JP2003033381A - シート状吸収体及びこれを用いた吸収体製品 - Google Patents
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Abstract
の凹凸の段差をAmmとした時、吸水、膨潤による部分
隆起により吸水後の凹凸の段差が2Amm以上の凹凸状
態を形成する自発的立体化機能を有することを特徴とす
るシート状吸収体。
Description
るものであり、さらに詳しくは、尿パッド、尿失禁製
品、おむつ等に用いられる吸収体に関するものである。
て、立体的にギャザーを配置する方法や吸収体を折り返
して防漏壁を形成する方法などが知られている。
るにつれて中に含まれる高分子吸収体が膨潤して起立し
たり、壁のコシが強固になるなどの効果を発揮する。し
かしながら、高分子吸収体の膨潤は全方位的であり、起
立を期待する方向に対して一方向的に形状変化を示すわ
けではないため、結果として高分子吸収体の起立は緩慢
なものとなり、尿を堰き止める前に溢れてしまうケース
があった。
て起立して防漏壁を形成することができる吸収体におい
て、防漏壁となる部分の起立のスピードを速めて、防漏
効果を確実に向上させることを目的とするものである。
を包含する。
燥時)の凹凸部の段差をAmmとした時、吸水、膨潤に
よる部分隆起により吸水後の凹凸部の段差が2Amm以
上の凹凸状態を形成する自発的立体化機能を有すること
を特徴とするシート状吸収体。
mとした時、吸水後の凹凸部の段差が3Amm以上とな
ることを特徴とする(1)項記載のシート状吸収体。 (3)前記未吸水時の凹凸部の段差(A)が0.2mm
〜2.0mmであることを特徴とする(1)項又は
(2)項に記載のシート状吸収体。
材の片面に高吸水性樹脂(SAP)を含む吸収層を形成
したPシートからなり、かつ、前記吸収層中のSAPの
含有量が50重量%〜95重量%であることを特徴とす
る(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載のシート状
吸収体。 (5)前記Pシートは、未吸水時の厚さが2.0mm以
下であることを特徴とする(4)項記載のシート状吸収
体。
面に吸収層が一定間隔ごとに帯状に形成されていること
を特徴とする(1)項〜(5)項のいずれか1項に記載
のシート状吸収体。 (7)前記Pシート面に、さらにPシートを支持、固定
するQシートが積層されていることを特徴とする(1)項
〜(6)項のいずれか1項に記載のシート状吸収体。
定間隔ごとに間欠的に接合されていることを特徴とする
(7)項記載のシート状吸収体。 (9)前記Pシートと前記Qシートの接合間隔が5mm
以上であることを特徴とする(8)項記載のシート状吸
収体。 (10)前記Pシートは、吸収層が形成されていない部
分で前記Qシートと接合されていることを特徴とする
(7)項〜(9)項のいずれか1項に記載のシート状吸収
体。
体を折り畳んで形成されていることを特徴とする(1)項
〜(10)項のいずれか1項に記載のシート状吸収体。 (12)前記凹凸部が、前記Pシートが弛みを与えられ
た状態で前記Qシートと一定間隔をおいて間欠的に接合
されることにより形成されていることを特徴とする(1)
項〜(10)項のいずれか1項に記載のシート状吸収体。
れていない部分で前記Qシートと接合されていることを
特徴とする(12)項記載のシート状吸収体。 (14)前記Pシートに、シート状基材面にSAPを含
む吸収層を形成してなる吸水性シートが少なくとも1層
積層され、相互に間欠的に接合されて積層構造が形成さ
れており、前記Pシートと前記Qシートが相互に間欠的
に接合されていることを特徴とする(12)項又は(1
3)項に記載のシート状吸収体。
AP)とその結合材であるミクロフィブリル化セルロー
ス(MFC)を含んでいることを特徴とする(4)項〜
(14)項のいずれか1項に記載のシート状吸収体。 (16)前記Pシートのシート状基材が、親水、拡散性
のある木材パルプシート、レーヨン系不織布、コットン
不織布、又はポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリ
エチレンテレフタレート系、ポリビニルアルコール系の
繊維からなる親水化処理された不織布から選択される少
なくとも一種類からなることを特徴とする(4)項〜(1
4)項のいずれか1項に記載のシート状吸収体。
系、ポリプロピレン系、ポリエチレンテレフタレート
系、ポリビニルアルコール系の繊維からなるスパンボン
ドあるいはスパンボンド/メルトブローン/スパンボン
ド複合体から選択される少なくとも一種類の疎水性不織
布からなることを特徴とする(7)項〜(14)項のいずれ
か1項に記載のシート状吸収体。 (18)前記Qシートが、ポリエチレン系、ポリプロピ
レン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリビニルア
ルコール系から選択されるフィルムあるいは開口フィル
ムあるいはこれらのフィルムと不織布の複合体からなる
ことを特徴とする(7)項〜(14)項のいずれか1項に記
載のシート状吸収体。
過性の防漏シートと、これら両シート間に配置された液
を吸収、保持する吸収体とからなり、その両側縁部及び
/又は前身頃と後身頃の端縁部に液のガード機能を有す
る吸収体製品において、前記吸収体が(1)項〜(18)項
のいずれか1項に記載の自発的立体化機能を有するシー
ト状吸収体からなることを特徴とする吸収体製品。
部分に区分され、前記両側縁部分は前記中央部に比較し
て未吸水時には1.0mm以下の厚みの段差を有する積
層構造を有し、吸水、膨潤により前記両側縁部分が2.
