JP2003034464A - 折畳部の咥え装置 - Google Patents

折畳部の咥え装置

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JP2003034464A JP2001217625A JP2001217625A JP2003034464A JP 2003034464 A JP2003034464 A JP 2003034464A JP 2001217625 A JP2001217625 A JP 2001217625A JP 2001217625 A JP2001217625 A JP 2001217625A JP 2003034464 A JP2003034464 A JP 2003034464A
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    • B65H45/164Details of folding blades therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 差し刃8が被切断紙W1を固定あご11と可
動咥え13との間に差し込んだときに、スムーズに抵抗
なく挿入でき、またこれの抜け出るときの紙の乱れをな
くする。 【解決手段】 被切断紙W1を紙幅方向に断続する作用
部21を有する差し刃8にて咥え胴内に差し込んで折り
畳む、輪転機の折畳部の咥え胴に設けた咥え装置におい
て、回転によって折胴2の差し刃8と近接対向する咥え
胴3の外周面に咥え胴の中心線と平行に設けた少なくと
も1つの開口部10と、開口部の咥え胴の中心線と平行
な内壁の一方側に沿って作用部20と逃がし部17を交
互に配して設けた固定あご11と、固定あごと対向して
咥え胴の中心線と平行に配するとともに、固定あごに近
接した咥え位置とそうでない位置とに移動可能に可動咥
え13を設けた咥え手段12を有し、前記固定あごの作
用部20を、前記差し刃の作用部21と対応しない位置
に設けた構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輪転機の折畳部
に設けられる咥え胴の咥え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輪転機の折畳部で、上流側から案内され
た連続紙を折胴の外周面に巻き付けつつ、適宜長さに切
断し、切断されて折胴の外周面に沿って案内された紙
を、折胴に設けられた差し刃により折胴に近接して設け
られた咥え胴内に差し込み、これを咥え胴内にて咥える
ことによって、前記切断した紙を折胴の中心線と平行に
折り畳むようにした咥え胴に設けた咥え装置について
は、例えば実開平2−55672号の全文明細書及び実
開昭60−193365号の全文明細書に示されたもの
が公知である。
【0003】前記した従来の技術のうちの第1従来技術
(実開平2−55672号の全文明細書)には、折胴の
差し刃と近接対向する位置にある咥え胴の外周面上の開
口部で、回転方向の後方側壁面の先端に設けられる固定
あごと、前記開口部内で固定あごと対向して、前記差し
刃で差し込まれた紙を固定あごとの間に咥えるために、
紙を咥える位置と、そうでない位置とに移動可能にした
平板よりなる可動咥えと、固定あごの紙を咥える面及び
可動咥えの紙を咥える面の両方またはいずれか一方の咥
えられる紙の先端部と対向する位置に、この先端部の紙
が解放されるように設けた段差とで構成される咥え位置
が示されている。
【0004】また、前記した従来の技術のうちの第2従
来技術(実開昭60−193365号の全文明細書)に
は、折胴の差し刃と近接対向する位置にある咥え胴の外
周面上の開口部で、回転方向の後方側壁面の先端に設け
られた固定あごと、前記開口部内で固定あごと対向し
て、前記差し刃で差し込まれた紙を固定あごとの間に咥
えるために、紙を咥える位置と、そうでない位置とに移
動可能にした平板よりなる可動咥えと、可動咥えを貫通
して固定あごに対向して設けられ、差し刃で差し込まれ
