JP2003036145A - Fifoメモリのデータ転送制御装置 - Google Patents

Fifoメモリのデータ転送制御装置

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JP2003036145A
JP2003036145A JP2001223177A JP2001223177A JP2003036145A JP 2003036145 A JP2003036145 A JP 2003036145A JP 2001223177 A JP2001223177 A JP 2001223177A JP 2001223177 A JP2001223177 A JP 2001223177A JP 2003036145 A JP2003036145 A JP 2003036145A
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Yasutaka Iijima
康隆 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一データが連続して転送される場合におい
て、消費電力の低減とデータ転送の高速化を図る。 【解決手段】 エリアAの容量分データが書き込まれる
と、エリア内データ一致検出部7では、エリアAに書き
込まれたデータがすべて同じかどうか判定する。エリア
Aに書き込まれたデータがすべて同じであると検出され
た場合は、エリア内データ一致検出部7はエリアレジス
タ9のエリアAに対応したビットに「1」をセットし、
そうでない場合は「0」をセットする。対象エリア6の
データがすべて同じである場合、FIFOメモリ5は、
同一データを有するエリア6の先頭アドレスから1ワー
ドを1回だけ出力し、ATA/ATAPIデータレジス
タ2にセットする。そして読み出し側クロックの供給を
停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジスタを介して
ホストコンピュータとのデータ転送を行うFIFOメモ
リのデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レジスタを介してホストコンピュータと
のデータ転送を行うデータ転送制御装置に使われている
インターフェース規格のひとつとして、例えばATA/
ATAPIインターフェースがある。
【0003】このATA/ATAPIインターフェース
規格に準拠した従来のデータ転送制御装置における、デ
ータの読み出し動作について、図7を使って具体的に説
明する。この図において、21は記録再生可能なディス
ク、22はモータ、23はディスク読み取り部、24は
サーボ制御部、25は再生アンプ、26は復調回路、2
7は誤り訂正(ECC)デコーダ回路、28はバッファ
メモリ(DRAM)、29はFIFO(ファースト イ
ン ファースト アウト)メモリ、30はATA/AT
APIレジスタ群、31はATA/ATAPIデータレ
ジスタ、32はATA/ATAPIコマンドブロック或
いはコントロールレジスタ、33はシステムコントロー
ラである。
【0004】ATA/ATAPIデータ転送制御装置で
は、ディスク21からのデータ再生に先立って、ホスト
コンピュータが発行した転送制御コマンドやパラメータ
を、ATA/ATAPIレジスタ群30を介して受け取
る。通常はリードコマンドと共に、転送データの開始位
置となるスタートアドレスと、そのスタートアドレスか
らのデータ長(データレングス)を受け取る。リードコ
マンドを受け取ったATA/ATAPIデータ転送制御
装置は、ホストコンピュータから要求のあったアドレス
を元に、ディスク21上の対象領域の読み取りを開始す
る。
【0005】ディスク読み取り部23で再生された信号
は、再生アンプ25において増幅され、復調回路26に
供給される。復調回路26で復調されたデータは、誤り
訂正(ECC)デコーダ回路27に供給され誤り訂正処
理を受け、バッファメモリ28に一旦格納される。バッ
ファメモリ28に格納されたデータは、データの出力タ
イミングを調整するFIFO29を経由して、ホストコ
ンピュータの読み出し要求に従い、ATA/ATAPI
データレジスタ31を介してホストコンピュータに読み
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ATA/ATAPIイ
ンターフェースのようなレジスタを介してホストコンピ
ュータとのデータ転送を行うデータ転送制御装置におい
て、ディスク21に記録されているデータ量が少ない場
合、特に、新しいディスク装置や新しいメディアの使い
始めなどでは、ホストコンピュータのリードコマンドに
