JPH06263107A - 紙容器充填密封装置 - Google Patents

紙容器充填密封装置

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JPH06263107A
JPH06263107A JP5052596A JP5259693A JPH06263107A JP H06263107 A JPH06263107 A JP H06263107A JP 5052596 A JP5052596 A JP 5052596A JP 5259693 A JP5259693 A JP 5259693A JP H06263107 A JPH06263107 A JP H06263107A
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JP
Japan
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paper container
conveyor
mandrel
sealing device
spout
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JP5052596A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Okamoto
本 秀 彦 岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送コンベア上において紙容器を互いに密接
配置することができ、かつ搬送コンベア上において方向
転換機構が不要になる。 【構成】 紙容器20に注出口65を取付ける注出口取
付機25と、上部張合面68をその回転面に平行に向け
て紙容器20の底部を成形する回転型マンドレル装置3
0とを有している。搬送コンベア1がマンドレル装置3
0の下方に、回転機構50を介して設けられている。搬
送コンベア1上に配置された上部張合面68は、搬送コ
ンベア1の長手方向を向いている。搬送コンベア1上に
充填装置、第1シール装置および第2シール装置が順次
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙容器内に牛乳、ジュー
ス、酒、その他清涼飲料、シャンプー、リンス、洗剤、
モーターオイル等の液状内容物を充填して密封する紙容
器充填密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液状内容物の容器として、従来の瓶、缶
にとって代わって紙容器が用いられている。紙容器はそ
の素材としてカートンが用いられ、カートンを組立てる
ことにより形成される。また紙容器内部に内容物を充填
密封して製品とすることにより、生産コストの低減を図
ることができると共に、使用後において容器を押潰して
簡単に廃棄処分することができる。また、この紙容器の
使用にあたって内容物注出の便を図ると共に開封後の密
封性を向上させるために、紙容器上部側壁に注出口を取
付けることが行われている。
【0003】図4乃至図6に、注出口を有する一般的な
四角筒状の紙容器20を示す。紙容器20の底部72は
図6に示すように、左側の下部側壁74を右側の下部側
壁76の方へおおい被さるように折曲げるとともに、下
部三角パネル(図6の80)を内方に折曲げ、全体を偏
平に畳み込み、各下部側壁74,76間を底部張合面7
8により接着することによって組立てられる。接着は紙
容器20の内外面に予め塗布されているヒートシール性
接着剤層(例えばポリエチレン樹脂)を加熱溶融させて
行う。
【0004】紙容器20について更に図4および図5に
より詳述する。紙容器20は一方の対向側面61,61
と、他方の対向側面62,62とを有し、紙容器20の
上部開口60は内容物が充填された後、一対の対向側面
61,61と平行な上部張合面68,68によって張合
わされる。この上部張合面68,68は、底部張合面7
8,78と平行となっている。上部張合面68,68を
張合わせた場合、対向する一対の三角状突出部70,7
0が形成され、この三角状突出部70,70はその後他
方の対向側面62,62に接着される。
【0005】また、一方の対向側面61,61の上部に
は、対向する上部側壁63a,63bが連結され、他方
