JP2003040037A - 自動車用バックミラーの補助ミラー - Google Patents
自動車用バックミラーの補助ミラーInfo
- Publication number
- JP2003040037A JP2003040037A JP2001234013A JP2001234013A JP2003040037A JP 2003040037 A JP2003040037 A JP 2003040037A JP 2001234013 A JP2001234013 A JP 2001234013A JP 2001234013 A JP2001234013 A JP 2001234013A JP 2003040037 A JP2003040037 A JP 2003040037A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- rearview mirror
- auxiliary
- car
- mirror body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用バックミラーの補助ミラーに関する
もので、横幅の狭い壁付き車庫や駐車場又は対向車がい
る道幅がきわめて狭い道路において、車庫入れや対向車
とのすれ違いの際にバックミラーを畳まなければ接触し
てしまうような場所にあって、バックミラーを畳んでも
後方は勿論のこと、側方を見通すことができるにように
した。 【構成】 折り畳み式バックミラー本体(1)の上面部(2)
の長手に沿って凹み部(3)を形成し、当該凹溝部内に補
助ミラー体(4)のドアー側の端部を起倒できるようにし
たことを特徴とする自動車用バックミラーの補助ミラー
の構造。
もので、横幅の狭い壁付き車庫や駐車場又は対向車がい
る道幅がきわめて狭い道路において、車庫入れや対向車
とのすれ違いの際にバックミラーを畳まなければ接触し
てしまうような場所にあって、バックミラーを畳んでも
後方は勿論のこと、側方を見通すことができるにように
した。 【構成】 折り畳み式バックミラー本体(1)の上面部(2)
の長手に沿って凹み部(3)を形成し、当該凹溝部内に補
助ミラー体(4)のドアー側の端部を起倒できるようにし
たことを特徴とする自動車用バックミラーの補助ミラー
の構造。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用バックミ
ラーの補助ミラーに関するもので、横幅の狭い壁付き車
庫や駐車場又は道幅が狭く対向車等とのすれ違いが難し
い道路において、バックミラーを畳まなければ接触して
しまうような場所にあって、そのバックミラーを畳んで
も運転席から後方及び側方を見通すことができるによう
にしたこと目的とする。 【０００２】 【従来の技術】最近の乗用車にあっては、ボンネット部
横幅内に設けられたバックミラーに代わって、ドアーに
バックミラーを電動式で折り畳みできるように設けられ
た構造のものが普及している。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところが、ドアーに取
り付けた折り畳み式のバックミラーは、両側壁を有する
屋根付きの車庫や単なる屋根付きや青空の駐車場の駐車
スペースへバックして車庫入れする際においては、横幅
が狭くて側壁や隣りに駐車している自動車との接触を避
けるために、また道幅の狭い住宅地や、人ごみの多い商
店街を通行するときに、当該バックミラーを折り畳まな
ければならない場合がある。 【０００４】しかしながら、車庫入れや、駐車スペース
に格納するために、又は狭い道幅での対向車や人、自転
車等とすれ違うためにバックミラーを最初から若しくは
途中から折り畳んでしまうと、その後は側方や後方を眼
で確認することができないため、安全確実に車庫入れや
すれ違いを終了させることは難しい。 【０００５】そこで、従来にあっても上記の課題を解決
するために、折り畳んだときに後方が見えるドアーミラ
ーの発明が公開されている（例えば、特開2000−10878
6）。その構造は、ドアーミラーの外側面に鏡材を装着
してある。 【０００６】しかしながら、上記の公開発明にあって
は、鏡面が常時剥き出しになっているため、汚れ易く且
つ傷ついたりし易い。また、不使用時にあっては運転席
から見て鏡面が横方向に向いているため、走行中に太陽
光の反射を受けて思わぬ事故を誘引しかねない。 【０００７】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、従来の
課題を解決し、且つ本発明の目的を解決するために提供
するものである。 【０００８】本発明は、自動車用バックミラーの補助ミ
ラーにおいて、折り畳み式バックミラー本体の上面部の
長手に沿って凹み部を形成し、当該凹み部内に補助ミラ
ー体のドアー側の端部を起倒できるようにしたものであ
る。 【０００９】 【発明の実施形態】横幅の狭い車庫入れや道幅が狭い道
路において対向車とのすれ違い場所にあたっては、開い
ているバックミラー本体を折り畳む。この場合、予めミ
ラー本体の上面において、凹み部内に収納している補助
ミラー体を公知の電動起倒機構を利用して略垂直に起立
させておくこともできる。このときの補助ミラー体の鏡
面は主たるバックミラー本体の鏡面に対して90度外向き
になっている。 【００１０】そして、次に主たるバックミラー本体を公
知の電動折畳み機構によって90度折り畳むと、鏡面がド
アー外面と平行になって運転席からは当該バックミラー
本体の鏡面を通して見通すことはできないが、代わりに
補助ミラー体を公知の電動起倒機構を利用して略垂直に
起立させる。これによって、補助ミラー体はバックミラ
ー本体に対して90度内向きになるので、運転席から後方
と側方とを見通すことができる。 【００１１】 【実施例】次に図面に基づいて説明する。１は主たるバ
ックミラー本体、２はバックミラー本体の上面部、３は
その本体上面部にあって、長手に沿って補助ミラー体の
外形が収納できる形状と深さに形成した凹み部、４はそ
の凹溝部内において、起倒できるように設けた補助ミラ
ー体である。５は前記の凹み部内において、バックミラ
ー本体１を折り畳んだときに後方が視認、すなわち見通
すことができるように補助ミラー体４のドアー側の端部
