JP2003042371A - 迅速継手及びアタッチメント - Google Patents

迅速継手及びアタッチメント

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JP2003042371A JP2001234491A JP2001234491A JP2003042371A JP 2003042371 A JP2003042371 A JP 2003042371A JP 2001234491 A JP2001234491 A JP 2001234491A JP 2001234491 A JP2001234491 A JP 2001234491A JP 2003042371 A JP2003042371 A JP 2003042371A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速な接続動作と接続状態の良好な維持との
双方の機能を備えながら、必要に応じて迅速な離脱動作
も行えるようにして、さらに使い勝手の向上する迅速継
手を得る。又、そのためのアタッチメントも提供する。 【解決手段】 スリーブ3の大径筒部4側への移動は阻
止し、かつ、ソケット本体2の大径筒部4側への移動は
許容すべくスリーブ3の大径筒部4側端面に対峙した第
1受止め部17と、ソケット本体2の小径筒部9側への
移動を阻止する第2受止め部18と、これら第1及び第
2受止め部17,18を連結して固定部22に支持させ
る取付部19、及び左右側面26,27とを備えて構成
された無蓋箱状の板金製アタッチメントAがソケット1
に装備された第1継手状態と、アタッチメントAがソケ
ット1から取り外された第2継手状態との択一的選択が
自在な迅速継手Tに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、迅速継手及び迅速
継手に用いられるアタッチメントに係り、詳しくは、工
場の配管ラインや病院等のガスライン、装置の気液ライ
ンといった液体や気体の流体用配管ラインにおいて使用
される迅速継手における配管の着脱技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の迅速継手(水道用クイックジョイ
ント等)は、図12に示すように、プラグ5とソケット
1とから構成されている。即ち、一端にプラグ5の内嵌
が可能な大径筒部4が、かつ、他端にホース等の配管8
の外嵌が自在な小径筒部9が夫々形成されたソケット本
体2、大径筒部4にプラグ5の差込筒部6が抜止め状態
で嵌合連結されるロック状態と、プラグ5の大径筒部4
への装脱が自在な解放状態とに切換え自在なロック機構
r、及びロック機構rを切換自在な状態でソケット本体
2に外嵌された操作環3を備えるとともに、ロック状態
を現出すべく大径筒部4側に復帰付勢される操作環3
を、その復帰付勢力に抗して小径筒部9側に移動するこ
とで解放状態が得られるように構成されたソケット1を
有している。プラグ5は、前述の差込筒部6と、水道蛇
口10に外嵌固定及び離脱自在な接合筒部7とを有して
いる。
【0003】ロック機構rは、図7に示すように、軸方
向の移動は阻止され、かつ、大径方向への移動及び復帰
は自在に大径筒部4に装備された複数のボール11と、
各ボール11に対応する状態で操作環3の内径側面に形
成された先拡がり状のテーパ面12と、ソケット本体2
に対して操作環3を大径筒部4側に復帰付勢するバネ1
3とから構成されている。
【0004】従って、プラグ5をソケット1に接合する
には、プラグ5とソケット1とを相対接近移動させるだ
けで、ロック機構rを切換えることができて差込筒部6
を、その凹部6aにボール11が嵌まり込ませて大径筒
部4へ嵌合させることができる。そして、プラグ5をソ
ケット1から外すには、先ず一方の手指にてソケット本
体2を支持した状態で、他方の手指で操作環3を復帰付
勢力に抗して小径筒部9側に強制移動しながら一方の手
指でソケット本体2を引抜くようにすることで為される
