JP2003033981A - 製袋装置 - Google Patents

製袋装置

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JP2003033981A
JP2003033981A JP2001223776A JP2001223776A JP2003033981A JP 2003033981 A JP2003033981 A JP 2003033981A JP 2001223776 A JP2001223776 A JP 2001223776A JP 2001223776 A JP2001223776 A JP 2001223776A JP 2003033981 A JP2003033981 A JP 2003033981A
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JP
Japan
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bag
size
value
sealing device
film
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JP2001223776A
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English (en)
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Akira Nishibe
彰 西部
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Nishibe Kikai Co Ltd
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Nishibe Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】横シール装置と冷却装置とカット装置が袋サイ
ズの変更時に各サーボモータの駆動により自動的に変更
後の袋サイズに対応する各位置へ移動し、装置の稼動後
にデザインのピッチに微小変更が生じたときに縦シール
装置と横シール装置と冷却装置を微小シフトできる製袋
装置。 【解決手段】袋サイズの変更時には、縦シール装置16
及び横シール装置17及び冷却装置18は、サーボモー
タ34が駆動して袋ピッチに対応する位置へ移動する。
装置の稼動後は、包装フィルムの一袋分の寸法だけフィ
ルム送りが行なわれることを検出して、フィルムが袋ピ
ッチ走行する毎に、CCDカメラ43により、デザインを
撮影して画像処理により画像のずれを例えば0.1mm単
位で検出し、異なる同一寸法を続けて複数回検出したら
袋サイズに微小変更があったものとして更新記憶しかつ
袋フィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更
するとともに各縦シール装置16と各横シール装置17
と各冷却装置20を微小変更後の袋サイズに対応する各
位置へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、原反ロールから包装
フィルムを連続して繰り出して該包装フィルムの走行中
に又は間欠停止時に包装フィルム同士の端縁重なり部に
縦シールを施し、さらに間欠停止時に横シールを施すと
もに、下流側で横シール部分を冷却し、さらに下流側で
横シール部分のシール幅中央をカットする製袋装置に関
し、特に、縦シール装置と横シール装置と冷却装置が各
サーボモータの駆動により自動的に袋サイズに対応する
各位置へ独立して移動することができて、しかも、包装
フィルムに印刷されたカットマーク或いはデザインの印
刷ピッチが例えば0.1mm短くなったり長くなったりし
たときに袋長さが微小寸法変更になったものとして、縦
シール装置と横シール装置と冷却装置をリアルタイムで
正しい位置へ自動移動できて、カットマーク或いはデザ
インからずれることなくカットされた袋を製袋できる,
製袋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の製袋装置は、袋サイズを変
更する場合には、カット装置を基準として横シール装置
と冷却装置の中、カット装置に近い側の装置より順番に
各装置に付設されたハンドルを回すことによりピニオン
を共通の固定ラックに噛合回転させて移動して変更後の
袋サイズに対応する各位置へ移動して固定するように構
成されている。しかるに、横シールの間隔が例えば、二
倍以上となるように袋サイズを変更する場合には、一の
装置を上流側へ移動するときに該一の装置よりも上流側
にある装置が邪魔になるので、該邪魔になる装置を上流
側へ避けておいて該一の装置を上流側へ移動して変更後
の袋サイズに対応する位置へ固定することを、複数回行
なう必要がある、若しくは、一の装置を上流側へ移動す
るときに該一の装置よりも上流側にある装置が邪魔にな
るので、該邪魔になる装置を含め、上流側にある全ての
装置を上流側へ大きく避けておいて下流側の装置より順
番に下流側へ移動して変更後の袋サイズに対応する位置
へ固定する必要があり、面倒である。又、下流側の装置
より順番にハンドルを回して移動させて各装置の位置決
めプレートのメモリをメモリスケールの所要の値に合わ
せているので、面倒である。さらに、従来においては、
製袋中にフィルムに印刷したデザインが印刷段階でのス
リップやフィルムの熱乾燥による延びなどで微妙なピッ
チずれを生ずることが多々あって、製袋時に該ピッチず
れがあるとき、カット位置だけを合わせており、縦シー
ル装置と横シール装置と冷却装置を微小寸法修正移動す
ることができなかったので、横カット線が横シールのヒ
ール幅中央からずれてしまい、製袋された袋は一側のサ
イドシールと他側のサイドシールとでシール幅が大きく
違ってしまったことがあった。例えば、横シール装置と
冷却装置の合計のステーションが七つあるとして、一袋
ピッチ当たり1mmずれると、最上流位置の横シール装
置と最下流位置の冷却装置では6mmずれることにな
り、例えば8mmのシール幅の横シールを行なう四つの
ステーションの横シール装置は1mmずれて11mm幅
のシールを行なってしまうことになり、冷却装置も、横
シールに対して1mmずつずれながら冷却することにな
っていた。袋ピッチにずれが生じたことを一早く検知し
て、縦シール装置と横シール装置と冷却装置を位置修正
することを怠り、袋ピッチのずれが1mmにもなると、
製袋された袋は、片側のサイドシールの幅が2mm位
で、他側のサイドシールの幅が6mm位といった袋がで
きてしまうことがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本願発明は、上述した
点に鑑み案出したもので、原反ロールから包装フィルム
を連続して繰り出して該包装フィルムの走行中に又は間
欠停止時に包装フィルム同士の端縁重なり部に縦シール
を施し、さらに間欠停止時に横シールを施すともに、下
流側で横シール部分を冷却し、さらに下流側で横シール
部分のシール幅中央をカットする製袋装置に関し、特
に、縦シール装置と横シール装置と冷却装置が各サーボ
モータの駆動により自動的に袋サイズに対応する各位置
へ独立して移動することができて、しかも、包装フィル
ムに印刷されたカットマーク或いはデザインの印刷ピッ
チが例えば0.1mm短くなったり長くなったりしたとき
に袋長さが微小寸法変更になったものとして、縦シール
装置と横シール装置と冷却装置をリアルタイムで正しい
位置へ自動移動できて、カットマーク或いはデザインか
らずれることなくカットされた袋を製袋できる,製袋装
置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、原反
ロールから繰り出す連続する一枚の包装フィルムをトン