0mm以上の厚みの段差を有するように立ち上がって側
部防漏堤(サイドガードバンク)として機能することを特
徴とする(19)項記載の吸収体製品。
部分に区分され、前記両側縁部分は折り畳まれた構造を
有し、未吸水時には前記中央部と2mm以下の厚みの段
差を有し、吸水、膨潤により前記中央部と5mm以上の
厚みの段差を有するように立ち上がって立体的サイドガ
ードバンクとして機能することを特徴とする(19)項
記載の吸収体製品。
端縁部分と中央部分に区分され、前記端縁部分は前記中
央部分に比較して未吸水時には1.0mm以下の厚みの
段差を有する積層構造を有し、吸水、膨潤により前記端
縁部分が2.0mm以上の厚みの段差を形成するように
立ち上がって端部防漏堤(エンドガードバンク)として機
能することを特徴とする(19)項記載の吸収体製品。
端縁部分と中央部分に区分され、前記端縁部分は折り畳
まれた構造を有し、未吸水時には前記中央部と2mm以
下の厚みの段差を有し、吸水、膨潤により前記中央部と
5mm以上の段差を形成するように立ち上がって立体的
エンドガードバンクとして機能することを特徴とする
(19)項記載の吸収体製品。
時には2mm以下の厚みの段差を有し、吸水、膨潤によ
り5mm以上の段差を有する凹凸構造からなる便の誘導
部が形成されていることを特徴とする(19)項〜(23)
項のいずれか1項に記載の吸収体製品。 (25)前記吸収体の長手方向に沿う中央領域に、未吸
水時にはその周辺部位に比較して2mm以下の厚みの段
差を有し、吸水、膨潤により周辺部位に比較して5mm
以上の厚みの段差を有するように立ち上がって排出局部
と密着するような凸部構造が形成されていることを特徴
とする(19)項〜(24)項のいずれか1項に記載の吸収
体製品。
に小さな凹凸部が形成されている。この凹凸部は、吸液
前には着用者の違和感を生むような大きな段差ではない
が、ひと度吸液を始めると凹凸の段差が急速に大きくな
る点に特徴がある。この凹凸部の段差は、高吸水性樹脂
(SAP)を多量に含有する吸収層を有するシート状吸
収体を用いることにより形成される。
凸部を形成するために、吸収体を折畳んで凸部を形成
し、折畳まないフラットな部分が凹部となるような態様
を含んでいる。また、凹凸部を形成するために、シート
状吸収体上に別のシート状吸収体を積層して凸部を形成
し、シート状吸収体が積層されていない部分が凹部とな
るような態様を含んでいる。
せて凹凸段差を大きくするために、膨張率の異なる2つ
の要素を貼り合わせ、吸水による変形率の違いによって
一定方向に湾曲が起こる効果を利用した態様を含んでい
る。このようなシート状吸収体の構成の基本的原理は、
電気接点として用いられるバイメタルや2成分系サイド
バイサイド繊維による巻縮発生原理と同様と考えてよ
い。
吸収体製品に用いた場合、吸収体製品の側縁や端縁から
の漏れを防ぐための防漏壁として機能させることができ
る。吸収体が防漏壁として働くため、従来の吸収体製品
のように立体的なギャザーを伸縮弾性体などで形成する
必要がない。
燥時)の凹凸部の段差をAmmとした時、生理食塩水
(以降吸水とは生理食塩水の吸水を表す)を吸水、膨潤
した時に部分隆起により吸水後の凹凸の段差が2Amm
以上、好ましくは3Amm以上となることを特徴とす
る。また、未吸水時の凹凸の段差(A)は0.2mm〜
2.0mmであることが好ましい。凹凸の段差が0.2
mm未満では膨潤した際の防漏壁としての効果が小さく
なり、一方、2.0mmを越えて段差が大きくなると、
着用した際に凹凸による違和感を生じるようになる。さ
らに、シート状吸収体の未吸水時の厚さが2.0mm以
下であることが好ましい。厚さが2.0mmを越える
と、凹凸部を形成する際の加工適正が劣ってくる。
なる2種類のシートを非膨潤状態で貼り合せて使用する
ことが好ましい。即ち、シート状基材の片面に高濃度の
SAPを含有する吸収層を形成してなる高膨潤性のPシ
ートと、SAPを殆ど含有しないか全く含有しない、前
記Pシートを支持、固定するQシートとを貼り合わせる
ことにより、水を吸収した際にSAPの持つ膨潤、膨化
機能によりシート状吸収体に立体的な構造を付与するこ
とができる。本発明では、これらの立体化が、吸水膨潤
現象に伴って自発的に起こることから自発的立体化と称
することにする。
状と形状、これと結合されるQシートの性状と形状、及
び両シートの結合状態によってその形状が大きく異な