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、ソケットとプ
ラグとを装着するには、それら両者を接近させるべく押
し付け合う操作のみのワンアクションで行えるに対し
て、外すには操作輪をスライド移動させながらソケット
本体とプラグとを相対離間するように移動させるという
ツーアクションによって為されるものであり、迅速に連
結できることと、不測の離脱を防止することとの両立が
図れる有用なものである。
【0006】ところが、外すときのツーアクション動作
が制約となって使い勝手の悪い場合がある。例えば、極
狭い場所において配管の接続部を配置しなければならな
いとか、手が届き難い奥まった箇所等においては、ソケ
ットとプラグとを接続することはできても、手指による
離脱操作が不能となってソケットとプラグとの離脱を行
うことができない、又は非常に困難となっていたのであ
る。
【0007】本発明の目的は、迅速な接続動作と接続状
態の良好な維持との双方の機能を備えながら、必要に応
じて迅速な離脱動作も行えるようにして、さらに使い勝
手の向上する迅速継手を得る点にある。又、そのための
アタッチメントを提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成は、一端
にプラグの内嵌が可能な大径筒部が、かつ、他端に配管
の外嵌が自在な小径筒部が夫々形成されたソケット本
体、大径筒部にプラグが抜止め状態で嵌合連結されるロ
ック状態と、プラグの大径筒部への装脱が自在な解放状
態とに切換え自在なロック機構、及びロック機構を切換
自在な状態でソケット本体に外嵌された操作環を備える
とともに、ロック状態を現出すべく大径筒部側に復帰付
勢される操作環を、その復帰付勢力に抗して小径筒部側
に移動することで解放状態が得られるように構成された
ソケットを有する迅速継手において、操作環の大径筒部
側への移動は阻止し、かつ、ソケット本体の大径筒部側
への移動は許容すべく操作環の大径筒部側端面に対峙し
た第1受止め部と、ソケット本体の小径筒部側への移動
を阻止する第2受止め部と、これら第1及び第2受止め
部を固定部に支持させるための取付部とを備えて構成さ
れたアタッチメントがソケットに装備された第1継手状
態と、アタッチメントがソケットから取り外された第2
継手状態との択一的選択が自在に構成されていることを
特徴とする。
【0009】請求項1の構成によれば、詳しくは実施形
態の項にて説明するが、アタッチメントをソケットに装
着した第1継手状態とすれば、ソケットを大径筒部側へ
移動させようとする力は第1受止め部で受け止められ、
ソケットを小径筒部側へ移動させようとする力は第2受
止め部で受け止められるようになり、これら両受止め部
は固定部に支持されて動かない状態となっている。
【0010】従って、ソケットに連結されているプラグ
を抜き取り方向に引っ張れば、第1受止め部で受け止め
られている操作輪を残してソケット本体が連れ動くこと
になり、これは操作輪をフリー位置に動かすことと同じ
であるから、ソケット本体が連れ移動した後にプラグを
抜き出せるようになる(図1,4参照)。プラグをソケ
ットに接続するには、ソケット本体が第2受止め部で受
け止められているので、従来通り、プラグを単に大径筒
部に押し込めば良い。
【0011】つまり、第1継手状態とすれば、プラグと
ソケットとの接続及び離脱のいずれの操作も押し込む又
は引っ張るというワンアクションで済むようになるの
で、両手操作できなような狭い場所での配管の接続及び
離脱箇所や、手を伸ばしても届かない奥まった箇所等に
おいて迅速継手を用いる場合に好適な手段となる。
【0012】そして、アタッチメントをソケットから取
り外した第2継手状態とすれば、プラグとソケットとを
相対的に押し込むワンアクションの接続操作と、操作輪
をソケット本体に対してプラグから遠ざける方向に移動
させながら、ソケットとプラグとを相対離間させるツー
アクションの離脱操作とによる従来通りの迅速継手とし
