JP2003040140A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

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JP2003040140A JP2001231318A JP2001231318A JP2003040140A JP 2003040140 A JP2003040140 A JP 2003040140A JP 2001231318 A JP2001231318 A JP 2001231318A JP 2001231318 A JP2001231318 A JP 2001231318A JP 2003040140 A JP2003040140 A JP 2003040140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の高速衝突時にサブフレームを衝突吸収
に効率よく利用できる自動車の前部車体構造を提供する
こと。 【解決手段】車両前部の左右側部にそれぞれ配設され且
つ前後方向に延びる一対のフロントサイドメンバ12
と、一対のフロントサイドメンバ12,12間に渡架さ
れたクロスメンバ16と、この一対のフロントサイドメ
ンバ12,12の前面にそれぞれ取り付けられた一対の
バンパーステー14,14と、この一対のバンパーステ
ー14,14に両端部が取り付けられたバンパ本体15
と、少なくとも前後方向に延び且つ各フロントサイドメ
ンバ12の下方に配設されると共にフロントサイドメン
バ12に前後方向の複数箇所で連結されたサイドフレー
ム部13aを有するサブフレーム13を備える自動車の
前部車体構造において、各フロントサイドメンバ12の
前端部とこの下方に位置するサイドフレーム部13aの
前端部を連結する連結部材24を備えると共に、連結部
材24の上部にバンパーステー14を固定する第1の縦
壁Uaが設けられている自動車の前部車体構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車体前部のエン
ジンルームの両側に配設されたフロントサイドメンバ及
びこれに連結されたサブフレームを備える自動車の前部
車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の前部車体構造としては例
えば図16に示したようなものが知られている(特開2
000−16327号公報参照)。この車体構造は、車
体前部のエンジンルームの両側に配設されたフロントサ
イドメンバ1と、このフロントサイドメンバ1の下方に
配設されたサブフレーム2を備えている。尚、フロント
サイドメンバ1の前端にはバンパー3が取り付けられ
る。
【0003】そして、フロントサイドメンバ1の前端部
1aには脆弱部4が形成されていてる。この脆弱部4
は、衝突荷重がフロントサイドメンバ1の前端に作用し
たときに、フロントサイドメンバ1の前端部1aを最初
に変形させるようになっている。また、サブフレーム2
の後端部はフロントサイドメンバ1の後部に連結され、
サブフレーム2の前端部はフロントサイドメンバ1の前
端部1aの近傍にマウントブラケット5を介して固定さ
れている。
【0004】この様な構成において、自動車の前端部が
障害物等に低速で衝突した場合、衝突荷重がバンパー3
を介してフロントサイドメンバ1の前端部1aに入力さ
れて、この衝突荷重によって前端部1aのみが脆弱部4
の部分から変形させられ、衝突荷重が吸収される様にな
っていた。
【0005】また、自動車の前端部が障害物等に高速で
衝突した場合、衝突荷重がバンパー3を介してフロント
サイドメンバ1の前端部1aに入力されて、この衝突荷
重によって前端部1aのみが脆弱部4の部分から変形さ
せられた後、フロントサイドメンバ1の前端部1aより
後方側の部分が上方に折れ曲がる様に変形して、衝突荷
重が吸収される様になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様に従来の前部車
体構造では、自動車の低速衝突時にも衝突荷重の吸収を
行うようにするために、フロントサイドメンバ1の前端
部1aをサブフレーム2の前端よりも前側に突出させて
いると共に、前端部1aに脆弱部4を設けている。
