JP2003205816A - 膝保護用エアバッグ装置 - Google Patents

膝保護用エアバッグ装置

Info

Publication number
JP2003205816A
JP2003205816A JP2002005174A JP2002005174A JP2003205816A JP 2003205816 A JP2003205816 A JP 2003205816A JP 2002005174 A JP2002005174 A JP 2002005174A JP 2002005174 A JP2002005174 A JP 2002005174A JP 2003205816 A JP2003205816 A JP 2003205816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
knee
steering column
driver
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002005174A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Mizuno
喜夫 水野
Susumu Koyama
享 小山
Norimasa Suzuki
憲優 鈴木
Satohiko Kajiyama
聡彦 梶山
Masao Wakigami
正夫 脇神
Osamu Fukawatase
修 深渡瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2002005174A priority Critical patent/JP2003205816A/ja
Publication of JP2003205816A publication Critical patent/JP2003205816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/205Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in dashboards
    • B60R21/206Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in dashboards in the lower part of dashboards, e.g. for protecting the knees

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】展開膨張を完了させたエアバッグが、運転者の
膝に対して、的確にクッション作用を与えて、運転者の
膝を保護可能な膝保護用エアバッグ装置の提供。 【解決手段】運転者DのK膝の前方側におけるステアリ
ングコラム5の下部に折り畳まれて収納されたエアバッ
グ45が、膨張用ガスを流入させて、収納部位から車両
後方側へ突出するとともに上方へ展開膨張し、ステアリ
ングコラム5の下面側とステアリングコラム5の左右両
側とを覆って、運転者Dの膝Kを保護可能な膝保護用エ
アバッグ装置。展開膨張完了時のエアバッグ45が、ス
テアリングコラム5の左右両側の位置に、それぞれ、厚
さを厚くする厚肉部48を配設させ、ステアリングコラ
ム5の下面側の位置に、厚さを薄くする薄肉部49を配
設させるように、構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張用ガスを流入
させて展開膨張するエアバッグが、運転者の膝を保護可
能な膝保護用エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、運転者の膝を保護する
装置としては、特開平9−123862号公報等に記載
されているように、エアバッグが、運転者の膝の前方側
におけるステアリングコラムの下部に折り畳まれて収納
され、膨張用ガスを流入させて、収納部位から車両後方
側へ突出するとともに上方へ展開膨張し、ステアリング
コラムの下面側とステアリングコラムの左右両側とを覆
って、運転者の膝を保護可能としていた。
【0003】しかし、ステアリングコラムは、運転者側
に接近するように、周囲のインストルメントパネル(以
下、インパネとする)から車両の後方側に突出してお
り、展開膨張完了時のエアバッグがステアリングコラム
の下面に支持されて、ステアリングコラムの左右両側の
インパネとエアバッグとの間に、スペースが生ずる虞れ
がある。
【0004】そして、このようなスペースが大きけれ
ば、運転者の膝がエアバッグと干渉しても、エアバッグ
は、車両前方側に移動してインパネに支持された後に、
膝に対して、クッション作用を与えることとなって、エ
アバッグと膝との干渉当初から、膝を的確に保護する点
に、課題が生じていた。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、展開膨張を完了させたエアバッグが、運転者の膝に
対して、的確にクッション作用を与えて、運転者の膝を
保護可能な膝保護用エアバッグ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膝保護用エ
アバッグ装置は、運転者の膝の前方側におけるステアリ
ングコラムの下部に折り畳まれて収納されたエアバッグ
が、膨張用ガスを流入させて、収納部位から車両後方側
へ突出するとともに上方へ展開膨張し、ステアリングコ
ラムの下面側と前記ステアリングコラムの左右両側とを
覆って、運転者の膝を保護可能な膝保護用エアバッグ装
置であって、展開膨張完了時のエアバッグが、ステアリ
ングコラムの左右両側の位置に、それぞれ、厚さを厚く
する厚肉部を配設させ、ステアリングコラムの下面側の
位置に、厚さを薄くする薄肉部を配設させるように、構
成されていることを特徴とする。
【0007】そして、エアバッグの薄肉部には、エアバ
ッグの厚さ寸法を規制するテザーを、配設させることが
望ましい。
【0008】この場合、テザーは、厚肉部の厚さを厚く
できるように、エアバッグの薄肉部だけに、配設するこ
