JP2002237911A - データ通信システム及び通信方法 - Google Patents

データ通信システム及び通信方法

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JP2002237911A
JP2002237911A JP2001325584A JP2001325584A JP2002237911A JP 2002237911 A JP2002237911 A JP 2002237911A JP 2001325584 A JP2001325584 A JP 2001325584A JP 2001325584 A JP2001325584 A JP 2001325584A JP 2002237911 A JP2002237911 A JP 2002237911A
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JP2001325584A
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Miruka Ishii
美留香 石井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを利用して、広告主が第1の端
末装置よりサーバ装置に楽曲データを送信し、利用者が
移動通信端末装置で楽曲データをダウンロードし、この
コンテンツを着信音として用いる。 【解決手段】 楽曲データと、この楽曲データの提供者
識別データを送信するコンテンツ提供端末装置10と、
楽曲データと提供者識別データを受信し記憶するとサー
バ装置20と、サーバ装置20に利用者識別データを送
信すると共に利用者識別データに基づいてサーバ装置2
0より配信された楽曲データを受信し記憶し、着呼した
とき楽曲データを再生する移動通信端末装置30とを備
え、サーバ装置20は、コンテンツ提供端末装置10よ
り楽曲データを受信したとき、楽曲データの提供者の口
座データを増額し楽曲データを移動通信端末装置30に
送信したとき、移動通信端末装置30の口座データを減
額し、両者の利益均衡を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、広告主からの楽
曲データ等を移動通信端末等の端末装置でダウンロード
し、このデータを着信音として用いることができるデー
タ通信システム及び通信方法並びにこのシステムに用い
るサーバ装置及び通信端末装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、携帯型の電話装置のような移動通信
端末装置には、着信音に、自分の好きな楽曲データを用
いることができるものがある。この種の移動通信端末装
置は、半導体メモリ等に楽曲データを記憶し、利用者が
好きな楽曲データを選択することにより、この選択され
た楽曲データを着呼のとき再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、利用者に着
呼を知らせる着信音は、利用者に聞こえる程度の音量で
再生されるものであるから、再生時に、移動通信端末装
置の所有者の他にその周囲の人々にも聞こえるものであ
る。したがって、着信音として利用者が楽曲データを用
いることは、その楽曲データを多くの人々に知らせるこ
とになり、この楽曲データの宣伝にもなる。
【0004】このような状態は、例えば楽曲の演奏家や
演奏家の所属する音楽事務所等に利益状態となってお
り、一方、利用者側には、その見返りが全く無い状態と
なっている。
【0005】本発明は、上述したような実情に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、インターネット等
のネットワークを利用して、広告主等のコンテンツ提供
者が第1の端末装置よりサーバ装置に楽曲データ等のコ
ンテンツを送信し、利用者が移動通信端末装置等の第2
の端末装置でこのコンテンツをダウンロードし、このコ
ンテンツを着信音として用いることで、コンテンツ提供
者と利用者の利益の均衡を図ることができるデータ通信
システム及び通信方法を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、このようなシステ
ムに用いるサーバ装置及び通信端末装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
システムは、上述した課題を解決すべく、コンテンツ
と、このコンテンツの提供者に対応する提供者識別デー
タを送信する第1の端末装置と、コンテンツと提供者識
別データを受信し、記憶するとサーバ装置と、サーバ装
置に利用者識別データを送信すると共に、この利用者識
別データに基づいてサーバ装置より配信されたコンテン
ツを受信し記憶し、着呼したとき、コンテンツを再生す
る第2の端末装置とを備える。そして、サーバ装置は、
提供者識別データに対応づけた第1の決済情報と利用者
識別データに対応づけた第2の決済情報とを記憶してお
り、第1の端末装置よりコンテンツを受信すると共に第
2の端末装置に送信するとき、第1の決済情報内の第1
の金額情報を増額し、第2の決済情報内の第2の金額情
報を減額する。
【0008】また、このシステムに用いるサーバ装置
は、第1の端末装置から送信されたコンテンツとこのコ
ンテンツの提供者識別データとを受信する通信手段と、
通信手段で受信したコンテンツを提供者識別データに対
応づけて記憶する記憶手段と、第2の端末装置より受信
した利用者識別データに基づいて、通信手段よりコンテ
ンツを第2の端末装置に送信する制御手段とを備える。
そして、記憶手段は、提供者識別データに対応づけた第
1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の決
済情報とを記憶し、制御手段は、通信部により第1の端
末装置よりコンテンツを受信すると共に第2の端末装置
に送信するとき、第1の決済情報内の第1の金額情報を
増額し、第2の決済情報内の第2の金額情報を減額す
る。
【0009】更に、このシステムに用いる通信端末装置
は、利用者識別データをサーバ装置に送信するとともに
通話データの送受信を行う通信手段と、利用者識別デー
タに応じてサーバ装置から送信されたコンテンツ提供者
からのコンテンツを記憶する記憶手段と、コンテンツを
再生する再生手段と、通話データの着呼を検出したと
き、記憶手段よりコンテンツを読み出し、再生手段が当
該コンテンツを再生するように制御する制御手段とを備
える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたデータ
通信システムについて、図面を参照しながら説明する。
このデータ通信システムは、広告主からの楽曲データを
移動通信端末装置でダウンロードし、このデータを移動
通信端末装置の着信音として用い、楽曲データを着信音
として用いることの対価として移動通信端末装置の通話
料や通信料の割引を行うものである。
【0011】このデータ通信システム1は、図1に示す
ように、広告主となる音楽事務所、レコード会社等に設
置されるコンテンツ提供端末装置10と、このコンテン
ツ提供端末装置10よりアップロードされた楽曲データ
を記憶するサーバ装置20と、このサーバ装置20にア
クセスして楽曲データをダウンロードする移動通信端末
装置30とを備える。また、このデータ通信システム1
は、移動通信端末装置30の無線通信ネットワークの全
体を管理する中央管理装置50を備え、移動通信端末装
置30は、基地局2を介して中央管理装置50に接続さ
れる。また、コンテンツ提供端末装置10と中央管理装
置50とは、ISDN(Integrated Services Digital
Network)回線、CATV(Cable Television)回線、
光ケーブル回線等の電気通信回線を介してインターネッ
ト3内のプロバイダのサーバ装置20に接続される。す
なわち、移動通信端末装置30は、中央管理装置50を
介してインターネット3でサーバ装置20に接続され
る。
【0012】また、このデータ通信システム1は、移動
通信端末装置30の通話料金等の決済処理を行うための
課金サーバ装置60を備える。そして、課金サーバ装置
60には、サーバ装置20が専用線4により接続され、
また、中央管理装置50が専用線5により接続されてい
る。
【0013】広告主となる音楽事務所、レコード会社等
に設置されるコンテンツ提供端末装置10は、通常のパ
ーソナルコンピュータとほぼ同じ構成を有する装置であ
り、広告対象となる楽曲データが保存されると共にサー
バ装置20に開設されたホームページを閲覧するための
閲覧検索プログラム等の各種アプリケーションプログラ
ムが記憶された記憶部となるハードディスク(hard dis
k:以下、単にHDという。)11と、全体の動作を制
御する制御プログラムが記憶されたリード・オンリ・メ
モリ(read only memory:以下、単にROMという。)
12と、HD11やROM12に記憶されたプログラム
がロードされるランダム・アクセス・メモリ(random a
ccess memory:以下、単にRAMという。)13と、サ
ーバ装置20とデータの送受信を行うための送受信部1
4と、RAM13にロードされたプログラムに基づいて
全体の動作を制御する中央演算処理装置(central proc
essing unit:以下、CPUという。)15とを備え
る。また、このコンテンツ提供端末装置10は、入力操
作を行うためのキーボード、マウス、タッチパネル等か
らなる入力操作部16と、サーバ装置20からダウンロ
ードしたホームページ等を表示する表示部17と、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、ICカード、
テープカセット、ディスクカートリッジ等の外部記憶装
置が装着されるドライブ18とを備える。
【0014】このように構成されるコンテンツ提供端末
装置10では、音楽事務所やレーコード会社等の担当者
がHD11に保存された所望のアプリケーションプログ
ラムを起動するように入力操作部16より起動コマンド
を入力すると、CPU15がHD11やROM12より
必要なプログラムをRAM13に読み出し実行する。
【0015】例えば、音楽事務所やレーコード会社等の
担当者がサーバ装置20に開設されたホームページを閲
覧するときには、当該担当者が入力操作部16を用いて
そのホームページの所在を示すURL(uniform resour
ce location)を入力すると、CPU15が閲覧検索プ
ログラムやTCP/IP(transmission control proto
col/internet protocol)等の伝送プロトコルを実行
し、インターネット3を介して、サーバ装置20にアク
セスし、該当するホームページをダウンロードして表示
部17に表示する。
【0016】また、宣伝対象となる例えばアーティスト
の新曲の楽曲データをサーバ装置20にアップロード
は、入力操作部16で所定のURLを指定し、サーバ装
置20にアクセスした後、HD11やドライブ18に装
着された外部記憶装置に記憶されている当該楽曲データ
のファイルを指定し、サーバ装置20に送信することに
より行うことができる。また、このとき、コンテンツ提
供端末装置10は、提供する楽曲データの提供者を特定
するため提供者識別データとなる提供者IDもコンテン
ツと共に送信される。また、コンテンツ提供端末装置1
0は、コンテンツの提供者に対して広告料を課金するこ
とができるように、広告主、すなわちコンテンツ提供者
である音楽事務所やレコード会社の口座データを送信す
る。
【0017】なお、サーバ装置20にアップロードする
楽曲データは、移動通信端末装置30の着信音として用
いられることを目的とするものであるから、必ずしも楽
曲データの全部である必要は無く、例えば利用者に最も
感銘を与える部分、すなわち楽曲データの最初の部分や
サビの部分だけであってもよい。
【0018】また、このコンテンツ提供端末装置10で
は、必要なアプリケーションプログラムを、当該アプリ
ケーションプログラムを記憶している外部記憶装置をド
ライブ18に装着し読み出すことによって、また、送受
信部14をより当該アプリケーションプログラムをダウ
ンロードすることによってインストールすることができ
る。
【0019】コンテンツ提供端末装置10より広告対象
となる楽曲データがアップロードされるサーバ装置20
は、通常のコンピュータと同様な構成を有しており、ホ
ームページや各種アプリケーションプログラムが保存さ
れた記憶部21と、全体の動作を制御する制御プログラ
ム等が記憶されたROM22と、記憶部21やROM2
2に記憶されたプログラムがロードされるRAM23
