JP2002259819A - 携帯電話を用いた広告システム - Google Patents

携帯電話を用いた広告システム

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JP2002259819A
JP2002259819A JP2001061110A JP2001061110A JP2002259819A JP 2002259819 A JP2002259819 A JP 2002259819A JP 2001061110 A JP2001061110 A JP 2001061110A JP 2001061110 A JP2001061110 A JP 2001061110A JP 2002259819 A JP2002259819 A JP 2002259819A
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Masahiro Seki
政弘 関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの利便性を損なうことなく、高い確率
でユーザを広告情報に誘導できる広告システムを確立す
る。 【解決手段】 インターネット20経由でユーザの携帯電
話22に配信可能な広告情報を、各広告情報の提供者に関
連付けて蓄積しておくWeb広告データベース37と、携帯
電話22から広告情報の配信要求が出力された場合に、We
b広告データベース37から所定の広告情報を抽出して携
帯電話22に配信する広告情報配信部32と、携帯電話22か
ら広告情報を閲覧したことを示す出力があった場合に、
当該広告情報に関連付けられた一定のポイントをユーザ
に関連付けてユーザデータベース35内の該当項目に記録
するポイント管理部31と、当該ポイントに対応した課金
情報を、広告情報の提供者に関連付けて決済情報データ
ベース38に記録する決済処理部34とを備えた広告システ
ム10。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は広告システムに係
り、特に、インターネット接続機能を備えた携帯電話に
対して様々な広告情報を配信することが可能な広告シス
テムに関する。
【002】
【従来の技術】近時、携帯電話(PHSを含む)の普及
率が爆発的に高まり、その中でインターネット接続機能
を備えた携帯電話の占める割合も増加してきている。携
帯電話のユーザは、文字通り携帯電話を日常的に持ち歩
いており、パソコンよりも簡単にインターネットに接続
できるため、ちょっとした空き時間を利用してメールチ
ェックやホームページの閲覧を行っている。このよう
に、携帯電話を不特定多数の人間が頻繁に利用する状況
に至った結果、これを広告媒体として有効利用したいと
いう要請が生じるのは当然の成り行きであり、実際に幾
つかの広告手法が試みられている。
【003】例えば、携帯電話のディスプレイ上に小さな
バナー広告を表示させ、ユーザがこれを選択するとリン
ク先のWebサイトからWebページが送信されるように仕組
まれた広告手法がある。あるいは、一旦広告会社のサー
バに携帯電話から電話を掛けて接続し、音声広告を一定
時間聴くことを条件に、一定時間の無料通話が許される
システムもある。
【004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話を介した広告システムは、何れも実験段階に止
まっており、とても本格的な広告媒体として活用されて
いるとはいえない。バナー広告の場合でいえば、ただで
さえ狭い携帯電話のディスプレイにバナーを貼るための
十分なスペースを確保することは困難であり、インパク
トの強い広告を行うことは期待できない。また、音声広
告を聴くことを条件に無料電話を掛けられるシステムの
場合、ユーザが携帯電話のスピーカから耳を遠ざけてい
ても広告終了後には無料電話を掛けることができてしま
うため、広告効果に関しては疑問が残るといわざるを得
ない。また、ユーザの側からしても、電話を掛けたいと
きに一々広告情報を聞いてからというのでは面倒であ
り、結局利用しなくなってしまうことが危惧される。
【005】他方で、インターネット接続機能を備えた携
帯電話の普及に伴い、携帯電話専用のWebサイトを立ち
上げて様々な情報やサービスを提供する事業者がつぎつ
ぎと登場してきているが、そのほとんどが収益に繋がっ
ていないという問題がある。すなわち、NTTドコモ(登
録商標)のような通信キャリアに公認されたWebサイト
であれば、通話料に上乗せする形で利用料を徴収するこ
とができるが、大多数のWebサイトは公認を得ることが
できず、したがって無料でサービスを提供せざるを得な
いのが現状である。今後、質の高いサービスや情報をユ
ーザに提供していくためには、未公認のWebサイトに対
しても何らかの形で合理的な利用料を獲得できる途を用
意すべきであるといえる。
【006】この発明は、従来の携帯電話を用いた広告シ
ステムが抱えている記問題を解決するために案出された
ものであり、ユーザの利便性を損なうことなく、高い確
率でユーザを広告情報に誘導できるシステムの確立を主
たる目的としている。また、この広告システムに関連し
て、携帯電話向けにサービスを提供しているWebサイト
に対し安定した収益源を提供することが可能なシステム
の実現をも目的としている。
【007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の携帯電話を用いた広告システム
は、インターネット経由でユーザの携帯電話に配信可能
