JP2003033936A - 建材の製造方法 - Google Patents
建材の製造方法Info
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ツヤ消し加工を施すにあたって塗装工程を必
ずしも必要とせず、かつ、長期間に亘って一定の外観を
維持することができる、繊維強化プラスチックからなる
建材の製造方法を提供する。 【解決手段】 補強繊維材と樹脂成分からなる成形材料
を型成形することにより繊維強化プラスチックからなる
建材を製造する建材の製造方法に関する。型成形時に建
材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を施す。
ずしも必要とせず、かつ、長期間に亘って一定の外観を
維持することができる、繊維強化プラスチックからなる
建材の製造方法を提供する。 【解決手段】 補強繊維材と樹脂成分からなる成形材料
を型成形することにより繊維強化プラスチックからなる
建材を製造する建材の製造方法に関する。型成形時に建
材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化プラスチ
ックからなる瓦材や外装材等の建材の製造方法に関する
ものである。
ックからなる瓦材や外装材等の建材の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】繊維強化プラスチック(FRP)からな
る建材、特に瓦材等の外装関連商品のツヤ消し化粧仕上
げは、一般的にその質感により、高級グレードとして位
置づけられている。
る建材、特に瓦材等の外装関連商品のツヤ消し化粧仕上
げは、一般的にその質感により、高級グレードとして位
置づけられている。
【0003】従来、このような建材のツヤ消し化粧加工
の手法としては、ガラスビーズ、タルク、酸化チタン等
の無機系フィラーや樹脂ビーズ等のツヤ消し化材を添加
した塗料(ツヤ消し塗料)を用い、この塗料を表面に塗
布することにより行われていた。
の手法としては、ガラスビーズ、タルク、酸化チタン等
の無機系フィラーや樹脂ビーズ等のツヤ消し化材を添加
した塗料(ツヤ消し塗料)を用い、この塗料を表面に塗
布することにより行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような塗
装によるツヤ消し化粧仕上げでは、建材の製造工程中に
塗装工程が必要とされるものであり、工程数が増大して
製造に手間がかかってしまい、また塗装を特に必要とし
ない建材にまでツヤ消し塗料を塗布しなければならなか
った。
装によるツヤ消し化粧仕上げでは、建材の製造工程中に
塗装工程が必要とされるものであり、工程数が増大して
製造に手間がかかってしまい、また塗装を特に必要とし
ない建材にまでツヤ消し塗料を塗布しなければならなか
った。
【0005】また、建材に塗装を施す場合であっても、
ツヤ消し塗料はツヤ消し化材の選定によっては耐候性が
低下してしまうものであり、また塗装によって一定のツ
ヤ消しされた外観が現出されても、紫外線の照射等の影
響により外観が著しく変化してしまうものであった。
ツヤ消し塗料はツヤ消し化材の選定によっては耐候性が
低下してしまうものであり、また塗装によって一定のツ
ヤ消しされた外観が現出されても、紫外線の照射等の影
響により外観が著しく変化してしまうものであった。
【0006】この紫外線の照射等による外観の変化は、
紫外線の照射による樹脂や塗料の劣化によって、樹脂や
塗料そのものは変色していなくても、光沢低下による光
の散乱効果により、大きく変色してしまったように見え
ることによって生じるものである。
紫外線の照射による樹脂や塗料の劣化によって、樹脂や
塗料そのものは変色していなくても、光沢低下による光
の散乱効果により、大きく変色してしまったように見え
ることによって生じるものである。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ツヤ消し加工を施すにあたって塗装工程を必ずし
も必要とせず、かつ、長期間に亘って一定の外観を維持
することができる、繊維強化プラスチックからなる建材
の製造方法を提供することを目的とするものである。
あり、ツヤ消し加工を施すにあたって塗装工程を必ずし
も必要とせず、かつ、長期間に亘って一定の外観を維持
することができる、繊維強化プラスチックからなる建材
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
建材の製造方法は、補強繊維材と樹脂成分とからなる成
形材料を型成形することにより繊維強化プラスチックか
らなる建材を製造する建材の製造方法において、型成形
時に建材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を
施すことを特徴とするものである。
建材の製造方法は、補強繊維材と樹脂成分とからなる成
形材料を型成形することにより繊維強化プラスチックか
