JP2003044062A - データ配信システム及びデータ配信方法 - Google Patents

データ配信システム及びデータ配信方法

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JP2003044062A
JP2003044062A JP2001227129A JP2001227129A JP2003044062A JP 2003044062 A JP2003044062 A JP 2003044062A JP 2001227129 A JP2001227129 A JP 2001227129A JP 2001227129 A JP2001227129 A JP 2001227129A JP 2003044062 A JP2003044062 A JP 2003044062A
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Kentaro Hazama
謙太郎 間
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TACHI KAIRO KENKYUKAI KK
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な操作による音源データのパーソナルユ
ースの通信端末内への配信と、音源データの提供者によ
る適切な課金とを可能とする。 【解決手段】 通信カラオケ装置20で再生された楽曲
について好感を抱く等した通信カラオケ装置20の利用
者が、通信カラオケ装置20に通信端末90の識別子及
び音源データの識別子MDSを入力する。引き続き、利
用者による配信要求指示PRQに応じて、通信カラオケ
装置20から、通信端末20の識別子及び音源データの
識別子を含む配信要求情報MRQがカラオケ音源サーバ
10に送信される。こうした配信要求情報MRQを受信
すると、カラオケ音源サーバ10が、配信要求された音
源データMDAを通信端末90に配信する。そして、カ
ラオケ音源サーバ10が、配信された音源データMDA
の配信料を課金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ配信システ
ム及びデータ配信方法に係り、より詳しくは、カラオケ
音源データをパーソナルユースの通信端末に配信するデ
ータ配信システム及びデータ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケ装置が普及し、カラオケ
演奏に合わせて楽曲を歌うことが、国民的な娯楽となっ
ている。かかるカラオケ装置は、当初は磁気テープに録
音された楽曲を音声に再生するものであったが、レーザ
ディスク(LD)に記録された楽曲の音声データ、楽曲
の歌詞データ、及び楽曲に応じた映像を、音声及び映像
として再生するものに移り変わっていった。そして、現
在においては、通信技術の進歩、装置の小型化、及び楽
曲に関する作曲家や作詞家の著作権保護の観点から、楽
曲の音声データ及び歌詞データを含む音源データを格納
しているカラオケサーバから有線電話回線を介して音源
データの配信を受ける通信カラオケ装置が、カラオケ店
等に設置される業務用のカラオケ装置の主流となってい
る。
【0003】こうした通信カラオケ装置は、ユーザがリ
モコン入力又はキー入力により楽曲を選択したとき、有
線電話回線を介してカラオケサーバに楽曲の識別子(音
源データの識別子)が付加された音源データの送信要求
を、有線電話回線を介してカラオケサーバに送信する。
この送信要求を受けたカラオケサーバは、要求された音
源データを、有線電話回線を介して通信カラオケ装置に
送信し、その通信カラオケ装置に対して音源データの配
信料を課金する。そして、音源データを受信した通信カ
ラオケ装置は、予め内部に格納しておいた映像データと
音源データとを合成して、歌詞データと映像データをブ
ラウン管等の表示装置より、音声データをスピーカより
再生している。
【0004】一方、近年における携帯電話等の移動体通
信端末に関する技術の進展は著しいものであり、移動体
通信端末自体の多機能化のみならず、移動体通信におけ
る通信速度の高速化及びデータ圧縮技術の進展も目を見
張るものがある。かかる技術進展の結果、現在において
は、有線電気回線に接続されるパーソナルコンピュータ
等の通信端末向け以外に、移動体通信端末向けの音楽配
信サービスを行う等のサービスも展開されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケ店
へ仲間と行って、少々聞き覚えのある曲を自分では歌え
るつもりで選択し、実際には殆ど歌えないといった事態
は、多くのカラオケのユーザが経験していることであ
る。こうした場合、その曲の歌唱を練習して熟達した上
で、次の機会に臨みたいと思うものである。また、仲間
と行ったカラオケ店において、仲間の一人が歌った曲に
好印象を抱き、自分もその曲の歌唱を練習して熟達した
上で、次の機会に臨みたいと思うものである。
【0006】しかしながら、こうした練習したい曲のカ
ラオケ音源データを入手する手段は、一般的には存在し
ない。その曲が収録されたコンパクトディスク(CD)
を購入すれば、その曲のメロディや歌詞は入手できる
が、歌手による歌唱音も同時に再生されてしまい、効果
的な歌唱の練習ができない。また、カラオケ音源データ
の入手をその入手への意欲が盛り上がったときにしなけ
れば、ついつい忘れてしまい、次のカラオケ会のときに
後悔することになる。さらに、歌えるようになりたい曲
の歌唱の練習は、一般に、一人だけでしたいものであ
る。
【0007】本発明は、かかる事情のもとでなされたも
のであり、その第1の目的は、簡便な操作により音源デ
ータをパーソナルユースの通信端末内に入手することが
でき、音源データの提供者による適切な課金が可能なデ
ータ配信システムを提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、簡便な手続
きにより音源データをパーソナルユースの通信端末内に
