JP2003035807A - 多面反射プリズム及び光ピックアップ装置 - Google Patents

多面反射プリズム及び光ピックアップ装置

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JP2003035807A
JP2003035807A JP2002135791A JP2002135791A JP2003035807A JP 2003035807 A JP2003035807 A JP 2003035807A JP 2002135791 A JP2002135791 A JP 2002135791A JP 2002135791 A JP2002135791 A JP 2002135791A JP 2003035807 A JP2003035807 A JP 2003035807A
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light
incident
reflection
prism
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JP2002135791A
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Dae-Sik Kim
大 式 金
Kun-Ho Cho
虔 晧 趙
Shunkyo Ko
舜 教 洪
Young Il Kin
栄 一 金
Kwang-Sup Im
光 燮 林
Kotetsu Ri
鎬 哲 李
Dae Hwan Kim
大 煥 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • G11B7/1359Single prisms
    • GPHYSICS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用波長に関係せずに光ビームを縮めること
なく光学系を下げることができ、薄型の光ピックアップ
装置を実現できる多面反射プリズム及び光ピックアップ
装置を提供する。 【解決手段】 多数の反射面を有する単一体であり、透
過面を介して入射した光ビームを反射面間の角度差を用
いて、高さ方向に狭めて前記高さ方向に垂直の水平方向
に導波させた後、前記水平方向に対して45゜未満の角
度をなす反射面から反射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学系を低くする多
面反射プリズム及び薄型の互換型光ピックアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光ピックアップ装置の高さ
は、対物レンズの有効直径、すなわち入射光ビームの直
径と対物レンズの厚み、そして作動距離によって大きく
左右される。このため、軽薄小型の光ピックアップ装置
を実現するためには対物レンズを小さくすると共に、こ
れによる他の光学素子を小型化させる必要がある。特
に、携帯可能なパソコン等に複合多機能を与えるために
採用される光記録/再生機器、例えばDVD/CD互換
型光ディスクドライバーに用いられる光ピックアップ装
置はその薄型化が必須である。
【0003】図1を参照するに、従来の光ピックアップ
装置は、光源(図示せず)側から水平に進む光ビームを
45゜だけ傾いた反射面5aを有する反射ミラー5によ
って高さ方向に変え、且つ、対物レンズ3に集束させて
光ディスク1にフォーカシングする。
【0004】記録密度は対物レンズ3により光ディスク
10の記録面に形成される光スポットの直径によって決
まる。光スポットの直径は用いられる光の波長が短いほ
ど、そして対物レンズの開口数(NA:Numeric
al Aperture)が大きいほど小さくなる。対
物レンズ3に入射する光ビームの有効直径及び有効焦点
距離をそれぞれEPD、EFLとし、光ディスクの記録
面にフォーカシングされる光ビームの入射角度をθとし
た時、開口数NA=sinθ、前記角度
【0005】
【数1】 で表わされる。このため、与えられた条件下で光スポッ
トの直径を最小化させるために有効開口数を極大化させ
るには、対物レンズ3の有効直径に対応する直径を有す
る入射光ビームが必要である。
【0006】図1に示されたような光学的構造を有する
従来の光ピックアップ装置の大きさ、特に高さ方向の厚
みhは、対物レンズ3に入射する光ビームの直径、対物
レンズ3の厚み、対物レンズ3を駆動するためのアクチ
ュエータ(図示せず)の高さ方向の厚み、反射ミラー5
の大きさ及びその反射ミラー5が高さ方向に垂直である
水平方向に対してなす角度などによって決まる。
【0007】しかしながら、かかる光学的構造を有する
従来の光ピックアップ装置は、所望の開口数を得るため
に対物レンズ3に入射する光ビームを大きくするには、
それに対応して高さ方向に十分に大きい反射ミラー5を
備える必要があるために、小型薄型化が困難であるとい
った問題点がある。
【0008】一方、特開平5−151606号公報には
45゜だけ傾いた反射ミラー5を採用する時とは異なっ
て薄型化が可能な構造の光ピックアップ装置が開示され
ている。
【0009】図2を参照するに、特開平5−15160
6号公報に開示されている従来の光ピックアップ装置
は、光源2と、光源2から出射された発散光ビームを平
行光ビームに変えるコリメーティングレンズ4と、入射
光ビームを分割するビームスプリッタ6と、水平方向に
入射した光ビームを高さ方向に位置した対物レンズ3側
に反射させるホログラム反射ミラー7とを備える。
【0010】ホログラム反射ミラー7は光源2側からの
光ビームの入射方向に対して45゜以下の鋭角をなすプ
リズム7bの反射面にホログラム7aが形成された構造
を有する。
【0011】前記のようにホログラム7aの回折を用い
れば、45゜よりも小さく傾いた反射面によっても入射
光ビームの経路を垂直に変えることができ、図1に示さ
れたように45゜だけ傾いた反射ミラー5を用いた場合
に比べて光ピックアップ装置の高さ方向に薄くでき、し
かも、光の強度分布を均一にできる。
【0012】しかしながら、このようなホログラム反射
ミラー7は、ホログラム5の回折特性から色収差が生じ
てしまって同じ経路に2波長以上を用いることができな
いため、2波長以上の光ビームを用いる互換型光ピック
アップ装置には実質的に採用できない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を改善するためになされたものであり、その目的
は、使用波長に関係なく適用することができ、光学系を
低くできる多面反射プリズム及び薄型の光ピックアップ
装置を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による多面反射プリズムは、多数の反射面を
有する単一体であり、透過面を介して入射した光ビーム
を反射面間の角度差を用い、高さ方向に狭めて前記高さ
方向に垂直である水平方向に導波させた後に、前記水平
方向に対して45゜未満の角度をなす反射面から反射さ
せることを特徴とする。
【0015】ここで、本発明による多面反射プリズム
は、前記透過面を介して入射した光ビームを前記高さ方
向及び水平方向に対して斜め下方に反射させる第1反射
面と、前記第1反射面から反射されて入射する光ビーム
を高さ方向に狭めて導波させる複数の導波反射面と、前
記水平方向に対して45゜未満の角度をなし、前記複数
の導波反射面により導波された光ビームを反射させる第
2反射面とを含むことができる。
【0016】好ましくは、前記第2反射面は、前記水平
方向に対して略20゜ないし40゜の角度をなす。
【0017】さらに、好ましくは、前記複数の導波反射
面は、前記水平方向に平行であり、互いに平行である。
【0018】さらに、好ましくは、前記第1反射面は、
前記透過面を介して入射した光ビームを前記水平方向に
対して全反射条件を満たす角度で反射させる。
【0019】さらに、好ましくは、前記第1反射面は、
前記透過面を介して入射した光ビームを高さ方向に対し
て前記第1反射面から反射された光ビームが入射する1
導波反射面に全反射条件を満たす角度に入射できる角度
で反射させる。
【0020】さらに、好ましくは、前記第1反射面は、
前記透過面を介して入射した光ビームを高さ方向に対し
て前記第1反射面から反射された光ビームが入射する1
導波反射面に全反射条件を満たす角度に入射できる角度
で反射させる。
【0021】さらに、好ましくは、前記透過面には光ビ
ームが垂直に入射する。
【0022】さらに、好ましくは、前記複数の導波反射
面間の離隔距離は、外部から前記透過面に入射する光ビ
ームの直径よりも短い。
【0023】さらに、好ましくは、本発明による多面反
射プリズムは、光学的に透明な材質からモールディング
又は射出によって単一体に形成される。
【0024】前記目的を達成するために、本発明による
他の光ピックアップ装置は、光ビームを生成出射し、記
録媒体の記録面から反射された光ビームを受光して検出
する光生成/検出部と、前記光生成/検出部側から入射
