JP2003040203A - ロータリー式液体充填密封包装装置 - Google Patents

ロータリー式液体充填密封包装装置

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JP2003040203A
JP2003040203A JP2001231138A JP2001231138A JP2003040203A JP 2003040203 A JP2003040203 A JP 2003040203A JP 2001231138 A JP2001231138 A JP 2001231138A JP 2001231138 A JP2001231138 A JP 2001231138A JP 2003040203 A JP2003040203 A JP 2003040203A
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sealing
station
carton
heat
temporary folding
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Kazuhiko Kisaki
一彦 木佐木
Yukio Konaka
行雄 小中
Koji Hara
浩二 原
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カートン容器のトップ部仮折装置を可動方式と
してトップ部を仮折装置にて仮折りし固定保持した状態
で加熱シール部迄搬送することにより仮折り状態を固定
するためのガイドやトップ部の位置決め装置を簡素化
し、また加熱シール時間を十分に確保してトップ部の安
定した確実な密封シール性を得る。 【解決手段】ロータリー式液体充填密封包装装置におい
て、水平ターンテーブル21上方に該テーブルと同軸に
て軸支されてトップ部加熱シールステーション27の前
段階とトップ部加熱シールステーション27との間を1
つのホルダー22に対してその上方に対向して同速にて
回動動作と復帰動作を繰り返す仮折り手段Cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体密封包装用の
紙製角筒カートン容器の製函充填密封装置において、カ
ートン容器のトップ部の仮折装置を備えたロータリー式
液体充填密封包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体密封包装用の紙製角筒カートン容器
の製函及び充填密封を行うロータリー式液体充填密封包
装装置としては、例えば、本願出願人が既に提案した特
願2001−64475があるが、このようなロータリ
ー式液体充填密封包装装置においては、加熱シールにて
ボトム部を成形加工し、液体内容物を充填した後に、カ
ートン容器のトップ部を加熱密封シールする前段階で、
カートン容器のトップ部仮折装置によって、カートン容
器のトップ部の折り罫線に沿って折り癖を付けることに
より、罫線付近の膨らみを無くし、シール面のずれ等を
無くして、製品の見栄えを良くしたり、液漏れの無い安
定した密封シールを行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカートン容器の
トップ部仮折装置は、(1)トップ部の加熱シール部と
は別のステーションに配置されて仮折りを行う方式と、
(2)トップ部の加熱シール部と同じステーションに配
置されて仮折りを行う方式がある。
【0004】前者の方式(1)の場合は、仮折りと加熱
シールとを別のステーションで行うため、仮折り部にて
仮折り後に、加熱シール部に搬送する迄の間は、仮折り
されたトップ部の折り状態を固定するためのガイドが必
要であるし、加熱シール部には別途、トップ部の位置決
め装置を付ける必要があった。
【0005】また、後者の方式(2)の場合は、仮折り
と加熱シールとを同一ステーションで行うため、1サイ
クル動作内で仮折りと加熱シールの動作時間を割り当て
ざるを得ず、シール時間を十分に採ることができず、ト
ップ部の安定した確実な密封シール性の確保が得られな
いために、トップ部のシール面からの液漏れが発生し易
くなるなどの欠点があった。
【0006】本発明は、ロータリー式液体充填密封包装
装置における上記不都合を解消することにあり、カート
ン容器のトップ部仮折装置を可動方式として、トップ部
を仮折装置にて仮折りし固定保持した状態で、加熱シー
ル部迄搬送することにより、仮折り状態を固定するため
のガイドや、トップ部の位置決め装置を不要として装置
を簡素化し、また加熱シール時間を十分に確保してトッ
