JP2003043299A - 光ファイバコネクタ及び関連のピンリテーナ - Google Patents

光ファイバコネクタ及び関連のピンリテーナ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミニMTフェルール及びE−フェルール、さ
らにもし正しく寸法決めされればMTフェルールとの互
換性があるフェルールを有する光ファイバコネクタを提
供する。 【解決手段】 光ファイバコネクタは、コネクタの組立
て及びフェルール(12)の前面の研磨後にガイドピン
(30)を現場で挿入できるガイドピン保持機構を更に有
する。コネクタは、シャンク(14)及びシャンクの一端
に近接して設けられた第1の肩部分(16)を備えたフェ
ルール(12)を有する。第1の肩部分は、シャンクより
も大きな横断面プロフィールを有している。フェルール
は、第1の肩部分に近接して設けられていて、第1の肩
部分よりも横断面が小さな第2の肩部分(18)を更に有
するのがよい。コネクタは、第2の肩部分に沿って延び
るガイドピンに係合するピンリテーナ(40)を更に有す
るのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に光ファイバコ
ネクタ及び関連のガイドピン保持機構に関し、特に、従
来型コネクタ及び種々のフェルールと互換性があるフェ
ルール及び光ファイバコネクタの組立て及びフェルール
の前面の研磨に続き、ガイドピンを光ファイバコネクタ
内に挿入できるようにする改良型ガイドピン保持機構を
備えた光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【発明の背景】多心ファイバケーブル又はリボンは、多
種多様な分野における普及度がますます高くなってい
る。したがって、いくつかの標準型多心ファイバコネク
タが開発され、一般に利用されている。おそらくは最も
一般的な多心ファイバコネクタは、日本国東京都所在の
日本電信電話株式会社(NTT)によって開発された矩
形のミニ(mini)MTフェルールを備えたMT−RJコ
ネクタである。MT−RJコネクタは一般に、熱硬化エ
ポキシ法を用いて組み立てられる。この点に関して説明
すると、ミニMTフェルールに設けられた窓を介して、
MTフェルールに設けられていて、光ファイバの端部を
挿通させたボア内にエポキシを注入する。エポキシを熱
硬化させて光ファイバの端部をミニMTフェルール内に
固定する。次に、フェルールの前面を研磨し、MT−R
Jコネクタの構成部品の残部をフェルールの周りに組み
立てる。
【0003】MT−RJコネクタの他の構成部品の組立
てに関し、ミニMTフェルールをコネクタハウジング内
に取り付けてフェルールの前面が露出するようにする。
この点に関して説明すると、ミニMTフェルールは、長
手方向に延びるシャンク及びシャンクの後方端部の近く
に設けられた拡大肩部分を有する。肩部分は、シャンク
よりも横断面が大きく、それにより肩を構成している。
MT−RJコネクタの組立ての際、ミニMTフェルール
をコネクタハウジング内に挿入すると、ミニMTフェル
ールがコネクタハウジング内で内方に突出したタブと係
合し、フェルールの拡大肩部分がコネクタハウジング内
に保持された状態で、フェルールの前面がコネクタハウ
ジングを越えて外方に延びるようになる。かくして、ミ
ニMTフェルールは、コネクタハウジングに係合する肩
を構成するよう拡大肩部分を備えていなければならな
い。
【0004】もう一つの一般的に用いられている多心フ
ァイバコネクタは、E−フェルールと呼ばれている改造
型MTフェルールを備えたMT−RJユニカム(UniCa
m:登録商標)コネクタである。ユニカム(登録商標)
コネクタを、ユニカム(登録商標)コネクタを現場で取
付け可能にするメカニカルスプライスによって1以上の
光ファイバに取り付けることができる。この点に関して
説明すると、ファイバスタッドを典型的には、E−フェ
ルールに設けられた対応関係にあるボア内に設ける。フ
ァイバスタッドを、エポキシによりフェルール内に固定
し、次に、フェルールの前面を研磨する。典型的には、
1以上のファイバスタッドへのE−フェルールの取付け
及びフェルールの前面の研磨は工場で行われるが、ユニ
カム(登録商標)コネクタを現場で1以上の現場ファイ
バにスプライス接続できる。この点に関し、ユニカム
(登録商標)コネクタは、フェルールの後方端部に係合
するスプライス部品ホルダを更に有している。スプライ
ス部品ホルダは、1対のスプライス部品を受け入れるよ
うな寸法形状の長手方向に延びる通路を備えている。ス
プライス部品は、光ファイバスタッド及び現場ファイバ
の端部を受け入れる長手方向に延びる溝を備えている。
特に、フェルールが取り付けられるファイバスタッド
は、スプライス部品に設けられた溝内へ一端から延び、
他方、現場ファイバは、スプライス部品に設けられた溝
内へ他端から挿入される。カム部材をスプライス部品ホ
ルダに対して回転させることにより、スプライス部品を
互いに押し付け、それにより、現場ファイバとファイバ
スタッドのメカニカルスプライスを達成する。これつい
ては、例えばスロックモートン氏等に付与された米国特
許第6,173,097号(発明の名称:Field Instal
lable Multifiber Connector)を参照されたい。なおこ
の米国特許の開示内容を本明細書に一部を形成するもの
としてここに引用する。
【0005】ファイバスタッドと現場ファイバの軸合わ
せ(アラインメント)が得られるようにするためにはE
−フェルールとスプライス部品ホルダを係合させなけれ
ばならないので、E−フェルールは一般に、MT−RJ
コネクタによって利用されているMTフェルールとは異
なる設計をしている。拡大肩ではなく、E−フェルール
は、縮小肩部分を有している。したがって、スプライス
部品ホルダによってその前方端部の近くに位置した通路
の部分は、フェルールとスプライス部品ホルダが整列関
係に維持されるようにE−フェルールの後方端部をぴっ
たりと受け入れいるような寸法形状になっている。
【0006】ミニMTフェルールとE−フェルールの両
方と互換性があり、これらに取って代わることができる
共通フェルールを提供することが望ましい。共通フェル
ールを設けることにより、製造しなければならない互い
に異なるフェルールの数が実質的に減少し、かくして、
製造作業が簡素化される。加うるに、在庫として保管
し、現場技術者が所持しなければならない互いに異なる
フェルールの数もまた、減少するので有利である。しか
しながら、種々のフェルールの機能性及び設計がかなり
違うので、汎用フェルールの設計は従来成功していな
い。
【0007】MT−RJコネクタ及びMT−RJユニカ
ム(登録商標)コネクタに加えて、別の一般的に用いら
れている多心ファイバコネクタは、MTP又はMTOコ
ネクタ(以下、MTPコネクタという)である。MTP
コネクタは、MT−RJコネクタよりも大幅なMTケー
ブルのバージョンを有し、したがって、このMTPコネ
クタをMT−RJコネクタよりも多数の光ファイバの端
部に取り付けることができる。しかしながら、MT−R
Jコネクタの場合と同様、MTPコネクタは、一般に熱
硬化エポキシ法によって組み立てられる。この点に関し
て説明すると、MTフェルールに設けられた窓を介し
て、MTフェルールに設けられていて、光ファイバの端
部を挿通させたボア内にエポキシを注入する。エポキシ
を熱硬化させて光ファイバの端部をMTフェルール内に
固定する。次に、フェルールの前面を研磨し、MTPコ
ネクタの構成部品の残部をフェルールの周りに組み立て
る。
【0008】多心ファイバコネクタのタイプとは無関係
に、多心ファイバコネクタは、多心ファイバコネクタと
別のコネクタ又はインタフェース装置との軸合わせを容
易にするためにガイドピンを受け入れることができなけ
ればならない。コネクタの軸合わせにより、コネクタが
取り付けられる光ファイバの軸合わせが可能になる。多
心ファイバコネクタのタイプに応じて、種々のガイドピ
ン保持機構が開発された。
【0009】例えば、MT−RJ及びMTPコネクタに
関し、2つの互いに異なる構成、即ち、MTフェルール
の前面を越えて外方に延びる1対のガイドピンを有する
雄型形態及びガイドピンを備えていないが、1対のガイ
ドピン用穴を備えた雌型形態が開発された。したがっ
て、雄型コネクタのガイドピンを雌型コネクタのガイド
ピン用穴に挿入することにより1対のこれらのコネクタ
を結合する。
【0010】ガイドピンをMT−RJ又はMTPコネク
タの雄型形態内に保持するために、各コネクタは一般
に、ピンキーパを有している。組立て中、フェルール内
へのガイドピンの挿入に先立って、ガイドピンをピンキ
ーパに係合させる。次に、ピンキーパをMTフェルール
のすぐ後方に位置決めしてガイドピンをMTフェルール
のガイドピン用穴にMTフェルールの後部から挿入して
これがMTフェルールの前面を越えて外方に突出するよ
うにする。かくして、MT−RJ又はMTPコネクタの
雄型形態のガイドピンを工場での組立ての際に挿入しな
ければならず、コネクタの残部をいったん組み立てる
と、かかるガイドピンは現場では挿入できない。その結
果、単にガイドピンをMTフェルールに設けられたガイ
ドピン用穴に挿入するだけではMT−RJ又はMTPコ
ネクタの雌型形態を現場で雄型形態に変換することがで
きない。というのは、ガイドピンは、ピンキーパによっ
て正しくは把持されないからである。したがって、現場
技術者は、コネクタを変換することができず、或いは現
場で変えることができないので、雄型と雌型の両方の形
態をしたMT−RJ及び(又は)MTPコネクタの在庫
を維持しなければならない。