る。
立体化の形態は2つに大別される。第1の形態は、Pシ
ートとQシートを一定間隔ごとに間欠的に接合するもの
である。この場合、Pシートとして、これを屈曲し易
く、且つ結合し易くするために、シート状基材に吸収層
の存在領域と非存在領域とを交互に形成したものを用
い、Qシートとして非膨潤性で形態安定性のよい基材シ
ートを用い、Pシートの吸収層の存在しない領域におい
てQシートと熱融着等の手段により一定間隔ごとに間欠
的に結合したものが有利に用いられる。
せると、吸水、膨潤力がその結合範囲に限定されると同
時に、その変形し易さから均一に隆起し、発生する緊張
力により強い起立状態を引き起こすものである。また、
PシートとQシートとは、5mm以上、好ましくは5〜
50mmの間隔で接合される。接合間隔が5mm未満に
なると、接合間隔が狭くなり、吸水、膨潤力が阻害さ
れ、充分な自発的立体化機能が発揮されなくなる。ま
た、接合間隔が50mmを超えて広くなると、吸水、膨
潤により発生する隆起力が拡散してしまい、強い起立状
態を有する自発的立体化機能が得られなくなる。
に伸展状態で張り合わせるだけでなく、Pシートを折り
畳み状態、たるみ状態、チャネル状態に成形してQシー
トと張り合わせて充分な膨潤空隙を用意し、小さな膨潤
力でも容易に立体化し易い状態をもたらすこともでき
る。また、前記Pシートに、シート状基材にSAPを含
む吸収層を形成した吸水性シートを少なくとも1層積層
し、シート同士が相互に部分的に結合されている積層構
造を形成し、前記Pシートと前記Qシートとが相互に部
分的に結合されることによっても膨潤しやすくすること
が可能となる。
ートとQシートを連続的に結合し、Pシート側が内側に
なるように折り畳み、折り畳み部が凸部となるようにし
てもよい。すなわち、Pシートが吸液膨張してもQシー
トの吸液膨張力が小さいために、シート状吸収体はQシ
ート側に反り返って変形するため、あらかじめPシート
側を内側にして吸収体を折り畳んでおくと、吸液前は小
さな凹凸段差であったものが、吸液により折り畳み部が
反り返って大きな防漏壁を形成することができる。この
場合は、両シートの結合を間欠的にすると効果が薄れる
ため、連続的に結合させることが好ましい。
収層の存在領域と非存在領域とを交互に形成したものを
用い、吸収層の非存在領域においてPシートを折り畳む
ようにすると、加工適正の優れたシート状吸収体を得る
ことができる。シート状吸収体の折り畳み形状は、両側
縁部を内側に折り畳んだもの、あるいは、両側縁部を内
側に折り畳み、次いで、折り畳み部を途中から外側へ折
返したZ字状の断面形状を有するもの等を用いることが
できる。
としては、親水性、拡散性のある木材パルプシート、レ
ーヨン系不織布、コットン不織布等からなるシートを用
いることができる。また、ポリエチレン系、ポリプロピ
レン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリビニルア
ルコール系の繊維からなるスパンボンドあるいはスパン
ボンド/メルトブローン/スパンボンド複合体等からな
る不織布に親水化処理を施したものを用いることもでき
る。
SAP含有量が50重量%〜95重量%であることが好
ましい。SAP含有量が50重量%未満では充分な自発
的立体化機能が発揮されなくなり、一方、SAP含有量
が95重量%を超えて多くなるとSAPが脱落し易くな
り、シート状吸収体の加工適正が悪くなる。吸収層を形
成する塗料としては、SAPとその結合材であるミクロ
フィブリル化セルロース(MFC)を含んだものを用い
ることが好ましく、例えば、不織布等にこの塗料を塗工
して形成したPシートは極めて薄いので折り畳みや積層
が極めて容易である。また、Pシートは、2層以上の積
層状態にして用いることもできる。
は、SAPを殆ど含まないか、全く含まないシートであ
る。Qシートは、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、
ポリエチレンテレフタレート系、ポリビニルアルコール
系の繊維からなるスパンボンドあるいはスパンボンド/
メルトブローン/スパンボンド複合体から選択される少
なくとも一種類の疎水性不織布を用いても良い。さらに
はポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリエチレンテ
レフタレート系、ポリビニルアルコール系から選択され
