JP2003038281A - リクライニング機構のフィニッシャーカバー - Google Patents
リクライニング機構のフィニッシャーカバーInfo
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- JP2003038281A JP2003038281A JP2001227954A JP2001227954A JP2003038281A JP 2003038281 A JP2003038281 A JP 2003038281A JP 2001227954 A JP2001227954 A JP 2001227954A JP 2001227954 A JP2001227954 A JP 2001227954A JP 2003038281 A JP2003038281 A JP 2003038281A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アームを前後傾動させた場合にリクライニン
グ機構の内部機構等が露出するのを防止する。フィニッ
シャーカバーの開口部を小型化する。アームの作動時に
隙間が発生するのを防止し、外観を向上させる。部品点
数を減少させる。 【解決手段】 フィニッシャーカバー21を円形のカバ
ー面22と、カバー面22の外周縁の内向きフランジ部
23とから形成する。内向きフランジ部23にアーム1
3が突出する開口部25を形成する。カバー面22の内
側中央をアーム13の回動中心と一致させる。円形のカ
バー面22の内側中央に嵌合凹部29を形成し、アーム
13の回動中心に軸部31を突出形成し、嵌合凹部29
と軸部31とを嵌合させる。カバー面22とアーム13
とをビス33止めする。カバー面22の内側中央を中心
としてアームの回動と共にフィニッシャーカバーを回動
させる。
グ機構の内部機構等が露出するのを防止する。フィニッ
シャーカバーの開口部を小型化する。アームの作動時に
隙間が発生するのを防止し、外観を向上させる。部品点
数を減少させる。 【解決手段】 フィニッシャーカバー21を円形のカバ
ー面22と、カバー面22の外周縁の内向きフランジ部
23とから形成する。内向きフランジ部23にアーム1
3が突出する開口部25を形成する。カバー面22の内
側中央をアーム13の回動中心と一致させる。円形のカ
バー面22の内側中央に嵌合凹部29を形成し、アーム
13の回動中心に軸部31を突出形成し、嵌合凹部29
と軸部31とを嵌合させる。カバー面22とアーム13
とをビス33止めする。カバー面22の内側中央を中心
としてアームの回動と共にフィニッシャーカバーを回動
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シート等のリ
クライニング機構のフィニッシャーカバーに関し、更に
詳細に説明すると、シートクッションの後端でシートバ
ックを前後傾動可能に支持するリクライニング機構を覆
うように取付けられ、リクライニング機構のアームが突
出する開口部が上部に形成されリクライニング機構のフ
ィニッシャーカバーに関する。
クライニング機構のフィニッシャーカバーに関し、更に
詳細に説明すると、シートクッションの後端でシートバ
ックを前後傾動可能に支持するリクライニング機構を覆
うように取付けられ、リクライニング機構のアームが突
出する開口部が上部に形成されリクライニング機構のフ
ィニッシャーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用シート等のシートクッ
ションの後端でシートバックを前後傾動可能に支持する
リクライニング機構が設けられ、着座者の体格や好み等
に応じてシートバックを前後傾動可能に支持し得るよう
になされている。このリクライニング機構の外周を被覆
するようにフィニッシャーカバーが取付けられている。
ションの後端でシートバックを前後傾動可能に支持する
リクライニング機構が設けられ、着座者の体格や好み等
に応じてシートバックを前後傾動可能に支持し得るよう
になされている。このリクライニング機構の外周を被覆
するようにフィニッシャーカバーが取付けられている。
【0003】図6及び図7に示す如く、リクライニング
機構1はベース2とアーム3とを有し、このアーム3が
枢支ピン5によりベース2に対して回動可能に取付けら
れている。前記リクライニング機構1の外周を覆うよう
にフィニッシャーカバー6が取付けられている。尚、図
6中、符号9はリクライニング機構1のロック機構(図
示せず)の操作レバーである。
機構1はベース2とアーム3とを有し、このアーム3が
枢支ピン5によりベース2に対して回動可能に取付けら
れている。前記リクライニング機構1の外周を覆うよう
にフィニッシャーカバー6が取付けられている。尚、図
6中、符号9はリクライニング機構1のロック機構(図
示せず)の操作レバーである。
【0004】フィニッシャーカバー6は前後スライド機
構の可動レール側、またはベース2側にビス止めされ、
このフィニッシャーカバー6の上部にリクライニング機
構1のアーム3が突出する開口部7が上部に形成されて
いる。またこの開口部7はアーム3を前後にガイドする
