSW0(図1)がオンして(状態Hから状態Lに遷移し)、カートリッジ20が挿入されたことを示すカートリッジ挿入信号が制御回路へ送出される。このカートリッジ挿入信号に応答して、制御回路はモードモータ30(図1)を駆動して、モードギヤ32をその中心軸の周りに時計回りに回転駆動する。これにより、モードギヤ32にギヤカム38、アームハウジング40、及びカムスライダー42を介して連結されている、カートリッジホルダ14が挿入方向Aへ沿って移動する。この結果、カートリッジ保持機構15に係合されているカートリッジ20も挿入方向Aに沿って移動し、カートリッジ20の自動ロード動作が行われる。
次に、図1及び図2を参照して、カートリッジホルダ14及びカートリッジ保持機構15を案内する案内手段について説明する。
テープドライブ10は、案内手段として、挿入方向Aに延在する第1の案内壁46及び第2の案内壁47を備える。第1の案内壁46は、挿入方向Aの右側に配置されているので、右側案内壁と呼ばれる。第2の案内壁47は、挿入方向Aの左側に配置されているので、左側案内壁と呼ばれる。
図1に示されるように、第1の案内壁(右側案内壁)46は、カートリッジホルダ14を案内するための第1の案内溝孔461と、カートリッジ保持機構15を案内するための第2の案内溝孔462とを有する。第1の案内溝孔461は、挿入方向Aに沿って延在している。一方、第2の案内溝孔462は、挿入方向Aに沿って延在し、かつ挿入方向Aに直交してシャーシ12に向かう方向へ延在するL字状の形状をしている。第1の案内溝孔461には、カートリッジホルダ14の右側壁から側方へ突出する第1の案内ピン141が係合している。第2の案内溝孔462には、カートリッジ保持機構15の右側壁から側方へ突出する第2の案内ピン152が係合している。
図2に示されるように、第2の案内壁(左側案内壁)47は、カートリッジホルダ14を案内するための一対の第3の案内溝孔473と、カートリッジ保持機構15を案内するための一対の第4の案内溝孔474とを有する。一対の第3の案内溝孔473は、挿入方向Aに沿って延在している。一方、一対の第4の案内溝孔474は、挿入方向Aに沿って延在し、かつ挿入方向Aに直交してシャーシ12に向かう方向へ延在するL字状の形状をしている。一対の第3の案内溝孔473には、それぞれ、カートリッジホルダ14の左側壁から側方へ突出する一対の第3の案内ピン143が係合している。一対の第4の案内溝孔474には、それぞれ、カートリッジ保持機構15の左側壁から側方へ突出する一対の第4の案内ピン154が係合している。
次に、図7乃至図10を参照して、カートリッジ20をロードするときの動作について詳細に説明する。
図7は、カートリッジ20をロードするときの、モードギヤ32の回転角、第0乃至第4のスイッチSW0〜SW4の状態、及びモードモータ30のオン/オフの状態を示すタイムチャートである。図7において、(a)はモードギヤ32の回転角を示し、(b)は第0のスイッチSW0の状態を示し、(c)は第1のスイッチSW1の状態を示し、(d)は第2のスイッチSW2の状態を示し、(e)は第3のスイッチSW3の状態を示し、(f)はモードモータ30のオン/オフ状態を示し、(g)は第4のスイッチSW4の状態を示す。尚、第0乃至第4のスイッチSW0〜SW4の各々は、その対応する第0乃至第4の遮蔽板で遮蔽されているときは状態Hであり、遮蔽されていないときは状態Lである。
図8は、カートリッジ20をロードするときの制御回路(図示せず)の動作を説明するためのフローチャートである。図9はテープドライブ10を示す斜視図であり、図10は図9のX−X線での断面図である。
図10に示されるように、カートリッジホルダ14は、その右側壁に第0のスイッチSW0を遮蔽するための第0の遮蔽板145を備えている。また、カートリッジホルダ14は、その右側壁にカム溝孔147を持つ。このカム溝孔147を介して、カートリッジ保持機構15の右側壁から突出する第2の案内ピン152が、右側案内壁46の第2の案内溝孔462に係合する。尚、図示はしないが、カートリッジホルダ14は、その左側壁にも一対のカム溝孔を持つ。一対のカム溝孔を介して、カートリッジ保持機構15の左側壁から突出する一対の第4の案内ピン154が左側案内壁47の一対の第4の案内溝孔474に係合する。
先ず、制御回路は、カートリッジ挿入待機状態に置かれている(図8のステップS1)。この状態においては、図7(b)、(c)、(d)、(e)、及び(g)に示されるように、第0乃至第4のスイッチSW0、SW1、SW2、SW3、及びSW4は、それぞれ、第0乃至第4の遮蔽板145、321、322、323、及び361によって遮蔽されている。すなわち、全てのスイッチSW0〜SW4は状態Hになっている。
この状態において、カートリッジホルダ14に対してカートリッジ20を正しく挿入方向Aから手動で挿入したとする。この場合、カートリッジホルダロック機構36によるカートリッジホルダ14のロックが解除され、カートリッジホルダロック機構36はその回動軸の周りを反時計回りに回転する。これにより、時刻tで、第4の遮蔽板361による第4のスイッチSW4の遮蔽が解除され、第4のスイッチSW4は状態Hから状態Lへ遷移する。
