JP2003296040A - 情報記録装置及びダミーデータ記録方法 - Google Patents

情報記録装置及びダミーデータ記録方法

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JP2003296040A
JP2003296040A JP2002100695A JP2002100695A JP2003296040A JP 2003296040 A JP2003296040 A JP 2003296040A JP 2002100695 A JP2002100695 A JP 2002100695A JP 2002100695 A JP2002100695 A JP 2002100695A JP 2003296040 A JP2003296040 A JP 2003296040A
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Naoki Suzuki
直樹 鈴木
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置から発行される命令でダミーデータ
の記録を実施すると、命令が発行されない限りダミーデ
ータの記録を実施しないという問題があり、また、ダミ
ーデータ記録中は、上位装置が占有されることとなり、
その間は通常の記録再生処理ができないという不都合も
あり、これ等を解決する。 【解決手段】 上位装置1からの制御命令でダミーデー
タ記録を開始するのではなく、記録媒体が情報記録装置
200に挿入されると予め設定された記録媒体に対する
一連の記録再生処理を実行した後、自動でダミーデータ
の記録を遂行するようにする。更に、記録媒体上のダミ
ーデータ記録を実施する領域を複数に分割した領域から
任意の順序でダミーデータを記録すべき領域を選定する
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録装置及びダ
ミーデータ記録方法に関し、特に情報書替え自在なディ
スク状の記録媒体に対して、通常のデータ記録に関係な
くダミーデータを記録するようにしたダミーデータ記録
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録装置は、SCSI(Smal
l Computer System Interface )等の物理的インターフ
ェースによって接続されるホストコンピュータ(上位装
置)から受けるコマンドが記録要求コマンドであるとき
に、ホストコンピュータから指示された領域にホストコ
ンピュータから転送されたデータを、光ディスクや磁気
ディスク等のディスク状記録媒体に記録することで記録
処理を実行している。
【0003】このような情報記録装置では、通常のデー
タ記録に関係ないダミーデータを記録するためには、ホ
ストコンピュータから通常のデータ記録コマンドとは別
のダミーデータを記録するためのコマンド発行が必要と
なり、情報記録装置では、そのコマンドに従って光ディ
スクや磁気ディスク等の記録媒体に記録を行っていた。
よって、ダミーデータを記録中は、ホストコンピュータ
が占有されることとなり、その間は通常の記録処理がで
きないこという不都合が生じていた。
【0004】ここで、上述のような情報記録装置が、S
CSIインターフェース等の物理的インターフェースに
よって接続されるホストコンピュータなどの上位装置側
の制御器からコマンドの形で与えられる指令によりダミ
ーデータの記録を実施する方式として、ホストコンピュ
ータから通常の記録要求が発生していない時間、いわゆ
る情報記録装置の空き時間を利用してダミーデータを記
録する方式が存在する。
【0005】例えば、特開平5−290517号公報に
は、このような情報記録装置の空き時間を利用してダミ
ーデータを記録する方式が開示されている。この情報記
録装置は、ホストコンピュータとSCSIインターフェ
ース間に介在する上位側インターフェース制御器が、ホ
ストコンピュータに代わって、空き時間を判定し、ダミ
ーデータ記録コマンドを発行し、記録装置にダミーデー
タ記録を実施させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報記録装置では、ホストコンピュータとS
CSIインターフェース間に介在する上位側インターフ
ェース制御器が、ホストコンピュータに代わって、空き
時間を判定し、ダミーデータ記録コマンドを発行し、記
録装置にダミーデータ記録を実施させるため、コマンド
が発行されない限りダミーデータの記録を実施しないと
いう問題がある。
【0007】また、記録媒体の作成時にダミーデータを
記録する方法もあるが、記録媒体全面に対してダミーデ
ータを記録するには時間を要し、生産性、コストの面で
問題がある。すなわち、従来の技術においては、ホスト
コンピュータ、またはホスト側制御器がダミーデータの
記録を意識した処理及びダミーデータ記録コマンドの発
行機能を備える必要があり、ダミーデータ記録を意識し
た記録再生処理が必要であるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、かかる従来例の有する不
都合を改善し、特にホストコンピュータからの制御コマ
ンドでダミーデータ記録を開始するのではなく、記録媒
体が情報記録装置に挿入されると自動でダミーデータの
記録を遂行することが可能な情報記録装置及びタミーデ
ータ記録方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上位装
置からの命令に応じて、着脱自在な記録媒体へデータを
記録すると共に、ダミーデータをも記録可能な情報記録
