JP2003033414A - 超音波美容器 - Google Patents

超音波美容器

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JP2003033414A JP2001225555A JP2001225555A JP2003033414A JP 2003033414 A JP2003033414 A JP 2003033414A JP 2001225555 A JP2001225555 A JP 2001225555A JP 2001225555 A JP2001225555 A JP 2001225555A JP 2003033414 A JP2003033414 A JP 2003033414A
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正之 林
Masato Nunomura
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秀明 安倍
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーンの構造を厳格に制約することなく寄生
振動を抑制する。 【解決手段】 ホーン2に、超音波の伝播を規制する材
質からなる規制部24が超音波振動子1の外径の外側に
配設されているため、伝播方向を表わすベクトルが超音
波振動子1の外径方向の成分を有する無効成分52は、
規制部24によって伝播が規制され(超音波振動が減衰
し)、寄生振動の発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動子が取
り付けられてなる振動部を顔等の肌に接触させることに
より肌に超音波刺激を付与するようにした超音波美容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プローブの先端部に配設されたホ
ーンに超音波振動子が接合されてなる振動部を、顔等の
肌に接触させることにより肌に超音波振動(超音波刺
激)を付与するようにした超音波美容器が用いられてい
る。図16は、従来の超音波美容器の構成図である。
(a)は、全体構成図であり、(b)は、後述のプロー
ブ3の拡大構成図であり、(b)は、後述の振動部10
の拡大構成図である。超音波美容器は、超音波を発生さ
せる超音波振動子1と、放射面22を肌に接触させると
共に接合面21で超音波振動子1に接合されたホーン2
とからなる振動部10と振動部10を固定すると共に利
用者によって把持されるハウジング31とを備えたプロ
ーブ3と、超音波振動子1をリード線32及び電極11
を介して駆動する駆動部4とを備えている。ホーン2の
放射面22から放射される超音波が、超音波伝達用媒体
15を介して肌20に伝播することによって、肌20に
超音波振動(超音波刺激)が付与される。
【0003】超音波振動子1は、圧電セラミックス等か
らなり、ホーン2は、アルミニウム等からなる。ホーン
2は、アルミニウム等の金属の棒材の切削加工またはア
ルミニウム等の金属の板材の絞り加工によって、超音波
を肌20に伝播する略円筒形の平板状の部材23と、平
板状の部材23の周縁に環状の直立壁29とから構成さ
れるいわゆるキャップ状の形状に加工され、外側面にク
ロムメッキが施されて製作されている。また、ホーン2
の平板状の部材23の厚みTH2は、超音波振動子1の
超音波振動を効率的に伝播させるために、平板状の部材
23中を伝播する超音波の半波長の整数倍に設定されて
いる。(c)の左側には、縦波である超音波を、便宜上
横波として図示しており、ここでは、ホーン2の平板状
の部材23の厚みTH2が平板状の部材23中を伝播す
る超音波の半波長の2倍である場合を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図17は、図16に示
すように構成された超音波美容器のホーン2の内部を伝
播する超音波振動の伝播方向と振幅とを示す概念図であ
る。(a)は上面図であり、(b)は断面図である。図
17(b)のホーン2内を伝播する超音波振動の振幅を
矢印の大きさで表わし、超音波振動の伝播方向を矢印の
向きで表わしている。超音波振動子1からホーン2の接
合面21に付与された超音波振動は、ホーン2の放射面
22に向かって図中の真下方向に伝播する有効成分51
と、伝播方向を表わすベクトルが超音波振動子1の外径
方向の成分を有する無効成分52(寄生振動という)と
を有している。有効成分51は、ホーン2の放射面22
から放射され、肌20に伝播することによって、肌20
に超音波振動(超音波刺激)が付与される。一方、無効
成分52の大半は、放射面22から放射されることはな
く、肌20に伝播しない。従って、この無効成分52
(寄生振動)を有することが、超音波の伝播効率の低下
要因となっていた。
【0005】この無効成分52(寄生振動)は、ホーン
2の構造(特に、直立壁29の厚み及び平板状の部材2
3と直立壁29との接合部の形状)を厳格に制約するこ
と、すなわち緻密な構造設計を行うと共に加工精度を向
上することによって、低減することが可能である。しか
し、ホーン2の緻密な構造設計を行うと共に加工精度を
向上するためには、ホーン2を製造する際の加工時間及
び加工コスト等が増大するという問題がある。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、ホーンの構造を厳格に制約することなく寄生振動
を抑制することの可能な超音波美容器を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の超音波
美容器は、肌に超音波刺激を付与する超音波美容器であ
って、超音波を発生させる所定の厚みを有する超音波振
動子と、接合面で前記超音波振動子に接合され、放射面
から超音波を肌に付与するホーンとからなる振動部を備
えたプローブと、前記超音波振動子を駆動する駆動手段
とを備え、前記ホーンは、前記超音波振動子の外径の外
側に配設されると共に外径方向成分を有する超音波の伝
播を規制する規制部を備えることを特徴としている。
【0008】上記の構成によれば、超音波振動子の外径
の外側に配設された規制部によって、外径方向成分を有
する超音波の伝播が規制されるため、ホーンの構造を厳
格に制約することなく規制部によって寄生振動が抑制さ
れる。
【0009】請求項2に記載の超音波美容器は、前記規
制部が、超音波の伝播を規制する特性を有する材質から
なることを特徴としている。上記の構成によれば、規制
部が、超音波の伝播を規制する特性(例えば、超音波を
吸収する特性及び超音波を反射する特性)を有する材質
からなるため、規制部によって、外径方向成分を有する
超音波の伝播が規制される。