そして、カートリッジ20を手動で挿入方向Aに押し続けて、カートリッジ20が完全にカートリッジホルダ14に挿入されると、カートリッジ20はカートリッジ保持機構15により係合される。
この状態からさらに手動でカートリッジ20を挿入方向Aに押すと、カートリッジホルダ14が挿入方向Aに押され、カムスライダ42、アームハウジング40、ギアカム35を介してモードギヤ32が駆動される。すなわち、モードギヤ32がその中心軸の周りに時計回りに回転し始める。
モードギヤ32が回転し、時刻tで、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第2のスリット321cの後縁の位置に到達するので、第1のスイッチSW1は状態Hから状態Lへ遷移する。その後、モードギヤ32が回転して、第1のスイッチSW1は第1の遮蔽板321の第2のスイッチ321cの前縁の位置に到達するので、第2のスイッチSW1は状態Hに戻る。引き続き、モードギヤ32が回転し、時刻tで、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの後縁の位置に到達するので、第1のスイッチSW1は再び状態Lとなる。その後、モードギヤ32が回転して、第1のスイッチSW1は第1の遮蔽板321の第1のスイッチ321bの前縁の位置に到達するので、第2のスイッチSW1は状態Hに戻る。引き続き、モードギヤ32が回転し、時刻tで、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の一方の縁321aの位置に到達するので、第1のスイッチSW1は再び状態Lとなる。
手動でカートリッジ20を挿入方向Aに押し続けると、時刻tで、図10に示されるように、第0のスイッチSW0が第0の遮蔽板145から離れる。その結果、第0のスイッチSW0は状態Hから状態Lに遷移する(図8のステップS2)。すなわち、第0のスイッチSW0から制御回路へカートリッジ挿入信号が送出される。このカートリッジ挿入信号に応答して、制御回路は、第4のスイッチSW4が状態Lになっているか、換言すれば、第4のスイッチSW4からカートリッジ正常挿入信号が送出されているか否かを判断する(図8のステップS3)。第4のスイッチSW4が状態Lでなければ(ステップS3のNo)、制御回路は処理をステップS2へ戻す。逆に、第4のスイッチSW4が状態Lであれば(ステップS3のYes)、制御回路はカートリッジロード処理を行う(図8のステップS4)。
すなわち、制御回路はモードモータ30を起動してモードモータ30を回転させることにより、減速ギヤ31を介してモードギヤ32をその中心軸の周りに時計回りに回転させる。これにより、モードギヤ32と噛み合っているギヤカム38がその中心軸の周りに反時計回りに回転する。ギヤカム38のカム溝381に係合ピン403aが係合しているアームハウジング40はその回動軸401の周りを、図6(A)の矢印Bで示されるように、時計回りに回転する。アームハウジング40の係合ピン402aが挿入されたスライダ溝421を持つカムスライダ42は、挿入方向Aへ移動する。これによって、カムスライダ42と一体のカートリッジホルダ14も挿入方向Aへ移動し、カートリッジ保持機構15に係合しているカートリッジ20も挿入方向Aへ移動する。このようにして、カートリッジ20の自動ロード動作が行われる。
モードモータ30の駆動によりモードギヤ32が時計回りに回転し続けることにより、時刻tで、第2のスイッチSW2が第2の遮蔽板322の縁322aの位置まで到達する。この時点(位置)は、モードギヤ32の回転角が124°の位置であり、第2のスイッチSW2は状態Hから状態Lに遷移する。すなわち、第2のスイッチSW2から制御回路へクリーニング・ポジション検出信号が送出される。この位置で、磁気ヘッド17aの清掃が行われる。
さらにモードモータ30の駆動によりモードギヤ32が時計回りに回転し続けると、時刻tで、第3のスイッチSW3が第3の遮蔽板323の縁323aの位置まで到達する。この時点(位置)は、モードギヤ32の回転角が138°の位置であり、第3のスイッチSW3は状態Hから状態Lに遷移する。すなわち、第3のスイッチSW3から制御回路へカートリッジ・チャック・ポジション検出信号が送出される。この位置で、カートリッジ20のチャッキングが行われる。
モードモータ30の駆動によりモードギヤ32が時計回りに回転し続け、時刻tで、第2のスイッチSW2が第2の遮蔽板322の縁322bの位置まで到達する。この時点(位置)は、モードギヤ32の回転角が192°の位置であり、第2のスイッチSW2は状態Lから状態Hに遷移する。すなわち、第2のスイッチSW2から制御回路へグラバー・フック・ポジション検出信号が送出される。この位置で、グラバーのフック動作が行われる。
モードモータ30の駆動によりモードギヤ32が時計回りに回転し続け、時刻tで、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の他方の縁321dの位置まで到達する。この時点(位置)は、モードギヤ32の回転角が244°の位置であり、第1のスイッチSW1は状態Lから状態Hに遷移する。すなわち、第1のスイッチSW1から制御回路へリーダピン・チェック・ポジション検出信号が送出される。このリーダピン・チェック・ポジション検出信号に応答して、生後回路は、グラバーがリーダピンを確実に引っ掛けているか否かをチェックする。