する光ビームを集束させて記録媒体の記録面上に光スポ
ットを形成する対物レンズと、前記対物レンズをフォー
カシング及び/又はトラッキング方向に駆動するアクチ
ュエータと、多数の反射面を有する単一体であり、前記
光生成/検出部から透過面を介して入射した光ビームを
反射面間の角度差を用い、前記アクチュエータの下端部
において高さ方向に狭めて導波させた後に、前記高さ方
向に対して垂直である水平方向に対して45゜未満の角
度をなす反射面から反射させて前記対物レンズに向かわ
せる多面反射プリズムとを含むことを特徴とする。
【0025】本発明の特徴によれば、前記光生成/検出
部は、所定波長の光ビームを生成出射する光源と、前記
光源から出射されて記録媒体の記録面から反射された光
ビームを受光する光検出器と、前記光源から出射された
光ビームを記録媒体に向かわせ、且つ、前記記録媒体の
記録面から反射された光ビームを前記光検出器に向かわ
すべく光ビームの進行経路を変える光路変換器とを含む
ことができる。
【0026】好ましくは、前記光路変換器は、ビームス
プリッタ型のものである。
【0027】あるいは、前記光路変換器は、光ビームを
入射方向によって選択的に直進透過及び回折透過させる
ホログラム素子であり、前記光源、光検出器及び光路変
換器は光モジュール化されたものである。
【0028】本発明の他の特徴によれば、好ましくは、
前記光生成/検出部は、相異なる波長の光ビームを生成
出射する複数の光源と、前記複数の光源から出射されて
記録媒体の記録面から反射された光ビームを受光する複
数の光検出器と、前記光源から出射された光ビームを記
録媒体に向かわせ、且つ、前記記録媒体の記録面から反
射された光ビームを対応する前記光検出器に向かわすべ
く光ビームの進行経路を変える光路変換ユニットとを含
んで、複数のフォーマットの記録媒体を互換採用でき
る。
【0029】ここで、前記複数の光源は、相対的に短い
波長の光ビームを出射する第1光源と、相対的に長い波
長の光ビームを出射する第2光源とを備え、前記複数の
光検出器は、前記第1光源から出射されて記録媒体の記
録面から反射された光ビームを検出する第1光検出器
と、前記第2光源から出射されて記録媒体の記録面から
反射された光ビームを検出する第2光検出器とを備え、
前記光路変換ユニットは、前記第1光源から出射された
光ビームの進行経路を変える第1光路変換器と、前記第
2光源から出射された光ビームの進行経路を変える第2
光路変換器と、前記第1及び第2光源から出射された光
ビームの進行経路を変える第3光路変換器とを備えるこ
とができる。
【0030】好ましくは、前記第1光源は略650nm
波長の光ビームを出射し、第2光源は略780nm波長
の光ビームを出射する。
【0031】好ましくは、前記第1及び第2光路変換器
は、光ビームを入射方向によって選択的に直進透過及び
回折透過させるホログラム素子を備え、前記第1光源、
第1光検出器及び第1光路変換器は光モジュール化さ
れ、前記第2光源、第2光検出器及び第2光路変換器は
光モジュール化されている。
【0032】さらに、好ましくは、前記第3光路変換器
は前記第1及び第2光源から出射された光ビームを波長
によって選択的に透過及び反射させる波長選択性ビーム
スプリッタである。
【0033】前記目的を達成するために、本発明は、複
数のフォーマットの記録媒体を互換採用できるようにな
った光ピックアップ装置であって、複数の波長の光ビー
ムを生成出射し、記録媒体の記録面から反射された光ビ
ームを受光して検出する光生成/検出部と、前記光生成
/検出部側から入射する光ビームを集束させて記録媒体
の記録面上に光スポットを形成する対物レンズと、前記
対物レンズをフォーカシング及び/又はトラッキング方
向に駆動するアクチュエータと、複数のプリズムからな
り、前記光生成/検出部側から入射した光ビームを前記
複数のプリズムの面間の角度差を用い、前記アクチュエ
ータの下端部においてその光ビームを高さ方向に狭めて
導波させた後に、高さ方向と垂直である水平方向に対し
て45゜未満の角度をなす面から反射させて前記対物レ
ンズに向かわせる複合反射プリズムとを含むことを特徴
とする。
【0034】ここで、前記複合反射プリズムは、第1透
過面と、前記第1透過面を介して入射した光ビームを前
記高さ方向及び水平方向に対して斜め下方に反射させる
第1面を有する第1プリズムと、高さ方向に前記第1透
過面に入射する光ビームの直径よりも近く配され、前記
第1面から反射されて内部に入射した光ビームを順番に
反射させる第2及び第3面と、水平方向に対して45゜
未満の角度をなす前記第3面から反射されて入射する光
ビームを反射させる第4面とを備える第2プリズムとを
含むことができる。
【0035】好ましくは、前記第2プリズムの第4面は
前記水平方向に対して略20゜ないし40゜の角度をな
す。
【0036】好ましくは、前記第2プリズムの第2及び
第3面は互いに平行である。
【0037】好ましくは、前記第2プリズムは、前記第
2ないし第4面及び前記第4面に向かい合う面が偏菱形
である偏菱形プリズムである。
【0038】好ましくは、前記複合反射プリズムは、前
記第1及び第2プリズムの間に、前記第1プリズムの第
1面から反射された光ビームを直進させて前記第2プリ
ズムに入射させる第3プリズムをさらに備える。
【0039】好ましくは、前記第3プリズムは、直角三
角形構造の三角プリズムである。
【0040】好ましくは、前記第1プリズムは、水平方
向に対して所定角度だけ傾いて配された二等辺三角形構
造の三角プリズムである。
【0041】好ましくは、前記第1及び第2プリズム
は、前記第1ないし第3面において内部全反射さるべく
形成されている。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明をより詳細に説明する。
【0043】図3は、本発明による多面反射プリズムを
採用した光ピックアップ装置の第1実施形態を示した斜
視図であり、図4は、図3の多面反射プリズム内におけ
る光ビームの経路を概略的に示した図である。
【0044】図3及び図4を参照すれば、本発明の一実
施形態による光ピックアップ装置は、所定波長の光ビー
ムを生成出射して記録媒体10の記録面10aから反射
された光ビームを検出するための光生成/検出部と、前
記光生成/検出部側から入射した光ビームを集束させて
記録媒体10の記録面10a上に光スポットを形成する
対物レンズ30と、前記対物レンズ30をフォーカシン
グ及び/又はトラッキング方向に駆動するアクチュエー
タ31と、多面反射プリズム20とを含んでなる。
【0045】この実施形態において、前記光生成/検出
部は、所定波長の光を出射する光源11及び記録媒体1
0から反射された光ビームを受光して情報信号及び誤差
信号を検出する光検出器39を含む。
【0046】光源11としては、好ましくは、略650
nm又はそれ以下の波長(例えば、青色波長)の光を出
射する半導体レーザを備える。例えば、光源11として
は、エッジ発光レーザ又は面発光レーザを備えることが
できる。
【0047】この実施形態による光生成/検出部は、好
ましくは、光源11と多面反射プリズム20との間の光
路上に光ビームの進行経路を変える光路変換器をさらに
備える。この光路変換器としては、図3に示されたよう
に、光ビームを偏光成分によって透過及び反射させる偏
光ビームスプリッタ15と入射光ビームの偏光を変える
波長板17とを含んでなる。この時、好ましくは、波長
板17は光源11から出射される光波長に対して1/4
波長板である。あるいは、前記光路変換器として、光ビ
ームを所定の割合で透過及び反射させるビームスプリッ
タを備えることもできる。
【0048】一方、本発明による光ピックアップ装置
は、好ましくは、光源11と多面反射プリズム20との
間の光路上に、光源11から出射される発散光を平行光
に変えるコリメーティングレンズをさらに備える。図3
に示されたように、コリメーティングレンズ13を備え
る場合、好ましくは、前記光路変換器と光検出器39と
の間には記録媒体10から反射されて対物レンズ30、
多面反射プリズム20及び光路変換器を順番に経由して
光検出器39に向かう光ビームを集束させるための集束
レンズ33をさらに備える。さらに、非点収差法により
フォーカスエラー信号を検出すべく、光路変換器と光検
出器39との間の光路上に入射光ビームに非点収差を引
き起こすシリンダリカルレンズ35と入射光ビームを僅
かに拡散させて適宜な大きさの光ビームを光検出器39
に受光させるヨークレンズ37とからなる非点収差レン
ズユニットをさらに備えることができる。
【0049】一方、図3中、参照番号19は光源11の
出射光量をモニタリングするためのフロント光検出器で
ある。
【0050】図3は、以上で述べた光学素子が本発明に
よる光ピックアップ装置の高さ方向hiを最小化できる
ように配された例を示している。ここで、光ピックアッ
プ装置の高さ方向hiは対物レンズ30の光軸に沿った
方向を表わす。
【0051】この実施形態において、対物レンズ30
は、光ピックアップ装置を薄型化できるように0.6以