【0011】MT−RJ及びMTPコネクタはまた、一
般的にはあらかじめ組み立てることはできない。その代
わり、MT−RJ及び(又は)MTPコネクタは、MT
フェルールをいったん光ファイバに取り付けると組立て
を行わなければならない。この点に関し説明すると、M
T−RJ及び(又は)MTPコネクタの組立ては、MT
フェルールの前面の研磨後までは行うことができない。
というのは、そうでなければコネクタの雄型形態のガイ
ドピンがフェルールの前面を越えて突出し、研磨を阻止
するからである。加うるに、MTフェルールは一般に、
MTフェルールに設けられた窓を通して注入されたエポ
キシにより光ファイバに固定され、それにより予備組立
てが阻止される。というのは、窓は、光ファイバをMT
フェルール内に固定するまでは接近可能なままでなけれ
ばならないからである。かくして、MTフェルールを複
数の光ファイバに取り付け、MTフェルールの前面を研
磨し、しかる後コネクタの残部を組み立てる。
【0012】MT−RJコネクタとは対照的に、E−フ
ェルールを備えたユニカム(登録商標)コネクタを用い
ると、E−フェルールの前面を研磨した後にガイドピン
を挿入することができる。この点に関して説明すると、
ガイドピンを対応関係をなすガイドピン用穴に挿入する
ことができる。次に、ガイドピンを対をなす比較的小さ
な窓を介して注入されたエポキシによりフェルールに接
着する。残念なことに、フェルールへのガイドピンの接
着方法は、時間のかかる作業であり、エポキシがフェル
ールの前面に到達するのを阻止するよう注意深く行わな
ければならない。
【0013】したがって、種々のガイドピン保持機構が
多心ファイバコネクタのために開発されたが、改良型ガ
イドピン保持機構が要望されている。この点に関し、現
場の技術者が所持しなければならない多種多様なコネク
タを一段と減少させるために現場で多心ファイバコネク
タを雌型形態から雄型形態に変換できるようにすること
が望ましい。したがって、多心ファイバコネクタの組立
て及びフェルールの前面の研磨後に、多心ファイバコネ
クタが、ガイドピンをフェルールの前面から挿入し、こ
れをガイドピン保持機構に係合させることができるよう
にすることが望ましい。加うるに、多心ファイバコネク
タが、ガイドピンを挿入しエポキシ等を用いないで係合
させることができるガイドピン保持機構を有することが
望ましい。
【0014】
【発明の概要】したがって、ミニMTフェルールとE−
フェルールの両方と互換性がある多心ファイバ用フェル
ールを有する光ファイバコネクタが本発明に従って提供
される。本発明の多心ファイバ用フェルールは、両方の
形式のコネクタと互換性があるので、この多心ファイバ
用フェルールは、製造し、在庫として保管しなければな
らない互いに異なる多心ファイバ用フェルールの数を減
少させるはずである。加うるに、本発明により、コネク
タの組立て及びフェルールの前面の研磨後にガイドピン
を現場で挿入することができる多種多様なフェルールに
適した改良型ガイドピン保持機構が提供され、この場
合、ガイドピンをエポキシ等によってフェルールに接着
する必要はない。かくして、現場の技術者は、雄型コネ
クタと雌型コネクタの両方のストックを所持する必要は
なく、その代わり、雌型コネクタ及び必要に応じて雌型
コネクタを雄型コネクタに変換するためのガイドピンを
所持することができる。コネクタの予備組立てを一段と
容易にするため、多心ファイバ用フェルールは窓無しで
あるのがよく、光ファイバコネクタを、フェルールの窓
に接近する必要なく、コネクタの予備組立てに続き、エ
ポキシをフェルール内に注入することができるよう設計
することができる。
【0015】有利な一実施形態によれば、少なくともミ
ニMTフェルール及びE−フェルールと互換性のあるフ
ェルールを有する光ファイバコネクタが提供される。フ
ェルールは、対応関係にある光ファイバの端部を受け入
れる少なくとも1つの長手方向に延びるボアを備えたシ
ャンク及びシャンクの一端部の近くに設けられた第1の
肩部分を有する。第1の肩部分は、シャンクよりも大き
な横断面プロフィールを有する。したがって、フェルー
ルは、フェルールがミニMTフェルールと互換性がある
ようにMT−RJコネクタのコネクタハウジングの内方
に突出した棚部に係合する肩を備える。
【0016】有利な一実施形態では、光ファイバコネク
タの多心ファイバ用フェルールは、シャンク及び第1の
肩部分だけではなく、第1の肩部分に対してシャンクの
反対側に位置した状態で第1の肩部分の近くに設けられ
た第2の肩部分をも有している。第2の肩部分は、第1
の肩部分よりも横断面が小さく、一般に、シャンクより
も横断面が小さい。
【0017】この実施形態の光ファイバコネクタは、ユ
ニカム(登録商標)コネクタとしても役立ち、したがっ
て、互いに反対側に位置した第1の端部と第2の端部と
の間で長手方向に延びる通路を備えたスプライス部品ホ
ルダを更に有している。光ファイバコネクタは、スプラ
イス部品ホルダに設けられた通路内に配置されていて、
フェルールが取り付けられる光ファイバ、即ち、ファイ
バスタッドと多数の他の光ファイバ、即ち、現場ファイ
バのメカニカルスプライスを容易にする複数のスプライ
ス部品を更に有するのがよい。この実施形態によれば、
スプライス部品ホルダを、スプライス部品ホルダの第1
の端部の近くに位置した通路の部分がフェルールの第2
の肩部分をぴったりと受け入れるような寸法形状になっ
ていて、それによりスプライス部品ホルダと多心ファイ
バ用フェルールを互いに整列関係に維持するように設計
するのがよい。
【0018】変形実施形態では、フェルールは、第1の
肩部分を有するが、第2の肩部分を備えてはいない。こ
の実施形態では、スプライス部品ホルダの第1の端部
は、スプライス部品ホルダとフェルールがユニカム(登
録商標)コネクタによって必要とされるような整列関係
に維持されるようにフェルールの第1の肩部分に係合す
る。有利には、スプライス部品ホルダは、互いに係合す
るスプライス部品ホルダと第1の肩部分の部分が第1の
肩部分の横断面プロフィールよりも大きくはない組合せ
状態の横断面プロフィールを有するように第1の肩部分
に係合する。かくして、この実施形態のフェルール及び
スプライス部品ホルダは、従来型コネクタハウジング、
例えば、MT−RJコネクタまたはユニカム(登録商
標)コネクタのハウジング内に収納できる。
【0019】スプライス部品ホルダがフェルールの第1
の肩部分に係合できるようにするために、フェルールの
第1の肩部分は、シャンクに設けられた少なくとも1つ
の長手方向に延びるボアと連通状態にある開口部を備え
るのがよい。この実施形態では、スプライス部品ホルダ
の第1の端部は、フェルールの第1の肩部分の開口部内
にぴったりと受け入れられるような寸法形状になってい
る。変形例として、フェルールの第1の肩部分は、複数
の長手方向に延びるチャネルを備えてもよい。この変形
実施形態では、スプライス部品ホルダの第1の端部は、
第1の肩部分の対応関係にあるチャネルに嵌まり、それ
により、スプライス部品ホルダとフェルールを互いに整
列関係に維持する複数の長手方向に延びるタブを更に有
するのがよい。しかしながら、上記実施形態のいずれに
おいても、多心ファイバ用フェルールは好ましくミニM
Tフェルール及びE−フェルールを含む多数の従来型フ
ェルールと互換性があり、もし正しくし寸法決めされる
と、MTフェルールとも互換性がある。
【0020】光ファイバコネクタ内に収納されるフェル
ールのタイプとは無関係に、本発明の光ファイバコネク
タは、複数のガイドピンを更に有することが好ましい。
したがって、シャンクは好ましくは、その前面を貫通し
て開口していて、対応関係にあるガイドピンを受け入れ
る複数の長手方向に延びる穴を備える。加うるに、第1
の肩部分は好ましくは、シャンクの穴と連通状態にあ
り、対応関係にあるガイドピンを受け入れる複数の長手
方向に延びる穴を備える。しかしながら、第2の肩部分
は好ましくは、対応関係にあるガイドピンを受け入れる
完全な穴を構成するわけではない。これとは異なり、複
数のガイドピンは好ましくは、第1の肩部分を越え、第
2の肩部分に沿って長手方向に延びる。したがって、光
ファイバコネクタは、第2の肩部分に沿って延びる複数
のガイドピンの部分に係合するピンリテーナを更に有す
るのがよい。
【0021】第2の肩部分は対応関係にあるガイドピン
を受け入れる完全な穴を備えていないが、有利な一実施
形態の第2の肩部分は、シャンク及び第1の肩部分の穴
と整列状態にあり、対応関係にあるガイドピンを受け入
れる複数の長手方向に延びる溝を備える。第2の肩部分
に設けられた溝は、フェルールの設計に応じて互いに異
なる方法で構成できる。例えば、第2の肩部分に設けら
れた複数の溝は、第2の肩部分に設けられていて光ファ
イバの端部を挿通させる内側開口部内へ開口するのがよ
い。変形例として、第2の肩部分に設けられた複数の溝
は、第2の肩部分の外面を貫通して開口してもよい。
【0022】ガイドピンが第2の肩部分に設けられた内
側開口部を貫通するピンリテーナは好ましくは、フェル
ール内のガイドピンに係合する。この点に関し、有利な
一実施形態のピンリテーナは、互いに反対側の端部相互
間で長手方向に延び、互いに反対側端部の各々を貫通し
て開口した通路を備える本体部分を有する。本体部分
は、フェルールの内側開口部内に少なくとも部分的に、
より好ましくは完全に受け入れられるような寸法になっ
ている。この実施形態のピンリテーナは、本体部分から
横方向外方に延びていて、フェルール内の対応関係にあ
るガイドピンに係合する少なくとも1つ、より代表的に
は複数の係合部材を更に有する。例えば、ピンリテーナ
は代表的には、本体部分の互いに反対側の側部から横方
