JP2005067517A - 自動車用ルームミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車の走行中、運転者が前方注視の視野範囲から目を離すことなく、左右両側、左右斜め後方、左右後部車輪の近周辺を後方視界と同時に確認することにより、車外状況を一瞬にして判断することができ、かつ必要に応じて寸法をコンパクトにすることのできる、自動車用ルームミラーを提供すること。
【解決手段】 走行中の死角を解消し得る自動車用ルームミラーが開示されている。本発明の自動車用ルームミラーにおいては、2つのサブミラー部(20、30)が両面にそれぞれ鏡部材(4、4’、6、6’)を有し、そして該2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、該2つのサブミラー部における一方の面の鏡部材(4,6)が該メインミラー部の鏡部材(2)と接触可能でありかつ該メインミラーの鏡部材(2)の全体を覆うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車用ルームミラーに関し、より詳細には、自動車室内に取付けることにより、運転者の後方視界の確認を容易にするとともに、後方視界の角度を任意に調整することのできる、ルームミラーに関する。
自動車を安全に走行させるためには、前方視界および側方視界とともに、後方視界をも充分確保することが好ましい。特に、セダン車、ワゴン車およびRV車のような乗用車においては、衝突または横転時における搭乗者の安全性を高めるため、Bピラー、Cピラーなどの各種ピラーが幅太に設けられる傾向がある。その結果、このような乗用車では、室内から見た後方視界に、ピラーの幅に応じた死角が発生し、後方の視野角に制約を与えることがある。
他方、自動車の運転者には、走行時の主要行為として目視による確認が義務付けられている。この目視確認は、走行中の進路変更および交差点での右左折時に行うべき運転技術の基本動作である。
しかし、このような走行中の目視確認は、特に、高速道路または混雑する一般道路において前方への注意をそらす恐れがある。この点でこの目視確認には注意が必要であり、より安全に目視確認することのできる手段が所望されている。
従来、このような目視確認に伴う問題を低減するために、自動車用ルームミラーが設けられている。自動車用ルームミラーは、目視確認を行う際の補助的手段として利用され、走行時の安全性を向上させる役割を果たす。しかし、従来の自動車用ルームミラーにおいても、当該ミラーを通じて見ることのできる後方視界は、依然広いとは言えず、死角が存在する。
このような自動車用ルームミラーによる後方視界の視野角を広げるため、自動車用ルームミラーには、種々の工夫が提案されている。
例えば、当該ルームミラー自体の横幅を延長することにより、ミラーに投影される範囲を拡大するものが挙げられる。しかし、このような横幅が延長された自動車用ルームミラーは、後方の視野角が多少拡大される一方、その据付において、フロントガラスの多くを覆うため前方視界を制限する恐れがある。
他の例としては、当該ルームミラーに凸面ミラーを使用し、前方視界をできるだけ確保したまま、限られたミラーの範囲において極力多くの後方視界を得るものが挙げられる。しかし、このような凸面ミラーは、像が部分的に縮小されるため、距離感を捉え難く、自動車用ルームミラーとしての使用においては、相応の習熟度が要求される。
上記のような問題に対し、前方注視の視野範囲から目を離すことなく、左右両側、左右斜め後方、左右後部車輪の近周辺を後方視界と同時に確認することにより、車外状況を一瞬にして判断することのできる死角解消ミラーが提案されている(特許文献1および特許文献2)。
上記死角解消ミラーは、例えば、正面のルームミラー本体の両側に、左側面サブミラーおよび右側面サブミラーがそれぞれ接続部を介して取付けられていることにより構成される。このような死角解消ミラーは、各接続部を介して、左側面サブミラーおよび右部側面ミラーのそれぞれを運転者によって所望の角度に可変することができ、走行中の安全性を高める点で有用である。しかし、上記死角解消ミラーは、両側のサブミラーを設けた分、フロントガラスを覆う割合が増え、前方視界を常に制限するという問題が残る。特に、高速道路などの車線を車線変更することなく連続走行するような場合、前方視界の制限は必ずしも安全とは言えず、この点で改良が所望されている。
上記死角解消ミラーはまた、近年の自動車に対する搭乗者の趣向の変化に合わせて、異なる用途に使用されることも提案されている。例えば、駐車場などで自動車を停止させた際、当該ミラーを、女性が化粧を行うための三面鏡として使用するような用途である。このような場合においても、当該死角解消ミラーは、サブミラーの角度を自由に変更することができる点で有用であると考えられる。しかし、上記死角解消ミラーは嵩高いため、自動車室内を狭く感じさせる恐れがある。この点で搭乗者の趣向に必ずしも合致するものともいえない。
