JP4274779B2 - モータ用固定子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ用固定子に関し、詳しくは、所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心における傾斜した突極子に巻線を巻回して成るモータ用固定子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種モータの構成要素であるモータ用固定子は、所定枚数の固定子鉄心片を積層して成る積層固定子鉄心の各突極子に、各々巻線を巻回することによって構成されている。
【0003】
また、高い動作精度の要求されるモータにおいては、回転子の回転むら(トルクリップル)を低減する等の目的から、所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心を用い、この積層固定子鉄心の中心軸線に対して傾斜した各突極子に巻線を巻回することによって、所望する性能を具備したモータ用固定子を構成している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−223829号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心においては、上述の如く各突極子が積層固定子鉄心の中心軸線に対して傾斜しており、また隣接する突極子の間におけるスロット開口溝も、突極子と同様に積層固定子鉄心の中心軸線に対して傾斜しているため、各突極子に対する巻線の巻回作業が極めて困難なものとなっていた。
【0005】
すなわち、専用機械を用いて突極子に巻線を巻回する場合には、巻回機構に複雑な挙動が要求されるために専用機械のコストが高騰し、延いてはモータ用固定子の製造に関わるコストの増大を招く不都合があった。
【0006】
また、各固定子鉄心片のスキュー角が大きく、各突極子が大きく傾斜している場合には、専用機械を用いることが困難であるため、手作業により突極子に巻線を巻回しなければならず、もってモータ用固定子の製造に関わるリードタイムが増長し生産性の低下を招く不都合があった。
【0007】
本発明の目的は、上記実状に鑑みて、積層固定子鉄心の突極子に対して巻線を容易に巻回することができ、もって製造コストの増大や生産性の低下を未然に防止することの可能な、モータ用固定子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に関わるモータ用固定子は、所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心における傾斜した突極子に巻線を巻回して成るモータ用固定子であって、
前記積層固定子鉄心は2種類の固定子鉄心片を交互に積層することによって構成され、積層されて隣接する一方の固定子鉄心片に突起を有するとともに、隣接する他方の固定子鉄心片に前記突起が一方の端部から他方の端部まで移動して前記2種類の固定子鉄心片の相対的な回転角度を規制する長孔を有し、積層された各固定子鉄心片を一定の方向へ回転させることによって、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に沿って並置した状態から、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に対して傾斜した状態へ変形し得るよう構成されていることを特徴としている。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関わるモータ用固定子およびモータ用固定子の製造方法について、一実施例を示す図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1に示す如く、本発明に関わる一実施例のモータ用固定子1は、積層固定子鉄心2の突極子2T、2T…に、それぞれ巻線3を巻回することによって構成されている。
【0012】
上記積層固定子鉄心2は、所定枚数の固定子鉄心片10、10…を積層して一体化することにより構成され、環状を呈するヨーク2Yと該ヨーク2Yから径内方向に突出した所定個数の突極子(ティース)2T、2T…とを有している。
【0013】
また、上記積層固定子鉄心2は、図1〜図3に示す如く2種類の固定子鉄心片10、すなわち固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片(B)とを交互に積層することによって構成されている。
【0014】
図4に示す如く、上記固定子鉄心片10(A)は、上述した積層固定子鉄心2のヨーク2Yを構成する環状のヨーク部10yと、該ヨーク部10yから径内方向に突出して上述した積層固定子鉄心2の突極子2Tを構成する所定個数の突極子部10t、10t…とを有している。
【0015】