【0010】請求項3に記載の超音波美容器は、前記超
音波振動子の厚みが、前記超音波振動子中を伝播する超
音波の半波長の略整数倍であって、且つ、前記ホーンの
厚みが、前記ホーン中を伝播する超音波の半波長の略整
数倍であることを特徴としている。
【0011】上記の構成によれば、超音波振動子の厚み
が、超音波振動子中を伝播する超音波の半波長の略整数
倍であるため、超音波振動子中に超音波の定在波が形成
され、ホーンの厚みが、ホーン中を伝播する超音波の半
波長の略整数倍であるため、ホーン中に超音波の定在波
が形成される。従って、超音波の伝播効率が向上され
る。
【0012】請求項4に記載の超音波美容器は、前記駆
動手段が、前記超音波振動子と前記ホーンとを厚み方向
に縦振動させる周波数で駆動することを特徴としてい
る。上記の構成によれば、駆動手段によって、超音波振
動子とホーンとが厚み方向に縦振動される周波数で駆動
されるため、超音波振動子とホーンとが厚み方向に縦振
動され、超音波の伝播効率が向上される。
【0013】請求項5に記載の超音波美容器は、前記ホ
ーンが、接合面及び放射面を備える平板状の部材からな
ることを特徴としている。上記の構成によれば、ホーン
が、接合面及び放射面を備える平板状の部材からなるた
め、ホーンの製造が容易となる。
【0014】請求項6に記載の超音波美容器は、前記ホ
ーンが、接合面及び放射面を備える平板状の部材と、そ
の周縁に設けられた環状の立直壁とからなることを特徴
としている。上記の構成によれば、ホーンが、平板状の
部材の周縁に環状の立直壁を有するため、ホーンを肌に
押圧するために利用者によって把持されるハウジング
に、この立直壁を用いて、ホーンの平板状の部材の超音
波振動を抑制することなくホーンを固定することができ
る。
【0015】請求項7に記載の超音波美容器は、前記規
制部が、前記ホーンの少なくとも1箇所に凹部が穿設さ
れた薄厚部であることを特徴としている。上記の構成に
よれば、規制部が、平板状の部材の少なくとも1箇所に
凹部が穿設された薄厚部であるため、薄厚部の厚みが薄
い。そのため、薄厚部の共振周波数が高く、超音波振動
子からの超音波振動の伝播が薄厚部によって規制され
る。更に、この薄厚部の厚みを、平板状の部材中を伝播
する超音波の1/4波長の略整数倍を除く厚みとするこ
とによって、高調波の超音波振動の伝播も規制される。
【0016】請求項8に記載の超音波美容器は、前記凹
部が、その先端が略半球面形状を有していることを特徴
としている。上記の構成によれば、凹部は、その先端が
略半球面形状を有しているため、薄厚部では厚みが一定
の部分が存在せず、定在波を形成することがない。従っ
て、薄厚部によって全ての周波数の超音波振動の伝播が
規制される。
【0017】請求項9に記載の超音波美容器は、前記凹
部が、前記ホーンの材質と異なる音響インピーダンスを
有する材質からなる媒体が充填されていることを特徴と
している。上記の構成によれば、凹部は、ホーンの材質
と異なる音響インピーダンスを有する材質からなる媒体
が充填されているため、薄厚部において超音波振動子か
らの超音波振動の伝播が規制される。更に、超音波振動
を伝播する可能性のある異物の凹部への侵入を防止する
ことができる。
【0018】請求項10に記載の超音波美容器は、前記
規制部が、接合面上に形成された凸部からなる肉厚部で
あることを特徴としている。上記の構成によれば、規制
部が、接合面上に形成された凸部からなる肉厚部である
ため、この肉厚部の厚みが厚い。そのため、肉厚部の共
振周波数が低く、超音波振動子からの超音波振動の伝播
が肉厚部によって規制される。更に、肉厚部の厚みを、
平板状の部材中を伝播する超音波の1/4波長の略整数
倍を除く厚みとすることによって、高調波の超音波振動
の伝播も規制される。
【0019】請求項11に記載の超音波美容器は、前記
凸部が、その先端が略半球面形状を有していることを特
徴としている。上記の構成によれば、凸部は、その先端
が略半球面形状を有しているため、肉厚部の厚みが一定
の部分が存在せず、定在波を形成することがない。従っ
て、全ての周波数の超音波振動の伝播が規制される。
【0020】請求項12に記載の超音波美容器は、前記
ホーンが、接合面及び放射面を備える平板状の部材と、
その周縁に設けられた環状の立直壁とからなり、前記凸
部が、前記立直壁と一体化して形成されていることを特
徴としている。上記の構成によれば、ホーンが、平板状
の部材の周縁に環状の立直壁を有するため、ホーンを肌
に押圧するために利用者によって把持されるハウジング
に、この立直壁を用いて、ホーンの平板状の部材の超音
波振動を抑制することなくホーンを固定することができ
る。更に、凸部が、立直壁と一体化して形成されている
ため、ホーンの製作が容易となる。
【0021】請求項13に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子の振動中心の位置と、前記ホーンの中心の
位置とが略一致していることを特徴としている。上記の
構成によれば、超音波振動子の振動中心の位置と、ホー
ンの中心の位置とが略一致しているため、ホーンの中心
が振幅最大の位置となる。一方、超音波美容器を使用す
る際には、ホーンの中心が肌に接触するようにして使用
する。従って、超音波美容器を使用する際に、肌に接触
するホーンの中心が振幅最大の位置となるため、肌に効
率的に超音波刺激を付与することができる。
【0022】請求項14に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子の中心の位置と前記ホーンの中心の位置と
が略一致しており、前記超音波振動子が、厚み方向の対
向面に前記駆動手段からの駆動電力をリード線を介して
この超音波振動子に供給するための電極を備え、一方の
電極は、他方の電極形成面の外周を経由した折り返し部
を有する折り返し電極であることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、超音波振動子が、厚
み方向の対向面に駆動手段からの駆動電力をリード線を
介してこの超音波振動子に供給するための電極を備え、
一方の電極は、他方の電極形成面の外周を経由した折り
返し部を有する折り返し電極であるため、超音波振動子
の中心の位置と振動中心の位置とが略一致する。さら
に、超音波振動子の中心の位置とホーンの中心の位置と
が略一致しているため、超音波振動子の振動中心の位置
とホーンの中心の位置とが略一致する。従って、請求項
13に記載した発明と同様に、肌に効率的に超音波刺激
を付与することができる。
【0024】請求項15に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子が、前記電極と前記リード線との接続部が
当該超音波振動子の外周部近傍にあることを特徴として