特開平5−246280号公報 特開平9−164878号公報
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、自動車の走行中、運転者が前方注視の視野範囲から目を離すことなく、左右両側、左右斜め後方、左右後部車輪の近周辺を後方視界と同時に確認することにより、車外状況を一瞬にして判断することができ、かつ必要に応じて寸法をコンパクトにすることのできる、自動車用ルームミラーを提供することにある。
本発明は、一方の面に鏡部材(2)を有するメインミラー部(10)と該メインミラー部の両端にそれぞれ連結手段を介して開閉可能に連結されている2つのサブミラー部(20、30)とを有する自動車用ルームミラーであって、該2つのサブミラー部(20、30)が両面にそれぞれ鏡部材(4、4’、6、6’)を有し、そして該2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、該2つのサブミラー部における一方の面の鏡部材(4,6)が該メインミラー部の鏡部材(2)と接触可能でありかつ該メインミラーの鏡部材(2)の全体を覆い得る、自動車用ルームミラーである。
好ましい実施態様においては、上記連結手段は、上記メインミラー部(10)の両端部および上記2つのサブミラー部(20、30)の一方の端部にそれぞれ設けられた、軸方向に中空部を有する円筒部材であり、そして該メインミラー部(10)の一方の円筒部材における中空部および該サブミラー部(20)の円筒部材における中空部に、一本のシャフト(12’)が挿入されており、かつ該メインミラー部(10)の他方の円筒部材における該中空部および該サブミラー部(30)の円筒部材における該中空部に、一本のシャフト(12)が挿入されている。
好ましい実施態様においては、上記2つのサブミラー部(20、30)に設けられた他方の鏡部材(4’、6’)は、該2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、同一平面を構成し得るように配置されている。
好ましい実施態様では、上記メインミラー部(10)は、上記2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、該サブミラー部(20、30)の端部に係止可能な、弾性フック(60)を有する。
本発明によれば、メインミラー部の両端にそれぞれ連結手段を介して取付けられたサブミラー部が、当該連結手段を軸として任意の角度で移動させることができる。これにより、運転者の身長、体格などに依存することなく、走行中の自動車の左右両側、左右斜め後方、左右後部車輪の近周辺および後方の視界をほぼ同時に確認することができる。また、この確認の際、運転者が前方注視を妨げる可能性も低減される。さらに、本発明によれば、当該サブミラー部を折り畳むことにより、コンパクトな状態に保つことができる。これにより、高速道路などの直線車線を車線変更することなく連続走行するような場合においては、より広い前方視界を確保し得るとともに、室内の圧迫感をも低減させ得る。
以下、本発明を図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の自動車用ルームミラーの一例を説明するための当該ルームミラーの分解斜視図である。
図1に示されるように、本発明の自動車用ルームミラー100は、メインミラー部10と、該メインミラー部10の両端にそれぞれ連結手段を介して連結された2つのサブミラー部20、30とを有する。
本発明に用いられるメインミラー部10においては、例えば、肉薄の直方体でなるメイン基材3の一つの面(一方の面)上に鏡部材2が設けられている。また、メイン基材3を構成する面のうち、この鏡部材2が取付けられた面と対応する面(裏面)には、フロントガラスまたは自動車ルーフから延びる支持金具の先端に取付けられた支持ボール(図示せず)を収容するためのボール受けが設けられている。
メイン基材3は、通常、プラスチック、金属などの材料で構成されている。鏡部材2は、このメイン基材3の上に、金属蒸着されるか、または鏡用ガラス板を貼り付けることにより構成されている。鏡部材2はまた、メインミラー部10において、メイン基材3の所定の面全体をほぼ覆うように設けられていてもよく、あるいは当該所定の面に対し任意の縁取りがなされていてもよい。メインミラー部10の寸法は特に限定されず、当業者によって任意の寸法に設計可能である。なお、メインミラー部10は、従来の自動車用ルームミラーとほぼ同様の寸法に設計されていることが好ましい。