向外方に延びる1対の係合部材を有する。代表的には、
複数の係合部材は、ピンリテーナが複数の係合部材を通
る想像面に関して対称であるように本体部分の中点から
横方向外方に延びている。
【0023】ガイドピンは代表的には、円周方向溝を有
する。したがって、ピンリテーナは好ましくは、ガイド
ピンをシャンク及びフェルールの第1の肩部分に設けら
れた穴に挿入すると、係合部材が対応関係にあるガイド
ピンの溝内にスナップ動作で嵌まることができるように
設計されている。ガイドピンに設けられた円周方向溝内
への係合部材の挿入を容易にするため、各係合部材は、
所望ならば横方向外方にテーパするのがよい。したがっ
て、ガイドピンは有利には、光ファイバコネクタの組立
て及びフェルールの端面の研磨に続き挿入できる。
【0024】ピンリテーナはフェルールに嵌入するよう
な寸法形状になっているので、フェルトピンリテーナの
組合せはフェルールそれ次第よりも大きくはない。した
がって、フェルールとピンリテーナを、フェルールの長
さ又は横断面寸法を制限することなく、従来型コネクタ
ハウジング内に組み立てることができる。
【0025】複数のガイドピンが第2の肩部分の外面に
沿って延びる光ファイバコネクタの実施形態では、光フ
ァイバコネクタは、ガイドピンをコネクタの組立てに続
きガイドピン用穴に挿入するとガイドピンに係合する他
形式のピンリテーナを有するのがよい。例えば、光ファ
イバコネクタは、開口部を備えたピンリテーナを有する
のがよく、このリテーナの開口部は、第2の肩部分をピ
ンリテーナの開口部内に挿入できるように第2の肩部分
及びガイドピンの端部を受け入れるような寸法形状にな
っている。したがって、ガイドピンは、ピンリテーナと
第2の肩部分との間に固定されるようになる。この実施
形態では、ピンリテーナは代表的には、ピンリテーナの
開口部内に延び、対応関係にあるガイドピンの円周方向
溝に嵌まる複数のタブを有する。一実施形態では、ピン
リテーナは、第2の肩部分の近くて対応関係にあるガイ
ドピンに係合する複数のクリップを有する。この実施形
態では、ピンリテーナは、複数のクリップを互いに連結
し、第2の肩部分を受け入れる開口部を備えるフレーム
を更に有するのがよい。しかしながら、両方の実施形態
において、ピンリテーナは好ましくは、第1の肩部分よ
りも横断面が大きくはなく、したがって、フェルールと
ピンリテーナの結果的に得られる組合せを従来型コネク
タハウジング内に収納できるようになる。
【0026】したがって、少なくともミニMTフェルー
ル及びE−フェルールと互換性のある共通フェルールを
有する光ファイバコネクタが提供される。したがって、
本発明のフェルール用いると、製造して在庫として維持
しなければならない互いに異なる形式のフェルールの数
が減少する。加うるに、本発明の光ファイバコネクタ
は、コネクタの予備組立てに続きガイドピンを挿入する
ことができるようにする改良型ガイドピン保持機構を有
している。かくして、本発明の光ファイバコネクタを用
いると、コネクタの雌型バージョンを雄型バージョンに
変換し、それにより現場の技術者が所持しなければなら
ない互いに異なるコネクタの数を減少させるようガイド
ピンを現場で挿入できる。さらに、本発明の光ファイバ
コネクタを用いると、光ファイバの端部をフェルール内
に挿入してこの中に固定することができ、しかもフェル
ールの前面をコネクタの予備組立てに続き研磨すること
ができる。というのは、エポキシをもはやフェルールに
設けられる窓を介して注入する必要がないからである。
事実、フェルールは窓無しであってよい。かくして、本
発明の光ファイバコネクタは有利に予備組立てできる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明を添付の図面を参照し
て以下に詳細に説明する。添付の図面には、本発明の好
ましい実施形態が示されている。しかしながら、本発明
は、多くの異なる形態で実施でき、本明細書に記載した
実施形態に限定されるものと解釈してはならず、これら
実施形態は、本願の開示内容が完全であり、本発明の範
囲が当業者に完全に分かるように構成されたものであ
る。図中、同一の符号は同一の要素を示している。
【0028】本発明によれば、多くの互いに異なる形式
のフェルールと互換性のある多心ファイバ用フェルール
12を有する光ファイバコネクタが提供される。例え
ば、本発明の多心ファイバ用フェルール12は好ましく
は、ミニMTフェルール及びE−フェルールと互換性が
あり、したがって、これらに取って代わることができ
る。さらに、本発明の多心ファイバ用フェルール12
は、もしフェルールを正しく寸法決めすれば、MTフェ
ルールに取って代わることができる。
【0029】図1に示すように、有利な一実施形態のフ
ェルール12は、シャンク14と、第1の肩部分16
と、第2の肩部分18を有している。シャンク14並び
に第1及び第2の肩部分16,18を有する多心ファイ
バ用フェルール12は好ましくは、熱硬化性エポキシ材
料又は熱可塑性材料で作られた一体形構造部材である。
シャンク14は、互いに反対側に位置した第1の端部と
第2の端部との間で長手方向に延び、第1の端部に近接
して設けられた第1の面20を有している。シャンク1
4は、ミニMTフェルールと同一の外観を呈するように
するために横断面が矩形の形状をしているのがよい。さ
らに、シャンク14は、横断面が別の形状をしていても
よく、かかる形状としては、図1に示された形状が挙げ
られ、この形状では、シャンクは、長さに沿って互いに
平行に延びると共に互いに連結された1対の突出部を有
している。
【0030】シャンク14は、少なくとも1つ、より典
型的には複数の長手方向に延びるボア22を備えてい
る。ボア22は、それぞれ対応関係をなす光ファイバの
端部を受け入れるためにシャンクの前面20を貫通して
開口している。シャンク14は、複数の長手方向に延び
る穴23を更に備えている。図1に示すように、シャン
ク14は代表的には、1対の穴23を備えている。これ
ら穴23もまた、シャンク14の前面を貫通して開口し
ており、多心ファイバ用フェルール12を別の多心ファ
イバ用フェルール、インタフェース装置等と整列させる
のに役立つガイドピン30をそれぞれ受け入れるように
なっている。
【0031】第1のフェルール12の第1の肩部分16
は、シャンク14の第2の端部に近接して位置し、横断
面がシャンクよりも大きい。フェルール12は本発明の
範囲から逸脱することなく種々のやり方で寸法及び形状
を設定できるが、一実施形態のフェルールは、断面寸法
が2.45mm×4.4mmのシャンク14及び横断面
寸法が3.0mm×5.05mmの第1の肩部分16を
有している。この点に関して説明すると、シャンク14
を越えて横方向外方に延びる第1の肩部分16の周囲部
分は、肩26を画定する。以下に詳細に説明するよう
に、肩26は、多心ファイバ用フェルール12をコネク
タハウジング内に保持するためにMT−RJ又はMTP
コネクタのコネクタハウジングの内側特徴部に係合でき
る。したがって、多心ファイバ用フェルール12に設け
られた肩26により、多心ファイバ用フェルールをミニ
MTフェルール及びMTフェルールと互換性があるよう
に寸法決めすることができる。図2に断面で示すよう
に、第1の肩部分16は、シャンク14によって構成さ
れていて、光ファイバの端部を受け入れる複数のボア2
2と連通状態に内部開口部28を更に備えている。加う
るに、第1の肩部分16は代表的には、複数の穴24、
好ましくは、シャンク14と同一の数の穴23、例え
ば、1対の穴を備えている。加うるに、第1の肩部分1
6に設けられた穴24は、それぞれ対応関係をなすガイ
ドピン30を受け入れるためにシャンク14に設けられ
た穴23とそれぞれ連通状態にある。
【0032】図1の多心ファイバ用フェルール12の第
2の肩部分18は、第1の肩部分16の近くに位置し、
第1の肩部分に対してシャンク14の反対側に配置され
ている。図示のように、第2の肩部分18は、第1の肩
部分16よりも横断面が小さく、実際には、シャンク1
4よりも横断面が小さい場合がある。第1の肩部分16
と第2の肩部分18は両方とも、それぞれの横断面プロ
フィールを画定している。代表的には、第1及び第2の
肩部分16,18の横断面プロフィールの形状は同一で
あり、即ち、丸いコーナー部を備えた実質的に矩形のプ
ロフィールである。しかしながら、第2の肩部分18の
横断面プロフィールは、第1の肩部分16のものよりも
実質的に小さい面積を有している。一例を挙げれば、横
断面寸法が3.0mm×5.05mmの第1の肩部分1
6を備えた上述の実施形態のフェルール12は、横断面
寸法が2.0mm×4.0mmの第2の肩部分18を更
に有している。
【0033】第1の肩部分16と同様に、第2の肩部分
18は、図2に示すように第1の肩部分に設けられた内
側開口部28及びシャンク14に設けられたボア22と
連通状態にある内側開口部32を備えている。したがっ
て、光ファイバは、第1及び第2の肩部分16,18に
それぞれ設けられた内側開口部28,32を貫通し、そ
してシャンク14に設けられたそれぞれ対応関係をなす
ボア22を貫通してシャンクの前面20のところで露出
することができるようになっている。しかしながら、第
1の肩部分16とは異なり、この実施形態の第2の肩部
分18は、それぞれ対応関係をなすガイドピンを挿通さ
せる完全な穴を備えてはいない。その代わり、この実施
形態の多心ファイバ用フェルール12は、ガイドピン3
0が第1の肩部分16に設けられたそれぞれの穴24か
ら出て第2の肩部分18の表面、即ち、内面又は外面に
沿って延びるように設計されている。したがって、ピン
