JP2003112120A - ランジュバン型振動子 - Google Patents

ランジュバン型振動子

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JP2003112120A
JP2003112120A JP2001307079A JP2001307079A JP2003112120A JP 2003112120 A JP2003112120 A JP 2003112120A JP 2001307079 A JP2001307079 A JP 2001307079A JP 2001307079 A JP2001307079 A JP 2001307079A JP 2003112120 A JP2003112120 A JP 2003112120A
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JP
Japan
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horn
type vibrator
langevin
langevin type
back mass
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JP2001307079A
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Inventor
Tsutomu Ouchi
努 大内
Akio Machida
昭男 町田
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Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を可能にするランジュバン型振動子を
提供する。 【解決手段】 電気信号を機械振動に変換する変換部2
と、一端面が変換部2の一端面に取り付けられたバック
マス1と、基部31が変換部2の他端面に取り付けられ
たホーン3とを備え、変換部2を挟んでホーン3をバッ
クマス1にボルト締めをすると共に、半波長モードで振
動する構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音波による洗浄
用等として用いられるランジュバン型振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のランジュバン型振動子を図5に示
す。このランジュバン型振動子は、バックマス110、
変換部120、フロントマス130およびホーン140
を備えている。バックマス110およびホーン140
は、ボルト151、152によってフロントマス130
にボルト締めをされている。
【0003】バックマス110、フロントマス130お
よびホーン140はアルミニウムで作られ、円筒形に加
工されている。変換部120は、圧電素子121、12
2と電極123、124とで構成されている。電極12
3と電極124との間に交流の電気信号が加えられる
と、この交流信号を圧電素子121、122が機械振動
に変換する。変換部120からの機械振動は、フロント
マス130を経て、ホーン140の先端面141から音
波として放射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のランジュバン型
振動子には、次のような問題点がある。図5のランジュ
バン型振動子によれば、ホーン140の先端面141か
ら音波が放射される。このとき、実線Mで示すように、
ランジュバン型振動子の各部位が振動する。つまり、こ
のランジュバン型振動子では、破線Nで示すように、バ
ックマス110の端面111からホーン140の先端面
141までの長さ(ランジュバン型振動子の全長)が、
全波長モードで駆動されるために、放射する音波の波長
λになっている。この結果、実装される機器等の大きさ
に応じて、ランジュバン型振動子を小型化することがで
きない。
【0005】この発明は、前記の課題を解決し、小型化
を可能にするランジュバン型振動子を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、電気信号を機械振動に変換する
変換部と、一端面が前記変換部の一端面に取り付けられ
たバックマスと、基部が前記変換部の他端面に取り付け
られたホーンとを備え、前記変換部を挟んで前記ホーン
を前記バックマスにボルト締めをすると共に、半波長モ
ードで振動する構造を有することを特徴とするランジュ
バン型振動子である。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のラン
ジュバン型振動子において、前記バックマスから前記変
換部までの形状が円筒形であり、前記ホーンの基部から
先端面までの側面が湾曲していることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のランジュバン型振動子において、前記ホーンの基部
が機械振動の節となっていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて、図面を参照して詳しく説明する。この実施の形
態によるランジュバン型振動子は、図1の正面図および
図2の平面図に示すように、バックマス1と、変換部2
と、ホーン3とを備えている。
【0010】バックマス1は、アルミニウムで作られ、
円筒形に加工されている。バックマス1の端面が変換部
2に取り付けられている。
【0011】変換部2は電気信号を機械振動に変換する
ものである。このとき、変換部2は波長λの音波を発生
する。変換部2の端面がホーン3に取り付けられてい
る。変換部2は、圧電素子21、22と電極23、電極
24とで構成されている。
【0012】電極23と電極24とは、交流の電気信号
を加えるためのものである。電極23はバックマス1と
圧電素子21との間に設けられた、導電性の板である。
電極23には、端子部分23Aが設けられている。電極
24は圧電素子21と圧電素子22との間に設けられ
た、導電性の板である。電極24には、端子部分24A
が設けられている。
【0013】圧電素子21、22は、電極23と電極2
4とに加えられた電気信号を機械振動に変換する。圧電