また、上記固定子鉄心片10(A)のヨーク部10yには、周方向に沿って延びる4個の長孔10h、10h…と、底面に突出した4個の突起10p、10p…とが形成されており、これら長孔10hと突起10pとは、上記ヨーク部10yの周方向に沿って、各々90°の中心角を設けて交互に形成されている。
【0016】
因みに、上記突起10pは表面(上面)側からのパンチ加工によって、ヨーク部10yの底面に突出形成されたものであり、ヨーク部10yの表面にはパンチ加工に伴う凹部10rが形成されている。
【0017】
一方、図5に示す如く、上記固定子鉄心片10(B)は、上述した固定子鉄心片10(A)と同じく、環状のヨーク部10yと、該ヨーク部10yから径内方向に突出した所定個数の突極子部10t、10t…とを有している。
【0018】
また、上記固定子鉄心片10(B)のヨーク部10yには、周方向に沿って延びる4個の長孔10h、10h…と、底面に突出した4個の突起10p、10p…とが、上記ヨーク部10yの周方向に沿って、各々90°の中心角を設けて交互に形成されている。なお、ヨーク部10yの表面には、突起10pを形成するためのパンチ加工に伴う凹部10rが穿たれている。
【0019】
ここで、上述した固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とは、ともに全く同一の形状を呈するものであるが、後に詳述する製造工程において、互いに45°だけ相対回転した位置関係で、帯板から打抜き形成されるものである。
【0020】
上述した固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とが交互に積層された積層固定子鉄心2においては、図6および図7に示すように、固定子鉄心片10(A)の各突起10p、10p…が固定子鉄心片10(B)の各長孔10h、10h…に遊嵌するとともに、固定子鉄心片10(B)の各突起10p、10p…が、固定子鉄心片10(A)の各長孔10h、10h…に遊嵌している。
【0021】
これにより、上記固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とは、上記突起10pが上記長孔10hの内部をその在方向に沿って移動することで、積層固定子鉄心2の軸線を中心として相対的に回転動作することが可能となる。
【0022】
また、図8(a)に示す如く固定子鉄心片10(A)の突起10pが、固定子鉄心片10(B)の長孔10hにおける一方の端部に当接している状態から、上記突起10pが移動して、図8(b)の如く長孔10hにおける他方の端部に当接することで、上記固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)との相対的な回転角度が規制されることとなる。
【0023】
因みに、固定子鉄心片10(B)の突起10pが、固定子鉄心片10(A)の長孔10hに遊嵌している状況においても、上述したと同一の動作態様に基づいて、固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)との相対的な回転角度が規制されることは言うまでもない。
【0024】
上述の如く、固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とを交互に積層した積層固定子鉄心2では、図2および図6に示す如く、各々の固定子鉄心片10における突極子部10tを、積層固定子鉄心2の中心軸線に沿って並置させた状態、言い換えれば突極子部10tの積層によって構成される突極子2Tを、中心軸線に沿ったストレートなものとすることができる。
【0025】
また、上述した積層固定子鉄心2では、各々の固定子鉄心片10を一定の方向へ所定の角度だけ回転(スキュー)させることで、図3および図7に示す如く、突極子部10tの積層によって構成される突極子2Tを、積層固定子鉄心2の中心軸線に対して所定の角度だけ傾斜した所定の形状に変形させることができる。
【0026】
ここで、製品としてのモータ用固定子1を構成する積層固定子鉄心2は、固定子鉄心片10、10…をスキューさせた状態(図3および図7参照)において、各々の固定子鉄心片10を互いに結合(溶接)することにより一体化してある。
【0027】
また、製品としてのモータ用固定子1を構成する積層固定子鉄心2の各突極子2Tには、上述した如く巻線3が巻回されており、この巻線3は所定の形状に傾斜した突極子2Tに対して、断線や緩み生じることのない所定の態様で巻回されていることは言うまでもない。
【0028】
以下では、上述した構成のモータ用鉄心1を製造する方法の一実施例を、作業手順に従って説明する。
先ず、図示していない順送り金型装置において、帯状鋼板(図示せず)から、先に詳述した固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とを、交互に打抜き形成する。
【0029】
ここで、上記固定子鉄心片10(A)と固定子鉄心片10(B)とは、順送り金型装置において交互に積層され、所定の枚数だけ積層されることにより積層固定子鉄心2が構成される(積層工程)。
【0030】