いる。上記の構成によれば、電極と前記リード線との接
続部が超音波振動子の外周部近傍にあるため、この接続
部の位置での振幅が小さい。そのため、この接続部が外
れる等の損傷を防止できる。
【0025】請求項16に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子が、厚み方向の対向面に前記駆動手段から
の駆動電力をリード線を介して当該超音波振動子に供給
するための電極を備え、前記電極と前記リード線との接
続部が、前記凹部の外径方向の内側に連続して形成され
た電極取付凹部の内部に位置していることを特徴として
いる。
【0026】上記の構成によれば、電極とリード線との
接続部が、凹部の外径方向の内側に連続して形成された
電極取付凹部の内部に位置しているため、電極を折り返
し電極とする必要が無い。一方、電極が折り返し電極で
ある場合は、折り返し部での超音波振動が発生しない。
そのため、折り返し電極を使用する場合と比較して、超
音波振動子の有効振動面積を大きくすることができる。
【0027】請求項17に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子の前記接合面と反対側の面に、前記超音波
振動子を固定支持する支持部材を備えることを特徴とし
ている。上記の構成によれば、超音波振動子の接合面と
反対側の面に、超音波振動子を固定支持する支持部材を
備えるため、超音波振動子の支持部材側の振動は抑制さ
れる。そのため、超音波振動子の振動がホーン側に集中
して伝播され、振動効率が向上する。
【0028】請求項18に記載の超音波美容器は、前記
超音波振動子が、厚み方向の対向面に前記駆動手段から
の駆動電力をリード線を介してこの超音波振動子に供給
するための電極を備え、一方の電極が、他方の電極形成
面の外周を経由した折り返し部を有する折り返し電極で
あって、前記電極と前記リード線との接続部が、前記凹
部の外径方向の内側に連続して形成された電極取付凹部
の内部に位置していることを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、超音波振動子に供給
するための電極は、一方の電極が、他方の電極形成面の
外周を経由した折り返し部を有する折り返し電極であっ
て、電極とリード線との接続部が、凹部の外径方向の内
側に連続して形成された電極取付凹部の内部に位置して
いるため、この接続部が超音波振動子の接合面側に配設
され、振動部の厚みを薄くすることができる。そのた
め、超音波美容器の小型化が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1実施形態:請求項2、5に
記載の超音波美容器の実施形態の一例)本発明の第1実
施形態に係る超音波美容器の構成は、ホーン2を除き、
図16に示す従来の構成と同様である。図16に示すよ
うに、超音波美容器は、超音波を発生させる超音波振動
子1と、接合面21が超音波振動子1に接合され、放射
面22を肌20に接触させるホーン2とからなる振動部
10を備えたプローブ3と、超音波振動子1を駆動する
駆動部4とを備えている。プローブ3の内部に駆動部4
を配設する形態でもよい。超音波振動子1は、例えば圧
電セラミックスからなり、ホーン2は、例えばアルミニ
ウムからなる。なお、ここでは、ホーン2は、平板状の
部材からなっている。
【0031】図1は、本発明の第1実施形態に係る超音
波美容器のホーン2の構造とホーン2の内部を伝播する
超音波振動の伝播方向及び振幅とを示す概念図である。
(a)は上面図であり、(b)は断面図である。図1
(b)のホーン2内を伝播する超音波振動の振幅を矢印
の大きさで表わし、超音波振動の伝播方向を矢印の向き
で表わしている。ホーン2は、超音波振動子1からの超
音波を肌に伝播する平板状の部材23からなっており、
超音波振動子1の外径の外側に配設されると共に外径方
向成分を有する超音波の伝播を規制する規制部24が設
けられている。規制部24は、超音波の伝播を規制する
特性を有する材質(例えば、プラスチック)から構成さ
れている。
【0032】図1(b)中の矢印で示すように、超音波
振動子1からの超音波振動は、ホーン2(平板状の部材
23)の接合面21からホーン2(平板状の部材23)
の内部を伝播して、放射面22から肌20に放射される
有効成分51のみを有し、伝播方向を表わすベクトルが
超音波振動子1の外径方向の成分を有する無効成分52
(寄生振動という)は、規制部24によって伝播を規制
される(超音波振動が減衰する)規制部24の外側に伝
播しない。すなわち、寄生振動が防止される。
【0033】図2は、図17に示す従来の振動部10の
インピーダンス特性と、図1に示す本発明のホーン2を
有する振動部10のインピーダンス特性とを示す図であ
る。横軸は、周波数であり、縦軸は、インピーダンスで
ある。(a)は、従来の振動部10のインピーダンス特
性であり、(b)は本発明の振動部10のインピーダン
ス特性である。(a)に示す従来の振動部10のインピ
ーダンス特性は、上述のようにホーン2の内部に寄生振
動が発生するため、インピーダンスが最小値となる共振
点91及びインピーダンスが最大値となる反共振点93
に加えて、インピーダンスが極小値となるサブ共振点9
2を有している。このサブ共振点92を有するために、
駆動部4が自励式発振回路からなる場合には、共振点9
1に加えてこのサブ共振点92で発振することがある。
そのために、ホーン2から肌20の伝播される超音波振
動が安定しない場合がある。これに対して、(b)に示
す本発明の振動部10のインピーダンス特性は、上述の
ようにホーン2の内部に寄生振動が発生しないため、イ
ンピーダンスが極小値となるサブ共振点92を有してい
ない。このサブ共振点92を有していないために、駆動
部4が自励式発振回路からなる場合にも、共振点91で
安定的に発振する。そのために、ホーン2から肌20の
伝播される超音波振動が不安定となることは無い。
【0034】このようにして、ホーン2に、超音波の伝
播を規制する材質からなる規制部24が超音波振動子1
の外径の外側に配設されているため、寄生振動の発生が
防止される。その結果、超音波の伝播効率が向上される
と共に、駆動部4が自励式発振回路からなる場合にも、
ホーン2から肌20の伝播される超音波振動が不安定と
なることは無い。また、ホーン2が平板状の部材からな
るため、製造が容易となる。
【0035】なお、本実施形態では、規制部24が超音
波振動子1の外側の全周に配設されている場合について
説明したが、超音波振動子1の外周の一部に配設されて
いる形態でもよい。また、本実施形態では、規制部24
の厚みが、ホーン2(平板状の部材23)の厚みと略一
致する場合について説明したが、一致しない形態でもよ
い。
【0036】(第2実施形態:請求項3に記載の超音波
