JP2003040071A - 膝保護用エアバッグ装置 - Google Patents

膝保護用エアバッグ装置

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千春 戸谷
Hikari Ando
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Takeshi Hosokawa
武司 細川
Hiroyuki Tajima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアバッグを迅速に展開させることできて、乗
員の膝を的確に保護可能な膝保護用エアバッグ装置を提
供すること。 【解決手段】着座した乗員MDの膝Kの前方に配置され
て、折り畳まれたエアバッグ45とインフレーター36
とが、車両後方側を開口させたケース15に収納され
て、車両後方側をエアバッグカバー22に覆われる膝保
護用エアバッグ装置。エアバッグカバー22が、ケース
15の開口を覆って、膨張時のエアバッグ45に押され
て開く扉部34と、扉部34の周囲に配置される一般部
24と、を備えている。扉部34が、下端に、ヒンジ部
32を配置させ、ヒンジ部32を除いた周縁の部位に薄
肉の破断予定部31を配置させて、エアバッグ45の展
開膨張時に、下開き可能とされる。扉部34近傍に、エ
アバッグ45の展開膨張を促進させて扉部34を迅速に
開かせる展開促進手段17・27が、配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張用ガスを流入
させて展開膨張するエアバッグが、着座した乗員の膝を
保護可能な膝保護用エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、乗員の膝を保護する装
置としては、特開平9−123862号公報等に開示さ
れるように、ステアリングホイール下方のコラムカバー
下部側に配置されて、作動時に、エアバッグをコラムカ
バー下面側の下部から上部に向かって展開膨張させ、こ
のエアバッグによって運転者の膝を保護するエアバッグ
装置があった。
【0003】そして、通常、乗員が着座した状態では、
コラムカバーやインパネから乗員の膝までの距離は小さ
く設定されていた。特に、運転者の場合、エアバッグ装
置の作動時には、ブレーキペダルを踏み込んでいる場合
が多いため、一層、コラムカバーから運転者の膝までの
距離は小さくなっていた。そのため、乗員の膝を的確に
保護できるように、エアバッグを迅速に展開させる必要
が生じていた。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、エアバッグを迅速に展開させることできて、乗員の
膝を的確に保護可能な膝保護用エアバッグ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膝保護用エ
アバッグ装置は、着座した乗員の膝の前方に配置され
て、折り畳まれた膝保護用のエアバッグとエアバッグに
膨張用ガスを供給するインフレーターとが、車両後方側
を開口させたケースに収納されて、ケースの車両後方側
をエアバッグカバーに覆われる構成の膝保護用エアバッ
グ装置であって、エアバッグカバーが、ケースの開口を
覆うとともに、膨張時のエアバッグに押されて開く扉部
と、扉部の周囲に配置される一般部と、を備えた一体成
形品から形成され、扉部が、下端に、扉部が開く際の回
転中心となるヒンジ部を配置させ、ヒンジ部を除いた周
縁の部位に薄肉の破断予定部を配置させて、エアバッグ
の展開膨張時に、下開き可能な構成とされ、扉部近傍
に、エアバッグの展開膨張を促進させるための、扉部を
迅速に開かせる展開促進手段が、配設されていることを
特徴とする。
【0006】また、扉部が、上端を車両後方側に配置さ
せ、ヒンジ部を車両前方側に配置させて鉛直方向と交差
するように傾斜して、配設されている構成とすることが
好ましい。
【0007】
【発明の効果】本発明の膝保護用エアバッグ装置では、
エアバッグカバーの扉部近傍に、扉部を迅速に開かせる
ための展開促進手段が、配設されている構成であること
から、エアバッグの膨張初期に、扉部を迅速に開かせる
ことができて、その結果、迅速に開かせた扉部の開口か
ら、エアバッグを、迅速に突出させて展開膨張させるこ
とができる。また、本発明の膝保護用エアバッグ装置で
は、扉部が下開き可能とされて、上端側の開き寸法を最
も大きくした状態で開くこととから、ケースから突出し
て展開膨張するエアバッグが、開き寸法を最も大きくし
た扉部の上端側の開口部分から上方に向かって突出し易
い。そのため、扉部の開き動作により、エアバッグを上
方側へ向かうように案内させることが可能となって、エ
アバッグを、上方側に向かって迅速に展開膨張させるこ
とができる。
【0008】従って、本発明の膝保護用エアバッグ装置
では、エアバッグを迅速に展開させることできて、乗員
の膝を的確に保護することができる。
【0009】また、本発明の膝保護用エアバッグ装置で
は、エアバッグカバーが、周囲に破断予定部を配置させ
た扉部と、扉部の周囲の一般部と、を備えた一体成形品
として、形成されていることから、扉部が、周囲の一般
部との違和感を生じさせず、扉部の意匠性が良好とな
る。
【0010】さらに、請求項2に記載したように、扉部
の開き動作における開始側となる上端を、収納されたエ
アバッグ及びインフレーターから離れた側となる車両後
方側となる位置に配置させても、扉部近傍に展開促進手
段が配設されることから、扉部を迅速に開かせることが
できて、エアバッグを迅速に展開膨張させることができ
る。また、膝保護用エアバッグ装置を請求項2に記載し
たような構成とすれば、エアバッグカバーにおける扉部
の下部側を車両前方側に配置させて、乗員の膝下前方の
スペースを広く確保することができることから、エアバ
ッグ装置を、乗員のつま先等と干渉することなく、車両
に搭載することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】本発明の一実施形態である膝保護用エアバ
ッグ装置S1は、図1〜4に示すように、乗員Mとして
の運転者MDの膝Kを保護できるように、運転者MDの