上の開口数を有し、好ましくは、できる限り短い作動距
離を有する。この対物レンズ30はアクチュエータ31
によりフォーカシング及びトラッキング方向に制御され
る。アクチュエータ31の基本構造はこの技術分野にお
いて公知であるため、ここではその詳細な説明及び図示
を省く。
【0052】図5は、本発明による多面反射プリズム2
0を概略的に示した斜視図であり、図6は、図5の平面
図、図7は、図5の正面図である。図6及び図7は、本
発明による多面反射プリズム20の具体的な設計例を示
している。
【0053】図5ないし図7を参照するに、本発明によ
る多面反射プリズム20は、光源11側から入射した光
ビームを、反射面間の角度差を用い、光ビームの高さ方
向hiに狭めて進めた後に、前記高さ方向hiに対して
垂直である水平方向hoに対して45゜未満の角度をな
す反射面から反射させて高さ方向hiに出射できるよう
に、多数の反射面を有する単一体である。ここで、光源
11側から多面反射プリズム20に入射する光ビームの
進行方向を入射方向とした時、前記高さ方向hi及び水
平方向hoはそれぞれ前記入射方向に対して垂直であ
る。すなわち、前記入射方向がx−y−z直交座標系に
おいてz軸に平行であるとした時、水平方向ho及び高
さ方向hiはそれぞれx軸、y軸に平行である。
【0054】多面反射プリズム20は、光源11から出
射された光ビームが垂直に入射する透過面21と、この
透過面21を介して入射した光ビームを前記高さ方向h
i及び水平方向hoに対してそれぞれ所定角度をなす方
向に反射させる第1反射面23と、第1反射面23から
反射されて入射する光ビームを順番に反射させて水平方
向hoに導波させる第1及び第2導波反射面25、27
と、第2導波反射面27側から入射する光ビームを高さ
方向hiに反射させる第2反射面29とを含む。
【0055】透過面21はそこに入射する光ビームをい
ずれも収められる。
【0056】第1反射面23は入射した光ビームを、水
平方向hoに対して内部全反射条件を満たす角度で反射
でき、且つ、高さ方向hiに対して第1導波反射面25
に全反射条件を満たす角度に入射できる角度(例えば、
反射された光ビームが高さ方向hiに対してなす角度が
30±10゜)で反射させる。
【0057】例えば、第1反射面23が水平方向hoに
対して45゜だけ傾き、入射した光ビームを前記高さ方
向hiに対して30゜だけ反射すべく形成されれば、光
ビームは第1反射面23において前記水平方向hoに沿
って進み、高さ方向hiに対して略30゜だけ傾いた方
向に反射される。このため、第1導波反射面25が水平
方向hoと平行であれば、第1反射面23から反射され
た光ビームは第1導波反射面25に入射角60゜で入射
され、第1導波反射面25から全反射される。
【0058】ここで、反射面において内部全反射が起こ
りうる臨界入射角度θは、例えば、多面反射プリズム2
0の媒質の屈折率をn1=1.5、外部、すなわち空気
の屈折率をn2=1とした時、41.8゜となる。これ
は下記式から得られる。
【0059】
【数2】 従って、例を挙げて前述したように、第1反射面23が
水平方向hoに対して全反射条件を満たし、第1導波反
射面25に全反射条件を満たす角度で光ビームを入射で
きるように形成されれば、透過面21を垂直に通って第
1反射面23に入射する光ビームは第1反射面23から
全反射され、この全反射された光ビームは第1導波反射
面25に全反射条件を満たす角度で入射する。
【0060】一方、第1及び第2導波反射面25、27
は互いに平行であると共に前記水平方向hoに平行であ
り、好ましくは、第2導波反射面27が第1導波反射面
25の高さ方向hiの上方に位置している。この場合、
第1導波反射面25側から第2導波反射面27に入射す
る光ビームの入射角度は第1反射面23側から第1導波
反射面25に入射する光ビームの入射角度と同じである
ために、前述したように、第2導波反射面27に入射し
た光ビームも全反射されて第2反射面29に入射する。
【0061】第1及び第2導波反射面25、27は、好
ましくは、透過面21に入射する時の光ビームの直径よ
りも低く光ビームを多重反射させて水平方向hoに沿っ
て導波させることができる。このために、好ましくは、
高さ方向に向かい合う第1及び第2導波反射面25、2
7間の距離は光源11側から透過面21に垂直に入射す
る光ビームの直径よりも短い。このように、第1及び第
2導波反射面25、27間の距離が前記入射光ビームの
直径よりも短ければ、本発明による多面反射プリズム2
0内に入射した光ビームは透過面21に垂直に入射する
光ビームよりも高さ方向hiに狭められた状態で水平方
向hoに沿って導波され、その結果、光ピックアップ装
置を顕著に低くできる。図7には第1及び第2導波反射
面25、27が光ビームをそれぞれ1回ずつ全反射させ
ると示されているが、これは例示的なものに過ぎない。
すなわち、水平方向hoに沿う導波距離の要求に応じて
第1及び第2導波反射面25、27の長さを調節するこ
とにより、2回以上全反射させられ、且つ、第1及び第
2導波反射面25、27をそれぞれ複数備える構造に変
形することもできる。
【0062】さらに、光ピックアップ装置を低くすると
共に光ビーム経路を垂直に変えることを考慮する時、好
ましくは、第2反射面29は水平方向hoに対して45
゜未満の角度をなす。さらに好ましくは、第1及び第2
導波反射面25、27における内部全反射を考慮する
時、第2反射面29は水平方向hoに対して30±10
゜(すなわち、略20゜ないし40゜範囲)の角度をな
す。この時、好ましくは、第2導波反射面27側から第
2反射面29に入射する光ビームの入射角度は内部全反
射条件を満たさないため、第2反射面29は全反射コー
ティングされている。
【0063】以上のように、本発明による多面反射プリ
ズム20が図5ないし図7を参照として例を挙げて説明
したような規格を有して、第1反射面23側から第1導
波反射面25に光ビームが60゜の入射角で入射され、
第2反射面29が水平方向hoに対して30゜だけ傾け
てあれば、入射方向に平行に第1透過面21に垂直に入
射されて多面反射プリズム20内を通った光ビームはそ
の方向が第2反射面29において垂直に変わり、第2導
波反射面27を垂直に通って高さ方向hiに平行に進
む。ここで、第2反射面29から反射された光ビームを
対物レンズ30に向かって出射させるための別途の透過
面をさらに備えることもできる。この時、多面反射プリ
ズム20内における光ビームの直径の変化は次の通りで
ある。例えば、光源11側から第1透過面21に入射す
る元の光ビームの直径が3.8mmであれば、第1導波
反射面25上における光ビームの直径は略2倍(7.5
mm)となって内部全反射され、第2導波反射面27に
おいても同じ条件下で内部全反射されて第2反射面29
に入射する。第2反射面29は水平方向hoに対して3
0゜の角度だけ傾けてあるために、光ビームは第2反射
面29に30゜の入射角度で入射され、前記光ビームは
第2反射面29から反射されつつ元の直径である3.8
mmに戻って高さ方向hiに出射される。ここで、第2
反射面29が水平方向hoに対してなす角度によって第
2反射面29から反射されて対物レンズ30に向かう光
ビームの直径は変わりうる。
【0064】以上のように、本発明による多面反射プリ
ズム20は、好ましくは、光生成/検出部から多面反射
プリズム20を介して出射される光ビームを光生成/検
出部側から多面反射プリズム20に入射する時の直径に
保ったりあるいはそれよりも大きくすると共に、光ピッ
クアップ装置を最大限に薄型化できるように規格が最適
化され、且つ、最適の位置に配される。
【0065】すなわち、多面反射プリズム20は第1及
び第2導波反射面25、27の間において入射した光ビ
ームの高さ方向hiに狭めて導波させるような構造を有
し、第1及び第2導波反射面25、27間の距離が光生
成/検出部側から透過面21に入射する光ビームの直径
よりも短いために、高さ方向hiからみた時、透過面2
1の上辺は第2導波反射面27よりも上方に突出され
る。従って、好ましくは、より薄型の互換型光ピックア
ップ装置を形成するために、多面反射プリズム20をそ
の第2導波反射面27に対応する部分のみがアクチュエ
ータ31の下端部に位置するように配し、且つ、このよ
うに配置可能にアクチュエータ31を形成する。このよ
うに多面反射プリズム20を配すれば、光ピックアップ
装置の厚みに影響する多面反射プリズム20の有効な厚
みは実質的に第1及び第2導波反射面25、27間の距
離となる。この時、対物レンズ30の少なくとも一部は
前記光生成/検出部から出射されて多面反射プリズム2
0に入射する光ビームよりも低く位置する。
【0066】ここで、多面反射プリズム20側から対物
レンズ30に向かって出射される光ビームの大きさが多
面反射プリズム20に入射する光ビームと略同じである
か、あるいは大きいことが好適であるということを考慮
する時、最適化した多面反射プリズム20の第1及び第
2導波反射面25、27が位置した部分の厚み(すなわ
ち、第1及び第2導波反射面25、27間の距離)は第