ようにアーム3の回動角度に対応して長く形成されてい
る。この開口部7に指等が入り込まないように、この開
口部7とアーム3との間隙を被覆するように弾力性を有
するゴム材等から形成されたリップ部材8が前記開口部
7の前後に亘り設けられている。
構の可動レール側、またはベース2側にビス止めされ、
このフィニッシャーカバー6の上部にリクライニング機
構1のアーム3が突出する開口部7が上部に形成されて
いる。またこの開口部7はアーム3を前後にガイドする
ようにアーム3の回動角度に対応して長く形成されてい
る。この開口部7に指等が入り込まないように、この開
口部7とアーム3との間隙を被覆するように弾力性を有
するゴム材等から形成されたリップ部材8が前記開口部
7の前後に亘り設けられている。
【0005】このようなフィニッシャーカバー6の構成
としては、例えば、実開昭63−115353号公報が
存在する。また前記リップ部材8を前記開口部7の前後
に亘り取付ける手段として、図7に示す如く、フィニッ
シャーカバー6に形成したピン等からなる複数の突起6
aにリップ部材8の複数の取付穴8aを嵌合させ、熱カ
シメやプッシュナット10で固着している。
としては、例えば、実開昭63−115353号公報が
存在する。また前記リップ部材8を前記開口部7の前後
に亘り取付ける手段として、図7に示す如く、フィニッ
シャーカバー6に形成したピン等からなる複数の突起6
aにリップ部材8の複数の取付穴8aを嵌合させ、熱カ
シメやプッシュナット10で固着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のフィ
ニッシャーカバー6にリップ部材8を設ける場合には、
部品点数が増大し、コストアップとなる欠点を有し、ま
たフィニッシャーカバー6に取付けられるリップ部材8
は弾力性を有するゴム材等から形成されているので、リ
ップ部材8が撓み、リクライニング機構1のアーム3と
リップ部材8との間のクリアランスと撓みにより隙間が
発生し、この隙間に指等が入り込む虞れを有し、またリ
クライニング機構1の内部機構等が隙間から露出し、外
観を悪化させる虞れを有していた。
ニッシャーカバー6にリップ部材8を設ける場合には、
部品点数が増大し、コストアップとなる欠点を有し、ま
たフィニッシャーカバー6に取付けられるリップ部材8
は弾力性を有するゴム材等から形成されているので、リ
ップ部材8が撓み、リクライニング機構1のアーム3と
リップ部材8との間のクリアランスと撓みにより隙間が
発生し、この隙間に指等が入り込む虞れを有し、またリ
クライニング機構1の内部機構等が隙間から露出し、外
観を悪化させる虞れを有していた。
【0007】本発明の目的はリクライニング機構のアー
ムを前後傾動させた場合にリクライニング機構の内部機
構等が露出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小型
化することができ、アームの作動時に隙間が発生するの
を防止し、外観を向上させることができ、更に、リップ
部材が不要で部品点数を減少させることができ、簡易迅
速に組付けることができる経済性に優れたリクライニン
グ機構のフィニッシャーカバーを提供するものである。
ムを前後傾動させた場合にリクライニング機構の内部機
構等が露出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小型
化することができ、アームの作動時に隙間が発生するの
を防止し、外観を向上させることができ、更に、リップ
部材が不要で部品点数を減少させることができ、簡易迅
速に組付けることができる経済性に優れたリクライニン
グ機構のフィニッシャーカバーを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、請求項1に記載のリクライニン
グ機構のフィニッシャーカバーは、シートクッションの
後端でシートバックを前後傾動可能に支持するリクライ
ニング機構を覆うように取付けられ、リクライニング機
構のアームが突出する開口部が上部に形成されリクライ
ニング機構のフィニッシャーカバーにおいて、前記フィ
ニッシャーカバーは円形のカバー面と、該カバー面の外
周縁に内側に屈折された内向きフランジ部とを有し、該
内向きフランジ部にアームが突出する開口部が形成さ
れ、前記カバー面の内側中央を前記リクライニング機構
のアームの回動中心と一致させ、該カバー面の内側中央
を中心としてアームの回動と共にフィニッシャーカバー
を回動させることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、請求項1に記載のリクライニン
グ機構のフィニッシャーカバーは、シートクッションの
後端でシートバックを前後傾動可能に支持するリクライ
ニング機構を覆うように取付けられ、リクライニング機
構のアームが突出する開口部が上部に形成されリクライ
ニング機構のフィニッシャーカバーにおいて、前記フィ
ニッシャーカバーは円形のカバー面と、該カバー面の外
周縁に内側に屈折された内向きフランジ部とを有し、該
内向きフランジ部にアームが突出する開口部が形成さ
れ、前記カバー面の内側中央を前記リクライニング機構