車両前方側であるステアリングコラム6の下方に配設さ
れている。
【0013】なお、本明細書における上下、左右、及
び、前後は、膝保護用エアバッグ装置S1を車両に搭載
させた際の車両の上下・左右・前後に対応するものであ
る。
【0014】ステアリングコラム6は、図1に示すよう
に、ステアリングホイール5に連結されるメインシャフ
ト7と、メインシャフト7の周囲を覆うコラムチューブ
8と、を備えて構成され、メインシャフト7とコラムチ
ューブ8との間には、ステアリングホイール5のリング
面の角度を調整可能な図示しないチルト機構や、ステア
リングホイール5をシャフトの軸方向に移動させて停止
可能な図示しないテレスコピック機構等が、配設されて
いる。
【0015】コラムカバー10は、略四角筒形状等の合
成樹脂製として、ステアリングホイール5の下方のステ
アリングコラム6を覆うように、ステアリングコラム6
の軸方向に沿って配設されている。すなわち、コラムカ
バー10は、車両前方側を下方に配置させて、車両後方
側を上方に配置させるように、後上がりに傾斜して配設
されている。そして、コラムカバー10におけるインス
トルメントパネル(以下「インパネ」と省略する)12
から突出する部位の下面10aは、略長方形形状とし、
車両前後方向で、後上がりの曲面状に形成されている。
【0016】膝保護用エアバッグ装置S1は、折り畳ま
れたエアバッグ45、エアバッグ45に膨張用ガスを供
給するインフレーター37、折り畳まれたエアバッグ4
5及びインフレーター37を収納するとともに車両後方
側を開口させたケース15、及び、ケース15の車両後
方側を覆うエアバッグカバー22を、備えて構成されて
いる。
【0017】ケース15は、図1〜3に示すように、板
金製として、略四角筒形状の周壁部16と、周壁部16
の車両前方側を塞ぐ底壁部18と、を備えるとともに、
車両後方側を開口させて構成されている。そして、ケー
ス15の周壁部16における上下方向で対向する壁部1
6a・16bの外周面には、先端側の係止鉤部17aを
ケース開口15aから離れるように底壁部18側に反転
させた複数の断面略コ字形状のフック17が固着されて
いる。実施形態では、フック17は、壁部16aに4個
配設され、壁部16bに3個配設されている。また、周
壁部16における壁部16cには、インフレーター37
の後述する本体38の端部を挿通可能な挿通孔16eが
形成されている(図3参照)。底壁部18には、インフ
レーター37の後述するボルト39fを挿通させるため
の挿通孔18aが、形成されている。このケース15
は、図示しないブラケットを利用して、ステアリングコ
ラム6近傍に配置される図示しないインパネリインフォ
ースメントに、連結固定されるものである。
【0018】また、ケース15には、壁部16bの後縁
から延設されて、開口15aの下部側を覆う展開促進手
段としての案内壁部19が、形成されている。この案内
壁部19は、図2に示すように、エアバッグカバー22
の後述する扉部34に沿うように、上端側を車両後方側
に配置させて車両前後方向において鉛直方向と交差する
ように、傾斜して配設されている。
【0019】エアバッグカバー22は、ポリオレフィン
系等の熱可塑性エラストマーから形成されて、ケース1
5の車両後方側を覆い可能なように、構成されている。
【0020】また、エアバッグカバー22は、アッパパ
ネル12aとロアパネル12bとからなるインパネ12
におけるコラムカバー10の周縁のロアパネル12b側
に配置されて、インパネ12から突出するコラムカバー
10の下側周縁を覆うこととなる。そのため、エアバッ
グカバー22は、車両後方側から見て、上縁中央付近
を、コラムカバー10を後方へ突出させるように、下方
へ凹み、かつ、その凹部の下方の上縁側を、コラムカバ
ー下面10a側の曲面に対応させて車両後方側へ湾曲さ
せるように隆起させて、構成されている。そして、エア
バッグカバー22は、ケース15の開口15aを覆う扉
部34と、扉部34の周囲に配置される一般部24と、
を備えて、射出成形などにより一体成形されて、構成さ
れている。
【0021】扉部34は、開口15aより僅かに大きく
覆う略長方形の板状に形成されている。扉部34は、下
端に、扉部34が開く際の回転中心となるヒンジ部32
を配置させ、ヒンジ部32を除いた外周縁の逆U字形状
の部位に薄肉の破断予定部31を配置させている。ま
た、扉部34は、上端34a側を車両後方側に配置さ
せ、ヒンジ部32を車両前方側に配置させつつ、車両前
後方向において鉛直方向と交差するように傾斜して、配
設されている。ヒンジ部32は、インテグラルヒンジと
しており、破断しない範囲内の肉厚で、一般部24や扉
部34より薄肉に形成されている。破断予定部31は、
扉部34が膨張するエアバッグに押された際に容易に破
断するように、車両前方側の面に連続的若しくは断続的
な凹溝を設けて、形成されている。
【0022】一般部24における扉部34の周縁近傍と
なる部位には、ケース15の周壁部16の外周側におい
て車両前方側に突出するように配設される4つの側壁部
27・28・29・30が、配設されている。そして、
ケース周壁部16の上部側に配置される上側壁部27
と、周壁部16の下部側に配置される下側壁部28と、
は、エアバッグカバー22をケース15に連結させるた
めの連結壁部とされるもので、周壁部16に配設される
フック17の係止鉤部17aを係止可能な係止孔27a
・28aを、それぞれ、備えている。
【0023】上側壁部27は、ケース15のフック17
とともに、展開促進手段とされるもので、扉部34の上
端に配置される上端破断予定部31aの近傍で、上端破
断予定部31aに沿うように、車両左右方向に沿って配
置されるとともに、フック17を利用して、ケース周壁
部16に係止されている。すなわち、実施形態では、扉
部上端34a側の上端破断予定部31a近傍の部位が、
上側壁部27により、ケース15に強固に連結されるこ
とから、エアバッグ45が突出する際に、上端破断予定
部31aが、エアバッグ45に押圧されてケース15か
ら相対的に移動せず、エアバッグ45により、上端破断
予定部31aを円滑に破断させることができる。
【0024】また、一般部24における所定位置には、