リテーナが、以下に詳細に説明するように第2の肩部分
18に沿って延びてガイドピンを多心ファイバ用フェル
ール12に対して固定するガイドピン30の部分に係合
することができる。図2に示す実施形態では、第1の肩
部分16に設けられた穴24は、第2の肩部分18に設
けられた内側開口部32内へ開口している。したがっ
て、図3及び図4と関連して以下に説明するように、ガ
イドピン30は、第1の肩部分16に設けられた穴24
を越え、第2の肩部分の内側開口部32を画定する互い
に対向した内側側壁に沿って延びるのがよい。
【0034】ガイドピン30の位置を多心ファイバ用フ
ェルール12に対して維持するために、第2の肩部分1
8は、図2〜図4に示すように複数の長手方向に延びる
溝34を備えるのがよい。第2の肩部分は好ましくは、
シャンク14及び第1の肩部分16に設けられたガイド
ピン用穴の数と同一の数の溝34、例えば1対の溝を備
える。第2の肩部分18に設けられた溝34は、それぞ
れ対応関係にあるガイドピン30を受け入れるために第
1の肩部分16及びシャンク14に設けられた穴と整列
状態にある。したがって、第1の肩部分に設けられた穴
24が第2の肩部分18に設けられた内側開口部32内
へ開口する実施形態では、第2の肩部分の内側側壁は好
ましくは、それぞれ対応関係をなすガイドピン30を受
け入れるために第1の肩部分に設けられた穴と整列状態
にある1対の長手方向に延びる溝34を備える。各溝3
4は好ましくは、それぞれ対応関係をなすガイドピン3
0の一部をぴったりと受け入れるような寸法形状に設定
されている。ガイドピン30及び多心ファイバ用フェル
ール12は又好ましくは、ガイドピンが第2の肩部分1
8を越えて後方に突出せず、第2の肩部分の横で終端す
るように寸法決めされている。
【0035】図7に示すと共に上述した変形実施形態で
は、第1の肩部分に設けられた穴24は、第2の肩部分
の外部で開口していて、ガイドピン30が第2の肩部分
の外面に沿って延びるようになっている。この実施形態
では、第2の肩部分18は、この場合も又、第1の肩部
分16及びシャンク14に設けられた穴と整列状態にあ
り、対応関係にあるガイドピン30を受け入れる複数の
長手方向に延びる溝34、例えば1対の溝を備えるのが
よい。しかしながら、この実施形態では、第1の肩部分
16に設けられた穴24は、第2の肩部分の外部で開口
しているので、溝34は、第2の肩部分の互いに反対側
に位置した外部側壁に沿って長手方向に延びている。上
述したように、ガイドピン30及び多心ファイバ用フェ
ルールはこの場合も又、好ましくはガイドピンが第2の
肩部分18を越えて後方には延びず、第2の肩部分の横
で終端するように寸法決めされている。上述の溝34の
場合と同様、この実施形態の第2の肩部分18の外面に
設けられた各溝は好ましくは、それぞれ対応関係をなす
ガイドピン30の少なくとも一部をぴったりと受け入れ
るような寸法形状に設定されている。
【0036】以下に説明すると共に図12〜図14に示
すように、本発明のフェルール12は、E−フェルール
として使用できる。したがって、この実施形態では、光
ファイバコネクタ35は、フェルール12のすぐ後方に
位置決めされたスプライス部品ホルダ36を更に有して
いる。とりわけ、スプライス部品ホルダ36は、1対の
スプライス部品38を保持すると共に、スプライス部品
の作動を容易にするよう設計されており、その目的は、
1以上のファイバスタッドをそれぞれ対応関係をなす現
場のファイバに機械的に接続することにある。
【0037】第1の肩部分16よりも横断面の小さな第
2の肩部分18を設けることにより、この実施形態の多
心ファイバ用フェルール12は、スプライス部品ホルダ
36を第2の肩部分に係合させることができ、その目的
は、多心ファイバ用フェルール及びスプライス部品ホル
ダを互いに整列関係に維持することにある。しかしなが
ら、第2の肩部分18は第1の肩部分16に対して寸法
が小さいので、スプライス部品ホルダ36は、結果的に
得られる第2の肩部分とスプライス部品ホルダの組合せ
が多心ファイバ用フェルール12の第1の肩部分よりも
横断面の寸法形状が大きくなるようにしないで、第2の
肩部分に係合することができる。かくして、多心ファイ
バ用フェルール12及びスプライス部品ホルダ36を、
コネクタハウジングに設けられた内部キャビティを通常
レベルよりも大きくする必要なく従来用いられているコ
ネクタハウジング内に配置することができる。かくし
て、本発明のフェルール12は、ユニカム(登録商標)
コネクタのE−フェルールと互換性がある。
【0038】本発明の光ファイバコネクタは、多心ファ
イバ用フェルール12の形式とは無関係に、図3及び図
4に示すように複数のガイドピン30及び複数のガイド
ピンに係合するピンリテーナ40を有することが好まし
い。ガイドピン30及びピンリテーナ40を、種々の材
料で作ることができる。ただし、ガイドピン30は代表
的には金属で作られ、これに対しピンリテーナ40は一
般に金属又はプラスチックの何れかで作られる。当業者
には公知のように、多心ファイバコネクタは代表的に
は、1対のガイドピン30を有し、又、上述したように
本発明の多心ファイバ用フェルール12は、ガイドピン
をぴったりと受け入れる長手方向に延びる穴23,24
を備えるシャンク14及び第1の肩部分16を有してい
る。本発明の好ましい実施形態によれば、ピンリテーナ
40は、多心ファイバ用フェルール12の後方に位置決
めされず、しかも第1の肩部分16よりも横断面寸法及
び形状を何ら大きくしないで、ガイドピン30にしっか
りと係合するよう設計されている。ピンリテーナ40は
好ましくは多心ファイバ用フェルールの後方に位置決め
されないので、多心ファイバ用フェルール12は従来の
MTフェルールよりも長いものであってよい。加うる
に、ピンリテーナ40は第1の肩部分16よりも横断面
が大きくないので、このピンリテーナを用いると、コネ
クタハウジングに設けられた内部キャビティを拡大する
必要はない。その代わり、本発明の光ファイバコネクタ
は、従来寸法の内部キャビティを備えた従来のコネクタ
ハウジングを有することができる。
【0039】ピンリテーナ40は、第2の肩部分18に
沿って延びる複数のガイドピン30の部分に係合するよ
う設計されている。この点に関し、ガイドピン30は一
般に、ガイドピンの後方端部に近接して、即ち、第2の
肩部分18に沿って延びるガイドピンの部分内に円周方
向溝42を備えている。したがって、ピンリテーナ40
は、ガイドピンにそれぞれ設けられた溝42に嵌合し、
それにより、ガイドピンを多心ファイバ用フェルール1
2に対して定位置に固定するよう設計されている。
【0040】ガイドピン30が第2の肩部分18に設け
られた内側開口部32を貫通する実施形態では、ピンリ
テーナ40は、第2の肩部分の少なくとも内側開口部及
びより代表的には第1及び第2の肩部分に設けられた内
側開口部内に嵌まるような寸法形状になっている。これ
については図3及び図4を参照されたい。図5に示すよ
うに、この実施形態のピンリテーナ40は、互いに反対
側に位置した端部相互間に長手方向に延びる本体部分4
4を有している。本体部分44は代表的には管状である
が、第1及び第2の肩部分16,18にそれぞれ設けら
れた内側開口部28,32の形状に応じて他の形状であ
ってもよい。というのは、本体部分の寸法形状は代表的
には、第1及び第2の肩部分に設けられた内側開口部の
寸法形状にマッチするよう選択されるからである。本体
部分44は、互いに反対側に位置した端部の各々を貫通
して開口した長手方向に延びる通路46を更に備えてい
る。したがって、光ファイバは、本体部分44に設けら
れた通路46を貫通してフェルール12のシャンク14
に設けられたボア22内へ延びることができる。
【0041】この実施形態のピンリテーナ40は、本体
部分44から横方向外方に延びていて、フェルール12
内の対応関係をなすガイドピン30に係合する少なくと
も1つ、より代表的には複数の係合部材48を更に有し
ている。代表的には、複数の係合部材48は、溝の底部
に接触することなくそれぞれ対応関係をなすガイドピン
30に設けられた円周方向溝42内に配置されるのに十
分な距離だけ本体部分44から横方向外方に延びてい
る。ピンリテーナ40は本体部分44の全体にわたって
ぐるりと円周方向に又はその一部にわたって円周方向に
延びる単一の係合部材48を有するのがよいが、ピンリ
テーナは一般に、ガイドピン30の数と同一の数の係合
部材を有する。かくして、光ファイバコネクタは代表的
には1対のガイドピン30を有するので、ピンリテーナ
40もまた一般に、本体部分44の互いに反対側の側部
から横方向外方に延びていて、それぞれ対応関係をなす
ガイドピンに設けられた円周方向溝42に係合する1対
の係合部材48を有する。
【0042】図5に示すように、複数の係合部材48は
全体として、本体部分44の中点から横方向外方に延び
ている。したがって、ピンリテーナ40は、係合部材4
8を通る想像上の面の周りに対称である。したがって、
ピンリテーナ40のいずれか一方の端部をまず最初に第
1及び第2の肩部分16,18に設けられた内側開口部
28,32内へ挿入するのがよい。しかしながら、図6
に示す変形実施形態では、各係合部材48は横方向外方
にテーパしている。この実施形態では、各係合部材48
は、本体部分44の一端部に面した第1の側部から本体
部分の別の端部に面した第2の側部まで横方向外方にテ
ーパしている。したがって、この実施形態のピンリテー
ナ40を第1及び第2の肩部分16,18にそれぞれ設
けられた内側開口部28,32内に挿入して係合部材4
8がフェルール12の前面20からフェルールの後面に