な広告情報を、各広告情報の提供者に関連付けて蓄積し
ておく広告情報記憶手段と、インターネット接続機能を
備えたユーザの携帯電話から広告情報の配信要求が出力
された場合に、上記広告情報記憶手段から所定の広告情
報を抽出してユーザの携帯電話に配信する手段と、ユー
ザの携帯電話から当該広告情報を閲覧したことを示す出
力があった場合に、当該広告情報に関連付けられた一定
のポイントを、当該ユーザに関連付けてポイント情報記
憶手段に記録する手段と、当該ポイントに対応した課金
情報を、上記広告情報の提供者に関連付けて所定の記憶
手段に記録する手段とを備えたことを特徴としている。
この広告システムによれば、携帯電話を通じて広告情報
を閲覧することで金銭的価値を備えたポイントを獲得す
ることができるため、各ユーザが積極的に広告情報の配
信を要求するようになることが期待できる。
【008】請求項2に記載の携帯電話を用いた広告シス
テムは、各広告情報に広告の内容に対応したジャンルを
示す識別情報を予め付加しておくと共に、各ユーザが選
択した配信希望ジャンルを、該ユーザに関連付けて記録
しておく所定の記憶手段を設けておき、記ユーザの携帯
電話から広告情報の配信要求が出力された場合に、当該
ユーザの配信希望ジャンルに合致する識別情報が付加さ
れた広告情報を上記広告情報記憶手段から抽出し、当該
ユーザの携帯電話に配信することを特徴としている。こ
のように、予めユーザの好みの広告ジャンルを登録して
おき、これに合致する広告情報を優先的に配信するよう
に構成することにより、各ユーザが興味を持って広告情
報に接するようになることが期待でき、結果として広告
効果を高めることができる。
【009】請求項3に記載の携帯電話を用いた広告シス
テムは、各広告情報に配信対象の属性を特定する識別情
報を予め付加しておくと共に、各ユーザの属性情報を当
該ユーザに関連付けて記録しておく所定の記憶手段を設
けておき、上記ユーザの携帯電話から広告情報の配信要
求が出力された場合に、当該ユーザの属性に合致する識
別情報が付加された広告情報を上記広告情報記憶手段か
ら抽出し、当該ユーザの携帯電話に配信することを特徴
としている。このように、予めユーザの属性を登録して
おき、これに合致する広告情報を優先的に配信するよう
に構成すれば、自己にとって有益な広告情報を各ユーザ
が入手できるようになり、結果として広告効果を高める
ことができる。
【0010】請求項4に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムは、上記の各広告情報中に携帯電話の入力手段に
よって選択可能なマークを少なくとも一つ挿入してお
き、上記ユーザの携帯電話から当該マークを選択したこ
とを示す出力があった場合に、当該広告情報に関連付け
られた一定のポイントを、当該ユーザに関連付けて上記
ポイント情報記憶手段に記録することを特徴としてい
る。このように、広告情報中に所定のマークを埋め込ん
でおき、これを選択したことをもって広告の閲覧完了と
認定することにより、ユーザの関心を広告内容に向けさ
せることが可能となる。例えば、このマークを広告情報
の末尾に配置しておけば、少なくともユーザは広告情報
を末尾までスクロールしてマークを表示させなければな
らなくなる。また、広告情報の途中に複数のマークをア
トランダムに埋め込んでおき、全てのマークを選択しな
い限りポイントが付与されないものと設定しておけば、
マークを選択する過程を通じて広告内容に目を通さざる
を得なくなる。あるいは、広告情報の末尾に広告内容に
関連した質問(クイズ)と回答の選択肢を用意してお
き、正答した場合にのみポイントが付与されるものと設
定しておけば、ユーザは自然と広告内容を熟読するよう
になる。
【0011】請求項5に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムは、ユーザの携帯電話から特定のWebサイトにお
ける決済に上記ポイントを適用する旨の要求がインター
ネット経由で直接あるいは間接的に出力された場合に、
上記ポイント情報記憶手段を参照して当該ユーザのポイ
ント残高を確認する手段と、当該ユーザが十分なポイン
トを保有している場合に、上記決済に必要なポイントを
上記ポイント情報記憶手段内の記録から減算する手段
と、同ポイントを上記Webサイトに関連付けて所定の記
憶手段に記録する手段とを備えたことを特徴としてい
る。この結果、ユーザは広告情報の閲覧によって蓄積し
たポイントを有料のWebサイトにおける決済手段として
利用することが可能となり、Webサイトに対して貴重な
収益源を付与することが可能となる。なお、各Webサイ
トに対しては、ユーザのポイント獲得に応じて各広告情
報提供者から徴収した金額(広告配信料)の中から利用
料が支払われることとなる。
【0012】請求項6に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムは、ユーザの携帯電話から携帯電話の通話料に上
記ポイントを適用する旨の要求がインターネット経由で
出力された場合に、上記ポイント情報記憶手段を参照し
て当該ユーザのポイント残高を確認する手段と、当該ポ
イント残高を所定のレートに基づいて金額に換算し、当
該金額をユーザの携帯電話における単位時間当たりの通
話料で割って通話可能時間を算出する手段と、ユーザの
携帯電話からこのシステムの電話回線に着信があった場
合に、当該携帯電話から事前にインターネット経由で特
定された相手先の電話番号に発呼し、相手先の電話機と
の間で通話路を形成した後、上記ユーザの携帯電話と相