とが望ましい。
【0009】また、エアバッグは、展開膨張完了時の上
端中央に、下方へ凹む凹部を設けて構成することが望ま
しい。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る膝保護用エアバッグ装置で
は、エアバッグが展開膨張を完了させれば、ステアリン
グコラムの下面側に、薄肉部を配設させ、ステアリング
コラムの左右両側に、ステアリングコラムの下面側の薄
肉部より厚さを厚くした厚肉部を配設させることとな
る。すなわち、運転者側に接近するように車両の後方側
へ突出しているステアリングコラムの左右両側が、ステ
アリングコラムの下面より、車両前方側に凹んでいて
も、その凹みを塞ぐように、エアバッグの厚肉部が配設
されて、エアバッグとステアリングコラムの左右両側に
おけるインパネ等との間に、スペースが無くなる。
【0011】そのため、展開膨張を完了させたエアバッ
グの車両前方側には、ステアリングコラムの下面やその
左右両側のインパネ等との間に、隙間が無くなり、運転
者の膝がエアバッグと干渉しても、エアバッグの車両前
方側の面が、ステアリングコラムの下面やその左右両側
のインパネ等に支持されて、エアバッグが、的確に、膝
に対してクッション作用を与えることとなる。
【0012】また、展開膨張を完了させたエアバッグ
は、ステアリングコラムの左右両側の部位に膨張するこ
ととなる厚肉部により、車両左右方向の移動が防止され
ることとなる。
【0013】したがって、本発明に係る膝保護用エアバ
ッグ装置では、展開膨張を完了させたエアバッグが、運
転者の膝に対して、的確にクッション作用を与えて、運
転者の膝を保護することができる。
【0014】また、運転者側に接近するように車両の後
方側へ突出しているステアリングコラムの下面側に配設
されるエアバッグの部位が、薄肉としているため、運転
者の膝がステアリングコラムの下面に接近していても、
エアバッグは、運転者の膝とステアリングコラムの下面
との間の狭い空間に、容易に侵入し、円滑に、展開膨張
を完了させることが、可能となる。
【0015】そして、請求項2に記載したような構成と
すれば、エアバッグは、テザーにより、薄肉部の厚さ寸
法を、確実かつ容易に、薄く設定できる。
【0016】特に、この場合、請求項3に記載したよう
に、テザーをエアバッグの薄肉部だけに配設させる構成
とすれば、エアバッグの厚肉部は、内部にテザーを配設
させておらず、周壁が拘束されない自由膨張状態となっ
て、膝と干渉した際のクッション効果を、向上させるこ
とができる。
【0017】さらに、請求項4に記載したような構成と
すれば、展開膨張を完了させたエアバッグの上端側の中
央付近が、凹部によって、上下方向に沿った断面の膜長
を短くすることとなり、ステアリングコラムの下面側に
配設される薄肉部は、上端側でも、その厚さを薄く維持
できる。また、上端側の凹部によって、エアバッグは、
容積を小さくできて、エアバッグの膨張開始から膨張完
了までの時間を短縮させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】本発明の一実施形態である膝保護用エアバ
ッグ装置Sは、図1〜4に示すように、運転者Dの膝K
を保護できるように、運転者Dの車両前方側であるステ
アリングコラム5の下方に配設されている。
【0020】なお、本明細書における上下、左右、及
び、前後は、膝保護用エアバッグ装置Sを車両に搭載さ
せた際の車両の上下・左右・前後に対応するものであ
る。
【0021】ステアリングコラム5は、図1に示すよう
に、ステアリングホイール4に連結されるコラム本体6
と、ステアリングホイール4の下方のコラム本体6を覆
うように配設されるコラムカバー10と、を備えて構成
される。
【0022】コラム本体6は、メインシャフト7と、メ
インシャフト7の周囲を覆うコラムチューブ8と、を備
えて構成され、メインシャフト7とコラムチューブ8と
の間には、ステアリングホイール4のリング面の角度を
調整可能な図示しないチルト機構や、ステアリングホイ
ール4をシャフトの軸方向に移動させて停止可能な図示
しないテレスコピック機構等が、配設されている。
【0023】コラムカバー10は、略四角筒形状の合成
樹脂製として、コラム本体6を覆うように、コラム本体
6の軸方向に沿って配設されている。すなわち、コラム
カバー10は、車両前方側を下方に配置させて、車両後
方側を上方に配置させるように、後上がりに傾斜して配
設されている。そして、コラムカバー10におけるイン
パネ(インストルメントパネル)12から突出する部位
の下面10aは、略長方形形状とし、車両前後方向で、
後上がりの曲面状に形成されている。
【0024】膝保護用エアバッグ装置Sは、折り畳まれ
たエアバッグ45、エアバッグ45に膨張用ガスを供給
するインフレーター37、折り畳まれたエアバッグ45
及びインフレーター37を収納するとともに車両後方側
を開口させたケース15、及び、ケース15の車両後方
側を覆うエアバッグカバー22を、備えて構成されてい
る。
【0025】ケース15は、図1〜3に示すように、板
金製として、ステアリングコラム5の下部側に配置され
ており、略四角筒形状の周壁部16と、周壁部16の車
両前方側を塞ぐ底壁部18と、を備えるとともに、車両
後方側を開口させて構成されている。そして、ケース1
5の周壁部16における上下方向で対向する壁部16a
・16bの外周面には、先端側の係止鉤部17aをケー
ス開口15aから離れるように底壁部18側に反転させ
た複数の断面略コ字形状のフック17が固着されてい
る。実施形態では、フック17は、壁部16a・16b
に、それぞれ、4個ずつ、配設されている。また、周壁
部16における側方側の壁部16cには、インフレータ
ー37の後述する本体38の端部を挿通可能な挿通孔1
6eが、形成されている(図3参照)。底壁部18に
は、インフレーター37の後述するボルト39fを挿通
させるための挿通孔18aが、形成されている。このケ
ース15は、図示しないブラケットを利用して、コラム
本体6近傍に配置される図示しないインパネリインフォ