さらにモードモータ30の駆動によりモードギヤ32が時計回りに回転し続けると、時刻t10で、第2のスイッチSW2が第2の遮蔽板322の縁322cの位置まで到達する。この時点(位置)は、モードギヤ32の回転角が280°の位置であり、第2のスイッチSW2は状態Hから状態Lに遷移する。すなわち、第2のスイッチSW2から制御回路へグラバー・リリース・ポジション検出信号が送出される。この位置で、グラバーのリリース動作が行われる。また、このグラバー・リリース・ポジション検出信号に応答して、制御回路はモードモータ30の駆動を停止する。
次に、図11乃至図17を参照して、カートリッジ20をイジェクトするときの動作について詳細に説明する。
図11は、カートリッジ20をイジェクトするときの、モードギヤ32の回転角、第0乃至第4のスイッチSW0〜SW4の状態、及びモードモータ30のオン/オフの状態を示すタイムチャートである。図11において、(a)はモードギヤ32の回転角を示し、(b)は第0のスイッチSW0の状態を示し、(c)は第1のスイッチSW1の状態を示し、(d)は第2のスイッチSW2の状態を示し、(e)は第3のスイッチSW3の状態を示し、(f)はモードモータ30のオン/オフ状態を示し、(g)は第4のスイッチSW4の状態を示す。尚、第0乃至第4のスイッチSW0〜SW4の各々は、その対応する第0乃至第4の遮蔽板で遮蔽されているときは状態Hであり、遮蔽されていないときは状態Lである。
図12は、カートリッジ20をイジェクトするときの制御回路(図示せず)の動作を説明するためのフローチャートである。図13はテープドライブ10を示す斜視図であり、図14は図13のXIV−XIV線での断面図である。
図15は、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の一方の縁321aの位置に達したときに、カートリッジ20を停止させた状態のテープドライブ10を示す斜視図である。図16は、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの後縁の位置に達したときに、カートリッジ20を停止させた状態のテープドライブ10を示す斜視図である。図17は、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第2のスリット321cの後縁の位置に達したときに、カートリッジ20を停止させた状態のカートリッジを示す斜視図である。
先ず、時刻t11の現在位置が、モードギヤ32の回転角が124°であるクリーニング・ポジションにあるとする(図12のステップS11)。この状態においては、図11(b)に示されるように、第0のスイッチSW0は状態Lになっており、図11(c)に示されるように、第1のスイッチSW1は状態Lになっており、図11(d)に示されるように、第2のスイッチSW2は状態Hになっており、図11(e)に示されるように、第3のスイッチSW3は状態Hになっており、図11(g)に示されるように、第4のスイッチSW4は状態Lになっている。
この時刻t11でイジェクトコマンドが発行又はイジェクトボタンが押されたとする。これを制御回路が検出すると、制御回路はモードモータ30を駆動して(図12のステップS12)、モードギヤ32をその中心軸の周りに反時計回りに回転させる。それにより、このモードギヤ32と噛み合っているギヤカム38は、その中心軸の周りを時計回りに回転する。その結果、ギヤカム38のカム溝381に係合ピン403aが係合しているアームハウジング40は、図6(B)の矢印Cで示されるように、その回動軸401の周りを反時計回りに回転する。アームハウジング40の係合ピン402aが挿入されているスライダ溝421を持つカムスライダ42は、図6(B)の矢印Dで示されるように、抜去方向(排出方向)へ移動する。これにより、カムスライダ42と一体のカートリッジホルダ14も抜去方向(排出方向)Dへ移動するので、カートリッジ保持機構15に係合されているカートリッジ20も抜去方向(排出方向)Dへ移動する。このようにして、カートリッジ20のイジェクト動作が開始される。
カートリッジホルダ14が抜去方向(排出方向)Dへ移動することにより、時刻t12で、図14に示されるように、第0の遮蔽板145が第0のスイッチSW0を遮蔽する。この結果、第0のスイッチSW0は状態Lから状態Hに遷移する。