プ部の安定した確実な密封シール性を得ることができる
ようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、水平ターンテーブル21の円周に沿って等間隔
にカートン容器保持用のホルダー部22を取付け配置し
たカートン容器Pのカートン搬送手段を備え、該搬送手
段のホルダー部22にボトム部PB を密封シール成形
したカートン容器Pを保持しつつロータリー搬送し、該
ホルダー部22の外周部に対向配置した少なくとも充填
ステーション26にて内容物を充填し、次にトップ部加
熱シールステーション27にて容器トップ部PT を加
熱密封シール成形するロータリー式液体充填密封包装装
置において、前記水平ターンテーブル21上方に該テー
ブルと同軸にて軸支されてトップ部加熱シールステーシ
ョン27の前段階とトップ部加熱シールステーション2
7との間を1つのホルダー22に対してその上方に対向
して同速にて回動動作と復帰動作を繰り返す仮折り手段
Cを備えることを特徴とするロータリー式液体充填密封
包装装置である。
【0008】本発明の請求項2に係る発明は、上記請求
項1に係るロータリー式液体充填密封包装装置におい
て、前記仮折り手段Cが、前記水平ターンテーブル21
と同軸にて軸支された揺動回転アーム31と、該アーム
31に互いに水平方向に対向配置した接近、離反動作す
る一対のアクチュエータ32、32とにより構成される
ことを特徴とするロータリー式液体充填密封包装装置で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のロータリー式液体充填密
封包装装置の実施の形態を、図1に示す全体側面図、図
2に示す全体平面図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0010】本発明のロータリー式液体充填密封包装装
置は、液体充填密封包装用のカートン容器のボトム部を
加熱シール成形加工するボトム部成形手段Aと、ボトム
成形したカートン容器内に液体を充填した後に、そのカ
ートン容器のトップ部を加熱シールして密封包装する充
填密封包装手段Bとにより構成されている。
【0011】ボトム部成形手段Aは、例えば、本願出願
人が既に特願2001−54903として提案している
ようなカートンPを角筒状に立ち起こして供給するカー
トン供給装置1と、支軸11aに軸支されて間欠駆動回
転するボトム成形側水平ターンテーブル11と、該ター
ンテーブル11の円周沿って等間隔に下向きに配置され
た複数本のマンドレル12とを備えている。なお、前記
ターンテーブル11は1ピッチ回転(支軸11aを中心
とする各マンドレル12の配置周角度)毎に間欠回転動
作する。
【0012】カートン供給装置1は、スタック部2内に
集積されている偏平状のカートン容器Pを1枚ずつ角筒
状に立ち起こして、ターンテーブル11の間欠回転によ
り移定位置に停止、移動を繰り返すそれぞれマンドレル
12の真下に順次供給して、カートン容器Pの下方にあ
る押し上げ手段(図示せず)がカートン容器Pを押し上
げて、カートン容器Pの筒内に各々マンドレル12が密
に装填され、該カートン容器Pを保持する。
【0013】図2に示すように、ターンテーブル11外
周のマンドレルと対向する定位置には、順にボトム折り
込みステーション13(又はボトム加熱手段)、ボトム
加熱ステーション14(又はボトム折り込みステーショ
ン)、マンドレル12との間でボトム部を圧着密閉成形
する加熱圧着シールステーション15が設置されて、タ
ーンテーブル11の間欠回転により、定位置にある前記
各ステーション13、14、15にて、順次、カートン
容器P下部のボトム部を折り込み、加熱、密閉シールし
てボトム成形される。
【0014】充填密封包装手段Bは、支軸21aに軸支
された間欠駆動回転するトップ部成形側水平ターンテー
ブル21と、該テーブル21の外周(又は円周上)に等
間隔に配置された複数個のホルダー22と、該ホルダー
22内に装填されて搬送されるカートン容器Pの下部を
支持する平面視環状のガイドレール30と、該ターンテ
ーブル21外周のホルダー22と対向する定位置には、
順にカートン容器Pのトップ部に口栓を供給する口栓供
給ステーション23、その口栓をカートン容器Pに溶着
する口栓溶着ステーション24とが設置されている。な
お、口栓を設けない形式のカートン容器Pの場合には当
然のことながら口栓供給ステーション23、口栓溶着ス
テーション24は設置する必要はない。なお、前記ター
ンテーブル21は1ピッチ回転(支軸21aを中心とす
る各ホルダー22の配置周角度)毎に間欠回転動作す
る。
【0015】ターンテーブル21外周のホルダー22と