らなる建材を製造する建材の製造方法において、型成形
時に建材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を
施すことを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、内面に凹凸加工が施された成形型を用いることを特
徴とするものである。
て、内面に凹凸加工が施された成形型を用いることを特
徴とするものである。
【0010】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、成形型の内面に高低差が1〜100μmの凹凸
を形成することを特徴とするものである。
おいて、成形型の内面に高低差が1〜100μmの凹凸
を形成することを特徴とするものである。
【0011】また請求項4の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおいて、成形型の内面にショットブラスト又
はバフ研磨により凹凸加工を施すことを特徴とするもの
である。
いずれかにおいて、成形型の内面にショットブラスト又
はバフ研磨により凹凸加工を施すことを特徴とするもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0013】本発明では、瓦材や外装材等の建材の樹脂
成形に用いる成形型に、内面に凹凸加工を施すことによ
り、形成される建材に凹凸を転写して粗面化し、ツヤ消
し加工が施されるようにする。
成形に用いる成形型に、内面に凹凸加工を施すことによ
り、形成される建材に凹凸を転写して粗面化し、ツヤ消
し加工が施されるようにする。
【0014】このように内面に凹凸加工が施された成形
型にて成形される建材は、外面が粗面化されて、型成形
と同時にツヤ消し仕上げがなされ、高級感ある外観を有
する建材を少ない工数で容易に形成することができるも
のである。また、ガラスビーズ、タルク、酸化チタン等
の無機系フィラーや樹脂ビーズ等といったツヤ消し化材
を含む塗料によるツヤ消し仕上げを必要としないため、
ツヤ消し化材を混入することによる塗料の耐候性の低下
等の問題が発生することがないものである。
型にて成形される建材は、外面が粗面化されて、型成形
と同時にツヤ消し仕上げがなされ、高級感ある外観を有
する建材を少ない工数で容易に形成することができるも
のである。また、ガラスビーズ、タルク、酸化チタン等
の無機系フィラーや樹脂ビーズ等といったツヤ消し化材
を含む塗料によるツヤ消し仕上げを必要としないため、
ツヤ消し化材を混入することによる塗料の耐候性の低下
等の問題が発生することがないものである。
【0015】また、このような表面の粗面化によるツヤ
消し仕上げがなされた建材は、紫外線の照射等による表
面の樹脂の劣化が生じても光沢値の変化が小さくなり、
このため、屋外に配置されている場合の外観の変化の度
合いが小さくなり、耐候性が更に向上する。例えば、本
発明により得られる建材の表面の光沢値を、表面粗化に
よるツヤ消し仕上げが為されない場合に紫外線による樹
脂が劣化した際の表面の光沢値と同程度となるように、
成形型の内面の凹凸の度合いを調整すると、紫外線が照
射されても表面の光沢値の変化が非常に小さくなり、耐
候性が著しく向上するものである。
消し仕上げがなされた建材は、紫外線の照射等による表
面の樹脂の劣化が生じても光沢値の変化が小さくなり、
このため、屋外に配置されている場合の外観の変化の度
合いが小さくなり、耐候性が更に向上する。例えば、本
発明により得られる建材の表面の光沢値を、表面粗化に
よるツヤ消し仕上げが為されない場合に紫外線による樹
脂が劣化した際の表面の光沢値と同程度となるように、
成形型の内面の凹凸の度合いを調整すると、紫外線が照
射されても表面の光沢値の変化が非常に小さくなり、耐
候性が著しく向上するものである。
【0016】成形型の内面における凹凸加工の程度は特
に制限されないが、好ましくは凹凸の高低差を1〜10
0μmの範囲として、形成される建材の表面粗さが1〜
100μmとなるようにするものであり、表面粗さを1
μm以上とすることで成形品である建材の水濡れ時にお
ける表面の水膜の形成を抑制して滑り抵抗値の低下を防
止し、特に瓦材を形成する場合には、瓦材の敷設作業中
における作業者の滑落を防止することができる。また表
面粗さを100μm以下となるようにすることで建材表
面に大気中の汚れが付着しにくくなって外観の悪化を更
に防止することができるものである。
に制限されないが、好ましくは凹凸の高低差を1〜10
0μmの範囲として、形成される建材の表面粗さが1〜
100μmとなるようにするものであり、表面粗さを1
μm以上とすることで成形品である建材の水濡れ時にお
ける表面の水膜の形成を抑制して滑り抵抗値の低下を防
止し、特に瓦材を形成する場合には、瓦材の敷設作業中
における作業者の滑落を防止することができる。また表