のアームの回動中心と一致させ、該カバー面の内側中央
を中心としてアームの回動と共にフィニッシャーカバー
を回動させることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に記載のリクライ
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面の内側中央に嵌合凹部を形成し、前記リクライニン
グ機構のアームの回動中心に軸部を突出形成し、前記嵌
合凹部と軸部とを嵌合させたことを特徴とする。
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面の内側中央に嵌合凹部を形成し、前記リクライニン
グ機構のアームの回動中心に軸部を突出形成し、前記嵌
合凹部と軸部とを嵌合させたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項3に記載のリクライ
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面と前記リクライニング機構のアームとをビス止めし
たことを特徴とする。
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面と前記リクライニング機構のアームとをビス止めし
たことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項4に記載のリクライ
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面に左右一対の係止爪を設け、該左右一対の係止爪間
に前記リクライニング機構のアームを係止したことを特
徴とする。
ニング機構のフィニッシャーカバーは、前記円形のカバ
ー面に左右一対の係止爪を設け、該左右一対の係止爪間
に前記リクライニング機構のアームを係止したことを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るリクライニング
機構のフィニッシャーカバーを図面を参照して詳述す
る。図1乃至図4(a),(b)には、本発明に係るリ
クライニング機構のフィニッシャーカバーの実施の形態
が夫々示されており、図1はフィニッシャーカバーの取
付け状態の斜視図、図2はアームと操作レバーのノブを
取外したフィニッシャーカバーの斜視図、図3はリクラ
イニング機構の概略を示す斜視図、図4はフィニッシャ
ーカバーをビス止めする場合の実施の形態を示すもの
で、(a)はフィニッシャーカバーの内側斜視図、
(b)は断面図である。
機構のフィニッシャーカバーを図面を参照して詳述す
る。図1乃至図4(a),(b)には、本発明に係るリ
クライニング機構のフィニッシャーカバーの実施の形態
が夫々示されており、図1はフィニッシャーカバーの取
付け状態の斜視図、図2はアームと操作レバーのノブを
取外したフィニッシャーカバーの斜視図、図3はリクラ
イニング機構の概略を示す斜視図、図4はフィニッシャ
ーカバーをビス止めする場合の実施の形態を示すもの
で、(a)はフィニッシャーカバーの内側斜視図、
(b)は断面図である。
【0013】図3に示す如く、リクライニング機構11
はベース12とアーム13とを有し、このアーム13が
枢支ピン15によりベース12に対して回動可能に取付
けられている。図1及び図2に示す如く、前記リクライ
ニング機構11のアーム13の下部の外周を覆うように
フィニッシャーカバー21が取付けられている。尚、図
1及び図2中、符号17はリクライニング機構1のロッ
ク機構(図示せず)の操作レバーであり、19は操作レ
バー17の先端に取付けられる操作ノブである。
はベース12とアーム13とを有し、このアーム13が
枢支ピン15によりベース12に対して回動可能に取付
けられている。図1及び図2に示す如く、前記リクライ
ニング機構11のアーム13の下部の外周を覆うように
フィニッシャーカバー21が取付けられている。尚、図
1及び図2中、符号17はリクライニング機構1のロッ
ク機構(図示せず)の操作レバーであり、19は操作レ
バー17の先端に取付けられる操作ノブである。
【0014】前記フィニッシャーカバー21は合成樹脂
材より所定の形状に形成され、前記フィニッシャーカバ
ー21は円形のカバー面22と、このカバー面22の外
周縁に内側に屈折された内向きフランジ部23とを有し
ている。この内向きフランジ部23の上部にリクライニ
ング機構11のアーム13が突出する開口部25が形成
されている。
材より所定の形状に形成され、前記フィニッシャーカバ
ー21は円形のカバー面22と、このカバー面22の外
周縁に内側に屈折された内向きフランジ部23とを有し
ている。この内向きフランジ部23の上部にリクライニ
ング機構11のアーム13が突出する開口部25が形成
されている。
【0015】またこの開口部25はアーム13の横断面
と略同一に形成され、アーム13が開口部25に嵌合状
態で挿入されている。尚、開口部23にゴムリング等を
設けて異音の発生を防止することもできる。
と略同一に形成され、アーム13が開口部25に嵌合状
態で挿入されている。尚、開口部23にゴムリング等を
設けて異音の発生を防止することもできる。