た紙を固定あご側へ押し付けるピンと、このピンに押し
つけ力を伝達する板ばねと、ピンと対向する固定あご面
に設けられ、差し込まれた紙をピンとともに咥えるウレ
タン材とで構成する咥え装置及びピンに対向する位置が
切り欠かれた差し刃が示されている。
【0005】他方、通常の場合、咥え装置は、固定あご
と可動咥えによって紙を咥える際に咥える紙の厚さの相
違への対応及び差し刃を咥え装置から抜き出した後に生
じる差し刃の厚さ分の緩みを解消できるように、可動咥
え側の支持部などにばねなどの反発部材を介在させた構
成になっている。
【0006】以上記載の各従来技術では、折胴の外周面
に案内された連続紙は、その先行側が折胴に設けた保持
機構で保持され、折胴の回転によって折胴の外周面に巻
き付けられながら折胴の外周面に沿って案内され、次
に、切断機構により予め定められた長さに切断される。
【0007】更に被切断紙は、折胴の外周面に沿って案
内され、適宜位置にて先行側が保持機構から解放されな
がら折胴に設けた差し刃で咥え胴内に差し込まれる。こ
の咥え胴内に差し込まれた差し刃及び紙は、差し刃と対
向する咥え胴の開口部内で固定あご及び可動咥えにより
咥えられる。
【0008】このとき、第1従来技術においては、固定
あごと可動咥えとで差し刃及び差し刃の両側の紙を咥え
た後、差し刃が抜き出されるときに、差し刃で差し込ま
れた差し刃の両側に位置する紙の間に差し刃の厚さ分の
空間ができるが、この空間は、可動咥え側に設けた反発
部材の作用により閉じられ、完全に咥え胴の固定あごと
可動咥えに咥えられ、被切断紙は折胴の中心線と平行に
折り畳まれる。そして前記被切断紙が咥え胴の固定あご
と可動咥えにて咥えられるときには、折り畳まれる紙の
先端部は、前記固定あご及び可動咥えの両方、またはい
ずれか一方の段差により咥えられることから解放された
状態になっている。
【0009】また、第2従来技術においては、固定あご
と可動咥えとで差し刃及び差し刃の両側の紙を咥え、更
に板ばねのたわみによる反発力により固定あご側のウレ
タン材と可動咥えとの間の紙だけをウレタン材とピンと
で咥える。次に、差し刃が抜き出されるときに、差し刃
で差し込まれた差し刃の両側に位置する紙の間に差し刃
の厚さ分の空間ができるが、この空間は、可動咥え側に
設けた反発部材の作用により閉じられ、完全に咥え胴の
固定あごと可動咥えにより咥えられるとともに、板バネ
の反発力で紙を押し付けているピンは、そのままウレタ
ン材に紙を押し付けながら、被切断紙は折胴の中心線と
平行に折り畳まれる。
【0010】以上のように、それぞれの従来技術の咥え
装置により折り畳まれた紙は、その後、咥え胴の咥え装
置に咥えられながら咥え胴の回転とともに案内され、適
宜位置にて咥えから解放され、下流側の排出機構に引き
渡される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術に
は、幾つかの解決すべき課題があった。すなわち、第1
及び第2従来技術においては、差し刃にて被切断紙が咥
え胴の固定あごと可動咥えとの間に差し込まれるとき
に、固定あごと差し刃間に挟まれた紙は逃げ場がなく、
差し刃と固定あごにしごかれながら紙が折り畳まれる。
【0012】また、前記に加え、第2従来技術において
は、ピンと対向する固定あご面に設けられたウレタン材
の摩擦抵抗によりこの間に差し込まれる紙は前記と同様
にしごかれ、また、こすられるので、この紙の表面が汚
れるとともに、重なり合った紙が押し付けられることに
より、それぞれ向い合わせの印刷面が写る、セットオフ
が生じ、紙面が汚れてしまう。
【0013】更に、第2従来技術においては、ピンは板
ばねにより押し付け力が伝達されているので、紙を咥え
ていないときは、常に可動咥えの咥え側の面よりピンが
突き出た状態にあるため、差し刃が突き出されて被切断
紙を咥え胴の固定あごと可動咥えとの間に差し込むとき
に、紙が突き出たピンに接触し、紙表面に傷が生じる場
合があった。また、ピンで被切断紙を咥える際に、押し
付け面積の狭いピンで咥えるので、このことによっても
紙表面に傷が生じる場合があった。