【0007】しかも、この様にフロントサイドメンバ1
の前端部1aをサブフレーム2の前端よりも前側に突出
させていたため、自動車の高速衝突時にフロントサイド
メンバ1の前端部1aより後方側の部分にはマウントブ
ラケット4の部分を中心に回転モーメントが発生して、
フロントサイドメンバ1の前端部1aより後方側の部分
が上述したように上方に折れ曲がるようになっていた。
【0008】しかしながら、この様な回転モーメントが
発生するため、自動車の高速衝突時における衝突荷重は
衝突初期にサブフレームに効率よく分散入力されず大半
がフロントサイドメンバ1に入力されてフロントサイド
メンバを上方に変形させていた。このため、サブフレー
ム2を衝突荷重の吸収に効率よく利用していないもので
あった。
【0009】そこで、この発明は、自動車の高速衝突時
にサブフレームを衝突吸収に効率よく利用できる自動車
の前部車体構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明の自動車の前部車体構造は、車両前
部の左右側部にそれぞれ配設され且つ前後方向に延びる
一対のフロントサイドメンバと、前記一対のフロントサ
イドメンバ間に渡架されたクロスメンバと、前記一対の
フロントサイドメンバの前面にそれぞれ取り付けられた
一対のバンパーステーと、前記一対のバンパーステーに
両端部が取り付けられたバンパ本体と、少なくとも前後
方向に延び且つ前記各フロントサイドメンバの下方に配
設されると共に前記フロントサイドメンバに前後方向の
複数箇所で連結されたサイドフレーム部を有するサブフ
レームを備える自動車の前部車体構造において、前記各
フロントサイドメンバの前端部とこの下方に位置する前
記サイドフレーム部の前端部を連結する連結部材を備え
ると共に、前記連結部材の上部に前記バンパーステーを
固定するバンパーステー固定部が設けられていることを
特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の自動車の前部車体構造において、前記バンパーステー
固定部は前記連結部材の前端側部に設けられ且つ車幅方
向及び上下方向に延びる第1の縦壁部を有すると共に、
前記第1の縦壁部の前面には前記バンパーステーが固定
されていることを特徴とする。
【0012】更に、請求項3の発明は、請求項2に記載
の自動車の前部車体構造において、前記第1の縦壁部は
前記フロントサイドメンバの前面と略面一に設けられ、
前記第1の縦壁部の前面と前記フロントサイドメンバの
前面にはこれらに跨って連結プレートが固定されている
と共に、前記バンパーステーは前記プレートを介して前
記第1の縦壁部と前記フロントサイドメンバの前端に跨
って固定されていることを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の自動車の前部車体構造において、
前記連結部材の下部には車幅方向及び上下に延びる第2
の縦壁部が設けられていると共に、前記第2の縦壁部の
前面には前記クロスメンバの少なくとも一部が固定され
ていることを特徴とする。
【0014】更に、請求項5の発明は、請求項4に記載
の自動車の前部車体構造において、前記第2の縦壁部の
前面は前記フロントサイドメンバの前面と略面一に設け
られ、前記連結プレートは前記第2の縦壁部の前面と前
記フロントサイドメンバの前面に跨って固定されている
と共に、前記クロスメンバは前記連結プレートを介して
前記フロントサイドメンバの前端と前記第2の縦壁部の
前面に跨って固定されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図15に基づいて説明する。 [構成]図1は前部車体の部分斜視図、図2は図1に示し
た前部車体を下側から見た面図である。この図1におい
て、10は自動車の前部車体、11は前部車体10のエ
ンジンルームである。
【0016】また、前部車体10は、図2に示したよう
にエンジンルーム11の左右側部にそれぞれ配設された
一対のフロントサイドメンバ12,12と、フロントサ
イドメンバ12の下方に配設されたサブフレーム13
と、各フロントサイドメンバ12,12の前側にそれぞ
れ配設されたバンパーステー14,14と、バンパース