と、コンテンツ提供端末装置10や中央管理装置50と
データの送受信を行う送受信部24と、RAM23にロ
ードされた記憶部21やROM22に記憶されたプログ
ラムに基づいて全体の動作を制御する制御部25とを備
える。また、このサーバ装置20は、外部記憶装置が装
着されるドライブ26とを備える。
【0020】記憶部21は、例えば大容量ハードディス
ク等からなり、ここには、宣伝対象となる楽曲データを
アップロードするために主にコンテンツ提供端末装置1
0がアクセスするホームページや、アップロードされた
楽曲データをダウンロードするためダウンロード可能な
楽曲データが紹介されており、主に中央管理装置50を
介して移動通信端末装置30がアクセスするホームペー
ジが保存されている。また、この記憶部21に設けられ
たデータベースには、コンテンツ提供端末装置10より
アップロードされた楽曲データが楽曲データの提供者で
ある提供者識別情報となる提供者IDに対応づけられて
保存されている。
【0021】このサーバ装置20は、コンテンツ提供端
末装置10より楽曲データがアップロードされると、送
受信部24で受信し、記憶部21のデータベースに提供
者IDに関連づけてコンテンツとなる楽曲データを記憶
部21に保存する。また、サーバ装置20は、移動通信
端末装置30より着信音をダウンロードするための要求
信号を送受信部24で受信すると、制御部25がその要
求信号に応じた楽曲データを移動通信端末装置30に送
信する。
【0022】また、このサーバ装置20では、必要なア
プリケーションプログラムを、当該アプリケーションプ
ログラムを記憶している外部記憶装置をドライブ26に
装着し読み出すことによって、また、送受信部14をよ
り当該アプリケーションプログラムをダウンロードする
ことによってインストールすることができる。
【0023】サーバ装置20にアクセスして楽曲データ
をダウンロードする移動通信端末装置30は、例えば携
帯型電話装置であり、基地局2との間でデータの送受信
を行うためのアンテナ31と、送受信するデータを増幅
するRF部32と、例えば4相位相偏移変調(QPS
K:quadrature frequency shift keying)されたデー
タを復調する復調部33と、時分割多元接続(TDM
A:time division multiple access)方式等でチャネル
コーディングされたデータより音声データ、楽曲データ
等を抽出すると共に送信するデータを同方式によってチ
ャネルコーディングするチャネルコーディック部34
と、送信するデータを4相位相偏移変調等の方式により
変調する変調部35とを備える。
【0024】また、この移動通信端末装置30は、チャ
ネルコーディング部34で抽出された音声データをAD
PCM(adaptive differential pulse code modulatio
n)方式等により復号する復号化部36と、復号化部3
6で復号された音声データをディジタル信号からアナロ
グ信号に変換するD/Aコンバータ37と、アナログ信
号の音声データを出力するスピーカ38と、音声を電気
信号に変換するマイクロフォン39と、アナログ信号の
音声データをディジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ40と、ディジタル信号に変換された音声データをA
DPCM方式等で符号化する符号化部41とを備える。
【0025】更に、移動通信端末装置30は、フラッシ
ュメモリ等の半導体メモリからなり、サーバ装置20か
らダウンロードした着信音となる楽曲データ等が保存さ
れる記憶部42と、全体の動作を制御する制御プログラ
ム等が記憶されたROM43と、記憶部42やROM4
3に記憶されたデータがロードされるRAM44と、R
AM44に読み出された制御プログラム等に基づいて全
体の動作を制御する制御部45と、電話番号やURL、
文字等を入力するためのテンキー等からなる入力操作部
46と、相手方電話番号やホームページを表示する液晶
表示パネル等からなる表示部47と、着信音等の再生音
量を段階的に調整する音量調節部48と、ICカード等
の小型の外部記憶装置が装着されるドライブ49とを備
える。
【0026】以上のような移動通信端末装置30を利用
者が電話として使用するとき、制御部45は、着呼信号
を検出すると、記憶部42に記憶されている楽曲データ
を着信音として用いるため読み出、このデータを復号化
部36で復号し、D/Aコンバータ37でディジタル信
号をアナログ信号に変換し、スピーカ38より出力す
る。着信音の音量は、音量調節部48の音量レベルに応
じて制御部45により制御される。そして、入力操作部
46を構成する着信釦を利用者が押すと、制御部45
は、回線を確立する。そして、基地局2より伝送されて
きた通話データは、アンテナで受信されると、RF部3
2で増幅され、復調部33でデータを復調され、チャネ
ルコーディング部34で音声データが抽出される。そし
て、チャネルコーディング部34で抽出された音声デー
タは、復号化部36で復号され、D/Aコンバータ37
でアナログ信号に変換され、スピーカ38より出力され
る。このとき、音声データは、スピーカ38の代わりに
ヘッドホンやイヤホンから出力するようにしてもよい。
【0027】また、利用者から発せられた音声は、マイ
クロフォン39でアナログ信号に変換され、A/Dコン
バータ40でディジタル信号にされる。ディジタル信号
に変換に変換された音声データは、符号化部41で符号
化され、チャネルコーディング部34でチャネルコーデ
ィングされ、更に変調部35で変調され、RF部32で
増幅された後アンテナ31より基地局2に送信される。
【0028】また、移動通信端末装置30で例えばサー
バ装置20に開設されたホームページを閲覧し、着信音
とする楽曲データをダウンロードするとき、利用者が入
力操作部46で所定のURLを入力し、入力操作部46
を構成する発信釦を押すと、制御部45は、発呼信号を
基地局2に送信する。そして、回線が確立すると、制御
部45は、所定のホームページをダウンロードし、表示
部47に表示する。
【0029】また、移動通信端末装置30は、サーバ装
置20から着信音として用いる楽曲データのダウンロー
ドを行う。すなわち、アンテナ31で受信された楽曲デ
ータは、RF部32で増幅され、復調部33で復調さ
れ、チャネルコーディング部34で楽曲データが抽出さ
れ、記憶部42に記憶される。この記憶部42に記憶さ
れた楽曲データは、着信音として用いられ、制御部45
は、着呼を検出したとき、記憶部42より当該楽曲デー
タを読み出し再生する。なお、制御部45は、サーバ装
置20からダウンロードした楽曲データの削除を禁止し
ている。すなわち、制御部45は、楽曲データに含まれ
る削除禁止フラグを検出することによって、サーバ装置
20からダウンロードした楽曲データが利用者の意思に
よって削除されないようにし、楽曲データの宣伝効果が
失われないようにしている。ここで、例えば、削除禁止
フラグとしては、着信音の楽曲データのダウンロード先
のURLを用いる。このURLは、本サービスを受ける
利用者が着信音として楽曲データをダウンロードするた
め移動通信端末装置30によってアクセスする場所だか
らである。
【0030】また、この移動通信端末装置30では、必
要なアプリケーションプログラムを、当該アプリケーシ
ョンプログラムを記憶している外部記憶装置をドライブ
49に装着し読み出すことによって、また、当該アプリ
ケーションプログラムをダウンロードすることによって
記憶部42にインストールすることができる。
【0031】また、移動通信端末装置30の無線通信ネ
ットワークの全体を管理する中央管理装置50は、基地
局2やサーバ装置20との間でデータの送受信を行う送
受信部51と、データをエンコード、デコードするコー
ディック52と、全体の動作を制御する制御プログラム
等が記憶されたROM53と、ROM53等に記憶され
た制御プログラムがロードされるRAM54と、移動通
信端末装置30の通話管理データ等が記憶される記憶部
55と、RAM54にロードされたプログラムに基づい
て全体の動作を制御する制御部56とを備える。
【0032】中央管理装置50は、複数の基地局2を制
御するものであり、移動通信端末装置30等の間の通話
を可能とするための交換局として機能する。また、移動
通信端末装置30の利用者毎の通話時間より演算される
通話料金データを記憶すると共に、課金サーバ装置60
にある口座データにアクセスするための口座アクセス鍵
データを記憶している。また、中央管理装置50は、サ
ーバ装置20とディジタルデータ、例えば楽曲データの
双方向通信を行う。
【0033】決済処理を行うための課金サーバ装置60
は、サーバ装置20や中央管理装置50とデータの送受
信を行うための送受信部61と、データをエンコード、
デコードするコーディック62と、全体の動作を制御す
る制御プログラム等が記憶されたROM63と、ROM
63等に記憶されたプログラムがロードされるRAM6
4と、口座データ等が記憶された記憶部65と、RAM
64にロードされたプログラムに基づいて全体の動作を
制御する制御部66とを備える。
【0034】課金サーバ装置60は、記憶部65に、楽
曲データ等の提供者の口座データ、移動通信端末装置3
0の利用者の口座データ等が記憶されている。この課金
サーバ装置60は、サーバ装置20や中央管理装置50
からアクセス要求や口座鍵データを受信したとき、制御
部66によって認証処理を行い、認証を取ることができ
たとき、所定の口座データを更新する。
【0035】次に、図2を参照して、移動通信端末装置
30の利用者が本サービスを受けるため、サーバ装置2
0にユーザ登録をし、コンテンツ提供者がサーバ装置2
0に楽曲データを送信し、利用者が着信音として楽曲デ
ータをダウンロードするまでの手順を説明する。
【0036】先ず、移動通信端末装置30の利用者が本
サービスを受けるためユーザ登録を行う手順について説
明すると、ステップS1において、移動通信端末装置3
0は、利用者が入力操作部46を操作することによっ
て、住所、年齢、性別、口座番号データ等の利用者デー
タをサーバ装置20に送信する。すると、サーバ装置2
0は、ステップS2において、移動通信端末装置30か
らのデータを受信し、ステップS3において、記憶部2
1に設けられたデータベースを更新する。具体的に、制
御部25は、下記表1に示すように、登録を行う利用者
毎にID(A、B、C、D、E・・・)を付与する。そ
して、制御部25は、この利用者IDに関連づけて電話
番号、年齢、性別等の利用者データを入力しデータベー
スを更新する。
【0037】
【表1】
【0038】次に、楽曲データの提供者がサーバ装置2
0に広告を行う楽曲データをサーバ装置20にアップロ
ードする手順について説明すると、コンテンツ提供端末
装置10は、ステップS4において、音楽事務所やレコ
ード会社の担当者が入力操作部16を操作することによ
って、広告対象とする楽曲データをサーバ装置20にア
ップロードする。このとき、コンテンツ提供端末装置1
0は、楽曲データと共に、移動通信端末装置30に配信
する配信条件や口座番号データ等を送信する。サーバ装
置20は、ステップS5において、コンテンツ提供端末
装置10からのデータを受信すると、記憶部21に設け
られたデータベースを更新する。具体的に、制御部25
は、下記表2に示すように、登録を行うコンテンツ提供
者毎にコンテンツ提供者ID(O、P、Q、R、S・・
・)を付与する。そして、制御部25は、ステップS6
において、このコンテンツ提供者IDに関連づけて楽曲
データ名、配信条件等を入力しデータベースを更新す
る。ここで、移動通信端末装置30への配信条件は、例
えば20歳代男性、20歳代女性、10歳代20歳代男
女といったものである。勿論、この配信条件は、ここに
挙げた条件に限定されるものではない。
【0039】
【表2】
【0040】ステップS7において、サーバ装置20
は、コンテンツ提供端末装置10から送信された配信条
件に基づいて、データベース内から移動通信端末装置3
0の利用者を検索する。例えば、表2に示すコンテンツ
提供者Oの場合を下記表3に基づいて説明すると、コン
テンツ提供者Oの配信条件は、20歳代男性である。そ
こで、制御部25は、表1に示すデータベースの中から
この条件に合致した移動通信端末装置30の利用者、す
なわちA、C、Dを抽出する。
【0041】
【表3】
【0042】そして、サーバ装置20は、ステップS8
において、ステップS7で抽出した利用者の移動通信端
末装置30に楽曲データを送信する。
【0043】ステップS9において、受信待機状態にあ
る移動通信端末装置30は、基地局2からの呼出信号を
受信すると、サーバ装置20から送信された楽曲データ
をダウンロードする。すなわち、移動通信端末装置30