エアバッグカバー22をロアパネル12bに取付固定さ
せるための取付脚部25が、車両前方側に延びるように
形成されている。この取付脚部25は、ロアパネル12
bの係止穴12eの周縁に係止されることとなる。そし
て、ロアパネル12bは、ケース15を収納する収納凹
部12cを備える構成であり、収納凹部12cの周縁に
形成されるフランジ部12dに、係止穴12eが形成さ
れている(図3参照)。取付脚部25の元部には、リブ
25aが形成されている。このリブ25aは、取付脚部
25の係止穴12eへの係止時に、ロアパネル12bの
フランジ部12dに当接して、一般部24を支持するた
めのものである。なお、実施形態では、取付脚部25
は、一般部24の左右両縁付近において、それぞれ3箇
所ずつ、形成されている。
【0025】インフレーター37は、図1〜3に示すよ
うに、軸方向を車両の左右方向に沿って配設させるシリ
ンダタイプとして構成され、略円柱状の本体38とブラ
ケット39とを備えて構成されている。本体38は、円
柱状の一般部38aと、一般部38aの端面から突出す
る小径の小径部38bと、を備え、小径部38bの外周
面に複数のガス吐出口38cを配設させて、構成されて
いる。そして、一般部38aにおける小径部38bから
離れた端面に、作動信号入力用のリード線42を結線さ
せたコネクタ41が、接続されることとなる。ブラケッ
ト39は、本体38を覆い可能な略円筒状の板金製の保
持筒部39aと、保持筒部39aから突出する複数(実
施形態では二本)のボルト39fと、を備えて構成され
ている。保持筒部39aは、先端面側に、外装した本体
38の小径部38bを覆う底部39bを備えるととも
に、他方の端面側に、本体38の一般部38aを挿通さ
せる挿通孔39cを備え、さらに、本体38のガス吐出
口38cから吐出される膨張用ガスを流出可能な複数の
ガス流出口39dを、車両搭載状態の保持筒部39aに
おける車両後方側の面に、開口させて構成されている。
また、保持筒部39aには、本体38を保持するための
複数の挟持部39eが、配設されている。各挟持部39
eは、保持筒部39aの軸方向に沿った両側を切り欠か
れて、保持筒部39a内に湾曲するように、塑性変形さ
れて構成されている。そして、本体38の保持筒部39
aへの固定は、挿通孔39cから、小径部38bを先頭
にして、本体38を挿入させて、各挟持部39eを一般
部38aの外周面側にさらに押圧すれば、本体38を保
持筒部39aに固定することができる。
【0026】なお、このインフレーター37は、車両に
搭載されたエアバッグ作動回路が、車両の前面衝突を検
知した際、ステアリングホイール5に搭載された図示し
ないエアバッグ装置とともに、リード線42を介して、
作動信号が入力されることとなる。
【0027】エアバッグ45は、可撓性を有したポリエ
ステルやポリアミド糸等からなる1枚の織布から形成さ
れて、図5〜7に示すように、展開膨張完了時の形状を
略長方形板状として、下端側のインフレーター37を収
納する取付部47と、取付部47の上方側に配置され
て、取付部47より左右方向の幅寸法を大きくする本体
部46と、を備えて構成されている。取付部47は、エ
アバッグ45の展開膨張完了時に、ケース15内に収納
されるとともに、インフレーター37を利用して、ケー
ス15に保持される部位となる。また、エアバッグ45
は、1枚の織布からなるエアバッグ素材を、エアバッグ
45の下端45dとなる部位で折り返して、後述するテ
ザー52・53・54を縫着させるとともに、折り返し
て対向する部位の周縁相互を縫合して形成されている。
そして、エアバッグ45は、それぞれ略ハート形状とす
る運転者MD側の乗員側壁部49とコラムカバー10側
の車体側壁部50とを備えて、構成されている。
【0028】車体側壁部50の下部側における取付部4
7の部位には、2つの挿通孔50a・50aと1つの挿
通孔50bとが形成されている。挿通孔50a・50a
は、インフレーター37の各ボルト39fを挿通させる
ものであり、挿通孔50bは、インフレーター37の本
体38を挿通させるものである。そして、エアバッグ4
5は、挿通孔50bからインフレーター37の本体38
を突出させて、各挿通孔50aの周縁を、保持筒部39
aとケース15の底壁部18とに挟持されて、ケース1
5に取り付けられている。
【0029】また、エアバッグ45内には、上下三段
に、左右方向に沿う帯状のテザー52・53・54が配
設されている。これらのテザー52・53・54は、車
体側に沿った展開膨張完了時のエアバッグ45が、乗員
側壁部49を略面一にさせるように、設定されている。
すなわち、エアバッグ45は、展開膨張を完了させた際
に、コラムカバー10の下面10aの上端10b付近ま
で覆うとともに、コラムカバー10の左右両側も覆う形
状としている。しかし、コラムカバー10の下面10a
は、その位置の左右両側のインパネ12の部位より、車
両後方側に突出している。そのため、車両後方側へ最も
突出しているコラムカバー10の下面10a側に位置す
ることとなるエアバッグ45の左右方向の中央部45a
の肉厚を薄くさせ、かつ、コラムカバー10から左右に
外れることとなる中央部45aの左右両側の部位45b
・45cの肉厚を厚くさせるように、テザー52・53
・54は、エアバッグ45の中央部45a付近に配設さ
れている。さらに、コラムカバー下面10aの上下方向
の中央部10cが、湾曲して最も後下方に突出している
ことから、その部位に対応するエアバッグ45の部位の
肉厚を薄くできるように、その位置に対応する中央部4
5aの上下方向の中央付近のテザー53・53が、最
も、壁部49・50間の距離を短くするように、設定さ
れている。
【0030】なお、このようなテザー52・53・54
の配置と、略ハート形状とする上広がりのエアバッグ4
5の形状により、実施形態の場合、エアバッグ本体部4
6の左右の縁46a・46b側の上部側部位が、厚肉と
なり、この厚肉の本体部46の部位46d・46eで、
膝KL・KRを、衝撃を抑えて、効果的に保護すること
ができる。
【0031】また、各テザー52・53・54は、それ
ぞれ、2枚の布材から構成されて、各布材を、乗員側壁
部49と車体側壁部50とに縫合し、対応しあう布材の