テー14,14の前側に両端部が配設されたバンパ本体
15、バンパ本体15の下方に配設されたクロスメンバ
16を有する。
【0017】左右のフロントサイドメンバ12,12は
図2に示したようにエンジンルーム11の左右側部に沿
って前後に延設されている。このフロントサイドメンバ
の前端部12aは、図4,図9,図10に示した様に、
底壁(下壁部)17,側壁(縦壁)18,上壁19から
断面形状(正面形状)がコ字状に形成されている。そし
て、底壁17,側壁18,上壁19の前縁部には内側に
向けて突出する前側下当接壁(フランジ)17a,前側
横当接壁(フランジ)18a,前側上当接壁(フラン
ジ)19aがそれぞれ一体に形成されている。また、底
壁17aの前縁部近傍には軸挿通孔17bが形成され、
底壁17aの側縁には下方に突出する横側下取付壁部1
7cが一体に形成されている。
【0018】また、サブフレーム13は、図2,図8に
示したように、フロントサイドメンバ12,12に沿っ
て前後に向けて延び且つ一部がフロントサイドメンバ1
2,12の略真下又はその近傍に配設されるサイドフレ
ーム部13a,13aと、フロントサイドメンバ12,
12の前端部同士を連結しているフロントクロスフレー
ム(幅方向フレーム)13bと、フロントサイドメンバ
12,12の後部同士を連結しているリヤクロスフレー
ム(幅方向フレーム)13cから概略方形状に形成され
ている。このサブフレーム13には図示しないエンジン
が支持される。尚、本実施例では、サブフレーム13
は、方形状に形成されているが、必ずしもこの形状に限
定されるものではない。即ち、少なくとも上述したサイ
ドフレーム部13a,13aが設けられていれば他の形
状でも良い。
【0019】また、サイドフレーム部13a,13aの
前端部には上下に向けた外筒(外筒部)20,20が一
体に設けられ、外筒20内には内筒21が同心に配設さ
れている。そして、この外筒20と内筒21との間には
ゴム等からなる筒状の弾性部材22が図3,図4,図9
の如く介装されている。
【0020】尚、弾性部材22は外筒20及び内筒21
に焼き付け固着されている。また、内筒21は図3,図
4の如く上下端部が外筒20から上下に突出している。
しかし、図9では、外筒20及び内筒21と弾性部材2
2との関係を説明するために、上部を除いた状態で内筒
21を図示している。
【0021】更に、上述した前部車体10は、フロント
サイドメンバ12とサイドフレーム部13aとを連結す
る連結手段23を有する。この連結手段23は、連結部
材24と、前後方向及び上下方向に延びるクロージング
プレート25と、左右方向及び上下方向に延びる連結プ
レート26と、上下に延びる連結軸27を有する。
【0022】連結部材24は、底壁24a,側壁24
b,後壁24cを有する。そして、底壁24aの前縁部
には下方に突出する前側下当接壁(フランジ)24a1
が一体に形成され底壁24aの中央には軸挿通孔24a
2が形成されている。また、側壁24bの前縁には上下
に延び外方に突出する前側縦壁(前側横取付壁)24b
1が一体に形成され、側壁24bの前部には上方に突出
する突出壁部24b2が形成されている。この前側縦壁
24b1は、図10,図11に示したように上半分を第
1の縦壁部(バンパーステー固定部)Uaとし、下半分
を第2の縦壁部Laとして以下説明する。
【0023】更に、側壁24bには外方に膨出する膨出
部24b3が形成されいて、この膨出部24b3は側壁
24bの剛性を高くしている。また、側壁24bの後縁
部には後下方に向けて傾斜する傾斜部24b4が形成さ
れていて、連結部材24の軽量化を図っている。更に、
後壁24cは後方に傾斜させられていると共に、後壁2
4cの上縁には傾斜部24b4の下端の位置から後方に
向けて水平に突出する取付壁24c1が一体に形成さ
れ、底壁24a,後壁24c,取付壁24c1の側縁に
はこれらに跨る横側取付壁(フランジ)28が一体に形
成されている。
【0024】また、クロージングプレート25の上縁に
は前後に向けて延び且つ外側方に突出する上取付壁(フ
ランジ)25aが形成され、クロージングプレート25
の前縁には上下に向けて延び且つ外側方に突出する横取
付壁(縦壁、フランジ)25bが形成されている。更