ネル状に曲成して走行し、又は原反ロールから繰り出す
連続する二枚の包装フィルムの重なりとして走行し、走
行中に又は間欠停止時に包装フィルム同士の端縁重なり
部に縦シールを施して連続密閉扁平筒を形成する単数又
は複数の縦シール装置を有し、及び、包装フィルムの間
欠停止時に連続密閉扁平筒のカット予定線がシール幅中
央となるように横シールを施すか又は連続密閉扁平筒の
カット予定線に隣接して横シールを施す複数の横シール
装置を有し、及び、前記横シール装置により施された横
シール部分を冷却する単数又は複数の冷却装置を有し、
及び、前記カット予定線をカットして所定形状の袋とす
るカット装置を有し、前記縦シール装置と前記横シール
装置と前記冷却装置と前記カット装置が共通の上下運動
伝達手段により縦シール機能、横シール機能、冷却機
能、カット機能を作動するように構成され、さらに袋サ
イズの変更時に前記の各縦シール装置と各横シール装置
と各冷却装置を前記カット装置を基準に袋サイズに対応
する各位置へ移動して位置固定する構成である製袋装置
であって、連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行して
ボールねじが回転不能に固定されるとともに該ボールね
じに螺合するボールナットが前記横シール装置と前記冷
却装置に対応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の
連続密閉扁平筒の下側のフレーム部分に枢支されてい
て、装置の稼動に先立って制御装置に袋サイズを入力す
ると、各ボールナットが対応する各装置の前記フレーム
部分に備えた各サーボモータにより回転され対応する各
縦シール装置と各横シール装置と各冷却装置を初期入力
の寸法値に対応する各位置へ移動する構成であり、装置
が稼動した後は、前記縦シール装置よりも上流側の所要
位置に設置されたカットマークセンサ若しくはCCDカメ
ラにより、包装フィルムに印刷されたカットマーク或い
はデザインを検出することを介して、包装フィルムの走
行方向の一袋分の寸法を検出するように構成されてい
て、初期入力の寸法値とは異なる同一寸法を続けて複数
回検出したら袋サイズに微小変更があったものとしてこ
の数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値とし
て初期入力値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間欠
送り寸法を更新記憶した寸法値に変更するとともに各縦
シール装置と各横シール装置と各冷却装置を微小変更後
の袋サイズに対応する各位置へ移動し、以後同様に、カ
ットマークセンサ若しくはCCDカメラにより包装フィル
ムの走行方向の一袋分の寸法変化を検出して、更新記憶
している寸法とは異なる同一寸法を続けて複数回検出し
たら、さらに袋サイズに微小変更があったものとしてこ
の数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値とし
て更新記憶している寸法値に変えて更新記憶しかつ袋フ
ィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更する
とともに各縦シール装置と各横シール装置と各冷却装置
を微小変更後の袋サイズに対応する各位置へ移動する構
成であることを特徴とする,製袋装置を提供するもので
ある。
【0005】本願第二の発明は、原反ロールから繰り出
す連続する一枚の包装フィルムをトンネル状に曲成して
走行し、又は原反ロールから繰り出す連続する二枚の包
装フィルムの重なりとして走行し、走行中に又は間欠停
止時に包装フィルム同士の端縁重なり部に縦シールを施
して連続密閉扁平筒を形成する単数又は複数の縦シール
装置を有し、及び、包装フィルムの間欠停止時に連続密
閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央となるように横
シールを施すか又は連続密閉扁平筒のカット予定線に隣
接して横シールを施す複数の横シール装置を有し、及
び、前記カット予定線をカットして所定形状の袋とする
カット装置を有し、前記縦シール装置と前記横シール装
置と前記カット装置が共通の上下運動伝達手段により縦
シール機能、横シール機能、カット機能を作動するよう
に構成され、さらに袋サイズの変更時に前記の各縦シー
ル装置と各横シール装置を前記カット装置を基準に袋サ
イズに対応する各位置へ移動して位置固定する構成であ
る製袋装置であって、連続密閉扁平筒の下側に走行方向
に平行してボールねじが回転不能に固定されるとともに
該ボールねじに螺合するボールナットが前記横シール装
置に対応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の連続
密閉扁平筒の下側のフレーム部分に枢支されていて、装
置の稼動に先立って制御装置に袋サイズを入力すると、
各ボールナットが対応する各装置の前記フレーム部分に
備えた各サーボモータにより回転され対応する各縦シー
ル装置と各横シール装置を初期入力の寸法値に対応する
各位置へ移動する構成であり、装置が稼動した後は、前
記縦シール装置よりも上流側の所要位置に設置されたカ
ットマークセンサ若しくはCCDカメラにより、包装フィ
ルムに印刷されたカットマーク或いはデザインを検出す
ることを介して、包装フィルムの走行方向の一袋分の寸
法を検出するように構成されていて、初期入力の寸法値
とは異なる同一寸法を続けて複数回検出したら袋サイズ
に微小変更があったものとしてこの数値を包装フィルム
の走行方向の一袋分の寸法値として初期入力値に変えて
更新記憶しかつ袋フィルムの間欠送り寸法を更新記憶し
た寸法値に変更するとともに各縦シール装置と各横シー
ル装置を微小変更後の袋サイズに対応する各位置へ移動
し、以後同様に、カットマークセンサ若しくはCCDカメ
ラにより包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法変化を
検出して、更新記憶している寸法とは異なる同一寸法を
続けて複数回検出したら、さらに袋サイズに微小変更が
あったものとしてこの数値を包装フィルムの走行方向の
一袋分の寸法値として更新記憶している寸法値に変えて
更新記憶しかつ各縦シール装置と各横シール装置を微小
変更後の袋サイズに対応する各位置へ移動する構成であ
ることを特徴とする,製袋装置を提供するものである。
【0006】本願第三の発明は、原反ロールから繰り出
す連続する一枚の包装フィルムをトンネル状に曲成して
走行し、又は原反ロールから繰り出す連続する二枚の包
装フィルムの重なりとして走行し、走行中に又は間欠停
止時に包装フィルム同士の端縁重なり部に縦シールを施
して連続密閉扁平筒を形成する単数又は複数の縦シール
装置を有し、及び、包装フィルムの間欠停止時に連続密
閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央となるように横
シールを施すか又は連続密閉扁平筒のカット予定線に隣
接して横シールを施す複数の横シール装置を有し、及
び、前記横シール装置により施された横シール部分を冷
却する単数又は複数の冷却装置を有し、及び、前記カッ
ト予定線をカットして所定形状の袋とするカット装置を
有し、前記横シール装置と前記冷却装置と前記カット装
置が共通の上下運動伝達手段により横シール機能、冷却
機能、カット機能を作動するように構成され、さらに袋
サイズの変更時に前記複数の横シール装置と前記冷却装
置が前記カット装置を基準に袋サイズに対応する各位置
へ移動されて固定される構成である製袋装置であって、
連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行してボールねじ
が回転不能に固定されるとともに該ボールねじに螺合す
るボールナットが前記横シール装置と前記冷却装置に対