手先の電話機との間に本システムを経由した通話路を形
成する手段と、ユーザの携帯電話と相手先の電話機との
間における通話時間を計測する手段と、上記通話可能時
間を経過した時点で上記通話路を切断する手段とを備え
たことを特徴としている。この結果、ユーザは広告情報
の閲覧によって蓄積したポイントを、携帯電話の通話料
(正確には、このシステムと相手先の電話機との間にお
ける通話料)として利用することが可能となる。しか
も、ユーザは暇な時に十分なポイントを蓄積させておけ
ば、通話に際して一々広告情報を閲覧する必要もない。
なお、上記の通話料に対しては、ユーザのポイント獲得
に応じて各広告情報提供者から徴収した金銭が充当され
ることとなる。
【0013】請求項7に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムは、電話回線を通じて伝達可能な音声による広告
情報を、各広告情報の提供者に関連付けて蓄積しておく
音声広告情報記憶手段と、上記ユーザの携帯電話と相手
先の電話機との間に通話路が形成された際に、上記音声
による広告情報を当該通話路に混入させる手段とを備え
たことを特徴としている。この場合、音声広告はこのシ
ステムのユーザのみならず、着信者に対しても流される
こととなり、極めて高い広告効果を期待できることとな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る携帯電話
を用いた広告システム10の全体イメージを示すものであ
り、このシステム10の運用者が管理するセンターサーバ
12と、このシステム10のユーザが所持するパソコン14
と、広告情報の提供者が管理する広告サーバ16と、携帯
電話用のWebサイトを運営している業者が管理するWebサ
ーバ18とが、インターネット20を介してネットワーク接
続されている。また、各ユーザが所持するインターネッ
ト接続機能を備えた携帯電話22(例えばNTTドコモ(登
録商標)の「iモード」等)が、通信キャリアのパケッ
ト交換網24及びゲートウェイサーバ26を介してインター
ネット20に接続されている。
【0015】上記センターサーバ12は、WWW(World Wid
e Web)サーバ機能、メールサーバ機能、ネームサーバ
機能、アプリケーションサーバ機能、データベースサー
バ機能等を備えており、実際には複数のワークステーシ
ョンやパソコンをネットワーク接続することによって構
成されている。
【0016】図2は、このシステム10の主な機能構成を
示すブロック図であり、センターサーバ12は、回線接続
装置28と、通話処理部29と、ユーザデータ管理部30と、
ポイント管理部31と、広告情報配信部32と、広告情報蓄
積部33と、決済処理部34と、ユーザデータベース35と、
Webサイトデータベース36と、Web広告データベース37
と、決済情報データベース38と、音声広告データベース
39とを備えている。上記通話処理部29、ユーザデータ管
理部30、ポイント管理部31、広告情報配信部32、広告情
報蓄積部33、決済処理部34は、センターサーバ12を構成
するコンピュータのCPUが、OSや専用プログラムに
従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、上記ユーザデータベース35、Webサイトデータベ
ース36、Web広告データベース37、決済情報データベー
ス38、音声広告データベース39は、同コンピュータのハ
ードディスク内に格納されている。
【0017】このシステムの利用を希望する広告業者
(広告代理店等)は、予めこのシステム10の運用者との
間で業務委託契約を締結しておき、Web広告データベー
ス37あるいは音声広告データベース39内に自己の広告情
報を格納するためのスペースを確保しておく。しかる
後、所定のファイル形式に圧縮された広告情報をインタ
ーネット20経由で広告サーバ16からセンターサーバ12に
送信すると、広告情報蓄積部33が起動し、当該広告業者
のIDと関連付けた上で、Web広告データベース37あるい
は音声広告データベース39内に格納する。Web広告デー
タベース37内に格納される個々の広告情報には、広告内
容に対応した1又は複数のインデックス情報が付加され
ている。このインデックス情報としては、例えば「自動
車」、「旅行」、「外食」、「映画」、「音楽」といっ
た、広告のジャンルを示すコードが該当する。
【0018】Web広告データベース37内に格納される広
告情報としては、インターネット20経由でユーザの携帯
電話22に送信可能な情報が該当し、例えば携帯電話用の
HTML形式で記述された広告文が挙げられる。あるいは、
携帯電話22によって再生可能な静止画や動画による広告
情報であってもよい。音声広告データベース39内に格納
される広告情報としては、電話回線を通じてユーザの携
帯電話22及び着信側の電話機40に送信可能な音声データ
が該当し、具体例としてコマーシャルソングやナレーシ
ョンによる音声広告が挙げられる。
【0019】ユーザがこの広告システム10のサービスを
受けるためには、事前にユーザ登録を行い、ユーザデー
タベース35内に自己のデータを格納するためのレコード
を確保しておく必要がある。具体的には、自己のパソコ
ン14からインターネット20経由でセンターサーバ12のWe
bサイトにアクセスし、パソコン画面上に表示されるサ
ービスメニューから「新規登録」を選択する。この結
果、Webサイトからは新規登録用フォームが送信される
(図示省略)。このフォームの入力欄に自己の氏名、希