に、連結軸27の上下方向の中間部にはフランジ27a
が一体に形成され、連結軸27の下端部にはネジ部27
bが一体に形成されている。
【0025】そして、連結軸27は、下部が図3,図4
に示したように連結部材24の軸挿通孔24a2に挿通
されていると共に、フランジ27aが連結部材24の底
壁24a上面に当接させられている。このフランジ27
aは、底壁24aに溶接固定されている。また、連結軸
27の上端部は図3,図4に示したようにフロントサイ
ドメンバ12の底壁17に設けた軸挿通孔17bに挿通
されて上方に突出している。この連結軸27の上端部は
底壁17に溶接固定されている。また、連結部材24の
取付壁24c1上には図3に示したようにフロントサイ
ドメンバ12の底壁17が当接させられている。この底
壁17は取付壁24c1に溶接固定されている。更に、
連結部材24の側壁24bに設けた突出壁部24b2に
はフロントサイドメンバ12の側壁18が溶接固定され
ている(図10参照)。
【0026】しかも、図10に示したように、フロント
サイドメンバ17に設けた当接壁17a,18a.19
aの前面と連結部材24の前側下当接壁24a1及び前
側縦壁24b1の前面は略面一に設けられている。
【0027】また、クロージングプレート25は、フロ
ントサイドメンバ12の側方への開口を閉成すると共
に、連結部材24の側部を閉成している。しかも、クロ
ージングプレート25は、フロントサイドメンバ12の
横側下取付壁(フランジ)17c,横側取付壁(フラン
ジ)28に溶接固定されている。更に、クロージングプ
レート25の上縁に設けた取付壁25aはフロントサイ
ドメンバ12の上壁19の側縁下面に溶接固定されてい
る。そして、クロージングプレート25の横取付壁(縦
壁、フランジ)25bの前面は、フロントサイドメンバ
17に設けた当接壁17a,18a.19aの前面,連
結部材24の前側下当接壁24a1の前面及び前側縦壁
24b1の前面と略面一に設けられている。
【0028】このクロージングプレート25の外側面下
部にはタイダンフック29が当接させられると共に、ク
ロージングプレート25の内側面下部には補強プレート
30が当接させられる。そして、このタイダンフック2
9,クロージングプレート25,補強プレート30は、
これらを貫通する複数のボルト(図示略)で互いに固定
されている。
【0029】更に、フロントサイドメンバ12,連結部
材24及びクロージングプレート25の前端間には図1
1の如く前側開口31が形成され、この前側開口31は
図5〜図7に示した如く連結プレート26で閉成されて
いる(図12参照)。しかも、連結プレート26は、ク
ロージングプレート25に設けた横取付壁(縦壁、フラ
ンジ)25bの前面,フロントサイドメンバ17に設け
た当接壁17a,18a.19aの前面,連結部材24
の前側下当接壁24a1の前面及び前側縦壁24b1の
前面に跨って当接している。
【0030】また、この連結プレート26の前面には図
13に示したような取付プレート32が当接させられ
る。このプレート26,32は連結部材24の前側縦壁
24b1及びクロージングプレート25の横取付壁25
bに固定ボルト(図示略)で固定さている。
【0031】この取付プレート32の上部には図3に示
したようにバンパーステー14の車幅方向の端部に一体
に取り付けられ、取付プレート32の下部にはクロスメ
ンバ16車幅方向の端部が図15に示したように取り付
けられている。従って、取付プレート32,32を上述
のようにしてフロントサイドメンバ12,12の前端部
に図2の如く取り付けることにより、バンパー本体15
の両端部及びクロスメンバ16の両端部がフロントサイ
ドメンバ12,12の前端部に取り付けられる。これに
より、バンパー本体15及びクロスメンバ16が車幅方
向に延びると共にフロントサイドメンバ12,12の前
端を連結して、前部車体10の上部側の剛性を向上させ
ている。
【0032】また、連結軸27の下部は上述したサブフ
レーム13の内筒21内に上部から挿通され、この連結
軸27の下端に設けられたネジ部27bはリング板状の
ストッパー33に挿通されている。しかも、ネジ部27
bには固定ナット34が螺着されて、固定ナット34と
フランジ27aとの間で内筒21が挟持固定されてい