ースメントに、連結固定されるものである。
【0026】エアバッグカバー22は、ポリオレフィン
系等の熱可塑性エラストマーから形成されて、ケース1
5の車両後方側を覆い可能なように、構成されている。
【0027】また、エアバッグカバー22は、アッパパ
ネル12aとロアパネル12bとからなるインパネ12
におけるコラムカバー10の周縁のロアパネル12b側
に配置されて、インパネ12から突出するコラムカバー
10の下側周縁を覆うこととなる。そのため、エアバッ
グカバー22は、車両後方側から見て、上縁中央付近
を、コラムカバー10を後方へ突出させるように、下方
へ凹み、かつ、その凹部の下方の上縁側を、コラムカバ
ー下面10a側の曲面に対応させて車両後方側へ湾曲さ
せるように隆起させて、構成されている。そして、エア
バッグカバー22は、ケース15の開口15aを覆う扉
部34と、扉部34の周囲に配置される一般部24と、
を備えて構成されている。
【0028】扉部34は、開口15aより僅かに大きく
形成されて、開口15aを覆う略長方形の板状に形成さ
れている。扉部34は、下端に、扉部34が開く際の回
転中心となるヒンジ部32を配置させ、ヒンジ部32を
除いた外周縁の逆U字形状の部位に、薄肉の破断予定部
31を配置させている。ヒンジ部32は、インテグラル
ヒンジとしており、破断しない範囲内の肉厚で、一般部
24や扉部34より薄肉に形成されている。破断予定部
31は、扉部34が膨張するエアバッグ45に押された
際に容易に破断するように、車両前方側の面に連続的若
しくは断続的な凹溝を設けて、形成されている。
【0029】一般部24における扉部34の周縁近傍と
なる部位には、ケース15の周壁部16の外周側におい
て車両前方側に突出するように配設される4つの側壁部
27・28・29・30が、配設されている。そして、
ケース周壁部16の上部側に配置される上側壁部27
と、周壁部16の下部側に配置される下側壁部28と、
は、エアバッグカバー22をケース15に連結させるた
めの連結壁部とされるもので、周壁部16に配設される
フック17の係止鉤部17aを係止可能な係止孔27a
・28aを、それぞれ、備えている。
【0030】また、一般部24における所定位置には、
エアバッグカバー22をロアパネル12bに取付固定さ
せるための取付脚部25が、車両前方側に延びるように
形成されている。この取付脚部25は、ロアパネル12
bの係止穴12eの周縁に係止されることとなる。そし
て、ロアパネル12bは、ケース15を収納する収納凹
部12cを備える構成であり、収納凹部12cの周縁に
形成されるフランジ部12dに、係止穴12eが形成さ
れている(図3参照)。取付脚部25の元部には、リブ
25aが形成されている。このリブ25aは、取付脚部
25の係止穴12eへの係止時に、ロアパネル12bの
フランジ部12dに当接して、一般部24を支持するた
めのものである。なお、実施形態では、取付脚部25
は、一般部24の左右両縁付近において、それぞれ3箇
所ずつ、形成されている。
【0031】インフレーター37は、図1〜3に示すよ
うに、軸方向を車両の左右方向に沿って配設させるシリ
ンダタイプとして構成され、略円柱状の本体38とディ
フューザー39とを備えて構成されている。本体38
は、円柱状の一般部38aと、一般部38aの端面から
突出する小径の小径部38bと、を備え、小径部38b
の外周面に複数のガス吐出口38cを配設させて、構成
されている。そして、一般部38aにおける小径部38
bから離れた端面に、作動信号入力用のリード線42を
結線させたコネクタ41が、接続されることとなる。デ
ィフューザー39は、本体38を覆い可能な略円筒状の
板金製の保持筒部39aと、保持筒部39aから突出す
る複数(実施形態では二本)のボルト39fと、を備え
て構成されている。保持筒部39aは、先端面側に、外
装した本体38の小径部38bを覆う底部39bを備え
るとともに、他方の端面側に、本体38の一般部38a
を挿通させる挿通孔39cを備え、さらに、本体38の
ガス吐出口38cから吐出される膨張用ガスを流出可能
な複数のガス流出口39dを、車両搭載状態の保持筒部
39aにおける車両後方側の面に、開口させて構成され
ている。また、保持筒部39aには、本体38を保持す
るための複数の挟持部39eが、配設されている。各挟
持部39eは、保持筒部39aの軸方向に沿った両側を
切り欠かれて、保持筒部39a内に湾曲するように、塑
性変形させて構成されている。そして、本体38の保持
筒部39aへの固定は、挿通孔39cから、小径部38
bを先頭にして、本体38を挿入させて、各挟持部39
eを一般部38aの外周面側にさらに押圧すれば、本体
38を保持筒部39aに固定することができる。
【0032】なお、このインフレーター37は、車両に
搭載されたエアバッグ作動回路が、車両の前面衝突を検
知した際、ステアリングホイール4に搭載された図示し
ないエアバッグ装置とともに、リード線42を介して、
作動信号が入力されることとなる。
【0033】エアバッグ45は、可撓性を有したポリエ
ステルやポリアミド糸等からなる1枚の織布から形成さ
れて、図5〜8に示すように、展開膨張完了時の形状を
略長方形板状として、下端側のインフレーター37を収
納する取付部51と、取付部51の上方側に配置され
て、取付部51より左右方向の幅寸法を大きくする本体
部46と、を備えて構成されている。取付部51は、エ
アバッグ45の展開膨張完了時に、ケース15内に収納
されるとともに、インフレーター37を利用して、ケー
ス15に保持される部位となる。
【0034】本体部46は、展開膨張完了時の上端46
aにおける中央に、下方へ凹む凹部47を備える構成で
ある。また、本体部46における左右両縁46a・46
b付近の上部側部位に、厚肉部48・48が配設され、
本体部46における左右方向の中央付近の中央部46d
に、薄肉部49が配設されている。すなわち、薄肉部4
9の上端側に凹部47が配置されて、厚肉部48・48
は、薄肉部49より上方に突出するように、配置される
構成である。凹部47は、実施形態では、略半円弧状に