望パスワード、住所、電話番号、メールアドレス、携帯
電話番号、性別、年齢、広告情報の配信希望ジャンル等
を選択・入力して送信することにより、ユーザデータ管
理部30を介してユーザデータベース35内に新規ユーザと
して登録される。
【0020】図3は、ユーザデータベース35内に設定さ
れるデータ項目の一例を示すものであり、ユーザIDを筆
頭に、パスワード、氏名、住所、電話番号、メールアド
レス、携帯電話番号、性別、年齢、配信希望ジャンル、
広告閲覧履歴、蓄積ポイント、Webサイト利用履歴、通
話履歴、電話帳データ等の項目が設けられている。これ
らのデータ項目は、必要に応じて増減可能であることは
いうまでもない。
【0021】以下、この広告システム10の具体的な利用
方法について、図4〜図7のフローチャート、及び図8
〜図11のレイアウト図に基づいて説明する。まず、登
録済のユーザがこの広告システム10のサービスを享受す
るためには、自己の携帯電話22のインターネット接続機
能を用いてセンターサーバ12のWebサイトにアクセス
し、本サービスへのログインを求める。これを受けたセ
ンターサーバ12からは(図4のS10)、ユーザID及びパ
スワードの入力を求めるフォームが送信される(S1
1)。この結果、図8に示すように、ユーザの携帯電話2
2のディスプレイ41上にはユーザID及びパスワードを入
力するためのWebページが、ブラウザプログラムの機能
によって表示される。
【0022】これに対しユーザは、携帯電話22のテンキ
ーを通じて自己のID及びパスワードを入力し、センター
サーバ12へと送信する。これを受けたセンターサーバ12
では(S12)、ユーザデータ管理部30においてユーザデ
ータベース35内に格納されたパスワードと送信されたパ
スワードとが一致するか否かが判定される(S13)。
【0023】ユーザデータ管理部30によって当該ユーザ
の正当性が認証されると、センターサーバ12のWebサイ
トからは図9の(a)に示すWebページがユーザの携帯電
話22に送信され、画面表示される(S14)。このWebペ
ージ上には、当該ユーザがこれまでに蓄積しておいたポ
イントの残高が表示されている。図においては、「28
00ギルド」のポイントが利用可能であることが示され
ている。また、このWebページ上には、このポイントを
利用するのか、あるいはさらにポイントを蓄積させるの
かを選択するための選択肢が表示されている。
【0024】ここでユーザが携帯電話22のカーソルキー
等を操作して「◆ポイントを貯める」を選択して広告情
報の配信を求めると、これを受けた広告情報配信部32は
(S15)、Web広告データベース37内に格納された各種
広告情報の中から当該ユーザの配信希望ジャンルに対応
したインデックス情報が付加された広告情報を抽出し、
ユーザの携帯電話に送信する(S16)。この結果、図9
の(b)及び(c)に示すように、携帯電話22のディスプレ
イ41上には広告用のWebページが画面表示される。このW
ebページ上には、広告主の表示や宣伝文句が文字によっ
て記述されている。携帯電話22のディスプレイ41は狭い
ため、一画面に表示できる宣伝文句の量は限られている
が、ユーザは携帯電話22のキー操作を通じて画面のスク
ロールを行うことにより、比較的長い宣伝文句であって
も全てを閲読することができる。
【0025】この宣伝文句の末尾には、図9(c)に示す
ように、ポイントを獲得するためのマーク(ここでは
「★」)が表示される。そこでユーザは、このマークを
選択状態となした上で、テンキーやカーソルキーを操作
して「選択」の入力を行う。この携帯電話22によるマー
クの選択動作をポイント管理部31が検知すると(S1
7)、予め当該広告情報に関連付けられていたポイント
数が、ユーザデータ管理部30を介してユーザデータベー
ス35内の該当項目に加算される(S18)。
【0026】ユーザが上記のようにしてポイントを獲得
すると、携帯電話22のディスプレイ41上には図9(a)の
オープニング画面が再表示されることとなるが、その際
にはユーザデータ管理部30によってポイント数が加算表
示される(S19)。例えば、「あなたのポイントは28
10ギルドです」と表示される。また、ユーザが獲得し
たポイントに関しては、決済処理部34によって当該広告
情報提供者のIDに関連付けられた上で、決済情報データ
ベース38内に記録される(S20)。後日、決済データベ
ース38内に記録された累積ポイント数に対応した金額の
請求書が、広告配信手数料として広告情報提供者に発行
されることとなる。
【0027】以上のように、各ユーザは暇なときにセン
ターサーバ12から広告情報の配信を受けてこれを閲読
し、ポイントを蓄積させておくことができる。また、ユ
ーザがポイントを獲得するためには、スクロール動作を
行って広告情報の末尾に表示されるマークを携帯電話22
のディスプレイ41上に表示させ、キー入力によってこれ
を確実に選択する必要があるため、広告内容がユーザの
目に入る確率がそれだけ高くなり、高い広告効果を期待
できる。
【0028】マークの挿入位置は広告文の末尾に限られ
るものではなく、広告文の途中にさり気なく表示させる
こともできる。また、複数のマークをアトランダムに挿
入しておき、その全てを選択することによって初めてポ
イントが付与されるように運用することもできる。さら
には、マークの代わりに、広告内容に関連した簡単な設
問を回答の選択肢と共に表示させ、ユーザの携帯電話22
から正答を選択したことを示す出力があった場合に限
り、ポイント管理部31によって一定のポイントが付与さ
れるように運用してもよい。