【0014】また、第1及び第2従来技術における可動
咥えは、被切断紙を咥える際に、必ず差し込まれた紙の
ほかに差し刃を咥えるので、紙だけを咥えるときより紙
及び差し刃を咥えたときの可動咥えの可動咥え側に設け
られた反発部材の押し付け力は差し刃の厚さ分だけ強く
なってその分紙を強く咥えるので、セットオフが生じ、
紙面が汚れてしまっていた。
【0015】また、第1従来技術のように、固定あごと
平板の可動咥えで差し刃と紙を咥えたときに、差し刃を
抜き出す際に、固定あごと可動咥えのいずれにも紙のす
べりを抑えるものがないので、紙が差し刃とともに咥え
胴の外へ引き出されてしまい、折り畳まれる紙に乱れが
生じる恐れがある。
【0016】この発明は、前記従来の技術がかかえてい
た課題を一挙に解決しようとするもので、差し刃が突き
出されてこれにより被切断紙が固定あごと可動咥えとの
間に差し込まれるときに、被切断紙がスムーズに抵抗な
く挿入されて、この差し刃の差し込み時に生じる紙面の
傷や汚れをなくし、また、差し刃を咥えずに、差し込ま
れた被切断紙だけを固定あごと可動咥えの作用部で咥え
ることにより、差し刃も一緒に咥えたときの咥えが強す
ぎたときに生じる紙面の汚れをなくし、更に、差し刃が
咥え装置から抜け出るときの紙の乱れを防ぐことができ
る折畳部の咥え装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る折畳部の咥え装置は、鋸胴と折胴と
咥え胴を平行に設け、鋸胴と折胴の間に案内された連続
紙を、その先行側を折胴に設けた保持機構で保持して折
胴の回転によって折胴の外周面に巻き付けつつ折胴の外
周面に沿って案内し、鋸胴と折胴とに設けられた切断機
構の共同作用にて予め定められた長さの被切断紙に切断
し、更にこの被切断紙を折胴の外周面に沿って適宜位置
まで案内し、被切断紙の先行側を保持機構から解放する
ともに、この被切断紙の中間部を折胴に設けた紙幅方向
に断続する作用部を有する差し刃で咥え胴内に差し込
み、この差し込まれた紙を咥えることによって、前記被
切断紙を折胴の中心線と平行に折り畳む、輪転機の折畳
部の咥え胴に設けた咥え装置において、回転によって折
胴の差し刃と近接対向する咥え胴の外周面に咥え胴の中
心線と平行に設けた少なくとも1つの開口部と、開口部
の咥え胴の中心線と平行な内壁の一方側に沿って作用部
と逃がし部を交互に配して設けた固定あごと、固定あご
と対向して咥え胴の中心線と平行に配するとともに、固
定あごに近接した咥え位置とそうでない位置とに移動可
能に可動咥えを設けた咥え手段を有し、前記固定あごの
作用部を、前記差し刃の作用部と対応しない位置に設け
た構成になっている。
【0018】そして前記構成の折畳部の咥え装置におい
て、可動咥えが、固定あごと対応させて作用部と逃がし
部をそれぞれ備えた構成にした。
【0019】
【作 用】紙幅方向に断続する作用部を有する差し刃に
て、被切断紙を咥え胴の咥え装置内へ差し込んだとき
に、被切断紙の差し刃の作用部に対応する部分が、固定
あごの逃がし部に、不要な押し付け力を受けることなく
差し込まれる。
【0020】また、可動咥えが被切断紙を咥え位置に移
動した後でも、固定あごの逃がし部と可動咥えとの間で
は、差し刃の作用部と被切断紙を、これらの間の隙間が
なくなる程度に押えるだけとなり、また、差し刃の作用
部がない部分では、被切断紙は固定あごの作用部と可動
咥えの作用部とで、被切断紙との間に差し刃を介在する
ことなく咥えられる。
【0021】また、差し刃の作用部が咥え胴の外側へ引
き出され、折り畳まれようとする被切断紙から離れる際
に、この被切断紙は、紙幅方向を断続状に固定あごの作
用部と可動咥えの作用部とで咥えられてしっかり保持さ
れる。また差し刃の作用部に対応する部分は、固定あご
の逃がし部と可動咥えとで隙間がなくなる程度に押えら
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図10は、この発明の咥え装置
の1つの形態を実施した折畳部を示す概略的な説明図で