凹んだ形状とされている。
【0035】また、エアバッグ45は、1枚の織布から
なるエアバッグ素材を、エアバッグ45の下端45aと
なる部位で折り返して、後述するテザー57・58・5
9を縫着させるとともに、折り返して対向する部位の周
縁相互を縫合して形成されている。そして、エアバッグ
45は、それぞれ、略ハート形状とする運転者D側の乗
員側壁部54とコラムカバー10側の車体側壁部55と
を備えて、構成されている。
【0036】車体側壁部55の下部側における取付部5
1の部位には、2つの挿通孔55a・55aと1つの挿
通孔55bとが形成されている。挿通孔55a・55a
は、インフレーター37の各ボルト39fを挿通させる
ものであり、挿通孔55bは、インフレーター37の本
体38を挿通させるものである。そして、エアバッグ4
5は、挿通孔50bからインフレーター37の本体38
を突出させて、各挿通孔50aの周縁を、保持筒部39
aとケース15の底壁部18とに挟持されて、ケース1
5に取り付けられている。
【0037】また、本体部46における薄肉部49の領
域内には、上下三段に、左右方向に沿う帯状のテザー5
7・58・59が配設されている。これらのテザー57
・58・59は、薄肉部49の厚さ寸法を規制して、車
体側に沿った展開膨張完了時のエアバッグ45の本体部
46が、乗員側壁部54を略面一にさせるように、設定
されている。すなわち、本体部46は、展開膨張を完了
させた際に、コラムカバー10の下面10aの上端10
b付近までを覆うとともに、コラムカバー10の左右両
側も覆う形状としている。しかし、運転者D側に接近す
るように車両の後方側へ突出しているコラムカバー10
の左右両側に配置されるインパネ12は、コラムカバー
10の下面10aより、車両前方側に凹んでいることと
なる。そして、本体部46をコラムカバー10の下面1
0a、もしくは、インパネ12との間に隙間なく展開膨
張させるために、膨張完了時における本体部46の中央
部46dの厚さを薄くするとともに、中央部46dの左
右両側の部位46e・46fの厚さを厚く設定してい
る。すなわち、コラムカバー10の下面10a側に位置
することとなる本体部46の中央部46dの厚さを、テ
ザー57・58・59を配設させることにより薄くし
て、薄肉部49としている。また、車両前方側への凹み
を塞いで、インパネ12との間に隙間なく展開膨張させ
るために、コラムカバー10から左右に外れることとな
る中央部46dの左右両側の部位46e・46fの厚さ
を厚くさせて、厚肉部48としている。この厚肉部48
の膨張完了時における厚さ寸法w1は、エアバッグ45
が展開膨張を完了させた際に、図10に示すように、イ
ンパネ12との間に隙間なく展開膨張され、かつ、運転
者Dの膝KL・KRを、効果的に保護可能な寸法に設定
されている。
【0038】また、薄肉部49の部位に配置されること
となるテザー57・58・59は、コラムカバー下面1
0aの上下方向の中央部10cが、湾曲して最も後下方
に突出していることから、薄肉部49におけるその部位
に対応する部位の肉厚を薄くできるように、上下方向の
中央付近のテザー58・58が、最も、壁部54・55
間の距離L1を短くするように、設定されている。ま
た、インフレーター37側に配置されるテザー59は、
上端46a側に配置されるテザー57の部位における壁
部54・55間の距離L3よりも、壁部54・55間の
距離L2を僅かに大きくするように設定されている。テ
ザー59の部位における壁部54・55間の距離L2を
大きくする理由は、インフレーター37から吐出される
膨張用ガスにより、テザー59、及び、テザー59近傍
に配置されることとなる乗員側壁部54・車体側壁部5
5の部位に不要なダメージを与えないためである。
【0039】各テザー57・58・59は、それぞれ、
2枚の布材から構成されて、各布材を、乗員側壁部54
と車体側壁部50とに縫合し、対応しあう布材の端部相
互を縫合して、形成されている。
【0040】次に、このエアバッグ装置Sの組み立てに
ついて説明する。まず、エアバッグ素材を折り返し、乗
員側壁部54や車体側壁部55の周縁相互やテザー57
・58・59を縫合して、エアバッグ45を製造する。
このとき、未縫合部位45b(図5参照)を残して、そ
の部位45bからインフレーター37を収納し、各ボル
ト39fを挿通孔55aから突出させ、インフレーター
本体38の元部側を挿通孔55bから突出させて、エア
バッグ45の未縫合部位45bを縫合して、エアバッグ
45を製造する。
【0041】次に、エアバッグ45を折り畳む。このエ
アバッグ45の折り畳み工程は、図9のAに示すよう
に、まず、乗員側壁部54と車体側壁部55とを重ねて
平らに展開した状態から、本体部46における左右の両
縁46b・46cを、乗員側壁部54の側に折り畳む。
次いで、図9のB・Cに示すように、本体部46の上端
46a側を車体側壁部55の側に巻いてロール折りし、
ロール折りされたエアバッグ61の左右両縁61a・6
1bを、図9のDに示すように、開口15aからケース
15内に収納可能な幅寸法となるように、乗員側壁部5
4側に折り返せば、エアバッグ45の折り畳み作業を完
了させることができる。
【0042】そして、エアバッグ45の折り畳み後に
は、折り崩れ防止用の破断可能な図示しないラッピング
フィルムにより、エアバッグ45をくるむ。なお、挿通
孔55a・55bから突出したインフレーター37のボ
ルト39fや本体38の端部は、ラッピングフィルムか
ら突出させておく。
【0043】次いで、インフレーター37の各ボルト3
9fを挿通孔18aから突出させるとともに、インフレ
ーター本体38の端部を挿通孔16eから突出させるよ
うにして、インフレーター37を、折り畳まれたエアバ
ッグ45とともに、ケース15内に収納させ、各ボルト
39fにナット40を締結すれば、インフレーター37
とエアバッグ45とを、ケース15に収納させるととも
に、ケース15に取り付けることができる。
【0044】その後、ケース15の図示しないブラケッ
トを、既にアッパパネル12aやロアパネル12bを取