を軸等で結合する結合部である。なお、補助ミラー体４
の鏡面４１′を大きくするためにバックミラー体の外形
と合わせて外側に少し膨らみをもたせた弧状体４′を成
形し、且つその外形にあわせた凹み部３′形成すると、
補助ミラー体の後面４１′を大きく成形することが好ま
しい。 【００１２】 【具体的な使用例】本発明に係る補助ミラーの使用法を
説明する。自動車本体１の両側のバックミラー本体１が
ドアー外面Ｄと略直角状態にあって、運転席から後方及
び両側方が視認できる使用状態になっている。 【００１３】そして、横幅の狭い車庫入れにあたって、
使用状態に開いているバックミラー本体１の上面部２に
おいて、凹み部３内に収納している補助ミラー体４を略
垂直に起立させておく。このときの補助ミラー体４の鏡
面４１は主たるバックミラー本体１の鏡面１１に対して
90度外向きの状態になっている。 【００１４】車庫入れに際して、主たるバックミラー本
体１を90度折り畳むと、鏡面１１がドアー外面Ｄと平行
になって運転席からは当該バックミラー本体の鏡面１１
を介して見通すことはできない。代わりに補助ミラー体
４が主たるバックミラー本体１になるので、運転席から
後方と側方を見通すことができる。 【００１５】 【発明の効果】本発明は上記構成であるから、車幅に対
して横幅がきわめて狭い車庫や駐車スペースでの車庫入
れが安全且つ確実である。 【００１６】また、すれ違いが難しい道幅の狭い道路に
おいて、対向車とのすれ違いをする場合において、バッ
クミラー本体を折り畳んでも補助ミラー体を起立させた
ことによって、横向き外方に出っ張ることがないのです
れ違いやバックを安全確実に行うことができる。 【００１７】さらに、補助ミラー体は不使用時にあって
は、鏡面を下向きしたことによって鏡面が保護されると
共に剥き出しにならないことにより、太陽光の反射を受
けることがなく、しかもバックミラー本体の外面から突
出することがなく目障りにならない。
ラーの補助ミラーに関するもので、横幅の狭い壁付き車
庫や駐車場又は道幅が狭く対向車等とのすれ違いが難し
い道路において、バックミラーを畳まなければ接触して
しまうような場所にあって、そのバックミラーを畳んで
も運転席から後方及び側方を見通すことができるによう
にしたこと目的とする。 【０００２】 【従来の技術】最近の乗用車にあっては、ボンネット部
横幅内に設けられたバックミラーに代わって、ドアーに
バックミラーを電動式で折り畳みできるように設けられ
た構造のものが普及している。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところが、ドアーに取
り付けた折り畳み式のバックミラーは、両側壁を有する
屋根付きの車庫や単なる屋根付きや青空の駐車場の駐車
スペースへバックして車庫入れする際においては、横幅
が狭くて側壁や隣りに駐車している自動車との接触を避
けるために、また道幅の狭い住宅地や、人ごみの多い商
店街を通行するときに、当該バックミラーを折り畳まな
ければならない場合がある。 【０００４】しかしながら、車庫入れや、駐車スペース
に格納するために、又は狭い道幅での対向車や人、自転
車等とすれ違うためにバックミラーを最初から若しくは
途中から折り畳んでしまうと、その後は側方や後方を眼
で確認することができないため、安全確実に車庫入れや
すれ違いを終了させることは難しい。 【０００５】そこで、従来にあっても上記の課題を解決
するために、折り畳んだときに後方が見えるドアーミラ
ーの発明が公開されている（例えば、特開2000−10878
6）。その構造は、ドアーミラーの外側面に鏡材を装着
してある。 【０００６】しかしながら、上記の公開発明にあって
は、鏡面が常時剥き出しになっているため、汚れ易く且
つ傷ついたりし易い。また、不使用時にあっては運転席
から見て鏡面が横方向に向いているため、走行中に太陽
光の反射を受けて思わぬ事故を誘引しかねない。 【０００７】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、従来の
課題を解決し、且つ本発明の目的を解決するために提供
するものである。 【０００８】本発明は、自動車用バックミラーの補助ミ
ラーにおいて、折り畳み式バックミラー本体の上面部の
長手に沿って凹み部を形成し、当該凹み部内に補助ミラ
ー体のドアー側の端部を起倒できるようにしたものであ
る。 【０００９】 【発明の実施形態】横幅の狭い車庫入れや道幅が狭い道
路において対向車とのすれ違い場所にあたっては、開い
ているバックミラー本体を折り畳む。この場合、予めミ
ラー本体の上面において、凹み部内に収納している補助
ミラー体を公知の電動起倒機構を利用して略垂直に起立
させておくこともできる。このときの補助ミラー体の鏡
面は主たるバックミラー本体の鏡面に対して90度外向き
になっている。 【００１０】そして、次に主たるバックミラー本体を公
知の電動折畳み機構によって90度折り畳むと、鏡面がド
アー外面と平行になって運転席からは当該バックミラー
本体の鏡面を通して見通すことはできないが、代わりに
補助ミラー体を公知の電動起倒機構を利用して略垂直に
起立させる。これによって、補助ミラー体はバックミラ
ー本体に対して90度内向きになるので、運転席から後方
と側方とを見通すことができる。 【００１１】 【実施例】次に図面に基づいて説明する。１は主たるバ
ックミラー本体、２はバックミラー本体の上面部、３は
その本体上面部にあって、長手に沿って補助ミラー体の
外形が収納できる形状と深さに形成した凹み部、４はそ
の凹溝部内において、起倒できるように設けた補助ミラ
ー体である。５は前記の凹み部内において、バックミラ
ー本体１を折り畳んだときに後方が視認、すなわち見通
すことができるように補助ミラー体４のドアー側の端部
を軸等で結合する結合部である。なお、補助ミラー体４
の鏡面４１′を大きくするためにバックミラー体の外形
と合わせて外側に少し膨らみをもたせた弧状体４′を成
形し、且つその外形にあわせた凹み部３′形成すると、
補助ミラー体の後面４１′を大きく成形することが好ま
しい。 【００１２】 【具体的な使用例】本発明に係る補助ミラーの使用法を
説明する。自動車本体１の両側のバックミラー本体１が
ドアー外面Ｄと略直角状態にあって、運転席から後方及
