JP2000206367A - 光ファイバコネクタ及びピンリテ―ナ - Google Patents

光ファイバコネクタ及びピンリテ―ナ

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JP2000206367A
JP2000206367A JP11149423A JP14942399A JP2000206367A JP 2000206367 A JP2000206367 A JP 2000206367A JP 11149423 A JP11149423 A JP 11149423A JP 14942399 A JP14942399 A JP 14942399A JP 2000206367 A JP2000206367 A JP 2000206367A
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optical fiber
retainer
pin retainer
recess
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James D Kevern
ジェイムズ・ディー・ケヴァーン
Joel C Rosson
ジョエル・シー・ロッソン
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Whitaker LLC
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Corning Optical Communications LLC
Whitaker LLC
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3818Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
    • G02B6/3821Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with axial spring biasing or loading means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号の減衰を小さくし、場合によっては光
ファイバを物理的に損傷することを防止できる光ファイ
バコネクタ及びピンリテーナを提供する。 【解決手段】 スプリングと係合して該スプリングを横
手方向所定位置に保持するスプリングポジショナの役割
を果たす、ピンリテーナ又はガイドピンクリップなどの
構成部品を含む光ファイバコネクタが提供される。典型
的には上記スプリングポジショナは、スプリングの一端
を受容すべくピンリテーナの後端により画成された凹形
ポケットである。上記スプリングポジショナは、偏心し
て位置せしめられ又は傾斜されたスプリングにより光フ
ァイバ及び/又は光ファイバコネクタの構成部品におい
て引起こされ得る非対称的力を減少又は排除する役割を
果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバコネク
タに関し、特にスプリングポジショナを有する光ファイ
バコネクタ及びピンリテーナに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、多くの電気通信用途に使
用されている。例えば光ファイバは、基本的に電磁界に
より影響を受けない光形態で情報を搬送する広帯域幅及
び大容量の故に、データ通信に使用される。
【0003】したがって、1本以上の光ファイバの端部
に対して取付ける為に、多くのマルチファイバコネクタ
などの光ファイバコネクタが多数開発されてきた。従来
の光ファイバコネクタは、コネクタ本体としても知られ
る外側ハウジングと、該外側ハウジング内に配設された
フェルールとを含んでいる。フェルールは少なくとも1
本のファイバの端部に取付けられると共に、該フェルー
ルが確かな接触を行う他の光ファイバコネクタのフェル
ールとの分離可能接続を提供する合致係合端面を有して
いる。フェルール及び外側ハウジングに加え、コネクタ
は典型的には複数の他の構成要素を含むが、これは、
(ガイドピンクリップとしても知られる)ピンリテー
ナ、スプリング、スプリング押圧部材、(潰着可能な鳩
目としても知られる)クリンプリング、ブーツ及び一対
のガイドピンなどである。
【0004】マルチファイバMTPコネクタなどのコネ
クタを複数本の光ファイバの端部に取付ける為には、ブ
ーツ、クリンプリング及びスプリング押圧部材がファン
アウトジャケット上に摺動嵌装せしめられる。光ファイ
バの端部から該ジャケット及びリボンマトリクスを除去
した後、光ファイバは清浄化されてスプリングが光ファ
イバ上に摺動嵌装せしめられる。次に、光ファイバの端