装置であって、前記記録媒体の装着に応答して、前記上
位装置からの命令を待たずに、前記ダミーデータの記録
制御をなすダミーデータ記録処理制御手段を含むことを
特徴とする情報記録装置が得られる。
【0010】そして、前記ダミーデータ記録処理制御手
段は、前記記録媒体の前記ダミーデータ及び前記上位装
置からの命令によるデータの記録履歴を保持する手段を
有し、また前記ダミーデータ記録処理制御手段は、前記
ダミーデータの記録中に前記上位装置からの命令を受信
した場合、前記ダミーデータの記録を一時停止して前記
命令の実行をなすようにしたことを特徴とし、前記記録
履歴を参照して中断した前記ダミーデータの記録処理を
再開するようにしたことを特徴とする。更に、前記ダミ
ーデータ記録処理制御手段は、前記ダミーデータの記録
中に前記上位装置からの命令を受信した場合、所定範囲
のダミーデータの記録が完了するまで、前記命令の実行
を待機させる手段を有することを特徴とする。
【0011】また、前記記録媒体上のダミーデータを記
録すべき領域を選定するダミーデータ記録領域選定手段
を更に含み、前記ダミーデータ記録領域選定手段は、前
記記録媒体上のダミーデータを記録すべき領域を複数に
分割する手段と、この分割された領域に対して、前記ダ
ミーデータの記録順序を任意に変更設定する手段とを有
することを特徴とする。
【0012】また本発明によれば、上位装置からの命令
に応じて、着脱自在な記録媒体へデータを記録すると共
に、ダミーデータをも記録可能な情報記録装置における
ダミーデータ記録方法であって、前記記録媒体の装着に
応答して、前記上位装置からの命令を待たずに、前記ダ
ミーデータの記録制御をなすダミーデータ記録処理制御
ステップを含むことを特徴とするダミーデータ記録方法
が得られる。
【0013】そして、前記ダミーデータ記録処理制御ス
テップは、前記記録媒体の前記ダミーデータ及び前記上
位装置からの命令によるデータの記録履歴を保持するス
テップを有し、前記ダミーデータの記録中に前記上位装
置からの命令を受信した場合、前記ダミーデータの記録
を一時停止して前記命令の実行をなすようにしたことを
特徴とし、また前記記録履歴を参照して中断した前記ダ
ミーデータの記録処理を再開するようにしたことを特徴
とする。更に、前記ダミーデータ記録処理制御ステップ
は、前記ダミーデータの記録中に前記上位装置からの命
令を受信した場合、所定範囲のダミーデータの記録が完
了するまで、前記命令の実行を待機させるステップを有
することを特徴とする。
【0014】また、前記記録媒体上のダミーデータを記
録すべき領域を選定するダミーデータ記録領域選定ステ
ップを更に含み、前記ダミーデータ記録領域選定ステッ
プは、前記記録媒体上のダミーデータを記録すべき領域
を複数に分割するステップと、この分割された領域に対
して、前記ダミーデータの記録順序を任意に変更設定す
るステップとを有することを特徴とする。
【0015】すなわち、本発明では、ダミーデータの記
録に関して、上位装置であるホストコンピュータからの
制御コマンドでダミーデータ記録を開始するのではな
く、記録媒体が情報記録装置に挿入されると予め設定さ
れた記録媒体に対する一連の記録再生処理を実行した
後、自動でダミーデータの記録を遂行する方式としてい
る。このとき、ホストコンピュータからの通常記録要求
がどのようなタイミングで要求されるかは、情報記録装
置側では判定しづらいことを考慮して、ダミーデータ記
録中にホストコンピュータから通常の記録要求が発生し
た場合は、ダミーデータの記録を中断して対応するよう
にする。但し、ダミーデータの記録を中断する条件は、
ホストコンピュータ側では記録媒体のどの領域にダミー
データを記録中なのか判定することが難しいため、情報
記録装置側で判断するようにする。
【0016】この構成によると、ホストコンピュータ側
は情報記録装置側の動作は考慮せずに通常の記録要求が
発行できるため、プログラムの開発等が容易になる。更
に、記録媒体上でダミーデータ記録を実施する領域を複
数に分割したダミーデータ記録領域に対して、ダミーデ
ータを記録する順序を任意に変更設定するようにしてい
る。このとき、記録媒体上でダミーデータ記録を実施す
る領域を分割する分割数と複数に分割したダミーデータ
記録領域にダミーデータを記録する順序については、ダ
ミーデータを記録する記録媒体上の記録状態によって最
適な分割数と記録順序が異なるため、データ記録に関す
る履歴情報を基に情報記録装置側で設定できるようにし
ている。
【0017】例えば、初期化された記録媒体や未記録媒
体などは、記録媒体の管理情報等が記録されホストコン
ピュータからの記録要求頻度が高い内周側を後にして、
比較的記録要求頻度が低い外周や中周側から記録を開始
するようにすれば、記録媒体上でダミーデータの記録を
効率良く行うことが容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
情報記録装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図
である。図1に示すように、本実施の形態による情報記
録装置200は、ホストコンピュータ等のホスト制御装
置100からの制御コマンドを受けるホストインタフェ
ース210と、受信した制御コマンドの内容を識別する
コマンド識別部220と、記録媒体500(図2参照)
が情報記録装置200に挿入されたことを検出する媒体
挿入判定部230と、記録媒体500にダミーデータを
記録するためのダミーデータ記録処理制御部300と、
記録媒体500上でダミーデータ記録を実施する領域を
複数に分割した領域から任意の順序でダミーデータを記