て用いることができる。
【0013】請求項2の構成は、請求項1の構成におい
て、第1受止め部は、大径筒部の半径より大きく、か
つ、操作環の半径より小さい半径を有した丸孔又はU字
状切欠きを有し、第2受止め部は、小径筒部の半径より
も大きく、かつ、ソケット本体の半径より小さい半径を
有した丸孔又はU字状切欠きを有するとともに、これら
第1及び第2受止め部の少なくとも一方がU字状切欠き
に設定されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項2の構成によれば、操作輪を受け止
める第1受止め部に、大径筒部を貫通させる丸孔が形成
されると、ソケット本体を受け止める第2受止め部に
は、小径筒部を貫通させるU字状切欠きが形成される
か、又は第1受止め部にU字状切欠きが形成されると、
第2受止め部には丸孔が形成されるといった具合に、い
ずれか一方はU字状切欠きになっている。
【0015】従って、大径筒部を第1受止め部の丸孔に
はめ嵌め入れた状態で、その大径筒部を中心として小径
筒部が下方に移動する方向にソケットを揺動させるよう
にすれば、小径筒部を第2受止め部のU字状切欠きに嵌
め入れることができる。又、小径筒部を第2受止め部の
丸孔にはめ嵌め入れた状態で、その小径筒部を中心とし
て大径筒部が下方に移動する方向にソケットを揺動させ
るようにすれば、大径筒部を第1受止め部のU字状切欠
きに嵌め入れることができる。つまり、ソケット及びア
タッチメントの双方に何らの形態変更や操作を加えるこ
と無く、これら両者どうしの着脱を自在に行うことがで
きるようになる。
【0016】請求項3の構成は、請求項1又は2の構成
において、第1受止め部、第2受止め部、及び取付部
が、側面視で上向きコ字状又は平面視で矩形を呈する状
態に構成された板材によって一体形成されていることを
特徴とするものである。
【0017】請求項3の構成によれば、プレスによる折
り曲げ成形や溶接等の形成手段を用いることにより、板
材によってアタッチメントを構成してあるので、構造簡
単で廉価にアタッチメントを作成することができてい
る。
【0018】請求項4の構成は、一端にプラグの内嵌が
可能な大径筒部が、かつ、他端に配管の外嵌が自在な小
径筒部が夫々形成されたソケット本体、大径筒部にプラ
グが抜止め状態で嵌合連結されるロック状態と、プラグ
の大径筒部への装脱が自在な解放状態とに切換え自在な
ロック機構、及びロック機構を切換自在な状態でソケッ
ト本体に外嵌された操作環を備えるとともに、ロック状
態を現出すべく大径筒部側に復帰付勢される操作環を、
その復帰付勢力に抗して小径筒部側に移動することで解
放状態が得られるように構成された迅速継手に用いられ
るアタッチメントにおいて、操作環の大径筒部側への移
動は阻止し、かつ、ソケット本体の大径筒部側への移動
は許容すべく操作環の大径筒部側端面に対峙した第1受
止め部と、ソケット本体の小径筒部側への移動を阻止す
る第2受止め部と、これら第1及び第2受止め部を固定
部に支持させるための取付部とを備えて構成されたアタ
ッチメントであることを特徴とするものである。
【0019】請求項4の構成は、請求項1の構成による
第1継手状態の迅速継手を実現するためのアタッチメン
トを規定したものであり、このアタッチメントをソケッ
トに装着すれば、プラグとソケットとの接続及び離脱の
いずれの操作も押し込む又は引っ張るというワンアクシ
ョンで済むようになるので、両手操作できなような狭い
場所での配管の接続及び離脱箇所や、手を伸ばしても届
かない奥まった箇所等において迅速継手を用いる場合に
好適な手段を得ることができる。
【0020】そして、このアタッチメントをソケットに
未装着とすれば、プラグとソケットとを相対的に押し込
むワンアクションの接続操作と、操作輪をソケット本体
に対してプラグから遠ざける方向に移動させながら、ソ
ケットとプラグとを相対離間させるツーアクションの離