り付けた車両のインパネリインフォースメントに取り付
け、リード線42を結線させたコネクタ41をインフレ
ーター37の本体38に接続する。次いで、エアバッグ
カバー22を車両前方側に押し込んで、各取付脚部25
をロアパネル12bの係止穴12eに挿入係止させると
ともに、上側壁部27及び下側壁部28の各係止孔27
a・28aに、ケース15のフック17を係止させて、
エアバッグカバー22をケース15に連結させれば、エ
アバッグ装置Sを車両に搭載することができる。
【0045】エアバッグ装置Sの車両への搭載後、リー
ド線42を経て、インフレーター37の本体38に作動
信号が入力されれば、インフレーター37のガス吐出口
38cから膨張用ガスが吐出され、膨張用ガスが、ディ
フューザー39のガス流出口39dを経て、エアバッグ
45の本体部46内に流入することとなる。そして、エ
アバッグ45は、膨張して図示しないラッピングフィル
ムを破断するとともに、エアバッグカバー22の扉部3
4を押し、破断予定部31を破断させて、ヒンジ部32
を回転中心として扉部34を下開きで開かせることとな
り、図1・4の二点鎖線で示すように、コラムカバー下
面10aに沿うように、上方へ向かって大きく展開膨張
することとなる。
【0046】そして、実施形態のエアバッグ装置Sで
は、エアバッグ45が展開膨張を完了させれば、ステア
リングコラム5におけるコラムカバー10の下面10a
側に、薄肉部49を配設させ、コラムカバー10の左右
両側に、コラムカバー10の下面10a側に配置される
薄肉部49より厚さを厚くした厚肉部48・48を配設
させることとなる。すなわち、運転者D側に接近するよ
うに車両の後方側へ突出しているコラムカバー10の左
右両側が、コラムカバー10の下面10aより、車両前
方側に凹んでいても、その凹みを塞ぐように、エアバッ
グ45の厚肉部48・48が配設されて、図10に示す
ように、エアバッグ45とコラムカバー10の左右両側
におけるインパネ12との間に、スペースが無くなる。
【0047】そのため、展開膨張を完了させたエアバッ
グ45の車両前方側には、コラムカバー10の下面10
aやその左右両側のインパネ12との間に、隙間が無く
なり、運転者Dの膝KL・KRがエアバッグ45と干渉
しても、エアバッグ45の車両前方側の面が、コラムカ
バー10下面10aやその左右両側のインパネ12に支
持されて、エアバッグ45が、的確に、膝KL・KRに
対してクッション作用を与えることとなる。
【0048】また、展開膨張を完了させたエアバッグ4
5は、コラムカバー10の左右両側の部位に膨張するこ
ととなる厚肉部48・48により、車両左右方向の移動
が防止されることとなる。
【0049】したがって、実施形態の膝保護用エアバッ
グ装置Sでは、展開膨張を完了させたエアバッグ45
が、運転者Dの膝KL・KRに対して、的確にクッショ
ン作用を与えて、運転者Dの膝KL・KRを保護するこ
とができる。
【0050】また、運転者D側に接近するように車両の
後方側へ突出しているコラムカバー10の下面10a側
に配設されるエアバッグ45の部位46dが、薄肉とし
ているため、運転者Dの膝Kがコラムカバー10の下面
10aに接近していても、エアバッグ45は、運転者D
の膝Kとコラムカバー10の下面10aとの間の狭い空
間に、容易に侵入し、円滑に、展開膨張を完了させるこ
とが、可能となる。
【0051】また、実施形態のエアバッグ装置Sでは、
エアバッグ45における薄肉部49の厚さ寸法を、本体
部46内にテザー57・58・59を配置させることで
規制していることから、エアバッグ45は、テザー57
・58・59により、薄肉部49の厚さ寸法を、確実か
つ容易に、薄く設定できる。勿論、この点を考慮しなけ
れば、例えば、薄肉部の部位の肉厚を薄くするように、
エアバッグを立体的に形成してもよい。
【0052】さらにまた、実施形態のエアバッグ装置S
では、テザー57・58・59をエアバッグ45におけ
る薄肉部49となる中央部46dだけに配設させている
構成である。すなわち、実施形態のエアバッグ装置Sで
は、エアバッグ45の厚肉部48・48は、内部にテザ
ーを配設させていない構成である。そのため、厚肉部4
8を構成するエアバッグ45の乗員側壁部54及び車体
側壁部55が拘束されない自由膨張状態となって、膝K
と干渉した際のクッション効果を、向上させることがで
きる。勿論、この点を考慮しなければ、エアバッグにお
ける厚肉部を構成する部位内に、運転者の膝を保護可能
な厚さ寸法を確保可能なように、厚さ寸法を規制するテ
ザー等を配置させる構成としてもよい。
【0053】さらに、実施形態のエアバッグ装置Sで
は、エアバッグ本体46における展開膨張完了時の上端
46aにおける中央に、下方へ凹む凹部47を備える構
成であることから、展開膨張を完了させたエアバッグ4
5の上端46a側の中央付近が、凹部47によって、上
下方向に沿った断面の膜長50を短くすることとなる
(図6参照)。そのため、コラムカバー10の下面10
a側に配設される薄肉部49が、上端46a側でも、そ
の厚さを薄く維持できることとなる。また、上端46a
側の凹部47によって、エアバッグ45は、容積を小さ
くできて、エアバッグ45の膨張開始から膨張完了まで
の時間を短縮させることができる。勿論、この点を考慮
しなければ、エアバッグとして、上端側に凹部を備えな
い構成のものを使用してもよい。
【0054】また、エアバッグ64として、図11〜1
4に示す構成のものを使用してもよい。このエアバッグ
64は、前述のエアバッグ45と同様に、取付部70と
本体部65とを備えて構成されており、本体部65の上
端65a中央に、凹部66を備える構成である。そし
て、本体部65は、前述のエアバッグ45における本体
部46と同様に、本体部65における左右両縁65b・
65c付近の上部側部位に、厚肉部67・67を備え、
本体部65の中央部65dに、薄肉部68を備えてい
る。
【0055】本体部65における薄肉部68の領域内に
は、薄肉部68の厚さ寸法を規制するテザー75・76
が、乗員側壁部72と車体側壁部73とに縫着されて、
配設されている。このテザー75・76は、上下二段に