入手することができ、音源データの提供者による適切な
課金が可能なデータ配信方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のデータ配
信システムは、音源データから音声を再生可能なパーソ
ナルユースの通信端末に前記音源データを配信するデー
タ配信システムであって、前記通信端末のユーザの操作
に応じて、前記通信端末の識別子及び前記音源データの
識別子を入力するための入力部を備え、前記入力部を介
して入力した前記通信端末の識別子及び前記音源データ
の識別子を含む配信要求情報を送信する通信カラオケ装
置と;前記音源データを格納し、前記配信要求情報に基
づいて、前記音源データの識別子によって特定される音
源データを、前記通信端末へ向けて配信するとともに、
前記音源データの配信料を課金するカラオケ音源サーバ
と;を備えるデータ配信システムである。
【0010】これによれば、通信カラオケ装置で再生さ
れた楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の
利用者が、通信カラオケ装置の入力部を介して通信端末
の識別子及び音源データの識別子を入力する。引き続
き、利用者による入力部を介した配信要求指示に応じ
て、通信カラオケ装置から、通信端末の識別子及び音源
データの識別子を含む配信要求情報がカラオケ音源サー
バに送信される。こうした配信要求情報をカラオケ音源
サーバが受信すると、カラオケ音源サーバが、配信要求
された音源データを通信端末に配信する。そして、カラ
オケ音源サーバが、配信された音源データの配信料を課
金する。
【0011】したがって、通信カラオケ装置で再生され
た楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利
用者にとって、抱いた好感が薄れないうちに、簡便な操
作により、その利用者の保有する通信端末に音源データ
を配信することができるとともに、適切な課金を行うこ
とができるデータ配信システムを実現することができ
る。
【0012】本発明の第1のデータ配信システムでは、
前記カラオケ音源サーバが、前記課金に関する情報を前
記通信カラオケ装置へ送信する構成とすることができ
る。
【0013】また、本発明の第1のデータ配信システム
では、前記通信端末の識別子を電話番号又は電子メール
アドレスとすることができる。
【0014】本発明の第2のデータ配信システムは、音
源データから音声を再生可能なパーソナルユースの通信
端末に前記音源データを配信するデータ配信システムで
あって、前記通信端末からの前記音源データの識別子を
指定した配信要求に応じて、前記通信端末へ配信要求さ
れた前記音源データを送信するとともに、前記通信端末
を特定して課金するカラオケ音源サーバと;前記カラオ
ケ音源サーバから受信した、前記通信端末のユーザから
の要求に応じて、前記カラオケ音源サーバの識別子及び
前記音源データの識別子を前記通信端末に送信する通信
カラオケ装置と;を備えるデータ配信システムである。
【0015】これによれば、通信カラオケ装置で再生さ
れた楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の
利用者、すなわち通信端末のユーザが通信端末を操作し
て、通信カラオケ装置から音源データの識別子及びカラ
オケ音源サーバの識別子を通信端末に取り込む。引き続
き、その利用者が通信端末を操作し、通信カラオケ装置
から取りこんだカラオケ音源サーバの識別子及び音源デ
ータの識別子を指定した配信要求を、カラオケ音源サー
バへ送信する。こうした配信要求を受信すると、カラオ
ケ音源サーバが、配信要求された音源データを通信端末
に配信する。そして、カラオケ音源サーバは、配信され
た音源データの配信料を、配信先の通信端末を特定して
課金する。
【0016】したがって、通信カラオケ装置で再生され
た楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利
用者にとって、抱いた好感が薄れないうちに、簡便な操
作により、その利用者の保有する通信端末に音源データ
を配信することができるとともに、適切な課金を行うこ
とができるデータ配信システムを実現することができ
る。
【0017】本発明の第2のデータ配信システムでは、
前記カラオケ音源サーバの識別子を、前記カラオケ音源
サーバの電話番号及びURL(Uniform Resource Locat
or)のいずれかとすることができる。
【0018】本発明の第1のデータ配信方法は、通信カ
ラオケ装置及びカラオケ音源サーバを含み、前記カラオ
ケ音源サーバが保有する音源データを、前記音源データ
から音声を再生可能なパーソナルユースの通信端末に配
信するデータ配信方法であって、前記通信カラオケ装置
に前記通信端末の識別子及び前記音源データの識別子を
入力する識別子入力工程と;前記通信カラオケ装置か
ら、前記通信端末の識別子及び前記音源データの識別子
を含む配信要求情報を前記カラオケ音源サーバに送信す
る識別子送信工程と;前記カラオケ音源サーバから、前
記音源データを前記通信端末に配信する音源データ配信
工程と;前記カラオケ音源サーバが、前記音源データの
配信料を課金する課金工程と;を含むデータ配信方法で
ある。
【0019】これによれば、通信カラオケ装置で再生さ
れた楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の
利用者が、識別子入力工程において、通信カラオケ装置
に通信端末の識別子及び音源データの識別子を入力す
る。引き続き、識別子送信工程において、利用者による
配信要求を指定する操作に応じて、通信カラオケ装置か
ら、通信端末の識別子及び前記音源データの識別子を含
む配信要求情報がカラオケ音源サーバに送信される。
【0020】こうした配信要求情報をカラオケ音源サー
バが受信すると、音源データ配信工程において、カラオ
ケ音源サーバが、配信要求された音源データを通信端末
に配信する。そして、課金工程において、カラオケ音源
サーバが、配信された音源データの配信料を、配信先の