美容器の実施形態の一例)本発明の第2実施形態に係る
超音波美容器の構成は、第1実施形態の構成と同様であ
る。図3は、本発明の第2実施形態に係る超音波美容器
のホーン2の構造とホーン2の内部を伝播する超音波振
動の伝播方向及び振幅とを示す概念図である。(a)は
上面図であり、(b)は断面図である。なお(b)の左
側には、振動部10中を伝播する超音波(定在波)の状
態を、便宜上横波として図示している。超音波振動子1
の厚みTH1は、超音波振動子1の内部を伝播する超音
波の半波長の略整数倍(ここでは1倍)に設定されてお
り、且つ、ホーン2(平板状の部材23)の厚みTH2
は、ホーン2(平板状の部材23)の内部を伝播する超
音波の半波長の略整数倍(ここでは2倍)に設定されて
いる。
【0037】超音波振動子1の厚みTH1が、超音波振
動子1の内部を伝播する超音波の半波長の略整数倍(こ
こでは1倍)であるため、超音波振動子1の内部に超音
波の定在波が形成され、ホーン2の厚みTH2が、ホー
ン2(平板状の部材23)の内部を伝播する超音波の半
波長の略整数倍(ここでは2倍)であるため、ホーン2
(平板状の部材23)の内部に超音波の定在波が形成さ
れる。従って、超音波の伝播効率が向上する。
【0038】(第3実施形態:請求項4に記載の超音波
美容器の実施形態の一例)本発明の第3実施形態に係る
超音波美容器の構成は、第1実施形態の構成と同様であ
る。ただし、駆動手段4の駆動周波数は、超音波振動子
1とホーン2とを厚み方向に縦振動させる周波数である
ものとする。図4は、本発明の第3実施形態に係る超音
波美容器の振動部10の機械的振動の説明図である。
(a)は、振動の方向の説明図であり、(b)は、振動
部が機械的に厚み方向に縮んだ状態の概念図であり、
(c)は、振動部が機械的に厚み方向に伸びた状態の概
念図である。駆動手段4の駆動周波数が、超音波振動子
1とホーン2とを厚み方向に縦振動させる周波数である
ため、(a)に示すように、超音波振動子1とホーン2
とは縦振動(厚み方向の振動)をする。つまり、(b)
に示すような、超音波振動子1とホーン2とが厚み方向
に縮んだ状態と、(c)に示すような、超音波振動子1
とホーン2とが厚み方向に伸びた状態とを周期的に繰り
返す。
【0039】このようにして、超音波振動子1とホーン
2とが縦振動(厚み方向の振動)をするため、振動子1
からホーン2への超音波の伝播効率が向上する。
【0040】(第4実施形態:請求項6に記載の超音波
美容器の実施形態の一例)本発明の第4実施形態に係る
超音波美容器の構成は、ホーン2の形状を除き、第3実
施形態と同様である。図5は、本発明の第4実施形態に
係る超音波美容器のホーン2の構成図である。のホーン
2は、超音波を肌20に伝播する略円筒形の平板状の部
材23と、平板状の部材23の周縁に環状の直立壁29
とから構成され、いわゆるキャップ状の形状をしてい
る。
【0041】直立壁29を有するため、ホーン2を肌2
0に押圧するために利用者によって把持されるハウジン
グ31(図16参照)に、この立直壁29を用いて、ホ
ーン2の平板状の部材23の超音波振動を抑制すること
なくホーン2を固定することができる。
【0042】(第5実施形態:請求項7に記載の超音波
美容器の実施形態の一例)本発明の第5実施形態に係る
超音波美容器の構成は、ホーン2を除き、第4実施形態
と同様である。図6は、本発明の第5実施形態に係る超
音波美容器のホーン2の構造とホーン2の内部を伝播す
る超音波振動の伝播方向及び振幅とを示す概念図であ
る。(a)は上面図であり、(b)は断面図である。図
6(b)のホーン2内を伝播する超音波振動の振幅を矢
印の大きさで表わし、超音波振動の伝播方向を矢印の向
きで表わしている。ホーン2は、超音波振動子1からの
超音波を肌に伝播する平板状の部材23からなり、平板
状の部材23には、超音波振動子1の外径の外側の少な
くとも1箇所に凹部25(規制部に相当する)が穿設さ
れている。この凹部25の位置の平板状の部材23(薄
厚部に相当する)の厚みが薄いため、共振周波数が高
く、超音波振動子1からの超音波振動の伝播が規制され
る。更に、この凹部25の位置の平板状の部材23(薄
厚部に相当する)の厚みTH3を、平板状の部材23中
を伝播する超音波の1/4波長の略整数倍を除く厚みと
することによって、高調波の超音波振動の伝播も規制さ
れる。
【0043】従って、図6(b)中の矢印で示すよう
に、超音波振動子1からの超音波振動は、平板状の部材
23の接合面21からホーン2の平板状の部材23を伝
播して、放射面22から肌20に放射される有効成分5
1のみを有し、伝播方向を表わすベクトルが超音波振動
子1の外径方向の成分を有する無効成分(寄生振動とい
う)は、凹部25の位置の平板状の部材23(薄厚部に
相当する)によって伝播を規制される(超音波振動が減
衰する)ため伝播しない。すなわち、寄生振動が防止さ
れる。
【0044】なお、超音波振動子1からの超音波振動の
内、伝播方向を表わすベクトルが超音波振動子1の外径
方向の成分を有する無効成分(寄生振動という)が、凹
部25の位置の平板状の部材23(薄厚部に相当する)
によって伝播が規制されるのと同様にして、凹部25の
位置の平板状の部材23(薄厚部に相当する)より径方
向に外側のホーン2(平板状の部材23)に外部から振
動が付与された場合には、超音波振動子1にこの振動が
伝播することはない。従って、この外部から振動が超音
波振動子1に伝播して、超音波振動子1に電圧が発生し
駆動回路4(図16参照)等に損傷を与えることを防止
することができる。
【0045】(第6実施形態:請求項8、9に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第6実施形態に
係る超音波美容器の構成は、ホーン2(平板状の部材2
3)の凹部25の形状を除き、第5実施形態と同様であ
る。図7は、本発明の第6実施形態に係るホーン2の凹
部25の断面図である。(a)は、凹部25の先端(下
端)251が略半球面形状を有している場合である。こ
の場合には、凹部25の位置における平板状の部材23
(薄厚部に相当する)の厚みが一定の部分が存在しない
ため、定在波を形成することがない。従って、凹部25
の位置における平板状の部材23(薄厚部に相当する)
によって全ての周波数の超音波振動の伝播が規制され
る。また、凹部25が平板状の部材23の複数箇所に穿
設されている場合には、(a)の下図に示すように、凹
部25の深さが場所によって異なる形態(薄厚部の厚み
が場所によって異なる形態)でもよい。
【0046】(b)は、凹部25の先端(下端)251
が略半球面形状を有すると共に他方の先端(上端)25
2が先拡がり形状である場合である。(c)は、凹部2
5にホーン2(平板状の部材23)の材質(ここでは、