る。 [作用] 次に、この様な構成の自動車の前部車体構造の作用を説
明する。 (1)低速衝突時の荷重吸収 上述した前部車体10を有する自動車が例えば障害物等
に低速衝突した場合、自動車のバンパ本体15には比較
的に小さな衝突荷重が作用(入力)する。この衝突荷重
がバンパ本体15作用すると、この衝突荷重によりバン
パーステー14が後方に変形させられて、この変形によ
り衝突荷重の大半が吸収される。
【0033】そして、衝突荷重の残りの一部は、取付プ
レート32及び連結プレート26を介してフロントサイ
ドメンバ12の当接壁17a,18a,19aに作用し
て、フロントサイドメンバ12に後方への変形力として
作用する。この際、衝突荷重の残りの一部は、連結部材
24の前側縦壁24b2の上部すなわち第1の縦壁Ua
に作用する。しかも、この衝突荷重は、連結部材24及
びフロントサイドメンバ12に保持された連結軸27を
介してサブフレーム13側の内筒21に作用した後、弾
性部材22,外筒20を介してサブフレーム13のサイ
ドフレーム部13aに作用する。従って、衝突荷重のう
ちバンパーステー14の変形により吸収されなかった残
りの一部は、連結部材24や連結軸27を介してフロン
トサイドメンバ12及びサブフレーム13に効果的に分
散して作用することになる。
【0034】しかし、衝突荷重の大半はバンパーステー
14の変形により吸収されていることに加えて、衝突加
重の一部がフロントサイドメンバ12やサブフレーム1
3に作用しても、衝突加重はフロントサイドメンバ12
とサブフレーム13に効果的に分散して作用するので、
フロントサイドメンバ12やサブフレーム13が変形す
ることはない。 (2)高速衝突時の荷重吸収 また、前部車体10を有する自動車が例えば障害物等に
高速衝突した場合、自動車のバンパ本体15には大きな
衝突荷重が作用(入力)する。この衝突荷重がバンパ本
体15に作用すると、この衝突荷重によりバンパーステ
ー14が後方に大きく変形させられて、この変形により
衝突荷重の極一部が吸収される。
【0035】そして、衝突荷重の残りの大半の一部は、
取付プレート32及び連結プレート26を介してフロン
トサイドメンバ12の当接壁17a,18a,19aに
作用して、フロントサイドメンバ12に後方への変形力
として作用する。この際、衝突荷重の残りの大半の残り
は、連結部材24の前側縦壁24b2の上部すなわち第
1の縦壁Uaに作用する。しかも、この衝突荷重は、連
結部材24及びフロントサイドメンバ12に保持された
連結軸27を介してサブフレーム13側の内筒21に作
用した後、弾性部材22,外筒20を介してサブフレー
ム13のサイドフレーム部13aに作用する。従って、
衝突荷重のうちバンパーステー14の変形により吸収さ
れなかった残りの大半は、連結部材24や連結軸27を
介してフロントサイドメンバ12及びサブフレーム13
に効果的に分散して作用することになる。
【0036】一方、バンパーステー14が後方に大きく
変形させられて、クロスメンバ16が障害物に衝突する
と、この際の衝突荷重は取付プレート32及び連結プレ
ート24を介して連結部材24の前側縦壁24b2の下
部すなわち第2の縦壁La及び当接壁24a1に作用す
る。しかも、この衝突荷重は、連結部材24及びフロン
トサイドメンバ12に保持された連結軸27を介してサ
ブフレーム13側の内筒21に作用した後、弾性部材2
2,外筒20を介してサブフレーム13のサイドフレー
ム部13aに作用する。また、この連結部材24の下部
に入力される衝突荷重は連結部材24及び連結軸27を
介してフロントサイドメンバ12に作用することにな
る。従って、クロスメンバ16に作用する衝突荷重は、
連結部材24や連結軸27を介してフロントサイドメン
バ12及びサブフレーム13に効果的に分散して作用す
ることになる。
【0037】この様にバンパ本体15やクロスメンバ1
6からフロントサイドメンバ12及びサブフレーム13
に効果的に分散して作用する衝突荷重は、フロントサイ
ドメンバ12及びサブフレーム13を後方に変形させて
吸収されることになる。 (3)その他 この様にバンパ本体15に作用した衝突荷重は衝突初期
からフロントサイドメンバ12とサブフレーム13で分
担できるので、フロントサイドメンバ12の補強を図る