応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の連続密閉扁
平筒の下側のフレーム部分に枢支されていて、装置の稼
動に先立って制御装置に袋サイズを入力すると、各ボー
ルナットが対応する各装置の前記フレーム部分に備えた
各サーボモータにより回転され対応する横シール装置と
冷却装置が初期入力の寸法値に対応する各位置へ移動す
る構成であり、装置が稼動した後は、前記横シール装置
よりも上流側の所要位置に設置されたカットマークセン
サ若しくはCCDカメラにより、包装フィルムに印刷され
たカットマーク或いはデザインを検出することを介し
て、包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法を検出する
ように構成されていて、初期入力の寸法値とは異なる同
一寸法を続けて複数回検出したら袋サイズに微小変更が
あったものとしてこの数値を包装フィルムの走行方向の
一袋分の寸法値として初期入力値に変えて更新記憶しか
つ袋フィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変
更するとともに横シール装置と冷却装置が微小変更後の
袋サイズに対応する各位置へ移動し、以後同様に、カッ
トマークセンサ若しくはCCDカメラにより包装フィルム
の走行方向の一袋分の寸法変化を検出して、更新記憶し
ている寸法とは異なる同一寸法を続けて複数回検出した
ら、さらに袋サイズに微小変更があったものとしてこの
数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値として
更新記憶している寸法値に変えて更新記憶しかつ袋フィ
ルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更すると
ともに横シール装置と冷却装置を微小変更後の袋サイズ
に対応する各位置へ移動する構成であることを特徴とす
る,製袋装置を提供するものである。
【0007】本願第四の発明は、原反ロールから繰り出
す連続する一枚の包装フィルムをトンネル状に曲成して
走行し、又は原反ロールから繰り出す連続する二枚の包
装フィルムの重なりとして走行し、走行中に又は間欠停
止時に包装フィルム同士の端縁重なり部に縦シールを施
して連続密閉扁平筒を形成する単数又は複数の縦シール
装置を有し、及び、包装フィルムの間欠停止時に連続密
閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央となるように横
シールを施すか又は連続密閉扁平筒のカット予定線に隣
接して横シールを施す複数の横シール装置を有し、及
び、前記カット予定線をカットして所定形状の袋とする
カット装置を有し、前記横シール装置と前記カット装置
が共通の上下運動伝達手段により横シール機能、カット
機能を作動するように構成され、さらに袋サイズの変更
時に前記各横シール装置が前記カット装置を基準に袋サ
イズに対応する各位置へ移動されて固定される構成であ
る製袋装置であって、連続密閉扁平筒の下側に走行方向
に平行してボールねじが回転不能に固定されるとともに
該ボールねじに螺合するボールナットが前記横シール装
置と前記冷却装置に対応する数だけ螺合されかつ対応す
る各装置の連続密閉扁平筒の下側のフレーム部分に枢支
されていて、装置の稼動に先立って制御装置に袋サイズ
を入力すると、各ボールナットが対応する各装置の前記
フレーム部分に備えた各サーボモータにより回転され対
応する横シール装置が初期入力の寸法値に対応する各位
置へ移動する構成であり、装置が稼動した後は、前記横
シール装置よりも上流側の所要位置に設置されたカット
マークセンサ若しくはCCDカメラにより、包装フィルム
に印刷されたカットマーク或いはデザインを検出するこ
とを介して、包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法を
検出するように構成されていて、初期入力の寸法値とは
異なる同一寸法を続けて複数回検出したら袋サイズに微
小変更があったものとしてこの数値を包装フィルムの走
行方向の一袋分の寸法値として初期入力値に変えて更新
記憶しかつ袋フィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸
法値に変更するとともに横シール装置が微小変更後の袋
サイズに対応する各位置へ移動し、以後同様に、カット
マークセンサ若しくはCCDカメラにより包装フィルムの
走行方向の一袋分の寸法変化を検出して、更新記憶して
いる寸法とは異なる同一寸法を続けて複数回検出した
ら、さらに袋サイズに微小変更があったものとしてこの
数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値として
更新記憶している寸法値に変えて更新記憶しかつ袋フィ
ルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更すると
ともに横シール装置が微小変更後の袋サイズに対応する
各位置へ移動する構成であることを特徴とする,製袋装
置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明の製袋方法の第一の実施
の形態を図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本
願発明の製袋方法を実施するための製袋装置の全体斜視
図を示す。この製袋装置は、自立袋P1を二列状に製袋
する装置である。このジッパ付き袋の製袋装置は、原反
ロールR1から繰り出される連続する包装フィルムF1
を、フィルム継ぎロール1に掛けてからターンバー21
に掛けて水平走行から垂直走行に変更し、次いで繰り出
しロール4により繰り出し、カッター5で幅半分に切断
してから、垂直送りから再び水平送りに変更するM板6
に掛けて、例えば、袋前面側フィルムF1aが上方側を水
平走行するとともに袋後面側フィルムF1bが下方側を水
平走行するようにする。
【0009】引き続き、袋前面側フィルムF1aと袋後面
側フィルムF1bをそれぞれアキュムレータ7,8に掛け
て、ここより下流側のフィルム送りを間欠送りとし、上
方側を水平走行する袋前面側フィルムF1aと下方側を水
平走行する袋後面側フィルムF1bが内面同士が合わさる
ように上下一対の合わせロール9間に通し近接して、そ
の後、包装フィルムを袋長さずつ間欠走行する上下一対
のフィルム引き出しロール10間に通して、ここで袋前
面側フィルムF1aと袋後面側フィルムF1bを重ねるよう
になっている。
【0010】他方、フィルム送りロール10よりも上流
側の,装置上部を走行する袋前面側フィルムF1aと装置
下部を走行する袋後面側フィルムF1bの間に大きく確保
される空間において、ガセット用原反ロールR2,R3か
ら繰り出される連続するガセットフィルムF2,F3を、
それぞれガセットフィルム用アキュムレータ11,12
に掛けてから二つの三角板フォーマー1294に掛けて
袋内方側が山折りとなって幅半分の二つ折りとなるよう
に折り込んで、パンチ15a,15bによりカット予定位
置に合わせて小孔を打ち抜き前記の袋前面側フィルムF
1aと袋後面側フィルムF1bの両側の端縁間に二つ折りの
ガセットフィルムF2,F3を挟み込むようになってい
る。
【0011】引き続いて、上下一対の合わせロール9と
上下一対のフィルム送りロール10に順に通された後の
下流側において、フィルム送りロール10,22,23
が共同してフィルムを間欠送りする。三つのステーショ
ンのボトムシール用の縦ヒートシーラ16a,16b、1
6a,16b、16a,16bが袋前面側フィルムF1a及び袋
後面側フィルムF1bの各端縁と両側のガセットフィルム
F2,F3の端縁の同一位置をボトムシールS1を施すこと
を三回反復し、その後、四つのステーションのサイドシ