るフィルムあるいは開口フィルムあるいはこれらのフィ
ルムと不織布の接合体を用いてもよい。
あり、変形し易いシート状材料を用いるとPシートの変
形隆起に応じてQシートも変形するので、体になじみ易
い吸収体を得ることができる。また、Qシートを構成す
る材料として、形態安定性がよく剛性のあるシート材料
を用いるとPシートの変形、隆起は起こりやすくなる
が、体にはなじみにくくなる。一般的には、吸収体のラ
ッピングティシュや吸収体製品に使用されるバックシー
ト等がQシートとして有利に用いられるが、より剛性を
持った開孔ポリエチレンシートをQシートとしてバック
シートとPシートの間に配置することもできる。
は、熱シール等の熱融着やホットメルト等の粘着接合あ
るいはポリエチレンシートを介しての接合などが行われ
る。
様々な形で吸収体製品に利用することができ、赤ちゃん
用おむつ、大人用おむつやナプキンに応用することによ
って従来のモレ防止用サイド立体ギャザー、ウェットギ
ャザーのようなギャザー機能を、弾性体を用いることな
く、吸収体の構造賦形によって達成することが可能にな
る。
面シートと、液不透過性の防漏シートと、これら両シー
トの間に配置された液を吸収保持する吸収体と、を有す
る吸収体製品の吸収体として用いることができ、体液を
吸収すると共に、吸収体製品の両側縁部及び/又は前身
頃と後身頃の端縁部において、液漏れを防止する液のガ
ード機能部として作用する。
に区分され、前記両側縁部分が前記中央部に比較して未
吸水時には1.0mm以下の厚みの段差を有する積層構
造を有しており、吸水、膨潤により前記両側縁部分が
2.0mm以上の厚みの段差を有するように立ち上がっ
て側部防漏堤(サイドガードバンク)として機能する。
本体が中央部分と両サイド部分に区分され、前記両サイ
ド部分が折り畳まれた構造を有し、未吸水時には前記中
央部よりも2mm以下の差で厚くなっていて段差を形成
しており、吸水、膨潤により前記中央部と5mm以上の
厚みの段差を有するように立ち上がって立体的サイドガ
ードバンクとして機能する。
部分と中央部分に区分され、前記端縁部分は前記中央部
分に比較して未吸水時には1.0mm以下の厚みの段差
を有する積層構造を有し、吸水、膨潤により前記端縁部
分が2.0mm以上の厚みの段差を有するように立ち上
がって端部防漏堤(エンドガードバンク)として機能す
る。
分と中央部分に区分され、前記端縁部分は折り畳まれた
構造を有し、未吸水時には前記中央部より2mm以下の
差で厚くなっていて段差を形成しており、吸水、膨潤に
より前記中央部と5mm以上の段差を有するように立ち
上がって立体的エンドガードバンクとして機能する。
積層構造及び折り畳み構造を有する吸収体は、前述の方
法により形成される積層構造及び折り畳み構造を有する
吸収体をそのまま用いることができる。
凸部の間に凹部を有し、未吸水時には2mm以下の厚み
の段差を有し、吸水、膨潤により5mm以上の段差を有
するような凹凸構造を形成する吸収体を用いることによ
り、吸収体製品の後身頃部に便の誘導部となる凹凸構造
が形成され、肌と便の直接的接触を少なくする効果をも
たらすことができる。
の周辺部位に比較して未吸水時には2mm以下の厚みの
段差を有し、吸水、膨潤によりその中央部位が周辺部位
に比較して5mm以上の厚みの段差を有するように立ち
上がる吸収体を用いることにより、中央領域に排出局部
と密着するような凸部構造を形成する吸収体製品に利用
することができる。
して本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例によって限定されるものではない。
水状態の模式的な斜視図を示すものであり、凹部を2、
凸部を3で示している。図2及び図3は、図1に示すシ
ート状吸収体1の吸水前及び吸水後の横断面を示すもの
である。図2にシート状吸収体1の吸水前の凹部2と凸
部3の段差がt1として示されており、図3に吸水後の
凹部2と凸部3の段差がt2として示されている。本発
明のシート状吸収体は、未吸水時の凹部と凸部の段差を
Ammとするならば、吸水後の凹部と凸部の段差が2A
mm以上になることを特徴とするものである。すなわ
ち、図2及び図3に示されているt1とt2の関係式
は、2×t1≦t2となる。
の吸水前及び吸水後における凹凸部の別の形態を示す横
断面図である。図4に上面が傾斜した凸部3と凹部2の
段差がt3として示されており、図5に吸水後の凸部3