【0016】前記カバー面22の内側中央が前記リクラ
イニング機構11のアーム13の回動中心である枢支ピ
ン15の位置と一致させ、このカバー面22の内側中央
を中心としてアーム13の回動と共にフィニッシャーカ
バー21を回動させることができる。
イニング機構11のアーム13の回動中心である枢支ピ
ン15の位置と一致させ、このカバー面22の内側中央
を中心としてアーム13の回動と共にフィニッシャーカ
バー21を回動させることができる。
【0017】図1及び図2に示す如く、フィニッシャー
カバー11の内向きフランジ部23の前部側に操作レバ
ー17を操作するための切り溝27を形成することがで
きるが、この切り溝27がなくても操作レバー17を適
宜屈折することにより操作レバー17を回動可能に設け
ることができる。
カバー11の内向きフランジ部23の前部側に操作レバ
ー17を操作するための切り溝27を形成することがで
きるが、この切り溝27がなくても操作レバー17を適
宜屈折することにより操作レバー17を回動可能に設け
ることができる。
【0018】図4(a),(b)に示す如く、前記円形
のカバー面22の内側中央に嵌合凹部29を形成し、前
記リクライニング機構11のアーム13の回動中心であ
る枢支ピン15に外方に突出する軸部31を形成し、前
記嵌合凹部29を軸部31に嵌合させることによりフィ
ニッシャーカバー21を取付けることができる。
のカバー面22の内側中央に嵌合凹部29を形成し、前
記リクライニング機構11のアーム13の回動中心であ
る枢支ピン15に外方に突出する軸部31を形成し、前
記嵌合凹部29を軸部31に嵌合させることによりフィ
ニッシャーカバー21を取付けることができる。
【0019】また、前記円形のカバー面22と前記リク
ライニング機構11のアーム13とは回動中心を合わせ
た状態でビス33止めすることができる。尚、ビス33
止め部35は表面から見て凹部に形成されている。また
アーム13にビス穴36が形成される。
ライニング機構11のアーム13とは回動中心を合わせ
た状態でビス33止めすることができる。尚、ビス33
止め部35は表面から見て凹部に形成されている。また
アーム13にビス穴36が形成される。
【0020】図5(a),(b),(c)には本発明の
異なる実施の形態が夫々示されており、前述せる実施の
形態で示した構成と対応する部分には同一符号を付して
これ以上の詳細説明はこれを省略するも、前記円形のカ
バー面22とアーム13のビス33止めに代えて、前記
円形のカバー面22の内側に左右一対の係止爪37,3
8を設け、この左右一対の係止爪37,38間に前記ア
ーム13の両側部を係止したことを除いては前述せる実
施の形態と同様の構成及び作用を有するものである。
異なる実施の形態が夫々示されており、前述せる実施の
形態で示した構成と対応する部分には同一符号を付して
これ以上の詳細説明はこれを省略するも、前記円形のカ
バー面22とアーム13のビス33止めに代えて、前記
円形のカバー面22の内側に左右一対の係止爪37,3
8を設け、この左右一対の係止爪37,38間に前記ア
ーム13の両側部を係止したことを除いては前述せる実
施の形態と同様の構成及び作用を有するものである。
【0021】前記左右一対の係止爪37,38の先端に
は図5(c)から明らかなように、相互に対向する側に
爪部37a,38aが夫々形成されている。従って、ア
ーム13を開口部23に挿通し、回動中心である枢支ピ
ン15の軸部31に嵌合凹部29を嵌合させ、爪部37
a,38aでアーム13の両側部を係止することができ
る。
は図5(c)から明らかなように、相互に対向する側に
爪部37a,38aが夫々形成されている。従って、ア
ーム13を開口部23に挿通し、回動中心である枢支ピ
ン15の軸部31に嵌合凹部29を嵌合させ、爪部37
a,38aでアーム13の両側部を係止することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上が本発明に係るリクライニング機構
のフィニッシャーカバーの実施の形態であるが、本発明
の請求項1に記載のリクライニング機構のフィニッシャ
ーカバーによれば、フィニッシャーカバーは円形のカバ
ー面と、該カバー面の外周縁に内側に屈折された内向き
フランジ部とを有し、該内向きフランジ部にアームが突
出する開口部が形成され、前記カバー面の内側中央を前
記リクライニング機構のアームの回動中心と一致させ、
該カバー面の内側中央を中心としてアームの回動と共に
フィニッシャーカバーを回動させるので、アームを前後
傾動させた場合にリクライニング機構の内部機構等が露
出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小型化するこ
とができ、アームの作動時に隙間が発生するのを防止
し、外観を向上させることができ、更に、リップ部材が
不要で部品点数を減少させることができ、簡易迅速に組
付けることができる。
のフィニッシャーカバーの実施の形態であるが、本発明
の請求項1に記載のリクライニング機構のフィニッシャ
ーカバーによれば、フィニッシャーカバーは円形のカバ
ー面と、該カバー面の外周縁に内側に屈折された内向き