対し、実際にディスク上からは同一データが連続して大
量に再生されている。そして、ディスク21上から再生
され、バッファメモリ28に格納されたデータは、どれ
も一旦、データの出力タイミングを調整するFIFO2
9に格納され、ホストコンピュータの読み出し要求に従
い、FIFO29から出力されていく。FIFO29に
格納されたデータに同一パターンが連続する場合でも、
ホストコンピュータの読み出し要求に従い、1ワード毎
FIFO29から読み出し、ATA/ATAPIデータ
レジスタ31にセットするといった動作を繰り返してい
る為、消費電力が無駄となっている。
【0007】さらに、ホストコンピュータがATA/A
TAPIデータレジスタ31を連続して読む場合、その
読み出しスピードは、ATA/ATAPIデータ転送制
御装置がデータレジスタ31にデータを準備するスピー
ド、即ち、FIFO29からの出力スピードに依存して
いた。数セクタに渡って、データレジスタ31の値は同
じであるにもかかわらず、ホストコンピュータは、AT
A/ATAPIデータ転送制御装置がデータレジスタ3
1に同じデータを準備するまで、毎回待たなければなら
なかった。
【0008】また、FIFO29に格納されたデータに
同一パターンが連続する場合でも、ホストコンピュータ
が同一パターンを読み出し、書き込みが可能な空き容量
ができるまでFIFO29への書き込み処理を待たせる
必要があった。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決するため
に、同一データが連続して転送される場合において、消
費電力の低減とデータ転送の高速化を図るFIFOメモ
リのデータ転送制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、データをFIFOメモリの複数のエリ
アに順に格納し、ホストコンピュータからの要求に従い
格納されたデータを読み出し、レジスタにセットし、こ
のレジスタを介してホストコンピュータへのデータ転送
を行うFIFOメモリのデータ転送制御装置において、
FIFOメモリに格納するために転送されたデータが手
前のデータと同一かを検出し、さらに一つのエリアに同
一データが格納されたかを検出するデータ一致検出手段
と、エリア内のデータがすべて同一であると検出された
場合、該エリアからレジスタへのデータの出力は1ワー
ド分のみ行い、残りのエリア内のデータ出力動作を停止
し、そうでない場合、ホストコンピュータの読み出し要
求に従い、エリア内のデータを連続して出力する読み出
し制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、どのエリアまで同一デー
タが格納されたかを確認するデータ一致エリア確認手段
を備え、前記読み出し制御手段は、ホストコンピュータ
がエリアの読み出し要求を行った際に、データの格納が
完了している複数のエリア内のデータが連続してすべて
同一である場合、これらエリアからレジスタへのデータ
の出力は、1ワード分のみ行い、残りはデータ出力動作
を停止することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、レジスタへのデータの出
力は1ワード分のみ行い、その後のホストコンピュータ
の読み出し要求に対し、データがすべて同一であると検
出されたエリア内のデータ出力動作を停止する時は、ホ
ストコンピュータの読み出し要求に対しウエイト信号を
出力しない信号制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記読み出し制御手段に
より同一データにおける1ワード分が出力された場合、
データがすべて同一であると検出されたエリアに対し
て、データの書き込み動作を許可する手段を備えたこと
を特徴とする。
【0014】本発明においては、いくつかのエリアに分
割されたFIFOメモリの入力部分に、該エリア内のデ
ータが全て同一かどうかを検出する手段を持ち、もし、
エリア内のデータがすべて同一であると検出された場合
には、該エリアからレジスタへのデータの出力は1ワー
ド分だけ行い、その後は、そのエリア内のデータ出力動
作は実施しない。ホストコンピュータが、当該エリアの
データ長分だけデータの読み出し動作を終えたら、この
データ転送制御装置では、次エリアの先頭からデータ出
力動作を再開する。こうすることにより、ディスクから
同一データが連続して再生される場合、FIFOメモリ
からの出力動作回数を大幅に削減することができ、消費
電力を抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】<第1実施形態>図1はATA/ATAP