2反射面29が水平方向hoに対してなす角度に左右さ
れる。このため、第2反射面29が水平方向hoに対し
てなす角度を小さくするほど光ピックアップ装置の高さ
方向hiを薄くできる。前述したように、第1及び第2
導波反射面25、27における内部全反射を考慮する
時、第2反射面29が水平方向hoに対してなす角度は
30±10゜範囲内において調節できる。
【0067】ここで、かかる多面反射プリズム20の複
雑な構造をガラス又はプラスチックなどの透明材質を用
い、モールディング又は射出により一体型に製作できる
ので、本発明による多面反射プリズム20は安価の量産
に好適である。かかる多面反射プリズム20を実際に光
ピックアップ装置に適用すれば、通常の光ピックアップ
装置に比べて高さを例えば、30〜50%低くできるの
で、光記録/再生機器の薄型化に大きく寄与できる。
【0068】図7は、透過面21に入射する光ビームの
直径による光学系の高さが4.3mmである時、第2反
射面29が水平方向hoに対して30゜傾けてある本発
明による多面反射プリズム20を用いれば、対物レンズ
30の下端において光学系の高さを2.2mmに低くで
きるということを示している。図7から明らかなよう
に、本発明による多面反射プリズム20を採用すれば、
光生成/検出部側から多面反射プリズム20に向かって
入射する大きい直径の入射光ビームはアクチュエータ3
1の下端を前記入射光ビームの少なくとも一部よりも記
録媒体10からさらに遠く離れた距離を通り、且つ、第
2反射面29から反射されつつ元の光ビームの直径に戻
る。
【0069】従って、以上述べたように、本発明による
多面反射プリズム20を光ピックアップ装置に採用すれ
ば、光ビームはアクチュエータ31の下端を多面反射プ
リズム20の透過面21に入射する光ビームDの少なく
とも一部よりも記録媒体10からさらに遠く離れた距離
を通った後、多面反射プリズム20の第2反射面29か
ら反射されつつ元の直径に戻って対物レンズ30に入射
できる。
【0070】この時、前記のように、本発明による多面
反射プリズム20は、本出願人により特願2002−4
8758号公報に“複合反射プリズム及びこれを採用し
た光ピックアップ装置”という題目で開示されている複
合反射プリズムに比べて透過面21に入射する光ビーム
の位置を低くできることから、前記公報に開示されてい
る複合反射プリズムを適用する場合よりも光学系を低く
できるだけではなく、多面反射プリズム20内のビーム
経路、すなわち、有効径の周りに製作公差をより大きく
確保できる。ここで、本発明による多面反射プリズム2
0が前記公報に開示されている複合反射プリズムを適用
する場合よりも光学系を低くできる理由は、本発明によ
る多面反射プリズム20が単一の多面体であるために、
透過面21を前記公報に開示されている複合反射プリズ
ムの第3プリズム(図14の130)領域以上まで拡張
でき、光源11側から入射する光ビームの終端が本発明
による多面反射プリズム20の基部、すなわち透過面2
1の下辺にほとんど一致するまで入射光ビームの位置を
低くできるからである。
【0071】以上述べたように、本発明の一実施形態に
よる光ピックアップ装置において、光源11から出射さ
れた光ビームの進行メカニズムを図3及び図4を参照し
て説明すれば、下記の通りである。
【0072】光源11から出射された光ビームはコリメ
ーティングレンズ13において平行光ビームに変わる。
この平行光ビームは光路変換器を介して本発明による多
面反射プリズム20の透過面21に略垂直に入射する。
透過面21を介して多面反射プリズム20の内部に入射
した光ビームは第1反射面23において内部全反射さ
れ、水平方向hoに対して斜め下方に直進して第1導波
反射面25に全反射条件を満たす角度(例えば、入射角
60゜)にて入射する。前記光ビームは第1導波反射面
25とこの第1導波反射面25から透過面21に入射す
る光ビームの直径よりも近く位置した第2導波反射面2
7とにおいて順番に全反射されて、光ビームの高さ方向
hiが狭められたままで略水平方向hoに沿って導波さ
れ、第2反射面29から反射されつつ元の直径又は元の
直径よりも大きい光ビームとなり、対物レンズ30に向
かって進む。
【0073】前記光ビームはこの対物レンズ30により
集束されて記録媒体10の記録面10a上に光スポット
として結ばれる。記録媒体10の記録面10aから反射
された光ビームは前述した経路とは反対の経路に対物レ
ンズ30及び多面反射プリズム20を介して光路変換器
に入射し、光路変換器から反射されて光検出器39に受
光される。
【0074】図8は、本発明による多面反射プリズム2
0を採用した光ピックアップ装置の第2実施形態を示し
た図であり、図9は、図8の光モジュールを概略的に示
した図である。ここで、図3と同じ参照符号は実質的に
同じ機能をする同じ部材を表わすため、その反復的な説
明を省く。
【0075】図8を参照するに、本発明の第2実施形態
による光ピックアップ装置において、光生成/検出部
は、単一光モジュール40、例えば、半導体レーザ基板
に光検出器を搭載したホログラムレーザモジュールを備
える。前記光モジュールは、図9に示されたように、光
源41と、ホログラム素子45及び光検出器49を含ん
でなる。
【0076】本発明の第2実施形態による光ピックアッ
プ装置がDVD向けである場合、光源41は650nm
波長の光ビームを出射する。
【0077】ホログラム素子45は光路変換器であっ
て、光ビームを入射方向によって選択的に直進透過及び
回折透過すべく形成される。例えば、図9に示されたよ
うに、ホログラム素子45は光源41側から入射した光
ビームは直進透過させ、記録媒体10から反射されて入
射した光ビームは回折透過させて光源41の一側に設け
られた光検出器49に向くべく形成できる。
【0078】ここで、前記のような光モジュール40に
ついてはこの技術分野において公知であるために、ここ
では詳細な説明を省く。さらに、図9は、光モジュール
40の構造の一例を示したものであり、本発明におい
て、光モジュール40の構造が図9に限定されないとい
うことはもちろんである。
【0079】図9に示された光モジュール40を備えれ
ば、図3に示されたような光学的構造を適用した場合よ
りも小型薄型化した光記録/再生機器を実現できる。
【0080】図10は、本発明による多面反射プリズム
20を採用した光ピックアップ装置の第3実施形態を示
した図であり、図11は、図10の多面反射プリズム2
0における光ビームの経路を概略的に示した図である。
【0081】図10及び図11を参照するに、本発明の
第3実施形態による光ピックアップ装置は、フォーマッ
トが相異なる記録媒体50を互換採用できるような光学
的構成を有し、前記光生成/検出部は第1光モジュール
51、第2光モジュール61及び光路変換器を含んでな
る。
【0082】好ましくは、第1光モジュール51は、相
対的に薄い第1記録媒体50aに適した波長の第1光ビ
ーム51aを出射する。例えば、第1光モジュール51
としてはDVD向けホログラムレーザモジュールを備え
られ、この時、第1光モジュール51からは波長650
nmの第1光ビーム51aが出射される。好ましくは、
第2光モジュール61は相対的に厚い第2記録媒体50
bに適した波長の第2光ビーム61aを出射する。例え
ば、第2光モジュール61としてはCD向けホログラム
レーザモジュールを備えられ、この時、第2光モジュー
ル61からは波長780nmの第2光ビーム61aが出
射される。このように、第1及び第2光モジュール5
1、61としてDVD向け及びCD向けホログラムレー
ザモジュールを備えれば、本発明の第3実施形態による
互換型光ピックアップ装置はCD及びDVD系の記録媒
体50を互換採用できる。ここで、第1及び第2光モジ
ュール51、61の具体的な構造は、波長特性を除いて
は図9から十分に類推できるので、その具体的な構造に
ついての反復説明を省く。
【0083】この実施形態によれば、前記光路変換器と
して第1及び第2光モジュール51、61から出射され
た第1及び第2光ビーム51a、61aを波長により選
択的に透過及び反射させて多面反射プリズム20に入射
させる波長選択性ビームスプリッタ55を備えられる。
この波長選択性ビームスプリッタ55は、例えば第1光
モジュール51側から出射された650nm波長の第1
光ビーム51aはほとんど透過させ、第2光モジュール
61側から出射された780nm波長の第2光ビーム6
1aは全反射させるように設けられる。この時、好まし
くは、波長選択性ビームスプリッタ55の一側にはこの
波長選択性ビームスプリッタ55から一部反射された第
1光ビーム51aを受光して第1光モジュール51から
出射される光量をモニタリングするためのフロント光検
出器56をさらに備える。あるいは、波長選択性ビーム
スプリッタ55は、第1及び第2光ビーム51a、61
aの一部は反射及び透過さすべく形成されて、フロント
光検出器56を第1及び第2光モジュール5161の出
射光量をモニタリングするのに用いることもある。
【0084】ここでは、前記光生成/検出部が第1及び