通信端末を特定して課金する。
【0021】したがって、通信カラオケ装置で再生され
た楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利
用者にとって、抱いた好感が薄れないうちに、簡便な操
作により、その利用者の保有する通信端末に音源データ
を配信することができるとともに、適切な課金を行うこ
とができる。
【0022】本発明の第1のデータ配信方法では、前記
データ送信工程において、前記カラオケ音源サーバが、
前記音源データの識別情報を前記通信端末のユーザの所
在地に送信する識別情報送信工程と;前記識別情報を確
認した前記通信端末のユーザが、前記音源データの送信
開始指示を前記カラオケ音源サーバに送信する送信開始
指示工程と;前記送信開始指示を受信した前記カラオケ
音源サーバが、前記音源データを前記通信端末に送信す
る音源データ送信工程と;を実行することができる。
【0023】本発明の第2のデータ配信方法は、通信カ
ラオケ装置及びカラオケ音源サーバを含み、前記カラオ
ケ音源サーバが保有する音源データを、前記音源データ
から音声を再生可能なパーソナルユースの通信端末に配
信するデータ配信方法であって、前記通信カラオケ装置
から、前記音源データの識別子及び前記カラオケ音源サ
ーバの識別子を、前記通信端末に取り込む識別子取得工
程と;前記通信端末から、前記音源データの識別子を指
定した配信要求を、前記カラオケ音源サーバへ送信する
配信要求工程と;前記カラオケ音源サーバから、前記音
源データを前記通信端末に配信する音源データ配信工程
と;前記カラオケ音源サーバが、前記音源データの配信
料を、前記通信端末を特定して課金する課金工程と;を
含むデータ配信方法である。
【0024】これによれば、通信カラオケ装置で再生さ
れた楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の
利用者が、識別子取得工程において、通信カラオケ装置
から音源データの識別子及びカラオケ音源サーバの識別
子を通信端末に取り込む。引き続き、配信要求工程にお
いて、その利用者が通信端末を操作し、通信カラオケ装
置から取りこんだカラオケ音源サーバの識別子を使用し
て、カラオケ音源サーバとの通信を確立し、音源データ
の識別子を指定した配信要求を、カラオケ音源サーバへ
送信する。
【0025】こうした配信要求情報を受信すると、音源
データ配信工程において、カラオケ音源サーバが、配信
要求された音源データを通信端末に配信する。そして、
課金工程において、カラオケ音源サーバが、配信された
音源データの配信料を、配信先の通信端末を特定して課
金する。
【0026】したがって、通信カラオケ装置で再生され
た楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利
用者にとって、抱いた好感が薄れないうちに、簡便な操
作により、その利用者の保有する通信端末に音源データ
を配信することができるとともに、適切な課金を行うこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】《第1の実施形態》以下、本発明
の第1の実施形態を、図1を参照して説明する。図1に
は、第1の実施形態に係るデータ配信システム100の
構成が示されている。この図1に示されるように、本実
施形態のデータ配信システム100は、多数のカラオケ
音源データを格納したカラオケ音源サーバ10と、カラ
オケ店50内に設置され、カラオケ音源サーバ10と公
衆回線や専用回線等の有線電気通信網30で接続された
通信カラオケ装置20とを備えている。このデータ配信
システム100では、カラオケ音源サーバ10が、有線
電気通信網30及び移動体通信基地局35を介して、通
信カラオケ装置20の利用者の一人が個人的に所有して
いる移動体通信端末である携帯電話90とも接続できよ
うになっている。すなわち、カラオケ音源サーバ10
は、移動体通信網における無線通信回線36介して、携
帯電話90との間で通信可能となっている。なお、図1
では、通信カラオケ20及び携帯電話90の数を1つず
つ示しているが、これらの数は1つずつに限定されず、
任意の数であってよい。
【0028】前記カラオケ音源サーバ10は、(a)多
数のカラオケ音源データが格納された大容量記憶装置1
2と、(b)有線電気通信網30を介した外部からの送
信要求(後述する送信要求KRQ,MRQ)に応じて、
大容量記憶装置12から読み出した音源データ(後述す
る演奏用音源データKAD及び練習用音源データMA
D)を送信する等して、カラオケ音源サーバ10全体を
統括制御する音源制御装置11とを備えている。
【0029】前記通信カラオケ装置20は、(a)楽曲
の指定等の入力を行うリモコン操作器25と、(b)歌
唱音声を集音するマイクロフォン24と、(c)受信し
た演奏用音源データKADの音声データ及びマイクロフ
ォン24により集音された歌唱音声データを再生するス
ピーカ22A,22Bと、(d)演奏用音源データKA
Dの歌詞データ及び内蔵の映像データを再生する画像表
示装置23と、(e)リモコン操作器25からの楽曲の
指定を伴う再生要求に応じて、その指定された楽曲の音
源データの送信要求KRQ,MRQを、有線電気通信網
30を介してカラオケ音源サーバ10へ向けて送信する
とともに、カラオケ音源サーバ10からの演奏用音源デ
ータKADを受信し、上記のスピーカ22A,22B及
び画像表示装置23による音声データ及び歌詞データ、
並びに映像データ及び歌唱音声データの合成及び再生を
制御するカラオケ制御装置21とを備えている。ここ
で、カラオケ制御装置21は、リモコン操作器25から
の楽曲指定信号等を受信するリモコンインターフェース
部27と、該リモコンインターフェース部27を介して
入力した楽曲番号等を表示する表示部26とを有してい
る。なお、本実施形態では、リモコンインターフェース
部27を介して入力した楽曲番号等を表示部26に表示
することにしたが、その楽曲番号等を画像表示装置23
に表示することもできる。
【0030】前記携帯電話90は、無線通信回線36を
