JP2003042514A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2003042514A
JP2003042514A JP2001234410A JP2001234410A JP2003042514A JP 2003042514 A JP2003042514 A JP 2003042514A JP 2001234410 A JP2001234410 A JP 2001234410A JP 2001234410 A JP2001234410 A JP 2001234410A JP 2003042514 A JP2003042514 A JP 2003042514A
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heater
humidity
air
condenser
evaporator
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Seijiro Takano
清次郎 高野
Yoshiaki Iwasaki
義明 岩崎
Mizuki Nagano
瑞樹 長野
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Corona Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的な衣類乾燥ヒーター運転を行う。 【解決手段】筐体に設けた吸込口と吹出口の間に蒸発
器、凝縮器、送風ファンを配置して送風経路を形成し、
圧縮機と前記蒸発器、凝縮器等を冷媒配管で接続して冷
凍回路を形成し、前記送風経路内にヒーターを設け、前
記送風ファンの作動によって前記吸込口から吸入した空
気を前記蒸発器にて冷却し結露させた後、前記凝縮器又
は凝縮器と前記ヒーターにて加熱し乾燥空気を前記吹出
口より排出すると共に吸込空気の湿度を検知する湿度セ
ンサを備え、ヒーター運転開始より所定時間はヒーター
を連続運転し、所定時間経過後には前記湿度センサの検
知湿度と予め定められた設定湿度とを比較し、設定湿度
よりも検知湿度が低くなることでヒーターへの通電をO
FFする運転モードを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は筐体内に冷凍サイ
クルを備え、吸込空気を除湿し乾燥空気を吹出す家庭用
の除湿機で、特に送風経路にヒーターを備えた除湿機に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来よりこの種の除湿機は、筐体に設け
た圧縮機と蒸発器、凝縮器等から成る冷凍回路によっ
て、吸込口より吸い込まれた空気中の水分を、前記蒸発
器にて冷却することで結露させ、その後前記凝縮器で加
熱して乾燥空気を室内に吹出口より排出するものだっ
た。また吹出口近傍の送風経路にヒーターを備えて、操
作部に設けたヒータースイッチの操作でヒーターを連続
運転し、除湿された空気を直接衣類に当てて衣類等の水
分を蒸発させる衣類乾燥運転機能を備える除湿機があっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
の除湿機は、ヒーターを使用しない状態での運転時の消
費電力が200〜300W程であるのに対して、ヒータ
ーの消費電力は400〜500W程もあり、ヒーター運
転時には消費電力が大きく、使用者がヒータースイッチ
の解除を忘れた場合には長時間大きな消費電力のまま運
転が継続される問題が有った。 【0004】 【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、筐体に設
けた吸込口と吹出口の間に蒸発器、凝縮器、送風ファン
を配置して送風経路を形成し、圧縮機と前記蒸発器、凝
縮器等を冷媒配管で接続して冷凍回路を形成し、前記送
風経路内にヒーターを設け、前記送風ファンの作動によ
って前記吸込口から吸入した空気を前記蒸発器にて冷却
し結露させた後、前記凝縮器又は凝縮器と前記ヒーター
にて加熱し乾燥空気を前記吹出口より排出すると共に吸
込空気の湿度を検知する湿度センサを備え、ヒーター運
転開始より所定時間はヒーターを連続運転し、所定時間
経過後には前記湿度センサの検知湿度と予め定められた
設定湿度とを比較し、設定湿度よりも検知湿度が低くな
ることでヒーターへの通電をOFFする運転モードを備
えたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】衣類乾燥ヒーター運転では、風量
を増加すると共に運転開始から1時間はヒーター32を
連続通電することで、積極的に衣類乾燥ができるもの
で、衣類の乾燥が進んだ1時間後よりは湿度60〜65