第2光モジュール51、61を備えると説明及び図示し
たが、これに限定されることなく、互換可能な各種の光
学的構成に変形できるのはもちろんである。例えば、本
発明による互換型光ピックアップ装置の光生成/検出部
は、第1及び第2光モジュール51、61の代わりに相
異なる波長の第1及び第2光ビーム51a、61aを生
成出射する一対の光源、前記光源から出射されて記録媒
体50の記録面から反射された光を受光する一対の光検
出器、一つの光源から出射された第1光ビーム51aの
進行経路を変える光路変換器、もう一つの光源から出射
された第2光ビーム61aの進行経路を変える光路変換
器を備える光学的構成を有することもできる。また、本
発明による互換型光ピックアップ装置の光生成/検出部
は、3本以上の波長の光を用い、3つ以上の相異なる厚
みを有する記録媒体を互換採用できるように変形できる
のはもちろんである。
【0085】図10中、参照番号52は反射ミラーを表
わし、参照番号53は第1光モジュール51から出射さ
れる第1光ビーム51aを平行に変えるコリメーティン
グレンズを表わし、参照番号63は第2光モジュール6
1から出射される第2光ビーム61aを平行に変えるコ
リメーティングレンズを表わす。
【0086】図10は、本発明の第3実施形態による光
ピックアップ装置において、光生成/検出部を構成する
光学要素が光ピックアップ装置の高さ方向hiを最小化
できるように光学的に配された例を示している。
【0087】本発明の第3実施形態による光ピックアッ
プ装置において、好ましくは、対物レンズ60は0.6
以上の開口数を有し、相異なる波長の第1光ビーム51
a及び第2光ビーム61aに対して収差なしに相異なる
厚みを有する第1及び第2記録媒体50a、50bの記
録面に光スポットを形成すべく最適化しており、前述し
た実施形態でのように薄型の光ピックアップ装置を実現
できるように、できる限り短い作動距離を有する。この
対物レンズ60はアクチュエータ65によってフォーカ
シング及びトラッキング方向に制御される。
【0088】図10及び図11を参照して説明した本発
明の第3実施形態による光ピックアップ装置において、
第1及び第2光モジュール51、61から出射された第
1及び第2光ビーム51a、61aの進行メカニズムを
説明すれば、下記の通りである。
【0089】本発明の第3実施形態による光ピックアッ
プ装置がCD及びDVD系の記録媒体を互換採用できる
ように設けられているとすれば、DVD系の第1記録媒
体50aの採用に際しては第1光モジュール51が駆動
され、この第1光モジュール51から第1光ビーム51
aが出射される。さらに、CD系の第2記録媒体50b
の採用に際しては第2光モジュール61が駆動され、こ
の第2光モジュール61から第2光ビーム61aが出射
される。
【0090】第1又は第2光モジュール51、61から
出射された第1又は第2光ビーム51a、61aは波長
選択性ビームスプリッタ55に入射する。波長選択性ビ
ームスプリッタ55に透過されたか、あるいはそこから
反射された所定直径の第1又は第2光ビーム51a、6
1aは多面反射プリズム20の透過面21に略垂直に入
射し、多面反射プリズム20内において図4を参照して
説明したように実質的に同じ経路を介して対物レンズ6
0に入射し、対物レンズ60に入射した第1又は第2光
ビーム51a、61aは対物レンズ60によって集束さ
れて第1記録媒体50aの記録面又は第2記録媒体50
bの記録面上に光スポットとして形成される。
【0091】第1又は第2記録媒体50a、50bの記
録面から反射された第1又は第2光ビーム51a、61
aは前記経路とは反対の経路に対物レンズ60及び多面
反射プリズム20を介して波長選択性ビームスプリッタ
55に入射し、波長選択性ビームスプリッタ55に透過
されるか、あるいはそこから反射される。この透過又は
反射された第1又は第2光ビーム51a、61aは第1
又は第2光モジュール51、61に入射し、第1又は第
2光モジュール51、61のホログラム素子を回折透過
して光検出器に受光される。
【0092】一方、相異なるフォーマットの記録媒体5
0を互換採用できるようになった本発明の第4実施形態
による光ピックアップ装置は、図12及び図13に示さ
れたように、本発明による多面反射プリズム20の代わ
りに、前記公報に開示されている複合反射プリズム10
0を備える。ここで、図10と同じ参照符号は実質的に
同じ機能をする同じ部材を表わすために、その反復的な
説明を省く。
【0093】複合反射プリズム100は、図14及び図
15に示されたように、第1及び第2プリズム120、
140を含んでなり、高さ方向hiに垂直の水平方向h
oと略平行に第1及び第2光モジュール51、61側か
ら入射する第1及び第2光ビーム51a、61aを第1
及び第2プリズム120、140面間の角度差を用い、
光ビームを高さ方向hiに狭めて前記高さ方向hiに垂
直の水平方向hoに沿って導波させた後に、水平方向h
oに対して45゜未満の角度をなす第2プリズム140
の面から反射させて高さ方向hiに出射させる。この
時、好ましくは、複合反射プリズム100は、第1及び
第2プリズム120、140の間に第1プリズム120
の第1面125から反射された光ビームを屈折せずに直
進させて第2プリズム140の内部に入射させる第3プ
リズム130をさらに備える。
【0094】第1プリズム120は、第1透過面121
及びその第1透過面121を介して入射した光ビームを
斜め下方に反射させる第1面125及び第2プリズム1
40に対向する面が二等辺三角形構造、より好ましく
は、直角二等辺三角形構造をなす三角プリズムであるこ
とが好ましい。
【0095】第1透過面121には第1及び第2光モジ
ュール51、61からの第1及び第2光ビーム51a、
61aが垂直に入射する。第1面125は、好ましく
は、本発明による多面反射プリズム20の第1反射面2
3のように、入射した第1及び第2光ビーム51a、6
1aを水平方向hoに対して全反射させ、高さ方向hi
に対して第2プリズム140から内部全反射できる角
度、例えば高さ方向hiに対して30゜の角度で反射さ
せる。
【0096】第1プリズム120を、例えば直角二等辺
三角形構造に形成すれば、第1透過面121に垂直に入
射して第1面125に入射する光ビームの入射角度は4
5゜となるので、第1透過面121を介して入射した光
ビームは第1面125において内部全反射できる。
【0097】第2プリズム140は、第1プリズム12
0の第1面125から反射されて第2プリズム140の
内部に入射した光ビームを上方に斜めに内部全反射させ
る第2面141と、第2面141の高さ方向hiの上方
に配されて第2面141側から入射した光ビームを内部
全反射させると共に光ビームの高さ方向hiを狭められ
る距離に位置した第3面145と、第3面145から反
射されて入射する光ビームを高さ方向hiに反射させる
第4面149とを備える。
【0098】高さ方向hiに向かい合って配された第2
及び第3面141、145間の距離は、好ましくは、本
発明による多面反射プリズム20でのように、第1プリ
ズム120の第1透過面121に入射する光ビームの直
径よりも短い。このように、第2及び第3面141、1
45間の距離を短くすることにより、複合反射プリズム
100内において光ビームをその高さ方向hiに狭めて
水平方向hoに沿って導波できる。一方、好ましくは、
第2及び第3面141、145は互いに平行である。第
4面149は、好ましくは、水平方向hoに対して45
゜未満、より好ましくは、30±10゜、すなわち略2
0゜ないし40゜範囲内の角度をなす。また、第2プリ
ズム140の構造から、第3面145側から第4面14
9に入射する光ビームの入射角度は内部全反射条件を満
たさないために、第4面149は反射体面、より好まし
くは、全反射面にコーティング形成される。
【0099】この実施形態において、第2プリズム14
0は、好ましくは、第2ないし第4面141、145、
149及び第4面149に向かい合う面が偏菱形である
偏菱形プリズムである。
【0100】一方、第3プリズム130は、第1プリズ
ム120の第1面125から反射された光ビームを屈折
せずに直進させて第2プリズム140の内部に入射させ
る。第3プリズム130としては、直角三角形構造の三
角プリズムを備えることができる。第1プリズム120
の第1透過面121が略四角形である場合、好ましく
は、この第1プリズム120は水平方向hoに対して所
定角度、すなわち第3プリズム130の頂点角(第1及
び第2プリズム120、140にそれぞれ隣接する面が
なす角)だけ斜めに配される。
【0101】図15に示されたように、第1プリズム1
20は水平方向hoに対して30゜斜めに配された直角
二等辺三角形構造であり、第3プリズム130が頂点角
が30゜である直角三角形構造の三角プリズムであり、
第2プリズム140の第4面149が水平方向hoに対
して30゜の角度をなす偏菱形プリズムである場合を例
に取ってみる。この場合、第1プリズム120の第1透
過面121に垂直に入射する光ビームに対して第1面1
