JP2003037964A - 回転電機の固定子鉄心の積み装置及び積み方法 - Google Patents
回転電機の固定子鉄心の積み装置及び積み方法Info
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Abstract
時に生産できるようにした。 【解決手段】 固定子鉄心3の外周のコアボルト2位置
に鋼板を積層していく際の移動ガイド棒6を円周上に多
数配置し、このガイド棒6は固定子鉄心組立体の全長よ
り短く設定したものである。
Description
子鉄心の積み装置及び積み方法に関するものである。
み作業を説明するための一部断面図である。図におい
て、1は固定子フレーム、2はこの固定子フレーム1の
内周に固定さされたコアボルト、3はこのコアボルト2
の内周に沿って下方から上方に向って順次積層される固
定子鉄心、4は鉄心積み作業者5の足場である。
立作業は、回転電機の固定子鉄心を形成する鋼板は、あ
らかじめ回転電機固定子フレーム1の内面に溶接で固定
されたコアボルト2をガイドとして図のように積層組立
されるものであった。
転電機の固定子鉄心の積み作業方式では、フレームの製
作後に該フレーム内部での鋼板の積層組立を実施する必
要があったので、固定子鉄心とフレームの同時製作が困
難であるという問題があった。また、この場合、鋼板の
積層組立においては、高精度の寸法管理が要求され、そ
れを達成するためには、ガイドとなるコアボルトを高精
度に取り付ける必要があり、製作機毎にコアボルトの溶
接取付作業に多大な時間を要していた。
ためになされたものであり、その第一の目的は、固定子
鉄心とフレームとを並行して同時に生産する工法を可能
とすることである。
なるコアボルトを高精度に取り付ける必要なしに、固定
子鉄心の積層組立作業を可能にすることである。
る回転電機の固定子鉄心の積み装置は、鋼板を積層して
なる固定子鉄心を組み立てる装置において、固定子鉄心
外周のコアボルト位置に配置され、積層していく際のガ
イドとなるガイド棒を円周上に多数配するとともに、こ
のガイド棒が固定子鉄心全長より短く、かつ積層量に応
じて移動する昇降装置に連結されているものである。
子鉄心の積み装置は、ガイド棒の間に、数本の回転電機
固定子鉄心全長に亘る固定式のガイドを配設したもので
ある。
子鉄心の積み装置は、ガイド棒と共に固定子鉄心の積み
始め部分のガイドとなる固定式のガイドを設けたもので
ある。
子鉄心の積み方法は、鋼板を積層してなる固定子鉄心を
組み立てる方法において、固定子鉄心外周のコアボルト
位置に配置され、固定子鉄心全長より短い多数の昇降ガ
イド棒を使用して、その内側に沿ってガイド棒を移動し
つつ順次積み上げていくものである。
子鉄心の積み方法は、昇降する移動ガイド棒と共に固定
ガイドを併用するものである。
実施の形態lを図に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施の形態lを示す一部断面図、図2は図1を上から
見た平面図である。これらの図において、3は固定子鉄
心、4は鉄心積み作業者5の足場である。6は円周上に
多数配置され、上記従来方式で示したコアボルト2に相
当する位置に該コアボルトと同様の精度で配されたガイ
ド棒であり、このガイド棒6は積層される固定子鉄心全
長より短く設定されており、かつ、昇降装置7に連結さ
れている。なお、8は装置の支柱である。
3を下から順次積層するに当たって、昇降装置7に連結
されたガイド棒6を使って(図のようにA方向へ上方に
ずらしつつ)、作業台4に乗った作業者5が順次積層し
ていくことができるものとなる。
は、図5にあるコアボルト2が、フレーム1に接合され
ており、フレーム製作後に積層鋼板を積まなければなら
ず、固定子鉄心3とフレーム1を同時に生産することが
できなかったが、本発明では、固定子鉄心3を昇降装置
7に設置されたガイド棒6を使って積層することによっ
て、従来のコアボルト2がない状態で固定子鉄心の積層
組立作業が可能となるものである。
示すように、固定子鉄心3の外周部円周上に配置された
ガイド棒6により、製品のコアボルト径方向と円周方向
の位置と同じ位置に鋼板を配置することが可能となる。
を示すもので、図3において、9は固定子鉄心3の積層
組立後の全長に亘るガイドであり、多数のガイド棒6の
間に挟んだ形態で円周上数か所配置したものである。な
お、その他の構成は上記実施の形態1と同様であるの
で、説明を省略する。上記実施の形態lでは、ガイド棒
6を製品のコアボルトと同様の精度で移動させる必要が
あるが、固定子鉄心全長に亘るガイド9を配すること
で、昇降ステージ7の移動時のガイド棒6の位置の誤差
を補正することを可能にしたものである。
すもので、図4において、10は固定子鉄心積層組立に