素子21、22は、図3に示すように、ボルト4によっ
て、バックマス1とホーン3との間でボルト締めをされ
ている。このとき、ボルト4によって電極23が電極2
4と電気的に短絡することを、絶縁材5が防いでいる。
【0014】ホーン3は音波を放射するものである。ホ
ーン3は基部31と本体部32とを備えている。基部3
1は、バックマス1に比べて大きな径のアルミニウムの
円板である。基部31の端面が変換部2の圧電素子22
に取り付けられている。ランジュバン型振動子が組み立
てられたときに、基部31によって取り付けが容易に行
われる。また、この取り付けに際して、ホーン3から遮
蔽して、バックマス1と変換部2とに対する防水加工等
をするときにも、基部31が防水加工等を容易にしてい
る。
【0015】本体部32は、先端が切り取られている円
錐形状のアルミニウム製のものである。本体部32は基
部31と一体構造をしている。本体部32は、円錐形状
の底面である基端面31Aから先端面32Aまで湾曲し
た側面をもつ。本体部32の湾曲部分の断面は指数関数
的に傾斜している。この形状によって、本体部32は、
変換部2からの機械振動を効率的に収束し、収束した機
械振動を先端面32Aから音波として放射する。
【0016】前記構造のランジュバン型振動子は図4に
示すように作られている。このランジュバン型振動子に
よれば、実線Aで示すように各部位が振動する。破線B
で示すように、バックマス1の端面11からホーン3の
先端面32Aまでの長さL(ランジュバン型振動子の全
長)は、この長さL方向に伝播する音波の波長λの半分
(λ/2)になっている。つまり、波長λと長さLとの
関係は、 L=λ/2 になっている。さらに、ホーン3の基部31の部分が、
振動子内を伝播する音波の節となり、そこでランジュバ
ン型振動子が保持される。
【0017】このように、この実施の形態によるランジ
ュバン型振動子は、半波長モードで振動する構造を持
ち、この振動子が放射する音波の半波長で駆動されてい
る。この結果、この実施の形態によれば、ランジュバン
型振動子の全長である長さLを、従来のランジュバン型
振動子に比べて短くすることができ、ランジュバン型振
動子の小型化を可能にする。
【0018】以上、この発明の実施の形態を詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても、この発明に含まれる。
【0019】たとえば、この実施の形態では、バックマ
ス1およびホーン3の材料としてアルミニウムを用いた
が、アルミニウムの代わりに、高い剛性を持つ材料、例
えばステンレス等をバックマス1およびホーン3として
使用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、ホーンとバックマスとの間に変換部を挟んでボルト
締めをすると共に、半波長モードで振動する構造にした
ので、ランジュバン型振動子の全長を短くすることがで
きる。この結果、ランジュバン型振動子の小型化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるランジュバン型振
動子の一例を示す正面図である。
【図2】図1のランジュバン型振動子の平面を表す平面
図である。
【図3】図2のI−I断面を表す断面図である。
【図4】ランジュバン型振動子の全長を説明するための
説明図である。
【図5】従来のランジュバン型振動子を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
1 バックマス 11 端面 2 変換部 21、22 圧電素子 23、24 電極 23A、24A 端子部分 3 ホーン 31 基部 31A 基端面 32 本体部 32A 先端面 4 ボルト 5 絶縁材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を機械振動に変換する変換部
    (2)と、 一端面が前記変換部(2)の一端面に取り付けられたバ
    ックマス(1)と、 基部が前記変換部(2)の他端面に取り付けられたホー
    ン(3)とを備え、 前記変換部(2)を挟んで前記ホーン(3)を前記バッ
    クマス(1)にボルト締めをすると共に、半波長モード
    で振動する構造を有することを特徴とするランジュバン
    型振動子。
  2. 【請求項2】 前記バックマス(1)から前記変換部
    (2)までの形状が円筒形であり、前記ホーン(3)の
    基部から先端面(32A)までの側面が湾曲しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のランジュバン型振動
    子。
  3. 【請求項3】 前記ホーン(3)の基部が機械振動の節
    となっていることを特徴とする請求項1または2に記載
    のランジュバン型振動子。
JP2001307079A 2001-10-03 2001-10-03 ランジュバン型振動子 Pending JP2003112120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913561B2 (en) 2008-02-05 2011-03-29 Olympus Medical Systems Corp. Ultrasonic wave vibrating apparatus
JP2012210575A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Electronic Co Ltd 超音波振動子
JP2012210578A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Electronic Co Ltd 超音波振動子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7913561B2 (en) 2008-02-05 2011-03-29 Olympus Medical Systems Corp. Ultrasonic wave vibrating apparatus
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