と凹部2の段差がt4として示されており、t3とt4
の関係は、2×t3≦t4の関係式で表される。
における凹部と凸部の具体的な形成例を示す横断面図で
ある。図6は、吸水前のシート状吸収体1の横断面図を
示しており、シート状基材4上に吸収層5を間欠的に形
成してなるPシート6とQシート7が接合された状態を
示している。すなわち、Pシート6は、両側縁部領域に
おいて、吸収層5が形成されている部分に弛みを与えた
状態で吸収層が形成されていない部分8でQシート7と
接合されて凸部3が形成されており、さらに、中央領域
の吸収層5が形成されている部分がQシート7と接合さ
れて凹部2が形成されている。図7は、吸水後のシート
状吸収体1の状態を示しており、Pシート6の吸収層5
はいずれも吸水、膨潤して厚くなっているが、特に凸部
3は、吸収層5の膨化力によって上方に湾曲して大きく
盛り上がり、その結果、凸部3と凹部2の段差が吸水前
のそれの2倍以上になる。
における凹部と凸部の別の形成例を示す横断面図であ
る。図8は、吸水前のシート状吸収体1の横断面図を示
しており、シート状基材4上に吸収層5を間欠的に形成
してなるPシート6とQシート7が接合された状態を示
している。すなわち、Pシート6は、両側縁部領域にお
いて、2つの吸収層5の間の吸収層が形成されていない
部分8を折り畳み線として、隣接する吸収層5の裏面同
士が当接するように折り畳まれ、その基端部9をQシー
ト7に接合して折り畳み部10が形成され、次いで、折
り畳み部10が内側に折返されて凸部3が形成されてい
る。このような形状の凸部3を形成する場合には、図8
に示すように、折り畳み部10の基端部9のうち、吸収
体の内側に位置する基端部9に吸収層5が含まれている
ことが好ましい。
が形成されている部分がQシート7と接合されて凹部2
が形成されている。図9は、吸水後のシート状吸収体1
の状態を示しており、Pシート6の吸収層5はいずれも
吸水、膨潤して厚くなっているが、特に凸部3は、膨潤
して基端部9から起立し、吸水前後の凸部3と凹部2の
段差が容易に2倍以上になり、さらに、防漏壁としての
役割を果たすことが可能となる。
収体における凹部と凸部の別の形成例を示す横断面図で
ある。図10は、吸水前のシート状吸収体1の横断面図
を示しており、シート状基材4上の全面に吸収層5を形
成してなるPシート6とQシート7が接合された状態を
示している。すなわち、Pシート6とQシート7は一体
的に接合されてシート状吸収体1が形成されており、さ
らに、シート状吸収体1は、その両側縁部がPシート6
を内側にして折り畳まれて凸部3が形成され、中央領域
の平坦な部分が凹部2となっている。図11は、吸水後
のシート状吸収体1の状態を示しており、Pシート6の
吸収層5は吸水、膨潤して厚くなっているが、特に凸部
3を形成している折り畳み部は起立し、吸水前後の凸部
3と凹部2の段差が容易に2倍以上になり、さらに、防
漏壁としての役割を果たすことが可能となる。
収体における凹部と凸部のさらに別の形成例を示す横断
面図である。図12は、吸水前のシート状吸収体1の横
断面図を示しており、両側縁部に吸収シートが積層され
た構成のPシート6とQシート7が接合された状態を示
している。すなわち、シート状吸収体1は、図6に示す
シート状吸収体のPシート6の両側縁部に、さらにシー
ト状基材11上に吸収層12を間欠的に形成してなる吸
水性シート13が積層され、吸収層が形成されていない
部分14でPシート6に接合されて形成されており、積
層部分で凸部3が形成されており、中央部の吸収層5が
形成されている部分が凹部2になっている。また、この
場合、Pシート6と吸水性シート13は同一の素材で形
成しても良く、異なる素材で形成しても良い。図13
は、吸水後のシート状吸収体1の状態を示しており、吸
収層が吸液して膨潤し、嵩高な防漏壁を形成することが
できる。
たテープ型使い捨ておむつの平面図、図15は、図14
に示すおむつをV−V’線に沿って切断した状態の横断
面図、図16は、図14に示すおむつをX−X’線に沿
って切断した状態の前後身頃の両端縁部の横断面図を夫
々示している。テープ型使い捨ておむつ15は、広幅の
液不透過性の防漏シート17の長手方向中央部にシート
状吸収体1が配置され、シート状吸収体1を覆って液透
過性の表面シート16が配置され、シート状吸収体1の
両側縁の防漏シート17上には不織布からなるサイドシ