部はマルチファイバフェルールにより画成された夫々の
ボアを貫通して挿入される。完全に挿入されたなら、光
ファイバの端部は、フェルールにより画成されたウィン
ドウを介して注入されるエポキシによりフェルール内に
固定され得る。エポキシが硬化した後、フェルールの前
面及び光ファイバの端部は研磨される。
【0005】フェルールの前面を研磨した後、従来のマ
ルチファイバコネクタの残りの構成要素が組立てられ
る。この点に関し、次に組立てられるべき構成要素は、
ピンリテーナ及びそれから外方に延在する一対のガイド
ピンを含むガイドピンアセンブリである。組立ての間に
おいてガイドピンアセンブリは、ピンリテーナがフェル
ールの後面近傍となり且つガイドピンはフェルールによ
り画成された対応通路を貫通して延在する如く、フェル
ールに対して位置せしめられる。スプリング押圧部材の
下側からジャケット及び光ファイバケーブルのテンショ
ンメンバを引張ると共にテンションメンバをスプリング
押圧部材の回りで拡開した後、フェルールの前面がハウ
ジングの一端から露出される如くフェルールはコネクタ
ハウジング内に挿入される。その後、スプリング押圧部
材がハウジングの逆端内に挿入されて所定位置に弾性係
止され、これにより、スプリング押圧部材とピンリテー
ナの後面との間で幾分か圧縮された状態にてスプリング
を挟持する。クリンプリングをテンションメンバ上及び
スプリング押圧部材の後部に摺動嵌装した後、クリンプ
リングはスプリング押圧部材の回りに潰着され又は径方
向に圧縮される。その後、クリンプリングを囲繞すべく
ブーツが所定位置に摺動挿入されることにより、従来の
マルチファイバコネクタの組立てが完了される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】組立てられたなら、ス
プリングはフェルールを係合軸心に沿って付勢すること
によりコネクタ内の軸心方向誤差を調節し、相手側係合
コネクタとの確かな接触を確実にする。従来の光ファイ
バコネクタが遭遇するひとつの問題は、係合界面にて2
本の光ファイバを適切に整列する上での困難性である。
この点に関し、もし光コネクタ同士が適切に整列されな
ければ、これらのコネクタが取付けられた光ファイバも
また適切に整列されず、信号損失又は信号減衰などの問
題が生じ得る。従来の光ファイバコネクタにおいて、ス
プリングは係合軸心に沿って適切に配置されたままとは
ならず、且つ、横方向に移動したり、一側もしくは他側
へと傾斜(cock)することにより、係合状態においてフ
ェルールに非対称的な付勢力を掛けたりすることもあ
る。実際に光信号が伝播される光ファイバの対応コアは
一般的には小寸であることから、非対称的な又は偏心し
た力により光ファイバのコアが影響を受けるのは当然で
ある。この点に関し、その由来が如何なるものであれ非
対称的な力は、係合しているコネクタ内に位置せしめら
れた相手側光ファイバに関する適切な整列から当該光フ
ァイバを離脱付勢する傾向がある。スプリングが長手軸
心から離間移動したとき、すなわち、スプリングが傾斜
されたとき、該スプリングはコネクタ内の脆弱なファイ
バに対して直接的に横方向の力を加え、ファイバを物理
的に損傷し又は少なくともファイバに対して応力を加
え、光通信機能全体に悪影響を与える可能性がある。高
性能要件に対応してファイバ同士を当接する上では厳密
な整列要件が課されることから、ファイバがコネクタ内
において適切に整列されると共に、光ファイバに対する
横方向の力及び非対称の力の全て、並びに、ハウジング
内で光ファイバを位置決めする為に使用される部材が削
減又は排除されれば好適である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、当該コネクタ
の他の構成要素及び合致係合軸心に対して横手方向所定
位置にスプリングを保持するスプリングポジショナを有
する光ファイバコネクタに関する。上記コネクタは、ハ
ウジングと、該ハウジング内に少なくとも部分的に1本
以上の光ファイバを固定する複数個の構成部品とを備え
てなる。本発明に依れば、少なくとも2個の構成部品の
間に少なくとも1個のスプリングが位置せしめられる。
2個の構成部品の少なくとも一方は、所望位置にスプリ
ングを保持するスプリングポジショナの役割を果たす。
例えば、スプリングポジショナの役割を果たす部品は、
スプリングを中心合せする凹部を該部品の後面に画成し
得る。この凹部は、上記2個の構成要素の間に載置され
たスプリングの少なくとも一端を受容して位置決めし得
る。したがって、中心合せ凹部などのスプリングポジシ
ョナは、偏心して傾斜されたスプリングにより光ファイ
バ及び/又は光ファイバコネクタの他の構成部品に加え
られ得る非対称の力を減少又は排除する役割を果たす。