脱操作とによる従来通りの迅速継手として用いることが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】−第1実施形態− 図1に本発明の第1実施形態による第1継手状態の迅速
継手Tが、かつ、図2にその迅速継手Tに使用されるア
タッチメントAの単品図が夫々示されている。迅速継手
Tは、検査装置や実験装置等の機械装置類に配管された
配水ホース34に接続されるソケット1と、給水タンク
14に接続されるプラグ5と、給水タンク14の載置台
でもある装置固定部22にボルト止め固定された状態で
ソケット1を装備するアタッチメントAとから構成され
ている。
【0022】ソケット1は、一端にプラグ5の内嵌が可
能な大径筒部4が、かつ、他端に配水ホース(配管の一
例)34の外嵌が自在な小径筒部9が夫々形成されたソ
ケット本体2、大径筒部4にプラグ5が抜止め状態で嵌
合連結されるロック状態と、プラグ5の大径筒部4への
装脱が自在な解放状態とに切換え自在なロック機構r、
及びロック機構rを切換自在な状態でソケット本体2に
外嵌されたスリーブ(操作環の一例)3を備えるととも
に、ロック状態を現出すべく大径筒部4側(図1におけ
る右側)に復帰付勢されるスリーブ3を、その復帰付勢
力に抗して小径筒部9側(ロックナット33側であり、
図1における左側)に移動することで解放状態が得られ
るように構成された公知のものである。
【0023】プラグ5は、6角ナット状のプラグ本体7
と、大径筒部4に内嵌される差込筒部6と、雄ネジ部7
aとを有して構成されており、筒軸状の差込筒部6に
は、ボール11と協動して抜け止め作用するための内径
方向に凹んだ凹部6aが形成されている。雄ネジ部7a
は、給水タンク14の外郭から凹入した箇所に形成され
ている取付部14Aの雌ネジ部14Bに、プラグ5を直
接に螺着するためのものである(図3参照)。
【0024】公知のロック機構rの原理を、図7を用い
て簡単に説明すれば、複数のボール11と、このボール
11が軸方向に若干移動できる長さを有して大径筒部4
に形成されたボール配置用の切欠き16と、スリーブ3
の内径側に形成された先広がり状のテーパ面12と、ス
リーブ3をロック側に復帰付勢するバネ13とから構成
されている。切欠き16は、ボール11の外径側への移
動は許容し、かつ、内径側への移動は阻止する状態に形
成されており、バネ13の復帰付勢力に抗してスリーブ
3を小径筒部9側にスライド移動すれば、ボール11が
外径側に移動自在となり、差込筒部6の装脱が自在な状
態が得られる。
【0025】アタッチメントAは、上面の無い無蓋状の
箱体を呈するアタッチメント本体35と、受け板30と
の2部品から構成されている。アタッチメント本体35
は、スリーブ3の大径筒部4側への移動は阻止し、か
つ、ソケット本体2の大径筒部4側への移動は許容すべ
くスリーブ3の大径筒部4側端面に対峙した第1受止め
部17と、ソケット本体2の小径筒部9(ロックナット
33)側への移動を阻止する第2受止め部18と、これ
ら第1、第2受止め部17,18を装置固定部22に固
定するための底面(取付部の一例)19と、第1、第2
受止め部17,18を連結一体化する左右の側壁26,
27とを備えた5面体に構成されている。
【0026】受け板30は、ソケット本体2における小
径筒部9側の基端2a、及びロックナット33の双方を
受け止めるために、雌ネジ部2nの径hよりも大なる径
iを備えた下向き開放U字状の切欠き29が形成された
板金材で形成されている。又、第1受止め部17には、
大径筒部4の最大径aよりも大きく、かつ、スリーブ3
の径bより小さい径xを有した丸孔21が形成されると
ともに、第2受止め部18には、スリーブ3の径bより
大きい径jを有した丸孔28が形成されている。
【0027】そして、第1受止め部17と第2受止め部
18との間の間隔dは、自由状態におけるスリーブ3の
大径筒部4側面と、基端2aの端面との軸方向長さcと
機能的には同じとするのが良いが、寸法誤差やプラグ5
の着脱操作時における遊び代を設けることから、やや長
い値に設定してある。