面粗さを100μm以下となるようにすることで建材表
面に大気中の汚れが付着しにくくなって外観の悪化を更
に防止することができるものである。
【0017】この成形型の材質は特に制限されず、成形
法に応じて金型や木型等の適宜の材質のものを用いるこ
とができる。また成形型の内面の凹凸形成方法は特に制
限されないが、ショットブラスト又はバフ研磨によって
凹凸加工を施せば、成形型の内面に微細な凹凸を形成す
ることができ、得られる建材の表面に微細な粗面が形成
されることとなって、良好な外観を有する建材を得るこ
とができる。
法に応じて金型や木型等の適宜の材質のものを用いるこ
とができる。また成形型の内面の凹凸形成方法は特に制
限されないが、ショットブラスト又はバフ研磨によって
凹凸加工を施せば、成形型の内面に微細な凹凸を形成す
ることができ、得られる建材の表面に微細な粗面が形成
されることとなって、良好な外観を有する建材を得るこ
とができる。
【0018】一方、成形材料としては、補強繊維材と樹
脂成分とからなるものが用いられる。
脂成分とからなるものが用いられる。
【0019】樹脂成分としては、樹脂成形に用いられる
適宜のものを用いることができ、その組成は特に制限さ
れるものではないが、例えば樹脂成分として不飽和ポリ
エステル樹脂、熱硬化性ウレタンアクリレート等を含有
するものを用いることができる。またこの樹脂成分に
は、炭酸カルシウム等の充填材や、その他の適宜の添加
剤を配合することができる。
適宜のものを用いることができ、その組成は特に制限さ
れるものではないが、例えば樹脂成分として不飽和ポリ
エステル樹脂、熱硬化性ウレタンアクリレート等を含有
するものを用いることができる。またこの樹脂成分に
は、炭酸カルシウム等の充填材や、その他の適宜の添加
剤を配合することができる。
【0020】また補強繊維材としては、樹脂成形体を強
化するものであれば適宜のものを用いることができ、例
えばガラス繊維等を用いることができる。
化するものであれば適宜のものを用いることができ、例
えばガラス繊維等を用いることができる。
【0021】このような樹脂成分と補強繊維材との組み
合わせからなる成形材料を用いて樹脂製瓦材等の建材を
成形するにあたっては、適宜の型成形法を適用すること
ができるが、例えばハンドレイアップ成形、SMC(シ
ート・モールディング・コンパウンド)成形、IMC
(イン・モールド・コーティング)成形等を適用するこ
とができる。
合わせからなる成形材料を用いて樹脂製瓦材等の建材を
成形するにあたっては、適宜の型成形法を適用すること
ができるが、例えばハンドレイアップ成形、SMC(シ
ート・モールディング・コンパウンド)成形、IMC
(イン・モールド・コーティング)成形等を適用するこ
とができる。
【0022】ハンドレイアップ成形による建材の成形方
法の具体例を示すと、内面に上記のような凹凸加工が施
された木型内の表面に表面化粧用の不飽和ポリエステル
ゲルコートを厚み300〜500μmの範囲となるよう
に吹き付け、更に型内にガラスクロス(ガラスロービン
クロス)と不飽和ポリエステル樹脂を積層し、常温で半
日から1日間保持することにより硬化させるものであ
る。
法の具体例を示すと、内面に上記のような凹凸加工が施
された木型内の表面に表面化粧用の不飽和ポリエステル
ゲルコートを厚み300〜500μmの範囲となるよう
に吹き付け、更に型内にガラスクロス(ガラスロービン
クロス)と不飽和ポリエステル樹脂を積層し、常温で半
日から1日間保持することにより硬化させるものであ
る。
【0023】また、SMC成形による建材の成形方法の
具体例を示すと、まず、ガラス繊維等の補強繊維材に樹
脂成分、充填材等を含浸させて半硬化状態とすることに
よりSMC(シート・モールディング・コンパウンド)
を調製する。このとき、樹脂成分としては、不飽和ポリ
エステル樹脂等を、補強繊維材としてはカットガラス繊
維等のガラス繊維を、充填材としては炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム等を、それぞれ用いることができ、
このとき、樹脂成分100重量部に対して充填材を10
0〜200重量部配合したスラリーを用いることができ
る。また、SMC内における補強繊維材の含有量は20
〜30重量%の範囲とすることが好ましい。
具体例を示すと、まず、ガラス繊維等の補強繊維材に樹
脂成分、充填材等を含浸させて半硬化状態とすることに
よりSMC(シート・モールディング・コンパウンド)
を調製する。このとき、樹脂成分としては、不飽和ポリ
エステル樹脂等を、補強繊維材としてはカットガラス繊
維等のガラス繊維を、充填材としては炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム等を、それぞれ用いることができ、
このとき、樹脂成分100重量部に対して充填材を10
0〜200重量部配合したスラリーを用いることができ
る。また、SMC内における補強繊維材の含有量は20