は、アンテナ31で受信された楽曲データを、RF部3
2で増幅し、復調部33で復調し、チャネルコーディン
グ部34で楽曲データを抽出し記憶部42に記憶する。
【0044】移動通信端末装置30は、楽曲データのダ
ウンロードが完了すると、ステップS10において、楽
曲データのダウンロードが完了したことを示すダウンロ
ード完了信号をサーバ装置20に送信する。サーバ装置
20は、ステップS11において、移動通信端末装置3
0からのダウンロード完了信号を受信すると、次いで、
ステップS12において、配信した楽曲データの広告主
のコンテンツ提供端末装置10に配信完了通知を送信す
る。ステップS13において、コンテンツ提供端末装置
10がサーバ装置20からの配信完了通知を受信するこ
とで、コンテンツ提供者は、楽曲データが所定の条件を
満たす利用者の移動通信端末装置30に楽曲データが配
信されたことを知ることができる。
【0045】ここで、ステップS14において、サーバ
装置20は、コンテンツ提供者への課金データと移動通
信端末装置30の利用者への通話料の割引データを生成
する。すなわち、表1に示すように、利用者がサーバ装
置20より楽曲データを1回ダウンロードする毎に、2
00円の通話料の割引を受けることができるとすると、
利用者A、Cは、1回サーバ装置20から楽曲データを
ダウンロードしていることから、200円の通話料の割
引を受けることができ、利用者B、Eは、2回サーバ装
置20から楽曲データをダウンロードしていることか
ら、400円の割引を受けることができ、利用者Dは、
3回サーバ装置20から楽曲データをダウンロードして
いることから、600円の割引を受けることができる。
【0046】また、表2に示すように、1つの配信条件
につき10000円を課金することとすると、コンテン
ツ提供者Oは、「20歳代」と「男性」の2つを条件と
していることから、20000円課金されることにな
り、コンテンツ提供者Pは、「20歳代」と「女性」の
2つを条件としていることから、20000円課金され
ることになり、コンテンツ提供者Qは、「10歳代」と
「20歳代」と「男性」と「女性」の4つを条件として
いることから、40000円課金されることになり、コ
ンテンツ提供者Rは、「20歳代」と「男性」と「女
性」と「東京都在住」の4つを条件としていることか
ら、40000円課金されることとなり、コンテンツ提
供者Sは、「20歳代」と「男性」と「女性」の3つを
条件としていることから、30000円課金されること
となる。
【0047】以上のように利用者の割引データとコンテ
ンツ提供者の課金データとを生成したサーバ装置20
は、ステップS15において、利用者の割引データを、
中央管理装置50が通話料の割引を行うことができるよ
うに、中央管理装置50に送信し、コンテンツ提供者の
課金データを、課金サーバ装置60に送信する。
【0048】次に、利用者が移動通信端末装置30の着
信音として、サーバ装置20からダウンロードした楽曲
データを用いたときの動作について、図3を参照して説
明する。先ず、ステップS21において、制御部45
は、基地局2からの着呼信号の待機状態にある。そし
て、ステップS22において、制御部45は、着呼信号
の有無を検出している。そして、制御部45は、基地局
2からの着呼信号を受信したとき、ステップS23に進
み、基地局2からの着呼信号を受信していないとき、ス
テップS22を繰り返す。
【0049】制御部45は、基地局2からの着呼信号を
受信すると、ステップS23において、着信音としてサ
ーバ装置20からダウンロードし記憶部42に保存され
ている楽曲データを再生する。すなわち、記憶部42に
保存されている楽曲データは、データを復号化部36で
復号され、D/Aコンバータ37でディジタル信号から
アナログ信号に変換され、スピーカ38より出力され
る。着信音の音量は、音量調節部48の音量レベルに応
じて制御部45により制御される。
【0050】ステップS24において、利用者が入力操
作部46を構成する着信釦を押すと、制御部45は、回
線を確立する。そして、基地局2より伝送されてきた通
話データは、アンテナで受信され、RF部32で増幅さ
れ、復調部33でデータを復調され、チャネルコーディ
ング部34で音声データが抽出される。そして、チャネ
ルコーディング部34で抽出された音声データは、復号
化部36で復号され、D/Aコンバータ37でアナログ
信号に変換され、スピーカ38より出力される。利用者
から発せられた音声は、マイクロフォン39でアナログ
信号に変換され、A/Dコンバータ40でディジタル信
号にされる。ディジタル信号に変換された音声データ
は、符号化部41で符号化され、チャネルコーディング
部34でチャネルコーディングされ、更に変調部35で
変調され、RF部32で増幅された後アンテナ31より
基地局2に送信される。
【0051】そして、制御部45は、利用者によって、
入力操作部46を構成する回線の切断釦が押されると、
回線を切断し、再びステップS21に戻り、受信待機状
態となる。
【0052】ところで、中央管理装置50は、移動通信
端末装置30からの発呼信号を検出し回線が確立する
と、移動通信端末装置30の通話料金を通話時間に応じ
て加算する。そして、上記図2のステップS15におい
て、移動通信端末装置30の利用者の割引データをサー
バ装置20から受信すると、例えば1ヶ月毎に各利用者
の通話データの更新を行う。すなわち、中央管理装置5
0は、各利用者の通話料金から割引データの分を減算
し、通話データとなる請求金額を算出する。
【0053】
【表4】
【0054】表4に示す例では、利用者Aは、通話料金
が5000円であり、割引データが200円であるか
ら、請求金額が4800円となり、利用者Bは、通話料
金が6000円であり、割引データが400円であるか
ら、請求金額が5600円となり、利用者Cは、通話料
金が4000円であり、割引データが200円であるか
ら、請求金額が3800円となり、利用者Dは、通話料
金が3000円であり、割引データが600円であるか
ら、請求金額が2400円となり、利用者Eは、通話料
金が7000円であり、割引データが400円であるか
ら、請求金額が6600円となる。そして、中央管理装
置50は、このデータを課金サーバ装置60に送信す
る。
【0055】次に、以上のようなデータ通信システム1
の決済処理方法について、図4を参照して説明する。先
ず、ステップS31において、サーバ装置20と中央管
理装置50は、データベースの更新を行う。すなわち、
サーバ装置20は、上記表2に示すように、月極めで、
広告用に楽曲データをアップロードした各コンテンツ提
供者の課金データを生成する。また、中央管理装置50
は、上記表4に示すように、月極めで、通話料金からサ
ーバ装置20から送信された移動通信端末装置30の利
用者の割引データを差し引いて各移動通信端末装置30
の利用者の請求金額、すなわち通話データを生成する。
【0056】ステップS32において、サーバ装置20
は、専用線4を介してサーバIDと共に課金サーバ装置
60にアクセス要求を行い、中央管理装置50も、専用
線5を介して中央管理装置50のIDと共に課金サーバ
装置60にアクセス要求を行う。
【0057】アクセス要求受信待機状態にある課金サー
バ装置60は、ステップS33において、アクセス要求
を受信すると、ステップS34に進み、アクセス要求を
受信しないとき、ステップS33を繰り返す。そして、
課金サーバ装置60は、ステップS34において、サー
バ装置20から送信されたサーバIDに基づいて認証処
理を行い、また、中央管理装置50から送信された中央
管理装置50のIDに基づいて認証処理を行う。そし
て、課金サーバ装置60は、認証が取れたとき、ステッ
プS35に進み、認証が取れなかったとき、ステップS
36に進む。
【0058】ここで、移動通信端末装置30の利用者及
びコンテンツ提供者は、予め本システムのサービス用に
口座を指定しており、課金サーバ装置60は、課金サー
バ装置60は、それぞれの口座に対応して利用者口座用
鍵とコンテンツ提供者用鍵とが記憶されている。したが
って、認証が取れたとき、課金サーバ装置60は、ステ
ップS35において、サーバ装置20にコンテンツ提供
者用鍵を送信し、また、中央管理装置50に利用者口座
用鍵を送信する。
【0059】また、認証が取れなかったとき、課金サー
バ装置60は、ステップS36において、サーバ装置2
0に非認証信号を送信し、サーバ装置20の管理者、す
なわち本システムの管理者に認証が取れなかったことを
知らせ、また、中央管理装置50に非認証信号を送信
し、中央管理装置50の管理者に本システムの認証を取
ることができなかったことを知らせる。
【0060】ステップS37において、サーバ装置20
と中央管理装置50は、口座用鍵を受信したかどうかを
判断し、受信したとき、ステップS38に進み、受信し
なかったとき、ステップS39に進み、処理を終了す
る。
【0061】ステップS38において、サーバ装置20
は、コンテンツ提供者口座用鍵と共に上記表2の各コン
テンツ提供者の課金データを課金サーバ装置60に送信
し、また、中央管理装置50は、利用者口座用鍵と共に
上記表4の各利用者の割引を行った通話データを課金サ
ーバ装置60に送信する。
【0062】受信待機状態にある課金サーバ装置60
は、ステップS40において、サーバ装置20又は中央
管理装置50からのデータを受信すると、ステップS4
1に進み、受信しないとき、ステップS40を繰り返
す。ステップS41において、課金サーバ装置60は、
サーバ装置20又は中央管理装置50からのデータに基
づいてデータベースの更新、すなわち日付、入出金履
歴、残金等の更新を行う。
【0063】すなわち、課金サーバ装置60は、サーバ
装置20からの課金データに基づいて、コンテンツ提供
者口座データの更新を行い、また、サーバ装置20の管
理者の口座データにこの分の振込処理を行う。また、課
金サーバ装置60は、中央管理装置50からの割引通話
データに基づいて利用者の口座データの更新を行い、ま
た、この分を中央管理装置50の管理者の口座データに
振込処理を行う。
【0064】以上のようなデータ通信システム1によれ
ば、コンテンツ提供者が広く宣伝を行いたい楽曲データ
を利用者に移動通信端末装置30の着信音として使用さ
せることができることから、宣伝効果を高めることがで
きる。すなわち、本システム1は、街中で、所定の範囲
にいる多くの人に、着信音として再生された楽曲データ
を聞かせることで、宣伝効果を高めることができる。ま
た、楽曲データは、楽曲データのコンテンツ提供者から
の配信条件に従ってサーバ装置20から配信させること
ができることから、楽曲データの宣伝を効率良く行うこ
とができる。また、移動通信端末装置30の利用者は、
この通話料の割引を受けることができる。そして、本シ
ステムでは、利用者に対して通話料の割引というメリッ
トを与えることで、利用者の増加を図ることができ、活
性化を図ることができる。
【0065】次に、本発明が適用されたデータ通信シス
テム1の他の例について図5を参照して説明する。この
システムは、利用者の移動通信端末装置30が着信音と
してサーバ装置20よりダウンロードした楽曲データを
再生した回数をカウントし、この再生回数に応じて移動
通信端末装置30の通話料を割り引くものである。これ
は、着信音として楽曲データが再生される回数が多いほ
ど、より多くの人の耳に入ることになり、上述した例よ
り更に宣伝効果を高めることができるからである。な
お、このシステムは、上記図1と同じ構成を有するた
め、各装置の詳細は省略する。
【0066】先ず、サーバ装置20と移動通信端末装置
30とは、上記図2に示すステップS1〜ステップS7
までの処理を行う。次いで、サーバ装置20は、ステッ
プS51において、上記ステップS7で抽出したコンテ
ンツ提供端末装置10から送信された配信条件に合致し
た利用者の移動通信端末装置30に楽曲データを配信す
る。すると、ステップS52において、受信待機状態に
ある移動通信端末装置30は、基地局2からの呼出信号
を受信すると、サーバ装置20から送信された楽曲デー
タをダウンロードする。すなわち、移動通信端末装置3
0は、アンテナ31で受信された楽曲データを、RF部
32で増幅し、復調部33で復調し、チャネルコーディ
ング部34で楽曲データを抽出し記憶部42に記憶す
る。
【0067】移動通信端末装置30は、楽曲データのダ
ウンロードが完了すると、ステップS53において、楽
曲データのダウンロードが完了したことを示すダウンロ
ード完了信号をサーバ装置20に送信する。サーバ装置
20は、ステップS54において、移動通信端末装置3
0からのダウンロード完了信号を受信すると、次いで、
ステップS55において、配信した楽曲データの広告主
のコンテンツ提供端末装置10に配信完了通知を送信す