モードモータ30の駆動によりモードギヤ32が反時計回りに回転し続けることにより、時刻t13で、第1のスイッチSW1は第1の遮蔽板321の縁321aの位置まで到達する。この結果、第1のスイッチSW1は状態Lから状態Hに遷移する。すなわち、第1のスイッチSW1から第1のイジェクトポジション検出信号が制御回路へ送出される。これにより、制御回路は、第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3の全てが状態Hになったことを検出する(図12のステップS13のYes)。第1のイジェクトポジション検出信号に応答して、制御回路は、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置が、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の縁321aを検出した第1のイジェクト位置であるか否かを判断する(図12のステップS14)。もしそうであれば(ステップS14のYes)、制御回路はモードモータ30の駆動を停止する(図12のステップS15)。この第1のイジェクト位置でモードモータ30の駆動を停止させた状態を、図15に示している。
一方、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置が、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の縁321aを検出した第1のイジェクト位置でないとする(ステップS14のNo)。この場合、制御回路はモードモータ30を駆動し続け、モードギヤ32が反時計回りに回転するので、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの前縁の位置まで到達する。この結果、第1のスイッチSW1は状態Hから状態Lに戻る。これにより、制御回路は、第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3が、それぞれ、状態L、状態H、状態Hになったことを検出する(図12のステップS16)。
制御回路がモードモータ30を駆動し続け、モードギヤ32が反時計回りに回転し続けると、時刻t14で、第1のスイッチSW1は、第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの後縁の位置に到達する。この結果、第1のスイッチSW1は状態Lから状態Hに遷移する。すなわち、第1のスイッチSW1から第2のイジェクトポジション検出信号が制御回路へ送出される。これにより、制御回路は、第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3の全てが状態Hになったことを検出する(図12のステップS17のYes)。第2のイジェクトポジション検出信号に応答して、制御回路は、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置が、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの後縁を検出した第2のイジェクト位置であるか否かを判断する(図12のステップS18)。もしそうであれば(ステップS18のYes)、制御回路はモードモータ30の駆動を停止する(図12のステップS19)。この第2のイジェクト位置でモードモータ30の駆動を停止させた状態を、図16に示している。
一方、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置が、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第1のスリット321bの後縁を検出した第2のイジェクト位置でないとする(ステップS18のNo)。この場合、制御回路はモードモータ30を駆動し続け、モードギヤ32が反時計回りに回転するので、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第2のスリット321cの前縁の位置まで到達する。この結果、第1のスイッチSW1は状態Hから状態Lに戻る。これにより、制御回路は、第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3が、それぞれ、状態L、状態H、状態Hになったことを検出する(図12のステップS20)。
制御回路はモードモータ30を駆動し続け、モードギヤ32が反時計回りに回転し続けると、時刻t15で、第1のスイッチSW1は、第1の遮蔽板321の第2のスリット321cの後縁の位置に到達する。この結果、第1のスイッチSW1は状態Lから状態Hに遷移する。すなわち、第1のスイッチSW1から第3のイジェクトポジション検出信号が制御回路へ送出される。これにより、制御回路は、第1乃至第3のスイッチSW1〜SW3の全てが状態Hになったことを検出する(図12のステップS21のYes)。この場合、制御回路は、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置を、第1のスイッチSW1が第1の遮蔽板321の第2のスリット321cの後縁を検出した第3のイジェクト位置に設定してある。したがって、第3のイジェクトポジション検出信号に応答して、制御回路は、モードモータ30の駆動を停止する(図12のステップS22)。この第3のイジェクト位置でモードモータ30の駆動を停止させた状態を、図17に示している。
尚、この状態からカートリッジ20を抜去方向(排出方向)Dに手動で抜き取ると、カートリッジホルダロック機構36は、その回動軸の周りに時計回りに回転して、カートリッジホルダ14をロックする。このとき、時刻t16で、第4の遮蔽板361により第4のスイッチSW4が遮蔽されるので、第4のスイッチSW4は状態Lから状態Hに遷移する。