故に、スプリングを中心位置に保持する本発明の光ファ
イバコネクタを介して送信された光信号は、夫々のスプ
リングが一側又は他側に傾斜され得るという従来の光フ
ァイバコネクタにより搬送される信号よりも減衰される
可能性が少ない。
【0008】本発明では、光ファイバコネクタの種々の
部品がスプリングポジショナの役割を果たし得る。例え
ば、光ファイバコネクタはスプリングポジショナ専用の
部品を含み得る。ただし、この場合には、ピンリテーナ
がその後面に凹部を画成し、スプリングポジショナの役
割を果たす。代替的に、光ファイバコネクタはスプリン
グポジショナの役割を果たす凹部を画成する後面を有す
るスペーサを含み得、又は、スプリングポジショナの役
割を果たす凹部をフェルール自体がその後面に画成して
も良い。いずれの構成部品がスプリングポジショナの役
割を果たすかに関わり無く本発明の光ファイバコネクタ
は、スプリングの横方向移動と、横方向に変位されたス
プリングにより光ファイバに加えられる不都合な非対称
の力とを、たとえ排除せずとも減少する。
【0009】スプリングポジショナは構成部品の後面に
画成された凹部であるという場合において、凹部は湾曲
面を含むことが可能であり、実質的に円錐台形状を有す
るように構成するのが好ましい。凹部は典型的には、当
該傾斜側壁と当該底面との間に円弧状遷移部(radiused
transition)を備えた傾斜側壁及び底面の間に画成さ
れる。側壁は幾多の異なる手法で傾斜され得るが、この
場合の側壁は、凹部を画成する構成部品の後面の残部に
対して直交する仮想線に関し、即ち合致係合軸心に関
し、約15°の角度で配設される。
【0010】本発明によれば、光ファイバコネクタは、
対置された前後端の間で長さ方向に延伸するリテーナ本
体を含むピンリテーナを有している。上記リテーナ本体
は、少なくとも1本の光ファイバを受容すべく前後端の
間に延在する通路も画成する。この場合のピンリテーナ
は、該ピンリテーナのリテーナ本体に対して横方向所定
位置にスプリングを保持すべく該スプリングと係合する
スプリングポジショナも含んでいる。上記スプリングポ
ジショナは典型的には、スプリングの一端を受容すべく
リテーナ本体の後端により画成された凹形ポケットであ
る。この凹形ポケットは、略々円形状を有すると共に、
上記リテーナ本体の後端を貫通開口すべく該リテーナ本
体により画成された通路の部分の回りに中心合せされ
る。代替的に上記スプリングポジショナは、スプリング
と係合すべくリテーナ本体の後端から外方に延出する1
個以上の突起を含み得る。いずれの場合においてもスプ
リングポジショナはリテーナ本体に対するスプリングの
不都合な横方向移動を防止することにより、従来のマル
チファイバコネクタのピンリテーナに対するスプリング
の横方向移動により引き起こされていた大きな信号減衰
及び物理的損傷を回避する。
【0011】本発明は、同一の参照番号が同一の要素を
表す添付図面に関する以下の記述を参照することにより
理解されよう。
【0012】本発明は種々の改変及び代替形態が可能で
あるが、その特定の実施形態が図面中に例示されると共
に本明細書中で詳述される。但し、本明細書中における
特定実施形態の記述は開示された特定形態に限定される
ことを意図するものでなく、添付の請求の範囲に定義さ
れた発明の範囲内に在る全ての改変物、均等物及び代替
物を包含することを意図している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の例証的な実施形態は以下
に記述される。明確化の為に、本明細書では実際に遂行
された全ての特徴が記述されてはいない。斯かる現実的
な実施形態を開発する上で、実施内容毎に変動するシス
テム関連及び業務関連の制約への適合などの開発者の特
定目的を達成すべく多大な実施内容固有判断が為される
べきことは当然理解されよう。更に、斯かる開発努力は
複雑であり多くの時間を要するであろうが、本開示内容
を知り得た当業者が為すべき通常作業であることは理解
されよう。
【0014】図1に示すように、マルチファイバコネク
タ11の如き光ファイバコネクタは、光ファイバケーブ
ル30の1本又はそれ以上の光ファイバの端部上に組み
付けて取付けられる多数の構成要素を含んでいる。図1
にはひとつの典型的実施形態が示されているが、本開示
内容及び本明細書中に示された代替実施形態を熟読すれ
ば、本発明は何らかの特定形式又は配置構成の光ファイ
バコネクタに限定されないことは容易に明らかとなる。
いずれにしても、本実施形態の光ファイバコネクタ11
は、コネクタハウジング20と、ナカザワシンジ氏等に
よる米国特許第5214730号に記述されたマルチフ
ァイバMTフェルールの如きフェルール22とを含んで
いる。光ファイバコネクタ11はまた、フェルール22
に設けた対応通路43を貫通延在する案内ピン24、及