Iインターフェースにおいて本発明のFIFOメモリの
データ転送制御装置の第1実施形態を示すブロック図で
ある。同図において、1はホストデータバス、2はAT
A/ATAPIデータレジスタ、3はFIFOのリード
コントロール部、4はFIFO内のライトコントロール
部、5はFIFO(SRAM)、6はFIFO内の分割
されたエリア、7はエリア内データ一致検出部、8はF
IFOコントロール部、9は各エリア内のデータが全て
同一であるかどうかの判定結果を保持するエリアレジス
タで、10は内部データバスである。図1では、説明の
簡略化の為FIFO内の分割を4つとしているが、これ
は任意の数でよいことは言うまでもない。
【0017】ディスクから再生されたデータはエリア内
データ一致検出部7を通り、FIFOメモリ5に書き込
まれていく。この時、FIFOコントロール部8のライ
トアドレスコントロール部4はエリアAの先頭から順々
に書き込まれていくように、ライトアドレスを出力す
る。FIFOメモリ5への書き込みは1エリア分連続し
て実施するものとする。ここで、FIFOメモリ5の各
エリア6の容量は予め決まっているものとする。まず、
エリアAの容量分データが書き込まれると、エリア内デ
ータ一致検出部7では、エリアAに書き込まれたデータ
がすべて同じかどうか判定する。
【0018】もし、エリアAに書き込まれたデータがす
べて同じであると検出された場合は、エリア内データ一
致検出部7はエリアレジスタ9のエリアAに対応したビ
ットに「1」をセットし、そうでない場合は「0」をセ
ットする。上記判定は各エリアに対して、エリアの全容
量分データが書き込まれる毎に行い、その検出結果はエ
リアレジスタ9にセットされる。
【0019】さて、ホストコンピュータがATA/AT
APIデータレジスタ2の読み出し動作を実施する際の
第1実施形態の制御フローについて図2を用いて説明す
る。ホストが読み出しを開始し、対象エリア6の読み出
し要求があると(ステップS11)、FIFOコントロ
ール部8では対象エリア6に対応するエリアレジスタ9
を読みに行き(ステップS12)、対象エリア6の全デ
ータが同じかどうか判定する(ステップS13)。も
し、対象エリア6のデータがすべて同じである場合、F
IFOメモリ5は、同一データを有するエリア6の先頭
アドレスから1ワード(16bit)を1回だけ出力
し、ATA/ATAPIデータレジスタ2にセットする
(ステップS14)。そして読み出し側クロック(CL
K_READ)の供給を停止する(ステップS15)。
続くホストコンピュータの読み出し要求に対しては、リ
ードコントロール部3はATA/ATAPIデータレジ
スタ2のセットに必要なセットイネーブル(SET_E
N)信号を出力せず、ATA/ATAPIデータレジス
タ2にはエリア6から最初に読み出された1ワード(1
6bit)が保持されたままである。
【0020】ホストコンピュータが対象エリアの容量分
に対するATA/ATAPIデータレジスタ2の読み出
し動作を実施し終わると(ステップS16)、FIFO
コントロール部8では読み出し側クロック(CLK_R
EAD)の供給を再開する(ステップS17)。もし、
対象エリア6内のデータがすべて同じであるとは判定さ
れなかった場合は、FIFOメモリ5は対象エリア6の
先頭の1ワード(16bit)を出力し、ATA/AT
APIデータレジスタ2にセットする(ステップS1
8)。そして続くホストコンピュータの読み出し要求に
対しては(ステップS19)、毎回1ワード分インクリ
メントさせたリードアドレスからデータを出力し、AT
A/ATAPIデータレジスタ2にセットしていく(ス
テップS20)。そして、エリア6のデータがすべて出
力されるまで(ステップS21)データを出力し続け
る。
【0021】さて、ホストコンピュータが対象エリアの
容量分に対するATA/ATAPIデータレジスタ2の
読み出し動作を完了すると、続くホストコンピュータの
読み出し要求に対しては、次のエリア6のデータを出力
していく訳だが、出力開始に当たり、上で説明した制御
フローに従い、出力処理を続ける。
【0022】FIFOメモリ5はリングメモリとして使
い、データの書き込みは、エリアA、エリアB、エリア
C、エリアDと進み、またエリアAに戻る。以前にエリ
アAに書き込んだデータの読み出しがすべて終わってか
ら、新たにエリアAへの書き込みを開始することは言う
までもない。すなわち、ライトアドレスがリードアドレ
スを追い越したり、リードアドレスがライトアドレスを
追い越したりすることが起こらないようにFIFOコン
トロール部8で制御される。