なお、上述した積層固定子鉄心2においては、固定子鉄心片10(A)の各突起10p、10p…が固定子鉄心片10(B)の各長孔10h、10h…に遊嵌しているとともに、固定子鉄心片10(B)の各突起10p、10p…が、固定子鉄心片10(A)の各長孔10h、10h…に遊嵌していることは勿論である。
【0031】
また、上記順送り金型装置においては、各々の固定子鉄心片10における突極子部10tが、積層固定子鉄心2の中心軸線に沿って並置させた状態、すなわち突極子部10tの積層による突極子2Tが、中心軸線に沿ったストレートな形状として構成される。
【0032】
上記順送り金型装置において製造された積層固定子鉄心2を取り出し、次いで上記積層固定子鉄心2を図示していない巻線作業機にセットして、上記積層固定子鉄心2における各突極子2Tに対して巻線3を巻回する(巻線工程)。
【0033】
このとき、上述した如く、積層固定子鉄心2における各突極子2Tは、中心軸線に沿ったストレートな形状を呈しているので、上記突極子2Tに対する巻線3の巻回作業は極めて容易なものとなる。
【0034】
これにより、手作業によって突極子2Tに巻線3を巻回する際、作業性が極めて良好であるために、モータ用固定子の製造に関わるリードタイムが短縮され、もって生産性を大幅に向上させることが可能となる。
【0035】
また、専用機械を用いて突極子2Tに巻線3を巻回する場合、巻回機構に複雑な挙動を必要としないために、上記専用機械に関わるコストが廉価に抑えられ、もってモータ用固定子1の製造に関わるコストが大幅に低減することとなる。
【0036】
ここで、上述した巻線工程においては、後述するスキュー工程において、積層固定子鉄心2における各突極子2Tを所定の形状に傾斜させた際に、巻線3が断線や緩み生じることのない所定の態様で巻回される態様で、図9(a)に示す如く上記巻線3を突極子2Tに対して緩く巻回することが重要である。
【0037】
巻線作業機(図示せず)における巻線作業(巻線工程)が終了したのち、上記巻線作業機から積層固定子鉄心2を取り出し、次いで図10に示す如くスキュー作業機100に上記積層固定子鉄心2をセットする。
【0038】
ここで、上記スキュー作業機100は、積層固定子鉄心2のヨーク2Yを下方から支持する有底円筒状のベース101と、上記ベース101の中心に立設されて積層固定子鉄心2の中央開口に嵌入する円柱状のコラム102と、上記コラム102に対して回転自在に支承されて積層固定子鉄心2のヨーク2Yを上方から挟持するクランパ103と、上記クランパ103をオペレータの手作業によって回転させるためのハンドル104とを有している。
【0039】
また、上記ベース101には、積層固定子鉄心2を構成する最下層の固定子鉄心片10における突起10pと係合する凹部101rが形成されており、また上記クランパ103には、積層固定子鉄心2を構成する最上層の固定子鉄心片10における凹部10rと係合する凸部103pが形成されている。
【0040】
上述した如きスキュー作業機100に積層固定子鉄心2をセットしたのち、上記スキュー作業機100のクランパ103を一定方向に回転させることにより、先に詳述した長孔10hと突起10pとの協働作用によって、隣接する固定子鉄心片10同士の相対的な回転角度が規制されることで、積層固定子鉄心2を構成する全ての固定子鉄心10、10…が、それぞれ一定の方向へ所定角度だけ相対回転することとなり、スキューの施された所定形状の積層固定子鉄心2が形成されることとなる(スキュー工程)。
【0041】
また、積層固定子鉄心2を構成する各固定子鉄心10をスキューさせた際、突極子部10tの積層によって構成される突極子2Tは、積層固定子鉄心2の中心軸線に対して所定の角度だけ傾斜した所定の形状に変形することとなる。
【0042】
このとき、図9(a)に示す如く突極子2Tに対して緩く巻回されていた巻線3は、上述したスキュー工程において積層固定子鉄心2における各突極子2Tを所定の形状に傾斜させた際に、図9(b)に示す如く突極子2Tに対して断線や緩み生じることのない所定の態様で巻回されることとなる。
【0043】
スキュー作業機100におけるスキュー(スキュー工程)が終了したのち、上記スキュー作業機100から積層固定子鉄心2を取り出し、次いで積層固定子鉄心2を構成する各固定子鉄心片10を、溶接により外周の要部を互いに結合して一体化する(結合工程)。
【0044】
かくして、図1に示す如く、積層固定子鉄心2の突極子2T、2T…に、それぞれ巻線3を巻回することにより構成された、製品としてのモータ用固定子1が完成することとなる。
【0045】
なお、上述した実施例においては、4枚の固定子鉄心片10(A)と、3枚の固定子鉄心片10(B)との、計7枚の固定子鉄心片を交互に積層して、積層固定子鉄心2を構成しているが、積層固定子鉄心を構成する固定子鉄心片の枚数は、モータ固定子の仕様等に基づいて、任意に設定し得ることは言うまでもない。
【0046】
また、固定子鉄心片10(A)および固定子鉄心片10(B)における突起10pと長孔10hとの形状、設置個数、設置場所等は、上述した実施例に限定されるものではなく、適宜に設定し得るものであることは勿論である。
