JP6125204B2 - 製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法及び装置 - Google Patents
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Description
この場合、前記下段受け台ユニットに対向している前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方の位置に引下げ吸引ブロワと引下げナイフを備えた引下げブロワ・ナイフユニットを配置しておき、前記昇降ローラ部によって引き下げられた前記旧包装材を、当該引下げ下端において前記引下げ吸引ブロワによって保持するとともに前記引下げナイフによって切断することができる。
前記下段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記上段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎする場合には、前記シーラ・ナイフユニットは前記上段受け台ユニットと対向しており、前記昇降ローラ部が前記シーラ・ナイフユニットと前記上段受け台ユニットの間で下降した前記下降位置を占めていることに対応して前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられている前記旧包装材と、前記上段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記上段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記上段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと;
また、前記上段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記下段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎする場合には、前記シーラ・ナイフユニットが前記下段受け台ユニットと対向しており、前記下段巻取りロールから引き出されている前記新包装材が前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている状態で、前記昇降ローラ部が少なくとも前記シーラ・ナイフユニットと前記下段受け台ユニットの間を通して下降した前記下降位置を占めていることに対応して、前記上段巻取りロールから引き出した前記旧包装材が引き下げられ、前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方の位置に配置されている引下げブロワ・ナイフユニットに備わる引下げ吸引ブロワによって前記旧包装材を引下げ下端において吸引保持するとともに、前記引下げブロワ・ナイフユニットに備わる引下げナイフによって前記旧包装材を前記引下げ下端において切断して包装機側に前記シーラ・ナイフユニットに沿い寄る状態に残されている前記旧包装材と、前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記下段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記下段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと;ができる。
これにより、上段受け台ユニットを使って、前記下段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記上段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎすることができ、また下段受け台ユニットを使って、前記上段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記下段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎすることができる。更に、引下げブロワ・ナイフユニットを用いることで、旧包装材の切断側を吸引保持することで、カールしやすい包装材であっても、切断端でのカール変形を抑制することができる。
また、当該旧包装材が切断された後、前記旧包装材を引き出していた前記巻取り軸を逆方向に回転させることで前記旧包装材を引き戻して回収することができる。
更に、前記巻取り軸にはサーボモータを直結して、前記巻取りロールをダイレクトドライブ方式で駆動し、巻取りロールからの包装材の繰り出しや引き戻しを高い精度で行うことができる。
また、受け台ユニットや昇降ローラ部、シーラ・ナイフユニット等の昇降・進退の動作をする機構については、紙継ぎされる新包装材の端部をクランプして引き回すというようなクランプ解除を繰り返すような大がかりな動作をするものではなく、エアシリンダのような、動作行程はどれも小さく確実に動作するものを組み合わせた構成とすることができるので、機構的に非常に簡素に構成することができ、製造コストを抑え且つメンテナンスも容易に行うことができる。そして、こうした安定した確実な動作をする機構を用いることで、包装材がカールし易い包装材でも、紙継ぎを阻害させるようなカールを生じさせることがない。
また、フィルムに弛みを作らないとともにフィルムの搬送経路に横方向の直線部を作らず、テンションを維持することができ、包装材に対して安定動作をして紙継ぎを行うことができる。昇降ローラが下降するときに、包装材をたぐり寄せて前記シーラ・ナイフユニット側に沿って配置させるので、シール面を安定的に作り出すことができる。
更に、巻取り軸に巻取りダイレクトドライブ方式を採用する場合には、フィルム搬送性能が高くなって精度の高い紙送りが可能であり、また、模様合わせについては巻取り駆動モータで巻き上げて、レジマーク探知でストップ方式を採用することができる。巻取り駆動モータを利用して、紙継ぎ後の余剰フィルムの巻き戻しを行うことも可能である。