端部相互を縫合して、形成されている。
【0032】次に、このエアバッグ装置S1の組み立て
について説明する。まず、エアバッグ素材を折り返し、
乗員側壁部49・車体側壁部50の周縁相互やテザー5
2・53・54を縫合して、エアバッグ45を製造す
る。このとき、未縫合部位45e(図5参照)を残し
て、その部位45eからインフレーター37を収納し、
各ボルト39fを挿通孔50aから突出させ、インフレ
ーター本体38の元部側を挿通孔50bから突出させ
て、エアバッグ45の未縫合部位45dを縫合して、エ
アバッグ45を製造する。
【0033】次に、エアバッグ45を折り畳む。このエ
アバッグ45の折り畳み工程は、図7のAに示すよう
に、まず、乗員側壁部49と車体側壁部50とを重ねて
平らに展開した状態から、左右の両縁46a・46b
を、乗員側壁部49の側に折り畳む。次いで、図7のB
・Cに示すように、エアバッグ45の上端46c側を車
体側壁部50の側に巻いてロール折りし、ロール折りさ
れたエアバッグ57の左右両縁57a・57bを、図7
のDに示すように、開口15aからケース15内に収納
可能な幅寸法となるように、乗員側壁部49側に折り返
せば、エアバッグ45の折り畳み作業を完了させること
ができる。
【0034】そして、エアバッグ45の折り畳み後に
は、折り崩れ防止用の破断可能な図示しないラッピング
フィルムにより、エアバッグ45をくるむ。なお、挿通
孔50a・50bから突出したインフレーター37のボ
ルト39fや本体38の端部は、ラッピングフィルムか
ら突出させておく。
【0035】次いで、インフレーター37の各ボルト3
9fを挿通孔18aから突出させるとともに、インフレ
ーター本体38の端部を挿通孔16eから突出させるよ
うにして、インフレーター37を、折り畳まれたエアバ
ッグ45とともに、ケース15内に収納させ、各ボルト
39fにナット40を締結すれば、インフレーター37
とエアバッグ45とを、ケース15に収納させるととも
に、ケース15に取り付けることができる。
【0036】その後、ケース15の図示しないブラケッ
トを、既にアッパパネル12aやロアパネル12bを取
り付けた車両のインパネリインフォースメントに取り付
け、リード線42を結線させたコネクタ41をインフレ
ーター37の本体38に接続する。次いで、エアバッグ
カバー22を車両前方側に押し込んで、各取付脚部25
をロアパネル12bの係止穴12eに挿入係止させると
ともに、上側壁部27及び下側壁部28の各係止孔27
a・28aに、ケース15のフック17を係止させれ
ば、エアバッグ装置S1を車両に搭載することができ
る。
【0037】エアバッグ装置S1の車両への搭載後、リ
ード線42を経て、インフレーター37の本体38に作
動信号が入力されれば、インフレーター37のガス吐出
口38cから膨張用ガスが吐出され、膨張用ガスが、ブ
ラケット39のガス流出口39dを経て、エアバッグ4
5の本体部46内に流入することとなる。そして、エア
バッグ45は、膨張して図示しないラッピングフィルム
を破断するとともに、エアバッグカバー22の扉部34
を押し、破断予定部31を破断させて、ヒンジ部32を
回転中心として扉部34を下開きで開かせることとな
り、図1・4の二点鎖線で示すように、コラムカバー下
面10aに沿うように、上方へ向かって大きく展開膨張
することとなる。
【0038】そして、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、エアバッグカバー22の扉部34近傍に、扉部34
を迅速に開かせるための展開促進手段が、配設されてい
る構成である。具体的には、実施形態のエアバッグ装置
S1では、展開促進手段として、ケース開口15aの下
部側を覆う案内壁部19が、扉部34に沿うように、配
設されている。また、展開促進手段として、扉部34の
上端34a側に形成される上端破断予定部31aの近傍
に、ケース周壁部16に取付固定される上側壁部27
が、配設されている構成である。そのため、インフレー
ター37からの膨張用ガスを流入させて展開膨張するエ
アバッグ45を、案内壁部19により、扉部34の上端
34a側に向かうように案内させることができることか
ら、エアバッグ45の膨張初期に、突出するエアバッグ
45により、扉部34の上端34a側に配置される上端
破断予定部31aを破断させることとなって、下開きの
扉部34を上端34a側から円滑に開かせることが可能
となる。
【0039】さらに、上端破断予定部31a近傍の部位
が、上側壁部27により、ケース15に強固に連結され
ることから、エアバッグ45が突出する際に、上端破断
予定部31aが、エアバッグ45に押圧されてケース1
5から相対的に移動せず、エアバッグ45により、扉部
34の開き開始側となる上端34a側における上端破断
予定部31aを円滑に破断させることができて、残りの
破断予定部31も円滑に破断させることができる。
【0040】その結果、実施形態のエアバッグ装置S1
では、扉部34を迅速に開かせることができて、迅速に
開かせた扉部34の開口から、エアバッグ45を、迅速
に突出させて展開膨張させることができる。
【0041】また、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、扉部34が下開き可能とされて、上端34a側の開
き寸法を最も大きくした状態で開くこととから、ケース
15から突出して展開膨張するエアバッグ45が、開き
寸法を最も大きくした扉部34の上端34a側の開口部
分から上方に向かって突出し易い。そのため、扉部34
の開き動作により、エアバッグ45を上方側へ向かうよ
うに案内させることが可能となって、エアバッグ45
を、上方側に向かって迅速に展開膨張させることができ
る。
【0042】従って、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、エアバッグ45を迅速に展開させることできて、乗
員としての運転者MDの膝Kを的確に保護することがで
きる。
【0043】また、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、エアバッグカバー22が、周囲に破断予定部31を