延びる方向に横方向外方にテーパするようにする。した
がって、テーパした係合部材48は、係合部材を対応関
係をなすガイドピン30の円周方向溝42内に挿入しや
すくする。しかしながら、図5の実施形態のピンリテー
ナ40は、図5のピンリテーナが向きに依存しないので
図4のものよりも製造工程上の利点を有している。
【0043】図5又は図6のピンリテーナ40を含む光
ファイバコネクタにより、ガイドピン30をコネクタの
組立て及びフェルール12の前面20の研磨に続いて挿
入することができる。この点に関し、ピンリテーナ40
を、図3及び図4に示すように光ファイバコネクタの組
立て中、第1及び第2の肩部分16,18にそれぞれ設
けられた内側開口部28,32内に挿入する。代表的に
は、ピンリテーナ40をフェルール12の内側開口部内
に圧力嵌め又は摩擦嵌めし、エポキシ等によってフェル
ール内に保持する。しかしながら、ガイドピン30はコ
ネクタの初期組立て中、フェルール12内へは挿入せ
ず、それにより、コネクタの雌型バージョンを形成す
る。光ファイバコネクタの雌型バージョンを雄型バージ
ョンに変えることが望ましい場合、ガイドピン30をシ
ャンク14及び第1の肩部分16に設けられたそれぞれ
対応関係をなす穴23,24に挿入し、そして第2の肩
部分18に設けられたそれぞれ対応関係をなす溝34内
へ挿入する。ガイドピン30を溝42を通して送り進め
ると、ガイドピンの端部はそれぞれ対応関係をなす係合
部材48に接触する。しかしながら、ガイドピン30は
好ましくは、ピンリテーナ40の係合部材48を越えて
ガイドピンの端部の前進を容易にするようテーパした又
は切頭円錐形の端部50を有する。次に、ピンリテーナ
40の係合部材48はそれぞれ対応関係をなすガイドピ
ン30の円周方向溝42内にスナップ動作で嵌まってガ
イドピンにしっかりと係合してガイドピンをフェルール
12に対して定位置に取り付ける。かくして、現場の技
術者は、コネクタの雄型バージョンと雌型バージョンの
両方を所持する必要はなく、コネクタの雌型バージョン
及び必要に応じて現場でコネクタの雌型バージョンを雄
型バージョンに変換するためのガイドピン30を所持す
るのがよい。
【0044】本発明の光ファイバコネクタは、第2の肩
部分18に沿って延びる複数のガイドピン30の部分に
係合する他形式のピンリテーナ40を有してもよい。し
かしながら、上述したように、ピンリテーナ40のこれ
らの変形例も又好ましくは、フェルール12の第1の肩
部分16よりも横断面の小さな寸法形状を有するように
設計される。加うるに、ピンリテーナ40のこれら変形
例を更に、フェルール12の後方には位置決めされない
ように設計するのがよい。
【0045】ピンリテーナ40のこれら変形例は、第2
の肩部分18の外面に沿って延びるガイドピン30の部
分に係合することができる。例えば、図7及び図8に示
す一変形例では、ピンリテーナ40は、フェルール12
の第2の肩部分18と第2の肩部分の外面に沿って延び
るガイドピン30の部分の両方を受け入れるような寸法
形状の内側開口部52を備えたリテーナハウジングを有
している。ピンリテーナ40に設けられた内側開口部も
又、ピンリテーナの互いに反対側の端部の両方を貫通し
て開口して、光ファイバがピンリテーナを貫通して第1
及び第2の肩部分16,18にそれぞれ設けられた内部
キャビティ28,32及びシャンク14に設けられたボ
ア22内へ延びることができるようになっている。この
実施形態のピンリテーナ40は、ピンリテーナ40に設
けられた内側開口部52内へ延びて、それぞれ対応関係
をなすガイドピン30の円周方向溝42に嵌まる複数
の、より代表的には1対のタブ54を更に有している。
したがって、この実施形態のピンリテーナ40も又、ガ
イドピン30にしっかりと係合してガイドピンをフェル
ール12に対して定位置に取り付けることができる。図
7及び図8に示すこの別のピンリテーナ40の実施形態
はフェルール12のすぐ後方に位置決めされる小さな横
断面寸法の後方部分56を有しているが、ピンリテーナ
は、後方部分を有する必要はなく、むしろ、もし望まし
い場合にはフェルールとピンリテーナの合計長さを減少
させるためにフェルールの第2の肩部分18の周りに延
びる部分だけを有してもよい。しかしながら、いずれの
場合においても、この変形実施形態のピンリテーナ40
は、第1の肩部分16を越えて横方向外方に延びること
はない。
【0046】図9に示す別の実施形態では、ピンリテー
ナ40は、第2の肩部分18の外面に沿って延びるガイ
ドピン30にそれぞれ係合する複数のクリップ58を有
するのがよい。この実施形態のピンリテーナ40は、複
数のクリップ58を相互に連結するフレーム60を更に
有するのがよい。フレーム60は、フレームを第2の肩
部分上に設けることができ、そしてクリップ58がそれ
ぞれ対応関係をなすガイドピン30の円周方向溝42に
嵌まることができるように第2の肩部分18を受け入れ
る開口部を備えている。しかしながら、フレーム60
は、フェルール12の第1の肩部分16よりも横断面が
大きくはないものであることが有利である。さらに、こ
の実施形態のピンリテーナ40は、フェルール12の後
方には延びず、それにより、フェルールを所望ならば従
来のMTフェルール12に対して長くすることができ
る。
【0047】上述したように、本発明の多心ファイバ用
フェルール12は、ミニMTフェルール及びE−フェル
ールを含む種々の従来型フェルールと互換性があり、そ
して正しく寸法決めされるとMTフェルールとも互換性
がある。したがって、多心ファイバ用フェルールを含む
光ファイバコネクタは、その形式に応じて多種多様な他
の部品を有することができる。しかしながら、例示の目
的上、図3〜図5に示す実施形態の多心ファイバ用フェ
ルール12及びピンリテーナ40についてMT−RJコ
ネクタ65及びユニカム(登録商標)コネクタ35との
関連で以下に説明する。当業者には明らかなように、本
発明の多心ファイバ用フェルール12及びピンリテーナ
40も又、MT−RJコネクタ65と関連して以下に説
明するような仕方と非常に類似した仕方でMTPコネク
タ内に具体化することができる。ただし、MTフェルー
ルは、ミニMTフェルールよりも大きいであろう。
【0048】光ファイバコネクタ65がMT−RJコネ
クタである実施形態に関し、まず最初にピンリテーナ4
0を第1及び第2の肩部分16,18にそれぞれ設けら
れた内側開口部28,32内へ挿入してガイドピン30
に係合するようにし、このガイドピン30を後で挿入す
るとコネクタが雄型バージョンに変換されることになろ
う。図10及び図11に断面で示すように、この実施形
態のコネクタは、ピンリテーナ40に設けられた内側開
口部の最も後方に位置する部分内に挿入される引込み管
62を更に有している。コネクタ65は、コネクタブー
ツ64、圧着バンド66、ばね押し68及びばね70を
更に有している。コネクタ65は、コネクタハウジング
72を更に有している。
【0049】製造工程の実施中、引込み管62付きのフ
ェルール12をハウジング72内へ挿入する。ばね70
及びばね押し68をフェルール12の後方に挿入し、ば
ね押しタブ76をハウジング72に設けられた窓78に
スナップ嵌めして組立体を固定する。かくして、ファイ
バへの取付けのために顧客によって受け取られたままの
製品は、部品を収納したハウジング72と、圧着リング
66と、コネクタブーツ64から成っている。この実施
形態の光ファイバコネクタ65は図5及び図6のピンリ
テーナ40を利用できるが、図示の実施形態のピンリテ
ーナはフェルール12の後方に延びる。特に、ピンリテ
ーナ40は、フェルールの近くに設けられた肩部分及び
これから後方に延びる管状部分を有している。したがっ
て、ばね70の最も前方に位置する部分は、管状部分に
被さってピンリテーナ40の肩部分に当接する。したが
って、図示の実施形態のピンリテーナ40は、ばね着座
部としても働き、ばね心出し機能を発揮するので有利で
ある。
【0050】次に光ファイバコネクタ65を光ファイバ
ケーブルに取り付けるために、光ファイバの端部から被
覆を剥ぎ取る。次に、エポキシをばね押し68の後部か
ら突出している引込み管62を通してフェルール12内
へ注入する。次に、ファイバを引込み管62及びフェル
ール12に挿入してついにはこれらがフェルールの前部
から突出するようにする。次に、コネクタとファイバの
組立体をオーブン内で硬化させてエポキシを固める。エ
ポキシを引込み管62中へ注入することにより、本発明
のフェルール12は、窓無しのものとなることができ、
それにより、エポキシをフェルール内へ注入するために
はフェルールを光ファイバに取り付けた状態で窓が接近
可能のままでなければならなかったことにより予め組み
立てることができなかった窓付きのMTフェルールに関
する問題が解決される。この点に関し、窓無しフェルー
ル及び予備組立ての利点に関する詳細についてはデイビ
ッド・L・ディーン氏等により1999年12月17日
に出願された米国特許出願第09/464,815号
(発明の名称:A Windowless, Rectangular Ferrulein
a Preassembled Multifiber Connector and Associated
Assembly Method )を参照されたい。米国特許出願第
09/464,815号の開示内容を本明細書の一部を
形成するものとしてここに引用する。硬化後、ケーブル
応力除去ヤーンをばね押し68の周りにフレア状にし、
圧着バンド66をばね押しの周りに圧着することにより
定位置に保持するのがよい。次に、ブーツ64を定位置
に滑り込ませる。この硬化及び組立て後、光ファイバコ