【0029】上記においては、各ユーザが予め申告して
おいた配信希望ジャンルに該当する広告情報を広告情報
配信部32が抽出・配信する例を示したが、この発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、ジャンルを問わ
ず新しいものから順に、全ユーザに機械的に配信するこ
ともできる。あるいは、広告業者の側で配信対象の属性
を特定するインデックス情報を広告情報に付加しておき
(例えば「20代の女性」、「40代の男性」、「小学生」
等)、ユーザの携帯電話22から広告情報の配信要求が出
力された際に、当該ユーザの属性に合致する広告情報を
優先的に配信するように運用してもよい。
【0030】この蓄積されたポイントを利用する際に
は、図9(a)の画面上で「ポイントを使う」を選択すれ
ばよい。このポイント利用の要求を受信したセンターサ
ーバ12のWebサイトからは(図5のS21)、図10の
(a)に示すように、ポイントの使い道として「◆有料サ
イトで使う」のか「◆無料電話を掛ける」のかを尋ねる
Webページが送信され、画面表示される(S22)。
【0031】ここでユーザが「◆有料サイトで使う」を
選択すると(S23)、図10の(b)に示すように、様々
なWebサイトによって提供される有料サービスのリスト
ページが送信され、画面表示される(S24)。すなわ
ち、Webサイトデータベース36内には、このシステム10
に加入している各Webサイトの有料サービスに関する情
報(サービス名、必要ポイント数、URL等)が予め登録
されており、携帯電話22からの表示要求を受信すると、
ポイント管理部31が必要なWebサイト情報を抽出してユ
ーザの携帯電話22に送信する。
【0032】ユーザが「ビジネス情報」を選択すると、
これを受けたセンターサーバ12のWebサイトからは(S2
5)、図10の(c)に示すように、必要ポイント数を示
した確認ページが送信され、画面表示される(S26)。
ここでユーザが内容を確認して「はい」を選択すると
(S27)、当該ビジネス情報を提供しているWebサーバ1
8に自動的に接続される(S28)。そして、サービス提
供用のWebページが当該Webサイトからインターネット20
経由でユーザの携帯電話22に送信され、画面表示される
(図示省略)。
【0033】ユーザの携帯電話22がこのWebサイトに接
続した時点で、ユーザデータ管理部30によって当該ユー
ザのポイント残高から10ポイント(ギルド)が減算され
る(S29)。同時に、決済処理部34によって10ポイント
が当該WebサイトのIDに関連付けられた上で、決済情報
データベース38内に支払い情報として登録される(S3
0)。後日、システム10の運用者から当該Webサイトの管
理者に対して、総獲得ポイントに対応した金額分がサー
ビス利用料として送金されることとなる。
【0034】なお、このシステム10に加入しているWeb
サイトの数が増加した場合には、上記Webサイト選択画
面において、ユーザにまずサービスのジャンルを選択さ
せた後、当該ジャンルに含まれる個々のサービス名を表
示させ、その中から具体的なWebサイトやサービス名を
選択させるように運用することもできる。
【0035】また、ユーザがポイントを利用する際に
は、必ずしも上記のようにセンターサーバ12のWebサイ
ト経由で個々の有料Webサイトにアクセスする必要はな
い。すなわち、携帯電話22からこのシステム10に加入し
ているWebサイトのURLを入力してして直にアクセスし、
決済の段に至って初めて本システム10に基づくポイント
の適用を主張することもできる。
【0036】この場合、当該WebサイトからユーザのID
及びパスワードの入力が求められ、これに対してユーザ
がID及びパスワードを入力すると、Webサイトのサーバ1
8はこれをセンターサーバ12に転送して決済の可否を照
会する。これを受けたセンターサーバ12では、ユーザデ
ータ管理部30によって当該ユーザの正当性及びポイント
残高が確認され、決済の可否が判定される。センターサ
ーバ12から決済完了の通知が送信された場合には、Web
サーバ18において当該ユーザの携帯電話22に対するサー
ビスの提供が実行される。同時に、センターサーバ12に
おいては、ユーザデータ管理部30によって当該ユーザの
ポイント残高に対する減算処理が実行される。また、決
済処理部34によって所定のポイントが当該WebサイトのI
Dに関連付けられた上で、決済情報データベース38内に
支払い情報として登録される。
【0037】ポイントの使い道として、図10(a)にお
いてユーザが「無料電話を掛ける」を選択した場合(図
6のS33)、センターサーバ12からは、図11の(a)に
示す電話サービス提供ページがユーザの携帯電話22に送
信される。この際、センターサーバ12において当該ユー
ザの通話可能時間が算出され(S34)、上記ページ中に
表示される。この通話可能時間は、ユーザデータ管理部
30によって当該ユーザのポイント残高が読み出され、こ
れを通話処理部29が一定のレートで通話料に換算するこ
とで導き出される(S34)。すなわち、10ギルド=10円
という換算率の場合、2800ギルドを保有しているユーザ
は2,800円分の通話を行うことが可能となるが、この金
額を当該携帯電話22の通信キャリアが設定している単位
時間当たりの最高通話料で割り算することにより、通話
可能時間が算出される。例えば、1分間100円が当該携
帯電話22の最高通話料単価であるとした場合、ユーザは
28分間の通話が可能となる。