る。ステップS56において、コンテンツ提供端末装置
10がサーバ装置20からの配信完了通知を受信するこ
とで、コンテンツ提供者は、楽曲データが所定の条件を
満たす利用者の移動通信端末装置30に楽曲データが配
信されたことを知ることができる。
【0068】ここで、ステップS57において、サーバ
装置20は、上記表1及び表2に示すように、コンテン
ツ提供者への課金データと移動通信端末装置30の利用
者への通話料の割引データを生成する。
【0069】一方、楽曲データをサーバ装置20からダ
ウンロードして受信待機状態にある移動通信端末装置3
0は、ステップS58において、着呼信号の有無を検出
している。そして、移動通信端末装置30は、基地局2
からの着呼信号を受信したとき、ステップS59に進
み、基地局2からの着呼信号を受信していないとき、ス
テップS58を繰り返す。
【0070】移動通信端末装置30は、基地局2からの
着呼信号を受信すると、ステップS59において、着信
音としてサーバ装置20からダウンロードし記憶部42
に保存されている楽曲データを再生する。すなわち、記
憶部42に保存されている楽曲データは、データを復号
化部36で復号され、D/Aコンバータ37でディジタ
ル信号からアナログ信号にされ、スピーカ38より出力
される。
【0071】ステップS60において、利用者が入力操
作部46を構成する着信釦を押すと、移動通信端末装置
30は、回線を確立する。そして、基地局2より伝送さ
れてきた通話データは、アンテナで受信され、RF部3
2で増幅され、復調部33でデータを復調され、チャネ
ルコーディング部34で音声データが抽出される。そし
て、チャネルコーディング部34で抽出された音声デー
タは、復号化部36で復号され、D/Aコンバータ37
でアナログ信号にされ、スピーカ38より出力される。
利用者から発せられた音声は、マイクロフォン39でア
ナログ信号にされ、A/Dコンバータ40でディジタル
信号にされる。ディジタル信号にされた音声データは、
符号化部41で符号化され、チャネルコーディング部3
4でチャネルコーディングされ、更に変調部35で変調
され、RF部32で増幅された後アンテナ31より基地
局2に送信される。そして、移動通信端末装置30は、
利用者によって、入力操作部46を構成する回線の切断
釦が押されると、回線を切断する。
【0072】ここで、移動通信端末装置30の制御部4
5は、ステップS61において、着信音としてサーバ装
置20よりダウンロードした楽曲データが記憶部42よ
り読み出され再生された回数をカウントする。そして、
移動通信端末装置30は、ステップS62において、所
定期間内、例えば1ヶ月間における着信音として楽曲デ
ータを再生した回数をサーバ装置20に送信する。
【0073】サーバ装置20は、ステップS63におい
て、移動通信端末装置30から送信された楽曲データの
再生回数を受信する。すなわち、サーバ装置20は、こ
こで、楽曲データを配信した全ての移動通信端末装置3
0から楽曲データの再生回数を受信する。そして、サー
バ装置20は、コンテンツ提供者に楽曲データの再生回
数を知らせるため、各移動通信端末装置30から送信さ
れた再生回数を合計し、ステップS64において、コン
テンツ提供端末装置10にこの楽曲データの全再生回数
を送信する。ステップS65において、コンテンツ提供
端末装置10が利用者の楽曲データの全再生回数を受信
すると、音楽事務所、レコード会社等の各担当者は、楽
曲データが移動通信端末装置30で着信音として再生さ
れた回数を知ることができ、楽曲データの宣伝状況を知
ることができる。
【0074】そして、サーバ装置20は、ステップS6
6において、移動通信端末装置30の各利用者の楽曲デ
ータの再生回数に対する割引データを生成し、ダウンロ
ード回数に応じた割引データに加算し、各利用者の合計
の割引データを生成する。
【0075】
【表5】
【0076】例えば、上記表5に示すように、利用者が
サーバ装置20より楽曲データを1回ダウンロードする
毎に、200円の通話料の割引を受けることができ、更
に、楽曲データの着信音としての再生回数に応じた割引
を0回〜9回までを0円とし、10回〜19回までを1
00円とし、20回〜29回までを200円とし、30
回〜39回までを300円とし、40回〜49回までを
400円とし、50回〜59回までを500円とする。
【0077】すると、利用者Aは、ダウンロード回数が
1回で再生回数が10回であるから、ダウンロード回数
による割引データが200円となり、再生回数による割
引データが100円となり、合計の割引データが300
円となり、利用者Bは、ダウンロード回数が2回で再生
回数が20回であるから、ダウンロード回数による割引
データが400円となり、再生回数による割引データが
200円となり、合計の割引データが600円となり、
利用者Cは、ダウンロード回数が1回で再生回数が30
回であるから、ダウンロード回数による割引データが2
00円となり、再生回数による割引データが300円と
なり、合計の割引データが500円となり、利用者D
は、ダウンロード回数が3回で再生回数が40回である
から、ダウンロード回数による割引データが600円と
なり、再生回数による割引データが400円となり、合
計の割引データが1000円となり、利用者Eは、ダウ
ンロード回数が2回で再生回数が50回であるから、ダ
ウンロード回数による割引データが400円となり、再
生回数による割引データが500円となり、合計の割引
データが900円となる。
【0078】なお、サーバ装置20は、コンテンツ提供
者の課金データについては、上記表2の例と同様に生成
する。
【0079】以上のように利用者の合計の割引データと
コンテンツ提供者の課金データとを生成したサーバ装置
20は、ステップS67において、利用者の割引データ
を、中央管理装置50が通話料の割引を行うことができ
るように、中央管理装置50に送信し、コンテンツ提供
者の課金データを、課金サーバ装置60に送信する。
【0080】ところで、中央管理装置50は、移動通信
端末装置30からの発呼信号を検出し回線が確立する
と、移動通信端末装置30の通話料金を通話時間に応じ
て加算する。そして、上記図5のステップS67におい
て、移動通信端末装置30の利用者の合計の割引データ
をサーバ装置20から受信すると、例えば1ヶ月毎に各
利用者の通話データの更新を行う。すなわち、中央管理
装置50は、各利用者の通話料金から合計の割引データ
の分を減算し、通話データとなる請求金額を算出する。
すなわち、中央管理装置50は、各利用者の通話料金か
ら割引データの分を減算し、通話データとなる請求金額
を算出する。
【0081】
【表6】
【0082】表6に示す例では、利用者Aは、通話料金
が5000円であり、割引データが300円であるか
ら、請求金額が4700円となり、利用者Bは、通話料
金が6000円であり、割引データが600円であるか
ら、請求金額が5400円となり、利用者Cは、通話料
金が4000円であり、割引データが500円であるか
ら、請求金額が3500円となり、利用者Dは、通話料
金が3000円であり、割引データが1000円である
から、請求金額が2000円となり、利用者Eは、通話
料金が7000円であり、割引データが900円である
から、請求金額が6100円となる。そして、中央管理
装置50は、このデータを課金サーバ装置60に送信す
る。
【0083】そして、上記図4に示すフローチャートに
従ってサーバ装置20は、コンテンツ提供者に対する課
金データを送信し、中央管理装置50は、利用者に対す
る課金データを課金サーバ装置60に送信する。課金サ
ーバ装置60は、サーバ装置20又は中央管理装置50
からのデータに基づいてデータベースの更新、すなわち
日付、入出金履歴、残金等の更新を行う。すなわち、課
金サーバ装置60は、サーバ装置20からの課金データ
に基づいて、コンテンツ提供者口座データの更新を行
い、また、サーバ装置20の管理者の口座データにこの
分の振込処理を行う。また、課金サーバ装置60は、中
央管理装置50からの割引通話データに基づいて利用者
の口座データの更新を行い、また、この分を中央管理装
置50の管理者の口座データに振込処理を行う。
【0084】以上のようなデータ通信システムでは、上
述した例より移動通信端末装置30の利用者の通話デー
タを楽曲データの再生回数に応じて更に割り引かれるか
ら、利用者の本システムへの加入を更に促すことがで
き、本システムの活性化を更に図ることができる。な
お、図5のステップS61では、移動通信端末装置30
の制御部45は、通話回線の切断後に楽曲データ読み出
し再生回数をカウントするが、本例はこれに限定される
ものではなく、例えばステップS59により制御部45
の制御のもと、記憶部42に保存されている楽曲データ
が再生開始された後、直ちに、制御部45が楽曲データ
読み出し再生回数をカウントするようにしてもよい。
【0085】更に、本発明が適用されたデータ通信シス
テム1の他の例について図6を参照して説明する。この
システムは、移動通信端末装置30でのサーバ装置20
からダウンロードした楽曲データを着信音として再生し
たとき、再生音量が大きいほど移動通信端末装置30の
通話料を割り引くものである。これは、着信音として楽
曲データが大きい音量で再生されるほど、より多くの人
の耳に入り、宣伝効果を高めることができるからであ
る。なお、このシステムは、上記図1と同じ構成を有す
るため、各装置の詳細は省略する。
【0086】先ず、サーバ装置20と移動通信端末装置
30とは、上記図2に示すステップS1〜ステップS7
までの処理を行う。次いで、サーバ装置20は、ステッ
プS71において、上記ステップS7で抽出したコンテ
ンツ提供端末装置10から送信された配信条件に合致し
た利用者の移動通信端末装置30に楽曲データを配信す
る。すると、ステップS72において、受信待機状態に
ある移動通信端末装置30は、基地局2からの呼出信号
を受信すると、サーバ装置20から送信された楽曲デー
タをダウンロードする。すなわち、移動通信端末装置3
0は、アンテナ31で受信された楽曲データを、RF部
32で増幅し、復調部33で復調し、チャネルコーディ
ング部34で楽曲データを抽出し記憶部42に記憶す
る。
【0087】移動通信端末装置30は、楽曲データのダ
ウンロードが完了すると、ステップS73において、楽
曲データのダウンロードが完了したことを示すダウンロ
ード完了信号をサーバ装置20に送信する。サーバ装置
20は、ステップS74において、移動通信端末装置3
0からのダウンロード完了信号を受信すると、次いで、
ステップS75において、配信した楽曲データの広告主
のコンテンツ提供端末装置10に配信完了通知を送信す
る。ステップS76において、コンテンツ提供端末装置
10がサーバ装置20からの配信完了通知を受信するこ
とで、コンテンツ提供者は、楽曲データが所定の条件を
満たす利用者の移動通信端末装置30に楽曲データが配
信されたことを知ることができる。
【0088】ここで、ステップS77において、サーバ
装置20は、上記表1及び表2に示すように、コンテン
ツ提供者への課金データと移動通信端末装置30の利用
者への通話料の割引データを生成する。
【0089】一方、楽曲データをサーバ装置20からダ
ウンロードして受信待機状態にある移動通信端末装置3
0は、ステップS78において、着呼信号の有無を検出
している。そして、移動通信端末装置30は、基地局2
からの着呼信号を受信したとき、ステップS79に進
み、基地局2からの着呼信号を受信していないとき、ス
テップS78を繰り返す。
【0090】移動通信端末装置30は、基地局2からの
着呼信号を受信すると、ステップS79において、着信
音としてサーバ装置20からダウンロードし記憶部42
に保存されている楽曲データを再生する。すなわち、記
憶部42に保存されている楽曲データは、データを復号
化部36で復号され、D/Aコンバータ37でディジタ
ル信号からアナログ信号に変換され、スピーカ38より
出力される。このとき、着信音の音量は、音量調節部4
8の音量レベルに応じて制御部45により制御される。
具体的に、音量レベルは、音量調節部48の操作に応じ
て再生音を発しない0レベルから段階的に、例えば4レ
ベルまで、5段階で大きくなるように調節される。
【0091】ここで、移動通信端末装置30の制御部4
5は、ステップS80において、着信音としてサーバ装
置20よりダウンロードした楽曲データが記憶部42よ
り読み出され再生された回数をカウントする。また、制
御部45は、着信音として楽曲データが再生されたとき
の音量レベルを検出する。
【0092】そして、ステップS81において、利用者
が入力操作部46を構成する着信釦を押すと、移動通信
端末装置30は、回線を確立する。そして、基地局2よ