おける固定式のガイドであり、固定子鉄心3の積み始め
部位(下部)の円周上に配置されている。なお、その他
の構成は上記実施の形態1と同様である。上記実施の形
態l及び実施の形態2では、ガイドを製品のコアボルト
と同様の精度で配置する必要があるが、固定子鉄心の積
み始め部分を固定式のガイドで積み上げ、この固定式ガ
イドを越える部分については、固定子鉄心の外周部に移
動するガイド棒6の一部を当てて位置決めし、上部に突
出した部分に新しく鋼板を積み上げ、移動式のガイド上
部に達すると、ガイド棒6を順次上方に移動させ、同様
に積み上がった固定子鉄心外周部に移動式のガイド棒6
の一部を当てて位置決めし、上部に突出した部分に鋼板
を積み上げていく作業を繰り返しながら、固定子鉄心の
積層組立を実施するものであり、昇降時の昇降装置7の
昇降精度、ガイド棒6の配置精度によらずに高精度に固
定子鉄心の積層組立が可能となる。
定子鉄心の積み装置によれば、固定子鉄心外周のコアボ
ルト位置に配置される、固定子鉄心全長より短い多数の
ガイド棒を円周上に配し、このガイド棒を昇降装置に連
結して移動し得るように構成したので、固定子フレーム
とコアボルトがない状態で、精度の高い固定子鉄心の積
層組立ができる効果がある。
子鉄心の積み装置によれば、昇降するガイド棒間に、数
本の固定子鉄心全長に亘る固定式のガイドを配したの
で、移動式ガイドであるガイド棒の移動時の誤差を補正
し得る効果がある。
子鉄心の積み装置によれば、ガイド棒と共に固定子鉄心
の積み始め部分のガイドとなる固定式ガイドを下部に設
けたので、移動式ガイド棒を連結した昇降装置の移動に
おける精度によらず、固定子鉄心の積みガイドの精度が
容易となるとともに、装置の製作コストの低減が図れ
る。
子鉄心の積み方法によれば、上記請求項1にかかげた効
果と同様に、固定子フレームとコアボルトがない状態
で、精度の高い固定子鉄心の積層組立が可能となる。
子鉄心の積み方法によれば、移動式ガイド棒と固定式ガ
イドとを併用することで、作業が容易でかつより精度の
高い積層組立ができる効果がある。
る。
る。
る。
る。
ある。
昇降装置、9,10固定ガイド。
Claims (5)
- 【請求項1】 鋼板を積層してなる固定子鉄心を組み立
てる装置において、固定子鉄心外周のコアボルト位置に
配置され、積層していく際のガイドとなるガイド棒を、
円周上に多数配するとともに、このガイド棒が固定子鉄
心全長より短く、かつ積層量に応じて移動する昇降装置
に連結されていることを特徴とする回転電機の固定子鉄
心の積み装置。 - 【請求項2】 上記ガイド棒の間に、数本の回転電機固
定子鉄心全長に亘る固定式のガイドを配設したことを特
徴とする請求項1記載の回転電機の固定子鉄心の積み装
置。 - 【請求項3】 上記ガイド棒と共に固定子鉄心の積み始
め部分のガイドとなる固定式のガイドを下部に設置した
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子鉄心
の積み装置。 - 【請求項4】 鋼板を積層してなる固定子鉄心を組み立
てる方法において、固定子鉄心外周のコアボルト位置に
配置され、固定子鉄心全長より短い多数の昇降ガイド棒
を使用して、その内側に沿って上記ガイド棒を移動しつ
つ順次積み上げていくことを特徴とする固定子鉄心の積
み方法。 - 【請求項5】 昇降する移動ガイド棒と共に固定ガイド
を併用することを特徴とする請求項4記載の固定子鉄心
の積み方法。
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JP2001225481A JP3808334B2 (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 回転電機の固定子鉄心の積み装置及び積み方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102306981A (zh) * | 2011-05-19 | 2012-01-04 | 上海发那科机器人有限公司 | 一种定子冲片叠装工作台 |
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CN106357065B (zh) * | 2016-10-28 | 2018-08-07 | 成都中车电机有限公司 | 一种电机冲片叠片系统 |
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2001
- 2001-07-26 JP JP2001225481A patent/JP3808334B2/ja not_active Expired - Fee Related
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