アルミニウム)と異なる音響インピーダンスを有する材
質(例えば、シリコーンゴム)からなる媒体253が充
填されている場合である。この場合には、超音波振動を
伝播する可能性のある異物の凹部25への侵入を防止す
ることができる。
【0047】(第7実施形態:請求項10に記載の超音
波美容器の実施形態の一例)本発明の第7実施形態に係
る超音波美容器の構成は、ホーン2を除き、第4実施形
態と同様である。図8は、本発明の第7実施形態に係る
超音波美容器のホーン2の構造とホーン2の内部を伝播
する超音波振動の伝播方向及び振幅とを示す概念図であ
る。(a)は上面図であり、(b)は断面図である。図
8(b)のホーン2内を伝播する超音波振動の振幅を矢
印の大きさで表わし、超音波振動の伝播方向を矢印の向
きで表わしている。ホーン2は、超音波振動子1からの
超音波を肌に伝播する平板状の部材23からなり、平板
状の部材23には、超音波振動子1の外径の外側の少な
くとも1箇所に凸部26(規制部に相当する)が形成さ
れている。この凸部26の位置の平板状の部材23(肉
厚部に相当する)の厚みが厚いため、共振周波数が低
く、超音波振動子1からの超音波振動の伝播が規制され
る。更に、この凸部26の位置の平板状の部材23(肉
厚部)の厚みTH4を、平板状の部材23中を伝播する
超音波の1/4波長の略整数倍を除く厚みとすることに
よって、高調波の超音波振動の伝播も規制される。
【0048】従って、図8(b)中の矢印で示すよう
に、超音波振動子1からの超音波振動は、平板状の部材
23の接合面21からホーン2の平板状の部材23を伝
播して、放射面22から肌20に放射される有効成分5
1のみを有し、伝播方向を表わすベクトルが超音波振動
子1の外径方向の成分を有する無効成分(寄生振動とい
う)は、凸部26の位置の平板状の部材23(肉厚部)
によって伝播を規制される(超音波振動が減衰する)た
め伝播しない。すなわち、寄生振動が防止される。
【0049】なお、超音波振動子1からの超音波振動の
内、伝播方向を表わすベクトルが超音波振動子1の外径
方向の成分を有する無効成分(寄生振動という)が、凸
部26の位置の平板状の部材23(肉厚部)よって伝播
が規制されるのと同様にして、凸部26の位置の平板状
の部材23(肉厚部)より径方向に外側のホーン2(平
板状の部材23)に外部から振動が付与された場合に
は、超音波振動子1にこの振動が伝播することはない。
従って、この外部から振動が超音波振動子1に伝播し
て、超音波振動子1に電圧が発生し駆動回路4(図16
参照)等に損傷を与えることを防止することができる。
【0050】(第8実施形態:請求項11、12に記載
の超音波美容器の実施形態の一例)本発明の第8実施形
態に係る超音波美容器の構成は、ホーン2(平板状の部
材23)の凸部26の形状を除き、第7実施形態と同様
である。図9は、本発明の第8実施形態に係るホーン2
の凸部26の断面図である。(a)は、凸部26の先端
(上端)261が略半球面形状を有している場合であ
る。この場合には、凸部26の位置における平板状の部
材23(肉厚部)の厚みが一定の部分が存在しないた
め、定在波を形成することがない。従って、凸部26の
位置における平板状の部材23によって全ての周波数の
超音波振動の伝播が規制される。また、凸部26が平板
状の部材23の複数箇所に設けられている場合には、
(a)の下図に示すように、凸部26の高さ(肉厚部の
厚み)が場所によって異なる形態でもよい。
【0051】(b)は、凸部26の先端(上端)261
が略半球面形状を有すると共に他方の先端(下端)26
2が先拡がり形状である場合である。(c)は、凸部2
6がホーン2の立直壁29と一体化して形成されている
場合である。この場合には、凸部26が、立直壁29と
一体化して形成されているため、凸部26と立直壁29
とを有するホーン2の製作が容易となる。
【0052】(第9実施形態:請求項13に記載の超音
波美容器の実施形態の一例)本発明の第9実施形態に係
る超音波美容器の構成は、超音波振動子1の電極形状を
除き、第7実施形態と同様である。ただし、第9実施形
態においては、超音波振動子1の振動中心とホーン2の
中心とが一致するように、超音波振動子1とホーン2と
が接合されている。図10は、本発明の第9実施形態に
係る超音波美容器の超音波振動子1の電極の形状と、超
音波振動子1とホーン2との接合位置を示す概念図であ
る。(a)は上面図であり、(b)は断面図である。
【0053】超音波振動子1の電極は、折り返し電極で
ある下側電極111と平板状の電極である上側電極11
2とから構成されている。下側電極111の折り返し部
においては、超音波振動子1は振動しないため、超音波
振動子1の振動中心1SCは、超音波振動子の中心1C
からは偏芯している。また、超音波振動子1の振動中心
1SCとホーン2の中心2Cとが一致しているためホー
ン2の中心2Cが振幅最大の位置となる。一方、超音波
美容器を使用する際には、ホーン2の中心2Cが肌20
(図16参照)に接触するようにして使用する。従っ
て、超音波美容器を使用する際に、肌20に接触するホ
ーン2の中心2Cが振幅最大の位置となるため、肌20
に効率的に超音波刺激を付与することができる。
【0054】(第10実施形態:請求項14に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第10実施形態
に係る超音波美容器の構成は、超音波振動子1の電極形
状を除き、第7実施形態と同様である。ただし、第10
実施形態においては、超音波振動子1の中心とホーン2
の中心とが一致するように、超音波振動子1とホーン2
とが接合されている。図11は、本発明の第10実施形
態に係る超音波美容器の超音波振動子1の電極の形状
と、超音波振動子1とホーン2との接合位置を示す概念
図である。(a)は上面図であり、(b)は断面図であ
る。
【0055】超音波振動子1の厚み方向の対向面に形成
された電極は、平板状の電極である上側電極114と上
側電極114の電極形成面の外周を経由した折り返し部
を有する折り返し電極である下側電極113とから構成
されている。下側電極113の折り返し部においては、
超音波振動子1は振動しないが、下側電極113は超音
波振動子1の中心軸について対称な形状であるため、超
音波振動子1の振動中心1SCは、超音波振動子1の中
心1Cと一致している。また、超音波振動子1の中心1
Cとホーン2の中心2Cとが一致しているため、ホーン
2の中心2Cが振幅最大の位置となる。一方、超音波美
容器を使用する際には、ホーン2の中心2Cが肌20
(図16参照)に接触するようにして使用する。従っ
て、超音波美容器を使用する際に、肌20に接触するホ
ーン2の中心2Cが振幅最大の位置となるため、肌20
に効率的に超音波刺激を付与することができる。