び、案内ピン24の一端に係合するピンリテーナ18も
備えている。図1に示すように、マルチファイバコネク
タは更に、コネクタハウジング内でピンリテーナ18及
びフェルール22を前方に付勢する為のスプリング16
と、クリンプリング12により光ファイバケーブル30
の強度部材に固定されたスプリング押圧部材14とを備
えている。図1には示されていないが、光ファイバコネ
クタ11はまた、ピンリテーナ18及びフェルール22
を貫通して画成された通路内への光ファイバの挿入を容
易化すべく、スプリング押圧部材14及びスプリング1
6を貫通延在するファイバ引込管も備えている。光ファ
イバコネクタ11はまた、光ファイバに対して少なくと
も一定の歪み解放を与える歪み解放ブーツ10も備えて
いる。
【0015】当業者であれば、1本又はそれ以上の光フ
ァイバ上に光ファイバコネクタを取付けるべく光ファイ
バコネクタ11の各構成要素を組み付ける特定の技術は
熟知されていることから、簡単に記述する。この点に関
し上述の如く光ファイバは、クリンプリング12、スプ
リング押圧部材14及び歪み解放ブーツ10によりコネ
クタハウジング20に固定される。スプリング押圧部材
14は次に、スプリング押圧部材14のアーム34の各
々に形成された突起部32によりコネクタハウジング2
0に固定される。この突起部32は、ハウジングにより
画成された凹所36と合致係合し得るものである。
【0016】スプリング押圧部材14とピンリテーナ1
8との間には、スプリング16が位置せしめられる。ま
た、ピンリテーナ18は、前面44及び後面40を有す
る。ピンリテーナ18の前面44及び後面40は、光フ
ァイバが実際に合致係合される個所に関するこれらの面
の相対位置を表している。すなわち、光ファイバが実際
に合致係合される個所に対しては、ピンリテーナ18の
前面44がピンリテーナ18の後面40よりも近接して
いる。この前方及び後方という意味は、光ファイバコネ
クタ11の組み付けに使用される種々の構成要素の一切
のものに対して適用される。
【0017】スプリング16は、スプリング押圧部材1
4の各アーム34の間に位置せしめられる。本実施形態
では、スプリング16は、ピンリテーナ18の後面40
に係合する前端38を有している。以下において更に詳
述されるように、ピンリテーナ18は、フェルール22
の前面を越えて案内ピン24の他端が延在する如く、フ
ェルール22に設けられた通路(開口)43を貫通して
前方に延在する、典型的には2本である整列された複数
本の案内ピン24の各々の一端とも係合する。本実施形
態におけるピンリテーナ18の前面44は、案内ピン2
4と係合することに加え、フェルール22の後面46に
係合する。組み付けられたとき、スプリング16は、フ
ェルール22に対して前方付勢を与えると共に、光ファ
イバ(図示省略)に対して「浮動(float)」を与え、合
致係合するコネクタの光ファイバに接触させている。
【0018】従来の光ファイバコネクタにおいては、ピ
ンリテーナの後面は平坦である。その結果、スプリング
がピンリテーナの後面と係合されたとき、該スプリング
は偏心した位置へと移動し、これによりコネクタアセン
ブリ内、光ファイバコネクタの構成部品、及び、コネク
タが取付けられる光ファイバに対して非対称の力を誘起
させる傾向があり、少なくともその可能性がある。前述
の如く、かかる非対称の力並びにそれが引き起こし得る
誤整列は、合致係合された光ファイバ上を送信される信
号の品質に悪影響を与え得る。これに加え、スプリング
の偏心載置は、脆弱なファイバに対してスプリング自体
が接触し、横方向の力を直接加える可能性がある。
【0019】本発明に依れば、光ファイバコネクタ11
の構成部品の少なくとも一つは、光ファイバに対するス
プリング16の横方向の移動を完全に防止せずとも減少
させるスプリングポジショナを含み、又はそのような役
割を果たす。例えば本実施形態においては、ピンリテー
ナ18がスプリングポジショナの役割を果たす。図2乃
至図4に示すように、ピンリテーナ18は自身の後面4
0において、スプリングポジショナの役割を果たす凹部
42を画成し得る。この凹部42は、ピンリテーナ18
の後面内に凹部42を鋳造、ダイキャスト又は機械加工
する種々の工程及び技術により作成され得る。凹部42
は、任意の設計態様又は配置構成とされる。一実施形態
において、凹部42は実質的に円錐台形状であり、反作
用面(底面)51と、この反作用面51から後方に延在
する一対の傾斜側壁52とを有している。傾斜側壁52
は、種々の手法で傾斜され得るが、本実施形態の傾斜側
壁52は、ピンリテーナ18の後面40に直交する想像
線に関し、換言すると光ファイバコネクタ11の合致係
合軸心に関し、約15°の角度αで形成される。典型的
には、円弧状部54は、反作用面51と傾斜側壁52と