【0038】つぎに、図11(a)の画面においてユーザ
が「◆電話帳を利用する」を選択すると(S35)、ユー
ザデータ管理部30によって図11の(b)に示す電話帳デ
ータのリストページが送信され(S36)、携帯電話22の
ディスプレイ41上に表示される。この電話帳機能を利用
するためには、各ユーザは事前に自己のパソコン14から
インターネット20経由でセンターサーバ12にアクセス
し、ユーザデータ管理部30を通じてユーザデータベース
35内に電話帳データ(相手先の表示及び電話番号の組合
せ)を登録しておく必要がある。
【0039】ユーザがこのリスト中から一つの相手先を
選択すると、これを受けたセンターサーバ12からは(S
37)、図11の(c)に示す確認のページが送信される。
ここで内容を確認して「はい」を選択すると、携帯電話
22に搭載された自動ダイヤル機能(Phone To機能)によ
り、上記「はい」ボタンに関連付けられていたセンター
サーバ12の電話番号に対して自動的に発呼され、電話回
線網42aを介してセンターサーバ12とユーザの携帯電話
22との間で通話路が形成される(S38)。この後、通話
処理部29によってユーザが選択した相手先の電話番号に
対応したダイヤル信号が生成され、回線接続装置28を介
して相手先の電話機40に対する発呼が実行される。そし
て、電話回線網42bを介してセンターサーバ12と相手先
の電話機40との間で通話路が確立した時点で(S39)、
回線接続装置28によってユーザの携帯電話22と相手先の
電話機40との間で回線の接続が行われる(S40)。これ
以降、ユーザは自己の携帯電話22を通じて、相手方と通
話を楽しむことができる。
【0040】なお、ユーザが図11(a)の画面において
「◆ダイヤルする」を選択した場合には(S35)、図示
は省略したが、相手先の電話番号の入力を促すメッセー
ジがディスプレイ41上に表示される。これに従ってユー
ザが携帯電話22のテンキーから電話番号を入力して「接
続」を選択すると、上記と同様、センターサーバ12の電
話番号に対して自動的に発呼され、センターサーバ12と
ユーザの携帯電話22との間で通話路が形成される。この
後、通話処理部29によってユーザが入力した相手方の電
話番号に対応したダイヤル信号が生成され、回線接続装
置28を通じて相手方の電話機40に対する発呼が実行され
る。そして、センターサーバ12と相手方の電話機40との
間で通話路が確立した時点で、回線接続装置28によって
ユーザの携帯電話22と相手方の電話機40との間で回線の
接続が実行される。
【0041】ユーザの通話中、通話処理部29は通話時間
を計測し(図7のS42)、通話可能時間を経過しないよ
うに監視している。そして、通話可能時間の残りが少な
くなってきた場合には、通話処理部29によって「あと約
1分で通話が切断されます」といった警告の音声メッセ
ージが生成され、回線接続装置28を介してユーザ及び着
信者間の通話に混入される。ここで通常は自発的に通話
が終了される筈であるが、そのまま通話が継続して通話
可能時間が経過した場合には(S44)、通話処理部29の
指令に基づき回線接続装置28が強制的に通話路を切断す
る(S45)。あるいは、通話可能時間が経過した時点
で、回線接続装置28によってユーザの携帯電話22と着信
側の電話機40との間を直接接続させ、以後の通話料はユ
ーザが負担するように運用することもできる。何れにし
ても、ユーザが通話可能時間を経過した後は、ユーザデ
ータ管理部30によって当該ユーザのポイント残高はゼロ
に更新される。なお、通話可能時間が経過する前に通話
が終了した場合には(S43)、通話時間に対応した通話
料が算出され(S46)、この通話料に対応するポイント
分がユーザデータ管理部30によって減算処理される(S
47)。
【0042】上記の通話に際して、音声広告を混入させ
ることもできる。すなわち、ユーザの携帯電話22と相手
先の電話機40との間で通話路が形成された後に、通話処
理部29によって音声広告データベース39内に蓄積された
音声による広告情報(特定の商品や企業のテーマソング
等)が順次抽出され、回線接続装置28によって会話を妨
げない程度の音量で背景音としてミキシングされる(S
41)。この結果、ユーザのみならず着信者に対しても音
声広告を聞かせることが可能となり、高い広告効果を期
待できる。
【0043】この音声広告は、ポイントの適用による無
料電話サービスを受ける際には常に流すように運用する
こともできるが、その採否をユーザの選択に委ねること
もできる。すなわち、音声広告を流す場合とそうでない
場合とで、ポイントと通話料との換算レートに差を設け
ておき、通話の相手によってユーザの側で自由に選択で
きる仕組みにしておくことが該当する。
【0044】例えば、通常であれば1分間100円の最高
通話料が適用されるところ、音声広告を流す場合には1
分間50円の通話料が適用され、差額の50円については広
告情報提供者が負担するように設定しておけば、できる
だけ長く通話したいユーザは音声広告を流し、落ち着い
た雰囲気での通話を好むユーザは音声広告を排除すると
いった選択が可能となるなお、広告情報提供者の負担分
については、決済処理部34によって当該広告情報提供者
のIDに関連付けた上で課金情報が決済情報データベース
38内に記録され、当該広告情報提供者宛の請求書が後日
発行されることとなる。
【0045】この無料電話サービスを利用することによ
り、ユーザはセンターサーバ12までの通話料を負担する
だけで済み、センターサーバ12から着信者の電話機40ま
での通話料については蓄積ポイントの適用によって無料