上述したように、本実施の形態によれば、カートリッジ20をイジェクトする際に、ファームウェアを書き替えることにより、カートリッジ20を停止すべきイジェクト位置(イジェクト量)を第1乃至第3のイジェクト位置から選択することができる。換言すれば、第1のスイッチSW1が状態Lから状態Hへ遷移する時点t13、t14、t15のいずれかでモードモータ30の駆動を停止させることにより、カートリッジ20のイジェクト量を調整しているので、ソフトウェア的にカートリッジ突出量(イジェクト量)を可変することが可能である。
このようなイジェクト量調整機構を採用することにより、オートローダ・メーカ毎に使用する部品を付け替える必要がない。すなわち、全く同じ部品を用いて製造したテープドライブ10を、ファームウェアを書き替えることで、複数のイジェクト量に対応できるという利点がある。本実施の形態では、このイジェクト量調整機構を実現するために、モードギヤ32の第1の遮蔽板321にスリットを形成するだけなので、特別な部品を追加する必要がなく、コスト面でも有利である。更に、エンドユーザがファームウェアをインターネット等のメディアから入手し、アップデートすることで、自由にカートリッジ突出量(イジェクト量)を変更することが可能となる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、イジェクト位置を検出するセンサとして、スリットを形成した遮蔽板とフォトインタラプタとの組み合わせを使用しているが、本発明はこれに限定されないのは勿論である。例えば、複数のイジェクト位置と対応する位置にそれぞれ複数の永久磁石を配設した円弧状の板とホールセンサとの組み合わせを使用しても良い。或いは、複数のイジェクト位置と対応する位置にそれぞれ複数の突起及び/又は凹部を形成した円弧状の板とメカニカルスイッチとの組み合わせを使用しても良い。
本発明が適用される記録再生装置であるテープドライブを、上蓋を取り外した状態で上面側から見た斜視図である。 図1に示したテープドライブを下面側から見た斜視図である。 図2に示したテープドライブに使用されるセンサ基板を示す斜視図である。 図2に示したテープドライブに使用されるモードギヤを示す斜視図である。 従来のモードギヤを示す斜視図である。 (A)はカートリッジをロードする前の状態を示すテープドライブの主要部を示す平面図であり、(B)はカートリッジをロードした後の状態を示すテープドライブの主要部を示す平面図である。 カートリッジをロードするときの、モードギヤの回転角、スイッチの状態、及びモードモータのオン/オフの状態を示すタイムチャートである。 カートリッジをロードするときの制御回路の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したテープドライブを、カートリッジを挿入した状態で示す斜視図である。 図9のX−X線での断面図である。 カートリッジをイジェクトするときの、モードギヤの回転角、スイッチの状態、及びモードモータのオン/オフの状態を示すタイムチャートである。 カートリッジをイジェクトするときの制御回路の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したテープドライブを、カートリッジを挿入した状態で示す斜視図である。 図13のXIV−XIV線での断面図である。 第1のスイッチが第1の遮蔽板の一方の縁の位置に達したときに、カートリッジを停止させた状態のテープドライブを示す斜視図である。 第1のスイッチが第1の遮蔽板の第1のスリットの後縁の位置に達したときに、カートリッジを停止させた状態のテープドライブを示す斜視図である。 第1のスイッチが第1の遮蔽板の第2のスリットの後縁の位置に達したときに、カートリッジを停止させた状態のテープドライブを示す斜視図である。
符号の説明
10 記録再生装置(テープドライブ)
11 巻取りリール
12 ハウジング(シャーシ)
13 スピンドルモータ(リールモータ)
14 カートリッジホルダ
141、143 係合ピン
145 遮蔽板
147 カム溝孔
15 カートリッジ保持機構
152、154 係合ピン
16 ローラ(ガイドローラ)
17 ヘッドアクチュエータ
17a 磁気ヘッド
20 カートリッジ
30 モードモータ
31 減速ギヤ
32 モードギヤ
321〜323 遮蔽板
321a 縁
321b、321c スリット
34 センサ基板
341 センサ
36 カートリッジホルダロック機構
361 遮蔽板
38 ギヤカム
381 カム溝
40 アームハウジング
401 回動軸
402 水平腕
402a 係合ピン
403 垂直腕
403a 係合ピン
42 カムスライダ
421 スライダ溝
46 第1の案内壁(右側案内壁)
461,462 案内溝孔
47 第2の案内壁(左側案内壁)
473、474 案内溝孔
SW0〜SW4 スイッチ(フォトインタラプタ)

Claims (11)