あり、図1はこの図10のA−A矢視断面で、差し刃挿
入時を示す断面図、図2は図1のB−B矢視断面図、図
3は図1のC−C矢視断面図である。
【0023】また、図4は図10のA−A矢視断面で、
紙咥え時を示す断面図、図5は図4のD−D矢視断面
図、図6は図4のE−E矢視断面図である。
【0024】また、図7は図10のA−A矢視断面で、
差し刃抜き出し時における紙咥え状態を示す断面図、図
8は図7のF−F矢視断面図、図9は図7のG−G矢視
断面図である。
【0025】図10に示すように、この発明の1つの形
態を実施した輪転機の折畳部16は、互いに平行に設け
られているとともに、互いに対向する外周面が同一方向
へ同期して回転されるようにした鋸胴1、折胴2及び咥
え胴3を備えている。
【0026】鋸胴1には、後に説明する折胴2に設けら
れた鋸刃受け4とともに切断機構6を構成する鋸刃5
が、その外周面の180度位相を違えた位置に設けられ
ている。
【0027】折胴2には、前記鋸刃5とともに切断機構
6を構成する鋸刃受け4がその外周面を5等分した各位
置で、かつ鋸胴1の鋸刃5の間隔と同一間隔位置に設け
られているとともに、折胴2の回転方向において鋸刃受
け4の後方側近傍に保持機構である針7が折胴2の中心
線方向(紙の幅方向)に複数設けられ、更に各鋸刃受け
4相互の中間であって、かつ外周面を5等分した各位置
に、紙幅方向に断続する作用部21(図1参照)を有す
る差し刃8が設けられている。
【0028】そして、折胴2が、その外周面を鋸胴1の
外周面と近接して相対するとともに、咥え胴3の外周面
とも近接して相対するように、鋸胴1と咥え胴3の間に
配置されており、鋸胴1の鋸刃5と折胴2の鋸刃受け4
とがそれぞれ順次両胴の外周面の近接対向位置で対向
し、また、折胴2の差し刃8と咥え胴3のこの発明に係
る咥え装置9とがそれぞれ順次両胴の外周面の近接対向
位置で対向し、それぞれ対向面の回転方向が同一の向き
で同期して回転するように設けられている。
【0029】咥え胴3に設けられるこの発明の実施の形
態に係る咥え装置9は図1、図2及び図3に示されるよ
うに、咥え胴3の外周面に設けられた開口部10と、こ
の開口部10内に設けられた固定あご11及び咥え手段
12とで構成されており、これを以下に説明する。
【0030】1.開口部10開口部10は、回転によっ
て折胴2の差し刃8と近接対向する咥え胴3の外周面に
位置し、図10に示した実施の形態では差し刃8の折胴
2の外周方向の列の数と同じで、かつ周方向に同じ間隔
位置に、咥え胴3の中心線と平行に設けた空間であり、
この開口部10内に、後に説明する固定あご11及び咥
え手段12がおさまっている。
【0031】2.固定あご11固定あご11は、前記開
口部10の咥え胴3の回転方向の先行側壁面の先端部に
配され、後に説明する可動咥え13と共同して咥え作用
をする作用部20と、咥え作用をしない逃がし部17が
咥え胴3の中心線と平行な方向に沿って交互に設けられ
ている。固定あご11の作用部20は、後に作用説明す
る折胴2に設けられた差し刃8の断続する作用部21以
外の部分に対応する位置に設けた面であり、差し刃8で
咥え胴3の咥え装置9内に被切断紙W1が差し込まれた
際に、差し刃8の作用部21がない位置で紙と接するよ
うになっている。
【0032】また、この固定あご11の作用部20は、
後で説明する可動咥え13の作用部18と共同して被切
断紙W1を咥える際には、前記差し刃8の作用部21が
ない位置で、差し込まれた紙の部分だけを咥えることが
できるようになっている。更に、差し刃8の作用部21
が抜き出される際には、可動咥え13の作用部18と共
同したままで紙を咥えた状態を保つようになっている。
【0033】固定あご11の逃がし部17は、前記開口
部10の咥え胴3の回転方向の先行側壁面先端におい
て、折胴2に設けられた差し刃8の断続する作用部21
に対応する位置に、差し刃8と平行に配され、平行方向
長さが差し刃8の作用部21の長さより長く、しかも、
前記固定あご11の作用部20が可動咥え13の作用部
18と共同して被切断紙W1を咥える際の被切断紙W1