配置させた扉部34と、扉部34の周囲の一般部24
と、を備えた一体成形品として、形成されていることか
ら、扉部34が、周囲の一般部24との違和感を生じさ
せず、扉部34の意匠性が良好となる。
【0044】さらに、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、扉部34の開き動作における開始側となる上端34
a側を、収納されたエアバッグ45及びインフレーター
37から離れた側となる車両後方側となる位置に配置さ
せているが、扉部34近傍に展開促進手段としての案内
壁部19及び上端破断予定部31a付近の上側壁部27
が配設されていることから、扉部34を迅速に開かせる
ことができて、エアバッグ45を迅速に展開膨張させる
ことができる。また、実施形態のエアバッグ装置S1で
は、エアバッグカバー22における扉部34の下部側を
車両前方側に配置させて、乗員としての運転者MDの膝
下前方のスペースを広く確保することができることか
ら、エアバッグ装置S1を、運転者MDのつま先等と干
渉することなく、車両に搭載することができる。勿論、
この点を考慮しなければ、扉部34を、上端34a側を
車両後方側に配置させ、ヒンジ部32を車両前方側に配
置させつつ、車両前後方向において鉛直方向と交差する
ように傾斜して、配設させなくともよく、例えば、扉部
を、鉛直方向に沿うように配設させる構成としてもよ
い。
【0045】また、本発明の他の実施形態であるエアバ
ッグ装置S2を、図8・9に示す。エアバッグ装置S2
は、ケース61及びエアバッグカバー64以外は、前述
のエアバッグ装置S1と同様の構成であり、同一の図符
号を付して説明を省略する。
【0046】エアバッグ装置S2において使用されるケ
ース61は、前述のケース15に形成されている案内壁
部19を備えない構成であって、それ以外の構成は、ケ
ース15と同様の構成である。
【0047】エアバッグカバー64は、扉部66以外の
構成を前述のエアバッグカバー22と同様の構成として
おり、同一の図符号を付して説明を省略する。扉部66
は、図8・9に示すように、展開促進手段として、車両
前方側に突出する複数(実施形態では5個)の略三角板
状のリブ67を備えて構成されている。各リブ67は、
車両左右方向に並設されている。そして、各リブ67に
おける車両前方側の端面67aは、鉛直方向に沿うよう
に、配設されている。また、各リブ67の上端は、扉部
66の上端66a近傍となる位置に、配置されている。
このリブ67は、エアバッグ45と扉部上端66aとの
間の距離を実質的に短くするものであり、エアバッグ4
5の膨張初期に、突出するエアバッグ45により、リブ
67の端面67aが車両後方側に向かって押圧されるこ
ととなる。その結果、リブ67の端面67aをエアバッ
グ45により押圧された扉部66が、周囲の破断予定部
31を素早く破断させて開くこととなる。
【0048】また、エアバッグ装置S2においても、扉
部66は、上端66a側を車両後方側に配置させ、ヒン
ジ部32を車両前方側に配置させつつ、車両前後方向に
おいて鉛直方向と交差するように傾斜して、配設されて
いる。
【0049】エアバッグ装置S2をこのような構成とし
た場合にも、エアバッグ45の展開膨張時に、扉部66
に形成されるリブ67が、突出するエアバッグ45によ
り押圧されることとなって、扉部66を迅速に開かせる
ことが可能となる。また、エアバッグ装置S2において
も、扉部66の上端側に配置される上端破断予定部31
a近傍の部位が、上側壁部27により、ケース15に強
固に連結されることから、エアバッグ45が突出する際
に、上端破断予定部31aが、エアバッグ45に押圧さ
れてケース15から相対的に移動せず、エアバッグ45
により、上端破断予定部31aを円滑に破断させること
ができる。その結果、実施形態のエアバッグ装置S2に
おいても、扉部66を迅速に開かせることができて、エ
アバッグ45を、迅速に展開させることができる。
【0050】また、図10に示すように、ケース70
を、車両左右方向における断面形状が上端側を幅広に設
定した略台形状となるように、形成するとともに、エア
バッグカバー73の扉部74も、ケース開口70aの形
状にあわせて上端側を幅広とした略台形状に形成する構
成のエアバッグ装置S3を使用してもよい。すなわち、
エアバッグ装置S3では、展開促進手段として、ケース
70の周壁部における車両左右方向に配置される左側壁
部71と右側壁部72とが、相互に、上方に向かって拡
開するように傾斜して配置されている。このような構成
とすれば、インフレーターから吐出された膨張用ガス
が、ケース70における左側壁部71と右側壁部72と
によって、上方に向かうように案内されることとなる。
そのため、インフレーター37からの膨張用ガスを流入
させて展開膨張するエアバッグ45を、扉部71の上端
71a側に向かうように案内させることができることか
ら、突出するエアバッグ45により、下開きの扉部71
を上端71a側から円滑に開かせることが可能となる。
【0051】さらに、本発明のさらに他の実施形態とし
て、図11〜14に示すような構成のエアバッグ装置S
4を使用してもよい。
【0052】エアバッグ装置S4は、前述のエアバッグ
装置S1と同様に、乗員Mとしての運転者MDの膝Kを
保護できるように、運転者MDの車両前方側であるステ
アリングコラム6の下方に配設されている。
【0053】そして、実施形態のエアバッグ装置S4
は、折り畳まれたエアバッグ146、エアバッグ146
に膨張用ガスを供給するインフレーター141、折り畳
まれたエアバッグ146を覆うエアバッグカバー13
0、及び、板状部材としてのニーパネル116、を備え
て構成されている。
【0054】ニーパネル116は、板金製として、図1
2〜14に示すように、平板状の本体部117と、折り
畳んだエアバッグ146とインフレーター141とを収
納するケースとしての収納部123と、を備えて構成さ
れている。
【0055】収納部123は、車両後方側の斜め下向き
に開口123aを設けた有底の箱形状としている。実施
形態の場合、収納部123は、略長方形形状の底壁部1
26と略四角筒形状の周壁部124とを備えた略直方体
の箱形状として、開口123aを囲む周壁部124に