の対向側面62,62の上部には、対向する上部側壁6
4a,64bが連結され、上部側壁63aには注出口6
5が取付けられている。
【0006】この紙容器20を装置上で組立てるにあた
っては、予め筒貼りされた紙容器20をターレット状マ
ンドレルに装着させた後、マンドレルを間欠回転させ
る。マンドレルを回転させる間、底部72の加熱を行
い、加熱された底部72を内側に折込み、折くせをつけ
た後、底部72全体を偏平に畳み込み各下部側壁74,
76間を底部張合面78を介して接着させ底部72を組
立てる。その後、紙容器20は搬送コンベア上に排出さ
れ、搬送コンベア上で内容物の充填、上部の組立てが行
われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように紙容器2
0の底部は、マンドレルを回転させる間に組立てられる
が、底部の組立てにあたっては迅速かつ容易な組立てが
要求される。また、このように底部が組立てられた紙容
器は、搬送コンベア上で注出口65の取付け、内容物の
充填、および上部の組立て等が行なわれる。
【0008】ところで搬送コンベア上で注出口65を取
付ける際、紙容器20の注出口用の開口(注出口を取り
付けるための開口)は搬送コンベアと直交する方向に向
いていることが好ましい。これは注出口を搬送コンベア
の側方から紙容器に装着した場合、装着が容易になるか
らである。しかしながら上述のような構成の紙容器20
では、注出口用の開口を搬送コンベアと直交する方向に
向けて搬送すると、紙容器20の上部張合面68を張合
わせた場合、三角形状突出部70,70が搬送コンベア
の前後方向に延び、搬送コンベア上で紙容器20相互の
間隔を大きく空ける必要が生じる。このような場合、搬
送コンベア上で紙容器20を何回か方向転換することも
考えられるが、搬送コンベア上に方向転換機構を複数設
けると、装置全体が複雑化してしまう。
【0009】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、搬送コンベア上において紙容器を何回も方
向転換することなく、かつ紙容器相互間を大きく空ける
必要のない紙容器充填密封装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、四角筒状の紙
容器内部に内容物を充填し、その上部開口を紙容器の一
方の対向側面に平行な上部張合面において、対向する一
対の三角形状突出部を形成するよう張合わせ、この一対
の三角形状突出部を他方の対向側面に接着させてなる紙
容器充填密封装置において、上部張合面と平行する上部
側壁に注出口を取付ける注出口取付機と、注出口が取付
けられた紙容器の上部張合面をその回転面に平行に向け
た状態で、紙容器の底部を密封成形する回転型マンドレ
ル装置と、このマンドレル装置の下方に、マンドレル装
置との回転面に平行に配置された搬送コンベアと、マン
ドレル装置と搬送コンベアとの間に設けられ、上部張合
面が搬送コンベアに対して直交する方向に向くように紙
容器を90度回転させる回転機構と、搬送コンベア上に
設けられ、紙容器の上部から内容物を紙容器内部に充填
する充填装置と、搬送コンベア上の充填装置の下流側に
設けられ、内容物が充填された紙容器の上部張合面を張
合せて密封する第1シール装置と、搬送コンベア上の第
1シール装置の下流側に設けられ、紙容器の一対の三角
形状突出部を他方の対向側面に接着させる第2シール装
置と、を備えたことを特徴とする紙容器充填密封装置、
および四角筒状の紙容器内部に内容物を充填し、その上
部開口を紙容器の一方の対向側面に平行な上部張合面に
おいて、対向する一対の三角形状突出部を形成するよう
張合わせ、この一対の三角形状突出部を他方の対向側面
に接着させてなる紙容器充填密封装置において、上部張
合面と平行する上部側壁に注出口を取付ける注出口取付
機と、注出口が取付けられた紙容器の上部張合面をその
回転面に平行に向けた状態で紙容器の底部を密封成形す
る回転型マンドレル装置と、このマンドレル装置の下方
に、マンドレル装置の回転面に直交して平行に配置され
た搬送コンベアと、搬送コンベア上に設けられ、紙容器
の上部から内容物を紙容器内部に充填する充填装置と、
搬送コンベア上の充填装置の下流側に設けられ、内容物