フランジ部とを有し、該内向きフランジ部にアームが突
出する開口部が形成され、前記カバー面の内側中央を前
記リクライニング機構のアームの回動中心と一致させ、
該カバー面の内側中央を中心としてアームの回動と共に
フィニッシャーカバーを回動させるので、アームを前後
傾動させた場合にリクライニング機構の内部機構等が露
出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小型化するこ
とができ、アームの作動時に隙間が発生するのを防止
し、外観を向上させることができ、更に、リップ部材が
不要で部品点数を減少させることができ、簡易迅速に組
付けることができる。
【0023】本発明の請求項2に記載のリクライニング
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面の内側中央に嵌合凹部を形成し、前記リクライニン
グ機構のアームの回動中心に軸部を突出形成し、前記嵌
合凹部と軸部とを嵌合させたので、嵌合凹部と軸部との
嵌合により簡易迅速にフィニッシャーカバーをアームの
回動中心の軸部に取付けることがでる。
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面の内側中央に嵌合凹部を形成し、前記リクライニン
グ機構のアームの回動中心に軸部を突出形成し、前記嵌
合凹部と軸部とを嵌合させたので、嵌合凹部と軸部との
嵌合により簡易迅速にフィニッシャーカバーをアームの
回動中心の軸部に取付けることがでる。
【0024】本発明の請求項3に記載のリクライニング
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面と前記リクライニング機構のアームとをビス止めし
たので、フィニッシャーカバーをアームの回動と共に確
実に回動させることができる。
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面と前記リクライニング機構のアームとをビス止めし
たので、フィニッシャーカバーをアームの回動と共に確
実に回動させることができる。
【0025】本発明の請求項4に記載のリクライニング
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面に左右一対の係止爪を設け、該左右一対の係止爪間
に前記リクライニング機構のアームを係止したので、フ
ィニッシャーカバーをアームに簡易迅速に係止すくこと
ができ、フィニッシャーカバーをアームの回動と共に確
実に回動させることができる。
機構のフィニッシャーカバーによれば、前記円形のカバ
ー面に左右一対の係止爪を設け、該左右一対の係止爪間
に前記リクライニング機構のアームを係止したので、フ
ィニッシャーカバーをアームに簡易迅速に係止すくこと
ができ、フィニッシャーカバーをアームの回動と共に確
実に回動させることができる。
【0026】本発明によれば、リクライニング機構のア
ームを前後傾動させた場合にリクライニング機構の内部
機構等が露出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小
型化することができ、アームの作動時に隙間が発生する
のを防止し、外観を向上させることができ、更に、リッ
プ部材が不要で部品点数を減少させることができ、簡易
迅速に組付けることができる経済性に優れたリクライニ
ング機構のフィニッシャーカバーを得ることができる。
ームを前後傾動させた場合にリクライニング機構の内部
機構等が露出せず、フィニッシャーカバーの開口部を小
型化することができ、アームの作動時に隙間が発生する
のを防止し、外観を向上させることができ、更に、リッ
プ部材が不要で部品点数を減少させることができ、簡易
迅速に組付けることができる経済性に優れたリクライニ
ング機構のフィニッシャーカバーを得ることができる。
【図1】本発明に係るリクライニング機構のフィニッシ
ャーカバーの取付け状態の斜視図。
ャーカバーの取付け状態の斜視図。
【図2】本発明に係るリクライニング機構のフィニッシ
ャーカバーのアームと操作レバーのノブを取外した状態
のフィニッシャーカバーの斜視図。
ャーカバーのアームと操作レバーのノブを取外した状態
のフィニッシャーカバーの斜視図。
【図3】本発明に係るリクライニング機構のフィニッシ
ャーカバーを取付けるリクライニング機構の概略を示す
斜視図。
ャーカバーを取付けるリクライニング機構の概略を示す
斜視図。
【図4】本発明に係るリクライニング機構のフィニッシ
ャーカバーをビス止めする場合の実施の形態を示すもの
で、(a)はフィニッシャーカバーの内側斜視図、
(b)は断面図。
ャーカバーをビス止めする場合の実施の形態を示すもの
で、(a)はフィニッシャーカバーの内側斜視図、
(b)は断面図。
【図5】本発明に係るリクライニング機構のフィニッシ
ャーカバーを左右一対の係止爪で係止する場合の実施の
形態を示すもので、(a)はフィニッシャーカバーの内
側斜視図、(b)は縦断面図、(c)は横断面図。
ャーカバーを左右一対の係止爪で係止する場合の実施の
形態を示すもので、(a)はフィニッシャーカバーの内