り伝送されてきた通話データは、アンテナで受信され、
RF部32で増幅され、復調部33でデータを復調さ
れ、チャネルコーディング部34で音声データが抽出さ
れる。そして、チャネルコーディング部34で抽出され
た音声データは、復号化部36で復号され、D/Aコン
バータ37でアナログ信号に変換され、スピーカ38よ
り出力される。利用者から発せられた音声は、マイクロ
フォン39でアナログ信号に変換され、A/Dコンバー
タ40でディジタル信号に変換される。ディジタル信号
に変換に変換された音声データは、符号化部41で符号
化され、チャネルコーディング部34でチャネルコーデ
ィングされ、更に変調部35で変調され、RF部32で
増幅された後アンテナ31より基地局2に送信される。
そして、移動通信端末装置30は、利用者によって、入
力操作部46を構成する回線の切断釦が押されると、回
線を切断する。
【0093】そして、移動通信端末装置30は、ステッ
プS82において、所定期間内、例えば1ヶ月間におけ
る着信音として楽曲データを再生したときの音量レベル
の平均化を行う。すなわち、移動通信端末装置30は、
所定期間内における各楽曲データの再生時の音量レベル
を加算し、この音量レベルの合計値を所定期間内の再生
回数で除算し、所定期間内における再生時の音量レベル
の平均値を算出する。そして、移動通信端末装置30
は、ステップS83において、所定期間内、例えば1ヶ
月間における着信音として楽曲データを再生した回数と
所定期間内に再生した楽曲データの音量レベルの平均値
をサーバ装置20に送信する。
【0094】サーバ装置20は、ステップS84におい
て、移動通信端末装置30から送信された楽曲データの
再生回数と所定期間内に再生した楽曲データの音量レベ
ルの平均値を受信する。すなわち、サーバ装置20は、
ここで、楽曲データを配信した全ての移動通信端末装置
30から楽曲データの再生回数と再生音量レベルの平均
値を受信する。そして、サーバ装置20は、コンテンツ
提供者に楽曲データの再生回数と再生音量レベルの平均
値を知らせるため、ステップS85において、コンテン
ツ提供端末装置10にこれらのデータを送信する。ステ
ップS86において、コンテンツ提供端末装置10がこ
れらのデータを受信すると、音楽事務所、レコード会社
等の各担当者は、楽曲データが移動通信端末装置30で
着信音として再生された回数や再生音量レベルを知るこ
とができ、楽曲データの宣伝状況を知ることができる。
【0095】そして、サーバ装置20は、ステップS8
7において、移動通信端末装置30の各利用者の楽曲デ
ータの再生回数及び再生音量レベルに対する割引データ
を生成し、これらをダウンロード回数に応じた割引デー
タに加算し、各利用者の合計の割引データを生成する。
【0096】
【表7】
【0097】例えば、上記表7に示すように、利用者が
サーバ装置20より楽曲データを1回ダウンロードする
毎に、200円の通話料の割引を受けることができ、更
に、楽曲データの着信音としての再生回数に応じた割引
を0回〜9回までを0円とし、10回〜19回までを1
00円とし、20回〜29回までを200円とし、30
回〜39回までを300円とし、40回〜49回までを
400円とし、50回〜59回までを500円とし、再
生音量レベルの平均値がレベル0で0円とし、レベル1
で10円とし、レベル2で20円とし、レベル3で30
円とし、レベル4で40円とする。
【0098】すると、利用者Aは、ダウンロード回数が
1回で再生回数が10回で音量レベルが3であるから、
ダウンロード回数による割引データが200円となり、
再生回数による割引データが100円となり、音量レベ
ルによる割引データが30円となり、合計の割引データ
が330円となり、利用者Bは、ダウンロード回数が2
回で再生回数が20回で、音量レベルが4であるから、
ダウンロード回数による割引データが400円となり、
再生回数による割引データが200円となり、音量レベ
ルによる割引データが40円となり、合計の割引データ
が640円となり、利用者Cは、ダウンロード回数が1
回で再生回数が30回で音量レベルが2であるから、ダ
ウンロード回数による割引データが200円となり、再
生回数による割引データが300円となり、音量レベル
による割引データが20円となり、合計の割引データが
520円となり、利用者Dは、ダウンロード回数が3回
で再生回数が40回で音量レベルが2であるから、ダウ
ンロード回数による割引データが600円となり、再生
回数による割引データが400円となり、音量レベルに
よる割引データが20円となり、合計の割引データが1
020円となり、利用者Eは、ダウンロード回数が2回
で再生回数が50回で音量レベルが2であるから、ダウ
ンロード回数による割引データが400円となり、再生
回数による割引データが500円となり、音量レベルに
よる割引データが20円となり、合計の割引データが9
20円となる。
【0099】なお、サーバ装置20は、コンテンツ提供
者の課金データについては、上記表2の例と同様に生成
する。
【0100】以上のように利用者の合計の割引データと
コンテンツ提供者の課金データとを生成したサーバ装置
20は、ステップS88において、利用者の割引データ
を、中央管理装置50が通話料の割引を行うことができ
るように、中央管理装置50に送信し、コンテンツ提供
者の課金データを、課金サーバ装置60に送信する。
【0101】ところで、中央管理装置50は、移動通信
端末装置30からの発呼信号を検出し回線が確立する
と、移動通信端末装置30の通話料金を通話時間に応じ
て加算する。そして、上記図6のステップS87におい
て、移動通信端末装置30の利用者の合計の割引データ
をサーバ装置20から受信すると、例えば1ヶ月毎に各
利用者の通話データの更新を行う。すなわち、中央管理
装置50は、各利用者の通話料金から合計の割引データ
の分を減算し、通話データとなる請求金額を算出する。
すなわち、中央管理装置50は、各利用者の通話料金か
ら割引データの分を減算し、通話データとなる請求金額
を算出する。
【0102】
【表8】
【0103】表8に示す例では、利用者Aは、通話料金
が5000円であり、割引データが330円であるか
ら、請求金額が4670円となり、利用者Bは、通話料
金が6000円であり、割引データが640円であるか
ら、請求金額が5360円となり、利用者Cは、通話料
金が4000円であり、割引データが520円であるか
ら、請求金額が3480円となり、利用者Dは、通話料
金が3000円であり、割引データが1020円である
から、請求金額が1980円となり、利用者Eは、通話
料金が7000円であり、割引データが920円である
から、請求金額が6080円となる。そして、中央管理
装置50は、このデータを課金サーバ装置60に送信す
る。
【0104】そして、上記図4に示すフローチャートに
従ってサーバ装置20は、コンテンツ提供者に対する課
金データを送信し、中央管理装置50は、利用者に対す
る課金データを課金サーバ装置60に送信する。課金サ
ーバ装置60は、サーバ装置20又は中央管理装置50
からのデータに基づいてデータベースの更新、すなわち
日付、入出金履歴、残金等の更新を行う。すなわち、課
金サーバ装置60は、サーバ装置20からの課金データ
に基づいて、コンテンツ提供者口座データの更新を行
い、また、サーバ装置20の管理者の口座データにこの
分の振込処理を行う。また、課金サーバ装置60は、中
央管理装置50からの割引通話データに基づいて利用者
の口座データの更新を行い、また、この分を中央管理装
置50の管理者の口座データに振込処理を行う。
【0105】以上のようなデータ通信システムでは、上
述した例より移動通信端末装置30の利用者の通話デー
タを楽曲データの再生回数に応じて更に割り引き、更に
楽曲データの再生音量レベルに応じても通話データが割
り引かれることから、利用者の本システムへの加入を更
に促すことができ、本システムの活性化を更に図ること
ができる。ここで、図6のステップS82では、移動通
信端末装置30の制御部45は、所定期間毎に楽曲デー
タの再生音量レベルの平均化を行っているが、本例はこ
れに限定されるものではなく、例えばステップS80に
おいて、制御部45が楽曲データ読み出し再生回数をカ
ウントすると共に再生音量のレベル検出をした後、直ち
に、制御部45が楽曲データ読み出し再生回数(1回)
及びそのときの再生音量レベルをサーバ装置20に送信
するようにしてもよい。このときサーバ装置20は、楽
曲データが再生される度に受信される楽曲データ読み出
し再生回数(1回/1送信)及びそのときの再生音量レ
ベルを合計し、所定期間毎にその合計値に従って利用者
に対する割引データを演算する。
【0106】更に、本発明が適用されたデータ通信シス
テム1の他の例について図7を参照して説明する。この
システムは、移動通信端末装置30がサーバ装置20か
ら着信音として楽曲データをダウンロードしているにも
かかわらず、着信音に楽曲データを用いなかったとき
に、通話データの割引を行わないようにするものであ
る。これは、利用者が周囲の人に迷惑がかからないよう
に、着信音を鳴らないようにしているときには楽曲デー
タが第三者の耳に入ることが無く楽曲データの宣伝効果
を得ることができなくなるからである。なお、このシス
テムは、上記図1と同じ構成を有するため、各装置の詳
細は省略する。
【0107】先ず、サーバ装置20と移動通信端末装置
30とは、上記図2に示すステップS1〜ステップS7
までの処理を行う。次いで、サーバ装置20は、ステッ
プS91において、上記ステップS7で抽出したコンテ
ンツ提供端末装置10から送信された配信条件に合致し
た利用者の移動通信端末装置30に楽曲データを配信す
る。すると、ステップS92において、受信待機状態に
ある移動通信端末装置30は、基地局2からの呼出信号
を受信すると、サーバ装置20から送信された楽曲デー
タをダウンロードする。すなわち、移動通信端末装置3
0は、アンテナ31で受信された楽曲データを、RF部
32で増幅し、復調部33で復調し、チャネルコーディ
ング部34で楽曲データを抽出し記憶部42に記憶す
る。
【0108】移動通信端末装置30は、楽曲データのダ
ウンロードが完了すると、ステップS93において、楽
曲データのダウンロードが完了したことを示すダウンロ
ード完了信号をサーバ装置20に送信する。サーバ装置
20は、ステップS94において、移動通信端末装置3
0からのダウンロード完了信号を受信すると、次いで、
ステップS95において、配信した楽曲データの広告主
のコンテンツ提供端末装置10に配信完了通知を送信す
る。ステップS96において、コンテンツ提供端末装置
10がサーバ装置20からの配信完了通知を受信するこ
とで、コンテンツ提供者は、楽曲データが所定の条件を
満たす利用者の移動通信端末装置30に楽曲データが配
信されたことを知ることができる。
【0109】ここで、ステップS97において、サーバ
装置20は、上記表1及び表2に示すように、コンテン
ツ提供者への課金データと移動通信端末装置30の利用
者への通話料の割引データを生成する。
【0110】一方、楽曲データをサーバ装置20からダ
ウンロードして受信待機状態にある移動通信端末装置3
0は、ステップS98において、着呼信号の有無を検出
している。そして、移動通信端末装置30は、基地局2
からの着呼信号を受信したとき、ステップS99に進
み、基地局2からの着呼信号を受信していないとき、ス
テップS98を繰り返す。
【0111】移動通信端末装置30は、基地局2からの
着呼信号を受信すると、ステップS99において、着信
を利用者に知らせるための着信音を再生しない消音モー
ドになっているかどうかを判断する。そして、移動通信
端末装置30は、消音モードになっているとき、ステッ
プS100に進み、消音モードになっていないとき、ス
テップS102に進む。
【0112】ステップS100において、移動通信端末
装置30は、例えば、詳細は省略するが移動通信端末装
置30の筐体に内蔵された振動付与機構を動作させ筐体
を振動させることによって、また、表示部47を点灯さ
せることによって、利用者に呼出中であることを知らせ
る。そして、ステップS101において、利用者が入力
操作部46を構成する着信釦を押すと、移動通信端末装
置30は、回線を確立する。そして、基地局2より伝送
されてきた通話データは、アンテナで受信され、RF部
32で増幅され、復調部33でデータを復調され、チャ
ネルコーディング部34で音声データが抽出される。そ
して、チャネルコーディング部34で抽出された音声デ
ータは、復号化部36で復号され、D/Aコンバータ3
7でアナログ信号に変換され、スピーカ38より出力さ
れる。利用者から発せられた音声は、マイクロフォン3
9でアナログ信号に変換され、A/Dコンバータ40で