となるため、遠隔地に電話を掛ける場合に特に有利とな
る。センターサーバ12から着信者の電話機40までの通話
料については、各通信キャリアからセンターサーバ12の
運用者宛に後日請求書が届き、この支払いには各広告情
報提供者から徴収した広告配信料が充てられる。なお、
センターサーバ12と専用回線で接続されたアクセスポイ
ントを各地に多数設置することにより、ユーザの通話料
負担分を最小限に軽減することが望ましい。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の携帯電話を用いた広告
システムによれば、携帯電話を通じて広告情報を閲覧す
ることで金銭的価値を備えたポイントを獲得することが
できるため、各ユーザが積極的に広告情報の配信を要求
するようになることが期待できる。
【0047】請求項2に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムにあっては、予めユーザの好みの広告ジャンルを
登録しておき、これに合致する広告情報を優先的に配信
するように構成されているため、各ユーザが興味を持っ
て広告情報に接するようになることが期待でき、結果と
して広告効果を高めることができる。
【0048】請求項3に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムにあっては、予めユーザの属性を登録しておき、
これに合致する広告情報を優先的に配信するように構成
されているため、自己にとって有益な広告情報を各ユー
ザが入手できるようになり、結果として広告効果を高め
ることができる。
【0049】請求項4に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムにあっては、広告情報中に所定のマークを埋め込
んでおき、これを選択したことをもって広告の閲覧完了
と認定され、応分のポイントが付与されるため、ユーザ
の関心を広告内容に向けることが可能となる。
【0050】請求項5に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムにあっては、広告情報の閲覧によって蓄積したポ
イントをユーザは有料のWebサイトにおける決済手段と
して利用することが可能となり、Webサイトに対して貴
重な収益源を付与することが可能となる。
【0051】請求項6に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムにあっては、広告情報の閲覧によって蓄積したポ
イントを、ユーザは携帯電話の通話料(このシステムと
相手先の電話機との間における通話料)として利用する
ことが可能となる。
【0052】請求項7に記載の携帯電話を用いた広告シ
ステムによれば、このシステムのユーザのみならず、着
信者に対しても音声広告を流すことが可能となり、極め
て高い広告効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る携帯電話を用いた広告システム
の全体イメージを示す説明図である。
【図2】このシステムの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ユーザデータベース内に設定されるデータ項目
例を示す説明図である。
【図4】ポイント蓄積過程における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】蓄積したポイントを有料Webサイトにおける決
済に利用する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】蓄積したポイントを携帯電話の通話料に利用す
る際の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】蓄積したポイントを携帯電話の通話料に利用す
る際の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】携帯電話のディスプレイに表示されたWebペー
ジを示すレイアウト図である。
【図9】携帯電話のディスプレイに表示されたWebペー
ジを示すレイアウト図である。
【図10】携帯電話のディスプレイに表示されたWebペ
ージを示すレイアウト図である。
【図11】携帯電話のディスプレイに表示されたWebペ
ージを示すレイアウト図である。
【符号の説明】
10 携帯電話を用いた広告システム 12 センターサーバ 14 パソコン 16 広告サーバ 18 Webサーバ 20 インターネット 22 携帯電話 24 パケット交換網 26 ゲートウェイサーバ 28 回線接続装置 29 通話処理部 30 ユーザデータ管理部 31 ポイント管理部 32 広告情報配信部 33 広告情報蓄積部 34 決済処理部 35 ユーザデータベース 36 Webサイトデータベース 37 Web広告データベース 38 決済情報データベース 39 音声広告データベース 40 着信側の電話機 41 携帯電話22のディスプレイ 42a 電話回線網 42b 電話回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540P 17/30 110 17/30 110G 340 340A G07G 1/12 321 G07G 1/12 321L H04M 3/42 H04M 3/42 R 3/487 3/487 3/493 3/493 15/00 15/00 Z Fターム(参考) 3E042 CC01 CD04 EA01 5B075 KK07 KK13 KK33 ND20 ND23 ND36 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ04 PQ46 UU40 5K015 AB01 5K024 AA71 AA76 AA77 CC11 FF03 FF04 5K025 BB10 DD06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット経由でユーザの携帯電話に