図1は、この発明による自動紙継ぎ装置(オートスプライサ)を備えた縦型製袋充填包装機の一例を示す斜視図である。図18と同様、機械フレーム等の描画を省略して概略を示している。自動紙継ぎ装置は、現在使用中の巻取りロールFrb(又はFra)に対して、補充用の巻取りロールFra(又はFrb)を縦に配置することを可能にして、縦型製袋充填包装機の背面側に設置される自動紙継ぎ装置が占めるスペースを可及的に小さくしている。縦型製袋充填包装機それ自体については、図18〜図20に示す包装機と変わりはないので、ここでの再度の説明を省略する。
図14及び図15には、自動紙継ぎ装置40において、下段巻取りロールFrbから繰り出されて使用されている旧包装材Fwbに対して、上段巻取りロールFraから引き出されている新包装材Fwaを紙継ぎする動作が示されている。図14には、その紙継ぎ動作のうち、上段巻取りロールFraのセットからヒートシーラ・ナイフユニット部45による下段巻取りロールFrbからの包装材Fwbのナイフカットまでの動作(1)〜動作(4)が示されている。図15には、その後の上段巻取りロールFraからの包装材Fwaの紙継ぎから紙送りまでの動作(5)〜動作(7)が示されている。
3 紙送りベルト 4 縦シーラ
5 横シーラ 6 巻取りホルダ
7a〜7e ガイドローラ 8 フィルムテンション付与装置
9 ベルトユニット 10 ダンサローラユニット
11a,11b ダンサローラ 12a,12b ダンサローラ取付け板 13a,13b スライダ 14a,14b スライドシャフト
15 固定ローラ 16 連結板
17a 第一のベルトクランプ部材 18 歯付無端ベルト
19 ロータリーエンコーダ 20a,20b プーリ軸
21a,21b プーリ 22 機械フレームベース板
24,25 軸受 26 カップリング
27 エアシリンダ 28 ゴムローラ保持部材
29 ゴムローラ
30 サーボモータ 31 巻取り軸駆動指令信号
32 ダンサローラ位置信号 33 制御装置
40 自動紙継ぎ装置 41 上下段巻取り部
42a 上段ロールホルダ 42b 下段ロールホルダ
43 上下段シーラ受け台ユニット 44 昇降ローラ部
45 ヒートシーラ・ナイフユニット部
46 引下げブロワ・ナイフユニット部 47 マークセンサ部
48 ストッパローラ部 50 本体フレーム
51 上段巻取りフレーム 52 下段巻取りフレーム
53 上段巻取り軸 54 下段巻取り軸
53a,54a 一方の縮径軸端 53b,54b 他方の縮径他端
55,56 サーボモータ 57,58 巻取り軸支持板
60,61 巻取り軸保持・解放機構
71,72 連結構造 73,73 本体フレーム側連結部材
74 回動支軸 75,75 巻取りフレーム側連結部材 76,77 プーリ(スプロケット) 78 ベルト(チェーン)
81 上段受け台ユニット 82 下段受け台ユニット
83,83 上側受け台側板 84,84 下側受け台側板
85 水平支柱 86 受け台駆動エアシリンダ
87,87 ガイドロッド 88 フィルム押え受け台
89,89 ローラ取付け部材
90 前側ガイドローラ 91 後側ガイドローラ
92 フィルム押えエアシリンダ 93 フィルム押え板
94 滑り防止材 95 受け台取付けブロック
96 シーラ受け台 97 スタッド
98 フィルム端部固定台
102,102 摺動ブロック 103,103 連結板
104 昇降ナイフ受け台 104a 溝
105 昇降ローラ 106 ローラ軸
107,107 ピニオン・ラック機構 108,108 ピニオン
109,109 ラック 110 エアシリンダ機構
111,111 第1エアシリンダ取付け台 112 第1エアシリンダ
113 第2エアシリンダ取付け板 114 第2エアシリンダ
115 ローラ軸支持板
120,120 ステー 121,121 ガイドロッド
122 ユニット取付け台 123 ユニット駆動エアシリンダ
124 取付けブロック
125 上側ヒートシーラ 126 下側ヒートシーラ
127 ナイフ動作エアシリンダ 128 隙間
129 ナイフ 130 ステー
131 引下げ吸引ブロワ 132 上側引下げナイフ押え
133 下側引下げナイフ押え 134 ナイフ押え取付け板
135 隙間 136 引下げナイフ
140 ステー 141 引下げナイフ駆動エアシリンダ
142 受け台駆動エアシリンダ 143,143 取付けブロック
150,150 昇降用ねじ軸 151,151 軸受け
152,152 昇降ブロック 153,153;154,154 ガイドシャフト
155 サポートシャフト 156 横移動用ねじ軸
157 センサ取付けブロック 158 マークセンサ
159 センサ移動ハンドル 160 昇降駆動用モータ
161 歯車列 162 ウォーム・ウォーム歯車
163 駆動伝動軸
175,178 包装材の表面 176,177 包装材の裏面
Fw ウェブ状の包装材 Ft 筒状包装材
Fr 巻取りロール
Fra 上段巻取りロール Frb 下段巻取りロール
A 縦型製袋充填包装機 Bp 袋包装体 L 袋の長さ
Claims (18)
- 上下に固定配置されている上段巻取り軸と下段巻取り軸にそれぞれ上段巻取りロールと下段巻取りロールを装填している製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法において、