ディジタル信号に変換される。ディジタル信号に変換に
変換された音声データは、符号化部41で符号化され、
チャネルコーディング部34でチャネルコーディングさ
れ、更に変調部35で変調され、RF部32で増幅され
た後アンテナ31より基地局2に送信される。そして、
移動通信端末装置30は、利用者によって、入力操作部
46を構成する回線の切断釦が押されると、回線を切断
する。
【0113】また、ステップS99において、消音モー
ドでないと判断したとき、移動通信端末装置30は、ス
テップS102において、着信音としてサーバ装置20
からダウンロードし記憶部42に保存されている楽曲デ
ータを再生する。すなわち、記憶部42に保存されてい
る楽曲データは、データを復号化部36で復号され、D
/Aコンバータ37でディジタル信号からアナログ信号
に変換され、スピーカ38より出力される。そして、ス
テップS103において、利用者が入力操作部46を構
成する着信釦を押すと、移動通信端末装置30は、回線
を確立し、相手方と会話ができるようにする。そして、
移動通信端末装置30は、利用者によって、入力操作部
46を構成する回線の切断釦が押されると、回線を切断
する。
【0114】ここで、移動通信端末装置30の制御部4
5は、ステップS104において、着信音としてサーバ
装置20よりダウンロードした楽曲データが記憶部42
より読み出され再生された回数をカウントする。そし
て、移動通信端末装置30は、ステップS105におい
て、所定期間内、例えば1ヶ月間における着信音として
楽曲データを再生した回数をサーバ装置20に送信す
る。すなわち、ここで、移動通信端末装置30が送信す
るデータは、着信回数ではなく着信時に楽曲データを再
生した回数となる。
【0115】サーバ装置20は、ステップS106にお
いて、移動通信端末装置30から送信された楽曲データ
の再生回数を受信する。すなわち、サーバ装置20は、
ここで、楽曲データを配信した全ての移動通信端末装置
30から楽曲データの再生回数を受信する。そして、サ
ーバ装置20は、コンテンツ提供者に楽曲データの再生
回数を知らせるため、各移動通信端末装置30から送信
された再生回数を合計し、ステップS107において、
コンテンツ提供端末装置10にこの楽曲データの全再生
回数を送信する。ステップS108において、コンテン
ツ提供端末装置10が利用者の楽曲データの全再生回数
を受信すると、音楽事務所、レコード会社等の各担当者
は、楽曲データが移動通信端末装置30で着信音として
再生された回数を知ることができ、楽曲データの宣伝状
況を知ることができる。
【0116】そして、サーバ装置20は、ステップS1
09において、上記表5に示すように、移動通信端末装
置30の各利用者の楽曲データの再生回数に対する割引
データを生成し、ダウンロード回数に応じた割引データ
に加算し、各利用者の合計の割引データを生成する。
【0117】なお、サーバ装置20は、コンテンツ提供
者の課金データについては、上記表2の例と同様に生成
する。
【0118】以上のように利用者の合計の割引データと
コンテンツ提供者の課金データとを生成したサーバ装置
20は、ステップS110において、利用者の割引デー
タを、中央管理装置50が通話料の割引を行うことがで
きるように、中央管理装置50に送信し、コンテンツ提
供者の課金データを、課金サーバ装置60に送信する。
【0119】ところで、中央管理装置50は、移動通信
端末装置30からの発呼信号を検出し回線が確立する
と、移動通信端末装置30の通話料金を通話時間に応じ
て加算する。そして、上記図5のステップS87におい
て、移動通信端末装置30の利用者の合計の割引データ
をサーバ装置20から受信すると、例えば1ヶ月毎に各
利用者の通話データの更新を行う。すなわち、中央管理
装置50は、各利用者の通話料金から合計の割引データ
の分を減算し、通話データとなる請求金額を算出する。
すなわち、中央管理装置50は、上記表6に示したよう
に各利用者の通話料金から割引データの分を減算し、通
話データとなる請求金額を算出する。
【0120】そして、上記図4に示すフローチャートに
従ってサーバ装置20は、コンテンツ提供者に対する課
金データを送信し、中央管理装置50は、利用者に対す
る課金データを課金サーバ装置60に送信する。課金サ
ーバ装置60は、サーバ装置20又は中央管理装置50
からのデータに基づいてデータベースの更新、すなわち
日付、入出金履歴、残金等の更新を行う。すなわち、課
金サーバ装置60は、サーバ装置20からの課金データ
に基づいて、コンテンツ提供者口座データの更新を行
い、また、サーバ装置20の管理者の口座データにこの
分の振込処理を行う。また、課金サーバ装置60は、中
央管理装置50からの割引通話データに基づいて利用者
の口座データの更新を行い、また、この分を中央管理装
置50の管理者の口座データに振込処理を行う。
【0121】以上のようなデータ通信システムでは、着
信音を消音しているときは割引の対象外としており、利
用者が楽曲データを再生した回数分、すなわち利用者が
楽曲データの宣伝に寄与した分だけを正確に利用者に還
元することができる。ここで、図7のステップS104
では、移動通信端末装置30の制御部45は、通話回線
の切断後に楽曲データ再生回数をカウントするが、本例
はこれに限定されるものではなく、例えばステップS1
02により制御部45の制御のもと、記憶部42に保存
されている楽曲データが再生開始と同時に、制御部45
が楽曲データ再生回数を監視し、楽曲データの再生終了
後、楽曲データ再生回数を検出するようにしてもよい。
【0122】更に、本発明が適用されたデータ通信シス
テム1の他の例について、図8及び図9を参照して説明
する。このシステムは、移動通信端末装置30で着信音
用の楽曲データをダウンロードするときに、表示部47
に表示された画面を見て選択することができるものであ
る。これによって、移動通信端末装置30の利用者は、
好きな楽曲を着信音として用いることができると共に、
通話料の割引を得ることができる。なお、このシステム
は、上記図1と同じ構成を有するため、各装置の詳細は
省略する。
【0123】先ず、ステップS121において、コンテ
ンツ提供端末装置10は、宣伝対象となる楽曲データ
を、提供者IDや口座データと共にサーバ装置20にア
ップロードする。ステップS122において、サーバ装
置20は、コンテンツ提供端末装置10からのデータを
受信すると、ステップS123において、データベース
を更新し、ホームページにコンテンツ提供者がアップロ
ードした楽曲データをホームページに公表する。例えば
図8に示すように、ホームページには、出店者IDに対
応づけて楽曲データのタイトル等が表示されている。な
お、ホームページには、楽曲データ毎に通話料の割引率
が異なるときにはその割引率を表示したり、また、楽曲
データに関連する情報、例えばその楽曲データが用いら
れているテレビコマーシャル、テレビドラマ、映画等を
表示するようにしてもよい。
【0124】利用者が着信音として楽曲データをダウン
ロードするとき、利用者は、移動通信端末装置30によ
って上記ホームページにアクセスし、表示部47にホー
ムページを表示させる。ここで、利用者は、例えば楽曲
データの一部等をダウンロードして試聴することによっ
て、ダウンロードする楽曲データを判断することができ
る。そして、移動通信端末装置30は、利用者の入力操
作部46の操作に応じて、表示部47に表示された楽曲
データの一覧の中から1つの楽曲データを選択する。そ
して、例えば図8に示すダウンロード釦をクリックする
と、移動通信端末装置30は、ステップS124におい
て、選択した楽曲データのダウンロード要求信号をサー
バ装置20に送信する。ここで、移動通信端末装置30
は、このダウンロード要求信号と共に、住所、年齢、性
別、口座番号データ等の利用者データをサーバ装置20
に送信する。ステップS125において、サーバ装置2
0は、これらの信号を受信すると、次いで、選択された
楽曲データを移動通信端末装置30に送信を開始し、移
動通信端末装置30は、ステップS126において、楽
曲データのダウンロードを開始する。そして、移動通信
端末装置30は、アンテナ31で受信された楽曲データ
を、RF部32で増幅し、復調部33で復調し、チャネ
ルコーディング部34で楽曲データを抽出し記憶部42
に記憶する。
【0125】移動通信端末装置30は、楽曲データのダ
ウンロードが完了すると、ステップS127において、
楽曲データのダウンロードが完了したことを示すダウン
ロード完了信号をサーバ装置20に送信する。サーバ装
置20は、ステップS128において、移動通信端末装
置30からのダウンロード完了信号を受信すると、次い
で、ステップS129において、配信した楽曲データの
広告主のコンテンツ提供端末装置10に配信完了通知を
送信する。ステップS130において、コンテンツ提供
端末装置10がサーバ装置20からの配信完了通知を受
信することで、コンテンツ提供者は、楽曲データが所定
の条件を満たす利用者の移動通信端末装置30に楽曲デ
ータが配信されたことを知ることができる。
【0126】ここで、ステップS131において、サー
バ装置20は、上記表1に示すように、移動通信端末装
置30の利用者への通話料の割引データを生成する。ま
た、サーバ装置20は、コンテンツ提供者への課金デー
タを生成する。なお、コンテンツ提供者への課金は、上
述した例と異なり配信条件が無いことから一律同じ金額
がコンテンツ提供者に課金される。
【0127】一方、楽曲データをサーバ装置20からダ
ウンロードして受信待機状態にある移動通信端末装置3
0は、ステップS132において、着呼信号の有無を検
出している。そして、移動通信端末装置30は、基地局
2からの着呼信号を受信したとき、ステップS133に
進み、基地局2からの着呼信号を受信していないとき、
ステップS132を繰り返す。
【0128】移動通信端末装置30は、基地局2からの
着呼信号を受信すると、ステップS133において、着
信音としてサーバ装置20からダウンロードし記憶部4
2に保存されている楽曲データを再生する。すなわち、
記憶部42に保存されている楽曲データは、データを復
号化部36で復号され、D/Aコンバータ37でディジ
タル信号からアナログ信号に変換され、スピーカ38よ
り出力される。
【0129】ステップS134において、利用者が入力
操作部46を構成する着信釦を押すと、移動通信端末装
置30は、回線を確立する。そして、基地局2より伝送
されてきた通話データは、アンテナで受信され、RF部
32で増幅され、復調部33でデータを復調され、チャ
ネルコーディング部34で音声データが抽出される。そ
して、チャネルコーディング部34で抽出された音声デ
ータは、復号化部36で復号され、D/Aコンバータ3
7でアナログ信号に変換され、スピーカ38より出力さ
れる。利用者から発せられた音声は、マイクロフォン3
9でアナログ信号に変換され、A/Dコンバータ40で
ディジタル信号に変換される。ディジタル信号に変換に
変換された音声データは、符号化部41で符号化され、
チャネルコーディング部34でチャネルコーディングさ
れ、更に変調部35で変調され、RF部32で増幅され
た後アンテナ31より基地局2に送信される。そして、
移動通信端末装置30は、利用者によって、入力操作部
46を構成する回線の切断釦が押されると、回線を切断
する。
【0130】ここで、移動通信端末装置30の制御部4
5は、ステップS135において、着信音としてサーバ
装置20よりダウンロードした楽曲データが記憶部42
より読み出され再生された回数をカウントする。そし
て、移動通信端末装置30は、ステップS136におい
て、所定期間内、例えば1ヶ月間における着信音として
楽曲データを再生した回数をサーバ装置20に送信す
る。
【0131】サーバ装置20は、ステップS137にお
いて、移動通信端末装置30から送信された楽曲データ
の再生回数を受信する。すなわち、サーバ装置20は、
ここで、楽曲データを配信した全ての移動通信端末装置
30から楽曲データの再生回数を受信する。そして、サ
ーバ装置20は、コンテンツ提供者に楽曲データの再生
回数を知らせるため、各移動通信端末装置30から送信
された再生回数を合計し、ステップS138において、
コンテンツ提供端末装置10にこの楽曲データの全再生
回数を送信する。ステップS139において、コンテン
ツ提供端末装置10が利用者の楽曲データの全再生回数
を受信すると、音楽事務所、レコード会社等の各担当者
は、楽曲データが移動通信端末装置30で着信音として
再生された回数を知ることができ、楽曲データの宣伝状
況を知ることができる。
【0132】そして、サーバ装置20は、ステップS1
40において、上記表5に示すように、移動通信端末装
置30の各利用者の楽曲データの再生回数に対する割引