録すべき領域を選定するためのダミーデータ記録領域選
定部400とを備えている。
【0019】しかも、図1に示す例では、ダミーデータ
記録処理制御部300は、ダミーデータ記録及びホスト
制御装置100からの制御コマンドによる通常のデータ
記録の履歴情報を保持するデータ記録履歴保持手段31
0と、ダミーデータ記録及びホスト制御装置100から
の制御コマンドによる通常のデータ記録が終了する毎に
現在保持している履歴情報を更新するデータ記録履歴更
新手段320と、ダミーデータ記録領域選定部400に
よって選定されたダミーデータ記録領域内で実施するダ
ミーデータ記録の開始位置及び終了位置を設定するダミ
ーデータ記録位置設定手段330と、ダミーデータ記録
位置設定手段330によって設定されたダミーデータ記
録の開始位置情報を保持するダミーライト開始ポインタ
331と、ダミーデータ記録位置設定手段330によっ
て設定されたダミーデータ記録の終了位置情報を保持す
るダミーライト終了ポインタ332と、ダミーライト開
始ポインタ331とダミーライト終了ポインタ332に
よって指定される位置へダミーデータの書き込みを実施
するダミーデータ記録処理実行手段340と、ホストコ
ンピュータ等のホスト制御装置100からの制御コマン
ドを実施するホストコマンド処理実行手段360とを備
えている。
【0020】また、制御コマンドは、例えばSCSIイ
ンターフェースに基づいてホストコンピュータとデータ
転送する場合には、SCSI規格に基づいた種々の制御
コマンドを用いる。
【0021】図1に示す例では、媒体挿入判定部230
により検出した記録媒体挿入情報に基づき本実施の形態
による情報記録装置200が、予め定められた記録媒体
に対する一連の記録再生処理を実行後、ホスト制御装置
からの制御を待たずに自動で記録媒体500上にダミー
データの記録を開始する。このとき、データ記録履歴保
持手段310とダミーデータ記録領域選定部400によ
りダミーデータを記録する領域を決定する構成としたこ
とから、記録媒体500上でダミーデータ記録を実施す
る領域内の最終アドレスまでダミーデータの記録が完了
せずに不完全な状態で取り出されたとしても、次回記録
媒体500が挿入された時点でダミーデータの記録が中
断された次のポイントからダミーデータの記録を再開さ
せることが容易となる。
【0022】また、データ記録履歴保持手段310とダ
ミーデータ記録領域選定部400によりダミーデータを
記録する領域を決定する際、ホスト制御装置100から
記録媒体500に対して通常のデータ記録が実施された
領域をデータ記録履歴保持手段310に登録することに
より、既にホスト制御装置100によって記録された領
域は除外してデータ記録履歴保持手段310とダミーデ
ータ記録領域選定部400によりダミーデータを記録す
る領域を決定することができる。
【0023】図1に示す例では、記録媒体500上で実
施するダミーデータ記録処理を一時停止させるダミーデ
ータ記録処理停止手段350を備えている。このダミー
データ記録処理停止手段350を備えることで、ホスト
制御装置100からの制御コマンドにより記録媒体50
0に対して通常のデータ記録再生要求が発生しても必要
な記録要求を遅らせることがない。このため、ホスト制
御装置100は、情報記録装置200の動作状態を考慮
することなく制御コマンドによる通常のデータ記録再生
要求を実施することが可能となる。
【0024】また、図1に示す例では、ダミーデータ記
録領域選定部400が、記録媒体500上でダミーデー
タ記録を実施する領域を複数の領域に分割するダミーデ
ータ記録領域分割手段410と、分割した複数のダミー
データ記録領域に対して、ダミーデータを記録する順序
を任意に変更設定するダミーデータ記録順序設定手段4
20とを備えている。このとき、記録媒体500上でダ
ミーデータ記録を実施する領域を分割する分割数と複数
に分割したダミーデータ記録領域にダミーデータを記録
する順序については、ダミーデータを記録する記録媒体
500上の記録状態によって最適な分割数と、記録順序
が異なるため、データ記録履歴保持手段310が保持す
る履歴情報を基に設定できるようにした。
【0025】また、図1に示す例では、媒体挿入判定部
230により検出した記録媒体挿入情報に基づき本実施
形態による情報記録装置がダミーデータの記録を開始す
るが、情報記録装置内に記録媒体500が装着されたま
まの状態で電源切断後に再度電源を入れられた場合で
も、予め定められた記録媒体に対する一連の記録再生処
理を実行後、ホスト制御装置からの制御を待たずに自動
で記録媒体500上にダミーデータの記録を開始する。
【0026】次に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図2は、図1に示したダミーデータ記録処
理制御部とダミーデータ記録領域選定部を用いて記録媒
体にダミーデータの記録を行う、本実施例による情報記
録装置の構成例を示すブロック図である。図2において
図1と同等部分は同一符号にて示している。
【0027】図2に示す例では、ダミーデータ記録処理
制御部300は、ダミーデータ記録及びホスト制御装置
100からの制御コマンドによる通常のデータ記録の履
歴情報を保持するデータ記録履歴保持手段310と、ダ
ミーデータ記録及びホスト制御装置100からの制御コ
マンドによる通常のデータ記録が終了する毎に、現在保
持している履歴情報を更新するデータ記録履歴更新手段
320と、ダミーデータ記録領域選定部によって選定さ
れたダミーデータ記録領域内で実施するダミーデータ記
録の開始位置及び終了位置を設定するダミーデータ記録
