JP2003034082A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JP2003034082A
JP2003034082A JP2001222782A JP2001222782A JP2003034082A JP 2003034082 A JP2003034082 A JP 2003034082A JP 2001222782 A JP2001222782 A JP 2001222782A JP 2001222782 A JP2001222782 A JP 2001222782A JP 2003034082 A JP2003034082 A JP 2003034082A
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Yasuhisa Tsutsumi
安久 堤
Isao Kaneko
功 金子
Yasunari Maeda
康成 前田
Shuichiro Hase
修一郎 長谷
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地肌の白色度に優れ、熱応答性、画像の保存
安定性、特に耐可塑剤性、耐湿熱性、耐熱性の優れた性
能バランスの良い感熱記録材料を提供する。 【解決手段】 常温で無色又は淡色のロイコ染料及び加
熱により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物
質とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱
記録材料において、有機酸性物質として、2,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノールを含
有する感熱記録材料。有機酸性物質としてジヒドロキシ
フェニルスルホンを、増感剤として4−アセチルビフェ
ニル、シュウ酸ジベンジルエステル又はシュウ酸ジ(4
−メチルベンジルエステル)を、2,4−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニルスルホニル)フェノールと共に感熱発
色層中に含有させれば、熱応答性や画像の保存安定性が
より向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録材料に関
し、地肌の白色度に優れ、熱応答性、画像の保存安定
性、特に耐可塑剤性、耐湿熱性、耐熱性の優れた感熱記
録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】常温で無色又は淡色のロイコ染料及び加
熱により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物
質とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱
記録材料は、コンピュータのアウトプット、電卓等のプ
リンタ、各種計測機器のレコーダ、ファクシミリ、自動
発券機、感熱複写機、ラベル等の多くの分野で採用され
ている。
【0003】そして、感熱記録材料の用途が拡大するに
つれ、その性能向上や価格に対する要求も強いものがあ
る。性能を向上するため、新規なロイコ染料、有機酸性
物質又は増感剤の提案が多数なされているが、多様な要
求を十分に満足することは困難である。
【0004】有機酸性物質の中でスルホン化フェノール
化合物は、比較的耐可塑剤性に優れていることが知られ
ており、例えば、特開昭57−11088号公報、特開
昭58-119893号公報、特開昭61-160292
号公報等には、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホンを有機酸性物質として使用することにより、可塑剤
に対する発色画像の安定性あるいは地肌部の安定性など
が改善することが提案されている。しかしながら、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンは融点が高く、
汎用の染料、汎用の増感剤との相溶性に劣るため、発色
感度が低く、またその水溶性の為に耐湿熱性が劣る欠点
を有していた。
【0005】このような欠点を補うため、特開平8−7
2406号公報には有機酸性物質として4,4’−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、増感剤としてアシル酢酸
アニリド類を併用することが提案されている。4,4’
−ジヒドロキシジフェニルスルホンとアシル酢酸アニリ
ドを併用した場合には、発色感度と耐可塑剤性の優れた
感熱記録材料を提供できるが、その一方で、地肌部分の
耐熱性が低下するという傾向があった。
【0006】また、特開昭60−13852号公報、特
開昭60−169456号公報では、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニルスルホンを誘導体化することにより、
融点を下げ、染料や増感剤との相溶性を改善し、発色感
度を向上させることが提案されている。この場合には、
地肌の白色度、発色感度に優れた感熱記録薬剤を提供で
きるが、耐可塑剤性の観点からは不満足であった。
【0007】一方、2,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンは、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ンに比べ、発色感度が優れていることが知られており、
例えば、特開昭63−3991号公報、特公平7−12
749号公報には、2,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンを有機酸性物質として使用することにより、発
色感度が改善されることが提案されている。しかしなが
ら、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを使用
した場合は、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ンを使用した場合に比べ、耐可塑剤性が著しく低下する
という欠点を有していた。
【0008】また、特許2745172号公報には、
2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンと4,4’
−ジヒドロキシジフェニルスルホンの混合物で、該混合