介して他の装置との間で通話やデータ通信が可能であ
り、さらに、カラオケ音源サーバ10から配信された音
源データの格納と、その音源データから音声及び歌詞の
再生とが可能となっている。
【0031】次に、本実施形態のデータ配信システム1
00における音源データの配信について説明する。な
お、本実施形態のデータ配信システム100における音
源データの配信には、(i)従来から行われている通信
カラオケ装置20による再生用の音源データ(以下、
「演奏用音源データKAD」という)の配信と、(ii)
携帯電話90による再生用の音源データの配信という2
種類の音源データ(以下、「練習用音源データMAD」
という)の配信がある。
【0032】まず、本実施形態における演奏用音源デー
タKADの配信について説明する。
【0033】演奏用音源データKADの配信において
は、通信カラオケ装置20の利用者の一人である歌唱者
等が、楽曲リスト等を参照しながらリモコン操作器25
を操作して、歌いたい楽曲の識別番号等の識別子データ
KDSを通信カラオケ装置20のカラオケ制御装置21
へ入力する。カラオケ制御装置21は、リモコンインタ
ーフェース部27を介して識別子データKDSを入力す
ると、そのデータを格納して、表示部26に楽曲識別情
報を表示する。
【0034】次に、歌唱者等は、表示部26に表示され
た楽曲識別情報を見て、歌いたい楽曲の識別子データが
入力されたことを確認する。歌いたい楽曲の識別子デー
タが入力されていない場合には、歌唱者等は、再度リモ
コン操作器25を操作して、歌いたい楽曲の識別番号等
の識別子データKDSをカラオケ制御装置21へ入力す
る。一方、歌いたい楽曲の識別子データが入力されてい
ることを確認できた場合には、歌唱者等は、リモコン操
作器25を操作して、その楽曲の演奏用音源データKA
Dの再生要求PRQをカラオケ制御装置21に入力す
る。
【0035】リモコンインターフェース部27を介して
演奏用音源データKADの再生要求PRQを受信する
と、カラオケ制御装置21は、有線電気通信網30を介
し、利用者から指定された楽曲の識別子データKDSを
含む演奏用送信要求KRQをカラオケ音源サーバ10へ
向けて送信する。
【0036】演奏用送信要求KRQを受信したカラオケ
音源サーバ10の音源制御装置11は、大容量記憶装置
12から、演奏用送信要求KRQに含まれる識別子デー
タKDSに対応する音源データを読み出す。そして、音
源制御装置11は、有線電気通信網30を介し、その音
源データを演奏用音源データKADとして、カラオケ制
御装置21へ向けて送信する。
【0037】演奏用音源データKADを受信したカラオ
ケ制御装置21は、演奏用音源データKADにおける音
声データをスピーカ22A,22Bを介して再生すると
ともに、演奏用音源データKADにおける歌詞データを
内蔵された映像データと合成し、画像表示装置23を介
して再生する。こうして再生された音声及び画像に合わ
せて、歌唱者等はマイクロフォン24を使用して歌唱を
行う。
【0038】一方、カラオケ音源サーバ10(より詳し
くは、音源制御装置11)は、演奏用音源データKAD
の送信を完了すると、演奏用音源データKADが配信さ
れた通信カラオケ装置20を特定して、演奏用音源デー
タKDSの配信料の課金を行う。本実施形態では、カラ
オケ音源サーバ10が、有線電気通信網30を介して、
かかる課金情報を不図示の料金徴収の代行業者へ通知す
ることとしている。なお、通信カラオケ装置20の保有
者であるカラオケ店は、上記の演奏用音源データKAD
の配信料を含む通信カラオケ装置20の利用料金を通信
カラオケ装置20の利用者から徴収し、その徴収した金
額の中から、演奏用音源データKADの配信料金徴収の
代行業者を介して、カラオケ音源サーバ10の保有者に
演奏用音源データKADの配信料を支払う。
【0039】次に、本実施形態における練習用音源デー
タMADの配信について説明する。なお、前提として、
上記の演奏用音源データKADの再生に立ち会った者の
中の一人が、その演奏用音源データKADの一つに応じ
た楽曲に好感を抱き、携帯電話90の所有者(以下、
「端末所有者」という)が携帯電話90内にその音源デ
ータを練習用に取得したいと思ったものとする。
【0040】かかる練習用音源データMADの配信にお
いては、端末所有者が、リモコン操作器25を操作し
て、取得したい楽曲の識別番号等の楽曲識別子データ及
び携帯電話90の通信用識別子である電話番号データか
らなる識別子データMDSをカラオケ制御装置21へ入
力する。カラオケ制御装置21は、リモコンインターフ
ェース部27を介して識別子データMDSを入力する
と、そのデータを格納して、表示部26に楽曲識別情報
及び端末識別情報を表示する。
【0041】次に、端末所有者は、表示部26に表示さ
れた楽曲識別情報及び端末識別情報を見て、取得したい
音源データに応じた楽曲の識別子データ及び携帯電話9
0の識別子データが入力されたことを確認する。取得し
たい音源データに応じた楽曲の識別子データ及び携帯電
話90の識別子データが入力されていない場合には、端
末所有者は、再度リモコン操作器25を操作して、識別
子データMDSをカラオケ制御装置21へ入力する。一
方、取得したい音源データに応じた楽曲の識別子データ
及び携帯電話90の識別子データが入力されていること
を確認できた場合には、端末所有者は、リモコン操作器
25を操作して、その楽曲の音源データの携帯電話90
への配信要求DRQをカラオケ制御装置21に入力す
る。
【0042】リモコンインターフェース部27を介して
練習用音源データの配信要求DRQを受信すると、カラ
オケ制御装置21は、有線電気通信網30を介し、端末
所有者から指定された識別子データMDSを含む練習用
送信要求MRQをカラオケ音源サーバ10へ向けて送信
する。
【0043】練習用送信要求MRQを受信したカラオケ
音源サーバ10の音源制御装置11は、練習用送信要求
MRQ内の携帯電話90の電話番号データを用い、有線
電気通信網30及び無線通信回線36を介して、携帯電
話90との間の通信を確立する。引き続き、音源制御装