配設されて、左右方向に沿う帯状とされている。すなわ
ち、実施形態のエアバッグ64においても、コラムカバ
ー10の下面10a側に位置することとなる本体部65
の中央部65dの厚さを、テザー75・76を配設させ
ることにより薄くして、薄肉部68とするとともに、コ
ラムカバー10から左右に外れることとなる中央部65
dの左右両側の部位65e・65fの厚さを厚くさせ
て、厚肉部67・67としている。そのため、薄肉部6
8と、薄肉部68の左右両側に配置される厚肉部67・
67と、により、本体部65は、コラムカバー10の下
面10a、若しくは、インパネ12との間に隙間なく展
開膨張されることとなる。また、実施形態のエアバッグ
64では、前述のエアバッグ45よりテザー75・76
の配置数を少なくしていることから、厚肉部67の膨張
完了時における厚さ寸法w2は、前述のエアバッグ45
における厚肉部48の厚さ寸法w1より、若干厚く設定
されることとなる。
【0056】インフレーター37側に配置されるテザー
76は、壁部72・73間の距離L4を、前述のエアバ
ッグ45におけるテザー59配設部位の壁部54・55
間の距離L2と、略同一となるように、設定されてい
る。そして、上端65a側に配置されるテザー75は、
壁部72・73間の距離L5を、テザー76配設部位の
壁部72・73間の距離L4より、大きくなるように、
設定されている。すなわち、実施形態のエアバッグ64
では、薄肉部68の厚さ寸法が、前述のエアバッグ45
における薄肉部49の厚さ寸法より大きくなるように、
テザー75・76を配置させている構成である。しか
し、実施形態のエアバッグ64では、テザー75・76
の配置数を少なくして、かつ、テザー75・76間の距
離を大きくしていることから、コラムカバー下面10a
が湾曲していても、その湾曲形状を、膨張を完了させた
薄肉部68の部位に配置される車体側壁部73で受ける
ことができ、エアバッグ64を、コラムカバー10の下
面10aやその左右両側のインパネ12との間に、隙間
なく膨張し、かつ、乗員側壁部72を略面一にさせるよ
うに、展開膨張させることができる。また、実施形態の
エアバッグ64では、厚肉部67・67を、一層厚く膨
張させることができることから、運転者の膝に与えるク
ッション作用が大きくなり、一層、運転者の膝を的確に
保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグ
装置の使用状態を示す車両前後方向の概略断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグ
装置の車両前後方向の概略拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III部位の断面図である。
【図4】同実施形態の膝保護用エアバッグ装置の使用状
態を示す車両後方側から見た概略正面図である。
【図5】同実施形態で使用するエアバッグの正面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI部位の概略拡大断面図である。
【図7】図5のVII−VII部位の概略拡大断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII部位の概略拡大断面図であ
る。
【図9】同実施形態のエアバッグの折り畳みを示す概略
図である。
【図10】同実施形態の膝保護用エアバッグ装置におけ
るエアバッグの膨張完了状態を示す概略断面図である。
【図11】他の実施形態で使用するエアバッグの正面図
である。
【図12】図11のXII−XII部位の概略拡大断面図であ
る。
【図13】図11のXIII−XIII部位の概略拡大断面図で
ある。
【図14】図11のXIV−XIV部位の概略拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
5…ステアリングコラム、 10…コラムカバー、 10a…下面、 12…インパネ、 45…エアバッグ、 46…本体部、 46a…上端、 47…凹部、 48…厚肉部、 49…薄肉部、 57・58・59…テザー、 64…エアバッグ、 65…本体部、 65a…上端、 66…凹部、 67…厚肉部、 68…薄肉部、 75・76…テザー、 D…運転者、 K(KL・KR)…膝、 S…膝保護用エアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 享 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 鈴木 憲優 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 梶山 聡彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 脇神 正夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 深渡瀬 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA08 AA13 BB02 BB03 BB04 DD04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の膝の前方側におけるステアリン
    グコラムの下部に折り畳まれて収納されたエアバッグ
    が、膨張用ガスを流入させて、収納部位から車両後方側
    へ突出するとともに上方へ展開膨張し、前記ステアリン
    グコラムの下面側と前記ステアリングコラムの左右両側
    とを覆って、運転者の膝を保護可能な膝保護用エアバッ
    グ装置であって、 展開膨張完了時の前記エアバッグが、 前記ステアリングコラムの左右両側の位置に、それぞ
    れ、厚さを厚くする厚肉部を配設させ、前記ステアリン
    グコラムの下面側の位置に、厚さを薄くする薄肉部を配
    設させるように、 構成されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグの薄肉部に、前記エアバ