【0023】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、ディスクから同一データが連続して再生されFIF
Oメモリ5内のあるエリア6にすべて等しいデータが格
納されている場合には、そのエリア6のデータが読み出
されるまで、FIFOメモリ5への読み出し側クロック
の供給を停止することができ、消費電力を換えたATA
/ATAPIデータ転送制御装置を実現できる。
【0024】<第2実施形態>以下、図3を参照しなが
ら、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、
本発明のデータ転送制御装置の第2実施形態を示すブロ
ック図である。第2実施形態は、第1実施形態のエリア
レジスタ9に対し、各エリア6に対し書き込みが終わっ
ているかどうかの判定結果を保持するための書き込み完
了レジスタ11を追加するとともに、エリア内データ一
致検出部7からエリア6にデータをすべて書き込み完了
する毎に、エリア6に対応した書き込み完了レジスタ1
1に対し、書き込み完了を示す「1」をセットする機能
を追加したものである。尚、書き込み完了レジスタ11
は読み出しが終わると「0」に戻されるものとする。
【0025】ホストコンピュータがATA/ATAPI
データレジスタ2の読み出し動作を実施する際の本実施
形態の制御フローについて図4を用いて説明する。ホス
トが読み出しを開始し、対象エリア6の読み出し要求が
あると(ステップS31)、FIFOコントロール部8
では書き込み完了レジスタ11を読みに行き(ステップ
S32)書き込みが完了しているエリア6に対応するエ
リアレジスタ9を読みに行く(ステップS33)。ここ
で連続したエリア6の全データが同じかどうか判定し
(ステップS34)、もし、連続したいくつかのエリア
6のデータがすべて同じであると判断された場合は、F
IFOメモリ5は連続した最初のエリア6の先頭アドレ
スから1ワード(16bit)を1回だけ出力し、AT
A/ATAPIデータレジスタ2にセットする(ステッ
プS35)。
【0026】そして読み出し側のクロック(CLK_R
EAD)の供給を停止する(ステップS36)。ここ
で、例としてエリアAからエリアDのデータが全て同じ
であると判定された場合を考える。最初の読み出し要求
に続くホストコンピュータの読み出し要求に対しては、
リードコントロール部はATA/ATAPIデータレジ
スタのセットに必要なセットイネーブル(SET_E
N)信号を出力せず、ATA/ATAPIデータレジス
タにはエリアAから最初に読み出された1ワード(16
bit)が保持されたままである。そしてホストコンピ
ュータがエリアAからエリアDまでの全容量分に対する
ATA/ATAPIデータレジスタの読み出し動作を実
施し終わるまで、この状態のままである。ホストコンピ
ュータがエリアAからエリアDまでのデータを全て読み
出したら(ステップS37)、FIFOコントロール部
ではFIFOの読み出し側のクロック(CLK_REA
D)の供給を再開し(ステップS38)、次のエリアの
読み出し動作に入る。もしも、ステップS34で連続し
たいくつかのエリアのデータがすべて同じであるとは判
定されなかった場合は、第1実施形態で説明した制御フ
ロー(図2)と同じ処理を行う。
【0027】以上説明したように、本発明の第2実施形
態によれば、ディスクから同一データが連続して再生さ
れ、FIFO内のいくつか連続したエリアにすべて等し
いデータが格納されている場合には、その連続したエリ
アのデータが読み出されるまで、読み出し側クロック
(CLK_READ)の供給を停止することができ、第
1実施形態の形態よりもさらに消費電力を抑えたATA
/ATAPIデータ転送制御装置を実現できる。
【0028】<第3実施形態>以下、図5を参照しなが
ら、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、
本発明のデータ転送制御装置の第3実施形態を示すブロ
ック図である。第3実施形態は、第1又は第2実施形態
のATA/ATAPIインターフェースFIFO制御機
能に、ホストコンピュータへのATA/ATAPI制御
信号コントロール部12を付け加えたものである。
【0029】さて、ホストコンピュータがATA/AT
APIデータレジスタ2の読み出し動作を実施する際、
第1実施形態の制御フロー又は第2本実施形態の制御フ
ローに従い対象エリアのデータがすべて同じであると判
断された場合には、FIFOメモリ5は対象エリアの先
頭アドレスから1ワードだけ出力し、ATA/ATAP
Iデータレジスタにセットし、読み出し側のクロック
(CLK_READ)の供給を停止する。続くホストコ
ンピュータの読み出し要求に対しては、リードコントロ