物中に2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンが7
0〜95重量%存在するものを有機酸性物質として使用
することが提案されている。この混合比における混合物
を有機酸性物質として使用した場合は、融点の低下によ
り、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを単独
で使用した場合よりも、発色感度が更に向上すると共
に、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンが有する高い耐
候性、特に耐光性を損なわない利点を有していた。しか
しながら、本発明者らの検討によれば、耐可塑剤性の観
点からは、充分に満足できるものではなかった。
【0009】更に、特開平8−269000号公報、特
開平9−227502号公報、特開平10−44616
号公報では、三環のジスルホン化フェノール誘導体が提
案されているが、三環の各環にヒドロキシ基を有する化
合物については教えるものはない。
【発明が解決しようとする課題】
【0010】本発明は、かかる観点に鑑みて創案された
もので、その目的とするところは、地肌の白色度に優
れ、熱応答性、画像の保存安定性、特に耐可塑剤性、耐
湿熱性、耐熱性の優れた性能バランスの良い感熱記録材
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】本発明者らは前記課題を解決するべく鋭意
検討した結果、常温で無色又は淡色のロイコ染料及び加
熱により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物
質とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱
記録材料において、有機酸性物質として、2,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノールを含
有することにより、地肌の白色度に優れ、熱応答性、画
像の保存安定性、特に耐可塑剤性、耐湿熱性、耐熱性の
優れた性能バランスの良い感熱記録材を提供することが
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明は、常温で無色又は淡色
のロイコ染料及び加熱により該ロイコ染料と反応して発
色させる有機酸性物質とを含有する感熱発色層を支持体
上に設けてなる感熱記録材料において、有機酸性物質と
して2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニ
ル)フェノールを含有することを特徴とする感熱記録材
料である。また、本発明は、上記感熱発色層に、有機酸
性物質として、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン及び2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンか
ら選ばれる1種又は2種のジヒドロキシジフェニルスル
ホンと2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニ
ル)フェノールを、5/95〜95/5の重量比で含有
することを特徴とする感熱記録材料である。更に、本発
明は、感熱発色層中に、上記有機酸性物質と共に、増感
剤として4−アセチルビフェニル、シュウ酸ジベンジル
エステル及びシュウ酸ジ(4−メチルベンジルエステ
ル)から選ばれる少なくとも一種の増感剤を含有する感
熱記録材料である。
【0013】本発明の感熱記録材料は、感熱発色層を支
持体上に設けてなるものであり、感熱発色層中には、常
温で無色又は淡色のロイコ染料及び加熱により該ロイコ
染料と反応して発色させる有機酸性物質とを必須成分と
して含有する。その他、感熱発色層中には、増感剤等の
感熱記録材料に使用される添加剤を含有することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、使用されるロイ
コ染料は、常温で無色又は淡色で、加熱により有機酸性
物質と反応して発色する物質である。このようなロイコ
染料としては、例えば、3−(N,N−ジエチルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N,N−ジブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−エチル−N−(i−ブチル)
アミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N,N−ジペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−(N,N−ジブチルアミノ)−6
−メチル−7−(o―クロロアニリノ)フルオラン、3
−(N,N−ジブチルアミノ)−7−(o―クロロアニ
リノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−(p−トリ
ル)アミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン等
のフルオラン系染料や、3,3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−
(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェニル
−3−インドリル)フタリド、3−(p−ジメチルアミ
ノフェニル)−3−(1,2−ジメチル−3−インドリ
ル)フタリド、3,3−ビス(9−エチル−3−カルバ
ゾリル)−5−ジメチルアミノフタリド、3、3−ビス
(2−フェニル−3−インドリル)−5−ジメチルアミ
ノフタリド等のトリアリルメタン系染料や、例えば、
4,4’−ビスジメチルアミノベンズヒドリドベンジル
エーテル等のジフェニルメタン系染料や、例えば、ベン
ゾイルロイコメチレンブルー等のチアジン系染料や、例
えば、3−メチルスピロジナフトピラン等のスピロ系染
料、その他のロイコオーラミン系、インドリン系、イン
ジゴ系等の各染料等が挙げられる。これらのロイコ染料
は、1種又は2種以上を使用することができる。
【0015】本発明においては有機酸性物質として、
2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フ