位置設定手段330と、ダミーデータ記録位置設定手段
330によって設定されたダミーデータ記録の開始位置
情報を保持するダミーライト開始ポインタ331と、ダ
ミーデータ記録位置設定手段330によって設定された
ダミーデータ記録の終了位置情報を保持するダミーライ
ト終了ポインタ332と、ダミーライト開始ポインタ3
31とダミーライト終了ポインタ332によって指定さ
れる位置へダミーデータの書き込みを実施するダミーデ
ータ記録処理実行手段340と、ホストコンピュータ等
のホスト制御装置100からの制御コマンドを実施する
ホストコマンド処理実行手段360とを備えている。
【0028】更に、ダミーデータ記録領域選定部400
は、記録媒体500上でダミーデータ記録を実施する領
域を複数の領域に分割するダミーデータ記録領域分割手
段410と、分割した複数のダミーデータ記録領域に対
して、ダミーデータを記録する順序を任意に変更設定す
るダミーデータ記録順序設定手段420とを備えてい
る。
【0029】また好ましい実施例では、ダミーデータ記
録処理制御部300は、記録媒体500上で実施するダ
ミーデータ記録処理を一時停止させるダミーデータ記録
処理停止手段350と、ホスト制御装置100からの制
御コマンドにより記録媒体500上で実施される記録再
生処理を、ダミーデータ記録処理の完了まで待機させる
ホストコマンド処理待機手段370とを備えている。
【0030】また、データ記録の環境やデータ種別によ
っては、ダミーデータ記録処理制御部300が、記録媒
体500上で実施するダミーデータ記録処理を一時停止
させるダミーデータ記録処理停止手段350のみを備え
たり、ホスト制御装置100からの制御コマンドにより
記録媒体500上で実施される記録再生処理を、ダミー
データ記録処理の完了まで待機させるホストコマンド処
理待機手段370のみを備えたりするようにしても良
い。
【0031】また、ホスト制御装置100は、例えばコ
ンピュータ、ホストコンピュータ等の電子計算機端末で
あって、コンピュータ端末自体である場合と、コンピュ
ータ端末を構成する装置のうちハードディスク装置、C
D−ROMドライブ装置等を除いた部分である場合との
いずれであっても差し支えない。また、ドライブ制御部
510は、例えばDVD−RW等の記録媒体にアクセス
して記録されているデータを読み出したり、又はデータ
を記録媒体500に記録する。
【0032】ホスト制御装置100が記録媒体500に
データを記録する場合、まず、ホスト制御装置100
が、情報記録装置200に対して、データの記録処理を
要求する記録要求コマンドを送信する。該記録要求コマ
ンドを受信した情報記録装置200は、記録要求コマン
ドが指定する記録媒体500の所定の領域にデータが記
録されるよう、ドライブ制御部510に記録コマンドを
発行することで記録制御する。
【0033】ホスト制御装置100と情報記録装置20
0とは、本実施例ではSCSIインターフェースにて接
続しているが、IDE(Integrated Device Electronic
s )インターフェース、USB(Universal Serial Int
erface)インターフェース、IEEE1394インター
フェース、その他のあらゆる物理的インターフェースを
用いて接続するようにしても良い。
【0034】ここで、本明細書における「記録媒体50
0」は、CD−RW,DVD−RW,DVD+RW,D
VD−RAM、その他の光ディスク、ハードディスク、
フレキシブルディスク、その他の磁気ディスク、MO(M
agneto-Optical Disk)、その他の光磁気ディスクなどデ
ータが書換可能な記録媒体をいう。
【0035】情報記録装置200は、主に、ホスト制御
装置100に接続されるホストインタフェース部210
と、ドライブ制御部510に接続されるドライブインタ
ーフェース部270と、記録媒体500へ記録するため
の記録データをホスト制御装置100からに転送するま
で一時的に記憶しておくキャッシュメモリ等のデータバ
ッファ部250と、情報記録装置200の各構成要素を
ダミーデータ記録処理制御プログラムに基づいて適宜に
制御するダミーデータ記録制御部300とダミーデータ
記録領域選定部400とを備える。
【0036】図3及び図4は、図1に示した構成での動
作例を示すフローチャートである。一例として、本動作
の説明では、媒体挿入判定部230により記録媒体50
0が挿入されたことを検出してダミーデータの記録処理
を開始するものとし、記録媒体500上でダミーデータ
記録を実施する領域を分割する分割数と複数に分割した
ダミーデータ記録領域にダミーデータを記録する順序と
しては、図5に示すように記録媒体500上を3等分に
分割して外周側からダミーデータの記録を実施し、記録
媒体500上でダミーデータ記録領域にダミーデータを
記録中に、ホスト制御装置100からの制御コマンドに
より記録媒体500に対して通常の記録再生要求が発生
した場合、ダミーデータ記録処理を一時停止して制御コ
マンドを実行するものとして説明する。
【0037】まず、媒体挿入判定部230により記録媒
体500が挿入されたことを検出すると(ステップS1
00)、予め定められた記録媒体に対する一連の記録再
生処理を実行する(ステップS101)。これは記録媒
体の管理領域の記録再生処理であり、データ記録が全く
されていない記録媒体の場合には、管理領域への記録を
行い、一部データが記録されている記録媒体の場合に
は、管理領域を再生し、データが記録されている位置情
報を、取得することを意味している。そして、ホスト制
御装置100からの制御を待たずに自動で記録媒体50
0上のデータ記録状態を確認して(ステップS102,