ネクタ65を研磨する。研磨後、ガイドピン30を研磨
端部から挿入してついにはこれらがピンリテーナ40に
係合して雄型コネクタを形成することができるようにす
る。かくして、光ファイバコネクタ65は、現場での組
立て工程の実施後に雄型コネクタとして選択的に構成で
きる。
【0051】変形例として、本発明の多心ファイバ用フ
ェルール12を図12〜図14に示すようにユニカム
(登録商標)コネクタ35内に組み込んでもよい。上述
したように、ピンリテーナ40をまず最初に第1及び第
2の肩部分16,18にそれぞれ設けられた内側開口部
28,32内に配置する。次に、ファイバスタブをフェ
ルール12内に配置し、ピンリテーナ40とファイバス
タブの両方をエポキシによりフェルールに対し定位置に
固定する。次に、ファイバスタブを備えて完成状態にあ
るフェルール12とピンリテーナを上述したようにスプ
ライス部品ホルダ36と結合する。スプライス部品ホル
ダ36は、スプライス部品38及び引込み管90を収納
している。引込み管90をエポキシ等によって固定し、
これに対しスプライス部品38をスプライス部品ホルダ
36内のキャビティ内に配置する。次に、フェルールの
前面20及び光ファイバの端部を研磨する。コネクタ3
5は、幾つかの他の部品を更に有しており、かかる部品
としては、ばね80、ばね押し82、カム部材84及び
コネクタブーツが挙げられる。
【0052】コネクタ35は、フェルール12を収納す
るコネクタハウジング86を更に有している。上述した
ように、スプライス部品38及び引込み管90を含むス
プライス部品ホルダ36をフェルール12と結合し、こ
れがコネクタハウジング86の後方に延びるようにす
る。コネクタハウジング86は代表的には、コネクタハ
ウジングに設けられた内部キャビティ内へ内方に突出し
て第1の肩部分16に設けられた肩26に係合し、それ
によりフェルール12及びフェルールに取り付けられた
部品を保持する棚部88を有している。次に、ばね80
を滑らせてスプライス部品ハウジング36上に嵌める。
次に、ばね押し82をスプライス部品ハウジング36上
で摺動自在に前進させ、タブ92をコネクタハウジング
86に設けられた窓94内に嵌めて部品をコネクタハウ
ジングの内部に固定する。図示のように、ばね80は、
前方付勢力をスプライス部品ホルダ36に及ぼすよう設
計されており、これにより前方付勢力をフェルール12
に加える。
【0053】次に、カム部材84をスプライス部品ホル
ダ36上で摺動自在に前進させてスプライス部品38が
作動されず、即ち、スプライス部品が互いにしっかりと
は押し付けられないようにする。この点に関し、スプラ
イス部品ホルダ36は好ましくは、その互いに反対側の
端部の両方を貫通して開口した長手方向に延びる通路を
備えている。フェルール12に近接して位置する通路の
部分は好ましくは、フェルールの第2の肩部分18をぴ
ったりと受け入れてフェルールとスプライス部品ホルダ
36を結合するような寸法形状に設定されている。した
がって、スプライス部品ホルダ36とフェルール12
は、互いに整列して機械的に係合した関係に維持され
る。次に、現場のファイバの端部を引込み管90に挿入
し、そしてスプライス部品38に設けられたそれぞれ対
応関係をなす溝の中に差し込んでついには現場のファイ
バの端部が対応関係をなすファイバスタブに当接するよ
うにする。次に、カム部材84を回してスプライス部品
38を起動化し、それによりスプライス部品を互いに向
かって押して現場のファイバとファイバスタブのメカニ
カルスプライスを行うようにする。コネクタブーツをス
プライス部品ホルダ36の後方部分上で摺動自在に前進
させてユニカム(登録商標)コネクタ35の組立てを完
了させる。
【0054】上述の例示から明らかなように、本発明の
フェルール12は、ミニMTフェルール及びE−フェル
ールと互換性があり、それにより、両方の様式のフェル
ールに取って代わることができる共通フェルールが得ら
れる。かくして、製造して在庫の状態で保管又は維持し
なければならない多種多様な様式のフェルールを減少さ
せることができる。さらに、本発明のフェルール12は
所望ならばMTフェルールと互換性があるように寸法決
めできることは理解されるべきである。加うるに、本発
明のフェルール12は、光ファイバコネクタ35,65
の組立て及びフェルールの前面20の研磨後に、ガイド
ピンをシャンク14に設けられた穴23に挿入し、ピン
リテーナ40の係合部材48に係合させることによりガ
イドピン30を受け入れることができる。かくして、光
ファイバコネクタ35,65の雌型バージョンを現場で
雄型バージョンに変換することができ、それにより、現
場の技術者が所持しなければならない互いに異なるコネ
クタの数が減少する。
【0055】フェルール12及びスプライス部品ホルダ
36の一実施形態を詳細に説明した。しかしながら、本
発明の光ファイバコネクタは、所望ならば他の形態を備
えたフェルール及びスプライス部品ホルダを有してもよ
い。例えば、図15及び図16に示すように、他の実施
形態の光ファイバコネクタもまた、光ファイバの端部を
受け入れる少なくとも1つの長手方向に延びるボアを備
えたシャンク14及びシャンクの後方端部に近接して位
置する第1の肩部分16を備えたフェルールを有する。
第1の肩部分16は、フェルールを上述したようにコネ
クタハウジング内に保持することができるようにするた
めにコネクタハウジングの内方に突出した特徴部、例え
ば棚部に係合する肩6を構成するためにシャンク14よ
りも大きな断面プロフィールを有する。また図15及び
図16に示すように、光ファイバコネクタは、互いに反
対側に位置する第1の端部と第2の端部との間で長手方
向に延びるスプライス部品ホルダ36を有している。ス
プライス部品ホルダ36の第1の端部96は、フェルー
ル12の第1の肩部分16に係合してスプライス部品ホ
ルダとフェルールを互いに整列した関係に維持するよう
にする。これら実施形態によれば、スプライス部品ホル
ダ36は、スプライス部品と第1の肩部分16の相互係
合部分が第1の肩部分の断面プロフィールよりも大きく
はなく、代表的にはこれに等しい組合せ状態の断面プロ
フィールを有するように第1の肩部分に係合する。した
がって、フェルール12とスプライス部品ホルダ36の
組合せでは、コネクタハウジングに設けられた内部キャ
ビティを従来型コネクタハウジングに設けられた内部キ
ャビティに対して拡大させる必要はない。
【0056】フェルール12の第1の肩部分16は、シ
ャンク14に設けられたボア22と連通状態にある内側
開口部28を備えている。図15に示す実施形態によれ
ば、スプライス部品ホルダ36の第1の端部96は、フ
ェルール12の第1の肩部分16に設けられた内側開口
部28内にぴったりと受け入れられるような寸法形状に
なっている。したがって、フェルール12とスプライス
部品ホルダ36は互いに整列した関係で係合する。この
実施形態によれば、スプライス部品ホルダ36は好まし
くは、スプライス部品ホルダの第1の端部に近接して位
置していて、スプライス部品ホルダの第1の端部よりも
横断面が大きな肩部分98を更に有する。この点に関
し、スプライス部品ホルダ36の肩部分98とフェルー
ル12の第1の肩部分16は好ましくは横断面が同一の
寸法形状のものである。
【0057】図16に示す別の実施形態によれば、フェ
ルール12の第1の肩部分16は、第1の肩部分の長い
方の側部の各々に沿って複数の長手方向に延びるチャネ
ル100、例えば1対の長手方向に延びるチャネルを備
えている。この実施形態によれば、スプライス部品ホル
ダ36の第1の端部は、城構えの形態をしており、この
第1の端部は、第1の肩部分16のチャネル100とそ
れぞれ係合する複数の長手方向に延びるタブ102を有
している。したがって、この実施形態のフェルール12
とスプライス部品ホルダ36も又互いに整列した関係で
係合する。図16に示すと共に上述したように、この実
施形態のスプライス部品ホルダ36は、肩部分98を更
に有するのがよい。フェルールの第1の肩部分16は、
図3と関連して説明すると共に図3に示すのと同一の方
法でピンリテーナ40を受け入れるよう設計された内側
開口部を更に有するのがよい。したがって、ガイドピン
をフェルール12のシャンク及び第1の肩部分16に設
けられたそれぞれ対応関係をなす穴に挿入してピンリテ
ーナ40に係合させるのがよい。
【0058】上述の実施形態が示すように、本発明の光
ファイバコネクタは、種々の形態のフェルール12及び
スプライス部品ホルダ36を有している。各実施形態で
は、多心ファイバ用フェルール12とスプライス部品ホ
ルダ36は互いに整列関係をなして係合し、その結果と
して得られる組合せはフェルール12の第1の肩部分1
6よりも更に横方向外方に延びるというわけではなく、
したがって、種々の形態のうちの任意のもののフェルー
ル及びスプライス部品ホルダを標準サイズ及びプロフィ
ールのコネクタハウジング内に配置することができる。
【0059】当業者であれば、上述の説明及び関連の図
面で得られる教示にしたがって本発明の多くの変形例及
び他の実施形態を想到できよう。したがって、本発明は
開示した特定の実施形態には限定されず、かかる変形例
及び他の実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明
の範囲に属するものである。本明細書において特定の用
語を用いたが、これらは本発明を限定する目的ではなく
説明のために用いられているに過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のフェルールの斜視図であ
る。
【図2】図1のフェルールの2−2線矢視断面図であ
る。