ール用の横ヒートシーラ17,・・・が袋のカット予定
線がシール幅中央に来るようにサイドシールS2を施す
ことを四回反復し、その後、三つのステーションの冷却
装置18,・・がサイドシールS2部分を冷却することを
三回反復し、その後、一対のスリッター19により走行
する二列に製袋したフィルムを幅中央で切断して、その
後、サイドシールS2のシール幅中央をカット装置20
によりカットして、図示しない集積機が集積作業を行う
ためのコンベア21上に自立袋P1を送り出す。
【0012】要するに、上記製袋装置による製袋方法
は、連続する包装フィルムF1a,F1bを重ね合わせかつ
間に二つ折りしてからパンチ15a,15bによりカット
予定位置に合わせて小孔を打ち抜いたガセットフィルム
F2,F3を挟んで縦ヒートシーラ16a,16bによりボト
ムシールS1を施して連続密閉扁平筒を形成してフィル
ム送りロール10,22,23により間欠走行するように
なっていて、フィルム送りの間欠停止時に、上流ステー
ションの四つの横シール装置17,・・・により連続密
閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央となるように横
シールを施し、並びに、中流ステーションの三つの冷却
装置18,・・・により横シール部分を冷却し、並び
に、下流ステーションのカット装置20により前記カッ
ト予定線をカットし、かつカット装置20の上流位置で
一対のスリッター19により走行するフィルムの幅を二
分に切断して所定形状の自立袋P1を二列製袋するもの
である。なお、一対のスリッター19は、横ヒートシー
ラ17よりも上流位置に設けても良い。又、スリッター
は、ナイフカッター或いはギロチンカッターであっても
良い。
【0013】図2(a)は、図1に示す製袋装置の縦シー
ル装置16であって、図1におけるIIa ―IIa断面図で
あり、図2(b)は、図1に示す製袋装置の横シール装置
17であって、図1におけるIIb ―IIb断面図であり、
図2(c)は、図1に示す製袋装置の冷却装置18であっ
て、図1におけるIIc―IIc断面図である。図2(a),(b),
(c)に示すように、縦シール装置16と横シール装置1
7と冷却装置18は、船底形の縦シールを行なうヒート
シーラ16a,16bと、横シールを行なうヒートシーラ
17a,17bと横シール部分を水冷却する冷却装置ボッ
クス18a,18bを除くと共通の機械構成になってい
る。ヒートシーラ17bは、テフロン(登録商標)テー
プ等でカバーされフィルムが粘着しないようになってい
る。共通の機械構成について説明すると、共通フレーム
24,25に浮き上がり不能にかつ装置のライン方向に
移動可能に両端支持される下部フレーム26と、下部フ
レーム26の上側に平行して対峙する上部フレーム27
と、下部フレーム27の両端に上下動可能に係合される
とともに上部フレーム27の両端を持上げ可能かつ上部
フレーム27に対して相対的に下降可能に係合された左
右一対のロッド28a,28bと、ロッド28a,28bが装
置のライン方向に移動可能であるように該ロッド28a,
28bの下端と離脱不能に係合され図示しない間欠上下
動装置によりヒートシール時に間欠下降されてロッド2
8a,28bを下降させる左右一対の共通昇降レール29
a,29bと、ロッド28a,28bにそれぞれ巻挿され下部
フレーム26と上部フレーム27の間に弾着されて上部
フレーム27を持上げる方向に付勢する上部フレーム持
上げ用ばね30a,30bと、ロッド28a,28bの上部に
巻挿されナット31a,31bの締付けにより付勢力を調
整可能に弾着されて上部フレーム27を押し下げる方向
に付勢して上部フレーム持上げ用ばね30a,30bの付
勢力を緩和する付勢力緩和用ばね32a,32bと、下部
フレーム26に装置のライン方向と直交する水平方向に
延びて軸設されている軸33aの両端にピニオン33b,
33cを固定して該ピニオン33b,33cを共通フレーム
24,25より設けた共通ラック33d,33eに噛合して
なることにより下部フレーム26を袋サイズに対応する
位置へ装置ライン方向の移動時に、下部フレーム26の
装置ライン方向に対する直角度を精密に維持する下部フ
レーム直角度維持装置とから構成されている。共通昇降
レール29a,29bは、カットを行なうタイミングで下
降するようになっていて、従って、ヒートシーラ16a,
16bによるボトムヒートシール及びヒートシーラ17
a,17bによるサイドヒートシール及び冷却装置ボック
ス18a,18bによるシール部冷却がカッターによるカ
ットと同時に行なわれる。なお、装置の非稼動時には共
通昇降レール29a,29bが上昇位置に停止し、かつ、
各ヒートシーラ17bの両側に位置する図示しないフィ
ルム持上げ装置がフィルムを持上げてヒートシーラ17
bによる溶断を回避するようになっている。
【0014】そうして、縦シール装置16と横シール装
置17と冷却装置18の各下部フレーム26は、各下部
フレーム26に取り付けたサーボモータ34を駆動源と
して袋サイズの変更時に装置ライン方向に移動される自
動移動装置が装備されている。該自動移動装置は、フィ
ルム引き出しロール10の下側付近からカット装置20
の下側付近にわたる位置に装置ライン方向に平行して二
本のボールねじ35a,35bが回転不能に両端固定(図
示しない)されているとともに、各ボールねじ35a,3
5bにそれぞれ七個のボールナット36a,36bが螺合さ
れていて、各ボールナット36a,36bが対応する下部
フレーム26に設けたブラケット37a,37bに枢支さ
れかつ各ボールナット36a,36bに同軸固定されたタ
イミング歯車38a,38bに無端なタイミングベルト3
9aが巻き掛けられ、又、サーボモータ34の出力軸に
同軸固定されたタイミング歯車40aと各ボールナット3
6bに同軸固定されたタイミング歯車40bとに無端なタ
イミングベルト39bが巻き掛けられてなる。
【0015】しかして、袋の縦方向(装置ライン方向)
の寸法変更時には、図1に示す三つの縦シール装置16
及び四つの横シール装置17及び三つの冷却装置18
は、下流側のステーションのサーボモータ34より順番
に又は全ステーションのサーボモータ34が同時に駆動
して、図3に示すように、カット装置20の方向に寄せ
集まるように装置ライン下流方向に移動して各装置の原
点位置をセンサー(図示しない)により検出して一時停
止するようになっている。三つの縦シール装置16は、
フィルム送りロール22よりも上流側においてカット装
置20の方向に寄せ集まる原点復帰移動が行なわれる。
三つの縦シール装置16及び四つの横シール装置17及
び三つの冷却装置18の各原点位置は、最少サイズの袋
に対するシール位置又は冷却位置よりも下流側に位置し
ている。引き続いて、三つの縦シール装置16及び四つ
の横シール装置17及び三つの冷却装置18は、上流側
のステーションのサーボモータ34より順番に又は全ス
テーションのサーボモータ34が同時に駆動して、カッ
ト装置20から離れるように装置ライン下流方向に移動
していき、この際、原点位置からの移動距離を各サーボ
モータ34に付設されたロータリーエンコーダのパルス
をカウントして演算することにより算出して各サーボモ
ータに割り当てられた移動距離に到達した時点でサーボ
モータ34を駆動停止してそれぞれのステーションに位
置し、各下部フレーム26に付設した図示しない位置決
め用ロック装置が共通フレーム24,25に対してロッ
クするようになっている。三つの縦シール装置16及び
四つの横シール装置17及び三つの冷却装置18が、装
置ライン方向に移動するとき、上記の下部フレーム直角
度維持装置が下部フレーム26の装置ライン方向に対す
る直角度を精密に維持する。製袋装置を制御するコンピ
ュータ(図示しない)は、袋サイズの変更入力があり移
動スイッチ信号の入力があると、四つの横シール装置1