ェノールを使用する。2,4−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニルスルホニル)フェノールを有機酸性物質の全部と
して使用する場合は、その使用量はロイコ染料を発色さ
せるための有効量以上である。本発明においては有機酸
性物質として、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル
スルホニル)フェノール以外の他の有機酸性物質と混合
して使用することも可能であり、この場合の全有機酸性
物質の使用量はロイコ染料を発色させるための有効量以
上である。
【0016】好ましい他の有機酸性物質としては、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン及び2,4’−
ジヒドロキシジフェニルスルホンから選ばれる1種又は
2種のジヒドロキシジフェニルスルホンがある。このジ
ヒドロキシジフェニルスルホン(4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン及び2,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンのいずれか一つ又は二つを意味する)
は、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニ
ル)フェノールと類似な構造を有し相溶性が高く、しか
も、これを2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスル
ホニル)フェノールと併用すると、発色感度が増加する
という効果もある。また、2,4−ビス(4−ヒドロキ
シフェニルスルホニル)フェノールを、上記ジヒドロキ
シジフェニルスルホンに含有させると保存安定性が向上
する。上記ジヒドロキシジフェニルスルホンを使用する
場合の使用割合は、ジヒドロキシジフェニルスルホンと
2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フ
ェノールの重量比が5:95〜95:5、好ましくは3
0:70〜95:5、より好ましくは40:60〜9
0:10である。
【0017】ジヒドロキシジフェニルスルホン以外のそ
の他の有機酸性物質の具体例としては、例えば、p−オ
クチルフェノール、p−第三ブチルフェノール、p−フ
ェニルフェノール、p−ヒドロキシアセトフェノン、α
−ナフトール、p−第三オクチルカテコール、2,2’
−ジヒドロキシビフェニル、1,1−ビス(p−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス−(3−メチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、(3−アリル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(3,4−ジヒドロキシフェニル)
スルホン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニルエーテ
ル)、1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−
1,3−ジオキサヘプタン、4−(4−イソプロポキシ
フェニルスルホニル)フェノール、4−ヒドロキシフタ
ル酸ジメチル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ブ
チル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、3,5−ジ第
三ブチルサリチル酸などのフェノール類、安息香酸、フ
タル酸、サリチル酸などの有機カルボン酸、他のジヒド
ロキシジフェニルスルホン異性体、サリチル酸亜鉛など
の金属塩が挙げられる。
【0018】有機酸性物質の合計の使用量については、
2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フ
ェノール単独使用の場合、2,4−ビス(4−ヒドロキ
シフェニルスルホニル)フェノールと前記ジヒドロキシ
ジフェニルスルホンを併用する場合、2,4−ビス(4
−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノール又は2,
4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノ
ールと前記ジヒドロキシジフェニルスルホンにその他の
有機酸性物質を併用する場合のいずれも、使用するロイ
コ染料の種類等によっても異なるが、通常、ロイコ染料
1重量部に対して0.5〜6重量部、好ましくは1.0
〜2.5重量部である。また、2,4−ビス(4−ヒド
ロキシフェニルスルホニル)フェノール又は前記ジヒド
ロキシジフェニルスルホン以外の他の有機酸性物質を使
用する場合は、該他の有機酸性物質の量は、全酸性物質
の20wt%以下、好ましくは10wt%以下にとどめるこ
とがよい。
【0019】更に、本発明においては、所望の効果を損
なわない限り、感熱発色層中に増感剤を含有させること
が有利である。好ましい増感剤としては、4−アセチル
ビフェニル、シュウ酸ジベンジルエステル及びシュウ酸
ジ(4−メチルベンジルエステル)が挙げられる。これ
らは画像の保存安定性と増感性の両者をバランスよく向
上させるため好ましい。また、これらの増感剤を1種又
は2種以上を使用することもできる。
【0020】その他、本発明においては、所望の効果を
損なわない限り、感熱発色層中に前記以外のその他の増
感剤を含有させることもできる。かかる増感剤として
は、融点50〜150℃の熱可溶性有機化合物が用いら
れ、その具体例としては、例えば、ステアリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、リノール酸アミド、ステアリ
ン酸アニリド等の含窒素化合物、4−ヒドロキシ安息香
酸ベンジルエステル、4−ベンジルオキシ安息香酸ベン
ジルエステル、2−ナフトエ酸フェニルエステル、2−
ナフトエ酸ベンジルエステル、1−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸フェニルエステル、テレフタル酸ジベンジルエ
ステル、イソフタル酸−n−ブチルエステル、p−トル
エンスルホン酸フェニルエステル等のエステル化合物、