25は水平方向hoに対して45゜の角度に傾けてある
ために、第1透過面121側から第1面125に入射し
た光ビームは内部全反射され、直進して第2プリズム1
40の内部に入射する。第2プリズム140内に入射し
た光ビームは第2面141に30゜斜めに(すなわち、
入射角度60゜)入射する。このため、入射光ビームは
第2面141において内部全反射されて第3面145に
向かう。光ビームは第3面145に60゜の入射角度で
再び入射し、内部全反射されて第4面149に向かい、
第4面149に30゜の入射角度で入射する。第4面1
49は入射光ビームを高さ方向hiに反射させる。
【0102】一方、複合反射プリズム100は入射した
光ビームを第2プリズム140の第2及び第3面14
1、145間において高さ方向hiに狭めて導波させる
構造を有するために、高さ方向hiからみたとき、複合
反射プリズム100の第1プリズム120は第2プリズ
ム140よりも上方に突出されている。従って、より薄
型の互換型光ピックアップ装置を形成するために、好ま
しくは、複合反射プリズム100を第2プリズム14
0、特に、第2プリズム140の第3面145に対応す
る部分だけがアクチュエータ65の下端部に位置するよ
うに配し、このように配置可能にアクチュエータ65を
形成する。このように第2プリズム140を配すれば、
光ピックアップ装置の厚みに影響する複合反射プリズム
100の有効な厚みは実質的に第2及び第3面141、
145間の距離となる。この時、対物レンズ60の一部
は光生成/検出部から複合反射プリズム100に入射す
る光ビームの一部よりも低く位置する。
【0103】ここで、複合反射プリズム100側から対
物レンズ60に向かって出射される光ビームの大きさが
複合反射プリズム100に入射する光ビームの大きさに
略同じであるか、あるいは大きいのが好適であるという
ことを考慮する時、最適化した複合反射プリズム100
の第2プリズム140部分の厚みは第4面149が水平
方向hoに対してなす角度による。このため、第4面1
49が水平方向hoに対してなす角度を小さくするほ
ど、光ピックアップ装置の高さ方向hiを薄くできる。
前述したように、複合反射プリズム100が図14に示
されたように構成されれば、好ましくは、第4面149
は水平方向hoに対して30±10゜の角度をなす。
【0104】前記のような複合反射プリズム100を採
用すれば、光生成/検出部側から複合反射プリズム10
0に入射する大きい直径の第1及び第2入射光ビーム5
1a、61aはアクチュエータ65の下端を前記入射光
ビームの少なくとも一部よりも記録媒体10からさらに
遠く離れた距離を通り、第2プリズム140の第4面1
49から反射されつつ元の第1及び第2光ビーム51
a、61aの直径に戻る。
【0105】ここで、前記のような構成を有する複合反
射プリズム100は、例えば直角二等辺三角形構造であ
り、光生成/検出部側から光ビームが入射する第1透過
面121が略四角形をなす第1プリズム120、偏菱形
プリズム構造の第2プリズム140、第1及び第2プリ
ズム120、140の間に位置する直角三角形構造の三
角プリズムである第3プリズム130からなるため、第
1及び第2光ビーム51a、61aが第3プリズム13
0領域に入射するという問題が生じないように、第1及
び第2光ビーム51a、61aを本発明の多面反射プリ
ズム20に比べて複合反射プリズム100の基部、すな
わち水平方向hoに平行である最下端から相当離れた位
置に終端が位置すべく入射させる。従って、前記のよう
な複合反射プリズム100を採用すれば、本発明による
多面反射プリズム20を採用した場合に比べて光学系の
高さ方向が僅かに厚くなるが、従来に比較すれば、薄く
なっている。
【0106】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施形態に
よる光ピックアップ装置は、本発明による多面反射プリ
ズム20又は本出願人により提案された特願2002−
48758号公報に開示されている複合反射プリズム1
00を採用することにより、高さ方向が約30〜50%
ほど薄くなるので、光記録/再生機器の薄型化に大きく
寄与できる。
【0107】さらに、本発明による多面反射プリズム2
0はガラス又はプラスチックなどの透明材質からモール
ディング又は射出により単一体に形成できることから、
低価の量産に好適であり、光ピックアップ装置の製造コ
ストを下げるのに大きく寄与できる。
【0108】以上述べたように、本発明によれば、使用
波長に関係せずに、且つ、光ビームを縮めることなく光
学系を低くできることから、薄型の光ピックアップ装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ピックアップ装置の一例を概略的に示
す図である。
【図2】従来の光ピックアップ装置の他の例を概略的に
示す図である。
【図3】本発明による多面反射プリズムを採用した光ピ
ックアップ装置の第1実施形態を示す斜視図である。
【図4】図3の多面反射プリズム内における光ビームの
経路を概略的に示す図である。
【図5】本発明による多面反射プリズムを概略的に示す
斜視図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の正面図である。
【図8】本発明の第2実施形態による光ピックアップ装
置を概略的に示す斜視図である。
【図9】図8の光ピックアップ装置に採用される光モジ
ュールの一例を示す図である。
【図10】本発明の第3実施形態による光ピックアップ
装置を示す斜視図である。
【図11】図10の多面反射プリズム内における光ビー
ムの経路を概略的に示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態による光ピックアップ
装置を示す斜視図である。
【図13】図12の複合反射プリズム内における光ビー
ムの経路を概略的に示す図である。
【図14】図12に適用される複合反射プリズムを示す
斜視図である。
【図15】図14の正面図である。
【符号の説明】
10 記録媒体 11 光源 13 コリメーティングレンズ 15 偏光ビームスプリッタ 17 波長板 19 フロント検出器 20 多面反射プリズム 30 対物レンズ 31 アクチュエータ 33 集束レンズ 35 シリンダリカルレンズ 37 ヨークレンズ 39 光検出器
フロントページの続き (72)発明者 洪 舜 教 大韓民国ソウル特別市瑞草区瑞草1洞1436 −1番地 現代アパート21棟606号 (72)発明者 金 栄 一 大韓民国京畿道龍仁市水枝邑竹田里883− 1番地 大進2次アパート102棟1404号 (72)発明者 林 光 燮 大韓民国ソウル特別市冠岳区奉天7洞1608 −20番地404号 (72)発明者 李 鎬 哲 大韓民国京畿道水原市長安区亭子洞872− 1番地 豊林アパート419棟1502号 (72)発明者 金 大 煥 大韓民国ソウル特別市江南区大峙1洞506 番地 鮮京アパート9棟503号 Fターム(参考) 2H042 CA01 CA12 CA15 CA17 2H049 CA05 CA09 CA20 5D119 AA02 AA05 AA40 AA41 BA01 BB01 DA05 EA02 EA03 EC07 EC29 EC45 EC47 FA05 FA08 FA21 FA30 HA13 JA02 JA09 JA12 JA14 JA26 JA27 JA32 JA43 JA57 JA64 JA70 KA04

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の反射面を有する単一体であり、透
    過面を介して入射した光ビームを反射面間の角度差を用
    い、高さ方向に狭めて前記高さ方向に垂直である水平方
    向に導波させた後に、前記水平方向に対して45゜未満
    の角度をなす反射面から反射させることを特徴とする多
    面反射プリズム。
  2. 【請求項2】 前記透過面を介して入射した光ビームを
    前記高さ方向及び水平方向に対して斜め下方に反射させ
    る第1反射面と、前記第1反射面から反射されて入射す
    る光ビームを高さ方向に狭めて導波させる複数の導波反
    射面と、前記水平方向に対して45゜未満の角度をな
    し、前記複数の導波反射面により導波された光ビームを
    反射させる第2反射面とを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の多面反射プリズム。
  3. 【請求項3】 前記第2反射面は、前記水平方向に対し
    て略20゜ないし40゜の角度をなすことを特徴とする
    請求項2に記載の多面反射プリズム。
  4. 【請求項4】 前記複数の導波反射面は、前記水平方向
    に平行であり、且つ互いに平行であることを特徴とする
    請求項2に記載の多面反射プリズム。
  5. 【請求項5】 前記第1反射面は前記透過面を介して入
    射した光ビームを前記水平方向に対して全反射条件を満
    たす角度で反射させることを特徴とする請求項2又は4