7及び三つの冷却装置18が全部の装置が一度原点位置
に戻った状態になってから袋サイズの変更に対応する位
置に移動する。この場合、三つの縦シール装置16及び
四つの横シール装置17及び三つの冷却装置18がカッ
ト装置20の方向へ寄せ集まるように同時に原点位置に
移動しても良いし、カット装置20寄りの装置から順番
に移動して原点位置に停止しても良い。そして又、三つ
の縦シール装置16及び四つの横シール装置17及び三
つの冷却装置18が原点位置からカット装置20から離
れて行くように同時に移動しても良いし、上流側の装置
から順番に移動しても良い。図3は、四つの横シール装
置17及び三つの冷却装置18がカット装置20の近く
に寄せ集まるように移動してカット装置20からの距離
がそれぞれL10,L20,L30,L40;,L50;,L60;,
L70;となる各原点位置に停止した状態を示す。各原点
位置に停止するには、各原点位置に正確に位置決めして
設けるセンサーの信号を利用してサーボモータを停止す
る。L10は、最少サイズの袋の装置ライン方向の寸法よ
りも例えば10小さく設定される。L20はL10の2倍で
あり、L30はL10の3倍であり、L40はL10の4倍であ
り、L50はL10の5倍であり、L60はL10の6倍であ
り、L70はL10;の7倍である。寸法L10が例えば8cm
であるとすれば、L10=12cm,L20=24cm,L30
36cm,L40=48cm,L50;=60,L60=72cm,
L70=84cmとなる。図4は、四つの横シール装置17
及び三つの冷却装置18がカット装置20から離れるよ
うに移動していき、カット装置20からの距離がそれぞ
れL1,L2,L3,L4,L5,L6,L7となる位置に停
止した状態を示す。サイズ変更を入力した袋の装置ライ
ン方向の寸法が例えば12cmであるとすれば、L1=1
8cm,L2=36cm,L3=54cm,L4=72cm,L5=
90,L6=108cm,L7=124cmとなる。従って、
四つの横シール装置17及び三つの冷却装置18の各原
点位置から袋サイズ変更に伴う移動位置までの距離は、
最下流の装置から順番に、L1−L10=6cm,L2−L20
=12cm,L3−L30=18cm,L4−L40=24cm,L
5−L50=30,L6−L60=36cm,L7−L70=42c
mとなる。上記のように、三つの縦シール装置16及び
四つの横シール装置17及び三つの冷却装置18の各サ
ーボモータに駆動パルス数を与え、各サーボモータに内
蔵するロータリーエンコーダ(図示しない)により実移
動距離をカウントして各目標移動値に到達したら各サー
ボモータが駆動停止する。なお、図3、図4では作図の
大きさから三つの縦シール装置16については図示して
いない。又、それぞれの原点位置に戻ら内で自動的に変
更後の袋サイズに対応する各位置へ自動移動するアブソ
リュート方式(絶対値方式)であっても良い。
【0016】連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行し
てボールねじが回転不能に固定されるとともに該ボール
ねじに螺合するボールナットが前記横シール装置と前記
冷却装置に対応する数だけ螺合されかつ対応する各装置
の連続密閉扁平筒の下側のフレーム部分に枢支されてい
て、装置の稼動に先立って制御装置に袋サイズを入力す
ると、各ボールナットが対応する各装置の前記フレーム
部分に備えた各サーボモータにより回転され対応する各
縦シール装置と各横シール装置と各冷却装置を初期入力
の寸法値に対応する各位置へ移動する構成である。
【0017】上記の袋サイズの変更に伴う三つの縦シー
ル装置16及び四つの横シール装置17及び三つの冷却
装置18がそれぞれのステーションに位置してロックさ
れた後に、製袋装置が稼動される。
【0018】装置が稼動した後は、例えばフィルム送り
ロール10を駆動するサーボモータ(図示しない)に付
設したロータリーエンコーダ(図示しない)の信号をカウ
ントして包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法だけフ
ィルム送りが行なわれることを検出して、フィルムが袋
ピッチ走行する毎に、前記縦シール装置16よりも上流
側の連続送りが行なわれる適宜位置に設置されたCCDカ
メラ43により、包装フィルムに印刷されたデザインの
特定部分(図柄のはっきりした箇所)を選択して、該部
分を撮影して画像処理により画像のずれを例えば0.1m
m単位で検出するように構成されている。なお、上記の
ロータリーエンコーダの信号をカウントして包装フィル
ムの走行方向の一袋分の寸法だけフィルム送りが行なわ
れることを検出する場合の一袋分の寸法に対応する送り
とは、最初は後述の初期入力の寸法値、その後は更新記
憶している寸法値とする。又、CCDカメラ43に替えて
カットマークセンサ44で包装フィルムに印刷されたカ
ットマークを検出するようにしても良い。この場合のセ
ンシングも、一袋ピッチの変更を検出するようにする。
【0019】そして、初期入力の寸法値(例えば、16.0
mm)とは異なる同一寸法(例えば、16.1mm)を続け
て複数回検出したら袋サイズに微小変更があったものと
してこの数値(16.1mm)を包装フィルムの走行方向の
一袋分の寸法値として初期入力値に変えて更新記憶しか
つ袋フィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値(1
6.1mm)に変更するとともに各縦シール装置16と各
横シール装置17と各冷却装置20を微小変更後の袋サ
イズ(16.1mm)に対応する各位置へ移動し、以後同様
に、CCDカメラ43により包装フィルムの走行方向の一
袋分の寸法変化を検出して、更新記憶している寸法(1
6.1mm)とは異なる同一寸法(例えば、16.0mm)を
続けて複数回検出したら、さらに袋サイズに微小変更が
あったものとしてこの数値(16.0mm)を包装フィルム
の走行方向の一袋分の寸法値として更新記憶している寸
法値(16.1mm)に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの
間欠送り寸法を更新記憶した寸法値(16.0mm)に変更
するとともに各縦シール装置16と各横シール装置17
と各冷却装置18を微小変更後の袋サイズ(16.0mm)
に対応する各位置へ移動するように構成されている。
【0020】上記の各縦シール装置16と各横シール装
置17と各冷却装置18を微小変更後の袋サイズに対応
する各位置へ移動については、CCDカメラ43により包
装フィルムの走行方向の一袋分の寸法変化を検出した箇
所が縦シール装置16から冷却装置18の間に来た時に
行なうのが良い。縦シール装置16と横シール装置17
と冷却装置18の全てを同時にアジャストしても良い
が、好ましくは、上流側から装置から順に、かつ寸法変
化を検出した箇所が該装置に対応する位置に来たとき
に、該装置を直前のフィルム走行時間の半分位で微小変
更後の袋サイズに対応する各位置へ移動できることが理
想である。各装置の位置決めロックを解いてサーボモー
タを駆動して例えば0.1mm移動して再び位置決めロッ
クすることをフィルム走行時間の半分位で行なうことは
至難である。そこで、下部フレーム26と上部フレーム
27のヒートシーラ17a又は17bの支持面に電歪アク
チュエータ(図示しない)を取付けて、該電歪アクチュエ
ータを瞬時に延び縮きさせることにより、下部フレーム
26と上部フレーム27に対してヒートシーラ17a,
17bを微小シフトさせることで微小変更後の袋サイズ
に対応する各位置へ移動できるようにすることが好まし
い。電歪アクチュエータは、0.1mm単位で最大2mm
位のストロークを伸縮できるものを採用する。
【0021】図5は、本願発明の第二の実施の形態の製
袋方法を実施するための製袋装置の全体斜視図を示す。