ことができる。また、バンパ本体15の両端部に取り付
けたバンパーステー14が左右のフロントサイドメンバ
12の連結部材24にそれぞれ取り付けられているの
で、前部車体10の車幅方向の剛性を容易に確保できる
と共に、補強部品を効率化できる。尚、サブフレーム1
3自体は、少なくとも車両の前後方向に延びるサイドフ
レーム部13aを有していれば良いが、サイドフレーム
部13aに車幅方向に延びる幅方向フレーム部が本実施
例の如く結合されている構成としても良い。この場合、
サブフレーム13は、サイドフレーム部13aと幅方向
フレーム部から概略方形状に形成することもできる。
【0038】また、バンパーステー固定部としての縦壁
24b1は連結部材24の前端側部に設けられ且つ車幅
方向及び上下方向に延びる第1の縦壁部Uaを有すると
共に、第1の縦壁部Uaの前面にはバンパーステー14
が固定されている構成としたので、バンパ本体15に作
用した衝突荷重はバンパーステー14を介して連結部材
24の第1の縦壁部Uaで受圧されて連結部材24を介
してサブフレーム13に直接伝達(直接入力)される。
また、この様に構成することで、バンパーステー14と
第1の縦壁部Uaとの固定構造(溶接部やボルト締結
部)への荷重集中を防止でき、固定構造(溶接部やボル
ト締結部)の補強を効率化できる。
【0039】更に、第1の縦壁部Uaはフロントサイド
メンバ12の前面と略面一に設けられ、第1の縦壁部U
aの前面とフロントサイドメンバ12の前面にはこれら
に跨って連結プレート26が固定されていると共に、バ
ンパーステー14はプレート26を介して第1の縦壁部
Uaとフロントサイドメンバ12の前端に跨って固定さ
れているので、第1の縦壁部Uaの強度を容易に向上さ
せることができると共に、バンパ本体15に作用した衝
突荷重をバンパーステー14及び連結プレート26を介
して連結部材24の第1の縦壁部Uaの前面とフロント
サイドメンバ12の前面に同時に伝達させることができ
る。
【0040】また、連結部材24の下部には車幅方向及
び上下に延びる第2の縦壁部Laが設けられていると共
に、第2の縦壁部Laの前面にはクロスメンバ16の少
なくとも一部が固定されているので、連結部材24の下
部を利用して前部車体10の車幅方向の剛性を容易に向
上させることができる。しかも、クロスメンバ16から
連結プレート26を介して連結部材24に伝達(入力)
される衝突荷重は連結部材24の第2の縦壁部Laで受
圧されるため、クロスメンバ16と第2の縦壁部Laと
の固定構造(溶接部やボルト締結部)への荷重集中を防
止でき、固定構造(溶接部やボルト締結部)の補強を効
率化できる。
【0041】更に、第2の縦壁部Laの前面はフロント
サイドメンバ12の前面と略面一に設けられ、連結プレ
ート26は第2の縦壁部Laの前面とフロントサイドメ
ンバ12の前面に跨って固定されていると共に、クロス
メンバ16は連結プレート26を介してフロントサイド
メンバ12の前端と第2の縦壁部Laの前面に跨って固
定されているので、第2の縦壁部Laの強度を容易に向
上させることができると共に、クロスメンバ16に作用
した衝突荷重を連結プレート26を介して連結部材24
の第2の縦壁部Laの前面とフロントサイドメンバ12
の前面に同時に伝達させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
自動車の前部車体構造は、フロントサイドメンバの前端
部とこの下方に位置する前記サイドフレーム部の前端部
を連結する連結部材を備えると共に、前記連結部材の上
部に前記バンパーステーを固定するバンパーステー固定
部が設けられている構成としたので、バンパ本体に作用
した衝突荷重は衝突後すぐに(衝突初期)に連結部材を
介してフロントサイドメンバとサブフレームとに分散入
力されて、フロントサイドメンバとサブフレームを衝突
荷重を効果的に吸収するように変形させることが可能と
なる。
【0043】この様にバンパ本体に作用した衝突荷重は
衝突初期からフロントサイドメンバとサブフレームで分
担できるので、フロントサイドメンバの補強を図ること
ができる。また、バンパ本体の両端部に取り付けたバン
パーステーが左右のフロントサイドメンバの連結部材に