%の間でヒーター32をON−OFF運転することでヒ
ーター32の電力消費を節約し、効率的に衣類乾燥を行
うものであり、衣類乾燥ヒータースイッチ40の解除を
忘れた場合でもヒーター32の通電時間は徐々に少なく
なり、無駄な電力の消費を防止するものである。 【0006】 【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1は除湿機の枠体で底板2上に前方の前ケース
3と後方の後ケース4とを設けて本体の外郭を構成して
いる。5は前記枠体1背面上部に形成された吸込口で、
前記後ケース4に横長のスリットを多数備えた開口が設
けられている。 【0007】6は前記枠体1上面に設けた吹出口で、開
いた時に風向板を兼ねる開閉自在の蓋7によって乾燥空
気の吹出方向を前斜め上方向から後ろ斜め上方向まで自
由にかえることができるものである。 【0008】前記吸込口5の内側には樹脂製の網や不織
布から成り吸入空気に混入するホコリを取り除くフィル
タ8を備えている。このフィルタ8の内側にはフィンチ
ューブ式の熱交換器からなる蒸発器9を備え、吸込空気
を冷却することにより空気中の水分を結露させ除湿を行
う。 【0009】前記蒸発器9の更に下流には蒸発器9と同
じくフィンチューブ式の熱交換器からなる凝縮器10を
備え、蒸発器9にて冷却された空気の加熱を行う。前記
凝縮器10下流には送風ファン11及びこのファン11
を駆動するファンモータ12を設け、前記吸込口5と吹
出口6の間に形成した送風経路13の送風を行うもので
ある。 【0010】前記前ケース3の内側でファンモータ12
との間にはケーシング14を備え、送風を吹出口6側へ
導くものである。また前記凝縮器10とファン11の間
には効率的にファン11へ送風を導くために中央に送風
口を備えた仕切板15を設け、蒸発器9の下方には結露
水を受けるドレン皿16を設けている。17は一方をこ
のドレン皿16の底面に接続し、他方をドレンタンク1
8の上部に位置させた排水路で、前記ドレン皿16で集
めた結露水を前記ドレンタンク18へ導くものである。 【0011】19は前記ドレン皿16下方に設けられ、
前記ドレンタンク18が収納されるタンク収納室で、前
面の前ケース3下方に開口部20を備え前方から水平方
向に前記ドレンタンク18を抜き差しすることでドレン
タンク18の着脱を行うものであり、タンク18装着時
には開口部20をタンク18前面が塞ぎ、前記前ケース
3とほぼ平坦に形成される。一方タンク18の中央には
透明な樹脂材料から成る水位確認窓21が設けられ、タ
ンク18装着時に於いてタンク18内の水位が明瞭に確
認できるものである。 【0012】また前記ドレンタンク18の前面側の下端
部中央を内側に凹ませてタンク着脱用の取手部22を形
成し、タンク18内上部には満水検知用のフロート23
を備えている。 【0013】24は前記送風経路13の下方で枠体1の
下部の機械室25に設けた圧縮機で、前記凝縮器10と
減圧装置(図示せず)と蒸発器9を順次冷媒配管で連通
し冷凍サイクルを形成している。 【0014】26はマイクロスイッチ等の水位検知手段
で、前記機械室25とタンク収納室19の間の仕切板2
7に固定され、空のタンク18が装着されると前記フロ
ート23より延出される作動アーム28が上面に突出し
たボタン29を押圧し運転スタンバイ状態を形成する。
除湿機運転後前記ドレンタンク18内に徐々に結露水が
溜まる事で水位が上昇し、満水時フロート23の浮力で
回動軸30を支点にして前記作動アーム28が回動し、
前記ボタン29の押圧が解除されることによって満水を
検知して制御装置31に満水信号を送るものである。 【0015】32は前記吹出口6の内側の送風経路13
に設けられたヒーターで、衣類乾燥時や冬期間に室温が
低くなり除湿の効率が低下する事を防止するものであ
り、消費電力は約400〜500W程である。33は前
記フィルタ8と蒸発器9の間に設けられた室温センサ
で、吸込口5から吸い込まれた室内空気の温度を検知し
て、前記制御装置31へ信号を送るものである。 【0016】34は前記室温センサ33と同じくフィル
タ8と蒸発器9の間に設けられた湿度センサで、吸込空
気の湿度を検知して前記制御装置31へ信号を送るもの
である。35は前記蒸発器9の表面に取り付けられた熱
交センサで、蒸発器9の温度を検知して前記制御装置3
1へ信号を送るものである。 【0017】36は前記前ケース3の上部に設けた操作
部で、運転スイッチ37やタイマースイッチ38、運転
切換スイッチ39、衣類乾燥ヒータースイッチ40、オ
ートルーバースイッチ41等の押圧式のボタンスイッチ
と横長の液晶表示部42が背面に備えた操作部基板43
に固定されている。 【0018】前記運転スイッチ37は押圧式のスイッチ