    に記載の多面反射プリズム。
  6. 【請求項6】 前記第1反射面は、前記透過面を介して
    入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面か
    ら反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反射
    条件を満たす角度に入射できる角度で反射させることを
    特徴とする請求項5に記載の多面反射プリズム。
  7. 【請求項7】 前記第1反射面は、前記透過面を介して
    入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面か
    ら反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反射
    条件を満たす角度に入射できる角度で反射させることを
    特徴とする請求項2又は4に記載の多面反射プリズム。
  8. 【請求項8】 前記透過面には光ビームが垂直に入射す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の多面反射プ
    リズム。
  9. 【請求項9】 前記複数の導波反射面間の離隔距離は、
    外部から前記透過面に入射する光ビームの直径よりも短
    いことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に
    記載の多面反射プリズム。
  10. 【請求項10】 光学的に透明な材質でモールディング
    又は射出により単一体に形成されることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか一項に記載の多面反射プリズ
    ム。
  11. 【請求項11】 光ビームを生成出射し、記録媒体の記
    録面から反射された光ビームを受光して検出する光生成
    /検出部と、 前記光生成/検出部側から入射する光ビームを集束させ
    て記録媒体の記録面上に光スポットを形成する対物レン
    ズと、 前記対物レンズをフォーカシング及び/又はトラッキン
    グ方向に駆動するアクチュエータと、 多数の反射面を有する単一体であり、前記光生成/検出
    部から透過面を介して入射した光ビームを反射面間の角
    度差を用い、前記アクチュエータの下端部において高さ
    方向に狭めて導波させた後に、前記高さ方向に対して垂
    直である水平方向に対して45゜未満の角度をなす反射
    面から反射させて前記対物レンズに向かわせる多面反射
    プリズムとを含むことを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記光生成/検出部は、 所定波長の光ビームを生成出射する光源と、 前記光源から出射されて記録媒体の記録面から反射され
    た光ビームを受光する光検出器と、 前記光源から出射された光ビームを記録媒体に向かわ
    せ、且つ、前記記録媒体の記録面から反射された光ビー
    ムを前記光検出器に向かわすべく光ビームの進行経路を
    変える光路変換器とを含むことを特徴とする請求項11
    に記載の光ピックアップ装置。
  13. 【請求項13】 前記光源は、650nm以下の波長の
    光ビームを生成出射することを特徴とする請求項12に
    記載の光ピックアップ装置。
  14. 【請求項14】 前記光路変換器は、ビームスプリッタ
    型のものであることを特徴とする請求項12に記載の光
    ピックアップ装置。
  15. 【請求項15】 前記光路変換器は、光ビームを入射方
    向によって選択的に直進透過及び回折透過させるホログ
    ラム素子であり、 前記光源、光検出器及び光路変換器は光モジュール化さ
    れたことを特徴とする請求項12に記載の光ピックアッ
    プ装置。
  16. 【請求項16】 前記光生成/検出部は、 相異なる波長の光ビームを生成出射する複数の光源と、 前記複数の光源から出射されて記録媒体の記録面から反
    射された光ビームを受光する複数の光検出器と、 前記光源から出射された光ビームを記録媒体に向かわ
    せ、且つ、前記記録媒体の記録面から反射された光ビー
    ムを対応する前記光検出器に向かわすべく光ビームの進
    行経路を変える光路変換ユニットとを含み、複数のフォ
    ーマットの記録媒体を互換採用できることを特徴とする
    請求項11に記載の光ピックアップ装置。
  17. 【請求項17】 前記複数の光源は、相対的に短い波長
    の光ビームを出射する第1光源と、相対的に長い波長の
    光ビームを出射する第2光源とを備え、 前記複数の光検出器は、前記第1光源から出射されて記
    録媒体の記録面から反射された光ビームを検出する第1
    光検出器と、前記第2光源から出射されて記録媒体の記
    録面から反射された光ビームを検出する第2光検出器と
    を備え、 前記光路変換ユニットは、前記第1光源から出射された
    光ビームの進行経路を変える第1光路変換器と、前記第
    2光源から出射された光ビームの進行経路を変える第2
    光路変換器と、前記第1及び第2光源から出射された光
    ビームの進行経路を変える第3光路変換器とを備えるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ装
    置。
  18. 【請求項18】 前記第1光源は略650nm波長の光
    ビームを出射し、第2光源は略780nm波長の光ビー
    ムを出射することを特徴とする請求項17に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2光路変換器は、光ビ
    ームを入射方向により選択的に直進透過及び回折透過さ
    せるホログラム素子を備え、 前記第1光源、第1光検出器及び第1光路変換器は光モ
    ジュール化され、 前記第2光源、第2光検出器及び第2光路変換器は光モ
    ジュール化されたことを特徴とする請求項17又は18
    に記載の光ピックアップ装置。
  20. 【請求項20】 前記第3光路変換器は前記第1及び第
    2光源から出射された光ビームを波長により選択的に透
    過及び反射させる波長選択性ビームスプリッタであるこ
    とを特徴とする請求項17又は18に記載の光ピックア
    ップ装置。
  21. 【請求項21】 CD系の記録媒体及びDVD系の記録
    媒体を互換採用できることを特徴とする請求項11、1
    6ないし18のいずれか一項に記載の光ピックアップ装
    置。
  22. 【請求項22】 前記多面反射プリズムは、 前記透過面を介して入射した光ビームを前記高さ方向及
    び水平方向に対して斜め下方に反射させる第1反射面
    と、 前記第1反射面から反射されて入射する光ビームを高さ
    方向に狭めて導波させる複数の導波反射面と、 前記水平方向に対して45゜未満の角度をなし、前記複
    数の導波反射面により導波された光ビームを反射させて
    前記対物レンズ方向に進める第2反射面とを含むことを
    特徴とする請求項11ないし18のいずれか一項に記載
    の光ピックアップ装置。
  23. 【請求項23】 前記第2反射面は前記水平方向に対し
    て略20゜ないし40゜の角度をなすことを特徴とする
    請求項22に記載の光ピックアップ装置。
  24. 【請求項24】 前記複数の導波反射面は、前記水平方
    向に平行であり、互いに平行であることを特徴とする請
    求項22に記載の光ピックアップ装置。
  25. 【請求項25】 前記第1反射面は前記透過面を介して
    入射した光ビームを前記水平方向に対して全反射条件を
    満たす角度で反射させることを特徴とする請求項24に
    記載の光ピックアップ装置。
  26. 【請求項26】 前記第1反射面は、前記透過面を介し
    て入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面
    から反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反
    射条件を満たす角度に入射できる角度で反射させること
    を特徴とする請求項25に記載の光ピックアップ装置。
  27. 【請求項27】 前記第1反射面は前記透過面を介して
    入射した光ビームを前記水平方向に対して全反射条件を
    満たす角度で反射させることを特徴とする請求項22に
    記載の光ピックアップ装置。
  28. 【請求項28】 前記第1反射面は、前記透過面を介し
    て入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面
    から反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反