対向する次の定位置には、カートン容器Pに液体を充填
する液体充填ステーション26が設置され、口栓溶着ス
テーション24と液体充填ステーション26との間の定
位置には、殺菌用のホットブロアステーション25が必
要に応じて設置され、次の定位置にはカートン容器Pの
トップ部を段階的に密封するトップ部密閉成形装置とし
てトップ部加熱シールステーション27(第1トップシ
ールステーション28、第2トップシールステーション
29)が設置されている。
【0016】トップ部加熱シールステーション27の前
段階とトップ部加熱シールステーション27との間に
は、その間を1つのホルダー22に対してその上方に対
向して同速にて回動動作と復帰動作を繰り返す仮折り手
段Cを備えている。
【0017】前記仮折り手段Cは、前記水平ターンテー
ブル21と同軸の支軸21aにて軸支されてトップ部加
熱シールステーション27の前段階とトップ部加熱シー
ルステーション27との間を反復揺動回転移動する揺動
回転アーム31と、該アーム31に互いに水平方向に対
向配置した接近、離反動作するエアーシリンダーなどに
よる一対のアクチュエータ32、32と、その各々作動
ロッドの先端部に取り付けられた仮折りプレート33、
33により構成されている。
【0018】前記仮折り手段Cの揺動回転アーム31
は、充填ステーション26の次の定位置の前記トップ部
加熱シールステーション27の前段階の定位置にて、ト
ップ部成形側水平ターンテーブル21と連結し、そのテ
ーブル21の回転に追従して同速度でトップ部加熱シー
ルステーション27の位置まで回転移動(正回転方向移
動)した後、元の前記トップ部加熱シールステーション
27の前段階の定位置に復帰(逆回転方向移動)する。
【0019】揺動回転アーム31の定位置への復帰動作
は、該アーム31に復帰駆動用アーム35(揺動回転ア
ーム31の上方に別体に延設した支持フレーム部に取り
付けたエアーシンリダーなどアクチュエータ)の作動ロ
ッド35aを軸支連結して、復帰駆動用アーム35を駆
動モードにして、該作動ロッド35aの伸長動作によ
り、支軸21aを中心に復帰方向に移動動作(逆回転方
向移動)させ、該揺動回転アーム31は、この復帰移動
の終点位置においてトップ部成形側水平ターンテーブル
21の回転に対して追従回転可能に連結できるような構
造になっている。なお、揺動回転アーム31が正回転方
向へ移動中は、駆動用アーム35を伸縮フリーモードに
切替えて作動ロッド35aを次の定位置に停止するまで
フリー短縮させる。
【0020】ターンテーブル21外周のホルダー22と
対向するトップ部加熱シールステーション27の後段階
の定位置には、内容物を充填密封包装したカートン容器
Pを排出する排出ステーションDを備え、包装製造され
たカートン容器Pを順次機外に排出する。
【0021】ボトム部成形手段Aは、その各マンドレル
12が、ボトム成形側水平ターンテーブル11の間欠回
転動作により、そのマンドレル12の定位置毎に一旦停
止して、カートン供給装置1に対向するマンドレル12
に、順次、カートン容器Pを角筒状にして順次供給し装
着保持させ、カートン容器Pの下部ボトム部を折り込
み、加熱し、密閉シールしてボトム成形する。
【0022】ボトム部成形手段Aと充填密封包装手段B
との間には、ボトム部成形手段Aにてボトム成形後のカ
ートン容器Pを、充填密封包装手段B側の一旦停止して
いるボトム部成形側水平ターンテーブル21外周のホル
ダー22内に順次移送し装填する移送(移載)手段16
が設置されている。
【0023】なお、本発明において移送手段16の構造
は特に限定するものではなく、ボトム成形後の角筒状の
カートン容器Pを押し下げてマンドレル12から引き抜
き、マンドレル12とホルダー22の間を往復移送可能
な手段であれば特に限定されず、例えば、直線的(リニ
ア)にガイドレールなどに沿って往復移動するカートン
保持移送用の開閉バケット手段や開閉把握手段、あるい
はロボットアームやハンドなどでもよい。
【0024】充填密封包装手段Bでは、ターンテーブル
21外周のホルダー22に順次カートン容器Pが装填さ
れ、次に口栓供給ステーション23は、カートン容器P
のトップ部(予め口栓取付け用の開孔部が設けられてい
る)に口栓を供給し、次に口栓溶着ステーション15
は、その口栓をカートン容器Pに溶着し、次に液体充填
ステーション16は、カートン容器Pに、そのトップ部
の開口部より液体を充填する。
【0025】次に、液体充填ステーション16の後段階
におけるトップ部加熱シールステーション27の一つ前
の段階の定位置に復帰移動して停止し、トップ部成形側