の厚さ方向に段差を設けて逃がした面である。
【0034】そして、この逃がし部17は、差し刃8で
咥え胴3の咥え装置9内に被切断紙W1を差し込んだ際
に、差し刃8の作用部21と対応し、差し刃8の作用部
21及びこの作用部21によって差し込まれた被切断紙
W1を段差の逃げにより余裕を持って受け入れ、後で説
明する可動咥え13の逃がし部19と共同して、間に差
し刃8を差し込んだ状態で、被切断紙W1を両側より隙
間がなくなる程度に軽く押えて折り畳むようになってい
る。したがって、この状態で差し刃8が抜き出される際
には、大きな抵抗とはならない。
【0035】3.咥え手段12咥え手段12は、可動咥
え13と、可動咥え13の基部を固定するブラケット1
4及びブラケット14が取付けられる駆動伝達軸15と
で構成されている。そしてこの駆動伝達軸15は、ブラ
ケット14を介して可動咥え13を、この可動咥え13
の作用部18と固定あご11の作用部20と共同して被
切断紙W1を咥える位置とそうでない位置との間で移動
させるようになっている。
【0036】可動咥え13は、固定あご11の作用部2
0及び逃がし部17と対向して咥え胴3の中心線と平行
に、紙幅方向に連続状にして取り付けられ、固定あご1
1の作用部20と対応する位置に作用部18が、固定あ
ご11の逃がし部17と対応する位置に逃がし部19が
設けられた凹凸のある板状物である。
【0037】可動咥え13の逃がし部19は、可動咥え
13の作用部18が固定あご11の作用部20と共同し
て被切断紙W1を咥える際の被切断紙W1の厚さ方向に
凹む段差を設けて逃がした面である。
【0038】ブラケット14は、可動咥え13の咥え胴
中心側を固定するべく可動咥え13と平行に、紙幅方向
に適宜個数設けられている。
【0039】駆動伝達軸15は、中間部に前記ブラケッ
ト14が取り付けられ、咥え胴3の開口部10内に咥え
胴3の中心線と平行に、かつ軸の両側を軸受けで回転可
能に支持され、また、咥え胴3の側面から突出した端部
に取り付けられた図示しないアームを介してコロが設け
られ、咥え胴3の側面に設けられた図示しない固定カム
にコロが案内されて角変位を行うようになっている。
【0040】なお、可動咥え13は、これの作用部18
と逃がし部19と紙幅方向に分割して、これらを図示し
ないブラケットを介して駆動伝達軸15に取り付けるよ
うにしてもよい。
【0041】また、図示しないが、可動咥え13は逃が
し部19を設けない形状としてもよい。その場合には、
前記折胴2の差し刃8により差し込まれた被切断紙W1
は、咥え装置9の固定あご11の作用部20及び逃がし
部17と可動咥え13との間に差し入れられ、差し刃8
の作用部21と、この差し刃8の作用部21で咥え装置
9内に差し込まれた被切断紙W1とを固定あご11の逃
がし部17と可動咥え13とで共同して受け入れて軽く
押え、また、差し刃8の作用部21がない被切断紙W1
だけの部分では、この被切断紙W1を固定あご11の作
用部20と可動咥え13の作用部18とが共同して咥え
るようになっている。
【0042】なお、可動咥え13に逃がし部19を設け
ないときは、固定あご11の逃がし部17をより大きく
逃がして設けるのが好ましい。
【0043】以上記載した実施の形態における装置の作
用について説明する。この構成によれば、折畳部16の
稼動により鋸胴1、折胴2、咥え胴3が、前記したよう
に同期して回転する。
【0044】そして、図示しない適宜の上流側の装置に
よって、連続紙Wが図10に示される折畳部16の鋸胴
1の外周面と折胴2の外周面との近接対向位置に送り込
まれる。この連続紙Wは、折胴2の外周面から突き出し
た針7に突き刺されて紙幅方向の複数個所で保持され、
その保持された位置のすぐ先行側が、鋸刃5が鋸刃受け
4に咬み込むことによって切断される。
【0045】針7に保持された連続紙Wは、折胴2の回
転によってこれの後続部分が鋸胴1の外周面と折胴2の
外周面との近接対向位置を通過し、折胴2に巻き込まれ
ながら案内され、折胴2が5分の1回転すると、鋸胴1