は、車両の左右方向で対向する壁部124a・124b
に、それぞれ、インフレーター141を取り付けるため
の大小の円形に開口した取付孔127・128を配設さ
せて構成されている。取付孔127は、インフレーター
141の後述する円柱状の本体部141aを嵌挿させ
て、内周面で、本体部141aの外周面を支持可能に形
成され、取付孔128は、インフレーター141の本体
部141aを挿通不能として、インフレーター141の
後述する雄ねじ部141cを突出可能な内径寸法として
いる。収納部123へのインフレーター141の取り付
けは、収納部123の外方から取付孔127に、インフ
レーター141の雄ねじ部141c側を挿入させて、雄
ねじ部141cを取付孔128から突出させ、雄ねじ部
141cにナット142を螺合させることにより、行っ
ている。
【0056】そして、周壁部124の外周面には、前述
のエアバッグ装置S1におけるケース15と同様に、フ
ック17が固着されている。フック17は、エアバッグ
カバー130における後述するヒンジ部137側となる
部位と、エアバッグカバー130の後述する扉部139
の先端139a側の部位と、にそれぞれ複数個ずつ配設
され、車両の左右方向両側の部位に、それぞれ、1個ず
つ配設されている。
【0057】本体部117は、収納部123の開口12
3aの周縁から延びて、着座した運転者MDの左右両膝
K(KL・KR)の前方側を広く覆えるように、略長方
形形状に形成されて、周縁の四隅に、それぞれ、車両の
ボディ側に連結させるための取付片部121を配設させ
ている。そして、開口123aの周縁から本体部117
の外周縁までの間には、本体部117の剛性を高めて、
エアバッグカバー130の後述する一般部131を支持
する支持部118を構成するリブ118aが形成されて
いる。そして、本体部117の収納部開口123aの周
縁には、表裏を貫通するように、略長方形形状に開口す
る複数の貫通孔119が形成されている。
【0058】また、本体部117における収納部123
から離れた左右両側には、表裏を貫通するように、複数
の取付孔120が形成されている。これらの取付孔12
0は、熱カシメを利用してエアバッグカバー130をニ
ーパネル116に取り付ける部位となる。すなわち、エ
アバッグカバー130は、エアバッグカバー130の後
述する取付脚部132を各取付孔120に挿通させて、
各取付脚部132の先端132aを溶融させつつ拡径さ
せ、固化させた先端132aを取付孔20から抜けない
ようにして、フック17と併用して、ニーパネル116
に取り付けられることとなる。また、ニーパネル116
は、連結片部121の部位を、ボルト129(図14参
照)止めすることにより、車両のボディ側に取付固定さ
れることとなる。
【0059】エアバッグカバー130は、ポリオレフィ
ン系等の熱可塑性エラストマーから形成されて、ニーパ
ネル116の外形形状より大きな外形形状として、ニー
パネル116の車両後方側を覆えるように、構成されて
いる。
【0060】そして、エアバッグカバー130は、ニー
パネル収納部123の開口123aを覆う扉部139
と、ニーパネル本体部117の車両後方側を覆う一般部
131と、を備えて構成されている。
【0061】扉部139は、開口123aより僅かに大
きく覆う略長方形の板状に形成され、前述のエアバッグ
装置S1における扉部34と同様に、周囲に、破断予定
部135とヒンジ部137とを配設させて構成されてい
る。
【0062】そして、一般部131における収納部開口
123aの周縁全周の近傍には、ニーパネル116の本
体部117における各貫通孔119を貫通する複数の取
付片133が、車両前方側に突設されている。各取付片
133は、略長方形形状の板状としている。各取付片1
33には、周縁をフック17の係止鉤部17aに係止さ
せるための長方形形状に開口する係止孔133aが、形
成されている。
【0063】そして、実施形態では、扉部139の上端
側に配置されることとなる取付片133aが、収納部1
23のフック17とともに、展開促進手段とされるもの
で、扉部139の上端に配置される上端破断予定部13
5aに隣接して配置されるとともに、フック17を利用
して、収納部123の周壁部124に係止されている。
すなわち、実施形態では、取付片133aが上側破断予
定部135aに隣接して配置されることから、上端破断
予定部135aを、ケースとしての収納部123に対し
て、一層、移動させることなく強固に連結させることが
できて、展開膨張するエアバッグ146により、一層、
円滑に、上側破断予定部135aを破断させることがで
きる。
【0064】また、一般部131の所定位置には、ニー
パネル116の本体部117における各取付孔120の
周縁に、熱カシメして係止させる複数の取付脚部132
が形成されている。各取付脚部132は、熱カシメ前の
状態では取付孔120を貫通可能な丸棒状とされて、図
13に示すように、熱カシメ後には押し潰される頭部1
32aを、先端に備えるとともに、元部側に、頭部13
2aの熱カシメ固定時に取付孔120周縁のニーパネル
本体部117に当接する基部132bを、備えて構成さ
れている。
【0065】インフレーター141は、図11〜13に
示すように、電気信号を入力させて膨張用ガスGを吐出
可能に構成されたシリンダタイプとして構成され、ガス
吐出口141bを備えた円柱状の本体部141aを備
え、本体部141aの一端から雄ねじ部141cを突出
させて構成されている。このインフレーター141は、
既述したように、取付孔127からニーパネル収納部1
23内に挿入されて、取付孔128から突出した雄ねじ
部141cにナット142を螺合させることにより、本
体部141aにおける雄ねじ部141c側の端面が収納
部123の取付孔128周縁側に圧接され、本体部14
1aにおける雄ねじ部141cから離れた外周面が、取
付孔127の内周面に支持されて、ニーパネル116の
収納部123内に収納されて保持されている。なお、収
納部123内への収納時には、インフレーター141
は、エアバッグ146の後述する取付孔147a・14
7bを貫通することとなる。
【0066】また、このインフレーター141は、前述
のエアバッグ装置S1におけるインフレーター37と同