前記二つの巻取り軸の軸間高さ位置において、シーラとナイフとを備えているシーラ・ナイフユニットと、前記シーラ・ナイフユニットが包装材を溶着するときのシール受けを担う受け台ユニットとが対向しており、互いに対向した前記シーラ・ナイフユニットと前記受け台ユニットとの間で昇降可能な昇降ローラ部が下降位置を占めることに対応して使用中の一方の前記巻取りロールから引き出されている旧包装材が前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられているとともに、紙継ぎすべく待機中の他方の前記巻取りロールから引き出された新包装材が前記受け台ユニット側に沿って垂れ下げられていることで、前記旧包装材と前記新包装材とが対向状態に置かれているときに、前記昇降ローラ部を上昇させた後、前記受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記旧包装材と前記新包装材とを挟み込み、
前記シーラ・ナイフユニットの前記シーラによって前記新旧両包装材を溶着して紙継ぎをし、前記両包装材をナイフによってカットして前記旧包装材の切断又は紙継ぎで生じた余剰部分の切離しをすること
を特徴とする製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記下段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材であり、前記上段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材に紙継ぎされる前記新包装材であり、
前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えており、
前記シーラ・ナイフユニットは前記上段受け台ユニットと対向しており、
前記昇降ローラ部が前記シーラ・ナイフユニットと前記上段受け台ユニットの間で下降した前記下降位置を占めていることに対応して前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられている前記旧包装材と、前記上段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記上段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記上段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記上段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材であり、前記下段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材に紙継ぎされる前記新包装材であり、
前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えており、
前記シーラ・ナイフユニットが前記下段受け台ユニットと対向しており、前記下段巻取りロールから引き出されている前記新包装材が前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている状態で、
前記昇降ローラ部が少なくとも前記シーラ・ナイフユニットと前記下段受け台ユニットの間を通して下降した前記下降位置を占めていることに対応して、前記上段巻取りロールから引き出した前記旧包装材が引き下げられ、引き下げられた前記旧包装材を当該引下げ下端において切断して包装機側に前記シーラ・ナイフユニットに沿い寄る状態に残されている前記旧包装材と、前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記下段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記下段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記下段受け台ユニットに対向している前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方の位置に引下げ吸引ブロワと引下げナイフを備えた引下げブロワ・ナイフユニットが配置されており、
前記昇降ローラ部によって引き下げられた前記旧包装材を、当該引下げ下端において前記引下げ吸引ブロワによって保持するとともに前記引下げナイフによって切断すること
を特徴とする請求項3に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えており;
前記下段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記上段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎする場合には、
前記シーラ・ナイフユニットは前記上段受け台ユニットと対向しており、
前記昇降ローラ部が前記シーラ・ナイフユニットと前記上段受け台ユニットの間で下降した前記下降位置を占めていることに対応して前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられている前記旧包装材と、前記上段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記上段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記上段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと;
前記上段巻取りロールからの前記旧包装材に対して前記下段巻取りロールからの前記新包装材を紙継ぎする場合には、
前記シーラ・ナイフユニットが前記下段受け台ユニットと対向しており、前記下段巻取りロールから引き出されている前記新包装材が前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている状態で、