メインミラー部10にはまた、その両端に連結手段を構成するための円筒部材14、14’がそれぞれ設けられている。これら円筒部材14、14’は軸方向に沿って中空部を有する。中空部に設けられる中空は通常円柱状であり、その直径は後述するシャフトを収容し得る大きさに設定されている。メイン基材3に対し、円筒部材14、14’は、一体的に成形されていてもよく、あるいは一旦個別に成形された後、接着剤などを用いて貼着されていてもよい。円筒部材14、14’は耐摩耗性を有する材料で構成されていることが好ましい。なお、図1に示されるメインミラー部10は、その両端にそれぞれ1つの円筒部材が設けられているが、本発明はこれらの構成に限定されない。すなわち、メインミラー部10の両端に、複数の円筒部材が適切な間隔を空けて設けられていてもよい。
本発明に用いられる2つのサブミラー部20、30は、互いにほぼ対称な形状でなり、例えば、肉薄の直方体でなるサブ基材5、7のうち、対となる面(表面および裏面)上にそれぞれ鏡部材4、4’、6、6’が設けられている。ここで、サブミラー部20の鏡部材4およびサブミラー部30の鏡部材6を構成する鏡部分の形状および面積の合計は、上記メインミラー部10に設けられる鏡部材2を構成するものとほぼ同様であることが好ましい。さらに、サブミラー部20の鏡部材4’およびサブミラー部30の鏡部材6’を構成する鏡部分の形状および面積の合計もまた、上記メインミラー部10に設けられる鏡部材2を構成するものとほぼ同様であることが好ましい。
サブ基材5、7は、通常、プラスチック、金属などの材料で構成されている。鏡部材4、4’、6、6’は、サブ基材5、7の上に、金属蒸着されるか、または鏡用ガラス板を貼り付けることにより構成されている。鏡部材4、4’、6、6’はまた、それぞれサブミラー部20または30において、サブ基材5、7の所定の面全体をほぼ覆うように設けられていてもよく、あるいは当該所定の面に対し任意の縁取りがなされていてもよい。
サブミラー部20、30にはまた、それぞれ一方の端部に連結手段を構成するための円筒部材16、16’、18、18’がそれぞれ設けられている。これら円筒部材16、16’、18、18’は軸方向に沿って中空部を有する。中空部に設けられる中空は通常円柱状であり、その直径は後述するシャフトをそれぞれ収容し得る大きさに設定されている。サブ基材5、7に対し、円筒部材16、16’、18、18’は、一体的に成形されていてもよく、あるいは一旦個別に成形された後、接着剤などを用いて貼着されていてもよい。円筒部材16、16’、18、18’は耐摩耗性を有する材料で構成されていることが好ましい。なお、図1に示されるサブミラー部20、30は、それぞれの一方の端部に2つの円筒部材が設けられているが、本発明はこれらの構成に限定されない。すなわち、上記メインミラー部10の両端に設けられた円筒部材の間隔にあわせて、複数の円筒部材が設けられていてもよい。
本発明の自動車用ルームミラー100においては、メインミラー部10に設けられた円筒部材14およびサブミラー部30に設けられた円筒部材16、18のそれぞれの中空部に1本のシャフト12が挿入されていることにより、メインミラー部10とサブミラー部30とが、円筒部材14、16、18およびシャフト12で構成される連結部材を介して開閉可能に連結されている。同様に、メインミラー部10に設けられた円筒部材14’およびサブミラー部20に設けられた円筒部材16’、18’のそれぞれの中空部に1本のシャフト12’が挿入されていることにより、メインミラー部10とサブミラー部20とが円筒部材14’、16’、18’およびシャフト12’で構成される連結部材を介して開閉可能に連結されている。なお、本発明の自動車用ルームミラー100においては、シャフト12、12’の脱落を防止する目的で連結部材の上端および下端にネジ、キャップなどの固定部材22、22’、24、24’がそれぞれ設けられていてもよい。
本発明の自動車用ルームミラー100は、上記のような構成を有することにより、メインミラー部10とサブミラー部30との間の連結部材を軸として、メインミラー部10に対しサブミラー部30が円周方向に移動可能となる。同様に、メインミラー部10とサブミラー部20との間の連結部材を軸として、メインミラー部10に対しサブミラー部20が円周方向に移動可能となる。その結果、2つのサブミラー部20、30が、メインミラー部10の両側で開閉可能となる。
次に、本発明の自動車用ルームミラーにおけるサブミラー部20、30の開閉様式について説明する。
図2は、図1に示される本発明の自動車用ルームミラー100におけるサブミラー部20、30の開閉状態を説明するための模式上面図であって、(a)はサブミラー部20、30を完全に開いた状態を説明するための図であり、(b)は、サブミラー部20、30を任意の角度で開いた状態を説明するための図であり、そして(c)は、サブミラー部20、30を完全に閉じた状態を説明するための図である。