データを生成し、ダウンロード回数に応じた割引データ
に加算し、各利用者の合計の割引データを生成する。
【0133】以上のように利用者の合計の割引データと
コンテンツ提供者の課金データとを生成したサーバ装置
20は、ステップS141において、利用者の割引デー
タを、中央管理装置50が通話料の割引を行うことがで
きるように、中央管理装置50に送信し、コンテンツ提
供者の課金データを、課金サーバ装置60に送信する。
【0134】ところで、中央管理装置50は、移動通信
端末装置30からの発呼信号を検出し回線が確立する
と、移動通信端末装置30の通話料金を通話時間に応じ
て加算する。そして、上記図5のステップS87におい
て、移動通信端末装置30の利用者の合計の割引データ
をサーバ装置20から受信すると、例えば1ヶ月毎に各
利用者の通話データの更新を行う。すなわち、中央管理
装置50は、上記表6に従って、各利用者の通話料金か
ら合計の割引データの分を減算し、通話データとなる請
求金額を算出する。すなわち、中央管理装置50は、各
利用者の通話料金から割引データの分を減算し、通話デ
ータとなる請求金額を算出する。
【0135】そして、上記図4に示すフローチャートに
従ってサーバ装置20は、コンテンツ提供者に対する課
金データを送信し、中央管理装置50は、利用者に対す
る課金データを課金サーバ装置60に送信する。課金サ
ーバ装置60は、サーバ装置20又は中央管理装置50
からのデータに基づいてデータベースの更新、すなわち
日付、入出金履歴、残金等の更新を行う。すなわち、課
金サーバ装置60は、サーバ装置20からの課金データ
に基づいて、コンテンツ提供者口座データの更新を行
い、また、サーバ装置20の管理者の口座データにこの
分の振込処理を行う。また、課金サーバ装置60は、中
央管理装置50からの割引通話データに基づいて利用者
の口座データの更新を行い、また、この分を中央管理装
置50の管理者の口座データに振込処理を行う。
【0136】以上のようなデータ通信システムでは、利
用者の通話データが楽曲データの再生回数に応じて更に
割り引かれると共に好きな楽曲を着信音として用いるこ
とができ、本システムの活性化を更に図ることができ
る。なお、図9のステップS135では、移動通信端末
装置30の制御部45は、通話回線の切断後に楽曲デー
タ読み出し再生回数をカウントするが、本例はこれに限
定されるものではなく、例えばステップS133により
制御部45の制御のもと、記憶部42に保存されている
楽曲データが再生開始された後、直ちに、制御部45が
楽曲データ読み出し再生回数をカウントするようにして
もよい。
【0137】ところで、上述したコンテンツ提供端末装
置10、サーバ装置20通常のコンピュータで構成され
ており、上述した一連の処理を実行するには、上記一連
の処理を実行するためのコンピュータプログラムを各装
置にインストールすればよい。すなわち、各装置には、
各処理を実行するためのコンピュータプログラムが記録
された光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半
導体メモリを用いるICカード等の外部記憶装置をドラ
イブ18,26,49に装着し、これらコンピュータプ
ログラムは、ドライブ18,26を駆動することによっ
て、外部記憶装置から読み出され、記憶装置であるHD
11や記憶部21にインストールされる。また、このコ
ンピュータプログラムは、インターネット3、LAN
(local area network)や衛星を介して各装置にインス
トールすることもできる。また、移動通信端末装置30
では、ドライブ49にICカードを装着し、ICカード
よりコンピュータプログラムを読み出すことによって、
記憶部42にインストールすることができる。勿論、イ
ンターネット3等を介してインストールするようにして
もよい。
【0138】また、楽曲データをインターネット3を介
して送受信する際には、ATRAC3(Adaptive Trans
form Acoustic Coding 3:商標)、MPEG−2AAC
(Motion Picture Expert Group 2 Advanced Audio Cod
ing:商標)、MP3(MPEG-1 Audio Layer3:商標)、
TwinVQ(Transform-Domain Weighted Interleave
Vector Quantization:商標)、MS Audio(W
MA:Windows Media Audio:商標)、Ogg Vorb
is(商標)等の方式でデータを圧縮することで円滑に
データの送受信を行うことができる。
【0139】また、楽曲データの他に、楽曲と組み合わ
された宣伝用のビデオデータを用いてもよい。このと
き、ビデオデータは、着信音として楽曲が再生されてい
るときに表示部47に表示される。このようなビデオデ
ータの送受信を行うときには、MPEG4、MPEG7
等の方式でデータを圧縮することで円滑にデータの送受
信を行うことができる。
【0140】また、サーバ装置20と課金サーバ装置6
0とは、同一の装置で構成し、簡素化を図るようにして
もよい。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、コンテンツ提供者が広
く宣伝を行いたいコンテンツを利用者に第2の端末装置
の着信音として使用させることができることから、宣伝
効果を高めることができる。すなわち、街中で、着信音
が届く範囲にいる多くの人に、着信音として再生された
コンテンツを聞かせることで、宣伝効果を高めることが
できる。また、第2の端末装置の利用者は、この通話料
の割引を受けることができる。そして、本システムで
は、利用者に対して通話料の割引というメリットを与え
ることで、利用者の増加を図ることができ、活性化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ通信システムの具体的
な構成を示すブロック図である。
【図2】移動通信端末装置の利用者がサーバ装置にユー
ザ登録をし、コンテンツ提供者がサーバ装置に楽曲デー
タを送信し、利用者が着信音として楽曲データをダウン
ロードするまでの手順を説明するためのフローチャート
である。
【図3】サーバ装置からダウンロードした楽曲データを
着信音として用いる場合の移動通信端末装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図4】決済処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
【図5】利用者の移動通信端末装置が着信音としてサー
バ装置よりダウンロードした楽曲データを再生した回数
をカウントし、この再生回数に応じて移動通信端末装置
の通話料を割り引くシステムを説明するフローチャート
である。
【図6】移動通信端末装置でのサーバ装置からダウンロ
ードした楽曲データを着信音として再生したとき、再生
音量が大きいほど移動通信端末装置の通話料を割り引く
システムを説明するフローチャートである。
【図7】移動通信端末装置がサーバ装置から着信音とし
て楽曲データをダウンロードしているにもかかわらず、
着信音に楽曲データを用いなかったときに、通話データ
の割引を行わないようにするシステムを説明するフロー
チャートである。
【図8】楽曲データをダウンロードするための選択画面
を説明する図である。
【図9】移動通信端末装置で着信音用の楽曲データをダ
ウンロードするときに、表示部に表示された画面を見て
選択することができるシステムを説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 データ通信システム、3 インターネット、10
コンテンツ提供端末装置、20 サーバ装置、30 移
動通信端末装置、50 中央管理装置、60 課金サー
バ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 15/02 G10K 15/02 H04M 11/08 H04M 11/08 H04N 7/173 640 H04N 7/173 640Z H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツと、このコンテンツの提供者
    に対応する提供者識別データを送信する第1の端末装置
    と、 上記コンテンツと上記提供者識別データを受信し、記憶
    するとサーバ装置と、 上記サーバ装置に利用者識別データを送信すると共に、
    この利用者識別データに基づいてサーバ装置より配信さ
    れた上記コンテンツを受信し記憶し、着呼したとき、上
    記コンテンツを再生する第2の端末装置とを備え、 上記サーバ装置は、上記提供者識別データに対応づけた
    第1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の
    決済情報とを記憶しており、上記第1の端末装置より上
    記コンテンツを受信すると共に上記第2の端末装置に送
    信するとき、上記第1の決済情報内の第1の金額情報を
    増額し、上記第2の決済情報内の第2の金額情報を減額
    するデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 上記第1の決済情報は、上記提供者識別
    データに対応する第1の口座データを有すると共に、上
    記第2の決済情報は、上記利用者識別データに対応する
    第2の口座データを有し、 上記サーバ装置は、上記第1の決済情報及び上記第2の
    決済情報を外部の決済センタに送信する通信手段を備
    え、 上記決済センタにより、上記第1の金額情報に対応する
    金額に基づいて上記第1の口座データに対応する口座に
    対する決済処理及び上記第2の金額情報に対応する金額
    に基づいて上記第2の口座データに対応する口座に対す
    る決済処理が実行される請求項1記載のデータ通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記第2の端末装置は、上記サーバ装置
    から送信された上記コンテンツを記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶される上記コンテンツを読み出すと
    共に再生する再生手段と、他の端末装置からの着呼を検
    出する着呼検出手段と、上記着呼検出手段により着呼が
    検出されたとき、上記再生手段が上記コンテンツを再生
    し、更に、上記コンテンツが再生されているとき、ユー
    ザ操作に応じて上記他の端末装置との通話回線を確立す
    ると共に当該コンテンツの再生を停止する制御手段とを
    備える請求項1記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 上記サーバ装置は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生回数が多くなるほど、
    上記第2の金額情報を減額する請求項3記載のデータ通
    信システム。
  5. 【請求項5】 上記サーバ装置は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生音量が大きいほど、上
    記第2の金額情報を減額する請求項4記載のデータ通信
    システム。
  6. 【請求項6】 上記サーバ装置は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生音量が0より大きいと
    きのみ、上記第2の金額情報を減額する請求項5記載の
    データ通信システム。
  7. 【請求項7】 上記第2の端末装置は、上記コンテンツ
    が上記再生手段により再生される度に再生回数を計数す
    る計数手段と、上記コンテンツが上記再生手段により再
    生されたときの再生音量を足し込む足し込み手段とを備
    え、 上記制御手段は、所定期間毎に、計数手段による計数結
    果を上記コンテンツの再生回数とし、上記足し込み手段
    による足し込み結果を上記計数結果で除算し、この除算
    結果を上記コンテンツの再生音量として上記サーバ装置
    に送信する請求項5記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 上記サーバ装置は、上記第1の端末装置
    から送信された上記コンテンツの配信条件を満たすよう
    に上記第2の端末装置から送信された利用者識別データ
    を選択し、この選択した利用者識別データに対応した第
    2の端末装置に上記コンテンツを送信する請求項1記載
    のデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 上記サーバ装置は、上記第2の端末装置
    によるアクセスに応じて上記コンテンツのリストを上記
    第2の端末装置に返信し、 上記第2の端末装置は、上記コンテンツのリストからダ
    ウンロードを所望するコンテンツを選択する選択手段を
    有する請求項1記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 上記第2の端末装置は、上記サーバ装
    置から送信されたコンテンツの削除を禁止する削除禁止
    制御手段を備える請求項1記載のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 上記コンテンツは、楽曲データである
    請求項1記載のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 上記コンテンツは、宣伝用ビデオデー
    タである請求項1記載のデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 上記コンテンツの提供者は、コンテン
    ツの広告主である請求項1記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 上記第2の端末装置は、移動通信端末
    装置である請求項1記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 上記第2の端末装置は、複数の携帯電
    話である請求項14記載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 第1の端末装置から送信されたコンテ
    ンツとこのコンテンツの提供者識別データとを受信する
    通信手段と、 上記通信手段で受信したコンテンツを提供者識別データ
    に対応づけて記憶する記憶手段と、 第2の端末装置より受信した利用者識別データに基づい
    て、上記通信手段より上記コンテンツを上記第2の端末
    装置に送信する制御手段とを備え、 上記記憶手段は、上記提供者識別データに対応づけた第
    1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の決
    済情報とを記憶し、 上記制御手段は、上記通信部により上記第1の端末装置
    より上記コンテンツを受信すると共に上記第2の端末装
    置に送信するとき、上記第1の決済情報内の第1の金額
    情報を増額し、上記第2の決済情報内の第2の金額情報
    を減額するサーバ装置。
  17. 【請求項17】 上記第1の決済情報は、上記提供者識
    別データに対応する第1の口座データを有すると共に、
    上記第2の決済情報は、上記利用者識別データに対応す
    る第2の口座データを有し、 上記通信手段は、上記第1の決済情報及び上記第2の決
    済情報を外部の決済センタに送信し、 上記決済センタにより、上記第1の金額情報に対応する
    金額に基づいて上記第1の口座データに対応する口座に
    対する決済処理及び上記第2の金額情報に対応する金額
    に基づいて上記第2の口座データに対応する口座に対す
    る決済処理が実行される請求項16記載のサーバ装置。
  18. 【請求項18】 上記制御手段は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生回数が多くなるほど、
    上記第2の金額情報を減額する請求項16記載のサーバ
    装置。
  19. 【請求項19】 上記制御手段は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生音量が大きいほど、上
    記第2の金額情報を減額する請求項18記載のサーバ装
    置。
  20. 【請求項20】 上記制御手段は、上記第2の端末装置
    上における上記コンテンツの再生音量が0より大きいと
    きのみ、上記第2の金額情報を減額する請求項19記載
    のサーバ装置。
  21. 【請求項21】 上記制御手段は、上記第1の端末装置
    から送信された上記コンテンツの配信条件を満たすよう
    に上記第2の端末装置から送信された利用者識別データ
    を選択し、この選択した利用者識別データに対応した第
    2の端末装置に上記コンテンツを送信するように上記通
    信手段を制御する請求項16記載のサーバ装置。
  22. 【請求項22】 上記制御手段は、上記第2の端末装置
    によるアクセスに応じて上記コンテンツのリストを上記
    第2の端末装置に返信するように上記通信手段を制御す
    る請求項16記載のサーバ装置。
  23. 【請求項23】 上記コンテンツは、楽曲データである
    請求項16記載のサーバ装置。
  24. 【請求項24】 上記コンテンツは、宣伝用ビデオデー
    タである請求項16記載のサーバ装置。
  25. 【請求項25】 上記コンテンツの提供者は、コンテン
    ツの広告主である請求項16記載のサーバ装置。
  26. 【請求項26】 利用者識別データをサーバ装置に送信
    するとともに通話データの送受信を行う通信手段と、 上記利用者識別データに応じて上記サーバ装置から送信
    されたコンテンツ提供者からのコンテンツを記憶する記
    憶手段と、 上記コンテンツを再生する再生手段と、 上記通話データの着呼を検出したとき、上記記憶手段よ
    りコンテンツを読み出し、上記再生手段が当該コンテン
    ツを再生するように制御する制御手段とを備える通信端
    末装置。
  27. 【請求項27】 上記制御手段は、上記着呼が検出され
    たとき、上記再生手段が上記コンテンツを再生し、更
    に、上記コンテンツが再生されているとき、ユーザ操作
    に応じて上記他の端末装置との通話回線を確立すると共
    に当該コンテンツの再生を停止する請求項26記載の通
    信端末装置。
  28. 【請求項28】 上記制御手段は、上記通信手段が、上
    記再生手段による上記コンテンツの再生回数を上記サー
    バ装置に対して送信するように制御する請求項27記載
    の通信端末装置。
  29. 【請求項29】 上記制御手段は、上記通信手段が、上
    記再生手段による上記コンテンツの再生音量を上記サー
    バ装置に対して送信するように制御する請求項28記載
    の通信端末装置。
  30. 【請求項30】 更に、上記コンテンツが上記再生手段
    により再生される度に再生回数を計数する計数手段と、 上記コンテンツが上記再生手段により再生されたときの
    再生音量を足し込む足し込み手段とを備え、 上記制御手段は、所定期間毎に、計数手段による計数結
    果を上記コンテンツの再生回数とし、上記足し込み手段
    による足し込み結果を上記計数結果で除算し、この除算
    結果を上記コンテンツの再生音量として上記サーバ装置
    に送信する請求項29記載の通信端末装置。
  31. 【請求項31】 上記制御手段は、上記通信手段が上記
    サーバ装置にコンテンツのリストを要求する要求信号を
    送信するように制御し、 更に、上記要求信号に応じて上記サーバ装置から送信さ
    れるコンテンツのリストからダウンロードを所望するコ
    ンテンツを選択する選択手段を有する請求項26記載の
    通信端末装置。
  32. 【請求項32】 更に、上記サーバ装置から送信された
    コンテンツの上記記憶手段からの削除を禁止する削除禁
    止制御手段を備える請求項26記載の通信端末装置。
  33. 【請求項33】 上記コンテンツは、楽曲データである
    請求項26記載の通信端末装置。
  34. 【請求項34】 上記コンテンツは、宣伝用ビデオデー
    タである請求項26記載の通信端末装置。
  35. 【請求項35】 上記コンテンツの提供者は、コンテン
    ツの広告主である請求項26記載の通信端末装置。
  36. 【請求項36】 上記通信端末装置は、移動通信端末装
    置である請求項26記載の通信端末装置。
  37. 【請求項37】 上記通信端末装置は、複数の携帯電話
    である請求項36記載の通信端末装置。
  38. 【請求項38】 第1の端末装置がコンテンツと、この
    コンテンツの提供者に対応する提供者識別データをサー
    バ装置に送信し、 第2の端末装置が上記サーバ装置に利用者識別データを
    送信し、 上記サーバ装置が上記コンテンツ、上記提供者識別デー
    タ及び上記利用者識別データを受信すると共に記憶し、 上記サーバ装置は、上記提供者識別データに対応づけた
    第1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の
    決済情報とを記憶しており、上記コンテンツの受信と共
    に上記第1の決済情報内の第1の金額情報を増額し、 上記サーバ装置が上記利用者識別データに基づいて上記
    第2の端末装置に上記コンテンツを配信し、 上記サーバ装置は、上記コンテンツの配信と共に、上記
    第2の決済情報内の第2の金額情報を減額し、 上記第2の端末装置が上記配信されたコンテンツを受信
    すると共に記憶し、 上記第2の端末装置が着呼したとき、上記コンテンツを
    再生する通信方法。
  39. 【請求項39】 上記サーバ装置が第1の端末装置から
    コンテンツ及び提供者識別データを受信すると共に第2
    の端末装置から記利用者識別データを受信すると共に記
    憶し、 上記サーバ装置は、上記提供者識別データに対応づけた
    第1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の
    決済情報とを記憶しており、上記コンテンツの受信と共
    に上記第1の決済情報内の第1の金額情報を増額し、 上記サーバ装置が上記利用者識別データに基づいて上記
    第2の端末装置に上記コンテンツを配信し、 上記サーバ装置は、上記コンテンツの配信と共に、上記
    第2の決済情報内の第2の金額情報を減額する通信方
    法。
  40. 【請求項40】 通信端末装置がサーバ装置に利用者識
    別データを送信し、 上記利用者識別データに応じて上記サーバ装置から送信
    されたコンテンツ提供者からのコンテンツを記憶し、 通話データの着呼を検出したとき、上記記憶されるコン
    テンツを読み出し、当該コンテンツを再生する通信方
    法。
  41. 【請求項41】 通信方法プログラムが記憶される記憶
    媒体であって、上記プログラムは、 上記サーバ装置が第1の端末装置からコンテンツ及び提
    供者識別データを受信すると共に第2の端末装置から記
    利用者識別データを受信すると共に記憶し、 上記サーバ装置は、上記提供者識別データに対応づけた
    第1の決済情報と利用者識別データに対応づけた第2の
    決済情報とを記憶しており、上記コンテンツの受信と共
    に上記第1の決済情報内の第1の金額情報を増額し、 上記サーバ装置が上記利用者識別データに基づいて上記
    第2の端末装置に上記コンテンツを配信し、 上記サーバ装置は、上記コンテンツの配信と共に、上記
    第2の決済情報内の第2の金額情報を減額する記憶媒
    体。
  42. 【請求項42】 通信方法プログラムが記憶される記憶
    媒体であって、上記プログラムは、 通信端末装置がサーバ装置に利用者識別データを送信
    し、 上記利用者識別データに応じて上記サーバ装置から送信
    されたコンテンツ提供者からのコンテンツを記憶し、 通話データの着呼を検出したとき、上記記憶されるコン
    テンツを読み出し、当該コンテンツを再生する記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108184A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kenwood Corp 車載装置及びコンテンツ再生方法
CN108053249A (zh) * 2017-12-17 2018-05-18 湖北联城通科技发展有限公司 一种基于物联网的信息发布系统
JP2020009000A (ja) * 2018-07-04 2020-01-16 株式会社ビデオリサーチ 再生状況調査システム、再生状況調査方法、及びプログラム

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