が充填された紙容器の上部張合面を張合せて密封する第
1シール装置と、搬送コンベア上の第1シール装置の下
流側に設けられ、紙容器の一対の三角形状突出部を他方
の対向側面に接着させる第2シール装置と、を備えたこ
とを特徴とする紙容器充填密封装置である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、注出口取付機に
おいて、紙容器の上部張合面と平行する上部側壁に注出
口が取付られる。次にマンドレル装置において紙容器の
底部が、上部張合面がマンドレル装置の回転面に平行す
る状態で密封成形され、次に紙容器は回転機構で90度
回転して上部張合面が搬送コンベアと直交する方向を向
いた状態で搬送コンベアに送られる。搬送コンベア上の
充填装置において、紙容器内に内容物が充填され、第1
シール装置において紙容器の上部張合面が、一対の三角
形状突出部を搬送コンベアの側方に突出するよう形成し
て張合わせられ、第2シール装置において一対の三角形
状突出部が紙容器の対向側面に接着される。請求項2記
載の発明によれば、注出口取付機において、紙容器の上
部張合面と平行する上部側壁に注出口が取付られる。次
にマンドレル装置において紙容器の底部が、上部張合面
がマンドレル装置の回転面に平行する状態で密封成形さ
れ、搬送コンベアに送られる。搬送コンベア上の充填装
置において、紙容器内に内容物が充填され、第1シール
装置において紙容器の上部張合面が、一対の三角形状突
出部を搬送コンベアの側方に突出するよう形成して張合
わせられ、第2シール装置において一対の三角形状突出
部が紙容器の対向側面に接着される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明による紙容器充填
密封装置の第1の実施例を示す図であり、この紙容器充
填密封装置は図4乃至図6に示す紙容器に対して充填密
封を行なうようになっている。まず、図2により紙容器
の底部を組立てるマンドレル装置について説明する。
【0013】図2(a)において、紙容器20は紙容器
供給装置24から供給され、注出口取付機25へ紙容器
20の軸線方向に送られる。注出口取付機25は上部張
合面68と平行する上部側壁63aに注出口65を取付
けるものである(図5参照)。注出口取付機25は、図
2(b)に示すように、紙容器20を紙容器供給部(マ
ンドレル供給部)25a、アイドル部25i、注出口供
給部25b、シール部25c、マンドレル供給部25a
に各々回転させ、この回転中に紙容器20に注出口65
を取付けるようになっている。ここで図2(b)は、図
2(a)のB方向矢視図である。図2(b)において、
紙容器20はまず紙容器供給装置24から注出口取付機
25の紙容器供給部25aに送られ、次にアイドル部2
5iを経て注出口供給部25bにおいて上部側壁63a
の開口に注出口65が嵌込まれる。その後紙容器20は
シール部25cまで回転し、この位置において、紙容器
20は軸線方向に超音波シール装置26まで前進し、超
音波シール装置26により紙容器20の上部側壁63a
と注出口65との間のシール作業が行なわれる。次にシ
ール作業の終了後、紙容器20は軸線方向に後退し、シ
ール部25cまで戻る。次に紙容器20はシール部25
cからマンドレル供給部25aまで回転し、このマンド
レル供給部25aからマンドレル装置30まで軸線方向
へ送られる。
【0014】図2(a)において、マンドレル装置30
は、8本のマンドレル32がターレット31の周囲に等
間隔に配置されて構成されている。
【0015】マンドレル32の周囲には、紙容器20の
底部を加熱するヒータ33、34と、アーム36を有す
る底部くせ折装置35と、ガイド37と、底部折畳み加
圧装置38とが順次配設されている。このマンドレル装
置30は無菌チャンバー内に収納され、紙容器の無菌充
填が行なえるようになっている。さらにマンドレル32
の下方には、紙容器20を90度回転させるターレット
90が配置され、またターレット90の下方に搬送コン
ベア1がマンドレル装置30と平行に(マンドレル装置
の回転面と平行に)配置されている。回転機構90は、
図7(a)(b)に示すように、回転軸92aを中心と
して水平面上で回転する4本のアーム92と、各アーム
92の先端に固着された保持部91とからなっている。