    配信可能な広告情報を、各広告情報の提供者に関連付け
    て蓄積しておく広告情報記憶手段と、 インターネット接続機能を備えたユーザの携帯電話から
    広告情報の配信要求が出力された場合に、上記広告情報
    記憶手段から所定の広告情報を抽出してユーザの携帯電
    話に配信する手段と、 ユーザの携帯電話から、当該広告情報を閲覧したことを
    示す出力があった場合に、当該広告情報に関連付けられ
    た一定のポイントを、当該ユーザに関連付けてポイント
    情報記憶手段に記録する手段と、 当該ポイントに対応した課金情報を、上記広告情報の提
    供者に関連付けて所定の記憶手段に記録する手段と、 を備えたことを特徴とする携帯電話を用いた広告システ
    ム。
  2. 【請求項2】各広告情報には、広告の内容に対応したジ
    ャンルを示す識別情報が予め付加されており、 また、各ユーザが予め選択した配信希望ジャンルを、当
    該ユーザに関連付けて記録しておく所定の記憶手段を備
    えており、 上記ユーザの携帯電話から広告情報の配信要求が出力さ
    れた場合に、当該ユーザの配信希望ジャンルに合致する
    識別情報が付加された広告情報を上記広告情報記憶手段
    から抽出し、当該ユーザの携帯電話に配信することを特
    徴とする請求項1に記載の携帯電話を用いた広告システ
    ム。
  3. 【請求項3】各広告情報には、配信対象の属性を特定す
    る識別情報が予め付加されており、 また、各ユーザの属性情報を当該ユーザに関連付けて記
    録しておく所定の記憶手段を備えており、 上記ユーザの携帯電話から広告情報の配信要求が出力さ
    れた場合に、当該ユーザの属性に合致する識別情報が付
    加された広告情報を上記広告情報記憶手段から抽出し、
    当該ユーザの携帯電話に配信することを特徴とする請求
    項1に記載の携帯電話を用いた広告システム。
  4. 【請求項4】上記の各広告情報中には、携帯電話の入力
    手段によって選択可能なマークが少なくとも一つ挿入さ
    れており、 上記ユーザの携帯電話から、当該マークを選択したこと
    を示す出力があった場合に、当該広告情報に関連付けら
    れた一定のポイントを、当該ユーザに関連付けて上記ポ
    イント情報記憶手段に記録することを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の携帯電話を用いた広告システ
    ム。
  5. 【請求項5】ユーザの携帯電話から、特定のWebサイト
    における決済に上記ポイントを適用する旨の要求がイン
    ターネット経由で直接あるいは間接的に出力された場合
    に、上記ポイント情報記憶手段を参照して当該ユーザの
    ポイント残高を確認する手段と、 当該ユーザが十分なポイントを保有している場合に、上
    記決済に必要なポイントを上記ポイント情報記憶手段内
    の記録から減算する手段と、 同ポイントを上記Webサイトに関連付けて所定の記憶手
    段に記録する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の携帯電話を用いた広告システム。
  6. 【請求項6】ユーザの携帯電話から、携帯電話の通話料
    に上記ポイントを適用する旨の要求がインターネット経
    由で出力された場合に、上記ポイント情報記憶手段を参
    照して当該ユーザのポイント残高を確認する手段と、 当該ポイント残高を所定のレートに基づいて金額に換算
    し、当該金額をユーザの携帯電話における単位時間当た
    りの通話料で割って通話可能時間を算出する手段と、 ユーザの携帯電話からこのシステムの電話回線に着信が
    あった場合に、当該携帯電話から事前にインターネット
    経由で特定された相手先の電話番号に発呼し、相手先の
    電話機との間で通話路を形成した後、上記ユーザの携帯
    電話と相手先の電話機との間に本システムを経由した通
    話路を形成する手段と、 ユーザの携帯電話と相手先の電話機との間における通話
    時間を計測する手段と、 上記通話可能時間を経過した時点で上記通話路を切断す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の携帯電話を用いた広告システム。
  7. 【請求項7】電話回線を通じて伝達可能な音声による広
    告情報を、各広告情報の提供者に関連付けて蓄積してお
    く音声広告情報記憶手段と、 上記ユーザの携帯電話と相手先の電話機との間に通話路
    が形成された際に、上記音声による広告情報を当該通話
    路に混入させる手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6に記載の携帯電話を
    用いた広告システム。
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