p−ベンジルビフェニル、m−ターフェニル、フルオレ
ン、フルオランテン、2,6−ジイソプロピルナフタレ
ン、3−ベンジルアセナフテン、1,2−ビス−(3,
4−ジメチルフェニル)エタン、1,2−ビス(2,4
−ジメチルフェニル)エタン、1,2−ビス(2,4,
5−トリメチルフェニル)エタン等の芳香族化合物、2
−ベンジルオキシナフタレン、1,4−ジエトキシナフ
タレン、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ジ(m
−トリルオキシ)エタン、1,2−ジフェノキシベンゼ
ン、1,4−ジフェノキシベンゼン、4−(4’−メチ
ルフェノキシ)ビフェニル、ジフェニルスルホン、4−
メチルジフェニルスルホン、4,4’−ジイソプロポキ
シジフェニルスルホン、4,4’−ジフェノキシジフェ
ニルチオエーテル、ベンジル−4−メチルチオフェニル
エーテル、1,2−ビス(フェノキシメチル)ベンゼン
等のエーテル化合物、含硫黄化合物を挙げることができ
る。
【0021】上記その他の増感剤の中でも、比較的好ま
しい増感剤としては、4−ベンジルオキシ安息香酸ベン
ジルエステル、2−ナフトエ酸ベンジルエステル、テレ
フタル酸ジベンジルエステル等のエステル化合物、p−
ベンジルビフェニル、m−ターフェニル、1,2−ビス
−(3,4−ジメチルフェニル)エタン、1,2−ビス
(2,4−ジメチルフェニル)エタン等の芳香族化合
物、1,2−ジフェノキシエタン、2−ベンジルオキシ
ナフタレン等のエーテル化合物、ジフェニルスルホン、
4−メチルジフェニルスルホン等のスルホン化合物等が
挙げられる。また、これらその他の増感剤についても1
種又は2種以上を使用することもできる。
【0022】増感剤の合計の使用量については、4−ア
セチルビフェニル、シュウ酸ジベンジルエステル及びシ
ュウ酸ジ(4−メチルベンジルエステル)から選択され
る少なくとも1種の増感剤を使用する場合、該増感剤と
他の増感剤を併用する場合、他の増感剤のみを使用する
場合のいずれも、ロイコ染料、有機酸性物質の種類等に
よっても異なるが、通常、ロイコ染料1重量部に対して
0.5〜6重量部、好ましくは1.0〜2.5重量部で
ある。なお、該増感剤と他の増感剤を併用する場合は、
他の増感剤の使用割合には制限はないが、全増感剤の5
0重量%以下、好ましくは20重量%以下にとどめるこ
とがよい。
【0023】また、高度な画像保存性を要求される場合
には、本発明の感熱記録材料にオーバーコート層を付与
することが望ましい。
【0024】更に、高度の画像保存性が要求される場合
には、本発明の感熱記録材料に、必要に応じて公知の保
存安定剤を併用することが望ましい。上記保存安定剤と
しては、例えば、トリス(2,6−ジメチル−4−第三
ブチル−3−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、
トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)イソシアヌレート、トリス(2−(3−(3,5−
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
オキシ)エチル)イソシアヌレート、1,3,5−トリ
ス(3,5−ジメチル4−ヒドロキシベンジル)−2,
4,6−トリメチルベンゼン、1,1,3−トリス(2
−メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)
ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4,4’
−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5−メチルフェノ
ール)、4,4’−チオビス(2−第三ブチル−5−メ
チルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6−第三
ブチル−4−メチルフェノール)などのヒンダードフェ
ノール化合物、4−ベンジルオキシ−4’−(2−メチ
ルグリシジルオキシ)ジフェニルスルホン、4,4’−
ジグリシジルオキシジフェニルスルホンなどのエポキシ
化合物、その他、ナトリウム−2,2’−メチレンビス
(4,6−ジ第三ブチルフェニル)ホスフェートなどが
挙げられる。これらの保存安定剤は、通常、ロイコ染料
1重量部に対して、0.1〜10重量部が使用される。
【0025】また、長期の耐光性の付与を要求される場
合には、本発明の感熱記録材料の感熱発色層中、オーバ
ーコート層又は両層中に、紫外線吸収剤を添加すること
が好ましい。該紫外線吸収剤としては、例えば、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクト
キシベンゾフェノン、2,2‘−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノンなどの2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン類、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−第三
オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒ
ドロキシ−3,5−ジ第三ブチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ3,5−
ジクミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メ
チレンビス(4−第三オクチル−6−ベンゾトリアゾリ
ル)フェノール、2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブチ
ル−5−カルボキシフェニル)ベンゾトリアゾールのポ
リエチレングリコールエステルなどの2−(2−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾトリアゾール類、フェニルサリシ
レート、レゾルシノールモノベンゾエート、2,4−ジ
第三ブチルフェニル−3,5−ジ第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンゾエート、ヘキサデシル−3,5−ジ第三ブ
チル−4−ヒドロキシベンゾエートなどのベンゾエート
類、2−エチル−2’−エトキシオキザニリド、2−エ