S103)ダミーデータの記録処理を開始する(ステッ
プS104)。ダミーデータの記録は、複数に分割した
全ての領域でダミーデータの記録が完了した段階でダミ
ーデータ記録処理が終了する(ステップS117)。
【0038】ステップS103にて、記録媒体500上
でダミーデータを記録すべき領域の全てにホスト制御装
置100からの制御コマンドによるデータ記録もしくは
ダミーデータ記録処理によるダミーデータが記録されて
いた場合は、ダミーデータ記録処理は完了と判定され、
ダミーデータ記録処理制御部300は通常動作へ移行す
る(ステップS117)。
【0039】記録媒体500上でダミーデータ記録を実
施する領域を複数に分割する(ステップS104)。図
5に示すように、記録媒体500上を内周、中周、外周
の3等分に分割した場合、記録媒体500の管理情報等
が記録されホストコンピュータからの記録要求頻度が高
い内周を後にして、比較的記録要求頻度が低い外周、中
周とダミーデータの記録を開始するように選択を行うこ
とで、記録媒体500上でダミーデータの記録を効率良
く行うことができる。
【0040】ステップS104にて、複数に分割された
ダミーデータ記録領域の中から一つの領域を選択し(ス
テップS105)、ステップS105にて選択したダミ
ーデータ記録領域内に未記録領域が存在するか検索を実
施する(ステップS106)。ステップS107にて、
選択したダミーデータ記録領域内に未記録領域が存在し
ない場合は、次のダミーデータ記録領域を選択し(ステ
ップS108)、ステップS106に戻って選択したダ
ミーデータ記録領域内に未記録領域が存在するか検索を
実施する。
【0041】ステップS107にて、選択したダミーデ
ータ記録領域内に未記録領域が存在した場合は、未記録
領域内でダミーデータの記録を実施する先頭アドレスを
ダミーライト開始ポインタ331に、終了アドレスをダ
ミーライト終了ポインタ332にセット(ステップS1
09,S110)、ダミーライト開始ポインタ331と
ダミーライト終了ポインタ332で示される領域へダミ
ーデータの記録を実施する(ステップS111)。
【0042】ダミーデータ記録処理が完了した後、ダミ
ーデータを記録した領域をデータ記録履歴更新手段32
0を使ってデータ記録履歴保持手段310に登録し(ス
テップS112)、現在選択しているダミーデータ記録
領域内のダミーデータ記録が完了したか検索を実施する
(ステップS113)。ステップS114にて、現在選
択しているダミーデータ記録領域内のダミーデータ記録
が完了していない場合は、ステップS109に戻って現
在選択しているダミーデータ記録領域内の未記録領域に
対してダミーデータの記録処理を続行する。
【0043】ステップS114にて、現在選択している
ダミーデータ記録領域内のダミーデータ記録が完了して
いる場合は、分割された全てのダミーデータ記録領域に
対してダミーデータの記録処理が完了したか検索を実施
する(ステップS115)。ステップS116にて、分
割した全てのダミーデータ記録領域に対してダミーデー
タの記録処理が完了している場合は、ダミーデータ記録
処理は完了と判定され、ダミーデータ記録処理制御部3
00は通常動作へ移行する(ステップS117)。
【0044】図6は、図1に示した構成で記録媒体50
0上でダミーデータ記録領域にダミーデータを記録中
に、ホスト制御装置100からの制御コマンドにより記
録媒体500に対して通常の記録再生要求が発生した場
合の動作例を示すフローチャートである。図6に示すよ
うに、ホストインターフェース部210によりホスト制
御装置100からの制御コマンドを受信すると(ステッ
プS200)、制御コマンドの内容を識別する(ステッ
プS201)。
【0045】ステップS202にて、制御コマンドがド
ライブ動作を必要としないコマンドと判断された場合
は、ダミーデータ記録処理を中断することなくホストコ
マンド処理を実行し(ステップS203)、ホスト制御
装置100からの次の制御コマンド受信待ちとなる(ス
テップS210)。
【0046】ステップS202にて、制御コマンドがド
ライブ動作を必要とするコマンドと判断された場合は、
ダミーデータの記録処理を一時停止する(ステップS2
04)。一時停止したダミーデータ記録は、ダミーデー
タの記録が完了した領域をデータ記録履歴更新手段32
0を使ってデータ記録履歴保持手段310に登録した後
(ステップS205)、ホスト制御装置100からの制
御コマンドを実行する(ステップS206)。ステップ
S207にて、実行したホスト制御装置100からの制
御コマンドが記録系コマンドかどうかの判定を実施す
る。
【0047】ホスト制御装置100からの制御コマンド
が記録系コマンドでない場合は、ステップS113から
ダミーデータの記録処理が再開されるように設定して
(ステップS209)、ホスト制御装置100からの制
御コマンドの処理を終了する(ステップS210)。ホ
スト制御装置100からの制御コマンドが記録系コマン
ドの場合は、実行した制御コマンドによってデータ記録
が完了した領域をデータ記録履歴更新手段320を使っ
てデータ記録履歴保持手段310に登録した後(ステッ
プS208)、ステップS113からダミーデータの記
録処理が再開されるように設定して(ステップS20
9)、ホスト制御装置100からの制御コマンドの処理
を終了する(ステップS210)。
【0048】このとき、データ記録履歴保持手段310
の履歴情報により、実行した制御コマンドの記録領域が
記録済み領域から離れた未記録領域へのデータ記録だっ
た場合、ステップS113からダミーデータの記録処理
を再開する条件として、記録済み領域から当該データ記