前記昇降ローラ部が少なくとも前記シーラ・ナイフユニットと前記下段受け台ユニットの間を通して下降した前記下降位置を占めていることに対応して、前記上段巻取りロールから引き出した前記旧包装材が引き下げられ、前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方の位置に配置されている引下げブロワ・ナイフユニットに備わる引下げ吸引ブロワによって前記旧包装材を引下げ下端において吸引保持するとともに、前記引下げブロワ・ナイフユニットに備わる引下げナイフによって前記旧包装材を前記引下げ下端において切断して包装機側に前記シーラ・ナイフユニットに沿い寄る状態に残されている前記旧包装材と、前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記下段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記下段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記新包装材は、前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットの内部を通って前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられ、
前記新包装材は、前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットの内部においてフィルム押えによって解放可能に押え固定されること
を特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - ワンウェイ・ストッパ機能付きのストッパローラで前記旧包装材を挟み込んで、前記包装材の戻り方向の移動のみを許容しておき、
前記旧包装材の模様位置を合わせるため、前記旧包装材を引き出している前記巻取り軸を逆方向に回転させて前記旧包装材を引き戻すこと
を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記旧包装材は、当該旧包装材が切断された後、前記旧包装材を引き出していた前記巻取り軸を逆方向に回転させることで引き戻して回収されること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 前記巻取り軸にはサーボモータを直結して、前記巻取りロールをダイレクトドライブ方式で駆動すること
を特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ方法。 - 上下に固定配置されている上段巻取り軸と下段巻取り軸にそれぞれ上段巻取りロールと下段巻取りロールを装填している製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置において、
前記二つの巻取り軸の軸間高さ位置に配置されており、使用中の一方の前記巻取りロールから引き出されている旧包装材と紙継ぎすべき待機中の他方の前記巻取りロールから引き出された新包装材とを溶着するシーラと、溶着された前記両包装材をカットするナイフとを備えているシーラ・ナイフユニット、
前記シーラ・ナイフユニットに対向し且つ当該シーラ・ナイフユニットに向かって進退可能に配置されており、前記シーラ・ナイフユニットの前記シーラが紙継ぎ時に包装材を溶着するときの受けを担う受け台ユニット、及び
前記受け台ユニットが後退している状態で、前記シーラ・ナイフユニットと前記受け台ユニットとの間で昇降可能であり、下降位置を占めていることに対応して、前記受け台ユニットに垂れ下げられている前記新包装材と対向状態に置かれている前記旧包装材を前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せ状態とする昇降ローラ部
を備えており、
前記シーラ・ナイフユニットの前記シーラによって前記新旧両包装材を溶着して紙継ぎをし、前記両包装材をナイフによってカットして前記旧包装材の切断又は紙継ぎで生じた余剰部分の切離しをすることにより、前記旧包装材に対して前記新包装材を紙継ぎすること
を特徴とする製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記下段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材であり、前記上段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材に紙継ぎされる前記新包装材であり、
前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えており、
前記シーラ・ナイフユニットは前記上段受け台ユニットと対向しており、
前記昇降ローラ部が前記シーラ・ナイフユニットと前記上段受け台ユニットの間で下降した前記下降位置を占めていることに対応して前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられている前記旧包装材と、前記上段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記上段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記上段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項10に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記上段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材であり、前記下段巻取りロールから引き出される包装材が前記旧包装材に紙継ぎされる前記新包装材であり、
前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えており、
前記シーラ・ナイフユニットが前記下段受け台ユニットと対向しており、前記下段巻取りロールから引き出されている前記新包装材が前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている状態で、