トキシ−4’−ドデシルオキザニリドなどの置換オキザ
ニリド類、エチル−α−シアノ−β、β−ジフェニルア
クリレート、メチル−2−シアノ−3−メチル−3−
(p−メトキシフェニル)アクリレートなどのシアノア
クリレート類、2−(2−ヒドロキシ−4−オクトキシ
フェニル)−s−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−
4−メトキシフェニル)−4,6−ジフェニル−s−ト
リアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−プロポキシ−5
−メチルフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジ第三ブ
チルフェニル)−s−トリアジンなどのトリアゾールト
リアジン類などが挙げられる。
【0026】更に、本発明の感熱記録材料には、その用
途等に応じて種々の添加剤を添加することができる。こ
のような添加剤としては、微粒子上に分散したロイコ染
料と有機酸性物質とを互いに隔離した状態で固着させる
結着剤、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、ラ
テックス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリアクリル酸カゼイン、ゼラチン、デンプンあ
るいはこれらの誘導体等や、感熱発色層の白色度、筆記
具の滑り性、スティッキングを目的に添加される白色顔
料、例えば、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タル
ク、酸化チタン等が挙げられる。これらの添加剤は、混
合されて又は別個に、紙、フィルム等の支持体上に塗布
されて感熱発色層を形成する。また、この感熱発色層
は、アンダーコート層や保護層などの他の層を有してい
てもよい。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
を具体的に説明する。 実施例1 (1)A液の調整 ロイコ染料として3−(N,N−ジブチルアミノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン20g及び10%ポ
リビニルアルコール水溶液100gをボールミルで充分
に磨砕し、平均粒径0.8μmの粉末が懸濁したA液を
調整した。 (2)B液の調整 有機酸性物質として2,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニルスルホニル)フェノール20g及び10%ポリビニ
ルアルコール水溶液100gをボールミルで充分に磨砕
し、平均粒径0.8μmの粉末が懸濁したB液を調整し
た。 (3)C液の調整 有機酸性物質として4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン20g及び10%ポリビニルアルコール水溶液
100gをボールミルで充分に磨砕し、平均粒径0.8
μmの粉末が懸濁したC液を調整した。 (4)D液の調整 増感剤として4−アセチルビフェニル20g及び10%
ポリビニルアルコール水溶液100gをボールミルで充
分に磨砕し、平均粒径0.8μmの粉末が懸濁したD液
を調整した。 (5)感熱記録紙の調製 上記分散液A及びBを1:2の重量比で混合し、この混
合液200gに対し、炭酸カルシウム50gを添加し、
充分に分散して塗液とし、この塗液を基紙上に塗布して
乾燥し、乾燥後の塗布量6g/m2の感熱記録紙を調製
した。
【0028】(6)発色試験 このようにして調製した感熱記録紙について、動的発色
試験(24V、1.0ms)を行い、印字部及び地肌の
発色濃度測定を行った。動的発色試験は、印字試験機
(大倉電気製)を使用し、発色濃度をマクベス反射濃度
計RD−914を使用して測定する方法で行った。 (7)耐湿度性試験 動的発色試験を行った感熱記録紙を恒温恒湿器(50
℃、相対湿度90%)に24時間保存し、その後印字部
及び地肌の発色濃度をマクベス反射濃度計RD−914
を使用して測定する方法で行った。
【0029】(8)耐可塑剤性試験 動的発色試験を行った感熱記録紙に塩化ビニルラップを
印字面全面に密着させる。この試験用感熱記録紙を乾燥
器(40℃)に24時間保存し、その後印字部及び地肌
の発色濃度をマクベス反射濃度計RD−914を使用し
て測定する方法で行った。 (9)耐熱性試験 動的発色試験を行った感熱記録紙を恒温乾燥機(80
℃)に24時間保存し、その後印字部及び地肌の発色濃
度をマクベス反射濃度計RD−914を使用して測定す
る方法で行った。動的発色試験、耐湿度制試験、耐可塑
剤性試験、耐熱性試験の結果を表1に示した。
【0030】実施例2 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びCを1:1.4:0.6の重量比で混合した以外
は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施
例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0031】実施例3 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びCを1:1:1の重量比で混合した以外は実施例
1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場
合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0032】実施例4 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びCを1:0.6:1.4の重量比で混合した以外
は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施
例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0033】実施例5 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びCを1:0.2:1.8の重量比で混合した以外
は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施