【図3】ピンリテーナ及び1対のガイドピンの挿入後の
フェルールの後方端部から見た図1のフェルールの斜視
図である。
【図4】図3のフェルール、ピンリテーナ及びガイドピ
ンの4−4線矢視断面図である。
【図5】本発明の一実施形態のピンリテーナの斜視図で
ある。
【図6】本発明の別の実施形態のピンリテーナの斜視図
である。
【図7】本発明の別の実施形態のフェルール及びピンリ
テーナの斜視図である。
【図8】図7のピンリテーナの8−8線矢視断面図であ
る。
【図9】本発明の別の実施形態のピンリテーナの斜視図
である。
【図10】MT−RJコネクタに類似した形態に組み立
てた後の本発明の一実施形態の光ファイバコネクタの平
面断面図である。
【図11】図10の光ファイバコネクタの側面端面図で
ある。
【図12】ユニカム(登録商標)コネクタに類似した形
態を有する本発明の別の実施形態の光ファイバの多数の
構成部品の分解斜視図である。
【図13】組立後の図12の光ファイバコネクタの平面
断面図である。
【図14】図12及び図13の光ファイバコネクタの側
面断面図である。
【図15】本発明の別の実施形態のフェルール及びスプ
ライス部品ホルダの斜視図である。
【図16】本発明の更に別の実施形態のフェルール及び
スプライス部品ホルダの斜視図である。
【符号の説明】
12 多心ファイバ用フェルール 14 シャンク 16,18 肩部分 20 前面 22 ボア 23 穴 30 ガイドピン 34,42 溝 40 ピンリテーナ 46 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブランドン エイ バーンス アメリカ合衆国 テキサス州 76137 フ ォート ワース ビーヴァー ヘッド ロ ード 7780 (72)発明者 マイケル デジョン アメリカ合衆国 テキサス州 76137 フ ォート ワース ブロークン ボー ドラ イヴ 5104 (72)発明者 ショーン エム カー アメリカ合衆国 テキサス州 76180 ノ ース リッチランド ヒルズ ウッドヘヴ ン 7712 (72)発明者 ダニエル レイヴァ ジュニア アメリカ合衆国 テキサス州 76131 サ ギノー ビッグ スカイ レーン 848 (72)発明者 スーザン イー ラインハート アメリカ合衆国 テキサス州 76248 ケ ラー スターリング テラス サークル 8629 (72)発明者 スコット イー セムラー アメリカ合衆国 テキサス州 76248 ケ ラー スターリング テラス サークル 8629 Fターム(参考) 2H036 JA01 QA18 QA49 QA50

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多心ファイバ用フェルールであって、互
    いに反対側に位置した第1の端部と第2の端部の間で長
    手方向に延びるシャンクを有し、前記シャンクは、第1
    の端部の近くに位置した前面を有し、前記前面を貫通し
    て開口していて、対応関係にある光ファイバの端部を受
    け入れる複数の長手方向に延びるボアを備え、前記シャ
    ンクは、前面を貫通して開口していて、対応関係にある
    ガイドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる穴を更
    に備え、前記シャンクの第2の端部の近くに設けられて
    いて、前記シャンクより横断面が大きい第1の肩部分
    と、前記第1の肩部分に対して前記シャンクの反対側に
    位置して第1の肩部分の近くに設けられていて、第1の
    肩部分よりも横断面が小さい第2の肩部分とを更に有
    し、前記第1の肩部分と前記第2の肩部分は、複数のボ
    アと連通していて、光ファイバの端部を受け入れる開口
    部をそれぞれ備えていることを特徴とする多心ファイバ
    用フェルール。
  2. 【請求項2】 前記第1の肩部分は、前記シャンクの穴
    と連通状態にあり、対応関係にあるガイドピンを受け入
    れる複数の長手方向に延びる穴を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の多心ファイバ用フェルール。
  3. 【請求項3】 前記第2の肩部分は、前記シャンクの穴
    と整列状態にあり、対応関係にあるガイドピンを受け入
    れる複数の長手方向に延びる溝を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の多心ファイバ用フェルール。
  4. 【請求項4】 複数の溝は、前記第2の肩部分の開口部
    内へその内部で開口していることを特徴とする請求項3
    記載の多心ファイバ用フェルール。
  5. 【請求項5】 複数の溝は、前記第2の肩部分の外面を
    貫通して開口していることを特徴とする請求項3記載の
    多心ファイバ用フェルール。
  6. 【請求項6】 フェルール内の複数のガイドピンに係合
    するピンリテーナであって、互いに反対側の端部相互間
    で長手方向に延びる本体部分を有し、前記本体部分は、
    互いに反対側に位置した端部の各々を貫通して開口した
    長手方向に延びる通路を備え、前記本体部分は、フェル
    ールに設けられた開口部内に少なくとも部分的に受け入
    れられるように寸法決めされており、前記ピンリテーナ
    は、前記本体部分から横方向外方に延びていて、フェル
    ール内の対応関係にあるガイドピンに係合する少なくと
    も1つの係合部材を更に有していることを特徴とするピ
    ンリテーナ。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの係合部材は、前記
    本体部分の互いに反対側の側部から横方向外方に延びる
    1対の係合部材から成ることを特徴とする請求項6記載
    のピンリテーナ。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの係合部材は、ピン
    リテーナが前記少なくとも1つの係合材料を通る想像面
    に関して対称になるように前記本体部分の中点から横方
    向外方に延びていることを特徴とする請求項6記載のピ
    ンリテーナ。
  9. 【請求項9】 前記本体部分は、円筒形であることを特
    徴とする請求項6記載のピンリテーナ。
  10. 【請求項10】 各係合部材は、前記本体部分の一端に
    向いた第1の側部から前記本体部分の別の端部に向いた
    第2の側部まで横方向外方にテーパしていることを特徴
    とする請求項6記載のピンリテーナ。
  11. 【請求項11】 前記本体部分は、肩部分及びその一端
    の近くのところでこれから外方に延びる管状部分を有
    し、肩部分は、管状部分よりも横断面が大きいことを特
    徴とする請求項通路記載のピンリテーナ。
  12. 【請求項12】 光ファイバコネクタであって、フェル
    ールを有し、フェルールは、対応関係にある光ファイバ
    の端部を受け入れる複数の長手方向に延びるボアを備え
    たシャンクを有し、前記シャンクは、対応関係にあるガ
    イドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる穴を更に
    備え、前記フェルールは、前記シャンクの一端部の近く
    に位置していて、前記シャンクよりも横断面が大きい第
    1の肩部分を更に有し、前記第1の肩部分は、対応関係
    にあるガイドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる
    穴を更に備え、前記フェルールは、前記第1の肩部分に
    対して前記シャンクの反対側に位置した状態で前記第1
    の肩部分の近くに設けられていて、前記第1の肩部分よ
    りも横断面が小さい第2の肩部分を更に有し、前記光フ
    ァイバコネクタは、前記シャンク及び前記第1の肩部分
    のそれぞれの穴を貫通して延びる複数のガイドピンを更
    に有し、前記複数のガイドピンは、前記第1の肩部分を
    越え、前記第2の肩部分に沿って長手方向に延び、前記
    光ファイバコネクタは、前記第2の肩部分に沿って延び
    る前記複数のガイドピンの部分に係合するピンリテーナ
    を更に有していることを特徴とする光ファイバコネク
    タ。
  13. 【請求項13】 前記第2の肩部分は、前記第1の肩部
    分のボアと連通状態にある開口部を備え、前記複数のガ
    イドピンは、前記第2の肩部分の開口部を少なくとも部
    分的に貫通して延び、前記ピンリテーナは、前記第2の
    肩部分の開口部内に少なくとも部分的に配置され、前記
    開口部内の前記複数のガイドピンの部分に係合するよう
    な寸法形状になっていることを特徴とする請求項12記
    載の光ファイバコネクタ。
  14. 【請求項14】 前記ピンリテーナは、互いに反対側の
    端部相互間で長手方向に延びる本体部分を有し、前記本
    体部分は、互いに反対側に位置した端部の各々を貫通し
    て開口した長手方向に延びる通路を備え、前記ピンリテ
    ーナは、前記本体部分から横方向外方に延びていて、対
    応関係にあるガイドピンに係合する少なくとも1つの係
    合部材を更に有していることを特徴とする請求項13記
    載の光ファイバコネクタ。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの係合部材は、前