び両側方が視認できる使用状態になっている。 【００１３】そして、横幅の狭い車庫入れにあたって、
使用状態に開いているバックミラー本体１の上面部２に
おいて、凹み部３内に収納している補助ミラー体４を略
垂直に起立させておく。このときの補助ミラー体４の鏡
面４１は主たるバックミラー本体１の鏡面１１に対して
90度外向きの状態になっている。 【００１４】車庫入れに際して、主たるバックミラー本
体１を90度折り畳むと、鏡面１１がドアー外面Ｄと平行
になって運転席からは当該バックミラー本体の鏡面１１
を介して見通すことはできない。代わりに補助ミラー体
４が主たるバックミラー本体１になるので、運転席から
後方と側方を見通すことができる。 【００１５】 【発明の効果】本発明は上記構成であるから、車幅に対
して横幅がきわめて狭い車庫や駐車スペースでの車庫入
れが安全且つ確実である。 【００１６】また、すれ違いが難しい道幅の狭い道路に
おいて、対向車とのすれ違いをする場合において、バッ
クミラー本体を折り畳んでも補助ミラー体を起立させた
ことによって、横向き外方に出っ張ることがないのです
れ違いやバックを安全確実に行うことができる。 【００１７】さらに、補助ミラー体は不使用時にあって
は、鏡面を下向きしたことによって鏡面が保護されると
共に剥き出しにならないことにより、太陽光の反射を受
けることがなく、しかもバックミラー本体の外面から突
出することがなく目障りにならない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る自動車用バックミラーの補助ミラ
ーの正面図である。 【図２】平面図である。 【図３】補助ミラー体の使用時の正面図である。 【図４】図３の平面図である。 【符号の説明】 １……バックミラー本体 ２……上面部 ３……凹み部 ４……補助ミラー体 ５……軸結合部
ーの正面図である。 【図２】平面図である。 【図３】補助ミラー体の使用時の正面図である。 【図４】図３の平面図である。 【符号の説明】 １……バックミラー本体 ２……上面部 ３……凹み部 ４……補助ミラー体 ５……軸結合部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 折り畳み式バックミラー本体(1)の上面
部(2)の長手に沿って凹み部(3)を形成し、当該凹溝部内
に補助ミラー体(4)のドアー側の端部を起倒できるよう
にしたことを特徴とする自動車用バックミラーの補助ミ
ラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001234013A JP2003040037A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 自動車用バックミラーの補助ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001234013A JP2003040037A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 自動車用バックミラーの補助ミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003040037A true JP2003040037A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19065703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001234013A Pending JP2003040037A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 自動車用バックミラーの補助ミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003040037A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6984048B2 (en) * | 2002-11-01 | 2006-01-10 | Atras Auto Co., Ltd. | Door mirror |
| CN102555916A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-11 | 张家港市九鼎机械有限公司 | 一种汽车倒车镜 |
| CN108394347A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-14 | 江苏蔚金汽车零部件有限公司 | 一种多功能汽车倒车镜 |
-
2001
- 2001-08-01 JP JP2001234013A patent/JP2003040037A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6984048B2 (en) * | 2002-11-01 | 2006-01-10 | Atras Auto Co., Ltd. | Door mirror |
| CN102555916A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-11 | 张家港市九鼎机械有限公司 | 一种汽车倒车镜 |
| CN108394347A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-14 | 江苏蔚金汽车零部件有限公司 | 一种多功能汽车倒车镜 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060904 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061030 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061102 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070201 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070604 |