【0056】(第11実施形態:請求項15に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第11実施形態
に係る超音波美容器の構成は、超音波振動子1の電極の
形状を除き、第7実施形態と同様である。図12は、本
発明の第11実施形態に係る超音波美容器の超音波振動
子1の電極の形状と、電極とリード線との接続位置を示
す概念図である。(a)は上面図であり、(b)は断面
図である。
【0057】超音波振動子1の厚み方向の対向面に形成
された電極は、平板状の電極である上側電極116と上
側電極116の電極形成面の外周を経由した折り返し部
を有する折り返し電極である下側電極115とから構成
されている。リード線32は、接続部321において下
側電極115と接続され、接続部322において上側電
極116と接続されている。電極115、116とリー
ド線32との接続部321、322が超音波振動子1の
外周部近傍にあるため、この接続部321、322の位
置での超音波振動の振幅が小さい。そのため、この接続
部321、322が外れる等の損傷を防止できる。
【0058】(第12実施形態:請求項16に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第12実施形態
に係る超音波美容器の構成は、超音波振動子1の電極の
形状を除き、第5実施形態と同様である。図13は、本
発明の第12実施形態に係る超音波美容器の超音波振動
子1の電極の形状と、電極とリード線との接続位置を示
す概念図である。(a)は上面図であり、(b)は断面
図である。
【0059】超音波振動子1の厚み方向の対向面に形成
された電極は、平板状の2つの電極である下側電極11
7と上側電極118とから構成されている。リード線3
2は、接続部323において下側電極117と接続さ
れ、接続部324において上側電極116と接続されて
いる。接続部323は、ホーン2(平板状の部材23)
に形成された凹部25の外径方向の内側に連続して形成
された電極取付凹部251の内部に設けられているた
め、下側電極117を折り返し電極とする必要がない。
一方、電極が折り返し電極である場合(図10〜12参
照)は、折り返し部での超音波振動が発生しない。その
ため、本実施形態のように平板状の電極(下側電極11
7と上側電極118)を使用する場合には、折り返し電
極を使用する場合と比較して、超音波振動子の有効振動
面積を大きくすることができる。そのため、超音波の振
動効率が向上される。
【0060】(第13実施形態:請求項17に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第13実施形態
に係る超音波美容器の構成は、振動部10に後述するの
支持部材が設けられている点を除き、第9実施形態と同
様である。図14は、本発明の第13実施形態に係る超
音波美容器の振動部10の構成を示す概念図である。
(a)は上面図であり、(b)は断面図である。
【0061】振動部10は、超音波を発生させる超音波
振動子1と、放射面22を肌20(図16参照)に接触
させると共に接合面21が超音波振動子1に接合された
ホーン2と、超音波振動子1の接合面21と反対側の面
に接合され超音波振動子1を固定支持する支持部材6と
から構成されている。超音波振動子1の支持部材6側の
振動は、支持部材6によって抑制される。そのため、超
音波振動子1の振動がホーン2側に集中して伝播され、
振動効率が向上される。
【0062】(第14実施形態:請求項18に記載の超
音波美容器の実施形態の一例)本発明の第14実施形態
に係る超音波美容器の構成は、超音波振動子1の電極形
状を除き、第12実施形態と同様である。図15は、本
発明の第14実施形態に係る超音波美容器の超音波振動
子1の電極の形状と、電極とリード線との接続位置を示
す概念図である。(a)は上面図であり、(b)は断面
図である。
【0063】超音波振動子1の厚み方向の対向面に配設
された電極は、平板状の電極である下側電極123と下
側電極123の形成面の外周を経由した折り返し部を有
する折り返し電極である上側電極124とから構成され
ている。リード線32は、接続部325において下側電
極123と接続され、接続部326において上側電極1
24と接続されている。接続部325、326は、ホー
ン2(平板状の部材23)に形成された凹部25の外径
方向の内側に連続して形成された電極取付凹部252の
内部に設けられているため、超音波振動子1の上面(接
合面1と反対側の面)に接続部を設ける必要がなく、超
音波振動子1の上面の接続部による機器配置の制約が解
除される。そこで、振動部10の厚みを薄くすることが
でき、超音波美容器の小型化が可能となる。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、超音波
振動子の外径の外側に配設された規制部によって、外径
方向成分を有する超音波の伝播が規制されるため、ホー
ンの構造を厳格に制約することなく規制部によって寄生
振動を防止することができる。そこで、超音波振動の伝
播効率が向上する。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、規制部
が、超音波の伝播を規制する特性(例えば、超音波を吸
収する特性及び超音波を反射する特性)を有する材質か
らなるため、規制部によって、外径方向成分を有する超
音波の伝播が規制され、寄生振動を防止することができ
る。
【0066】請求項3に記載の発明によれば、超音波振
動子の厚みが、超音波振動子中を伝播する超音波の半波
長の略整数倍であるため、超音波振動子中に超音波の定
在波が形成され、ホーンの厚みが、ホーン中を伝播する
超音波の半波長の略整数倍であるため、ホーン中に超音
波の定在波が形成される。従って、超音波の伝播効率が
向上する。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、駆動手段
によって、超音波振動子とホーンとが厚み方向に縦振動
される周波数で駆動されるため、超音波振動子とホーン
とが厚み方向に縦振動され、超音波の伝播効率が向上す
る。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、ホーン
が、接合面及び放射面を備える平板状の部材からなるた
め、ホーンの製造が容易となる。
【0069】請求項6に記載の発明によれば、ホーン
が、平板状の部材の周縁に環状の立直壁を有するため、
ホーンを肌に押圧するために利用者によって把持される
ハウジングに、この立直壁を用いて、ホーンの平板状の
部材の超音波振動を抑制することなくホーンを固定する
ことができる。
【0070】請求項7に記載の発明によれば、規制部
が、平板状の部材の少なくとも1箇所に凹部が穿設され