この製袋装置は、ジッパ付き四方シールパックP2を二
列状に製袋する装置である。図5に示す製袋装置の図1
示す製袋装置と比較して相違する点は、図1示す製袋装
置では、ガセットフィルムF2,F3を袋前面側フィルム
F1aと袋後面側フィルムF1bの両側の端縁間に挟み込む
ようになっており、又、三つのステーションのボトムシ
ール用の縦ヒートシーラ16a,16b、が袋前面側フィ
ルムF1a及び袋後面側フィルムF1bの各端縁と両側のガ
セットフィルムF2,F3の端縁の同一位置をボトムシー
ルS1を施すことを三回反復するのに対して、図5に示
す製袋装置では、ウエブ内面同士が溶着しないように構
成されかつ雄型噛合部と雌型噛合部が噛合状態とされた
二本のジッパストリップF4,F5を例えば50位の間隔
を空けた状態で袋前面側フィルムF1aと袋後面側フィル
ムF1bの間の幅中央に挟み込むようになっており、長尺
の縦ヒートシーラ41a,41bによりジッパストリップ
F3の雄型噛合部と雌型噛合部の両側のウエブが袋前面
側フィルムF1a及び袋後面側フィルムF1bに溶着され、
又、長尺の縦ヒートシーラ41b,41cによりジッパス
トリップF4の雄型噛合部と雌型噛合部の両側のウエブ
が袋前面側フィルムF1a及び袋後面側フィルムF1bに溶
着され、袋前面側フィルムF1aと袋後面側フィルムF1b
の両縁はヒートシールされず被包装品を収容するための
袋開口とされ、一対のスリッター19により走行するフ
ィルムの幅を二分に切断する端縁は袋開口側となるがヒ
ートシールされている。この実施の形態の製袋装置によ
る製袋方法は、連続する包装フィルムF1a,F1bを重ね
合わせかつ間に原反ロールR4,R5から繰り出した連続
するジッパストリップF4,F5を挟んで押さえガイド4
1a,41b,41cで位置規制して次いで縦ヒートシーラ
42a,42b,42cによりジッパストリップF4,F5を包
装フィルムF1a,F1bに溶着しかつ袋のトップシールと
なる部分にシールを施して連続密閉扁平筒を形成してフ
ィルム送りロール10,22,23により間欠走行するよ
うになっていて、フィルム送りの間欠停止時に、上流ス
テーションの四つの横シール装置17,・・・により連
続密閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央となるよう
に横シールを施し、並びに、中流ステーションの三つの
冷却装置18,・・・により横シール部分を冷却し、並
びに、下流ステーションのカット装置20により前記カ
ット予定線をカットし、かつカット装置20の上流位置
で一対のスリッター19により走行するフィルムの幅を
二分に切断して所定形状の自立袋を二列製袋するもので
ある。
【0022】この実施の形態の製袋装置による製袋方法
においても、図2に示す構造が採用され、かつ袋サイズ
の変更時に図3及び図4に示す位置決めが行なえるよう
になっている。横シール装置と冷却装置とカット装置が
袋サイズの変更時に各サーボモータの駆動によりそれぞ
れの原点位置に戻ってから自動的に変更後の袋サイズに
対応する各位置へ自動移動する。従って、従来において
は、横シールの間隔が例えば、二倍以上となるように袋
サイズを変更する場合には、一の装置を上流側へ移動す
るときに該一の装置よりも上流側にある装置が邪魔にな
るので、該邪魔になる装置を上流側へ避けておいて該一
の装置を上流側へ移動して変更後の袋サイズに対応する
位置へ固定することを、複数回行なう必要がある、若し
くは、一の装置を上流側へ移動するときに該一の装置よ
りも上流側にある装置が邪魔になるので、該邪魔になる
装置を含め、上流側にある全ての装置を上流側へ大きく
避けておいて下流側の装置より順番に下流側へ移動して
変更後の袋サイズに対応する位置へ固定する必要があ
り、面倒であるという問題点を解消できる。又、下流側
の装置より順番にハンドルを回して移動させて各装置の
位置決めプレートのメモリをメモリスケールの所要の値
に合わせているので、面倒であるという問題点を解消で
きる。なお、それぞれの原点位置に戻ら内で自動的に変
更後の袋サイズに対応する各位置へ自動移動するアブソ
リュート方式(絶対値方式)であっても良い。
【0023】本願発明に係る製袋装置は、原反ロールか
ら繰り出す連続する一枚の包装フィルムをトンネル状に
曲成して走行し、走行中に又は間欠停止時に包装フィル
ム同士の端縁重なり部に縦シールを施して連続密閉扁平
筒を形成するピロー包装の形態にも適用され、この場合
には、横シール装置が、上記二つの実施の形態に示すよ
うに、連続密閉扁平筒のカット予定線がシール幅中央と
なるように横シールを施すのではなく、連続密閉扁平筒
のカット予定線に隣接して横シールを施すように構成さ
れる場合も含まれる。本願第二の発明に係る製袋方法
は、冷却装置がなくシール部冷却は行なわない。
【0024】
【発明の効果】本願発明に係る製袋方法は、原反ロール
から包装フィルムを連続して繰り出して該包装フィルム
の走行中に又は間欠停止時に包装フィルム同士の端縁重
なり部に縦シールを施し、さらに間欠停止時に横シール
を施すともに、下流側で横シール部分を冷却し、さらに
下流側で横シール部分のシール幅中央をカットする製袋
装置に関し、特に、縦シール装置と横シール装置と冷却
装置が各サーボモータの駆動により自動的に袋サイズに
対応する各位置へ独立して移動することができて、しか
も、包装フィルムに印刷されたカットマーク或いはデザ
インの印刷ピッチが例えば0.1mm短くなったり長くな
ったりしたときに袋長さが微小寸法変更になったものと
して、縦シール装置と横シール装置と冷却装置をリアル
タイムで正しい位置へ自動移動できて、カットマーク或
いはデザインからずれることなくカットされた袋を製袋
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一、第二の発明の実施の形態にかかる製
袋方法を実施するための製袋装置の全体斜視図。
【図2】(a)図1の製袋装置のIIa−IIa縦断面図、(b)
製袋装置のIIb−IIb縦断面図、(c) 製袋装置のIIc−IIc
縦断面図。
【図3】図1の製袋装置の要部平面図であって、四つの
横ヒートシーラと三つの冷却装置が原点位置に移動した
状態を示す図。
【図4】図1の製袋装置の要部平面図。四つの横ヒート
シーラと三つの冷却装置が袋サイズに対応した位置に移
動した状態を示す図。
【図5】本願第三、第四の発明の実施の形態にかかる製
袋方法を実施するための製袋装置の全体斜視図。
【符号の説明】
P1・・・自立袋、R1・・・原反ロール、F1・・・包
装フィルム、1・・・フィルム継ぎロール、21・・・
ターンバー、4・・・繰り出しロール、5・・・カッタ
ー、6・・・M板、F1a・・・袋前面側フィルム、F1b
・・・フィルム、7,8・・・アキュムレータ、9・・
・合わせロール、10・・・フィルム引き出しロール、
R2,R3・・・ガセット用原反ロール、F2,F3・・・
ガセットフィルム、11,12・・・ガセットフィルム
用アキュムレータ、1294・・・三角板フォーマー、
15a,15b・・・パンチ、22,23・・・フィルム
送りロール、16・・・縦シール装置、16a,16b・
・・縦ヒートシーラ、S1・・・ボトムシール、17・
・・横シール装置、17a,17b・・・横ヒートシー
ラ、S2・・・サイドシール、18・・・冷却装置、1
8a,18b・・・冷却装置ボックス、19・・・スリッ
ター、20・・・カット装置、21・・・コンベア、2
4,25・・・共通フレーム、26・・・下部フレー
ム、27・・・上部フレーム、28a,28b・・・ロッ
ド、29a,29b・・・共通昇降レール、30a,30b・
・・上部フレーム持上げ用ばね、31a,31b・・・ナ
ット、32a,32b・・・付勢力緩和用ばね、33a・・
・軸、33b,33c・・・ピニオン、33d,33e・・・
共通ラック、34・・・サーボモータ、35a,35b・