水平ターンテーブル21の回転に対して追従回転可能に
連結している仮折り手段Cの揺動回転アーム31に取り
付けた仮折りアクチュエータ32、32により液体を充
填した後のカートン容器Pのトップ部を仮折りする。
【0026】図3は、充填密封包装手段Bのトップ部成
形側水平ターンテーブル21と、仮折り手段Cの揺動回
転アーム31に取り付けた仮折りアクチュエータ32、
32、及びターンテーブル21と揺動回転アーム31の
連結構造と仮折り誘導手段40を説明する側面図、図4
は仮折り手段Cの揺動回転アーム31を説明する平面
図、図5は仮折り誘導手段40を説明する正面図であ
る。
【0027】図3、図4に示すように、支軸21aに軸
支されて間欠回転するトップ部成形側水平ターンテーブ
ル21には、連結用孔設部21bが設けられ、支軸21
aに軸支されて揺動回転する仮折り手段Cの揺動回転ア
ーム31には、連結時に前記孔設部21b内に差し込み
嵌合し、連結解除時には孔設部21b内より離脱する連
結用チャック34(ロッドエアーシリンダ、磁気ソレノ
イドなど上下進退駆動動作する部材)が設けられてい
る。
【0028】揺動回転アーム31は、その本体構造は本
発明において特に限定するものではないが、少なくとも
ターンテーブル21のホルダー22に装填されたカート
ン容器Pの上方に対向する1対のアクチュエータ32、
32が設けられ、各々アクチュエータ32は、それぞれ
エアシリンダー32aの作動ロッド32bに仮折りプレ
ート33を互いに対向するように取り付けたものであ
る。
【0029】なお、本実施の形態においては、揺動回転
アーム31の本体構造は、例えば支軸21aに軸支した
アーム基部31cと、該基部31cに取り付けた延設ア
ーム部31aと、延設アーム部31aに取り付けた1対
のアクチュエータ32、32を取付け支持するブラケッ
ト31bとにより構成されている。
【0030】図3に示すように、仮折りプレート33の
下面には、カートン容器Pのトップ部PT の折り込み
屋根板形状に沿う傾斜面33a(ゲーベルトップ形式の
内角45°以下の「への字型」屋根板に沿う傾斜面、フ
ラットトップ形式の水平屋根板に沿う緩やかな傾斜面若
しくは水平面)を設けてある。
【0031】なお、図3、図4に示すように、カートン
容器Pのトップ部PT における一方のカートン屋根板
に口栓PC を設ける形式のカートン容器Pの場合は、
仮折りプレート33の前端部に口栓PC との衝突を回
避するための切欠部33bが設けられる。
【0032】図3に示すように、ボトム部PB 下面を
保持しガイドする平面視環状の搬送ガイドレール30の
うち、ホルダー22停止位置において部分的に昇降動作
するガイドレールなど押し上げ手段30は、ターンテー
ブル21のホルダー22に装填されたカートン容器Pを
押し上げて、対向する1対の仮折りプレート33、33
の対向間にそのトップ部PT を嵌入させるようになっ
ている。
【0033】対向する1対の仮折りプレート33、33
の対向間の上方には、トップ部PTの一対の対向する屋
根板の対向方向と直交する方向に対向する二等辺折目
a、aと水平折目bとにより形成される一対の二等辺三
角形板を、その折目を介して互いに内側方向に折るため
に昇降動作する仮折り誘導手段40を備え、該誘導手段
40は折りガイドプレート41を備える。
【0034】図5(a)の正面図に示すように、上記誘
導手段40は、例えば、エアシリンダー43と、該シリ
ンダー43の上下方向に伸縮する作動ロッド43aと、
該ロッド43aに取り付けた支持プレート44と、該支
持プレート44に取り付けたガイドプレート41により
構成され、ガイドプレート41には、その下端部に逆V
の字型に切り込まれた切込部42を備える。
【0035】図5(b)の正面図に示すように、エアシ
リンダー43によりガイドプレート41を下降動作させ
て、この切込部42を直下に位置するトップ部PT ま
で下降動作させ、この切込部42の逆Vの字型内に、該
トップ部PT の一対の対向する屋根板の対向方向に対
して直交する方向に対向する一対の二等辺三角形板を嵌
入し、その切込部42の逆Vの字型によって、対向する
二等辺三角形板の外面側を挟み込むように互いに僅かに
内側方向に折り込み、該二等辺三角形板をカートン内側
方向に折られるように誘導するものである。
【0036】次に、本発明装置において、上記充填密封
包装手段Bの充填ステーション26にて内容物を充填し
た後のカートン容器Pのトップ部PT に対して、上記
仮折り手段Cと、トップ部加熱シールステーション27
(第1トップシールステーション28、第2トップシー
ルステーション29)を用いてトップ成形するトップ成
形動作を図6〜図10に基づいて以下に詳細に説明す