の外周面と折胴2の外周面との近接対向位置を通過中の
部分が、再度折胴2の外周面から突き出した針7に突き
刺されて紙幅方向の複数個所が保持され、その保持され
た位置のすぐ先行側が、鋸胴1の鋸刃5が鋸刃受け4に
咬み込むことによって切断される。これにより、図10
に示すように、回転方向先行端部分が折胴2の針7にて
保持され、後続端が前記のようにして切断された被切断
紙W1が形成される。以後、鋸胴1と折胴2との近接対
向位置では、上記のように連続紙Wの保持と切断が繰り
返されて、順次被切断紙W1が形成されていく。
【0046】先行端部分が折胴2の針7に保持された被
切断紙W1は、折胴2の回転に従ってその針7による保
持部が折胴2の外周面と咥え胴3の外周面との近接対向
位置を通過する。そして、被切断紙W1の長手方向の中
央部が折胴2の外周面と咥え胴3の外周面との近接対向
位置に至り、差し刃8が被切断紙W1を介して咥え胴3
の咥え装置9と対向すると、針7が折胴2の外周面から
内側に埋没し、被切断紙W1を針7による保持から解放
するとともに、差し刃8が折胴2の外周面から外側へ突
き出されて、被切断紙W1の略中央部を咥え胴3の咥え
装置9内に差し込む。
【0047】咥え装置9においては、図1、図2及び図
3に示されるように、前記折胴2の差し刃8により差し
込まれた被切断紙W1は、咥え装置9の作用部20及び
逃がし部17からなる固定あご11と可動咥え13との
間に差し込まれる。
【0048】差し刃8の作用部21によって、被切断紙
W1が咥え胴3の固定あご11の逃がし部17と可動咥
え13の逃がし部19との間に差し込まれたときにおけ
る状態、すなわち、差し刃8の作用部21と固定あご1
1の逃がし部17及び可動咥え13の逃がし部19との
間の紙の状態を図2に示している。また、同じ時の、差
し刃8の作用部21部がない位置の固定あご11の作用
部20と可動咥え13の作用部18との間に差し込まれ
た被切断紙W1の状態を図3に示している。
【0049】その後、図4、図5及び図6に示されるよ
うに、駆動伝達軸15が図示しない固定カムにより角変
位し、可動咥え13を固定あご11に向けて移動変位し
て咥え手段12を閉じ、図4及び図5に示されるよう
に、差し刃8の作用部21及び差し刃8の作用部21で
差し込まれた被切断紙W1を、固定あご11の逃がし部
17と可動咥え13の逃がし部19との間で隙間がなく
なる程度に抑える。また、図4及び図6に示されるよう
に、差し刃8の作用部21のない位置の被切断紙W1
は、固定あご11の作用部20と可動咥え13の作用部
18との間に咥えられる。
【0050】次に、図7、図8及び図9に示されるよう
に、固定あご11の作用部20と可動咥え13の作用部
18で前記のように被切断紙W1を咥えた状態を保ちな
がら、折胴2の差し刃8の作用部21が被切断紙W1か
ら抜き出されることにより、被切断紙W1は、折胴2の
中心線と平行に折り畳まれ、図10に示すように、折帳
W2となる。
【0051】すなわち、咥え胴3の咥え装置9では、差
し刃8の作用部21と対応する位置に、少なくとも固定
あご11の逃がし部17を設けているので、差し刃8が
被切断紙W1を咥え胴3の咥え装置9に差し込んだとき
に、差し刃8の作用部21に対応する被切断紙W1が、
固定あご11の逃がし部17に、不要な押し付け力を受
けることなく差し込まれる。
【0052】また、差し刃8の作用部21がない位置の
被切断紙W1が、固定あご11の作用部20と可動咥え
13の作用部18との間に、不要な押し付け力を受ける
ことなく差し込まれるので、被切断紙W1が差し刃8に
よって固定あご11に強く押し付けられることがなく、
外面が損傷したり互いに接触す面間でセットオフするこ
とによる汚れを防止できる。
【0053】また、可動咥え13が被切断紙W1を咥え
る位置に移動した後でも、固定あご11の逃がし部17
と可動咥え13の逃がし部19との間では、差し刃8の
作用部21と被切断紙W1を隙間がなくなる程度に押え
るだけとなり、また、差し刃8の作用部21がない部分
で被切断紙W1を固定あご11の作用部20と可動咥え