の交差部に形成される。傾斜側壁52と反作用面51と
の間の円弧状部54は、種々の大きさを有し得るが、ス
プリングワイヤの円弧と等しいか、又は僅かに小さいの
が典型的である。
【0020】一つの好適な実施形態において、凹部42
は、反作用面51に対してスプリング16の一端が完全
に係止するのを許容する大きさ及び形状とされる。ただ
し、以下に記述される如く、凹部42は所望であれば他
の形状及び大きさを有し得る。いずれにせよ、傾斜側壁
52は、光ファイバコネクタ11の合致係合軸心から離
間してスプリング16が横方向に移動するのを制限する
一方、円弧状部54は、反作用面51と傾斜側壁52と
の間の交差箇所からの干渉を受けずに、反作用面51及
び傾斜側壁52が夫々の機能を達成するのを許容するに
十分な程度に小寸である。
【0021】図3に示すように、スプリング16の一端
は、ピンリテーナ18の後面40に設けられた凹部42
内で反作用面51に対して位置せしめられる。反作用面
51は、スプリング16により生じた力を受けてフェル
ール22に伝達する。反作用面51は好適には、スプリ
ング16の外径に等しいかそれより僅かに大寸の直径を
有する。凹部42は、スプリング16を中心合せして整
列させ、これにより、スプリング16で生成される非対
称の力が排除又は減少される如く、スプリング16を合
致係合軸心に沿った所定位置に保持する。この点に関
し、傾斜側壁52はスプリングの横方向変位を制限する
ことから、コネクタの組立ても容易化する。
【0022】本発明は、ピンリテーナ18、スプリング
押圧部材14又は上述した他の一切の構成要素の特定配
置構成に制限されるものでない。逆に、本発明は、幾多
の形状、断面及び配置構成を有する幾多の光ファイバコ
ネクタ11に対して適用され得る。この点に関して本発
明は、軸心方向誤差に適応する一方で合致係合ファイバ
同士間の確かな接触を保持する手段、及び/又は、任意
のコネクタ構成要素を長さ方向又は軸方向に付勢する手
段としてスプリング16を使用する任意の光ファイバコ
ネクタにおいて有用である。
【0023】一例として、図6に光ファイバコネクタ1
1の別の実施形態が示されている。図6に示す実施形態
のピンリテーナ18は、図1乃至図5に示す実施形態の
ピンリテーナ18又はガイドピンクリップと幾分か異な
ることから、以下に詳述する。ただし、図6における実
施形態の他の構成要素は、図1乃至図5の実施形態の対
応構成要素と実質的に等しいことから、その説明を省略
する。
【0024】図6に示すように、ピンリテーナ18は、
対置された前後面44、40の間で長さ方向に延在する
リテーナ本体を含む。上述の実施形態と同様、このリテ
ーナ本体は、光ファイバを受容すべく前後端の間に延在
する通路62が設けられている。この通路62は、種々
の形状及び大きさを有し得るが、一つの好適な実施形態
のリテーナ本体により画成される通路62は、リテーナ
本体の後面40における大径開口からリテーナ本体の前
面44における小径開口まで傾斜している(図6参
照)。図7の(a)及び(b)に示すように、大径開口
は側断面においてファイバ引込管28の大きさに略等し
い大きさとされた円形状を有することから、ファイバ引
込管28は、ピンリテーナ18の後面40の開口に容易
に整列されており、これにより、ファイバ引込管28か
らリテーナ本体の後面40の開口内への光ファイバの挿
入を容易にする。ただし、図6に示すように、リテーナ
本体の前面44の小径開口は好適には、光ファイバを並
置関係で位置決めする側方延在スリットを画成する。各
光ファイバが傾斜通路52を前進するにつれて光ファイ
バを並置関係に推移させられ、これにより、これらの光
ファイバは、それらもまた並置関係で配置されてフェル
ール22を貫通延在するそれぞれのボア15内への挿入
が容易化される如く位置せしめられる。
【0025】本発明のピンリテーナ18のリテーナ本体
はまた、リテーナ本体の前面44の近傍において案内ピ
ン24と係合する係合部も含む。例えば図6に示すよう
に、2本の案内ピン24を含む光ファイバコネクタ11
の実施形態もまた、これらの案内ピン24の対応する方
のものと係合する2個の係合部分を備えたリテーナ本体
を有するピンリテーナ18を含む。各係合部分は、リテ
ーナ本体の前面44を貫通して解放する開口64を画成
し、この開口64は、本実施形態においてはリテーナ本
体の上面をも貫通して開放する。各開口64は典型的に
は、該開口内への各案内ピン24の端部の挿入を受け入
れるべく、幾分か撓曲可能な比較的薄寸の直立壁により
一側が境界付けられている。
【0026】ピンリテーナ18が係合する案内ピンの端
部の近傍における縮径の括れ部分24aを案内ピン24
の各々が含むという図示実施形態において、直立壁の前
端は好適には、案内ピン24の端部がそれぞれの開口6