置11は、指定された楽曲の名称を含む確認用情報CN
Fを、携帯電話90へ向けて送信する。
【0044】確認用情報CNFを受けた携帯電話90
は、指定された楽曲の名称を含む確認用情報を表示す
る。この表示を見た端末所有者は、楽曲名が正しくなか
ったり、音源データの取得の意志が無くなっていたとき
には、否定応答NAKを返送する。この否定応答NAK
を受信すると、カラオケ音源サーバ10は、音源データ
送信処理を中断して、携帯電話90との通信を切断す
る。
【0045】一方、確認用情報の表示を見て、楽曲名が
正しく、かつ、音源データの取得を希望するときには、
端末所有者は、肯定応答ACKを返送する。肯定応答A
CKを受信すると、音源制御装置11は、大容量記憶装
置12から、練習用送信要求MRQに含まれる音源デー
タの識別子データに対応する音源データを読み出す。そ
して、音源制御装置11は、有線電気通信網30及び無
線通信回線36を介し、その音源データを練習用音源デ
ータMADとして、携帯電話90へ向けて送信する。
【0046】そして、音源制御装置11は、練習用音源
データMADの送信を完了すると、練習用音源データM
ADの配信量を通信カラオケ装置20に課金する。本実
施形態では、かかる練習用音源データMADの配信料に
ついても、上述した演奏用音源データKADの配信料の
場合と同様にして、カラオケ音源サーバ10が、有線電
気通信網30を介して、かかる課金情報を不図示の料金
徴収の代行業者へ通知することとしている。
【0047】また、音源制御装置11は、練習用音源デ
ータMADが配信された携帯電話90の識別子を含む音
源データ配信料の課金情報FEEを通信カラオケ装置2
0へ送信する。通信カラオケ装置20の保有者であるカ
ラオケ店は、上述した演奏用音源データKADの配信料
に練習用音源データMADの配信料を加えた音源データ
配信料を含む通信カラオケ装置20の利用料金を通信カ
ラオケ装置20の利用者から徴収し、その徴収した金額
の中から、音源データの配信料金徴収の代行業者を介し
て、カラオケ音源サーバ10の保有者に音源データ配信
料を支払うこととしている。なお、練習用音源データM
ADが配信された携帯電話90の識別子データがカラオ
ケ音源サーバ10から送信されているので、カラオケ店
は、練習用音源データMADの配信及びそのための通信
カラオケ装置20の利用料については、携帯電話90の
識別子を明示した態様で料金請求を行うことができる。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、従来からの演奏用音源データKADに関するカラオ
ケ音源サーバ10から通信カラオケ装置20へのデータ
配信に加えて、通信カラオケ装置20で再生された楽曲
について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利用者の
一人である端末所有者が、携帯電話の識別子をリモコン
インターフェース部27経由で通信カラオケ装置20に
入力することを除いて、演奏用音源データKADの配信
の場合とほぼ同様の操作をすることにより、練習用音源
データMADが携帯電話90に配信される。また、カラ
オケ音源サーバ10は、演奏用音源データKADの配信
料に加えて、練習用音源データMADの配信料も通信カ
ラオケ装置20に対して課金するとともに、練習用音源
データMADが配信された携帯電話90の識別子を含む
課金情報を通信カラオケ装置20に送信する。したがっ
て、通信カラオケ装置20で再生された楽曲について好
感を抱く等した通信カラオケ装置20の利用者の抱いた
好感が薄れないうちに、簡便な操作により、その利用者
の所有する通信端末である携帯電話90に練習用音源デ
ータMADを配信することができるとともに、適切な課
金及び料金徴収を行うことができる。
【0049】なお、上記の実施形態では、携帯電話90
の識別子をその電話番号としたが、その電子メールアド
レスとすることもできる。
【0050】また、上記の実施形態では、練習用音源デ
ータMADの配信先を端末所有者の携帯電話90とした
が、練習用音源データMADの配信先を他の種類の移動
体通信端末とすることもできる。
【0051】さらに、上記の実施形態では、練習用音源
データMADの配信先を端末所有者の携帯電話90と
し、通信カラオケ装置20の利用時に端末所有者の手元
に存在することとしたが、練習用音源データMADの配
信先を、端末所有者の自宅等に置かれ、通信カラオケ装
置20の利用時に端末所有者の手元にはない、パーソナ
ルコンピュータ等の通信端末とすることができる。かか
る場合には、上記の実施形態における確認用情報CNF
は、カラオケ音源サーバ10からカラオケ制御装置21
に送信されて表示部26に表示されるようにし、その表
示を見た端末所有者によるリモコン操作器25の操作に
応じて、肯定応答ACK又は否定応答NAKを返送する
ようにすればよい。
【0052】また、上記の実施形態では、通信カラオケ
装置20へのデータ入力用にリモコン操作器25及びリ
モコンインターフェース部27を設けたが、カラオケ制
御装置に直結されたキー操作器を設けてもよい。
【0053】《第2の実施形態》以下、本発明の第2の
実施形態を、図2を参照して説明する。図2には、第2
の実施形態に係るデータ配信システム100’の構成が
示されている。図2に示されるように、本実施形態のデ
ータ配信システム100’は、上述した図1のデータ配
信システム100とほぼ同様に構成されており、(a)
カラオケ音源サーバ10における音源制御装置11’の
課金機能が図1の音源制御装置11と異なるとともに、
(b)携帯電話90’が、携帯電話90と比べて、リモ
コン操作機25と同様のリモコンインターフェース部2
7への情報入力機能を有する点のみが相違している。以
下、これらの相違点に主に着目して、本実施形態のデー
タ配信システム100’における音源データ(演奏用音
源データKAD及び練習用音源データMAD)の配信に
ついて説明する。なお、本実施形態の説明にあたって、
第1の実施形態と同一又は同等の要素には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