様に、ステアリングホイール106に搭載された図示し
ないエアバッグ装置を作動させる制御装置からの電気信
号を、ステアリングホイール用エアバッグ装置と同時に
入力させて、作動されることとなる。本体部141aの
収納部123から突出している側の端面には、エアバッ
グ作動回路に接続されるリード線144を接続させたコ
ネクタ143が、配設されている。
【0067】エアバッグ146は、可撓性を有したポリ
エステルやポリアミド等の織布から形成されて、図14
〜16に示すように、展開膨張完了時の形状を略長方形
板状として、構成されている。実施形態の場合、エアバ
ッグ146は、それぞれ略長方形形状のコラムカバー1
10側の壁部147と運転者MD側の壁部148との二
枚の織布から構成されて、壁部147・148の周縁相
互を縫合して形成されている。
【0068】コラムカバー側壁部147の下部側には、
二つの取付孔147a・147bが形成されている。取
付孔147aは、インフレーター141の本体部141
aを挿通可能に、本体部141aの外径寸法と略等しい
内径寸法として構成され、取付孔147bは、本体部1
41aの外径寸法より内径寸法を小さくして、雄ねじ部
141cを挿通可能に構成されている。そして、エアバ
ッグ146は、取付孔147aにインフレーター本体部
141aが挿入され、取付孔147bに雄ねじ部141
cが挿入されて、取付孔147a・147bの内周面を
インフレーター141の本体部141aや雄ねじ部14
1cに支持させて、収納部123に収納されたインフレ
ーター141を利用して、ニーパネル116に取り付け
られている。
【0069】また、エアバッグ146内には、図15・
16に示すように、コラムカバー側・運転者側壁部14
7・148相互を連結して、運転者MDの膝Kとコラム
カバー下面110aとの間にエアバッグ146を円滑に
侵入させるための厚さ規制手段としてのテザー152・
153が、配設されている。テザー152・153は、
エアバッグ146の壁部147・148と同様に、可撓
性を有した布材から形成されて、壁部147・148に
縫着されており、実施形態の場合、インフレーター14
1の配置部位における上方側において、車両左右方向と
略平行に並設されており、それぞれの左右の両端を、エ
アバッグ146の左右の両端146a・146bから離
して、配設されている。また、テザー153は、厚さ規
制手段として配置されると同時に、インフレーター14
1から吐出された膨張用ガスGを、エアバッグ146に
おける左右両縁146a・146b側に向かわせつつ、
膨張用ガスGを上膨張部151へ案内するガス流れ案内
材としての役割も果たしている。
【0070】次に、エアバッグ装置S4の車両への搭載
について説明すると、まず、エアバッグ146を折り畳
む。エアバッグ146の折り畳みは、実施形態の場合、
図17A〜17Eに示すように、縦折り工程と横折り工
程との二工程で行う。
【0071】縦折り工程では、図17Aに示すように、
運転者側壁部148をコラムカバー側壁部147に当て
て平らに展開した状態から、図17Bに示すように、エ
アバッグ146の左右両縁146a・146bを運転者
側壁部148の中央部位に接近させるように、左右両縁
146a・146bを、それぞれ、コラムカバー側壁部
147側に向かって折り畳む。さらに、図17Cに示す
ように、エアバッグ146における折り畳んだ後の左右
両縁155・156を運転者側壁部148の中央部位に
接近させるように、両縁155・156を、それぞれ、
コラムカバー側壁部147側に向かって折り畳んで、折
り畳み部位157・157を形成する。次いで、図17
Dに示すように、収納部123の左右方向の収納幅寸法
に対応させるために、折り畳み部位157・157を、
運転者側壁部148の左右の連接部位におけるコラムカ
バー側壁部147側にそれぞれ配置された状態で、運転
者側壁部148の中央部位における外表面上(車両後方
側上・運転者側上)に載せるように折り畳んで、縦折り
工程を完了する。
【0072】その後、図17D・図17Eに示すよう
に、縦折り後のエアバッグ146を、上縁146cから
コラムカバー側壁部147側に向かってロール巻するよ
うに折り畳んで、折り畳み部位158を形成し、収納部
123の上下方向の収納厚さ寸法に対応させて、横折り
工程を完了し、エアバッグ146の折り畳み作業を完了
させる。
【0073】そして、エアバッグ146の折り畳み後、
折り崩れ防止用の破断可能な図示しないラッピングフィ
ルムにより、エアバッグ146をくるんで、取付孔12
7・147a相互と取付孔128・147b相互とをそ
れぞれ一致させるように、エアバッグ146を収納部1
23内に収納させる。なお、取付孔147a・147b
の部位のラッピングフィルムは、破断させておく。
【0074】その後、雄ねじ部141cを、取付孔12
7・147a側から、収納部123内に収納させたエア
バッグ146内に挿入させ、さらに、取付孔147b・
128から突出させて、突出した雄ねじ部141cにナ
ット142を締め付け、本体部141aにおける雄ねじ
部141c側の端面を、エアバッグ146の取付孔14
7a周縁を介在させて、収納部123の内周面に圧接さ
せれば、インフレーター141とエアバッグ146とを
収納部123に取り付けることができる。
【0075】そして、ニーパネル116の車両後方側か
ら、各貫通孔119に対して、対応する取付片133を
挿入させるとともに、各取付孔120に対して、対応す
る取付脚部132の頭部132aを挿入させる。その
後、各取付孔120から突出した取付脚部132の頭部
132aを加熱して拡径させるように熱カシメして、エ
アバッグカバー130をニーパネル116に取り付け、
エアバッグ組付体を形成する。
【0076】その後、ニーパネル本体117の各連結片
部121を、ボディ側の図示しないブラケットにボルト
129止めして連結させ、リード線144をエアバッグ
作動回路に結線するとともに、インパネ112のアッパ
パネル112aやロアパネル112b及びアンダーカバ
ー114を取り付ければ、車両にエアバッグ装置S4を
搭載することができる。
【0077】エアバッグ装置S4では、扉部139の上
端側に配置されることとなる取付片133aが、扉部1