図2の(a)に示されるように、本発明の自動車用ルームミラー100は、サブミラー部20、30を完全に開くことにより、メインミラー部10のボール受け26を有する面と反対の面において、サブミラー部30の鏡部材6とメインミラー部10の鏡部材2とサブミラー20の鏡部材4とがほぼ同一平面上に配置される。特に、本発明に用いられるメインミラー部10が従来の自動車用ルームミラーとほぼ同様の大きさに設定されている場合、図3の(a)に示されるように、本発明の自動車用ルームミラー100は、2つのサブミラー部20、30を完全に開くことにより、ほぼ2倍の鏡面を得ることができる。
再び図2を参照すると、図2の(b)に示されるように、本発明の自動車用ルームミラー100は、サブミラー部20、30の各々の開放角度を自由に設定することができる。この状態において、運転者は、サブミラー部30の鏡部材6とメインミラー部10の鏡部材2とサブミラー20の鏡部材4とを用いて、後方視界等を把握することができる。特に、運転者は、走行中の外部環境に応じて、これらサブミラー部の角度を適宜自由に変更することができ、後方視界等の死角を解消することができる。
さらに、図2の(c)に示されるように、本発明の自動車用ルームミラー100は、2つのサブミラー部20、30を完全に閉じることもできる。この状態において、サブミラー部20の鏡部材4およびサブミラー部30の鏡部材6の鏡面は、メインミラー部10の鏡部材2の鏡面に接触しており、鏡部材4および6がメインミラー部10の鏡部材を完全に覆う。また、この状態においては、図3の(b)に示されるように、サブミラー部の鏡部材4’とサブミラー部の鏡部材6’がほぼ同一の平面でなる新たな鏡面を構成する。運転者は、この新たな鏡面を用いて後方視界等を確認することができると同時に、この鏡面によってフロントガラスが覆われる割合を低減し、前方視界をより広く開放することができる。
本発明の自動車用ルームミラーは、上記のようにサブミラー部の開放角度を任意に設定することができる。また、前方視界をより確保するために、サブミラー部を完全に閉じた状態で使用することもできる。
次に、本発明の自動車用ルームミラーの他の例について説明する。
図4は、本発明の自動車用ルームミラーの他の例を説明するため模式図であって、2つのサブミラー部が閉じられた状態にある当該ルームミラーの背面から見た図である。
図4に示されるように、本発明のルームミラー200は、破線で示される従来の自動車用ルームミラー300に取付けて使用することもできる。本発明のルームミラー200は、メイン基材の背面(後述する図5において、メイン基材3に対し鏡部材2が設けられた面と反対の面)に複数の固定フック52、52’を有する。ここで、上部固定フック52の先端部と下部固定フック52’の先端部とは、所定の間隔を空けて互いに内側に向き合うように設計されている。
図5は、図4に示される本発明の自動車用ルームミラー200の、A−A’方向における断面図である。
本発明の自動車用ルームミラー200はまた、メインミラー部10を構成するメイン基材3および鏡部材2との間から当該ルームミラー200の前方に延びる弾性フック60を備えていてもよい。この弾性フック60は、プラスチックまたは金属のような材料から構成されている。弾性フック60はまた、その先端部においてルームミラー200の前方外側に向けて傾斜面を有していることが好ましい。
本発明の自動車用ルームミラー200は、図5に示されるような、2つのサブミラー部が閉じられた状態においては、弾性フック60が当該2つのサブミラー部の端部をそれぞれ係止する。これにより悪路を走行する際においても、2つのサブミラー部が、その振動によって開放することが防止される。また、これら2つのサブミラー部を開放する場合は、弾性フック60を押し下げることにより、この係止を開放することができる。さらに、一旦開いた2つのサブミラー部を閉じて使用したい場合、サブミラー部を弾性フック60の上から押し込むことにより、弾性フックがその傾斜面を介して一旦下部に押し下がり、元の閉じた状態を得ることができる。
また、弾性フック60の軸長さは、本発明のルームミラー200の厚み、すなわち、メイン部材10に設けられる鏡部材2の厚みと、サブミラー部(図5に示される、サブミラー部の鏡部材6、サブ基材7および鏡部材6’)の厚みとの合計の長さにほぼ一致するように設計されていることが好ましい。
本発明の自動車用ルームミラー200は、従来の自動車用ルームミラー300に対し、以下のようにして着脱が行われる。
本発明のルームミラー200は、従来の自動車用ルームミラー300を本発明のルームミラー200の側方から、上部固定フック52および下部固定フック52’を通って所定の位置までスライドさせることにより、取付けを行うことできる。
他方、一旦取付けられた本発明のルームミラー200を従来の自動車用ルームミラー300から取り外す際は、上部固定フック52および下部固定フック52’をそれぞれ軽く押し上げることにより、自動車用ルームミラー200を引き出すことができる。