る。
【0037】図6において、充填密封包装手段Bのター
ンテーブル21のホルダー22内にて、装填されている
内容物を充填した後のカートン容器Pを押し上げ手段3
0にて押し上げ、ホルダー22の真上に位置する仮折り
手段Cの対向する仮折りプレート33、33間に嵌入す
る。
【0038】続いて、カートン容器Pのトップ部PT
に向かって、ガイドプレート41を下止点まで下降動作
させる。
【0039】次に図7において、下止点に下降動作した
ガイドプレート41の切込部42の逆Vの字型によっ
て、対向する二等辺三角形板の外面側を挟み込むように
して、二等辺三角形板を折目a、a、bを介して互いに
僅かに内側方向に折り込み、該二等辺三角形板をカート
ン内側方向に折られるように誘導する。
【0040】続いて、ガイドプレート41を下止点に停
止させた状態で、仮折り手段Cの揺動回転アーム31に
設けた対向する仮折りプレート33、33を接近動作さ
せ、トップ部PT の対向する屋根板を折り込む。な
お、この時点では、トップ部成形側水平ターンテーブル
21と仮折り手段Cの揺動回転アーム31とは、連結用
チャック34によって連結していて、揺動回転アーム3
1はターンテーブル21に追従して一体的に次のステー
ションであるトップ部加熱シールステーション27に移
動する。また、この連結時点では、揺動回転アーム31
に接続する復帰駆動用アーム35(エアシリンダー)は
自由伸縮可能なフリーモードに切替えられている。
【0041】次に図8において、対向する仮折りプレー
ト33、33の接近動作により、トップ部PT の対向
する屋根板をさらに折り込み、トップ部PT の対向す
る合掌貼板TS (トップ成形のために加熱密封シール
されるシール部)が重ね合わせられるまで完全に折り込
んだ後に、ガイドプレート41を上止点に上昇復帰動作
させる。
【0042】続いて、トップ部成形側水平ターンテーブ
ル21が揺動回転アーム31と一体的に回転して、次の
ステーションであるトップ部加熱シールステーション2
7に移動して一旦停止する。
【0043】図9において、ターンテーブル21に追従
して回転移動した揺動回転アーム31の仮折りプレート
33、33によって完全に折り込んだ状態に保持されて
いるトップ部PT の重ね合わせ対向する合掌貼板TS
は、この回転移動により、トップ部加熱シールステー
ション27の第1トップシールステーション28にある
対向する加熱シールバー28a、28b間に導入されて
停止する。なお、トップ部PT に口栓PC を取付け
たカートン容器Pの場合は、シールバー28aの下端部
に切欠部28cを設けて口栓PC とシールバー28a
が衝突しないようにしてある。
【0044】続いて、図10において、加熱シールバー
28a、28bを互いに接近動作させ、重ね合わせ合掌
貼板TS を挟み込み圧着して、重ね合わせ内面を融着
することによりトップ部PT を加熱密封シールしてト
ップ成形する。トップ成形後は、加熱シールバー28
a、28bを互いに元の位置に離反動作させる。
【0045】前記加熱シールバー28a、28bにより
合掌貼板TS を挟み込み圧着すると同時に、仮折りプ
レート33、33は互いに離間し復帰動作してトップ部
PTの屋根板より離反して仮折り保持を解除する。
【0046】そして直ちに揺動回転アーム31は、図2
に示す復帰駆動用アーム35(エアシリンダー)の駆動
モードへの切り換え動作により、該駆動用アーム35が
駆動動作して逆回転方向に復帰移動し、トップ部加熱シ
ールステーション27の前段階の元の定位置に復帰動作
し、直ちに該揺動回転アーム31とトップ成形側水平タ
ーンテーブル21とは、連結用チャック34による連結
動作により連結する。
【0047】それと同時に復帰駆動用アーム35(エア
シリンダー)は、フリー伸縮モードに切り換え動作し、
直ちにトップ成形側水平ターンテーブル21が1ピッチ
回転分(支軸21aを中心とする各ホルダー22の配置
周角度分)だけ間欠回転動作して、ホルダー22内のカ
ートン容器Pを1ピッチ回転分だけ離れた定位置に搬送
して一旦停止し、カートン容器トップ部PT に対する
仮折り手段Cによる次の仮折り動作に備える。
【0048】以上の動作を繰り返すことにより、充填密
封包装手段Bの充填ステーション26にて内容物を充填
した後のカートン容器Pは、そのトップ部PT が仮折
り手段Cとトップ部加熱シールステーション27にてト
ップ成形される。
【0049】なお、図2に示すに示すように、上記実施
の形態においては、上記トップ部加熱シールステーショ
ン27は、ターンテーブル21の外周に対向して順に配
置した第1トップシールステーション28と第2トップ