ここで図7(a)は回転機構を示す平面図、図7(b)
は回転機構を示す側面図である。また図7(b)に示す
ように、回転機構90の側方には、ガイド95に沿って
上下方向に移動する第1バキューム部96が設けられて
いる。そしてP7の位置にきた紙容器20は、この第1
バキューム部96によってその側面が吸着され、第1バ
キューム部96がガイド95に沿って下方へ移動するこ
とにより、回転機構90の保持部91内に装着保持され
る。その後、アーム92が回転軸92aを中心として9
0°回転し、保持部91内に保持された紙容器20が搬
送コンベア1上まで移送される(図7(a))。次に、
搬送コンベア1側に設けられ上下方向移動自在の第2バ
キューム部98によって紙容器20の底部が吸着され、
第2バキューム部98が下方へ移動することにより、紙
容器20が搬送コンベア1上に載置される。上述したマ
ンドレル装置30によって、紙容器20の底部が組立て
られる。またマンドレル装置30において、紙容器20
の注出口65は側方を向いており、このためマンドレル
装置30を出た紙容器20の上部張合面68はマンドレ
ル装置30の回転面と平行に、すなわち搬送コンベア1
の長手方向を向く。そして上述のようにマンドレル装置
30を出た紙容器20は、回転機構90によって90°
回転し、注出口65が搬送コンベア1の前方を向いた状
態で回転機構90から搬送コンベア1に移送される(図
2(a))。
【0016】図1に示すように、搬送コンベア1上に
は、上流側から下流側に向って、紙容器20の上部開口
60から内容物を充填する充填装置2と、内容物が充填
された紙容器20の上部開口60の折りぐせをつける折
り部3と、上部開口60部を加熱するヒータ4と、上部
張合面68を張合せて密封する第1シール装置5と、第
1シール装置5によって上部張合面68を張合せた際に
形成される一対の三角形状突出部70、70を下方へ折
曲げる折曲げ部6と、一対の三角状突出部70、70を
加熱するホットエア部7と、一対の三角形状突出部7
0、70を他方の対向側面62、62に接着させる第2
シール装置8とが、順次配設されている。
【0017】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まず、紙容器供給装置24から紙
容器20が注出口取付機25に送られ、この注出口取付
機25において紙容器20の上部側壁63aに注出口6
5が取付けられる。注出口65が取付けられた紙容器2
0は、その後マンドレル装置のマンドレル32に装着さ
れる。このとき、紙容器20の底部張合面78はマンド
レル装置30の回転面と平行になり、また底部張合面7
8に平行する上部張合面68も、マンドレル装置30の
回転面に平行となる。
【0018】マンドレル32に装着された紙容器20は
ターレット31の間欠回転によって、図2(a)に示す
ようにP1の位置から順次P2、P3、P4、P5、P
7の位置へと回転移送される。P2、P3の位置では、
ヒータ33、34によって紙容器20の底部の内外面に
設けられたヒートシール性接着剤層が溶融される。P4
の位置では底部くせ折装置35に設けられたアーム36
によって紙容器20の折畳み面が内側に折込まれ、この
折込まれた状態がガイド37によって保持されるととも
に底部がマンドレル32側に押付けられて、次のP5の
位置に回転移送される。
【0019】P5の位置では底部折畳み加圧装置38に
よって紙容器20の底部がマンドレル32側に押付けら
れ接着されて底部の組立が完了する。この場合、紙容器
20の上部張合面68はマンドレル装置30の回転面と
平行になり、また注出口65は側方を向いている。
【0020】図7(a)(b)に示すように、底部が組
立てられた紙容器20がP7の位置に到達すると、紙容
器20はガイド95に沿って移動する第1バキューム部
96によって、ターレット31の真下に設けられた回転
機構90の保持部91内に装着され、紙容器20が取外
されたマンドレル32はP1の位置に戻り、再び紙容器
20がマンドレル32に装着される。
【0021】その後、回転機構90のアーム92が90
°回転し、紙容器20の上部張合面68が搬送コンベア
1と直交する方向に向き、紙容器20が搬送コンベア1
上まで移送される。次に第2バキューム部98が紙容器
20の底部を吸着し、第2バキューム部98が降下して