それぞれ取り付けられているので、前部車体の車幅方向
の剛性を容易に確保できると共に、補強部品を効率化で
きる。尚、サブフレーム自体は、少なくとも車両の前後
方向に延びるサイドフレーム部を有していれば良いが、
サイドフレーム部に車幅方向に延びる幅方向フレーム部
が結合されている構成としても良い。この場合、サブフ
レームは、サイドフレーム部と幅方向フレーム部から概
略方形状に形成することもできる。
【0044】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の自動車の前部車体構造において、前記バンパーステー
固定部は前記連結部材の前端側部に設けられ且つ車幅方
向及び上下方向に延びる第1の縦壁部を有すると共に、
前記第1の縦壁部の前面には前記バンパーステーが固定
されている構成としたので、バンパ本体に作用した衝突
荷重はバンパーステーを介して連結部材の第1の縦壁部
で受圧されて連結部材を介してサブフレームに直接伝達
(直接入力)される。また、この様に構成することで、
バンパーステーと第1の縦壁部との固定構造(溶接部や
ボルト締結部)への荷重集中を防止でき、固定構造(溶
接部やボルト締結部)の補強を効率化できる。
【0045】更に、請求項3の発明は、請求項2に記載
の自動車の前部車体構造において、前記第1の縦壁部は
前記フロントサイドメンバの前面と略面一に設けられ、
前記第1の縦壁部の前面と前記フロントサイドメンバの
前面にはこれらに跨って連結プレートが固定されている
と共に、前記バンパーステーは前記プレートを介して前
記第1の縦壁部と前記フロントサイドメンバの前端に跨
って固定されている構成としたので、第1の縦壁部の強
度を容易に向上させることができると共に、バンパ本体
に作用した衝突荷重をバンパーステー及び連結プレート
を介して連結部材の第1の縦壁部の前面とフロントサイ
ドメンバの前面に同時に伝達させることができる。
【0046】また、請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の自動車の前部車体構造において、
前記連結部材の下部には車幅方向及び上下に延びる第2
の縦壁部が設けられていると共に、前記第2の縦壁部の
前面には前記クロスメンバの少なくとも一部が固定され
ている構成としたので、連結部材の下部を利用して前部
車体の車幅方向の剛性を容易に向上させることができ
る。しかも、クロスメンバから連結プレートを介して連
結部材に伝達(入力)される衝突荷重は連結部材の第2
の縦壁部で受圧されるため、クロスメンバと第2の縦壁
部との固定構造(溶接部やボルト締結部)への荷重集中
を防止でき、固定構造(溶接部やボルト締結部)の補強
を効率化できる。
【0047】更に、請求項5の発明は、請求項4に記載
の自動車の前部車体構造において、前記第2の縦壁部の
前面は前記フロントサイドメンバの前面と略面一に設け
られ、前記連結プレートは前記第2の縦壁部の前面と前
記フロントサイドメンバの前面に跨って固定されている
と共に、前記クロスメンバは前記連結プレートを介して
前記フロントサイドメンバの前端と前記第2の縦壁部の
前面に跨って固定されている構成としたので、第2の縦
壁部の強度を容易に向上させることができると共に、ク
ロスメンバに作用した衝突荷重を連結プレートを介して
連結部材の第2の縦壁部の前面とフロントサイドメンバ
の前面に同時に伝達させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動車の前部車体の要部を示す
概略斜視図である。
【図2】図1の前部車体の面図である。
【図3】図1のバンパーステー,フロントサイドメンバ
及びサイドフレーム部の関係を示す要部断面図である。
【図4】図3のD−D線に沿う断面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図8】図1に示したサブフレームの斜視図である。
【図9】図3に示したフロントサイドメンバとサブフレ
ームの連結部の分解斜視図である。
【図10】図9の連結部材にフロントサイドメンバ及び
連結軸を組み込んだ斜視図である。
【図11】図10の連結部材及びフロントサイドメンバ
の側方への開口をクロージングプレートで閉成した状態
の斜視図である。