・・ボールねじ、36a,36b・・・ボールナット、3
7a,37b・・・ブラケット、38a,38b・・・タイミ
ング歯車、39a・・・タイミングベルト、39b・・・
タイミングベルト、40a・・・タイミング歯車、40b
・・・タイミング歯車、P2・・・ジッパ付き四方シー
ルパック、F4,F5・・・ジッパストリップ、R4,R5・
・・原反ロール、F4,F5・・・ジッパストリップ、4
1a,41b,41c・・・押さえガイド、42a,42b,4
2c・・・縦ヒートシーラ、43・・・CCDカメラ、44
・・・カットマークセンサ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA15 AA24 BA47 CA02 DA03 DA04 DA05 DA14 DA15 DA33 DB04 DB13 DD11 DD38 DD45 FA06 FA15 FA27 GA04 3E094 AA12 CA06 DA10 FA14 FA21 GA13 GA22 HA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原反ロールから繰り出す連続する一枚の包
    装フィルムをトンネル状に曲成して走行し、又は原反ロ
    ールから繰り出す連続する二枚の包装フィルムの重なり
    として走行し、走行中に又は間欠停止時に包装フィルム
    同士の端縁重なり部に縦シールを施して連続密閉扁平筒
    を形成する単数又は複数の縦シール装置を有し、及び、
    包装フィルムの間欠停止時に連続密閉扁平筒のカット予
    定線がシール幅中央となるように横シールを施すか又は
    連続密閉扁平筒のカット予定線に隣接して横シールを施
    す複数の横シール装置を有し、及び、前記横シール装置
    により施された横シール部分を冷却する単数又は複数の
    冷却装置を有し、及び、前記カット予定線をカットして
    所定形状の袋とするカット装置を有し、 前記縦シール装置と前記横シール装置と前記冷却装置と
    前記カット装置が共通の上下運動伝達手段により縦シー
    ル機能、横シール機能、冷却機能、カット機能を作動す
    るように構成され、 さらに袋サイズの変更時に前記の各縦シール装置と各横
    シール装置と各冷却装置を前記カット装置を基準に袋サ
    イズに対応する各位置へ移動して位置固定する構成であ
    る製袋装置であって、 連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行してボールねじ
    が回転不能に固定されるとともに該ボールねじに螺合す
    るボールナットが前記横シール装置と前記冷却装置に対
    応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の連続密閉扁
    平筒の下側のフレーム部分に枢支されていて、装置の稼
    動に先立って制御装置に袋サイズを入力すると、各ボー
    ルナットが対応する各装置の前記フレーム部分に備えた
    各サーボモータにより回転され対応する各縦シール装置
    と各横シール装置と各冷却装置を初期入力の寸法値に対
    応する各位置へ移動する構成であり、 装置が稼動した後は、前記縦シール装置よりも上流側の
    所要位置に設置されたカットマークセンサ若しくはCCD
    カメラにより、包装フィルムに印刷されたカットマーク
    或いはデザインを検出することを介して、包装フィルム
    の走行方向の一袋分の寸法を検出するように構成されて
    いて、初期入力の寸法値とは異なる同一寸法を続けて複
    数回検出したら袋サイズに微小変更があったものとして
    この数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値と
    して初期入力値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間
    欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更するとともに各
    縦シール装置と各横シール装置と各冷却装置を微小変更
    後の袋サイズに対応する各位置へ移動し、以後同様に、
    カットマークセンサ若しくはCCDカメラにより包装フィ
    ルムの走行方向の一袋分の寸法変化を検出して、更新記
    憶している寸法とは異なる同一寸法を続けて複数回検出
    したら、さらに袋サイズに微小変更があったものとして
    この数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値と
    して更新記憶している寸法値に変えて更新記憶しかつ袋
    フィルムの間欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更す
    るとともに各縦シール装置と各横シール装置と各冷却装
    置を微小変更後の袋サイズに対応する各位置へ移動する
    構成であることを特徴とする,製袋装置。
  2. 【請求項2】原反ロールから繰り出す連続する一枚の包
    装フィルムをトンネル状に曲成して走行し、又は原反ロ
    ールから繰り出す連続する二枚の包装フィルムの重なり
    として走行し、走行中に又は間欠停止時に包装フィルム
    同士の端縁重なり部に縦シールを施して連続密閉扁平筒
    を形成する単数又は複数の縦シール装置を有し、及び、
    包装フィルムの間欠停止時に連続密閉扁平筒のカット予
    定線がシール幅中央となるように横シールを施すか又は
    連続密閉扁平筒のカット予定線に隣接して横シールを施
    す複数の横シール装置を有し、及び、前記カット予定線
    をカットして所定形状の袋とするカット装置を有し、 前記縦シール装置と前記横シール装置と前記カット装置
    が共通の上下運動伝達手段により縦シール機能、横シー
    ル機能、カット機能を作動するように構成され、 さらに袋サイズの変更時に前記の各縦シール装置と各横
    シール装置を前記カット装置を基準に袋サイズに対応す
    る各位置へ移動して位置固定する構成である製袋装置で
    あって、 連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行してボールねじ
    が回転不能に固定されるとともに該ボールねじに螺合す
    るボールナットが前記横シール装置に対応する数だけ螺
    合されかつ対応する各装置の連続密閉扁平筒の下側のフ
    レーム部分に枢支されていて、装置の稼動に先立って制
    御装置に袋サイズを入力すると、各ボールナットが対応
    する各装置の前記フレーム部分に備えた各サーボモータ
    により回転され対応する各縦シール装置と各横シール装
    置を初期入力の寸法値に対応する各位置へ移動する構成
    であり、 装置が稼動した後は、前記縦シール装置よりも上流側の
    所要位置に設置されたカットマークセンサ若しくはCCD
    カメラにより、包装フィルムに印刷されたカットマーク
    或いはデザインを検出することを介して、包装フィルム
    の走行方向の一袋分の寸法を検出するように構成されて
    いて、初期入力の寸法値とは異なる同一寸法を続けて複
    数回検出したら袋サイズに微小変更があったものとして
    この数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値と
    して初期入力値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間
    欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更するとともに各