【0047】
また、上述した実施例においては、スキュー作業機100でのスキューが終了した後、溶接によって各固定子鉄心片10を互いに接合しているが、例えば外周にリングを嵌めることにより各固定子鉄心片を接合する等、様々な接合方法を採用し得ることは言うまでもない。
【0048】
さらに、突起10pと長孔10hとの協働作用に基づく、固定子鉄心片10同士の相対回転角度、すなわち積層固定子鉄心2におけるスキュー角も、任意に設定し得るものであることは勿論であり、言い換えれば、モータ用固定子を構成する積層固定子鉄心の突極子が如何に傾斜していても、本発明を有効に適用することが可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳述した如く、本発明に関わるモータ用固定子は、所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心における傾斜した突極子に巻線を巻回して成るモータ用固定子であって、積層固定子鉄心は2種類の固定子鉄心片を交互に積層することによって構成され、積層されて隣接する一方の固定子鉄心片に突起を有するとともに、隣接する他方の固定子鉄心片に前記突起が一方の端部から他方の端部まで移動して前記2種類の固 定子鉄心片の相対的な回転角度を規制する長孔を有し、積層された各固定子鉄心片を一定の方向へ回転させることによって、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に沿って並置した状態から、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に対して傾斜した状態へ変形し得るよう構成されていることを特徴としている。
【0050】
上記構成によれば、積層固定子鉄心における各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に沿って並置した状態において、上記突極子部の積層により形成された突極子に巻線を巻回することで、上記積層固定子鉄心の突極子に対して巻線を容易に巻回することが可能となる。
【0051】
このように、本発明に関わるモータ用固定子によれば、積層固定子鉄心の突極子に対して巻線を容易に巻回することができ、もって製造コストの増大や生産性の低下を未然に防止することが可能となる。
【0052】
【0053】
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明に関わるモータ用固定子の一実施例を示す平面図および側面図。
【図2】(a)および(b)は、図1に示したモータ用固定子における積層固定子鉄心の平面図および側面図。
【図3】(a)および(b)は、図1に示したモータ用固定子における積層固定子鉄心の平面図および側面図。
【図4】(a)、(b)および(c)は、図2および図3に示した積層固定子鉄心を構成する固定子鉄心片の平面図、側面図および要部断面図。
【図5】(a)、(b)および(c)は、図2および図3に示した積層固定子鉄心を構成する固定子鉄心片の平面図、側面図および要部断面図。
【図6】(a)は図2中におけるVIa−VIa線断面図、(b)は図2中におけるVIb−VIb線断面図。
【図7】(a)は図3中におけるVIIa−VIIa線断面図、(b)は図3中におけるVIIb−VIIb線断面図。
【図8】積層された固定子鉄心片における相対回転の様子を示す要部平面図。
【図9】(a)および(b)は、巻線工程を経てスキュー工程を実施した際における突極子の断面形状を示す概念図。
【図10】本発明に関わるモータ用固定子を製造する際においてスキュー工程を実施するためのスキュー作業機を示す概念的な断面図。
【符号の説明】
1…モータ用固定子、2…積層固定子鉄心、2Y…ヨーク、2T…突極子、3…巻線、10、10(A)、10(B)…固定子鉄心片、10y…ヨーク部、10t…突極子部、10p…突起、10h…長孔、100…スキュー作業機

Claims (1)

  1. 所定枚数の固定子鉄心片をスキューさせて積層した積層固定子鉄心における傾斜した突極子に巻線を巻回して成るモータ用固定子であって、
    前記積層固定子鉄心は2種類の固定子鉄心片を交互に積層することによって構成され、積層されて隣接する一方の固定子鉄心片に突起を有するとともに、隣接する他方の固定子鉄心片に前記突起が一方の端部から他方の端部まで移動して前記2種類の固定子鉄心片の相対的な回転角度を規制する長孔を有し、積層された各固定子鉄心片を一定の方向へ回転させることによって、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に沿って並置した状態から、各固定子鉄心片の突極子部が中心軸線に対して傾斜した状態へ変形し得るよう構成されていることを特徴とするモータ用固定子。
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