    ッグの厚さ寸法を規制するテザーが、配設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の膝保護用エアバッグ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記テザーが、前記厚肉部の厚さを厚く
    できるように、前記エアバッグの薄肉部だけに、配設さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の膝保護用エ
    アバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記エアバッグが、展開膨張完了時の上
    端中央に、下方へ凹む凹部を備えて構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    膝保護用エアバッグ装置。
JP2002005174A 2002-01-11 2002-01-11 膝保護用エアバッグ装置 Pending JP2003205816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005174A JP2003205816A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 膝保護用エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005174A JP2003205816A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 膝保護用エアバッグ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003205816A true JP2003205816A (ja) 2003-07-22

Family

ID=27644290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005174A Pending JP2003205816A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 膝保護用エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003205816A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178607A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Takata Corp ニーバッグ及び乗員脚部保護装置
GB2410925A (en) * 2004-02-16 2005-08-17 Autoliv Dev Air bag with central tethers
US7055851B2 (en) 2001-11-22 2006-06-06 Toyoda Gosei Co., Ltd. Knee protecting airbag device
US7232149B2 (en) 2003-09-24 2007-06-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Knee protection airbag apparatus
US7377541B2 (en) 2004-01-14 2008-05-27 Takata Corporation Leg-protection device for vehicle occupant
JP2008126974A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Toyota Motor Corp コラム付けニーエアバッグ装置
JP2009083617A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nippon Plast Co Ltd ニーエアバッグ装置
US7578517B2 (en) 2006-11-02 2009-08-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Knee airbag device
JP2009214808A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Toyota Motor Corp コラム付けニーエアバッグ装置
WO2010050009A1 (ja) * 2008-10-29 2010-05-06 トヨタ自動車株式会社 助手席用ニーエアバッグ装置
CN106515652A (zh) * 2015-09-11 2017-03-22 福特全球技术公司 一种包括转向柱下方的压低的区域的安全气囊总成
US10525924B2 (en) 2015-10-28 2020-01-07 Joyson Safety Systems Japan K.K. Occupant leg restraint device
WO2023215134A1 (en) * 2022-05-03 2023-11-09 Autoliv Asp, Inc Knee airbag cushion

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7055851B2 (en) 2001-11-22 2006-06-06 Toyoda Gosei Co., Ltd. Knee protecting airbag device
US7232149B2 (en) 2003-09-24 2007-06-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Knee protection airbag apparatus
JP2005178607A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Takata Corp ニーバッグ及び乗員脚部保護装置