紙容器20が搬送コンベア1上に載置される。この場
合、紙容器20の上部張合面68は搬送コンベア1と直
交する方向を向き、注出口65は搬送コンベア1上で前
方を向く。
【0022】次に搬送コンベア1により、紙容器20が
充填装置2まで搬送され、充填装置2において紙容器2
0内に内容物が充填される。
【0023】次に紙容器20は、搬送コンベア1によっ
て折り部3まで搬送されて上部開口60の折りぐせがつ
けられ、次にヒータ4において上部開口60部分が加熱
される。次に紙容器20は第1シール装置5まで搬送さ
れ、第1シール装置5によって紙容器20の上部張合面
68が張合わされて紙容器20が密封される。第1シー
ル装置5によって上部張合面68が張合わせられた場
合、一対の三角形状突出部70,70が形成される。こ
の場合、上部張合面68は搬送コンベア1と直交する方
向を向いているので、一対の三角形状突出部70,70
は搬送コンベア1の側方を向くことになる。このように
一対の三角形状突出部70、70が搬送コンベア側方を
向くので、搬送コンベア1上において、この一対の三角
形状突出部70,70のために前後の紙容器20間の間
隔を大きくとる必要はなく、多数の紙容器20を互いに
密接させた状態で搬送することができる。
【0024】次に紙容器20は搬送コンベア1によって
折曲げ部6まで搬送され、折曲げ部6によって、一対の
三角形状突出部70,70が下方へ折曲げられる。
【0025】その後、紙容器20は搬送コンベア1によ
ってホットエア部7まで搬送されて一対の三角形状突出
部70、70が加熱される。次に紙容器20は第2シー
ル装置8まで搬送され、一対の三角形状突出部70,7
0が対向する側面62,62に接着され、このようにし
て内部に内容物が充填されかつ密封された紙容器20が
得られる。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
第1シール装置6において、上部張合面68を張合わせ
た場合に形成される一対の三角形状突出部70,70が
搬送コンベア1の側方を向くので、一対の三角形状突出
部70,70のために搬送コンベア1上の前後の紙容器
20間の間隔を大きく取る必要はない。また、マンドレ
ル装置30に入る前の紙容器20に注出口65を取付け
たので、搬送コンベア1上で注出口65を取付ける際、
搬送コンベア上で必要となる紙容器の方向転換機構が不
要となる。
【0027】次に図3により本発明の第2の実施例につ
いて説明する。第2の実施例は、搬送コンベア1をマン
ドレル装置30と直交して配置した点を除いて、図1お
よび図2に示す第1の実施例と略同様である。すなわ
ち、図3に示すようにマンドレル装置30の下方に、マ
ンドレル装置30と直交して(マンドレル装置30の回
転面と直交して)、搬送コンベア1が配置されている。
そしてマンドレル装置30のP7の位置に達した紙容器
20は、図示しない排出装置によって直接搬送コンベア
1上に排出される。この場合、搬送コンベア1上におい
て、紙容器20の上部張合面68は搬送コンベア1と直
交し、また注出口65は搬送コンベア1の前方を向く。
その後、紙容器20は図3の紙面に直交する手前方向へ
搬送コンベア1によって搬送される。その後、紙容器2
0は、上述した第1の実施例と同様、図1に示す充填装
置2によって内容物が充填され、第1および第2シール
装置5、8によって密封される。本実施例によれば、マ
ンドレル装置30と搬送コンベア1との間に回転機構を
設ける必要がなく、全体装置の簡略化を図ることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1シール装置において上部張合面を張合せた場合に、一
対の三角形状突出部が搬送コンベアの側方に突出するの
で、搬送コンベア上において搬送コンベア上の前後の紙
容器間の間隔を大きく取る必要はない。このため、多数
の紙容器を密接して搬送コンベア上に配置することがで
き、紙容器の処理速度を向上させることができる。ま
た、マンドレル装置に入る前の紙容器に注出口を取付け
たので、搬送コンベア上で注出口を取付ける場合に搬送
コンベア上で必要となる紙容器の方向転換機構が不要と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙容器充填密封装置の第1の実施