4内に挿入されたときに、夫々の案内ピン24の括れ部
分24aに係合する内方延在リブを含んでいる。ピンリ
テーナ18により画成された開口64内への案内ピン2
4の挿入を容易化すべく、上記内方延在リブは、図7の
(a)及び(b)に示すように傾斜面を有する。対応す
る開口64内に各案内ピン24の端部が挿入されたな
ら、上述の直立壁は、ピンリテーナ18が案内ピン24
に確実に係合するように元の位置に戻る。開口64を部
分的に画成する直立壁部分は、リテーナ本体の残部の2
つの側部に沿って接続されていることろを示している
が、これらの壁部は、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく他の形態を有し得る。例えば、壁部は、一側
に沿ってのみリテーナ本体の残部に接続されるべく、リ
テーナ本体から前方に延在された一対のアームにより形
成され得る。
【0027】図7の(a)及び(b)に示すように、一
つの好適な実施形態のピンリテーナ18は、リテーナ本
体の後面40の近傍にてスプリング16の一端に係合す
るスプリングポジショナも含んでいる。本実施形態に依
れば、スプリングポジショナは、ピンリテーナ18のリ
テーナ本体に対してスプリング16を横方向所定位置に
保持する。図7の(a)に示すように、スプリングポジ
ショナは、リテーナ本体の後面40に設けられて、スプ
リング16の一端を受容する凹形ポケット42により形
成される。而して、ピンリテーナ18を介してフェルー
ル22に対し比較的に均一な力をかける為に、スプリン
グ16は好適にはピンリテーナ18に対して中心合せさ
れる。したがって、スプリングポジショナ、より詳細に
は図7の(a)に示す凹形ポケット42もまた、リテー
ナ本体の後面40にて好適に中心合せされる。リテーナ
本体に設けられた通路62もまた、リテーナ本体の後面
40の中心を貫通して開口することから、本実施形態の
凹形ポケット42もまた、好適にリテーナ本体の後面4
0を貫通開口する通路部分の回りに中心合せされる。
【0028】上述の如く、スプリングポジショナの実施
形態の凹形ポケット42は好適には、スプリング16の
大きさ及び形状に合致又は対応すべき大きさ及び形状で
ある。側断面において略円形状を有する螺旋スプリング
に関しては、凹形ポケット42もまた、側断面において
略円形状を有するのが好適である。ただし、図7の
(a)に示すように、凹形ポケット42は、スプリング
16の端部全体を支持する必要は無く、ピンリテーナ1
8の上下の辺に沿って開放され得る。と言うのも、スプ
リング16の直径は、ピンリテーナ18の高さよりも大
きいのが通常だからである。ただし、凹形ポケット42
の相当の割合は、ピンリテーナ18のリテーナ本体に対
してどの側方にもスプリング16が移動するのを防止す
べく、外方延在壁部42aにより縁取りされる。
【0029】一つの好適な実施形態のピンリテーナ18
は、凹形ポケット42を含むが、スプリングポジショナ
は、本発明の精神及び範囲から逸脱すること無く種々の
手法で形成され得る。例えばスプリングポジショナは、
リテーナ本体の後面40から外方に延在してスプリング
16の一端に係合する1個又はそれ以上の突起部66を
含み得る。例えば図7の(b)に示すように、突起部6
6は、ピンリテーナ18に接触するスプリング16の端
部の中空内部を満たす比較的大寸の突起からなる。ただ
し、スプリングポジショナは、リテーナ本体の後面40
に接触するスプリング16の端部の少なくとも内側の一
部及び/又は外側の一部に沿って延在する1個又はそれ
以上の壁部などの他のタイプの突起を含み得る。
【0030】いずれの実施形態においても、スプリング
ポジショナを含む本発明のピンリテーナ18は、リテー
ナ本体に対してスプリング16が側方移動するのを防止
する。故に、スプリングが光ファイバに接触することを
防止でき、光信号の減衰を増大したり、場合に依っては
光ファイバを物理的に損傷したりすることを防止でき
る。
【0031】光ファイバコネクタ11は、スプリング1
6の一端を保持する凹部42により画成されたスプリン
グポジショナの役割を担うピンリテーナ18を含むが、
当業者であれば、依然として本発明の利点及び教示を採
用する他の可能な配置構成があることを理解し得よう。
例えば、多くの光ファイバコネクタは、案内ピン24を
採用しないことから、ピンリテーナ18は必要でない。
故にこれらの実施形態のコネクタは、スプリング16を
受容すると共に中心合せすべくその一側に凹部を画成す
るなどして、スプリングポジショナの役割を果たすスペ
ーサなどの別体の構成要素を含み得る。この実施形態に
おいて、スペーサの他側は、フェルール22との係合用
とされる。代わりになるべきものとして、スプリング1
6の前端48による直接係合の為にフェルール22の後
面46に凹部を画成するなどして、フェルール22がス