で、1回の押圧で除湿機が運転を始め、再度の押圧で除
湿機が運転を停止するものである。前記タイマースイッ
チ38は運転停止時の1回の押圧で1時間後に運転を開
始する入りタイマーが作動し、2回、3回…と押圧回数
で2、3時間と入りタイマー時間が順次繰り上がり、最
高で9時間後の入りタイマーがセットされ、10回目の
押圧でタイマーがクリアーされ、11回目の押圧によっ
て再度1時間の入りタイマーのセットとなり、タイマー
セットが順次繰り返されるものである。 【0019】また除湿機運転中の前記タイマースイッチ
38の押圧では、1回の押圧で1時間後に運転を停止す
る切りタイマーがセットされ、2回、3回の押圧では前
記入りタイマーと同じようにタイマー時間が順次繰り上
がり、最高で9時間後の切りタイマーがセットされ、1
0回目の押圧でタイマーがクリアーされ、11回目の押
圧によって再度1時間の切りタイマーのセットとなり、
タイマーセットが順次繰り返されるものである。 【0020】前記運転切換スイッチ39は押圧によっ
て、強除湿運転、弱除湿運転、自動運転、カビ防止運転
の4種類の運転モードが順次切り換わるスイッチであ
る。前記強除湿運転はファンモータ12を強回転で、圧
縮機24を連続で運転するものであり、前記弱除湿運転
はファンモータ12を弱回転で、圧縮機24を連続で運
転するものであり、前記自動運転は湿度47〜62%の
間を維持するべく、ファンモータ12は強弱運転を、圧
縮機24はON−OFF運転を繰り返すものであり、前
記カビ防止運転は後に詳述するがカビの発生を効果的に
抑制するべく、ファンモータ12と圧縮機24とヒータ
ー32を運転するものである。 【0021】前記液晶表示部42内は現在の湿度を表示
する「2桁の数字」や、自動運転中である事を知らせる
「自動」や、カビ防止運転中である事を知らせる「カビ
防止」や、前記ドレンタンク18が満量で水位検知手段
26が作動した事を知らせる「満水」等の文字や絵を表
示したり、タイマー運転の作動時間や残時間を知らせる
「1桁の数字」の文字を前記制御装置31の指令により
表示するものである。 【0022】44は前記操作部36とドレンタンク18
の間に設けられた縦長のカラー表示器で、前記前ケース
3の穴に、透明樹脂により形成されたレンズ45を突出
し、このレンズ45の上部に備えた赤色LED(図示せ
ず)と青色LED(図示せず)によって表示を行うもの
であり、湿度が60%より低い低湿度での運転中は、視
覚的に後退作用のある後退色の青色で点灯することで、
低湿度の安定運転を視覚的に表現し、且つ湿度が60%
以上の高湿度での運転中は、視覚的に進出作用のある進
出色の赤色に点灯することで、除湿機がフルパワーで稼
働中である事を表現し、前記ドレンタンク18の満水時
には赤色の点滅をすることで、タンク18の水捨てを使
用者に促すものである。 【0023】図3のブロック図によって制御関係の構成
の説明をすれば、マイクロコンピュータ等から成る前記
制御装置31の入力側に前記室温センサ33、湿度セン
サ34、熱交センサ35、水位検知手段26、操作部3
6が接続され、出力側には前記圧縮機24、ファンモー
タ12、ルーバーモータ46、ヒーター32、カラー表
示器44が接続され、入力側からのあらゆる信号を判断
して冷凍サイクルやヒーター32等の運転や表示等を行
うものである。 【0024】前記ルーバーモータ46は蓋7の回転軸に
取り付けられ、正逆回転可能なモータであり、蓋7を開
くことで風向を斜め後方から真上、斜め前方へと調整
し、運転停止時には蓋7を自動的に閉じるものである。
前記操作部36には運転スイッチ37、タイマースイッ
チ38、運転切換スイッチ39、衣類乾燥ヒータースイ
ッチ40、オートルーバースイッチ41の押圧式のボタ
ンスイッチと液晶表示部42を設けている。 【0025】図4のフローチャートによって作動の説明
をする。運転スイッチ37を押圧すれば(S1)、前回
の運転終了時の運転コースを読込み、この運転コースで
運転を開始するか、又は運転切換スイッチ39の押圧に
よって運転コースを新たに選択する。(S2) 【0026】次に選択された運転コースが強除湿運転の
場合S3にて運転が開始され、S4にて圧縮機24が連
続運転を始めると共にファンモータ12が強風量で連続
運転を始める。また選択された運転コースが弱除湿運転
の場合S5にて運転が開始され、S6にて圧縮機24が
連続運転を始めると共にファンモータ12が弱風量で連
続運転を始める。 【0027】また自動運転が選択された場合に図5のフ
ローチャートに示す自動運転が開始される(S7)。ま
たカビ防止運転が選択された場合には図6のフローチャ
ートに示すカビ防止運転が開始される。 【0028】運転が開始された後、S9にてオートルー
バースイッチ41が押圧されオートルーバー運転中かを