39の上端に配置される上側破断予定部135aに隣接
して配置されることから、上端破断予定部135aをケ
ースとしての収納部123に対して、一層、移動させる
ことなく強固に連結させることができて、展開膨張する
エアバッグ146により、一層、円滑に、上側破断予定
部135aを破断させることができる。
【0078】なお、実施形態では、運転者MDの膝Kを
保護するために、運転者MDの車両前方側に配置される
エアバッグ装置S1〜S4を例に採り説明したが、図1
8に示すように、助手席に着座した助手席搭載者MPの
両膝K(KL・KR)を保護するように、助手席に着座
した乗員MPの車両前方側となる位置に、エアバッグ装
置S1を配置させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグ
装置の使用状態を示す車両前後方向の概略縦断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグ
装置の車両前後方向の概略拡大縦断面図である。
【図3】図2のIII−III部位の断面図である。
【図4】同実施形態の膝保護用エアバッグ装置の使用状
態を示す車両後方側から見た概略正面図である。
【図5】同実施形態で使用するエアバッグの正面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI部位の概略断面図である。
【図7】同実施形態のエアバッグの折り畳みを示す概略
図である。
【図8】本発明の他の実施形態である膝保護用エアバッ
グ装置の車両前後方向の概略拡大縦断面図である。
【図9】図8のIX−IX部位の断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態である膝保護用
エアバッグ装置の使用状態を示す車両後方側から見た概
略正面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態である膝保護用
エアバッグ装置の使用状態を示す車両前後方向の概略縦
断面図である。
【図12】図11の膝保護用エアバッグ装置の車両前後
方向の概略拡大断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII部位の断面図である。
【図14】同実施形態の膝保護用エアバッグ装置の使用
状態を示す車両後方側から見た概略正面図である。
【図15】同実施形態で使用するエアバッグの正面図で
ある。
【図16】図15のXVI−XVI部位の概略断面図である。
【図17】同実施形態のエアバッグの折り畳を示す概略
図である。
【図18】本発明の一実施形態である膝保護用エアバッ
グを助手席の車両前方側に配置させた状態を示す車両後
方側から見た概略正面図である。
【符号の説明】
15…ケース、 15a…開口、 16…周壁部、 17…フック(展開促進手段)、 19…案内壁部(展開促進手段)、 22…エアバッグカバー、 27…上側壁部(展開促進手段)、 31…破断予定部、 31a…上端破断予定部、 34…扉部、 34a…上端、 37…インフレーター、 45…エアバッグ、 61…ケース、 64…エアバッグカバー、 66…扉部、 67…リブ(展開促進手段)、 70…ケース、 71…左側壁部(展開促進手段)、 72…右側壁部(展開促進手段)、 73…エアバッグカバー、 74…扉部、 123…収納部(ケース)、 130…エアバッグカバー、 133a…取付片(展開促進手段)、 135…破断予定部、 135a…上端破断予定部、 139…扉部、 141…インフレーター、 146…エアバッグ、 MD・MP…乗員、 K(KL・KR)…膝、 S1・S2・S3・S4…膝保護用エアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 享 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 戸谷 千春 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 安藤 光 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 細川 武司 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 田嶌 博幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D044 BA07 BB01 BC07 BC15 3D054 AA02 AA08 AA14 BB09 BB10 BB18 BB24 CC11 CC26 CC29 DD14 DD28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座した乗員の膝の前方に配置されて、
    折り畳まれた膝保護用のエアバッグと該エアバッグに膨
    張用ガスを供給するインフレーターとが、車両後方側を
    開口させたケースに収納されて、該ケースの車両後方側
    をエアバッグカバーに覆われる構成の膝保護用エアバッ
    グ装置であって、 前記エアバッグカバーが、 前記ケースの開口を覆うとともに、膨張時の前記エアバ
    ッグに押されて開く扉部と、 該扉部の周囲に配置される一般部と、 を備えた一体成形品から形成され、 前記扉部が、下端に、前記扉部が開く際の回転中心とな
    るヒンジ部を配置させ、該ヒンジ部を除いた周縁の部位
    に薄肉の破断予定部を配置させて、前記エアバッグの展
    開膨張時に、下開き可能な構成とされ、 前記扉部近傍に、前記エアバッグの展開膨張を促進させ
    るための、前記扉部を迅速に開かせる展開促進手段が、
    配設されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記扉部が、上端を車両後方側に配置さ
    せ、前記ヒンジ部を車両前方側に配置させて鉛直方向と
    交差するように傾斜して、配設されていることを特徴と
    する請求項1記載の膝保護用エアバッグ装置。
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