プリングポジショナの役割を果たしても良い。
【0032】いずれの構成部品がスプリングポジショナ
の役割を果たすかとは関わり無く、本発明の光ファイバ
コネクタ11は、従来のコネクタよりも容易な手法で光
ファイバの適切な整列を保持し得る。この点に関し、ス
プリング16を確実に整列し、そのようにしなければス
プリング16により課される可能性のある非対称の力を
減少することにより、本発明は、コネクタ内の光ファイ
バを衝突接触から確実に回避して適切に整列し、スプリ
ング16が一側又は他側へ傾斜される可能性のある従来
の光ファイバコネクタよりも相当に少ない減衰及び他の
信号損失を以て、一対の合致係合光ファイバ間で信号送
信が許容されるのを助ける。
【0033】上記開示された特定実施形態は例示的なも
のに過ぎない。と言うのも、本発明は、異なる手法であ
りながらも、本明細書中の教示の利益を得た当業者には
自明な手法により改変かつ実施され得るからである。更
に、特許請求の範囲に記述された以外は、本明細書中に
示された構造又は設計態様の詳細に対する限定は意図さ
れない。故に、上記開示された特定実施形態が変更又は
改変され得ると共に、かかる異形の全ては本発明の範囲
及び精神の範疇とみなされることは明らかである。した
がって、本明細書中で求められた保護範囲は特許請求の
範囲に示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ファイバコネクタ
の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るピンリテーナの斜視
図である。
【図3】図2のピンリテーナの断面図である。
【図4】図2のピンリテーナの正面図である。
【図5】図2のピンリテーナの背面図である。
【図6】本発明の別の実施形態に係るピンリテーナを含
む光ファイバコネクタの分解斜視図である。
【図7】(a)は、スプリングポジショナを有するピン
リテーナの斜視図、(b)は、別のタイプのスプリング
ポジショナを有するピンリテーナを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 歪み解放ブーツ 11 光ファイバコネクタ(マルチファイバコネクタ) 12 クリンプリング 14 スプリング押圧部材 15 ボア 16 スプリング 18 ピンリテーナ 20 コネクタハウジング 22 フェルール 24 案内ピン 24a 括れ部分 28 ファイバ引込管 30 光ファイバケーブル 32、66 突起部 34 アーム 36 凹所 38 前端 40、46 後面 42 凹部(凹形ポケット) 42a 外方延在壁部 43 通路 44 前面 51 反作用面(底面) 52 傾斜側壁 54 円弧状部 62 通路 64 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・ディー・ケヴァーン アメリカ合衆国ペンシルヴァニア州17365, ウェルズヴィル,ベネディクツ・ロード 310 (72)発明者 ジョエル・シー・ロッソン アメリカ合衆国ノースカロライナ州28601, ヒッコリー,フォース・ストリート・ブー ルヴァード,ノースウェスト 3525

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に少なく
    とも部分的に配設された複数の構成部品と、該構成部品
    の少なくとも2個の間に位置せしめられた少なくとも1
    個のスプリングとを備え、2個の構成部品の一方は後面
    を有し、少なくとも1個のスプリングの一部を受容し得
    る少なくとも1個の凹部を上記後面に設けた光ファイバ
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個の凹部は部分的に湾曲表
    面により画成された請求項1に記載の光ファイバコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1個の凹部は実質的に円錐台
    形状である請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1個の凹部は部分的に傾斜側
    壁により画成された請求項1に記載の光ファイバコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 上記凹部はさらに、底面と該底面及び上
    記傾斜傾斜の間の円弧状遷移部とにより画成された請求
    項4に記載の光ファイバコネクタ。
  6. 【請求項6】 上記傾斜側壁は、上記構成部品の後面に
    直交する直線に関して約15°の角度で形成された請求
    項4に記載の光ファイバコネクタ。
  7. 【請求項7】 上記凹部を設けた構成部品はピンリテー