13の作用部18とで咥えるので、従来技術のように、
差し刃8の厚さを考慮して被切断紙W1を強く咥えるこ
とはないので、互いに接触する面間でセットオフするこ
とによる汚れが生じることがない。
【0054】また、図7、図8及び図9に示されるよう
に、差し刃8の作用部21が咥え胴3の外へ引き出さ
れ、折り畳まれる被切断紙W1から離れる際に、折り畳
まれる被切断紙W1は、紙幅方向を断続的に固定あご1
1の作用部20と可動咥え13の作用部18とで咥えら
れてしっかりと保持されている。
【0055】また、差し刃8の作用部21に対応する部
分は、固定あご11の逃がし部17と可動咥え13の逃
がし部19とで隙間がなくなる程度に押えられているだ
けであるので、差し刃8は抜けやすく、咥えられている
被切断紙W1が差し刃8と一緒に咥え胴3の外周面の外
に引き出されることはなく、紙の縁がそろった状態で折
り畳まれる。
【0056】上記咥え装置9の作動は、可動咥え13に
逃がし部を設けない場合でも、略同様に行われる。
【0057】そして図10に示されるように、咥え装置
9は、折帳W2を咥え、咥え胴3の回転とともに折帳W
2を咥え胴3の外周面に沿って案内し、咥え胴3が折胴
2との近接対向位置、つまり咥え位置から略5分の3だ
け回転すると可動咥え13が固定あご11から離れる向
きに移動し、咥え手段12を開いて折帳W2を図示しな
い下流側の排出機構に引き渡す。
【0058】このように折胴2と咥え胴3による作用
が、前記鋸胴1と折胴2の連続作用に引き続いて連続的
に行われ、折り畳みが続けられる。
【0059】この実施の形態では、咥え装置9の固定あ
ご11を、開口部10の咥え胴3の回転方向の先行側壁
面先端に設けたが、これは、開口部10の咥え胴3の回
転方向の後方側壁面先端に設け、これに咥え装置12を
対向するようにしてもよい。
【0060】以上説明した折畳部16は、鋸胴1、折胴
2、咥え胴3の直径比を略2対5対5対とした例で示し
たが、各胴の直径比はこれに限定するものではない。
【0061】
【発明の効果】この発明は以上の記載の通りであるの
で、この発明の実施により以下のような効果を得ること
ができる。
【0062】紙幅方向に断続する作用部を有する差し刃
にて、被切断紙を咥え胴の咥え装置内へ差し込んだとき
に、差し刃の作用部と対応する位置に、少なくとも固定
あご側に逃がし部が設けてあるので、被切断紙の差し刃
の作用部に対応する部分が、固定あごの逃がし部に、不
要な押し付け力を受けることなく差し込まれ、また被切
断紙の差し刃の作用部がない位置の部分は、固定あごの
作用部と可動咥えの作用部との間に、不要な押し付け力
を受けることなく差し込まれるので、被切断紙は、差し
刃によって固定あごに強く押し付けられることがなくな
り、外面が損傷したり互いに接触する面間でセットオフ
することによる汚れが生じることがなくなり、印刷品質
を良好に保つことが可能になった。
【0063】また、可動咥えが被切断紙を咥える位置に
移動した後でも、固定あごの逃がし部と可動咥えとの間
では、差し刃の作用部と被切断紙を、これらの間の隙間
がなくなる程度に押えるだけとなり、また、差し刃の作
用部がない部分では、被切断紙を固定あごの作用部と可
動咥えの作用部とで、被切断紙の間に差し刃を介在する
ことなく咥えるので、この部分の被切断紙は差し刃の厚
さを考慮して被切断紙を強く咥えることがなくなり、互
いに接触する面間でセットオフすることによる汚れが生
じることがなくなり、印刷品質を良好に保つことが可能
になった。
【0064】また、差し刃の作用部が咥え胴の外側へ引
き出され、折り畳まれようとする被切断紙から離れる際
に、折り畳まれようとする被切断紙は、紙幅方向を断続
状に固定あごの作用部と可動咥えの作用部とで咥えられ
てしっかり保持されることになり、また、差し刃の作用
部に対応する部分は、固定あごの逃がし部と可動咥えと
で隙間がなくなる程度に押えているだけであるので、被
切断紙を咥え装置内へ押し込んだ後の差し刃は抜けやす
く、咥えられている被切断紙が差し刃と一緒に咥え胴の