判断し、オートルーバー運転中ならばS10にてルーバ
ーモータ46が回転し、蓋7が所定の吹出角度で斜め前
方から斜め後方の間を前後に回動をする。次にS11に
て衣類乾燥ヒーター運転かを判断し、Yesならば図7
のフローチャートに示す衣類乾燥ヒーター運転に進んで
衣類乾燥ヒーター運転を行い、NoならばS13む。 【0029】S13ではタイマースイッチ38の操作が
され切りタイマ運転中かを判断し、Yesの場合はS1
4にて切り時間タイマをスタートし、Noの場合にはS
16に進む。S15では切り時間が経過したかを判断
し、経過した場合はS17で運転を全停止し、経過しな
い場合はS16にて運転スイッチ37による運転停止の
操作が有ったかを判断し、YesならばS17で運転を
全停止し、NoならばS2に戻って運転を継続する。 【0030】また運転停止中にタイマースイッチ38が
押圧されれば(S18)、入り時間タイマーがスタート
し(S19)、S20にて入り時間経過後にS2に進ん
で運転が開始されるものである。 【0031】図5のフローチャートによって自動運転の
説明をすれば、S21にて湿度センサ34の読込を行っ
た後、S22にて湿度が現在下降中かを判断し、下降中
ならばS23にて湿度が47%以下かを判断する。S2
3でYesならば、S24にて湿度立ち上がり側の制御
に設定した後、S25にて圧縮機24を停止してファン
モータ12を弱風量で運転する。 【0032】またS23で湿度が47%より大きいNo
ならば、S26にて圧縮機24を運転し、ファンモータ
12を強風量で運転する。またS22にて湿度が上昇中
ならばS27に進み、湿度が52%以上かを判断し、5
2%よりも低い場合はS25に進んで、圧縮機24を停
止してファンモータ12を弱風量で運転する。 【0033】S27で湿度が52%以上の場合には、S
28にて湿度立ち下がり側の制御に設定した後、S29
にて圧縮機24を運転し、ファンモータ12を強風量で
運転した後、図4フローチャートのBに戻って運転を継
続することで、湿度を42〜52%に保つべく圧縮機2
4のON−OFFと、ファンモータ12の強弱運転を繰
り返すものである。 【0034】図6のフローチャートによってカビ防止運
転の説明をすれば、S30にて湿度センサ34の読込を
行うと共にカビ防止タイマーKTをスタートし、S31
にてカビ防止運転開始後3時間が経過したかを判断し、
3時間以内ならばNoでS32に進み、3時間以上なら
ばS39に進む。 【0035】S32では湿度が下降中かを判断し、下降
中ならばS33にて湿度が37%以下であるか判断し、
湿度37%以下ならばS34にて湿度立ち上がり側の制
御に設定した後、S35にて圧縮機24を停止してファ
ンモータ12を弱風量で運転する。またS33で湿度が
37%より大きければS38にて圧縮機24を運転し、
ファンモータ12を強風量で運転する。 【0036】S32でNoの湿度立ち上がり制御中であ
れば、S36にて湿度が52%以上かを判断し、Yes
ならばS37にて湿度立ち下がり側の制御に設定した
後、S38にて圧縮機24を運転し、ファンモータ12
を強風量で運転する。このようにカビ防止運転開始後3
時間以内では、湿度を37〜52%に保つべく圧縮機2
4のON−OFFと、ファンモータ12の強弱運転を繰
り返すものである。 【0037】次にS31にてカビ防止運転開始後3時間
以上が経過したならば、S39に進み、S32〜S48
と同様にS39〜S45のステップをたどる事で、湿度
を47〜62%に保つべく圧縮機24のON−OFF
と、ファンモータ12の強弱運転を繰り返すものであ
る。 【0038】S46では熱交センサ35の読込を行い、
S47にて熱交温度が下降中かを判断し、Yesならば
S48にて熱交温度が0℃以下かを判断し、0℃以下な
らばS49にて熱交立ち上がり側の制御を設定し、S5
0にてヒーター32の通電を行う。またS48にて熱交
温度が0℃より高ければ、S53にてヒーター32の通
電を停止する。 【0039】またS47にて熱交立ち上がり制御中であ
れば、S52にて熱交温度が2℃以上かを判断し、Ye
sならばS52にて熱交立ち下がり側の制御に設定し、
S53にてヒーター32の通電を停止する。またS51
で熱交温度が2℃より低ければS50にてヒーター32
の通電を行うものである。 【0040】このようにカビ防止運転では、運転開始3
時間までは設定湿度の幅を通常の自動運転よりも大きく
且つ低めに設定し、室内の乾燥が進んだ運転開始3時間
以降は設定湿度を10%上げて運転し、且つヒーター3
2を熱交温度に応じてON−OFF運転することで室温
の低下を防止しすると共に蒸発器9が凍結して目詰まり
を起こし、解凍運転のために一時除湿を中断するような
事もなく、効率的に室内のカビの発生を抑えるものであ