    射条件を満たす角度に入射できる角度で反射させること
    を特徴とする請求項27に記載の光ピックアップ装置。
  29. 【請求項29】 前記第1反射面は、前記透過面を介し
    て入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面
    から反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反
    射条件を満たす角度に入射できる角度で反射させること
    を特徴とする請求項24に記載の光ピックアップ装置。
  30. 【請求項30】 前記第1反射面は、前記透過面を介し
    て入射した光ビームを高さ方向に対して前記第1反射面
    から反射された光ビームが入射する1導波反射面に全反
    射条件を満たす角度に入射できる角度で反射させること
    を特徴とする請求項22に記載の光ピックアップ装置。
  31. 【請求項31】 前記透過面には光ビームが垂直に入射
    することを特徴とする請求項11又は22に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  32. 【請求項32】 前記複数の導波反射面間の離隔距離
    は、光生成/検出部側から前記透過面に入射する光ビー
    ムの直径よりも短いことを特徴とする請求項22に記載
    の光ピックアップ装置。
  33. 【請求項33】 前記対物レンズの少なくとも一部は前
    記光生成/検出部から出射されて前記多面反射プリズム
    に入射する光ビームの一部よりも低く位置したことを特
    徴とする請求項11ないし18のいずれか一項に記載の
    光ピックアップ装置。
  34. 【請求項34】 前記光生成/検出部から前記多面反射
    プリズムの透過面に入射する光ビームはその終端が前記
    多面反射プリズムの透過面の下辺近くに入射することを
    特徴とする請求項11ないし18のいずれか一項に記載
    の光ピックアップ装置。
  35. 【請求項35】 複数のフォーマットの記録媒体を互換
    採用できる光ピックアップ装置であって、 複数の波長の光ビームを生成出射し、記録媒体の記録面
    から反射された光ビームを受光して検出する光生成/検
    出部と、 前記光生成/検出部側から入射する光ビームを集束させ
    て記録媒体の記録面上に光スポットを形成する対物レン
    ズと、 前記対物レンズをフォーカシング及び/又はトラッキン
    グ方向に駆動するアクチュエータと、 複数のプリズムからなり、前記光生成/検出部側から入
    射した光ビームを前記複数のプリズムの面間の角度差を
    用い、前記アクチュエータの下端部においてその光ビー
    ムを高さ方向に狭めて導波させた後に、高さ方向と垂直
    である水平方向に対して45゜未満の角度をなす面から
    反射させて前記対物レンズに向かわせる複合反射プリズ
    ムとを含むことを特徴とする光ピックアップ装置。
  36. 【請求項36】 前記光生成/検出部は、 相異なる波長の光ビームを生成出射する複数の光源と、 前記複数の光源から出射されて記録媒体の記録面から反
    射された光ビームを受光する複数の光検出器と、 前記光源から出射された光ビームを記録媒体に向かわ
    せ、前記記録媒体の記録面から反射された光ビームを対
    応する前記光検出器に向かわすべく光ビームの進行経路
    を変える光路変換ユニットとを含むことを特徴とする請
    求項35に記載の光ピックアップ装置。
  37. 【請求項37】 前記複数の光源は、相対的に短い波長
    の光ビームを出射する第1光源と、相対的に長い波長の
    光ビームを出射する第2光源とを備え、 前記複数の光検出器は、前記第1光源から出射されて記
    録媒体の記録面から反射された光ビームを検出する第1
    光検出器と、前記第2光源から出射されて記録媒体の記
    録面から反射された光ビームを検出する第2光検出器と
    を備え、 前記光路変換ユニットは、前記第1光源から出射された
    光ビームの進行経路を変える第1光路変換器と、前記第
    2光源から出射された光ビームの進行経路を変える第2
    光路変換器と、前記第1及び第2光源から出射された光
    ビームの進行経路を変える第3光路変換器とを備えるこ
    とを特徴とする請求光36に記載の光ピックアップ装
    置。
  38. 【請求項38】 前記第1光源は略650nm波長の光
    ビームを出射し、第2光源は略780nm波長の光ビー
    ムを出射することを特徴とする請求項37に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  39. 【請求項39】 前記第1及び第2光路変換器は光ビー
    ムを入射方向によって選択的に直進透過及び回折透過さ
    せるホログラム素子を備え、 前記第1光源、第1光検出器及び第1光路変換器は光モ
    ジュール化され、 前記第2光源、第2光検出器及び第2光路変換器は光モ
    ジュール化されたことを特徴とする請求項37又は38
    に記載の光ピックアップ装置。
  40. 【請求項40】 前記第3光路変換器は、前記第1及び
    第2光源から出射された光ビームを波長によって選択的
    に透過及び反射させる波長選択性ビームスプリッタであ
    ることを特徴とする請求項37又は38に記載の光ピッ
    クアップ装置。
  41. 【請求項41】 CD系の記録媒体及びDVD系の記録
    媒体を互換採用できることを特徴とする請求項35ない
    し38のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
  42. 【請求項42】 前記複合反射プリズムは、 第1透過面と、前記第1透過面を介して入射した光ビー
    ムを前記高さ方向及び水平方向に対して斜め下方に反射
    させる第1面を有する第1プリズムと、高さ方向に前記
    第1透過面に入射する光ビームの直径よりも近く配さ
    れ、前記第1面から反射されて内部に入射した光ビーム
    を順番に反射させる第2及び第3面と、水平方向に対し
    て45゜未満の角度をなし、前記第3面から反射されて
    入射する光ビームを反射させる第4面とを備える第2プ
    リズムとを含むことを特徴とする請求項35に記載の光
    ピックアップ装置。
  43. 【請求項43】 前記第2プリズムの第4面は前記水平
    方向に対して略20゜ないし40゜の角度をなすことを
    特徴とする請求項42に記載の光ピックアップ装置。
  44. 【請求項44】 前記第2プリズムの第2及び第3面は
    互いに平行であることを特徴とする請求項42に記載の
    光ピックアップ装置。
  45. 【請求項45】 前記第2プリズムは、前記第2ないし
    第4面及び前記第4面に向かい合う面が偏菱形である偏
    菱形プリズムであることを特徴とする請求項42ないし
    44のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
  46. 【請求項46】 前記複合反射プリズムは、前記第1及
    び第2プリズムの間に、前記第1プリズムの第1面から
    反射された光ビームを直進させて前記第2プリズムに入
    射させる第3プリズムをさらに備えることを特徴とする
    請求項42に記載の光ピックアップ装置。
  47. 【請求項47】 前記第3プリズムは、直角三角形構造
    の三角プリズムであることを特徴とする請求項46に記
    載の光ピックアップ装置。
  48. 【請求項48】 前記第1プリズムは、水平方向に対し
    て所定角度だけ斜めに配された二等辺三角形構造の三角
    プリズムであることを特徴とする請求項42に記載の光
    ピックアップ装置。
  49. 【請求項49】 前記第1及び第2プリズムは、前記第
    1ないし第3面において内部全反射さるべく形成された
    ことを特徴とする請求項42及び43、45ないし47
    のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
  50. 【請求項50】 前記第2プリズムの第4面は全反射面
    であることを特徴とする請求項42ないし44、46な
    いし48のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
  51. 【請求項51】 前記対物レンズの少なくとも一部は前
    記光生成/検出部から出射されて前記複合反射プリズム
    に入射する光ビームの一部よりも低く位置したことを特
    徴とする請求項35ないし38に記載の光ピックアップ
    装置。
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