ート19が配置され、さらに、サイドシート19と防漏
シート17の間には脚周り用の伸縮弾性部材20が配置
されて形成されており、また、後身頃の両側縁にファス
ニングテープ21が取付けられている。また、図14に
示すように、シート状吸収体1の両側縁部及び前後身頃
の端縁部には、夫々、側部防漏堤18及び端部防漏堤2
2となる凸部3が形成されている。本実施例では、図1
5に示すように、シート状吸収体1は、シート状基材4
に吸収層5を間欠的に形成してなるPシート6とQシー
ト7を接合して形成されており、両側縁部がZ字状に折
り畳まれて側部防漏堤18となる凸部3が形成されてい
る。また、図16に示すように、シート状吸収体1の前
後身頃の両端縁部では、図12に示すような積層構造
の、端部防漏堤22となる凸部3が形成されている。
テープ型使い捨ておむつの別の実施例を示す平面図であ
り、図18は、図17に示すおむつをY−Y’線に沿っ
て切断した状態を示す横断面図である。テープ型使い捨
ておむつ15の基本構成は先の図14の場合と同様であ
るが、図17に示すように、シート状吸収体1の後身頃
の中央領域に2つの凸部3の間に凹部2を形成してな
る、便の誘導部となる凹凸構造が形成されている。
の凸部3は、Pシート6の中央領域の2箇所をΩ字状に
折り曲げた状態でQシート7と接合し、表面を平らにし
て形成されている。このような凹凸構造を有するシート
状吸収体1を用いることにより、排尿と排便が起こる
と、凸部3が隆起して凹部と凸部の段差が大きくなり、
凹部2に便が誘導されるため、臀部への便の付着を軽減
することができる。
た尿パッドの平面図であり、図20は、図19に示す尿
パッドをZ−Z’線に沿って切断した状態を示す横断面
図である。尿パッド23は、液不透過性の防漏シート1
7の上にシート状吸収体1が配置され、シート状吸収体
1を覆って液透過性の表面シート16が配置され、さら
に、シート状吸収体1の両側縁の防漏シート17上には
不織布からなるサイドシート19が配置されて形成され
ている。本実施例では、図19に示すように、尿パッド
23を構成するシート状吸収体1の長手方向に沿う中央
部に凸部3が形成されており、吸水、膨潤して立ち上が
り、排出局部と密着する機能を有している。この場合、
図20に示すように、凸部3は、Pシート6の中央領域
をΩ字状に折り曲げた状態でQシート7と接合し、表面
を平らにして形成されている。
吸収体によって形成することができるため、これを吸収
体製品に適用した場合、従来の吸収体製品のように防漏
システムを形成するための伸縮弾性部材などが不用にな
る。
形態よりさらに好ましい形態で防漏壁を形成することが
可能となる。
合に凹凸による違和感を生じることがない。
成するための良好な自発的立体化機能を付与することが
できる。
成するための極めて薄いシート状吸収体を得ることがで
きる。
優れたシート状吸収体を得ることができる。
したシート状吸収体を得ることができる。
によって均一に隆起する凹凸部を有するシート状吸収体
を得ることができる
によって強い起立状態を形成する凹凸部を有するシート
状吸収体を得ることができる。
優れ、且つ、強い起立状態を形成する凹凸部を有するシ
ート状吸収体を得ることができる。
潤によってシート状吸収体が反り返るため、立ち上がり
の大きい防漏壁を形成することができる。
の段差の大きい凹凸部を有するシート状吸収体を得るこ
とができる。
に優れ、且つ、吸液前後の段差の大きい凹凸部を有する
シート状吸収体を得ることができる。
液前後の段差の大きい凹凸部を有するシート状吸収体を
得ることができる。
脱落が極めて少ないシート状吸収体を得ることができ
る。
が親水、拡散性であるため、吸収性や拡散性の優れたシ
ート状吸収体を得ることができる。
が柔軟性のある材料で形成されているため、体になじみ
易いシート状吸収体を得ることができる。
が剛性の高い材料で形成されているため、起立性向の良
いシート状吸収体を得ることが可能となる。
吸収体により形成することができるため、従来の吸収体
製品のような防漏システムを形成するための伸縮弾性部
材などが不用になり、且つ、側縁部及び端縁部での防漏
効果の優れた吸収体製品を得ることができる。
品、尿取りライナー、軽失禁パッド等の必ずしも速い吸
収速度を必要としない吸収体製品に適しており、両側縁
部からの漏れを防止した吸収体製品を得ることができ
る。
