JP2003036967A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2003036967A
JP2003036967A JP2001221106A JP2001221106A JP2003036967A JP 2003036967 A JP2003036967 A JP 2003036967A JP 2001221106 A JP2001221106 A JP 2001221106A JP 2001221106 A JP2001221106 A JP 2001221106A JP 2003036967 A JP2003036967 A JP 2003036967A
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JP
Japan
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inverter
cooling
inverter unit
partition plate
frequency heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001221106A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamaguchi
英樹 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータユニットのパワートランジスタの
温度上昇値を抑え、また、インバータ制御部品の熱的安
定性を図り、インバータユニットの信頼性を高めるこ
と。 【解決手段】 インバータ基板22と、冷却用ダクト3
0と、仕切板25とを備え、冷却用ダクト30側からイ
ンバータ基板22側にギャップを設けて仕切板を25を
配置することにより、パワートランジスタ28部の冷却
風31−bが整流され、インバータ制御部品29部に流
れる冷却風31−cが得られるので、温度上昇値が抑え
られる結果となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータユニッ
トの冷却性能を改善した高周波加熱装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱装置を図面を
参照して説明する。図3は従来の高周波加熱装置のイン
バータユニット部の斜視図を示したものである。
【0003】図3において、1はインバータを取付ける
ためのインバータ取付板、2はインバータ基板、3は高
圧トランス、4は冷却フィン、6は送風機、7は送風機
ガイド、8はインバータユニットのパワートランジス
タ、9はインバータ制御回路の制御部品、10は冷却ダ
クト、11は冷却風の流れを示し、12は送風機の吸気
口を示したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、吸気口12から吸込まれ、送風機6から
送り込まれてくる冷却風は送風機ガイド10を通って、
インバータ取付板1と冷却ダクト10で構成された
「ロ」の字状のダクトを通る間にインバータ基板2上の
高圧トランス3、パワートランジスタ8、インバータ制
御部品9を冷却していくが、インバータ基板2の面積が
大きくその上に冷却を必要とする部品が点在するため
に、冷却風の風量を確保しなければならないことや冷却
風をバランス良く各部品に吹付けなければならないこ
と、また、インバータ基板2上の冷却として特性として
温度特性を考慮しての部品の配置とインバータ基板のパ
ターン設計の両立を配慮しての設計検討をしなければな
らないという課題を有していた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、インバータ基板上に点在する各部品を効率良く冷却
し、インバータユニットの温度ドリフト特性を改善し、
超寿命の安定した高周波加熱装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の高周波加熱装置は、冷却ダクト内で
インバータユニットの高圧トランスとパワートランジス
タを冷やす冷却フィンとの間に仕切板を設けたものであ
る。
【0007】これによって、冷却ダクト内での冷却風の
整流化を行い、インバータユニットの各部品の温度限度
に対する余裕度が増すこととなる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、高周波
を発生させ供給するマグネトロンと、前記マグネトロン
に高周波用電力を供給するインバータユニットと、前記
インバータユニットを冷却する冷却ダクトとを備え、前
記インバータユニットの高圧トランスと冷却フィンとの
間に前記冷却ダクトより突出させた仕切板を設けて配す
ることにより、冷却ダクト内での冷却風の流れが整流化
され、冷却風の流れが従来に比べてスムーズとなり、パ
ワートランジスタや高圧トランスの巻線温度を低くする
ことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の高周波加熱装置を更に改善するもので、インバ
ータユニットのパワートランジスタが取付けられた冷却
フィンの全長に合わせて仕切板を設けることにより、イ
ンバータユニットの中でも最も温度限度に対して余裕が
少ない複数あるパワートランジスタに効率良く冷却風を
吹付けることにより、部品の温度限度に対する余裕を与
えることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、仕切板をインバ
ータユニットの部品面からギャップを設けて設置するこ
とにより、ギャップ部より吹出してくる冷却風により、
インバータ基板上の制御回路部品の温度を下げ、インバ
ータユニット全体の温度ドリフトに対する影響を低減さ
せることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例にお
ける高周波加熱装置の斜視図を示すものである。
【0013】図1において、21はインバータ取付板で
あり、インバータ基板22の取付けと冷却ダクト32と
で「ロ」の字ダクトを構成する。送風機26からは送風
機ガイド27を介してダクトに接合している。23は高
圧トランス、24は冷却フィンでパワートランジスタ2
8が取付いており、前記インバータ基板22の部品であ
る。前記高圧トランス23と冷却フィン24の間に仕切
板25が前記冷却ダクト30より突出した形で設ける。
【0014】図2は上記の図1の側面図である。
【0015】以上のように構成された高周波加熱装置に
ついて、以下にその動作、作用を説明する。
【0016】まず、高周波が供給される際、インバータ
ユニットからは高周波用電力がマグネトロンに供給され
る。インバータ基板22上のインバータ制御部品29、
高圧トランス23、パワートランジスタ28は高温にな
るため、送風機26によって冷却風が送風機ガイド27
を介して、インバータ取り付け板21と冷却ダクト30
により構成された「ロ」の字状ダクト内に導かれ、イン
バータユニット全体が冷却されることとなる。
【0017】以上のように、本実施例においては仕切版
25を高圧トランス23と冷却フィン24の間において
冷却ダクト30から突出させた形状で冷却フィン24の
永て方向に平行な状態で設けることにより、冷却風31
−b、31−dは仕切り板25に平行に整流されて流れ
るようになり、パワートランジスタ28および高圧トラ
ンス23は効率良く冷却することができる。
【0018】また、本実施例では、冷却フィン24の全
長に合わせて仕切り板25を設けることにより、冷却フ
ィン24に固定された複数のパワートランジスタ28の
表面および冷却フィン24の表面を冷却風31−bが流
れることにより、各部の発熱を冷やすことができること
なり、部品の温度限度に対しての余裕度を確保すること
もできる。
【0019】また、本実施例の仕切板25とインバータ
基板22とのギャップの部分における冷却風31−cは
インバータ基板22に実装されたインバータ制御部品2
9の表面を流れるようになることにより、特に、インバ
ータ制御部品29の温度上昇とギャップ寸法の関係が図
4のような温度特性を示し、ギャップ寸法を変化させる
ことで温度上昇が抑えられることとなり、インバータ制
御部品29の温度上昇に対する特性変化(温度ドリフ
ト)を少なく抑えることができる。
【0020】また、本実施例のパワートランジスタ28
の温度上昇値が抑えることができることにより、温度限
度値に対して余裕が出るため、送風機26の風量を抑え
ることができることとなり、送風機26の回転数を落と
すことが可能となり、送風機26から発生する風切り音
が抑えられ、高周波加熱装置としての静音化をすること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3に記載の発
明によれば、インバータユニットのパワートランジスタ
の温度上昇値を抑えることができ、また、インバータ制
御部品の熱的安定性が図れ、インバータユニットの信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるインバータユニット部
の斜視図
【図2】本発明の実施例におけるインバータユニット部
の側面図
【図3】本発明の実施例におけるインバータユニット部
の温度特性グラフ
【図4】従来のインバータユニット部の斜視図
【符号の説明】
1、21 インバータ取付板 2、22 インバータ基板 3、23 高圧トランス 4、24 冷却フィン 25 仕切板 6、26 送風機 7、27 送風機ガイド 8、28 パワートランジスタ 9、29 インバータ制御部品 10、30 冷却用ダクト 11、31 冷却風 12、32 送風機吸気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波を発生させ供給するマグネトロン
    と、前記マグネトロンに高周波用電力を供給するインバ
    ータユニットと、前記インバータユニットを冷却する冷
    却ダクトとを備え、前記インバータユニットの高圧トラ
    ンスと冷却フィンとの間に前記冷却ダクトより突出させ
    た仕切板を設けて配した高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 仕切板は冷却フィンの全長に合わせて併
    設する請求項1に記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 仕切板をインバータユニットの部品面よ
    りギャップを設けて設置する請求項1または2に記載の
    高周波加熱装置。
JP2001221106A 2001-07-23 2001-07-23 高周波加熱装置 Pending JP2003036967A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103032907A (zh) * 2011-10-03 2013-04-10 株式会社东芝 烹饪装置
DE102006051502B4 (de) 2006-10-31 2023-06-01 BSH Hausgeräte GmbH Ofen zur Garbehandlung von Lebensmitteln

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DE102006051502B4 (de) 2006-10-31 2023-06-01 BSH Hausgeräte GmbH Ofen zur Garbehandlung von Lebensmitteln
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