    縦シール装置と各横シール装置を微小変更後の袋サイズ
    に対応する各位置へ移動し、以後同様に、カットマーク
    センサ若しくはCCDカメラにより包装フィルムの走行方
    向の一袋分の寸法変化を検出して、更新記憶している寸
    法とは異なる同一寸法を続けて複数回検出したら、さら
    に袋サイズに微小変更があったものとしてこの数値を包
    装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値として更新記憶
    している寸法値に変えて更新記憶しかつ各縦シール装置
    と各横シール装置を微小変更後の袋サイズに対応する各
    位置へ移動する構成であることを特徴とする,製袋装
    置。
  3. 【請求項3】原反ロールから繰り出す連続する一枚の包
    装フィルムをトンネル状に曲成して走行し、又は原反ロ
    ールから繰り出す連続する二枚の包装フィルムの重なり
    として走行し、走行中に又は間欠停止時に包装フィルム
    同士の端縁重なり部に縦シールを施して連続密閉扁平筒
    を形成する単数又は複数の縦シール装置を有し、及び、
    包装フィルムの間欠停止時に連続密閉扁平筒のカット予
    定線がシール幅中央となるように横シールを施すか又は
    連続密閉扁平筒のカット予定線に隣接して横シールを施
    す複数の横シール装置を有し、及び、前記横シール装置
    により施された横シール部分を冷却する単数又は複数の
    冷却装置を有し、及び、前記カット予定線をカットして
    所定形状の袋とするカット装置を有し、 前記横シール装置と前記冷却装置と前記カット装置が共
    通の上下運動伝達手段により横シール機能、冷却機能、
    カット機能を作動するように構成され、 さらに袋サイズの変更時に前記複数の横シール装置と前
    記冷却装置が前記カット装置を基準に袋サイズに対応す
    る各位置へ移動されて固定される構成である製袋装置で
    あって、 連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行してボールねじ
    が回転不能に固定されるとともに該ボールねじに螺合す
    るボールナットが前記横シール装置と前記冷却装置に対
    応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の連続密閉扁
    平筒の下側のフレーム部分に枢支されていて、装置の稼
    動に先立って制御装置に袋サイズを入力すると、各ボー
    ルナットが対応する各装置の前記フレーム部分に備えた
    各サーボモータにより回転され対応する横シール装置と
    冷却装置が初期入力の寸法値に対応する各位置へ移動す
    る構成であり、 装置が稼動した後は、前記横シール装置よりも上流側の
    所要位置に設置されたカットマークセンサ若しくはCCD
    カメラにより、包装フィルムに印刷されたカットマーク
    或いはデザインを検出することを介して、包装フィルム
    の走行方向の一袋分の寸法を検出するように構成されて
    いて、初期入力の寸法値とは異なる同一寸法を続けて複
    数回検出したら袋サイズに微小変更があったものとして
    この数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値と
    して初期入力値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間
    欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更するとともに横
    シール装置と冷却装置が微小変更後の袋サイズに対応す
    る各位置へ移動し、以後同様に、カットマークセンサ若
    しくはCCDカメラにより包装フィルムの走行方向の一袋
    分の寸法変化を検出して、更新記憶している寸法とは異
    なる同一寸法を続けて複数回検出したら、さらに袋サイ
    ズに微小変更があったものとしてこの数値を包装フィル
    ムの走行方向の一袋分の寸法値として更新記憶している
    寸法値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間欠送り寸
    法を更新記憶した寸法値に変更するとともに横シール装
    置と冷却装置を微小変更後の袋サイズに対応する各位置
    へ移動する構成であることを特徴とする,製袋装置。
  4. 【請求項4】原反ロールから繰り出す連続する一枚の包
    装フィルムをトンネル状に曲成して走行し、又は原反ロ
    ールから繰り出す連続する二枚の包装フィルムの重なり
    として走行し、走行中に又は間欠停止時に包装フィルム
    同士の端縁重なり部に縦シールを施して連続密閉扁平筒
    を形成する単数又は複数の縦シール装置を有し、及び、
    包装フィルムの間欠停止時に連続密閉扁平筒のカット予
    定線がシール幅中央となるように横シールを施すか又は
    連続密閉扁平筒のカット予定線に隣接して横シールを施
    す複数の横シール装置を有し、及び、前記カット予定線
    をカットして所定形状の袋とするカット装置を有し、 前記横シール装置と前記カット装置が共通の上下運動伝
    達手段により横シール機能、カット機能を作動するよう
    に構成され、 さらに袋サイズの変更時に前記各横シール装置が前記カ
    ット装置を基準に袋サイズに対応する各位置へ移動され
    て固定される構成である製袋装置であって、 連続密閉扁平筒の下側に走行方向に平行してボールねじ
    が回転不能に固定されるとともに該ボールねじに螺合す
    るボールナットが前記横シール装置と前記冷却装置に対
    応する数だけ螺合されかつ対応する各装置の連続密閉扁
    平筒の下側のフレーム部分に枢支されていて、装置の稼
    動に先立って制御装置に袋サイズを入力すると、各ボー
    ルナットが対応する各装置の前記フレーム部分に備えた
    各サーボモータにより回転され対応する横シール装置が
    初期入力の寸法値に対応する各位置へ移動する構成であ
    り、 装置が稼動した後は、前記横シール装置よりも上流側の
    所要位置に設置されたカットマークセンサ若しくはCCD
    カメラにより、包装フィルムに印刷されたカットマーク
    或いはデザインを検出することを介して、包装フィルム
    の走行方向の一袋分の寸法を検出するように構成されて
    いて、初期入力の寸法値とは異なる同一寸法を続けて複
    数回検出したら袋サイズに微小変更があったものとして
    この数値を包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法値と
    して初期入力値に変えて更新記憶しかつ袋フィルムの間
    欠送り寸法を更新記憶した寸法値に変更するとともに横
    シール装置が微小変更後の袋サイズに対応する各位置へ
    移動し、以後同様に、カットマークセンサ若しくはCCD
    カメラにより包装フィルムの走行方向の一袋分の寸法変
    化を検出して、更新記憶している寸法とは異なる同一寸
    法を続けて複数回検出したら、さらに袋サイズに微小変
    更があったものとしてこの数値を包装フィルムの走行方
    向の一袋分の寸法値として更新記憶している寸法値に変
    えて更新記憶しかつ袋フィルムの間欠送り寸法を更新記
    憶した寸法値に変更するとともに横シール装置が微小変
    更後の袋サイズに対応する各位置へ移動する構成である
    ことを特徴とする,製袋装置。
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