ておむつなどの速い吸収速度が要求される吸収体製品に
適しており、両側縁部からの漏れを防止した吸収体製品
を得ることができる。
品、尿取りライナー、軽失禁パッド等の必ずしも速い吸
収速度を必要としない吸収体製品に適しており、両端縁
部からの漏れを防止した吸収体製品を得ることができ
る。
ておむつなどの速い吸収速度が要求される吸収体製品に
適しており、両端縁部からの漏れを防止した吸収体製品
を得ることができる。
に便を誘導部が形成されるため、肌と便が直接接触する
のを少なくした使い捨ておむつなどの吸収体製品を得る
ことができる。
部と吸収体が密着するため、吸収体の予定した部位で体
液を吸収させることが可能な尿パッドなどの吸収体製品
を得ることができる。
る。
図である。
図である。
の横断面図である。
である。
横断面図である。
である。
の横断面図である。
である。
前の横断面図である。
面図である。
前の横断面図である。
面図である。
捨ておむつの平面図である。
切断した横断面図である。
切断した横断面図である。
い捨ておむつの別の例を示す平面図である。
切断した横断面図である。
平面図である。
た横断面図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 表面に凹凸部を有し、未吸水時(乾燥時)
の凹凸部の段差をAmmとした時、吸水、膨潤による部
分隆起により吸水後の凹凸部の段差が2Amm以上の凹
凸状態を形成する自発的立体化機能を有することを特徴
とするシート状吸収体。 - 【請求項2】 前記未吸水時の凹凸部の段差をAmmと
した時、吸水後の凹凸部の段差が3Amm以上となるこ
とを特徴とする請求項1記載のシート状吸収体。 - 【請求項3】 前記未吸水時の凹凸部の段差(A)が
0.2mm〜2.0mmであることを特徴とする請求項
1又は2に記載のシート状吸収体。 - 【請求項4】 前記シート状吸収体は、シート状基材の
片面に高吸水性樹脂(SAP)を含む吸収層を形成した
Pシートからなり、かつ、前記吸収層中のSAPの含有
量が50重量%〜95重量%であることを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項に記載のシート状吸収体。 - 【請求項5】 前記Pシートは、未吸水時の厚さが2.
0mm以下であることを特徴とする請求項4記載のシー
ト状吸収体。 - 【請求項6】 前記Pシートは、シート状基材の片面に
吸収層が一定間隔ごとに帯状に形成されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート状
吸収体。 - 【請求項7】 前記Pシート面に、さらにPシートを支
持、固定するQシートが積層されていることを特徴とす
る請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート状吸収
体。 - 【請求項8】 前記Pシートと前記Qシートは、一定間
隔ごとに間欠的に接合されていることを特徴とする請求
項7記載のシート状吸収体。 - 【請求項9】 前記Pシートと前記Qシートの接合間隔
が5mm以上であることを特徴とする請求項8記載のシ
ート状吸収体。 - 【請求項10】 前記Pシートは、吸収層が形成されて
いない部分で前記Qシートと接合されていることを特徴
とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のシート状吸
収体。 - 【請求項11】 前記凹凸部が、前記シート状吸収体を
折り畳んで形成されていることを特徴とする請求項1〜
10のいずれか1項に記載のシート状吸収体。 - 【請求項12】 前記凹凸部が、前記Pシートが弛みを
与えられた状態で前記Qシートと一定間隔をおいて間欠
的に接合されることにより形成されていることを特徴と
する請求項1〜10のいずれか1項に記載のシート状吸
収体。 - 【請求項13】 前記Pシートは、吸収層が形成されて
いない部分で前記Qシートと接合されていることを特徴
とする請求項12記載のシート状吸収体。 - 【請求項14】 前記Pシートに、シート状基材面にS
APを含む吸収層を形成してなる吸水性シートが少なく
とも1層積層され、相互に間欠的に接合されて積層構造
が形成されており、前記Pシートと前記Qシートが相互
に間欠的に接合されていることを特徴とする請求項12
又は13に記載のシート状吸収体。 - 【請求項15】 前記吸収層が、高吸水性樹脂(SA