US7377541B2 (en) 2004-01-14 2008-05-27 Takata Corporation Leg-protection device for vehicle occupant
GB2410925A (en) * 2004-02-16 2005-08-17 Autoliv Dev Air bag with central tethers
US7578517B2 (en) 2006-11-02 2009-08-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Knee airbag device
DE102007047855B4 (de) * 2006-11-24 2010-11-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Knieairbagvorrichtung
JP2008126974A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Toyota Motor Corp コラム付けニーエアバッグ装置
US7661700B2 (en) 2006-11-24 2010-02-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Knee airbag device
JP2009083617A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nippon Plast Co Ltd ニーエアバッグ装置
JP2009214808A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Toyota Motor Corp コラム付けニーエアバッグ装置
WO2010050009A1 (ja) * 2008-10-29 2010-05-06 トヨタ自動車株式会社 助手席用ニーエアバッグ装置
US8267427B2 (en) 2008-10-29 2012-09-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Knee airbag device for front passenger seat
CN106515652A (zh) * 2015-09-11 2017-03-22 福特全球技术公司 一种包括转向柱下方的压低的区域的安全气囊总成
CN106515652B (zh) * 2015-09-11 2021-10-01 福特全球技术公司 一种包括转向柱下方的压低的区域的安全气囊总成
US10525924B2 (en) 2015-10-28 2020-01-07 Joyson Safety Systems Japan K.K. Occupant leg restraint device
WO2023215134A1 (en) * 2022-05-03 2023-11-09 Autoliv Asp, Inc Knee airbag cushion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3743360B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置のエアバッグの収納方法
US9376083B2 (en) Far-side airbag apparatus
JP4606467B2 (ja) 車両乗員の膝領域を保護するためのガスサック
US7900958B2 (en) Airbag apparatus for a front passenger's seat
JPH03281460A (ja) 自動車のエアバッグ装置
JP2007203937A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP4569310B2 (ja) 車両用ニーエアバッグ装置
JP2017065398A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP2013006489A (ja) エアバッグ装置
JP2003205816A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP6519275B2 (ja) エアバッグ及び歩行者用エアバッグ装置
JP3772742B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP3807303B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP2015039928A (ja) エアバッグ
JP2005193887A (ja) 側部エアーバッグ及び該エアーバッグを折り畳む方法
JP2000006750A (ja) 前後席用頭部保護エアバッグ装置
JP3868226B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP2002337642A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP2004210047A (ja) エアバッグ装置
JP2001328505A (ja) エアバッグ装置
JP2003267178A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP2003226215A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP2007176211A (ja) エアバッグ及び該エアバッグを備えたエアバッグ装置
JP2002249016A (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP3366051B2 (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070320