【0028】これにより、ソケット1単体(又はプラグ
5の装着されたソケット1)を、第2受止め部18の丸
孔28から挿入して、スリーブ3を第1受止め部17の
丸孔21に嵌め入れた状態とする。次いで、第2受止め
部18の内面側に沿わせるようにして受け板30を落と
し込み、その切欠き29を基端2aとロックナット33
との間における雌ネジ部2nに嵌め入れてから、ロック
ナット33を締め付けてソケット本体2と受け板30と
を相対固定することにより、ソケット1のアタッチメン
トAへの装着操作が為される。
【0029】図1に示すように、アタッチメントAは、
装置固定部22に固定支持されており、ソケット1が配
水ホース34側には移動しないように固定された状態に
なっている。従って、移動側である給水タンク14、即
ちプラグ5をソケット1に接続するには、給水タンク1
4をソケット1に向けて押込んでプラグ5を大径筒部4
に差込めば、自動的にロック機構rが解除されてソケッ
ト1に装着することができるのであり、プラグ5を押込
むだけのワンアクション操作で良いものとなっている。
この場合、プラグ5の押し込みに伴うソケット1を左側
(配水ホース34側)へ動かそうとする力は、第2受止
め部18で受け止められる。
【0030】そして、給水タンク14をソケット1から
外すには、図2に示すように、給水タンク14を引張っ
てプラグ5を図中右側に強制移動させると、スリーブ3
がロック位置にあるために大径筒部4が、即ちソケット
1全体が右側に引張られて動こうとする。ところが、第
1受止め部17によって受け止められているスリーブ3
は右側に動けず、ソケット本体2のみが右方に連れ動く
こととなり、その結果、相対的にスリーブ3がソケット
本体2に対してフリー位置側に動くことになって、プラ
グ5を大径筒部4から抜き取ることが可能になるのであ
る。
【0031】つまり、迅速継手Tを、アタッチメントA
が装備された第1継手状態とすることにより、給水タン
ク14を引張るだけのワンアクション操作でプラグ5を
ソケット1から外せるので、迅速継手の配置箇所が奥ま
っているとか、複数の機械装置類の間の手指の届き難い
所といった、両手操作が行えない箇所にも迅速継手を好
適に用いることができるのである。
【0032】−第2実施形態− 図5に、給水タンク14を位置固定のものとした第2実
施形態による第1継手状態の迅速継手Tが、かつ、図6
にアタッチメントA単品が夫々示されている。迅速継手
Tは、給水タンク14に接続されるソケット1と、配管
ホース8に接続されるプラグ5と、給水タンク14の取
付部14bにブラケット22を介して固定される状態で
ソケット1を装備するアタッチメントAとから構成され
ている。
【0033】ソケット1は、一端にプラグ5の内嵌が可
能な大径筒部4が、かつ、他端にホース(配管の一例)
8の外嵌が自在な小径筒部9が夫々形成されたソケット
本体2、大径筒部4にプラグ5が抜止め状態で嵌合連結
されるロック状態と、プラグ5の大径筒部4への装脱が
自在な解放状態とに切換え自在なロック機構r、及びロ
ック機構rを切換自在な状態でソケット本体2に外嵌さ
れたスリーブ(操作環の一例)3を備えるとともに、ロ
ック状態を現出すべく大径筒部4側(図5における左
側)に復帰付勢されるスリーブ3を、その復帰付勢力に
抗して小径筒部9側(図5における右側)に移動するこ
とで解放状態が得られるように構成された公知のもので
ある。
【0034】プラグ5は、ネジ式等によって配管やホー
ス15を接続固定する箇所である接合筒部7と、大径筒
部4に内嵌される差込筒部6とを有して構成されてお
り、筒軸状の差込筒部6には、ボール11と協動して抜
け止め作用するための内径方向に凹んだ凹部6aが形成
されている。ロック機構rは、第1実施形態の項にて説
明したものと同じ原理のものであり、ここでのこれ以上
の説明は割愛する。
【0035】アタッチメントAは、側面視で上向きコ字
状に屈曲形成された1枚の金属板から構成されており、
スリーブ3の大径筒部4側への移動は阻止し、かつ、ソ