ール部はATA/ATAPIデータレジスタのセットに
必要なセットイネーブル(SET_EN)信号の出力を
停止すると共に、ATA/ATAPI制御信号コントロ
ール部12ではホストコンピュータに対するウエイト信
号を出力しないようにする。
【0030】例えば、PIO転送モードでは、デバイス
側のデータ転送準備ができていない場合、ホストコンピ
ュータのATA/ATAPIデータレジスタアクセスの
転送サイクルを伸ばすため、IORDYをネゲートしウ
エイト信号として使っているが、本実施形態のATA/
ATAPIインターフェースでは、対象エリアのデータ
容量分の読み出し要求に対してはIORDYをネゲート
しない。
【0031】また、マルチワードDMA転送モードで
は、DMARQとDMACK#信号でハンドシェイクを
取り、読み出しが行われている。転送中にデバイスがホ
ストコンピュータに対しウエイトを要求したいときは、
DMARQをネゲートしウエイト信号として使っている
が、本実施形態のATA/ATAPIインターフェース
では、対象エリアのデータ容量分の読み出し要求に対し
てはDMARQをネゲートしない。
【0032】以上説明したように、本発明の第3実施形
態によれば、ディスクから同一データが連続して再生さ
れ、FIFO内のいくつか連続したエリアにすべて等し
いデータが格納されている場合には、その連続したエリ
アのデータが読み出されるまで、ATA/ATAPI制
御信号コントロール部12でウエイト信号を出力しない
ようにするため、ホスト側で読み出し処理を待たせる必
要がないので、読み出しの高速化が実現できる。
【0033】<第4実施形態>以下、図6を参照しなが
ら、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、
本発明のデータ転送制御装置の第4実施形態を示すブロ
ック図である。第4実施形態は、第1又は第2実施形態
で説明したATA/ATAPIインターフェースFIF
O制御機能に、内部データバスの制御信号コントロール
部13を付け加えたものである。
【0034】ホストコンピュータがATA/ATAPI
データレジスタ2の読み出し動作を実施する際、第1実
施形態の制御フロー又は第2実施形態の制御フローに従
い対象エリアのデータがすべて同じであると判断された
場合には、FIFOメモリ5は対象エリアの先頭アドレ
スから1ワードだけ出力し、ATA/ATAPIデータ
レジスタにセットし、FIFOの読み出し側のクロック
(CLK_READ)供給を停止する。
【0035】FIFOが当該エリアの先頭の1ワード
(16bit)を出力し、ATA/ATAPIデータレ
ジスタの値を更新した後は、当該エリアのデータは必要
無くなるので、内部データバス制御信号コントロール部
では当該エリアが空き(書き込み可能)領域であると見
なし、内部バッファコントロール部ヘ書き込み要求を出
し、新規データの書き込みを進める。こうすることで、
今までは当該エリアの読み出しが終了するまで、書き込
みを待たされていたような場合でも、早期の書き込みが
実現できる。
【0036】以上に説明した通り、当該エリアに書き込
まれたデータがすべて同じである場合、内部データバス
コントロール部を持つことで、FIFOへの書き込み処
理を待たせる必要がないので、データ転送の高速化が見
込まれる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
FIFOメモリに格納するために転送されたデータが手
前のデータと同一かを検出し、さらに一つのエリアに同
一データが格納されたかを検出し、エリア内のデータが
すべて同一であると検出された場合、該エリアからレジ
スタへのデータの出力は1ワード分のみ行い、残りのエ
リア内のデータ出力動作を停止し、そうでない場合、ホ
ストコンピュータの読み出し要求に従い、エリア内のデ
ータを連続して出力するので、記憶媒体である例えばデ
ィスクから同一データが連続して再生される場合、FI
FOメモリからの出力動作回数を大幅に削減することが
でき、消費電力を抑えることができる。
【0038】また、本発明によれば、ホストコンピュー
タがエリアの読み出し要求を行った際に、データの格納
が完了している複数のエリア内のデータが連続してすべ
て同一である場合、これらエリアからレジスタへのデー
タの出力は、1ワード分のみ行い、残りはデータ出力動
作を停止するので、FIFOメモリからの出力動作回数
を大幅に削減することができ、消費電力を抑えることが
できる。
【0039】また、本発明によれば、レジスタへのデー
タの出力は1ワード分のみ行い、その後のホストコンピ
ュータの読み出し要求に対し、データがすべて同一であ