【0054】本実施形態における演奏用音源データKA
Dは、第1の実施形態の場合と同様にして、カラオケ音
源サーバ10から通信カラオケ装置20へ配信される。
そして、第1の実施形態の場合と同様にして、演奏用音
源データKADが、通信カラオケ装置20によって再生
される。また、第1の実施形態の場合と同様にして、カ
ラオケ音源サーバ10が、演奏用音源データKADの配
信料を通信カラオケ装置20に対して課金する。
【0055】次に、本実施形態における練習用音源デー
タMADの配信について説明する。なお、前提として、
第1の実施形態の場合と同様にして、上記の演奏用音源
データKADの再生に立ち会った携帯電話90’の所有
者(以下、「端末所有者」という)が、その演奏用音源
データKADの一つに応じた楽曲に好感を抱き、携帯電
話90’内にその音源データを練習用に取得したいと思
ったものとする。
【0056】かかる練習用音源データMADの配信にお
いては、端末所有者が、携帯電話90’を操作して、取
得したい楽曲の識別番号等の楽曲識別子データ及び携帯
電話90’の電話番号データからなる識別子データMD
Sをカラオケ制御装置21へ入力する。カラオケ制御装
置21は、リモコンインターフェース部27を介して識
別子データMDSを入力すると、そのデータを格納し
て、表示部26に楽曲識別情報及び端末識別情報を表示
する。
【0057】次に、端末所有者は、表示部26に表示さ
れた楽曲識別情報及び端末識別情報を見て、取得したい
音源データに応じた楽曲の識別子データ及び携帯電話9
0’の識別子データが入力されたことを確認する。取得
したい音源データに応じた楽曲の識別子データ及び携帯
電話90’の識別子データが入力されていない場合に
は、端末所有者は、再度携帯電話90’を操作して、識
別子データMDSを通信カラオケ装置20へ入力する。
一方、取得したい音源データに応じた楽曲の識別子デー
タ及び携帯電話90’の識別子データが入力されている
ことを確認できた場合には、端末所有者は、携帯電話9
0’を操作して、その楽曲の音源データの携帯電話9
0’への配信要求DRQをカラオケ制御装置21に入力
する。
【0058】以後、第1の実施形態と同様にして、通信
カラオケ装置20が、有線電気通信網30を介し、練習
用送信要求MRQをカラオケ音源サーバ10へ向けて送
信する。そして、練習用送信要求MRQを受信したカラ
オケ音源サーバ10の音源制御装置11は、有線電気通
信網30及び無線通信回線36を介し、練習用音源デー
タMADを携帯電話90’へ向けて送信する。
【0059】そして、音源制御装置11は、練習用音源
データMADの送信を完了すると、練習用音源データの
配信量を携帯電話90’に対して課金する。本実施形態
では、かかる練習用音源データの配信料についても、上
述した演奏用音源データの配信料の場合と同様にして、
カラオケ音源サーバ10が、有線電気通信網30を介し
て、かかる課金情報を不図示の料金徴収の代行業者へ通
知することとしている。
【0060】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、従来からの演奏用音源データKADに関するカラオ
ケ音源サーバ10から通信カラオケ装置20へのデータ
配信に加えて、通信カラオケ装置20で再生された楽曲
について好感を抱く等した通信カラオケ装置の利用者の
一人である端末所有者が、携帯電話90’を操作して、
携帯電話90’の識別子をリモコンインターフェース部
27経由で通信カラオケ装置20に入力することを除い
て、演奏用音源データKADの配信の場合とほぼ同様の
操作をすることにより、練習用音源データMADが携帯
電話90’に配信される。また、カラオケ音源サーバ1
0は、演奏用音源データKADの配信料とは独立して、
練習用音源データMADの配信料を携帯電話90’に対
して課金する。したがって、通信カラオケ装置20で再
生された楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ装
置20の利用者の抱いた好感が薄れないうちに、簡便な
操作により、その利用者の所有する携帯電話90’に練
習用音源データMADを配信することができるととも
に、適切な課金及び料金徴収を行うことができる。
【0061】なお、上記の実施形態では、第1の実施形
態の場合と同様に、携帯電話90’の識別子をその電話
番号としたが、その電子メールアドレスとすることがで
きる。
【0062】《第3の実施形態》以下、本発明の第3の
実施形態を、図3を参照して説明する。図3には、第2
の実施形態に係るデータ配信システム100”の構成が
示されている。図3に示されるように、本実施形態のデ
ータ配信システム100”は、上述した図2のデータ配
信システム100’とほぼ同様に構成されており、
(a)カラオケ音源サーバ10における音源制御装置1
1”の練習用音源データMADの送信機能が図2の音源
制御装置11’と異なり、(b)通信カラオケ装置20
のカラオケ制御装置21”における練習用音源データM
ADの配信に関わる機能が図2のカラオケ制御装置21
と異なり、また、(c)携帯電話90”における練習用
音源データMADの配信に関わる機能が図2の携帯電話
90’と異なる点のみが相違している。以下、これらの
相違点に主に着目して、本実施形態のデータ配信システ
ム100”における音源データ(演奏用音源データKA
D及び練習用音源データMAD)の配信について説明す
る。なお、本実施形態の説明にあたって、第1の実施形
態又は第2の実施形態と同一又は同等の要素には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0063】前記携帯電話90”は、無線通信回線36
を介して他の装置との間で通話やデータ通信が可能であ
り、また、カラオケ音源サーバ30から配信された音源
データの格納と、その音源データから音声及び歌詞の再
生とが可能に構成されている。さらに、携帯電話90”
は、カラオケ制御装置21”に対して、リモコンインタ