た薄厚部であるため、薄厚部の厚みが薄い。そのため、
薄厚部の共振周波数が高く、超音波振動子からの超音波
振動の伝播を薄厚部によって規制できる。更に、この薄
厚部の厚みを、平板状の部材中を伝播する超音波の1/
4波長の略整数倍を除く厚みとすることによって、高調
波の超音波振動の伝播も規制できる。
【0071】請求項8に記載の発明によれば、凹部は、
その先端が略半球面形状を有しているため、薄厚部では
厚みが一定の部分が存在せず、定在波を形成することが
ない。従って、薄厚部によって全ての周波数の超音波振
動の伝播を規制できる。
【0072】請求項9に記載の発明によれば、凹部は、
ホーンの材質と異なる音響インピーダンスを有する材質
からなる媒体が充填されているため、薄厚部において超
音波振動子からの超音波振動の伝播を規制できる。更
に、超音波振動を伝播する可能性のある異物の凹部への
侵入を防止することができる。
【0073】請求項10に記載の発明によれば、規制部
が、接合面上に形成された凸部からなる肉厚部であるた
め、この肉厚部の厚みが厚い。そのため、肉厚部の共振
周波数が低く、超音波振動子からの超音波振動の伝播を
肉厚部によって規制できる。更に、肉厚部の厚みを、平
板状の部材中を伝播する超音波の1/4波長の略整数倍
を除く厚みとすることによって、高調波の超音波振動の
伝播も規制できる。
【0074】請求項11に記載の発明によれば、凸部
は、その先端が略半球面形状を有しているため、肉厚部
の厚みが一定の部分が存在せず、定在波を形成すること
がない。従って、全ての周波数の超音波振動の伝播を規
制できる。
【0075】請求項12に記載の発明によれば、ホーン
が、平板状の部材の周縁に環状の立直壁を有するため、
ホーンを肌に押圧するために利用者によって把持される
ハウジングに、この立直壁を用いて、ホーンの平板状の
部材の超音波振動を抑制することなくホーンを固定する
ことができる。更に、凸部が、立直壁と一体化して形成
されているため、ホーンの製作が容易となる。
【0076】請求項13に記載の発明によれば、超音波
振動子の振動中心の位置と、ホーンの中心の位置とが略
一致しているため、ホーンの中心が振幅最大の位置とな
る。一方、超音波美容器を使用する際には、ホーンの中
心が肌に接触するようにして使用する。従って、超音波
美容器を使用する際に、肌に接触するホーンの中心が振
幅最大の位置となるため、肌に効率的に超音波刺激を付
与することができる。
【0077】請求項14に記載の発明によれば、超音波
振動子が、厚み方向の対向面に駆動手段からの駆動電力
をリード線を介してこの超音波振動子に供給するための
電極を備え、一方の電極は、他方の電極形成面の外周を
経由した折り返し部を有する折り返し電極であるため、
超音波振動子の中心の位置と振動中心の位置とが略一致
する。さらに、超音波振動子の中心の位置とホーンの中
心の位置とが略一致しているため、超音波振動子の振動
中心の位置とホーンの中心の位置とが略一致する。従っ
て、請求項13に記載した発明と同様に、肌に効率的に
超音波刺激を付与することができる。
【0078】請求項15に記載の発明によれば、電極と
前記リード線との接続部が超音波振動子の外周部近傍に
あるため、この接続部の位置での振幅が小さい。そのた
め、この接続部が外れる等の損傷を防止できる。
【0079】請求項16に記載の発明によれば、電極と
リード線との接続部が、凹部の外径方向の内側に連続し
て形成された電極取付凹部の内部に位置しているため、
電極を折り返し電極とする必要が無い。一方、電極が折
り返し電極である場合は、折り返し部での超音波振動が
発生しない。そのため、折り返し電極を使用する場合と
比較して、超音波振動子の有効振動面積を大きくするこ
とができる。
【0080】請求項17に記載の発明によれば、超音波
振動子の接合面と反対側の面に、超音波振動子を固定支
持する支持部材を備えるため、超音波振動子の支持部材
側の振動は抑制される。そのため、超音波振動子の振動
がホーン側に集中して伝播され、振動効率が向上する。
【0081】請求項18に記載の発明によれば、超音波
振動子に供給するための電極は、一方の電極が、他方の
電極形成面の外周を経由した折り返し部を有する折り返
し電極であって、電極とリード線との接続部が、凹部の
外径方向の内側に連続して形成された電極取付凹部の内
部に位置しているため、この接続部が超音波振動子の接
合面側に配設され、振動部の厚みを薄くすることができ
る。そのため、超音波美容器の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る超音波美容器の
ホーンの構造とホーンの内部を伝播する超音波振動の伝
播方向及び振幅とを示す概念図である。
【図2】 従来の振動部のインピーダンス特性と、本発
明のホーンを有する振動部のインピーダンス特性とを示
す図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る超音波美容器の
ホーンの構造とホーンの内部を伝播する超音波振動の伝
播方向及び振幅とを示す概念図である。
【図4】 本発明の第3実施形態に係る超音波美容器の
振動部の機械的振動の説明図である。
【図5】 本発明の第4実施形態に係る超音波美容器の
ホーンの構成図である。
【図6】 本発明の第5実施形態に係る超音波美容器の
ホーンの構造とホーンの内部を伝播する超音波振動の伝
播方向及び振幅とを示す概念図である。
【図7】 本発明の第6実施形態に係るホーンの凹部の
断面図である。
【図8】 本発明の第7実施形態に係る超音波美容器の
ホーンの構造とホーンの内部を伝播する超音波振動の伝
播方向及び振幅とを示す概念図である。
【図9】 本発明の第8実施形態に係るホーンの凸部の
断面図である。
【図10】 本発明の第9実施形態に係る超音波美容器
の超音波振動子の電極の形状と、超音波振動子とホーン
との接合位置を示す概念図である。
【図11】 本発明の第10実施形態に係る超音波美容
器の超音波振動子の電極の形状と、超音波振動子とホー
ンとの接合位置を示す概念図である。
【図12】 本発明の第11実施形態に係る超音波美容
器の超音波振動子の電極の形状と、電極とリード線との
接続位置を示す概念図である。
【図13】 本発明の第12実施形態に係る超音波美容
器の超音波振動子の電極の形状と、電極とリード線との
接続位置を示す概念図である。
【図14】 本発明の第13実施形態に係る超音波美容
器の振動部の構成を示す概念図である。
【図15】 本発明の第14実施形態に係る超音波美容
器の超音波振動子の電極の形状と、電極とリード線との
接続位置を示す概念図である。
【図16】 従来の超音波美容器の構成図である。
【図17】 従来の超音波美容器のホーンの内部を伝播