〜30重量%の範囲とすることが好ましい。
【0024】そして次に、このSMCを、内面に上記の
ような凹凸加工が施された金型内に充填し、型温度12
0〜160℃、成形圧力1.96〜19.6MPa(2
0〜200kgf/cm2)の範囲で、2〜10分間、
型締め加熱加圧成形するものである。
ような凹凸加工が施された金型内に充填し、型温度12
0〜160℃、成形圧力1.96〜19.6MPa(2
0〜200kgf/cm2)の範囲で、2〜10分間、
型締め加熱加圧成形するものである。
【0025】また、IMCによる建材の成形方法の具体
例を示すと、上記のようなSMC成形による型締め加熱
加圧成形の途中において、注入機を用いて金型と金型内
のSMC成形材料との間に表面化粧材を注入し、再び型
締めすることにより、SMC成形の成形品の表面に化粧
層を形成するものである。このとき成形材料としては上
記のSMC成形におけるものと同様のものを用いること
ができる。また、表面化粧材としては、熱硬化ウレタン
樹脂、熱硬化アクリル樹脂、熱硬化エポキシ樹脂、熱硬
化シリコン樹脂、熱硬化ウレタンアクリレート等の、適
宜の樹脂を用いることができる。
例を示すと、上記のようなSMC成形による型締め加熱
加圧成形の途中において、注入機を用いて金型と金型内
のSMC成形材料との間に表面化粧材を注入し、再び型
締めすることにより、SMC成形の成形品の表面に化粧
層を形成するものである。このとき成形材料としては上
記のSMC成形におけるものと同様のものを用いること
ができる。また、表面化粧材としては、熱硬化ウレタン
樹脂、熱硬化アクリル樹脂、熱硬化エポキシ樹脂、熱硬
化シリコン樹脂、熱硬化ウレタンアクリレート等の、適
宜の樹脂を用いることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。
【0027】(実施例1)金型には、ショットブラスト
により、表面粗さ1〜15μmの凹凸を形成した。
により、表面粗さ1〜15μmの凹凸を形成した。
【0028】成形材料としては、不飽和ポリエステルと
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で2分間保持し
た後、表面化粧材として熱硬化ウレタンアクリレートを
注入し、再び型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で2分間保持し
た後、表面化粧材として熱硬化ウレタンアクリレートを
注入し、再び型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
【0029】(実施例2)金型にショットブラストによ
り、表面粗さ3〜25μmの凹凸を形成した。これ以外
は実施例1と同様にして、縦300mm、横300m
m、厚み2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形
成した。
り、表面粗さ3〜25μmの凹凸を形成した。これ以外
は実施例1と同様にして、縦300mm、横300m
m、厚み2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形
成した。
【0030】(実施例3)金型にショットブラストによ
り、表面粗さ10〜100μmの凹凸を形成した。これ
以外は実施例1と同様にして、縦300mm、横300
mm、厚み2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を
形成した。
り、表面粗さ10〜100μmの凹凸を形成した。これ
以外は実施例1と同様にして、縦300mm、横300
mm、厚み2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を
形成した。
【0031】(実施例4)金型にショットブラストによ
り、表面粗さ3〜25μmの凹凸を形成した。
り、表面粗さ3〜25μmの凹凸を形成した。
【0032】成形材料としては、不飽和ポリエステルと
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
【0033】(実施例5)金型にバフ研磨により、表面
粗さ10〜80μmの凹凸を形成した。これ以外は実施
例1と同様にして、縦300mm、横300mm、厚み
2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
粗さ10〜80μmの凹凸を形成した。これ以外は実施
例1と同様にして、縦300mm、横300mm、厚み
2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
【0034】(実施例6)木型にバフ研磨を施して表面
粗さ10〜80μmの凹凸を形成した。
粗さ10〜80μmの凹凸を形成した。
【0035】この木型の内面に不飽和ポリエステルゲル
コートを厚み300〜500μmの範囲で吹き付けた