ーフェース部27を介して、カラオケ音源サーバ10の
通信用識別子である電話番号及び通信カラオケ装置で再
生中の楽曲の識別子を通知することを要求する識別子通
知要求IRQを入力でき、また、カラオケ制御装置2
1”から、リモコンインターフェース部27を介して送
出されたカラオケ音源サーバ10の電話番号データ及び
通信カラオケ装置で再生中の楽曲の識別子データから成
る識別情報データIDDを受信できるように構成されて
いる。
【0064】前記カラオケ制御装置21”は、リモコン
操作器25からの楽曲の指定KDS及びその再生要求P
RQに応じて、その指定された楽曲の演奏用音源データ
KADの送信要求KRQを、有線電気通信網30を介し
てカラオケ音源サーバ10へ向けて送信するとともに、
カラオケ音源サーバ10からの演奏用音源データKAD
を受信し、上記のスピーカ22A,22B及び画像表示
装置23による音声データ及び歌詞データ、並びに映像
データ及び歌唱音声データの合成及び再生を制御するカ
ラオケ制御装置21とを備えている。さらに、カラオケ
制御装置21”は、携帯電話90”からリモコンインタ
ーフェース部27を介して入力した識別子通知要求IR
Qに応じて、内部に格納されているカラオケ音源サーバ
10の電話番号データ及び通信カラオケ装置20で再生
中の楽曲の識別子データから成る識別情報データIDD
を、リモコンインターフェース部27を介して送出可能
に構成されている。
【0065】本実施形態における演奏用音源データKA
Dは、第1又は第2の実施形態の場合と同様にして、カ
ラオケ音源サーバ10から通信カラオケ装置20へ配信
される。そして、第1又は第2の実施形態の場合と同様
にして、演奏用音源データKADが、通信カラオケ装置
20によって再生される。また、第1又は第2の実施形
態の場合と同様にして、カラオケ音源サーバ10’が、
演奏用音源データKADの配信料を通信カラオケ装置2
0に対して課金する。
【0066】次に、本実施形態における練習用音源デー
タMADの配信について説明する。なお、前提として、
第1又は第2の実施形態の場合と同様にして、上記の演
奏用音源データKADの再生に立ち会った携帯電話9
0”の所有者(以下、「端末所有者」という)が、再生
中の演奏用音源データKADに応じた楽曲に好感を抱
き、携帯電話90”内にその音源データを練習用に取得
する意志を持ったものとする。
【0067】かかる練習用音源データMADの配信にお
いては、端末所有者が、携帯電話90”を操作して、識
別情報通知要求IRQをカラオケ制御装置21”に入力
する。この識別情報通知要求IRQを受信したカラオケ
制御装置21”は、内部に格納しているカラオケ音源サ
ーバ10の電話番号データ及び再生中楽曲の識別子デー
タから成る識別情報データIDDを、リモコンインター
フェース部27を介して送出する。そして、この識別情
報データIDDを、携帯電話90”が受信する。
【0068】引き続き、携帯電話90”は、カラオケ音
源サーバ10の電話番号データを使用して、無線通信回
線36及び有線電気通信網30を介してカラオケ音源サ
ーバ10との間で通信を確立する。そして、携帯電話9
0”は、取得したい楽曲の楽曲識別子データを含む送信
要求MRQをカラオケ音源サーバ10に向けて送信す
る。
【0069】送信要求MRQを受信したカラオケ音源サ
ーバ10の音源制御装置11”は、大容量記憶装置12
から、練習用送信要求MRQに含まれる音源データの識
別子データに対応する音源データを読み出す。そして、
音源制御装置11”は、有線電気通信網30及び無線通
信回線36を介し、その音源データを練習用音源データ
MADとして、携帯電話90へ向けて送信する。
【0070】そして、音源制御装置11”は、練習用音
源データMADの送信を完了すると、練習用音源データ
の配信量を携帯電話90”に対して課金する。本実施形
態では、かかる練習用音源データMADの配信料につい
ても、上述した演奏用音源データKADの配信料の場合
と同様にして、カラオケ音源サーバ10が、有線電気通
信網30を介して、かかる課金情報を不図示の料金徴収
の代行業者へ通知することとしている。
【0071】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、通信カラオケ装置で再生された楽曲について好感を
抱く等した通信カラオケ装置の利用者の一人である端末
所有者が、携帯電話90”を操作することにより、通信
カラオケ装置20から、その内部に格納しているカラオ
ケ音源サーバ10の電話番号データ及び取得したい楽曲
の楽曲識別子データから成る識別子データを取得する。
そして、カラオケ音源サーバ10との間の通信を確立
し、楽曲識別子データを含む送信要求MRQのカラオケ
音源サーバ10へ向けた送信に応じて、練習用音源デー
タMRQが携帯電話90”に配信される。また、カラオ
ケ音源サーバ10は、演奏用音源データの配信料とは独
立して、練習用音源データの配信料を携帯電話90”に
対して課金する。したがって、通信カラオケ装置20で
再生された楽曲について好感を抱く等した通信カラオケ
装置の利用者の抱いた好感が薄れないうちに、簡便な操
作により、その利用者の所有する携帯電話90”に練習
用音源データMADを配信することができるとともに、
適切な課金及び料金徴収を行うことができる。
【0072】なお、上記の実施形態では、カラオケ音源
サーバ10の通信用識別子をその電話番号としたが、そ
のURLとすることができる。
【0073】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
データ配信システムによれば、簡便な操作により音源デ
ータをパーソナルユースの通信端末内に入手することが
でき、かつ、音源データの提供者による適切な課金が可
能となる。
【0074】また、本発明のデータ配信方法によれば、
簡便な手続きにより音源データをパーソナルユースの通
信端末内に入手することができ、かつ、音源データの提
供者による適切な課金が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るデータ配信システムの構