する超音波振動の伝播方向と振幅とを示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波振動子 10 振動部 2 ホーン 21 接合面 22 放射面 23 平板状の部材 24 規制部 25 凹部 26 凸部 3 プローブ 4 駆動部(駆動手段) 51 有効成分 52 無効成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布村 真人 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 安倍 秀明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 金子 誠司 東京都練馬区大泉学園6丁目27番25号 Fターム(参考) 4C074 AA05 BB01 CC03 DD05 EE01 5D107 AA16 BB07 CC03 CC10 CD03 DD12 FF03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肌に超音波刺激を付与する超音波美容器
    であって、超音波を発生させる所定の厚みを有する超音
    波振動子と、接合面で前記超音波振動子に接合され、放
    射面から超音波を肌に付与するホーンとからなる振動部
    を備えたプローブと、前記超音波振動子を駆動する駆動
    手段とを備え、前記ホーンは、前記超音波振動子の外径
    の外側に配設されると共に外径方向成分を有する超音波
    の伝播を規制する規制部を備えることを特徴とする超音
    波美容器。
  2. 【請求項2】 前記規制部は、超音波の伝播を規制する
    特性を有する材質からなることを特徴とする請求項1に
    記載の超音波美容器。
  3. 【請求項3】 前記超音波振動子の厚みは、前記超音波
    振動子中を伝播する超音波の半波長の略整数倍であっ
    て、且つ、前記ホーンの厚みは、前記ホーン中を伝播す
    る超音波の半波長の略整数倍であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の超音波美容器。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記超音波振動子と前
    記ホーンとを厚み方向に縦振動させる周波数で駆動する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の超音
    波美容器。
  5. 【請求項5】 前記ホーンは、接合面及び放射面を備え
    る平板状の部材からなることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の超音波美容器。
  6. 【請求項6】 前記ホーンは、接合面及び放射面を備え
    る平板状の部材と、その周縁に設けられた環状の立直壁
    とからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の超音波美容器。
  7. 【請求項7】 前記規制部は、前記ホーンの少なくとも
    1箇所に凹部が穿設された薄厚部であることを特徴とす
    る請求項1に記載の超音波美容器。
  8. 【請求項8】 前記凹部は、その先端が略半球面形状を
    有していることを特徴とする請求項7に記載の超音波美
    容器。
  9. 【請求項9】 前記凹部は、前記ホーンの材質と異なる
    音響インピーダンスを有する材質からなる媒体が充填さ
    れていることを特徴とする請求項7または8に記載の超
    音波美容器。
  10. 【請求項10】 前記規制部は、接合面上に形成された
    凸部からなる肉厚部であることを特徴とする請求項1に
    記載の超音波美容器。
  11. 【請求項11】 前記凸部は、その先端が略半球面形状
    を有していることを特徴とする請求項10に記載の超音
    波美容器。
  12. 【請求項12】 前記ホーンは、接合面及び放射面を備
    える平板状の部材と、その周縁に設けられた環状の立直
    壁とからなり、前記凸部は、前記立直壁と一体化して形
    成されていることを特徴とする請求項10または11に
    記載の超音波美容器。
  13. 【請求項13】 前記超音波振動子の振動中心の位置と
    前記ホーンの中心の位置とが略一致していることを特徴
    とする請求項1〜12のいずれかに記載の超音波美容
    器。
  14. 【請求項14】 前記超音波振動子の中心の位置と前記
    ホーンの中心の位置とが略一致しており、前記超音波振
    動子は、厚み方向の対向面に前記駆動手段からの駆動電
    力をリード線を介してこの超音波振動子に供給するため
    の電極を備え、一方の電極は、他方の電極形成面の外周
    を経由した折り返し部を有する折り返し電極であること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の超音波
    美容器。
  15. 【請求項15】 前記超音波振動子は、前記電極と前記
    リード線との接続部が、当該超音波振動子の外周部近傍
    にあることを特徴とする請求項14に記載の超音波美容
    器。
  16. 【請求項16】 前記超音波振動子は、厚み方向の対向
    面に前記駆動手段からの駆動電力をリード線を介して当
    該超音波振動子に供給するための電極を備え、前記電極
    と前記リード線との接続部が、前記凹部の外径方向の内
    側に連続して形成された電極取付凹部の内部に位置して
    いることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の
    超音波美容器。
  17. 【請求項17】 前記超音波振動子の前記接合面と反対
    側の面に、前記超音波振動子を固定支持する支持部材を
    備えることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記
    載の超音波美容器。
  18. 【請求項18】 前記超音波振動子は、厚み方向の対向
    面に前記駆動手段からの駆動電力をリード線を介してこ
    の超音波振動子に供給するための電極を備え、一方の電
    極は、他方の電極形成面の外周を経由した折り返し部を
    有する折り返し電極であって、前記電極と前記リード線
    との接続部が、前記凹部の外径方向の内側に連続して形
    成された電極取付凹部の内部に位置していることを特徴
    とする請求項7〜9のいずれかに記載の超音波美容器。
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