録領域間のダミーデータ記録処理を優先して実行するよ
うに設定してもよい。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態にお
ける記録媒体500上でダミーデータ記録領域にダミー
データを記録中に、ホスト制御装置100からの制御コ
マンドにより記録媒体500に対して通常の記録再生要
求が発生した場合、ダミーデータ記録処理を即時停止し
て制御コマンドを実行するのではなく、所定範囲のダミ
ーデータ記録が完了するまで通常の記録再生を待機させ
た後、ホスト制御装置100からの制御コマンドを実行
するものである。
【0050】図7は、本発明の第2の実施の形態の構成
例を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号
にて示している。図7に示すように、本実施の形態によ
る情報記録装置は、第1の実施の形態で示したダミーデ
ータ記録処理制御部300のダミーデータ記録処理停止
手段350の代わりに、所定範囲のダミーデータ記録が
完了するまで通常の記録再生を待機させるホストコマン
ド処理待機手段370を備えている。このホストコマン
ド処理待機手段370は、例えば、ホスト制御装置10
0からの制御コマンドにより記録媒体500上で実施さ
れる通常のデータ記録再生要求に対して応答レスポンス
が比較的厳しくなく、データ記録再生開始位置が現在実
施中のダミーデータ記録処理の記録領域より後方で一定
間隔以内の場合に適している。
【0051】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。第3の実施の形態は、第1の実施の形態にお
ける記録媒体500上のダミーデータ記録を実施する領
域を複数に分割してダミーデータ記録領域を割り当てる
のではなく、記録媒体500上のダミーデータ記録を実
施する領域でダミーデータ記録及びホスト制御装置10
0からの制御コマンドによる通常のデータ記録によって
データ記録が行われていない未記録領域をダミーデータ
記録領域に割り当てるものである。
【0052】図8は、記録媒体500上のダミーデータ
記録を実施する領域でダミーデータ記録及びホスト制御
装置100からの制御コマンドによる通常のデータ記録
によってデータ記録が行われていない未記録領域をダミ
ーデータ記録領域に割り当てる説明の一例を示した図で
ある。
【0053】図8に示すように、記録媒体500上のダ
ミーデータ記録を実施する領域でダミーデータ記録及び
ホスト制御装置100からの制御コマンドによる通常の
データ記録によってデータ記録が行われた記録済み領域
が3カ所存在した場合、記録済み領域Aと記録済み領域
Bとの間の領域をダミーデータ記録領域に割り当て、
記録済み領域Bと記録済み領域Cとの間の領域をダミー
データ記録領域に割り当て、記録済み領域Cと外周ま
での領域をダミーデータ記録領域に割り当てるように
する。
【0054】図9及び図10は、図7に示した構成での
動作例を示すフローチャートである。図に示すように媒
体挿入判定部230により記録媒体500が挿入された
ことを検出すると(ステップS300)、予め定められ
た記録媒体に対する一連の記録再生処理を実行後(ステ
ップS301)、ホスト制御装置100からの制御を待
たずに自動で記録媒体500上のデータ記録状態を確認
して(ステップS302,S303)ダミーデータの記
録処理を開始する(ステップS304)。ダミーデータ
の記録は、未記録領域に割り当てた全ての領域でダミー
データの記録が完了した段階でダミーデータ記録処理が
終了する(ステップS314)。
【0055】ステップS303にて、記録媒体500上
でダミーデータを記録すべき領域の全てにホスト制御装
置100からの制御コマンドによるデータ記録もしくは
ダミーデータ記録処理によるダミーデータが記録されて
いた場合は、ダミーデータ記録処理は完了と判定され、
ダミーデータ記録処理制御部300は通常動作へ移行す
る(ステップS314)。記録媒体500上のダミーデ
ータ記録を実施する領域でダミーデータ記録及びホスト
制御装置100からの制御コマンドによる通常のデータ
記録によってデータ記録が行われていない未記録領域を
検索する(ステップS304)。
【0056】ステップS305にて、未記録領域をダミ
ーデータ記録領域に割り当てる(ステップS305)。
図8に示すように、記録媒体500上のダミーデータ記
録を実施する領域でダミーデータ記録及びホスト制御装
置100からの制御コマンドによる通常のデータ記録に
よってデータ記録が行われた記録済み領域が3カ所存在
した場合、記録媒体500の管理情報等が記録されホス
トコンピュータからの記録要求頻度が高い領域を後に
して、比較的記録要求頻度が低い領域、領域とダミ
ーデータの記録を開始するように選択を行うことで、記
録媒体500上でダミーデータの記録を効率良く行うこ
とができる。
【0057】ステップS306にて、未記録領域を割り
当てたダミーデータ記録領域の中から一つの領域を選択
する(ステップS306)。ステップS307にて、選
択されたダミーデータ記録領域内でダミーデータの記録
を実施する先頭アドレスをダミーライト開始ポインタ3
31に、終了アドレスをダミーライト終了ポインタ33
2にセットし(ステップS307,S308)、ダミー
ライト開始ポインタ331とダミーライト終了ポインタ
332で示される領域へダミーデータの記録を実施する
(ステップS309)。
【0058】ダミーデータ記録処理が完了した後、ダミ
ーデータを記録した領域をデータ記録履歴更新手段32
0を使ってデータ記録履歴保持手段310に登録し(ス
テップS310)、未記録領域を割り当てた全てのダミ