例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0034】実施例6 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びCを1:0.1:1.9の重量比で混合した以外
は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施
例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0035】実施例7 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B及びDを1:2:2の重量比で混合した以外は実施例
1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場
合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0036】実施例8 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B、C及びDを1:1.4:0.6:2の重量比で混合
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製
し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1
に示す。
【0037】実施例9 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B、C及びDを1:1:1:2の重量比で混合した以外
は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施
例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0038】実施例10 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B、C及びDを1:0.6:1.4:2の重量比で混合
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製
し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1
に示す。
【0039】実施例11 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B、C及びDを1:0.2:1.8:2の重量比で混合
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製
し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1
に示す。
【0040】実施例12 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
B、C及びDを1:0.1:1.9:2の重量比で混合
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製
し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1
に示す。
【0041】実施例13 実施例1のC液調整の際、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンに代えて4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホンと2,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホンの1:1混合物を用い、感熱記録紙の調製の際、上
記分散液A及びBを1:2の重量比で混合する代わり
に、上記分散液A、B、及びCを1:1:1の重量比で
混合した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を
調製し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を
表1に示す。
【0042】実施例14 実施例1のC液調整の際、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンに代えて4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホンと2,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホンの1:1混合物を用い、感熱記録紙の調製の際、上
記分散液A及びBを1:2の重量比で混合する代わり
に、上記分散液A、B、C及びDを1:1:1:2の重
量比で混合した以外は実施例1と全く同様にして感熱記
録紙を調製し、実施例1の場合と同様に試験を行った。
結果を表1に示す。
【0043】実施例15 実施例1のC液調整の際、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホンに代えて4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホンと2,4’−ジヒドロキシジフェニルスル
ホンの1:1混合物を用い、D液調整の際、4−アセチ
ルビフェニルに代えてシュウ酸ジ(4−メチルベンジル
エステル)を用い、感熱記録紙の調製の際、上記分散液
A及びBを1:2の重量比で混合する代わりに、上記分
散液A、B、C及びDを1:1:1:2の重量比で混合
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製
し、実施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1
に示す。
【0044】実施例16 実施例1のD液の調整の際、4−アセチルビフェニルに
代えてシュウ酸ジ(4−メチルベンジルエステル)を用
い、感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びBを1:
2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、B、C
及びDを1:1:1:2の重量比で混合した以外は実施
例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の