る。 【0041】図7のフローチャートによって衣類乾燥ヒ
ーター運転の説明をする。除湿機運転中に衣類乾燥ヒー
タースイッチを押圧すれば、S54にてヒータータイマ
をスタートさせると共にファンモータ12の回転を1ラ
ンク上昇させる、具体的には弱風量で運転していた場合
には強風量に、強風量で運転していた場合には強風量よ
りも更に回転数を上昇した大きな風量に変更すること
で、衣類に大きな風を当て乾燥を早めようとするもので
ある。 【0042】次にS55で衣類乾燥ヒーター運転開始後
1時間が経過したかどうかを判断し、1時間以内ならば
S65にてヒーター32を連続運転し、1時間より大き
ければS56にて湿度センサ34を読込み、S57にて
湿度が立ち下がり側の制御かを判断し、YesならばS
58に進み、NOならばS62に進む。 【0043】S58では湿度が60%以下であるかを判
断し、YesならばS59で湿度立ち上がり側の制御に
設定し、S60にてヒーター32を停止する。またS5
8で湿度が60%より大きい場合はS61でヒーター3
2の通電を継続する。 【0044】またS62に進んだ場合は、湿度が65%
以上かを判断し、NOならばS60にてヒーター32を
停止し、YesならばS63で湿度立ち下がり側の制御
に設定し、S64にてヒーター32の通電を継続する。 【0045】このように衣類乾燥ヒーター運転では、風
量を増加すると共に運転開始から1時間はヒーター32
を連続通電することで、積極的に衣類乾燥ができるもの
で、衣類の乾燥が進んだ1時間後よりは湿度60〜65
%の間でヒーター32をON−OFF運転することでヒ
ーター32の電力消費を節約し、効率的に衣類乾燥を行
うものであり、衣類乾燥ヒータースイッチ40の解除を
忘れた場合でもヒーター32の通電時間は徐々に少なく
なり、無駄な電力の消費を防止するものである。 【0046】尚、フローチャートには表さなかったがカ
ビ防止運転は衣類乾燥ヒーター運転に優先するので、カ
ビ防止運転中は衣類乾燥ヒータースイッチ40の操作は
受け付けないものである。 【0047】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、衣類乾
燥ヒーター運転では、風量を増加すると共に運転開始か
ら所定時間はヒーターを連続通電することで、積極的に
衣類乾燥ができるもので、衣類の乾燥が進んだ所定時間
後よりは湿度に応じてヒーターをON−OFF運転する
ことでヒーターの電力消費を節約し、効率的に衣類乾燥
を行うものであり、衣類乾燥ヒータースイッチの解除を
忘れた場合でもヒーターの通電時間は徐々に少なくな
り、無駄な電力の消費を防止するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明一実施例の斜視図。 【図2】同構造を簡略した側面の断面図。 【図3】同制御系のブロック図。 【図4】同フローチャート図。 【図5】同自動運転のフローチャート図。 【図6】同カビ防止運転のフローチャート図。 【図7】同衣類乾燥ヒーター運転のフローチャート図。 【符号の説明】 6 吹出口 9 蒸発器 10 凝縮器 11 送風ファン 12 ファンモータ 34 湿度センサ 35 熱交センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 AA03 CC04 CC06 CC08 DD01 EE45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 筐体に設けた吸込口と吹出口の間に蒸発
    器、凝縮器、送風ファンを配置して送風経路を形成し、
    圧縮機と前記蒸発器、凝縮器等を冷媒配管で接続して冷
    凍回路を形成し、前記送風経路内にヒーターを設け、前
    記送風ファンの作動によって前記吸込口から吸入した空
    気を前記蒸発器にて冷却し結露させた後、前記凝縮器又
    は凝縮器と前記ヒーターにて加熱し乾燥空気を前記吹出
    口より排出すると共に吸込空気の湿度を検知する湿度セ
    ンサを備え、ヒーター運転開始より所定時間はヒーター
    を連続運転し、所定時間経過後には前記湿度センサの検
    知湿度と予め定められた設定湿度とを比較し、設定湿度
    よりも検知湿度が低くなることでヒーターへの通電をO
    FFする運転モードを備えたことを特徴とする除湿機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106541866A (zh) * 2015-09-21 2017-03-29 现代自动车株式会社 操作地连接至加热通风空调设备的座椅装置
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