外周面の外に引き出されることがなくなり、紙が乱れる
ことによる不良折帳の発生を防止できた。
【0065】また、請求項2記載の発明では、可動咥え
に固定あごと対応させて作用部と逃がし部をそれぞれ備
えたことにより、可動咥えの逃がし部において、差し刃
の作用部と被切断紙を隙間がなくなる程度に軽く押える
ことが容易となるので、可動咥えが被切断紙を咥える位
置に移動した際に、被切断紙のセットオフすることによ
る汚れを更に少なくすることが可能になった。
【0066】また、差し刃の作用部が咥え胴の外へ引き
出され、折り畳まれようとする被切断紙から離れる際
に、差し刃は更に抜けやすくなるので、紙が乱れる不良
折帳の発生防止をより良好、かつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図10のA−A線矢視断面図で、この発明の実
施の形態の差し刃挿入時を示す説明図である。
【図2】図1のB−B線矢視断面図である。
【図3】図1のC−C線矢視断面図である。
【図4】図10のA−A線矢視断面図で、この発明の実
施の形態の紙咥え時を示す説明図である。
【図5】図4のD−D線矢視断面図である。
【図6】図4のE−E線矢視断面図である。
【図7】図10のA−A線矢視断面図で、この発明の実
施の形態の差し刃抜き出し時における紙咥え状態を示す
説明図である。
【図8】図7のF−F線矢視断面図である。
【図9】図7のG−G線矢視断面図である。
【図10】この発明の咥え装置の1つの形態を実施した
折畳部を示す概略的説明図である。
【符号の説明】
1…鋸胴、2…折胴、3…咥え胴、4…鋸刃受け、5…
鋸刃、6…切断機構、7…針(保持機構)、8…差し
刃、9…咥え装置、10…開口部、11…固定あご、1
2…咥え手段、13…可動咥え、14…ブラケット、1
5…駆動伝達軸、16…折畳部、17…固定あごの逃が
し部、18…可動咥えの作用部、19…可動咥えの逃が
し部、20…固定あごの作用部、21…差し刃の作用
部、W…連続紙、W1…被切断紙、W2…折帳。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F108 AA01 AB04 AC04 BA03 BB02 CC13 CC20 CC33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸胴と折胴と咥え胴を平行に設け、鋸胴
    と折胴の間に案内された連続紙を、その先行側を折胴に
    設けた保持機構で保持して折胴の回転によって折胴の外
    周面に巻き付けつつ折胴の外周面に沿って案内し、鋸胴
    と折胴とに設けられた切断機構の共同作用にて予め定め
    られた長さの被切断紙に切断し、更にこの被切断紙を折
    胴の外周面に沿って適宜位置まで案内し、被切断紙の先
    行側を保持機構から解放するともに、この被切断紙の中
    間部を折胴に設けた紙幅方向に断続する作用部を有する
    差し刃で咥え胴内に差し込み、この差し込まれた紙を咥
    えることによって、前記被切断紙を折胴の中心線と平行
    に折り畳む、輪転機の折畳部の咥え胴に設けた咥え装置
    において、 回転によって折胴の差し刃と近接対向する咥え胴の外周
    面に咥え胴の中心線と平行に設けた少なくとも1つの開
    口部と、 開口部の咥え胴の中心線と平行な内壁の一方側に沿って
    作用部と逃がし部を交互に配して設けた固定あごと、 固定あごと対向して咥え胴の中心線と平行に配するとと
    もに、固定あごに近接した咥え位置とそうでない位置と
    に移動可能に可動咥えを設けた咥え手段を有し、 前記固定あごの作用部を、前記差し刃の作用部と対応し
    ない位置に設けたことを特徴とする折畳部の咥え装置。
  2. 【請求項2】 可動咥えが、固定あごと対応させて作用
    部と逃がし部をそれぞれ備えたことを特徴とする請求項
    1記載の折畳部の咥え装置。
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