ケット本体2の大径筒部4側への移動は許容すべくスリ
ーブ3の大径筒部4側端面に対峙した第1受止め部17
と、ソケット本体2の小径筒部9側への移動を阻止する
第2受止め部18と、これら第1及び第2受止め部1
7,18をブラケット22(固定部の一例)に支持させ
るための取付部19とを備えている。
【0036】第1受止め部17には、大径筒部4の最大
径aよりも大きく、かつ、スリーブ3の径bより小さい
径xを有した丸孔21が形成されるとともに、第2受止
め部18には、給水タンク14の装着筒部14aと小径
筒部9とを連通させる接続ホース8の径gよりも大き
く、かつ、ソケット本体2における小径筒部9側の基端
2aの径fよりも小さい径eによる円弧部20aを備え
たU字切欠き20が形成されている。
【0037】そして、第1受止め部17と第2受止め部
18との間の間隔dは、自由状態におけるスリーブ3の
大径筒部4側面と、基端2aの端面との軸方向長さcと
機能的には同じとするのが良いが、後述するように、ソ
ケット1を斜め姿勢としてアタッチメントAに着脱する
操作が可能となるように、実際には極短い間隙分だけ長
い寸法に設定されている。
【0038】これにより、ソケット1単体を大径筒部4
が下となる斜め姿勢として、先ず大径筒部4を第1受止
め部17の丸孔21に嵌め入れた状態として、小径筒部
9側を下げ操作してその小径筒部9をU字切欠き20に
嵌め入れることができる。図示しないが、小径筒部9の
第2受止め部18への出し入れが容易となるように、第
2受止め部18の上部を間隔dが広くなる方向に湾曲さ
せても良い。
【0039】図5に示すように、アタッチメントAは、
ブラケット22を介して重い給水タンク14に螺着によ
って取付け支持されており、ソケット1が動かないよう
に固定された状態になっている。従って、ホース15を
給水タンク14に接続するには、プラグ5を大径筒部4
に差込めば、自動的にロック機構rが解除されてソケッ
ト1に装着することができるのであり、プラグ5を押込
むというワンアクション操作で良いものとなっている。
この場合、プラグ5の押し込みに伴うソケット1を右側
へ動かそうとする力は、第2受止め部18で受け止めら
れる。
【0040】そして、ホース15を外すには、図8に示
すように、ホース15を引張る等によってプラグ5を図
中左側に強制移動させると、スリーブ3がロック位置に
あるために大径筒部4が、即ちソケット1全体が左側に
引張られて動こうとする。ところが、第1受止め部17
によって受け止められているスリーブ3は左側に動け
ず、ソケット本体2が連れ動くこととなり、その結果、
相対的にスリーブ3がソケット本体2に対してフリー位
置側に動くことになり、プラグ5を大径筒部4から抜き
取ることが可能となるのである。
【0041】つまり、迅速継手Tを、アタッチメントA
が装備された第1継手状態とすることにより、ホース1
5を抜くときにもプラグ5をソケット1から引抜くだけ
のワンアクション操作で良いものとなっており、迅速継
手の周辺部が奥まっているとか、複数の機械装置類の間
の手指の届き難い所といった、両手操作が行えない箇所
にも好適に用いることができる利点がある。
【0042】そして、水道蛇口に用いるとか、ホースの
途中箇所に用いる等、スペース的な制約の無いところで
は、アタッチメントAをソケット1から取り去って第2
継手状態とされた迅速継手Tを用いることにより、ホー
スや配管を簡単に接続できながらも、接続すれば装着確
実な抜け止め機能が発揮できる好ましい接続状態を得る
ことができるのである。
【0043】〔別実施形態〕 《1》 例えば、プラグ5を給水タンク14を支持する
枠体(フレーム)等の固定部に支持させて、アタッチメ
ントAを動かすという操作形態を採れば、アタッチメン
トAのプラグ5への押し込み操作で接続が行え、アタッ
チメントAの引抜き引き操作で接続解除が行えるように
なり、迅速継手の接続及び解除が、共にワンアクション
操作で行うことが可能になる。
【0044】《2》 アタッチメントAは、次の(a)