シールステーション29とにより構成されていてもよい
し、第2トップシールステーション29は、必要でなけ
れば省略することが可能である。
【0050】図2に示すように、トップ部加熱シールス
テーション27として、それぞれ第1、第2トップシー
ルステーション28、29を配置した場合には、第1ト
ップシールステーション28により加熱密封シールされ
てトップ成形され、仮折りプレート33、33が仮折り
保持を解除した後のカートン容器Pのトップ部PTをタ
ーンテーブル21の次の1ピッチ回転動作により第2ト
ップシールステーション29の加熱シールバー29a、
29bの対向間に導入し、加熱シールバー29a、29
bにて、さらに第2の加熱密封シールをするものであ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明装置は、トップ部加熱シールステ
ーションの前段階と、そのステーションとの間を反復揺
動回転してトップ部の仮折り動作と折り状態の固定をす
る仮折り手段を設けたので、トップ部加熱シールステー
ションには仮折りされたトップ部の折り状態を固定する
ためのガイドが不要であり、また加熱シール部には別途
トップ部の位置決め装置を省略できる効果がある。
【0052】また、本発明装置は、カートン容器のトッ
プ部に対する仮折り操作と加熱シール操作とを1サイク
ル動作内で同時に行うため、仮折り操作と加熱シール操
作のそれぞれ動作時間を割り当てる必要がなく、シール
時間を十分に確保でき、そのためにトップ部のシール面
からの液漏れの発生を皆無にするための安定した確実な
密封シール性を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体側面図。
【図2】本発明装置の全体平面図。
【図3】本発明装置におけるトップ部成形側水平ターン
テーブルとトップ部仮折り手段の構造を説明する側面
図。
【図4】本発明装置におけるトップ部仮折り手段の構造
を説明する平面図。
【図5】(a)〜(b)は本発明装置における仮折り誘
導手段の構造及び動作を説明する平面図。
【図6】本発明装置におけるカートン容器のトップ部仮
折り動作を説明する側面図。
【図7】本発明装置におけるカートン容器のトップ部仮
折り動作を説明する側面図。
【図8】本発明装置におけるカートン容器のトップ部仮
折り動作を説明する側面図。
【図9】本発明装置におけるカートン容器のトップ部仮
折り動作を説明する側面図。
【図10】本発明装置におけるカートン容器のトップ部
仮折り動作を説明する側面図。
【符号の説明】
A…ボトム部成形手段 B…充填密封包装手段 C…仮
折り手段 D…カートン容器排出手段 P…カートン容器 1…カートン供給装置 2…スタック部 11…ボトム成形側水平ターンテーブル 12…マンド
レル 16…移送手段 21…トップ成形側水平ターンテーブル21 22…ホ
ルダー部 26…充填ステーション 27…トップ部加熱シールス
テーション 31…揺動回転アーム 32…アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平ターンテーブル21の円周に沿って等
    間隔にカートン容器保持用のホルダー部22を取付け配
    置したカートン容器Pのカートン搬送手段を備え、該搬
    送手段のホルダー部22にボトム部PB を密封シール
    成形したカートン容器Pを保持しつつロータリー搬送
    し、該ホルダー部22の外周部に対向配置した少なくと
    も充填ステーション26にて内容物を充填し、次にトッ
    プ部加熱シールステーション27にて容器トップ部PT
    を加熱密封シール成形するロータリー式液体充填密封
    包装装置において、前記水平ターンテーブル21上方に
    該テーブルと同軸にて軸支されてトップ部加熱シールス
    テーション27の前段階とトップ部加熱シールステーシ
    ョン27との間を1つのホルダー22に対してその上方
    に対向して同速にて回動動作と復帰動作を繰り返す仮折
    り手段Cを備えることを特徴とするロータリー式液体充
    填密封包装装置。
  2. 【請求項2】前記仮折り手段Cが、前記水平ターンテー
    ブル21と同軸にて軸支された揺動回転アーム31と、
    該アーム31に互いに水平方向に対向配置した接近、離
    反動作する一対のアクチュエータ32、32とにより構
    成されることを特徴とする請求項1記載のロータリー式
    液体充填密封包装装置。
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