後、木型内に不飽和ポリエステル樹脂とガラスマットと
を積層し、常温で1日間保持することにより、縦300
mm、横300mm、厚み4.0mmの寸法の成形品
(樹脂製瓦材)を形成した。
コートを厚み300〜500μmの範囲で吹き付けた
後、木型内に不飽和ポリエステル樹脂とガラスマットと
を積層し、常温で1日間保持することにより、縦300
mm、横300mm、厚み4.0mmの寸法の成形品
(樹脂製瓦材)を形成した。
【0036】(比較例1)内面を鏡面に仕上げた金型を
用いた。
用いた。
【0037】成形材料としては、不飽和ポリエステルと
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で2分間保持し
た後、表面化粧材として熱硬化ウレタンアクリレートを
注入し、再び型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で2分間保持し
た後、表面化粧材として熱硬化ウレタンアクリレートを
注入し、再び型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持す
ることにより、縦300mm、横300mm、厚み2.
5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
【0038】(比較例2)内面を鏡面に仕上げた金型を
用いた。
用いた。
【0039】成形材料としては、不飽和ポリエステルと
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持し
た。
ガラス繊維とからなるSMC(不飽和ポリエステルSM
C)を用い、この不飽和ポリエステルSMCを上記金型
内に充填し、型締めして金型温度150℃、プレス圧力
3.92MPa(40kgf/cm2)で4分間保持し
た。
【0040】これにより得られた成形品の表面に、ガラ
スビーズを20重量%含有するツヤ消し塗料(ウレタン
塗料)を塗布し、縦300mm、横300mm、厚み
2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
スビーズを20重量%含有するツヤ消し塗料(ウレタン
塗料)を塗布し、縦300mm、横300mm、厚み
2.5mmの寸法の成形品(樹脂製瓦材)を形成した。
【0041】(評価試験)
・耐候性試験(外観変化)
各実施例及び比較例の樹脂製瓦材の表面光沢値を、光沢
計(ミノルタ株式会社製、品番「GM−268」:入射
角60°)により測定した。
計(ミノルタ株式会社製、品番「GM−268」:入射
角60°)により測定した。
【0042】次いで、この樹脂製瓦材を岩崎電気株式会
社製のアイ・スーパーUVテスターSUV−W23を用
いて、温度63℃、湿度50%R.H.の雰囲気下で、
紫外線を100mV/cm2の条件で6時間照射した
後、続いて15秒間散水し、次いで、温度30℃、湿度
99%R.H.の雰囲気下に2時間曝露した後、更に1
5秒間散水した。そして、この一連の処理を1サイクル
とする処理動作を130サイクル繰り返し行った後、樹
脂製瓦材に対して上記と同様の手法により、表面光沢を
測定した。
社製のアイ・スーパーUVテスターSUV−W23を用
いて、温度63℃、湿度50%R.H.の雰囲気下で、
紫外線を100mV/cm2の条件で6時間照射した
後、続いて15秒間散水し、次いで、温度30℃、湿度
99%R.H.の雰囲気下に2時間曝露した後、更に1
5秒間散水した。そして、この一連の処理を1サイクル
とする処理動作を130サイクル繰り返し行った後、樹
脂製瓦材に対して上記と同様の手法により、表面光沢を
測定した。
【0043】また、この処理前後の表面光沢の値に基づ
いて、下記評価基準により、外観変化度を測定した。 ○:光沢値変化5未満(外観変化が目立たない) △:光沢値変化5以上40未満(外観変化がやや目立
つ) ×:光沢値変化40以上(外観変化が著しい) ・滑落防止性評価 各樹脂製瓦材の表面の滑り抵抗値を、ASTM−E30
0に準拠して測定した。また、滑落防止性の評価を、下
記評価基準により行った。 ○:滑り抵抗値60以上(滑らない) △:滑り抵抗値45以上60未満(滑りにくい) ×:滑り抵抗値45未満(滑りやすい) 以上の結果を表1に示す。
いて、下記評価基準により、外観変化度を測定した。 ○:光沢値変化5未満(外観変化が目立たない) △:光沢値変化5以上40未満(外観変化がやや目立
つ) ×:光沢値変化40以上(外観変化が著しい) ・滑落防止性評価 各樹脂製瓦材の表面の滑り抵抗値を、ASTM−E30
0に準拠して測定した。また、滑落防止性の評価を、下
記評価基準により行った。 ○:滑り抵抗値60以上(滑らない) △:滑り抵抗値45以上60未満(滑りにくい) ×:滑り抵抗値45未満(滑りやすい) 以上の結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】実施例1〜6では、成形型の内面に凹凸加