〜(c)のような構造のものでも良い。 (a) 図9に示すように、第1受止め部17及び第2
受止め部18の双方に丸孔21,25が形成されたもの
でも良い。この場合には、例えば、受止め部18を、取
付部19に対して矢印方向に揺動自在に枢支し、受け止
め部17に対して位置固定とする例えば図示の引っ掛け
部材を設けるといった構造の追加により、ソケット1に
対して着脱自在とすることができる。
【0045】(b) 図10に示すように、第1受止め
部17と第2受止め部18とを、左右の側壁26,27
で連結一体化させる構造の取付部19を有したアタッチ
メントAでも良い。
【0046】(c) 図11に示すように、第1受止め
部17と第2受止め部18との双方に略U字状切欠き3
1,32を形成し、これらU字状切欠き31,32夫々
の上部に、大径筒部4の抜止め用の乗り越え片31a,
31aと、小径筒部9の抜止め用の乗り越え片32a,
32aとを形成したもの。つまり、ソケット1の出し入
れにデテント的節度を持たせた構造である。
【0047】《3》 図5に示す構造において、アタッ
チメントAにおける第1受止め部17と第2受止め部1
8との間の間隔dが、自由状態におけるスリーブ3の大
径筒部4側面と基端2aの端面との軸方向長さcよりも
明らかに長いものでも本発明を実施することは可能であ
る。その場合にはプラグ5を引抜き作動させたときのソ
ケット本体2のスライド移動量が大きくなるので、給水
タンク14との接続ホース8に余裕代を持たせるように
(例えば1回巻いて接続する等)すれば良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の迅速継手では、クイッ
クジョイント等の市販の迅速継手にアタッチメントを装
着した第1継手状態とすれば、ソケットとプラグとの接
続及び離脱の双方をワンアクション操作で行えて、両手
操作が困難な狭い場所や奥まった場所における配管接続
及び離脱が簡単で便利に行えるとともに、アタッチメン
トを取り外して第2継手状態とすれば、ワンアクション
操作でプラグとソケットとの接続が便利に行なえるとと
もに、外すにはツーアクション操作が必要となる確実な
接続状態の維持作用とが得られる従来通りの機能が発揮
できるので、使用場所、目的、条件等に応じて使い分け
できて、より一層便利に使用できる汎用性に優れるもの
として提供することができた。
【0049】請求項2に記載の迅速継手では、請求項1
の構成による前記効果を奏するとともに、アタッチメン
トの第1受止め部又は第2受止め部に形成されるソケッ
ト本体支持用の孔又は切欠きを、少なくとも一方はU字
状切欠きに設定することにより、他に何らの改造や専用
部品を加えることなく、ソケットとアタッチメントの着
脱が自在に行える便利なものにできた。
【0050】請求項3に記載の迅速継手では、請求項1
又は2の構成によるいずれかの前記効果を奏するととも
に、板材の屈曲や貼り合わせといった一般的な形成手段
により、アタッチメントを簡単で廉価に構成できる経済
性に優れるものにできた。
【0051】請求項4に記載のアタッチメントでは、こ
れを一般に出回っている迅速継手に装着する状態と、装
着しない状態とを使い分けるようにして用いることによ
り、請求項1の構成による前記効果を得ることが可能と
なる有用なものにできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態による迅速継手及びソケットの支
持構造を示す側面図
【図2】給水タンクを引張ってソケットからプラグを引
抜く作用図
【図3】第1実施形態による移動式の相給水タンクと迅
速継手とを示す斜視図
【図4】第1実施形態によるアタッチメントの構造を示
す斜視図
【図5】第2実施形態による迅速継手及びソケットの支
持構造を示す側面図
【図6】第2実施形態によるアタッチメント単品の斜視
【図7】ソケットに内臓されたロック機構の原理を示す
断面図
【図8】ホースを引張ってソケットからプラグを引抜く
作用図
【図9】アタッチメントの第1別構造を示す斜視図