    記本体部分の互いに反対側の側部から横方向外方に延び
    ていて、1対のガイドピンに係合する1対の係合部材か
    ら成ることを特徴とする請求項14記載の光ファイバコ
    ネクタ。
  16. 【請求項16】 各ガイドピンは、円周方向溝を備え、
    前記少なくとも1つの係合部材は、対応関係にあるガイ
    ドピンの円周方向溝に嵌まることを特徴とする請求項1
    4記載の光ファイバコネクタ。
  17. 【請求項17】 前記第2の肩部分は、前記シャンク及
    び前記第1の肩部分の穴と整列状態にあり、対応関係に
    あるガイドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる溝
    を備え、複数の溝は、前記第2の肩部分の開口部内へそ
    の内部で開口していることを特徴とする請求項13記載
    の光ファイバコネクタ。
  18. 【請求項18】 前記複数のガイドピンは、前記第2の
    肩部分の外面に沿って延びていることを特徴とする請求
    項12記載の光ファイバコネクタ。
  19. 【請求項19】 前記第2の肩部分は、前記シャンク及
    び前記第1の肩部分の穴と整列状態にあり、対応関係に
    あるガイドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる溝
    を備え、複数の溝は、前記第2の肩部分の外面を貫通し
    て開口していることを特徴とする請求項18記載の光フ
    ァイバコネクタ。
  20. 【請求項20】 前記ピンリテーナは、前記複数のガイ
    ドピンが部分的に前記ピンリテーナと前記第2の肩部分
    との間で係合されるように前記第2の肩部分及び前記複
    数のガイドピンの端部を受け入れるような寸法形状の開
    口部を備えていることを特徴とする請求項18記載の光
    ファイバコネクタ。
  21. 【請求項21】 各ガイドピンは、円周方向溝を備え、
    前記ピンリテーナは、前記ピンリテーナの開口部内へ延
    びていて、対応関係にあるガイドピンの円周方向溝に嵌
    まる複数のタブを有していることを特徴とする請求項2
    0記載の光ファイバコネクタ。
  22. 【請求項22】 前記ピンリテーナは、前記第2の肩部
    分の近くで対応関係にあるガイドピンに係合する複数の
    クリップを有していることを特徴とする請求項18記載
    の光ファイバコネクタ。
  23. 【請求項23】 前記ピンリテーナは、前記複数のクリ
    ップを互いに連結するフレームを更に有し、前記フレー
    ムは、前記第2の肩部分を受け入れる開口部を備え、前
    記フレームは、横断面が前記第1の肩部分より大きくは
    ないことを特徴とする請求項22記載の光ファイバコネ
    クタ。
  24. 【請求項24】 光ファイバコネクタであって、フェル
    ールを有し、フェルールは、対応関係にある光ファイバ
    の端部を受け入れる少なくとも1つの長手方向に延びる
    ボアを備えたシャンク、前記シャンクの一端の近くに設
    けられていて、前記シャンクよりも大きな断面プロフィ
    ールを備えた第1の肩部分及び前記第1の肩部分に対し
    て前記シャンクの反対側に位置した状態で前記第1の肩
    部分の近くに設けられていて、前記第1の肩部分よりも
    横断面が小さな第2の肩部分を有し、前記光ファイバコ
    ネクタは、互いに反対側に位置した第1の端部と第2の
    端部との間で長手方向に延びるスプライス部品ホルダを
    更に有し、前記スプライス部品ホルダは、第1の端部を
    貫通して開口した長手方向に延びる通路を備え、前記ス
    プライス部品ホルダの第1の端部の近くに位置したツー
    ルの一部は、前記スプライス部品ホルダ及び前記フェル
    ールが互いに整列した関係に維持されるように前記フェ
    ルールの前記第2の肩部分をぴったりと受け入れるよう
    な寸法形状になっていることを特徴とする光ファイバコ
    ネクタ。
  25. 【請求項25】 前記シャンク及び前記第1の肩部分
    は、対応関係にあるガイドピンを受け入れる複数の長手
    方向に延びる穴を備え、光ファイバコネクタは、前記シ
    ャンク及び前記第1の肩部分の対応関係にある穴を貫通
    して延びる複数のガイドピンを有し、前記複数のガイド
    ピンは、前記第1の肩部分を越え、前記一体にの肩部分
    に沿って長手方向に延び、前記光ファイバコネクタは、
    前記第2の肩部分に沿って延びる前記複数のガイドピン
    の部分に係合するピンリテーナを更に有していることを
    特徴とする請求項24記載の光ファイバコネクタ。
  26. 【請求項26】 前記第2の肩部分は、前記第1の肩部
    分に設けられたボアと連通状態にある開口部を備え、前
    記複数のガイドピンは、前記第2の肩部分の穴を少なく
    とも部分的に貫通して延び、前記ピンリテーナは、前記
    第2の肩部分の開口部内に少なくとも部分的に配置さ
    れ、前記開口部内の前記複数のガイドピンの部分に係合
    するような寸法形状になっていることを特徴とする請求
    項25記載の光ファイバコネクタ。
  27. 【請求項27】 前記ピンリテーナは、互いに反対側に
    位置した端部相互間で長手方向に延びる本体部分を有
    し、前記本体部分は、互いに反対側に位置した端部の各
    々を貫通して開口した長手方向に延びる通路を備え、前
    記ピンリテーナは、前記本体部分から横方向外方に延び
    ていて、対応関係にあるガイドピンに係合する少なくと
    も1つの係合部材を更に有していることを特徴とする請
    求項26記載の光ファイバコネクタ。
  28. 【請求項28】 前記少なくとも1つの係合部材は、前
    記本体部分の互いに反対側の側部から横方向外方に延び
    ていて、1対のガイドピンに係合する1対の係合部材か
    ら成ることを特徴とする請求項27記載の光ファイバコ
    ネクタ。
  29. 【請求項29】 各ガイドピンは、円周方向溝を備え、
    前記少なくとも1つの係合部材は、対応関係にあるガイ
    ドピンの円周方向溝に嵌まることを特徴とする請求項2
    8記載の光ファイバコネクタ
  30. 【請求項30】 前記第2の肩部分は、前記シャンク及
    び前記第1の肩部分の穴と整列状態にあり、対応関係に
    あるガイドピンを受け入れる複数の長手方向に延びる溝
    を備え、複数の溝は、前記第2の肩部分の開口部内へそ
    の内部で開口していることを特徴とする請求項25記載
    の光ファイバコネクタ。
  31. 【請求項31】 光ファイバコネクタであって、フェル
    ールを有し、フェルールは、対応関係にある光ファイバ
    の端部を受け入れる少なくとも1つの長手方向に延びる
    ボアを備えたシャンク、前記シャンクの一端の近くに設
    けられていて、前記シャンクよりも大きな断面プロフィ
    ールを備えた第1の肩部分を有し、前記光ファイバコネ
    クタは、互いに反対側に位置した第1の端部と第2の端
    部との間で長手方向に延びるスプライス部品ホルダを更
    に有し、前記スプライス部品ホルダの第1の端部は、前
    記スプライス部品ホルダと前記フェルールが互いに整列
    した関係に維持されるように前記フェルールの前記第1
    の肩部分に係合し、前記スプライス部品ホルダは、前記
    スプライス部品と前記第1の肩部分の相互係合部分が、
    前記第1の肩部分の横断面プロフィールより大きくはな
    い組合せ状態の横断面プロフィールを有するように前記
    第1の肩部分に係合することを特徴とする光ファイバコ
    ネクタ。
  32. 【請求項32】 前記フェルールの前記第1の肩部分
    は、前記シャンクの少なくとも1つの長手方向に延びる
    ボアと連通状態にある開口部を備え、スプライス部品ホ
    ルダの第1の端部は、前記フェルールの前記第1の肩部
    分の開口部内にぴったりと受け入れられるような寸法形
    状になっていることを特徴とする請求項31記載の光フ
    ァイバコネクタ。
  33. 【請求項33】 前記スプライス部品ホルダは、前記ス
    プライス部品ホルダの第1の端部の近くに設けられてい
    て、前記スプライス部品ホルダの第1の端部よりも横断
    面が大きな肩部分を有していることを特徴とする請求項
    32記載の光ファイバコネクタ。
  34. 【請求項34】 前記スプライス部品ホルダの肩部分と
    前記フェルールの第1の肩部分は、横断面が同一の寸法
    形状であることを特徴とする請求項33記載の光ファイ
    バコネクタ。
  35. 【請求項35】 前記フェルールの前記第1の肩部分
    は、複数の長手方向に延びるチャネルを備え、前記スプ
    ライス部品ホルダの第1の端部は、前記第1の肩部分の
    対応関係にあるチャネルに嵌まる複数の長手方向に延び
    るタブを有していることを特徴とする請求項31記載の
    光ファイバコネクタ。
  36. 【請求項36】 前記スプライス部品ホルダ内に配置さ
    れていて、前記シャンクが取り付けられる光ファイバと
    別の光ファイバのメカニカルスプライスを容易にする複
    数のスプライス部品を更に有していることを特徴とする
    請求項31記載の光ファイバコネクタ。
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