  1. 記録再生装置内に収納されたカートリッジを、前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構を備えた記録再生装置において、前記イジェクト機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記カートリッジのイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記イジェクト機構は、モードモータと、該モードモータによって駆動されるモードギヤと、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダとを備え、
    前記イジェクト量調整機構は、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されている、請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記円弧状の板は遮蔽板から成り、前記複数の被検出要素は前記遮蔽板の縁と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリットとから成り、前記検出手段はフォトインタラプタから成る、請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 記録再生装置内に収納されたカートリッジを、前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構において、前記イジェクト機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記カートリッジのイジェクト量を調整することが可能なイジェクト量調整機構を備えることを特徴とするイジェクト機構。
  5. 前記イジェクト機構は、モードモータと、該モードモータによって駆動されるモードギヤと、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダとを備え、
    前記イジェクト量調整機構は、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されている、請求項4に記載のイジェクト機構。
  6. 前記円弧状の板は遮蔽板から成り、前記複数の被検出要素は前記遮蔽板の縁と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリットとから成り、前記検出手段はフォトインタラプタから成る、請求項5に記載のイジェクト機構。
  7. 記録再生装置内に収納されたカートリッジを前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構に設けられて、前記カートリッジのイジェクト量を調整するイジェクト量調整機構であって、前記イジェクト量調整機構は、部品を付け替えることなくファームウェアを書き替えることで前記イジェクト量を調整することが可能であることを特徴とするイジェクト量調整機構。
  8. 前記イジェクト機構は、モードモータと、該モードモータによって駆動されるモードギヤと、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダとを備え、
    前記イジェクト量調整機構は、前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素を持つ前記円弧状の板と、該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段と、前記検出手段からの複数の検出信号のいずれか1つに基づいて前記モードモータの駆動を停止する制御回路とから構成されている、請求項7に記載のイジェクト量調整機構。
  9. 前記円弧状の板は遮蔽板から成り、前記複数の被検出要素は前記遮蔽板の縁と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリットとから成り、前記検出手段はフォトインタラプタから成る、請求項8に記載のイジェクト量調整機構。
  10. 記録再生装置内に収納されたカートリッジを前記カートリッジに当接して前記記録再生装置外に排出するイジェクト機構に使用され、前記カートリッジのイジェクト位置を検出するイジェクト位置検出機構であって、前記イジェクト機構は、モードモータと、該モードモータによって駆動されるモードギヤと、該モードギヤに連結されて前記カートリッジを保持するカートリッジホルダとを備え、前記イジェクト位置検出機構は、
    前記モードギヤに取り付けられた円弧状の板であって、前記カートリッジの複数のイジェクト位置に対応した位置に設けられた複数の被検出要素を持つ前記円弧状の板と、
    該円弧状の板と近接して配置されて、前記複数の被検出要素を検出する検出手段と
    から構成されていることを特徴とするイジェクト位置検出機構。
  11. 前記円弧状の板は遮蔽板から成り、前記複数の被検出要素は前記遮蔽板の縁と前記遮蔽板に形成された少なくとも1つのスリットとから成り、前記検出手段はフォトインタラプタから成る、請求項10に記載のイジェクト位置検出機構。
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