【図10】アタッチメントの第2別構造を示す斜視図
【図11】アタッチメントの第3別構造を示す斜視図
【図12】従来の迅速継手及びその使い方を示す図
【符号の説明】
1 ソケット 2 ソケット本体 3 操作環 4 大径筒部 5 プラグ 9 小径筒部 17 第1受止め部 18 第2受止め部 19 取付部 20 U字状切欠き 21 丸孔 22 固定部 r ロック機構 A アタッチメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にプラグの内嵌が可能な大径筒部
    が、かつ、他端に配管の外嵌が自在な小径筒部が夫々形
    成されたソケット本体、前記大径筒部に前記プラグが抜
    止め状態で嵌合連結されるロック状態と、前記プラグの
    前記大径筒部への装脱が自在な解放状態とに切換え自在
    なロック機構、及び前記ロック機構を切換自在な状態で
    前記ソケット本体に外嵌された操作環を備えるととも
    に、前記ロック状態を現出すべく前記大径筒部側に復帰
    付勢される前記操作環を、その復帰付勢力に抗して前記
    小径筒部側に移動することで前記解放状態が得られるよ
    うに構成されたソケットを有する迅速継手であって、 前記操作環の前記大径筒部側への移動は阻止し、かつ、
    前記ソケット本体の前記大径筒部側への移動は許容すべ
    く前記操作環の前記大径筒部側端面に対峙した第1受止
    め部と、前記ソケット本体の前記小径筒部側への移動を
    阻止する第2受止め部と、これら第1及び第2受止め部
    を固定部に支持させるための取付部とを備えて構成され
    たアタッチメントが前記ソケットに装備された第1継手
    状態と、前記アタッチメントが前記ソケットから取り外
    された第2継手状態との択一的選択が自在に構成されて
    いる迅速継手。
  2. 【請求項2】 前記第1受止め部は、前記大径筒部の半
    径より大きく、かつ、前記操作環の半径より小さい半径
    を有した丸孔又はU字状切欠きを有し、前記第2受止め
    部は、前記小径筒部の半径よりも大きく、かつ、前記ソ
    ケット本体の半径より小さい半径を有した丸孔又はU字
    状切欠きを有するとともに、これら第1及び第2受止め
    部の少なくとも一方がU字状切欠きに設定されている請
    求項1に記載の迅速継手。
  3. 【請求項3】 前記第1受止め部、前記第2受止め部、
    及び前記取付部が、側面視で上向きコ字状又は平面視で
    矩形を呈する状態に構成された板材によって一体形成さ
    れている請求項1又は2に記載の迅速継手。
  4. 【請求項4】一端にプラグの内嵌が可能な大径筒部が、
    かつ、他端に配管の外嵌が自在な小径筒部が夫々形成さ
    れたソケット本体、前記大径筒部に前記プラグが抜止め
    状態で嵌合連結されるロック状態と、前記プラグの前記
    大径筒部への装脱が自在な解放状態とに切換え自在なロ
    ック機構、及び前記ロック機構を切換自在な状態で前記
    ソケット本体に外嵌された操作環を備えるとともに、前
    記ロック状態を現出すべく前記大径筒部側に復帰付勢さ
    れる前記操作環を、その復帰付勢力に抗して前記小径筒
    部側に移動することで前記解放状態が得られるように構
    成された迅速継手に用いられるアタッチメントであっ
    て、 前記操作環の前記大径筒部側への移動は阻止し、かつ、
    前記ソケット本体の前記大径筒部側への移動は許容すべ
    く前記操作環の前記大径筒部側端面に対峙した第1受止
    め部と、前記ソケット本体の前記小径筒部側への移動を
    阻止する第2受止め部と、これら第1及び第2受止め部
    を固定部に支持させるための取付部とを備えて構成され
    たアタッチメント。
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