例を示す概略図。
【図2】第1の実施例のマンドレル装置および注出口取
付機を示す図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す概略図。
【図4】密封された紙容器を示す斜視図。
【図5】開口した紙容器の上部を示す斜視図。
【図6】開口した紙容器の底部を示す斜視図。
【図7】マンドレル装置と回転機構との関係を示す図。
【符号の説明】
1 搬送コンベア 2 充填装置 5 第1シール装置 8 第2シール装置 20 紙容器 25 注出口取付機 30 マンドレル装置 60 開口 61,62 側面 63a,63b,64a,64b 上部側壁 65 注出口 68 上部張合面 70 三角形状突出部 78 底部張合面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角筒状の紙容器内部に内容物を充填し、
    その上部開口を紙容器の一方の対向側面に平行な上部張
    合面において、対向する一対の三角形状突出部を形成す
    るよう張合わせ、この一対の三角形状突出部を他方の対
    向側面に接着させてなる紙容器充填密封装置において、 上部張合面と平行する上部側壁に注出口を取付ける注出
    口取付機と、 注出口が取付けられた紙容器の上部張合面をその回転面
    に平行に向けた状態で、紙容器の底部を密封成形する回
    転型マンドレル装置と、 このマンドレル装置の下方に、マンドレル装置の回転面
    に平行に配置された搬送コンベアと、 マンドレル装置と搬送コンベアとの間に設けられ、上部
    張合面が搬送コンベアに対して直交する方向に向くよう
    に紙容器を90度回転させる回転機構と、 搬送コンベア上に設けられ、紙容器の上部から内容物を
    紙容器内部に充填する充填装置と、 搬送コンベア上の充填装置の下流側に設けられ、内容物
    が充填された紙容器の上部張合面を張合せて密封する第
    1シール装置と、 搬送コンベア上の第1シール装置の下流側に設けられ、
    紙容器の一対の三角形状突出部を他方の対向側面に接着
    させる第2シール装置と、 を備えたことを特徴とする紙容器充填密封装置。
  2. 【請求項2】四角筒状の紙容器内部に内容物を充填し、
    その上部開口を紙容器の一方の対向側面に平行な上部張
    合面において、対向する一対の三角形状突出部を形成す
    るよう張合わせ、この一対の三角形状突出部を他方の対
    向側面に接着させてなる紙容器充填密封装置において、 上部張合面と平行する上部側壁に注出口を取付ける注出
    口取付機と、 注出口が取付けられた紙容器の上部張合面をその回転面
    に平行に向けた状態で紙容器の底部を密封成形する回転
    型マンドレル装置と、 このマンドレル装置の下方に、マンドレル装置との回転
    面に直交して配置された搬送コンベアと、 搬送コンベア上に設けられ、紙容器の上部から内容物を
    紙容器内部に充填する充填装置と、 搬送コンベア上の充填装置の下流側に設けられ、内容物
    が充填された紙容器の上部張合面を張合せて密封する第
    1シール装置と、 搬送コンベア上の第1シール装置の下流側に設けられ、
    紙容器の一対の三角形状突出部を他方の対向側面に接着
    させる第2シール装置と、 を備えたことを特徴とする紙容器充填密封装置。
JP5052596A 1993-03-12 1993-03-12 紙容器充填密封装置 Pending JPH06263107A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005533687A (ja) * 2002-07-25 2005-11-10 アツィオナリア コストルツィオーニ マッキーネ アウトマティケ ア.チ.エンメ.ア.ソチエタ ペル アツィオニ 容器、特に食品用の容器の成形機械
WO2022244522A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 日本製紙株式会社 紙容器の頂部形成装置における頂部形成部折癖付与機構

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