P)とその結合材であるミクロフィブリル化セルロース
(MFC)を含んでいることを特徴とする請求項4〜1
4のいずれか1項に記載のシート状吸収体。 - 【請求項16】 前記Pシートのシート状基材が、親
水、拡散性のある木材パルプシート、レーヨン系不織
布、コットン不織布、又はポリエチレン系、ポリプロピ
レン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリビニルア
ルコール系の繊維からなる親水化処理された不織布から
選択される少なくとも一種類からなることを特徴とする
請求項4〜14のいずれか1項に記載のシート状吸収
体。 - 【請求項17】 前記Qシートが、ポリエチレン系、ポ
リプロピレン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリ
ビニルアルコール系の繊維からなるスパンボンドあるい
はスパンボンド/メルトブローン/スパンボンド複合体
から選択される少なくとも一種類の疎水性不織布からな
ることを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記
載のシート状吸収体。 - 【請求項18】 前記Qシートが、ポリエチレン系、ポ
リプロピレン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリ
ビニルアルコール系から選択されるフィルムあるいは開
口フィルムあるいはこれらのフィルムと不織布の複合体
からなることを特徴とする請求項7〜14のいずれか1
項に記載のシート状吸収体。 - 【請求項19】 液透過性の表面シートと、液不透過性
の防漏シートと、これら両シート間に配置された液を吸
収、保持する吸収体とからなり、その両側縁部及び/又
は前身頃と後身頃の端縁部に液のガード機能を有する吸
収体製品において、前記吸収体が請求項1〜18のいず
れか1項に記載の自発的立体化機能を有するシート状吸
収体からなることを特徴とする吸収体製品。 - 【請求項20】 前記吸収体が、中央部分と両側縁部分
に区分され、前記両側縁部分は前記中央部に比較して未
吸水時には1.0mm以下の厚みの段差を有する積層構
造を有し、吸水、膨潤により前記両側縁部分が2.0m
m以上の厚みの段差を有するように立ち上がって側部防
漏堤(サイドガードバンク)として機能することを特徴と
する請求項19記載の吸収体製品。 - 【請求項21】 前記吸収体が、中央部分と両側縁部分
に区分され、前記両側縁部分は折り畳まれた構造を有
し、未吸水時には前記中央部と2mm以下の厚みの段差
を有し、吸水、膨潤により前記中央部と5mm以上の厚
みの段差を有するように立ち上がって立体的サイドガー
ドバンクとして機能することを特徴とする請求項19記
載の吸収体製品。 - 【請求項22】 前記吸収体が、前身頃と後身頃の端縁
部分と中央部分に区分され、前記端縁部分は前記中央部
分に比較して未吸水時には1.0mm以下の厚みの段差
を有する積層構造を有し、吸水、膨潤により前記端縁部
分が2.0mm以上の厚みの段差を形成するように立ち
上がって端部防漏堤(エンドガードバンク)として機能す
ることを特徴とする請求項19記載の吸収体製品。 - 【請求項23】 前記吸収体が、前身頃と後身頃の端縁
部分と中央部分に区分され、前記端縁部分は折り畳まれ
た構造を有し、未吸水時には前記中央部と2mm以下の
厚みの段差を有し、吸水、膨潤により前記中央部と5m
m以上の段差を形成するように立ち上がって立体的エン
ドガードバンクとして機能することを特徴とする請求項
19記載の吸収体製品。 - 【請求項24】 前記吸収体の後身頃部に、未吸水時に
は2mm以下の厚みの段差を有し、吸水、膨潤により5
mm以上の段差を有する凹凸構造からなる便の誘導部が
形成されていることを特徴とする請求項19〜23のい
ずれか1項に記載の吸収体製品。 - 【請求項25】 前記吸収体の長手方向に沿う中央領域
に、未吸水時にはその周辺部位に比較して2mm以下の
厚みの段差を有し、吸水、膨潤により周辺部位に比較し
て5mm以上の厚みの段差を有するように立ち上がって
排出局部と密着するような凸部構造が形成されているこ
とを特徴とする請求項19〜24のいずれか1項に記載
の吸収体製品。
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