ると検出されたエリア内のデータ出力動作を停止する時
は、ホストコンピュータの読み出し要求に対しウエイト
信号を出力しないので、ホストコンピュータはFIFO
メモリからのデータ出力速度に依存することなくレジス
タの読み出し動作を実施することが可能となり、データ
転送の高速化を実現できる。
【0040】本発明によれば、前記読み出し制御手段に
より同一データにおける1ワード分が出力された場合、
データがすべて同一であると検出されたエリアに対し
て、データの書き込み動作を許可するので、新規データ
の書き込みを進めることが可能となり、FIFOメモリ
への書き込み処理を待たせる必要がないので、データ転
送の高速化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFIFOメモリのデータ転送制御装置
の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明のFIFOメモリのデータ転送制御装置
の第2実施形態を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明のFIFOメモリのデータ転送制御装置
の第3実施形態を示すブロック図である。
【図6】本発明のFIFOメモリのデータ転送制御装置
の第4実施形態を示すブロック図である。
【図7】従来のデータ転送制御装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストデータバス 2 ATA/ATAPIデータレジスタ 3 リードコントロール部 4 ライトコントロール部 5 FIFOメモリ 6 エリア 7 エリア内データ一致検出部 8 FIFOコントロール部 9 エリアレジスタ 10 内部データバス 11 書き込み完了レジスタ 12 ATA/ATAPI制御信号コントロール部 13 内部データバス制御信号コントロール部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをFIFOメモリの複数のエリア
    に順に格納し、ホストコンピュータからの要求に従い格
    納されたデータを読み出し、レジスタにセットし、この
    レジスタを介してホストコンピュータへのデータ転送を
    行うFIFOメモリのデータ転送制御装置において、 FIFOメモリに格納するために転送されたデータが手
    前のデータと同一かを検出し、さらに一つのエリアに同
    一データが格納されたかを検出するデータ一致検出手段
    と、 エリア内のデータがすべて同一であると検出された場
    合、該エリアからレジスタへのデータの出力は1ワード
    分のみ行い、残りのエリア内のデータ出力動作を停止
    し、そうでない場合、ホストコンピュータの読み出し要
    求に従い、エリア内のデータを連続して出力する読み出
    し制御手段とを備えたことを特徴とするFIFOメモリ
    のデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】 どのエリアまで同一データが格納された
    かを確認するデータ一致エリア確認手段を備え、 前記読み出し制御手段は、ホストコンピュータがエリア
    の読み出し要求を行った際に、データの格納が完了して
    いる複数のエリア内のデータが連続してすべて同一であ
    る場合、これらエリアからレジスタへのデータの出力
    は、1ワード分のみ行い、残りはデータ出力動作を停止
    することを特徴とする請求項1記載のFIFOメモリの
    データ転送制御装置。
  3. 【請求項3】 レジスタへのデータの出力は1ワード分
    のみ行い、その後のホストコンピュータの読み出し要求
    に対し、データがすべて同一であると検出されたエリア
    内のデータ出力動作を停止する時は、ホストコンピュー
    タの読み出し要求に対しウエイト信号を出力しない信号
    制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のFIFOメモリのデータ転送制御装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し制御手段により同一データ
    における1ワード分が出力された場合、データがすべて
    同一であると検出されたエリアに対して、データの書き
    込み動作を許可する手段を備えたことを特徴する請求項
    1、2又は3記載のFIFOメモリのデータ転送制御装
    置。
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