成を概略的に示す図である。
【図2】第2の実施形態に係るデータ配信システムの構
成を概略的に示す図である。
【図3】第3の実施形態に係るデータ配信システムの構
成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
10…カラオケ音源サーバ、20…通信カラオケ装置、
25…リモコン操作器(入力部の一部)、27…リモコ
ンインターフェース(入力部の一部)、90…携帯電話
(通信端末)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源データから音声を再生可能なパーソ
    ナルユースの通信端末に前記音源データを配信するデー
    タ配信システムであって、 前記通信端末のユーザの操作に応じて、前記通信端末の
    識別子及び前記音源データの識別子を入力するための入
    力部を備え、前記入力部を介して入力した前記通信端末
    の識別子及び前記音源データの識別子を含む配信要求情
    報を送信する通信カラオケ装置と;前記音源データを格
    納し、前記配信要求情報に基づいて、前記音源データの
    識別子によって特定される音源データを、前記通信端末
    へ向けて配信するとともに、前記音源データの配信料を
    課金するカラオケ音源サーバと;を備えるデータ配信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記カラオケ音源サーバは、前記課金に
    関する情報を前記通信カラオケ装置へ送信する、ことを
    特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信端末の識別子は、前記通信端末
    の電話番号及び電子メールアドレスのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ配信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 音源データから音声を再生可能なパーソ
    ナルユースの通信端末に前記音源データを配信するデー
    タ配信システムであって、 前記通信端末からの前記音源データの識別子を指定した
    配信要求に応じて、前記通信端末へ配信要求された前記
    音源データを送信するとともに、前記通信端末を特定し
    て課金するカラオケ音源サーバと;前記カラオケ音源サ
    ーバから受信した、前記通信端末のユーザからの要求に
    応じて、前記カラオケ音源サーバの識別子及び前記音源
    データの識別子を前記通信端末に送信する通信カラオケ
    装置と;を備えるデータ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記カラオケ音源サーバの識別子は、前
    記カラオケ音源サーバの電話番号及びURLのいずれか
    である、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ配信
    システム。
  6. 【請求項6】 通信カラオケ装置及びカラオケ音源サー
    バを含み、前記カラオケ音源サーバが保有する音源デー
    タを、前記音源データから音声を再生可能なパーソナル
    ユースの通信端末に配信するデータ配信方法であって、 前記通信カラオケ装置に前記通信端末の識別子及び前記
    音源データの識別子を入力する識別子入力工程と;前記
    通信カラオケ装置から、前記通信端末の識別子及び前記
    音源データの識別子を含む配信要求情報を前記カラオケ
    音源サーバに送信する識別子送信工程と;前記カラオケ
    音源サーバから、前記音源データを前記通信端末に配信
    する音源データ配信工程と;前記カラオケ音源サーバ
    が、前記音源データの配信料を課金する課金工程と;を
    含むデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 前記データ送信工程は、 前記カラオケ音源サーバが、前記音源データの識別情報
    を前記通信端末のユーザに示す識別情報表示工程と;前
    記識別情報を確認した前記通信端末のユーザが、前記音
    源データの送信開始要求を前記カラオケ音源サーバに送
    信する送信開始要求工程と;前記送信開始指示を受信し
    た前記カラオケ音源サーバが、前記音源データを前記通
    信端末に送信する音源データ送信工程と;を含むことを
    特徴とする請求項6に記載のデータ配信方法。
  8. 【請求項8】 前記通信端末は移動体通信端末であり、 前記識別情報表示工程では、前記カラオケ音源サーバ
    は、前記音源データの識別情報を前記通信端末に向けて
    送信し、 前記送信開始要求工程では、前記識別情報を確認した前
    記通信端末のユーザが、前記通信端末を操作して、前記
    音源データの送信開始要求を前記カラオケ音源サーバに
    送信する、ことを特徴とする請求項7に記載のデータ配
    信方法。
  9. 【請求項9】 通信カラオケ装置及びカラオケ音源サー
    バを含み、前記カラオケ音源サーバが保有する音源デー
    タを、前記音源データから音声を再生可能なパーソナル
    ユースの通信端末に配信するデータ配信方法であって、 前記通信カラオケ装置から、前記音源データの識別子及
    び前記カラオケ音源サーバの識別子を、前記通信端末に
    取り込む識別子取得工程と;前記通信端末から、前記音
    源データの識別子を指定した配信要求を、前記カラオケ
    音源サーバへ送信する配信要求工程と;前記カラオケ音
    源サーバから、前記音源データを前記通信端末に配信す
    る音源データ配信工程と;前記カラオケ音源サーバが、
    前記音源データの配信料を、前記通信端末を特定して課
    金する課金工程と;を含むデータ配信方法。
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