側斜視図、(b)は縦断面図、(c)は横断面図。
【図6】従来のフィニッシャーカバーの一部斜視図。
【図7】従来のフィニッシャーカバーの一部断面図。
11 リクライニング機構
12 ベース
13 アーム
15 枢支ピン
17 操作レバー
19 ノブ
21 フィニッシャーカバー
22 カバー面
23 内向きフランジ部
25 開口部
29 嵌合凹部
31 軸部
33 ビス
35 ビス止め部
36 ビス穴
37 係止爪
37a 爪部
38 係止爪
38a 爪部
Claims (4)
- 【請求項1】 シートクッションの後端でシートバック
を前後傾動可能に支持するリクライニング機構を覆うよ
うに取付けられ、リクライニング機構のアームが突出す
る開口部が上部に形成されリクライニング機構のフィニ
ッシャーカバーにおいて、 前記フィニッシャーカバーは円形のカバー面と、該カバ
ー面の外周縁に内側に屈折された内向きフランジ部とを
有し、該内向きフランジ部にアームが突出する開口部が
形成され、前記カバー面の内側中央を前記リクライニン
グ機構のアームの回動中心と一致させ、該カバー面の内
側中央を中心としてアームの回動と共にフィニッシャー
カバーを回動させることを特徴とするリクライニング機
構のフィニッシャーカバー。 - 【請求項2】 前記円形のカバー面の内側中央に嵌合凹
部を形成し、前記リクライニング機構のアームの回動中
心に軸部を突出形成し、前記嵌合凹部と軸部とを嵌合さ
せたことを特徴とする請求項1に記載のリクライニング
機構のフィニッシャーカバー。 - 【請求項3】 前記円形のカバー面と前記リクライニン
グ機構のアームとをビス止めしたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載のリクライニング機構のフィ
ニッシャーカバー。 - 【請求項4】 前記円形のカバー面に左右一対の係止爪
を設け、該左右一対の係止爪間に前記リクライニング機
構のアームを係止したことを特徴とする請求項1または
請求項2に記載のリクライニング機構のフィニッシャー
カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001227954A JP2003038281A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | リクライニング機構のフィニッシャーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001227954A JP2003038281A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | リクライニング機構のフィニッシャーカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003038281A true JP2003038281A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19060537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001227954A Pending JP2003038281A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | リクライニング機構のフィニッシャーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003038281A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518758A (ja) * | 2010-02-04 | 2013-05-23 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 座席調節機構用の保護被覆 |
JP7077076B2 (ja) | 2018-03-12 | 2022-05-30 | 株式会社タチエス | 乗物用シート |
-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001227954A patent/JP2003038281A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518758A (ja) * | 2010-02-04 | 2013-05-23 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 座席調節機構用の保護被覆 |
US8926023B2 (en) | 2010-02-04 | 2015-01-06 | Johnson Controls Technology Company | Protective covering for a seat adjusting mechanism |
JP7077076B2 (ja) | 2018-03-12 | 2022-05-30 | 株式会社タチエス | 乗物用シート |
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