ーデータ記録領域に対してダミーデータ記録が完了した
か検索を実施する(ステップS311)。
【0059】ステップS312にて、割り当てた全ての
ダミーデータ記録領域に対してダミーデータの記録処理
が完了していない場合は、次のダミーデータ記録領域を
選択(ステップS313)、ステップS307に戻って
ダミーデータの記録処理を続行する。ステップS312
にて、割り当てた全てのダミーデータ記録領域に対して
ダミーデータの記録処理が完了している場合は、ダミー
データ記録処理は完了と判定され、ダミーデータ記録処
理制御部300は通常動作へ移行する(ステップS31
4)。
【0060】図11は、図1に示した構成で記録媒体5
00上でダミーデータ記録領域にダミーデータを記録中
に、ホスト制御装置100からの制御コマンドにより記
録媒体500に対して通常の記録再生要求が発生した場
合の動作例を示すフローチャートである。図11に示す
ようにホストインターフェース部210によりホスト制
御装置100からの制御コマンドを受信すると(ステッ
プS400)、制御コマンドの内容を識別する(ステッ
プS401)。
【0061】ステップS402にて、制御コマンドがド
ライブ動作を必要としないコマンドと判断された場合
は、ダミーデータ記録処理を中断することなくホストコ
マンド処理を実行し(ステップS403)、ホスト制御
装置100からの次の制御コマンド受信待ちとなる(ス
テップS410)。ステップS402にて、制御コマン
ドがドライブ動作を必要とするコマンドと判断された場
合は、ダミーデータの記録処理を一時停止する(ステッ
プS404)。一時停止したダミーデータ記録は、ダミ
ーデータの記録が完了した領域をデータ記録履歴更新手
段320を使ってデータ記録履歴保持手段310に登録
した後(ステップS405)、ホスト制御装置100か
らの制御コマンドを実行する(ステップS406)。
【0062】ステップS407にて、実行したホスト制
御装置100からの制御コマンドが記録系コマンドかど
うかの判定を実施する。ホスト制御装置100からの制
御コマンドが記録系コマンドでない場合は、ステップS
304からダミーデータの記録処理が再開されるように
設定して(ステップS409)、ホスト制御装置100
からの制御コマンドの処理を終了する(ステップS41
0)。ホスト制御装置100からの制御コマンドが記録
系コマンドの場合は、実行した制御コマンドによってデ
ータ記録が完了した領域をデータ記録履歴更新手段32
0を使ってデータ記録履歴保持手段310に登録した後
(ステップS408)、ステップS304からダミーデ
ータの記録処理が再開されるように設定して(ステップ
S409)、ホスト制御装置100からの制御コマンド
の処理を終了する(ステップS410)。
【0063】このとき、データ記録履歴保持手段310
の履歴情報により、実行した制御コマンドの記録領域が
記録済み領域から離れた未記録領域へのデータ記録だっ
た場合、ステップS304からダミーデータの記録処理
を再開する条件として、記録済み領域から当該データ記
録領域間のダミーデータ記録処理を優先して実行するよ
うに設定してもよい。
【0064】また、第2の実施の形態で示した所定範囲
のダミーデータ記録が完了するまで、通常の記録再生を
待機させるホストコマンド処理待機手段370を備えて
いる構成のダミーデータ記録領域選定部400に対して
も適応が可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明の構成によれば、ダミーデータ記
録処理制御部が媒体挿入判定部より記録媒体が情報記録
装置に挿入されたことを検出すると、予め定められた記
録媒体に対する一連の記録再生処理を実行後、ホスト制
御装置からの制御を待たずに自動的にダミーデータの記
録が開始されることにより、ホストコンピュータを占有
することなくダミーデータの記録を実施することがで
き、ダミーデータ記録中に、ホストコンピュータから通
常の記録要求が発生しても、ダミーデータの記録を中断
してホストコンピュータから要求された記録処理を実施
することにより、ホストコンピュータからの通常記録処
理に障害を発生させることなくダミーデータを記録でき
るという効果がある。
【0066】更に、データ記録に関する履歴情報を保持
してダミーデータの記録に利用することにより、ダミー
データの記録を途中で中断した場合やホストコンピュー
タにより既にデータが記録されていた場合などに二重に
データ記録を行わないことから、ディスクの耐久性を高
めることができるという効果もある。
【0067】また、記録媒体上のダミーデータ記録を実
施する領域を複数に分割した領域から任意の順序でダミ
ーデータを記録すべき領域を選定することにより、記録
媒体の管理情報等が記録されホストコンピュータからの
記録要求頻度が高い内周側を後にして、比較的記録要求
頻度が低い外周や中周側から記録を開始するようにすれ
ば、記録媒体上でダミーデータの記録を効率良く行うこ
とができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例の主要な構成要素の関係を示
すブロック図である。
【図3】図1に示す構成例でのダミーデータ記録処理の
一例を示すフローチャートの一部である。
【図4】図1に示す構成例でのダミーデータ記録処理の
一例を示すフローチャートの一部である。
【図5】図1に示す構成例での記録領域選定の説明図で
ある。
【図6】図1に示す構成例での通常記録再生要求が発生
した場合のダミーデータ記録処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である.