前記昇降ローラ部が少なくとも前記シーラ・ナイフユニットと前記下段受け台ユニットの間を通して下降した前記下降位置を占めていることに対応して、前記上段巻取りロールから引き出した前記旧包装材が引き下げられ、引き下げられた前記旧包装材を当該引下げ下端において切断して包装機側に前記シーラ・ナイフユニットに沿い寄る状態に残されている前記旧包装材と、前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記下段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記下段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項10に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記下段受け台ユニットに対向している前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方位置に配置されており引下げ吸引ブロワと引下げナイフを有する引下げブロワ・ナイフユニットを備えており、
前記昇降ローラ部によって引き下げられた前記旧包装材を、当該引下げ下端において前記引下げ吸引ブロワによって保持するとともに前記引下げナイフによって切断すること
を特徴とする請求項12に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記受け台ユニットは上段受け台ユニットと下段受け台ユニットとを備えるとともに、 前記下段受け台ユニットに対向している前記シーラ・ナイフユニットが占める位置の更に下方位置に引下げ吸引ブロワと引下げナイフを備える引下げブロワ・ナイフユニットが配置されており;
前記下段巻取りロールからの前記包装材を前記旧包装材とし、前記上段巻取りロールからの前記包装材を前記旧包装材に紙継ぎする前記新包装材とする場合には、
前記シーラ・ナイフユニットは前記上段受け台ユニットと対向しており、
前記昇降ローラ部が前記シーラ・ナイフユニットと前記上段受け台ユニットの間で下降した前記下降位置を占めていることに対応して前記シーラ・ナイフユニット側に沿い寄せられている前記旧包装材と、前記上段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記上段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記上段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと;
前記上段巻取りロールからの前記旧包装材を前記旧方材とし、前記下段巻取りロールからの前記包装材を前記旧包装材に紙継ぎする前記新包装材とする場合には、
前記シーラ・ナイフユニットが前記下段受け台ユニットと対向しており、前記下段巻取りロールから引き出されている前記新包装材が前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている状態で、
前記昇降ローラ部が少なくとも前記シーラ・ナイフユニットと前記下段受け台ユニットの間を通して下降した前記下降位置を占めていることに対応して、前記上段巻取りロールから引き出した前記旧包装材が引き下げられ、前記引下げブロワ・ナイフユニットに備わる前記引下げ吸引ブロワによって前記旧包装材を引下げ下端において吸引保持するとともに、前記引下げブロワ・ナイフユニットに備わる前記引下げナイフによって前記旧包装材を前記引下げ下端において切断して包装機側に前記シーラ・ナイフユニットに沿い寄る状態に残されている前記旧包装材と、前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられている前記新包装材とが前記対向状態に置かれており、
前記新旧両包装材の当該対向状態で、前記昇降ローラ部を前記下段受け台ユニットよりも上方に上昇させた後、前記下段受け台ユニットを前記シーラ・ナイフユニットに向かって前進させて前記新旧両包装材を挟み込むこと
を特徴とする請求項10に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記新包装材は、前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットの内部を通って前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットの前側に沿って垂れ下げられ、
前記上段受け台ユニット又は前記下段受け台ユニットには、その内部を通る前記新包装材を解放可能に押え固定するフィルム押えを備えていること
を特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記旧包装材を挟み込んで、前記包装材の戻り方向の移動のみを許容するワンウェイ・ストッパ機能付きのストッパローラを備えており、
前記旧包装材の模様位置を合わせるため、前記旧包装材を引き出している前記巻取り軸を逆方向に回転させて前記旧包装材を引き戻すこと
を特徴とする請求項10〜15のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記旧包装材を切断した後、前記旧包装材を引き出していた前記巻取り軸を逆方向に回転させて前記旧包装材を引き戻して回収すること
を特徴とする請求項10〜16のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。 - 前記巻取りロールをダイレクトドライブ方式で駆動するため、前記巻取り軸に直結して配設されているサーボモータを備えていること
を特徴とする請求項10〜17のいずれか一項に記載の製袋充填包装機における自動紙継ぎ装置。
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