工を施すことにより、成形時にツヤ消し加工を施してい
るために、耐候性試験時における光沢の変化が少ないも
のであるのに対して、比較例1では成形型の内面が鏡面
であることから、成形品の表面も鏡面に形成されるもの
であり、耐候性試験においては樹脂の劣化による光沢値
の低下が著しくなり、耐候性が低いものである。
工を施すことにより、成形時にツヤ消し加工を施してい
るために、耐候性試験時における光沢の変化が少ないも
のであるのに対して、比較例1では成形型の内面が鏡面
であることから、成形品の表面も鏡面に形成されるもの
であり、耐候性試験においては樹脂の劣化による光沢値
の低下が著しくなり、耐候性が低いものである。
【0046】また比較例2では、成形品表面にガラスビ
ーズ入りの塗料によってツヤ消し塗装を行っているが、
塗装によるツヤ消し加工では塗布時に塗膜面の平滑化
(セルフレベリング)が生じ、またガラスビーズの添加
量にも限界があることから、表面光沢の低減には限界が
生じて、初期の表面光沢が10と大きくなり、耐候性試
験によって更に光沢が低下して、外観の変化が発生して
しまうものであった。
ーズ入りの塗料によってツヤ消し塗装を行っているが、
塗装によるツヤ消し加工では塗布時に塗膜面の平滑化
(セルフレベリング)が生じ、またガラスビーズの添加
量にも限界があることから、表面光沢の低減には限界が
生じて、初期の表面光沢が10と大きくなり、耐候性試
験によって更に光沢が低下して、外観の変化が発生して
しまうものであった。
【0047】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る建
材の製造方法は、補強繊維材と樹脂成分からなる成形材
料を型成形することにより繊維強化プラスチックからな
る建材を製造する建材の製造方法において、型成形時に
建材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を施す
ため、ツヤ消し加工により建材に高級感のある外観を付
与することができ、またツヤ消し塗料の塗布によらず建
材にツヤ消し加工を施すことができて、製造工程におい
て塗装工程を不要とすることができ、しかも紫外線照射
等による光沢の変化を抑制して、長期に亘り一定の外観
を維持することができるものである。
材の製造方法は、補強繊維材と樹脂成分からなる成形材
料を型成形することにより繊維強化プラスチックからな
る建材を製造する建材の製造方法において、型成形時に
建材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を施す
ため、ツヤ消し加工により建材に高級感のある外観を付
与することができ、またツヤ消し塗料の塗布によらず建
材にツヤ消し加工を施すことができて、製造工程におい
て塗装工程を不要とすることができ、しかも紫外線照射
等による光沢の変化を抑制して、長期に亘り一定の外観
を維持することができるものである。
【0048】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、内面に凹凸加工が施された成形型を用いるため、型
成形時に建材の表面に成形型の凹凸が転写されて、型成
形と同時に粗面化加工が施されることとなり、粗面化加
工を容易に行うと共に製造工程における工数を更に低減
することができるものである。
て、内面に凹凸加工が施された成形型を用いるため、型
成形時に建材の表面に成形型の凹凸が転写されて、型成
形と同時に粗面化加工が施されることとなり、粗面化加
工を容易に行うと共に製造工程における工数を更に低減
することができるものである。
【0049】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、成形型の内面に高低差が1〜100μmの凹凸
を形成するため、建材の水濡れ時における表面の水膜の
形成を抑制して滑り抵抗値の低下を防止し、特に瓦材を
形成する場合には、瓦材の敷設作業中における作業者の
滑落を防止することができるものであり、また建材表面
に大気中の汚れが付着しにくくなって外観の悪化を更に
防止することができるものである。
おいて、成形型の内面に高低差が1〜100μmの凹凸
を形成するため、建材の水濡れ時における表面の水膜の
形成を抑制して滑り抵抗値の低下を防止し、特に瓦材を
形成する場合には、瓦材の敷設作業中における作業者の
滑落を防止することができるものであり、また建材表面
に大気中の汚れが付着しにくくなって外観の悪化を更に
防止することができるものである。
【0050】また請求項4の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおいて、成形型の内面にショットブラスト又
はバフ研磨により凹凸加工を施すため、成形型の内面に
微細な凹凸を形成することができ、型成形時に建材の表
面に微細な粗面を形成することができて、建材の外観を
更に向上することができるものである。