    ナで構成した請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  8. 【請求項8】 上記凹部を設けた構成部品はスペーサで
    構成した請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  9. 【請求項9】 上記凹部を設けた構成部品はフェルール
    で構成した請求項1記載の光ファイバコネクタ。
  10. 【請求項10】 ハウジングと、該ハウジング内に少な
    くとも部分的に配設されたフェルール、ピンリテーナ及
    びスプリング押圧部材と、上記ピンリテーナ及び上記ス
    プリング押圧部材の間に位置せしめられたスプリングと
    を備え、上記ピンリテーナは後面を有し、且つ、該後面
    にスプリングの一部を受容する凹部を設けた光ファイバ
    コネクタ。
  11. 【請求項11】 上記凹部は、側壁により境界が定めら
    れた反作用面により画成された請求項10に記載の光フ
    ァイバコネクタ。
  12. 【請求項12】 上記側壁は傾斜している請求項11に
    記載の光ファイバコネクタ。
  13. 【請求項13】 ハウジングと、該ハウジング内に少な
    くとも部分的に配設されたフェルール、スペーサ及びス
    プリング押圧部材と、上記スペーサ及び上記スプリング
    押圧部材の間に位置せしめられたスプリングとを備え、
    上記スペーサは後面を有し、且つ、該後面にスプリング
    の一部を受容する凹部を設けた光ファイバコネクタ。
  14. 【請求項14】 上記凹部は、側壁により境界が定めら
    れた反作用面により画成された請求項13に記載の光フ
    ァイバコネクタ。
  15. 【請求項15】 上記側壁は傾斜している請求項14に
    記載の光ファイバコネクタ。
  16. 【請求項16】 ハウジングと、該ハウジング内に少な
    くとも部分的に配設されたフェルール及びスプリング押
    圧部材と、上記フェルール及び上記スプリング押圧部材
    の間に位置せしめられたスプリングとを備え、上記フェ
    ルールは後面を有し、且つ、該後面はスプリングの一部
    を受容する凹所を設けた光ファイバコネクタ。
  17. 【請求項17】 上記凹部は、側壁により境界が定めら
    れた反作用面により画成された請求項16に記載の光フ
    ァイバコネクタ。
  18. 【請求項18】 上記側壁は傾斜している請求項17に
    記載の光ファイバコネクタ。
  19. 【請求項19】 対置された前後端の間で長さ方向に延
    在すると共に少なくとも1本の光ファイバを前後端間で
    受容すべく延在する通路を画成し、且つ、少なくとも1
    本の案内ピンと係合すべく前端近傍に係合部分を備えた
    リテーナ本体と、スプリングと係合し、当該ピンリテー
    ナのリテーナ本体に対して横方向における所定位置に上
    記スプリングを保持するリテーナ本体の後端近傍のスプ
    リングポジショナとを備えてなるピンリテーナ。
  20. 【請求項20】 上記スプリングポジショナは、上記ス
    プリングの一端を受容すべく上記リテーナ本体の後端に
    より画成された凹形ポケットからなる請求項19に記載
    のピンリテーナ。
  21. 【請求項21】 上記リテーナ本体の後端により画成さ
    れた凹形ポケットは円形状である請求項20に記載のピ
    ンリテーナ。
  22. 【請求項22】 上記凹形ポケットは、上記リテーナ本
    体の後端を貫通開口すべくリテーナ本体により画成され
    た通路の部分の回りに中心合せされる請求項20に記載
    のピンリテーナ。
  23. 【請求項23】 上記スプリングポジショナは、上記ス
    プリングの一端に係合すべく上記リテーナ本体の後端か
    ら外方に延在する突起からなる請求項19に記載のピン
    リテーナ。
JP11149423A 1998-05-29 1999-05-28 光ファイバコネクタ及びピンリテ―ナ Pending JP2000206367A (ja)

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US8681798A 1998-05-29 1998-05-29
US11853398A 1998-07-17 1998-07-17
US31262199A 1999-05-17 1999-05-17
US09/312621 1999-05-17
US09/118533 1999-05-17
US09/086817 1999-05-17

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