【図8】図1に示す構成例での別方法による記録領域選
定の説明図である。
【図9】図1に示す構成例での第3の実施の形態による
ダミーデータ記録処理の一例を示すフローチャートの一
部である。
【図10】図1に示す構成例での第3の実施の形態によ
るダミーデータ記録処理の一例を示すフローチャートの
一部である。
【図11】図1に示す構成例での第3の実施の形態によ
る通常記録再生要求が発生した場合のダミーデータ記録
処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホスト制御装置 200 情報記録装置 210 ホストインタフェース部 220 コマンド識別部 230 媒体挿入判定部 300 ダミーデータ記録処理制御部 310 データ記録履歴保持手段 320 データ記録履歴更新手段 330 ダミーデータ記録位置設定手段 340 ダミーデータ記録処理実行手段 350 ダミーデータ記録処理停止手段 360 ホストコマンド処理実行手段 370 ホストコマンド処理待機手段 400 ダミーデータ記録領域選定部 410 ダミーデータ記録領域分割手段 420 ダミーデータ記録順序設定手段 500 記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの命令に応じて、着脱自在
    な記録媒体へデータを記録すると共に、ダミーデータを
    も記録可能な情報記録装置であって、前記記録媒体の装
    着に応答して、前記上位装置からの命令を待たずに、前
    記ダミーデータの記録制御をなすダミーデータ記録処理
    制御手段を含むことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ダミーデータ記録処理制御手段は、
    前記記録媒体の前記ダミーデータ及び前記上位装置から
    の命令によるデータの記録履歴を保持する記録履歴保持
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミーデータ記録処理制御手段は、
    前記ダミーデータの記録中に前記上位装置からの命令を
    受信した場合、前記ダミーデータの記録を一時停止して
    前記命令の実行をなすようにしたことを特徴とする請求
    項1または2記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録履歴保持手段の記録履歴を参照
    して中断した前記ダミーデータの記録処理を再開するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の情報記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ダミーデータ記録処理制御手段は、
    前記ダミーデータの記録中に前記上位装置からの命令を
    受信した場合、所定範囲のダミーデータの記録が完了す
    るまで、前記命令の実行を待機させる手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜4いずれか記載の情報記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体上のダミーデータを記録す
    べき領域を選定するダミーデータ記録領域選定手段を更
    に含み、前記ダミーデータ記録領域選定手段は、前記記
    録媒体上のダミーデータを記録すべき領域を複数に分割
    する手段と、この分割された領域に対して、前記ダミー
    データの記録順序を任意に変更設定する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の情報処理
    装置。
  7. 【請求項7】 上位装置からの命令に応じて、着脱自在
    な記録媒体へデータを記録すると共に、ダミーデータを
    も記録可能な情報記録装置におけるダミーデータ記録方
    法であって、前記記録媒体の装着に応答して、前記上位
    装置からの命令を待たずに、前記ダミーデータの記録制
    御をなすダミーデータ記録処理制御ステップを含むこと
    を特徴とするダミーデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 前記ダミーデータ記録処理制御ステップ
    は、前記記録媒体の前記ダミーデータ及び前記上位装置
    からの命令によるデータの記録履歴を保持するステップ
    を有することを特徴とする請求項7記載のダミーデータ
    記録方法。
  9. 【請求項9】 前記ダミーデータ記録処理制御ステップ
    は、前記ダミーデータの記録中に前記上位装置からの命
    令を受信した場合、前記ダミーデータの記録を一時停止
    して前記命令の実行をなすようにしたことを特徴とする
    請求項8記載のダミーデータ記録方法。
  10. 【請求項10】 前記ダミーデータ記録処理制御ステッ
    プは、前記記録履歴を参照して中断した前記ダミーデー
    タの記録処理を再開するようにしたことを特徴とする請
    求項9記載のダミーデータ記録方法。
  11. 【請求項11】 前記ダミーデータ記録処理制御ステッ
    プは、前記ダミーデータの記録中に前記上位装置からの
    命令を受信した場合、所定範囲のダミーデータの記録が
    完了するまで、前記命令の実行を待機させるステップを
    有することを特徴とする請求項7〜10いずれか記載の
    ダミーデータ記録方法。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体上のダミーデータを記録
    すべき領域を選定するダミーデータ記録領域選定ステッ
    プを更に含み、前記ダミーデータ記録領域選定ステップ
    は、前記記録媒体上のダミーデータを記録すべき領域を
    複数に分割するステップと、この分割された領域に対し
    て、前記ダミーデータの記録順序を任意に変更設定する
    ステップとを有することを特徴とする請求項7〜11い
    ずれか記載のダミーデータ記録方法。
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Cited By (4)

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