いずれかにおいて、成形型の内面にショットブラスト又
はバフ研磨により凹凸加工を施すため、成形型の内面に
微細な凹凸を形成することができ、型成形時に建材の表
面に微細な粗面を形成することができて、建材の外観を
更に向上することができるものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B29K 105:12 B29K 105:12
B29L 31:10 B29L 31:10
(72)発明者 福冨 和正
大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株
式会社内
Fターム(参考) 2E162 CD05
4F202 AB25 AF01 AF15 AG26 AH47
AR13 CA09 CB01 CD23 CK11
4F204 AA41 AA43 AD04 AD16 AF07
FA01 FB01 FF01 FN01 FQ15
Claims (4)
- 【請求項1】 補強繊維材と樹脂成分からなる成形材料
を型成形することにより繊維強化プラスチックからなる
建材を製造する建材の製造方法において、型成形時に建
材の表面を粗面化することによりツヤ消し加工を施すこ
とを特徴とする建材の製造方法。 - 【請求項2】 内面に凹凸加工が施された成形型を用い
ることを特徴とする請求項1に記載の建材の製造方法。 - 【請求項3】 成形型の内面に高低差が1〜100μm
の凹凸を形成することを特徴とする請求項1又は2に記
載の建材の製造方法。 - 【請求項4】 成形型の内面にショットブラスト又はバ
フ研磨により凹凸加工を施すことを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載の建材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001222212A JP2003033936A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001222212A JP2003033936A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 建材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003033936A true JP2003033936A (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=19055732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001222212A Pending JP2003033936A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 建材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003033936A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012077675A1 (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-14 | シャープ株式会社 | 偏光板およびその製造方法、偏光板を備えた液晶パネルおよびこれを備えた液晶表示装置、電子機器 |
KR101198942B1 (ko) * | 2010-07-20 | 2012-11-07 | 주식회사 이지테크 | 마감용 판재 |
JP2020114634A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | Smc成形品の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61219607A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Toshiba Corp | プラスチツク用金型 |
JPH0667017U (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-20 | 日立化成工業株式会社 | Frp成形用型 |
JPH09141664A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 成形用金型 |
-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001222212A patent/JP2003033936A/ja active Pending
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Legal Events
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