【図12】図11の連結部材,フロントサイドメンバ及
びクロージングプレートで形成される前側開口を連結プ
レートで閉成した状態の斜視図である。
【図13】図12のクロージングプレートにタイダンフ
ックを取り付けた斜視図である。
【図14】図13の連結プレートに取付プレートを介し
てバンパーステー及びバンパ本体を取り付けた斜視図で
ある。
【図15】図1のクロスメンバと取付プレートとの関係
を示す斜視図である。
【図16】従来のフロントサイドメンバとサブフレーム
の連結構造の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10・・・前部車体 12・・・フロントサイドメンバ 13・・・サブフレーム 13a・・・サイドフレーム部 14・・・バンパーステー 15・・・バンパ本体 16・・・クロスメンバ 24・・・連結部材 26・・・連結プレート Ua・・・第1の縦壁(バンパーステー固定部) La・・・第2の縦壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両前部の左右側部にそれぞれ配設され且
    つ前後方向に延びる一対のフロントサイドメンバと、 前記一対のフロントサイドメンバ間に渡架されたクロス
    メンバと、 前記一対のフロントサイドメンバの前面にそれぞれ取り
    付けられた一対のバンパーステーと、 前記一対のバンパーステーに両端部が取り付けられたバ
    ンパ本体と、 少なくとも前後方向に延び且つ前記各フロントサイドメ
    ンバの下方に配設されると共に前記フロントサイドメン
    バに前後方向の複数箇所で連結されたサイドフレーム部
    を有するサブフレームを備える自動車の前部車体構造に
    おいて、 前記各フロントサイドメンバの前端部とこの下方に位置
    する前記サイドフレーム部の前端部を連結する連結部材
    を備えると共に、前記連結部材の上部に前記バンパース
    テーを固定するバンパーステー固定部が設けられている
    ことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動車の前部車体構造に
    おいて、前記バンパーステー固定部は前記連結部材の前
    端側部に設けられ且つ車幅方向及び上下方向に延びる第
    1の縦壁部を有すると共に、前記第1の縦壁部の前面に
    は前記バンパーステーが固定されていることを特徴とす
    る自動車の前部車体構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動車の前部車体構造に
    おいて、前記第1の縦壁部は前記フロントサイドメンバ
    の前面と略面一に設けられ、前記第1の縦壁部の前面と
    前記フロントサイドメンバの前面にはこれらに跨って連
    結プレートが固定されていると共に、前記バンパーステ
    ーは前記プレートを介して前記第1の縦壁部と前記フロ
    ントサイドメンバの前端に跨って固定されていることを
    特徴とする自動車の前部車体構造。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動
    車の前部車体構造において、前記連結部材の下部には車
    幅方向及び上下に延びる第2の縦壁部が設けられている
    と共に、前記第2の縦壁部の前面には前記クロスメンバ
    の少なくとも一部が固定されていることを特徴とする自
    動車の前部車体構造。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の自動車の前部車体構造に
    おいて、前記第2の縦壁部の前面は前記フロントサイド
    メンバの前面と略面一に設けられ、前記連結プレートは
    前記第2の縦壁部の前面と前記フロントサイドメンバの
    前面に跨って固定されていると共に、前記クロスメンバ
    は前記連結プレートを介して前記フロントサイドメンバ
    の前端と前記第2の縦壁部の前面に跨って固定されてい
    ることを特徴とする自動車の前部車体構造。
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