このようにして本発明の自動車用ルームミラー200は、従来の自動車用ルームミラー300を車内に配置したまま、簡易かつ短時間で着脱を行うことができる。
本発明の自動車用ルームミラーは、走行中の左右両側、左右斜め後方、左右後部車輪の近周辺を後方視界と同時に確認するために、任意の角度で2つのサブミラー部を開くことができるともに、必要に応じて2つのサブミラー部を閉じて、コンパクトな状態のまま使用することができる。さらに、本発明の自動車用ルームミラーは、上記のような走行中の視界確保だけでなく、駐車場等での停車時において、例えば、搭乗者が化粧をするための三面鏡としても使用することができる。特に、本発明の自動車用ルームミラーは、従来の三面鏡のような両側ミラーの開放角度を変更することができるだけでなく、フロントガラスまたは自動車ルーフから延びる支持金具の支持ボールとボール受けとが任意の角度で可動するため、上下斜めにも角度を自由に変更することができる。これにより、例え、狭い自動車室内であっても、搭乗者が運転席または助手席に座ったまま、比較的省スペースで化粧を行うことができる。
本発明の自動車用ルームミラーの一例を説明するための当該ルームミラーの分解斜視図である。 図1に示される本発明の自動車用ルームミラーおけるサブミラー部の開閉状態を説明するための模式上面図であって、(a)はサブミラー部を完全に開いた状態を説明するための図であり、(b)は、サブミラー部を任意の角度で開いた状態を説明するための図であり、そして(c)は、サブミラー部を完全に閉じた状態を説明するための図である。 図1に示される本発明の自動車用ルームミラーおけるサブミラー部の開閉状態を説明するための模式正面図であって、(a)は2つのサブミラー部を完全に開いた状態を説明するための図であり、そして(b)は2つのサブミラー部が完全に閉じた状態を説明するための図である。 本発明の自動車用ルームミラーの他の例を説明するため模式図であって、2つのサブミラー部が閉じられた状態にある当該ルームミラーの背面から見た図である。 図4に示される本発明の自動車用ルームミラーの、A−A’方向における断面図である。
符号の説明
鏡部材 2、4、4’、6、6’
メイン基材 3
サブ基材 5、7
メインミラー部 10
サブミラー部 20、30
シャフト 12、12’
円筒部材 14、14’、16、16’、18、18’
固定部材 22、22’、24、24’
上部固定フック 52
下部固定フック 52’
弾性フック 60
自動車用ルームミラー 100、200

Claims (4)

  1. 一方の面に鏡部材(2)を有するメインミラー部(10)と該メインミラー部の両端にそれぞれ連結手段を介して開閉可能に連結されている2つのサブミラー部(20、30)とを有する自動車用ルームミラーであって、
    該2つのサブミラー部(20、30)が両面にそれぞれ鏡部材(4、4’、6、6’)を有し、そして該2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、該2つのサブミラー部における一方の面の鏡部材(4,6)が該メインミラー部の鏡部材(2)と接触可能でありかつ該メインミラーの鏡部材(2)の全体を覆い得る、自動車用ルームミラー。
  2. 前記連結手段が、前記メインミラー部(10)の両端部および前記2つのサブミラー部(20、30)の一方の端部にそれぞれ設けられた、軸方向に中空部を有する円筒部材であり、そして該メインミラー部(10)の一方の円筒部材における中空部および該サブミラー部(20)の円筒部材における中空部に、一本のシャフト(12’)が挿入されており、かつ該メインミラー部(10)の他方の円筒部材における該中空部および該サブミラー部(30)の円筒部材における該中空部に、一本のシャフト(12)が挿入されている、請求項1に記載の自動車用ルームミラー。
  3. 前記2つのサブミラー部(20、30)に設けられた他方の鏡部材(4’、6’)が、該2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、同一平面を構成し得るように配置されている、請求項1または2に記載の自動車用ルームミラー。
  4. 前記メインミラー部(10)が、前記2つのサブミラー部(20、30)を閉じた際、該サブミラー部(20、30)の端部に係止可能な、弾性フック(60)を有する、請求項1から3のいずれかに記載の自動車用ルームミラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008162794A (ja) * 2007-01-04 2008-07-17 Fujitec Co Ltd エレベータのかご
CN101823461A (zh) * 2010-05-10 2010-09-08 王凤军 免除盲区后视镜辅助装置

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