場合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0045】実施例17 実施例1のD液の調整の際、4−アセチルビフェニルに
代えてシュウ酸ジ(4−メチルベンジルエステル)を用
い、感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びBを1:
2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、B、C
及びDを1:0.2:1.8:2の重量比で混合した以
外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実
施例1の場合と同様に試験を行った。結果を表1に示
す。
【0046】比較例1 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A及
びCを1:2の重量比で混合した以外は実施例1と全く
同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場合と同様
に試験を行った。結果を表1に示す。
【0047】比較例2 実施例1の感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びB
を1:2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、
C及びDを1:2:2の重量比で混合した以外は実施例
1と全く同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場
合と同様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0048】比較例3 実施例1のD液の調整の際、4−アセチルビフェニルに
代えてシュウ酸ジ(4−メチルベンジルエステル)を用
い、感熱記録紙の調製の際、上記分散液A及びBを1:
2の重量比で混合する代わりに、上記分散液A、C及び
Dを1:2:2の重量比で混合した以外は実施例1と全
く同様にして感熱記録紙を調製し、実施例1の場合と同
様に試験を行った。結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明において有機酸性物質として2,
4−ビス(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノ
ールを含有させることにより、地肌の白色度に優れ、実
用的な熱応答性を有し、画像の保存安定性、特に耐可塑
剤性、耐湿熱性、耐熱性の優れた性能バランスの良い感
熱記録材を与える。更に、特定の増感剤や、他の有機酸
性物質を含有させることにより、熱応答性や保存安定性
をより向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 康成 福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46番 地の80 新日鐵化学株式会社総合研究所内 (72)発明者 長谷 修一郎 福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46番 地の80 新日鐵化学株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 2H026 AA07 AA28 BB02 BB28 BB32 CC05 DD02 DD45 DD53 EE03 FF01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温で無色又は淡色のロイコ染料及び加
    熱により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物
    質とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱
    記録材料において、有機酸性物質として2,4−ビス
    (4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノールを含
    有することを特徴とする感熱記録材料。
  2. 【請求項2】 常温で無色又は淡色のロイコ染料及び加
    熱により該ロイコ染料と反応して発色させる有機酸性物
    質とを含有する感熱発色層を支持体上に設けてなる感熱
    記録材料において、有機酸性物質として、4,4’−ジ
    ヒドロキシジフェニルスルホン及び2,4’−ジヒドロ
    キシジフェニルスルホンから選ばれる1種又は2種のジ
    ヒドロキシジフェニルスルホンと2,4−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニルスルホニル)フェノールを、5/95
    〜95/5の重量比で含有することを特徴とする感熱記
    録材料。
  3. 【請求項3】 感熱発色層中に、増感剤として4−アセ
    チルビフェニル、シュウ酸ジベンジルエステル及びシュ
    ウ酸ジ(4−メチルベンジルエステル)から選ばれる少
    なくとも一種の増感剤を含有することを特徴とする請求
    項1又は2記載の感熱記録材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003070480A1 (fr) * 2002-02-22 2003-08-28 Konishi Chemical Ind. Co., Ltd. Revelateur couleur et materiau d'enregistrement thermique le contenant
JP2006027120A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Nicca Chemical Co Ltd 感熱記録材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003070480A1 (fr) * 2002-02-22 2003-08-28 Konishi Chemical Ind. Co., Ltd. Revelateur couleur et materiau d'enregistrement thermique le contenant
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