JP2002186638A - 吸収性パッド - Google Patents
吸収性パッドInfo
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- JP2002186638A JP2002186638A JP2000389773A JP2000389773A JP2002186638A JP 2002186638 A JP2002186638 A JP 2002186638A JP 2000389773 A JP2000389773 A JP 2000389773A JP 2000389773 A JP2000389773 A JP 2000389773A JP 2002186638 A JP2002186638 A JP 2002186638A
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- absorbent
- urine
- absorbent pad
- buttocks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多くの量の尿や複数回の排尿を吸収して収容
でき、世話をする人の負担を少なくし、世話にかかるコ
ストとパッド自体にかかるコストを抑えることができる
吸収性パッドを提供することにある。 【解決手段】 上方吸収体２に貫通した部分を設け、上
方吸収体２と下方吸収体３で中間不織布５を挟むように
して誘導凹部４を形成した。
でき、世話をする人の負担を少なくし、世話にかかるコ
ストとパッド自体にかかるコストを抑えることができる
吸収性パッドを提供することにある。 【解決手段】 上方吸収体２に貫通した部分を設け、上
方吸収体２と下方吸収体３で中間不織布５を挟むように
して誘導凹部４を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は便所に行って排泄が
できない大人や乳幼児などがおむつや尿パッドとして身
につけて屎尿の水分を吸収体で吸収する吸収性パッドに
関する。
できない大人や乳幼児などがおむつや尿パッドとして身
につけて屎尿の水分を吸収体で吸収する吸収性パッドに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来において、おむつや尿パッドなどを
使用した状態で屎尿がされると、尿は男性の陰部や女性
の局部に近い位置の吸収性パッドの吸収体で吸収される
ことになるが、尿の量が多かったり、複数回排尿がされ
ると、既に尿を吸収している吸収体部分では十分に吸収
がされないため他の部分に流れ出して洩れてしまうこと
があった。股部分からの洩れを防ぐためにギャザーと呼
ばれる薄い側壁が設けられたものはあるが、身につける
と吸収体に密着するように倒れた状態になっていること
が多く十分ではなかった。また、対策として尿の度にお
むつや尿パッドを取り替えることがあげられるが、おむ
つや尿パッドの吸収性パッドの吸収体の全体が十分利用
されずに取り替えられることになる。また洩れによる汚
染が発生した場合、世話をする人の負担が大きくなる。
使用した状態で屎尿がされると、尿は男性の陰部や女性
の局部に近い位置の吸収性パッドの吸収体で吸収される
ことになるが、尿の量が多かったり、複数回排尿がされ
ると、既に尿を吸収している吸収体部分では十分に吸収
がされないため他の部分に流れ出して洩れてしまうこと
があった。股部分からの洩れを防ぐためにギャザーと呼
ばれる薄い側壁が設けられたものはあるが、身につける
と吸収体に密着するように倒れた状態になっていること
が多く十分ではなかった。また、対策として尿の度にお
むつや尿パッドを取り替えることがあげられるが、おむ
つや尿パッドの吸収性パッドの吸収体の全体が十分利用
されずに取り替えられることになる。また洩れによる汚
染が発生した場合、世話をする人の負担が大きくなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、多くの量
の尿や複数回の排尿も効率よく吸収して収容でき、一日
に使用する枚数を少なくし、世話をする人の負担を少な
くし、世話にかかるコスト及びパッド自体のコストも抑
えることができる吸収性パッドを提供することにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、多くの量
の尿や複数回の排尿も効率よく吸収して収容でき、一日
に使用する枚数を少なくし、世話をする人の負担を少な
くし、世話にかかるコスト及びパッド自体のコストも抑
えることができる吸収性パッドを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設け、排出
された尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘
導凹部を吸収体に設けたことを特徴とする吸収性パッド ２） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設け、排出
された尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘
導凹部を吸収体に設け、装着した際に股の間になる吸収
体の部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴とする吸
収性パッド ３） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体と下方吸
収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体より吸収力
が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と下方吸収
体で上下から挾むように重ね合わせ、排出された尿を外
部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹部を中間
不織布が露出するように設けたことを特徴とする吸収性
パッド ４） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体と下方吸
収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体より吸収力
が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と下方吸収
体で上下から挾むように重ね合わせ、排出された尿を外
部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹部を中間
不織布が露出するように設け、装着した際に股の間にな
る部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴とする吸収
性パッド ５） 誘導凹部の凹状の深さが、凹状の底下方の吸収体
厚さの２〜３倍となる構造にした前記１）〜４）いずれ
かに記載の吸収性パッド ６） 吸収体が、高分子吸収性ポリマーを含む材質であ
る前記１）〜５）いずれかに記載の吸収性パッド ７） 誘導凹部が、股の間とその付近となる前後の中央
部の幅を狭くし、同中央部より前側及び後側の幅を広く
する構造にした前記１）〜６）いずれかに記載の吸収性
パッド ８） 前記１）〜７）いずれかに記載の吸収性パッドを
人の下腹部から臀部にまたがった大部分を覆う大きさと
し、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面に防水
性のある防水シートを設けた使い捨ておむつ ９） 前記１）〜７）いずれかに記載の吸収性パッドを
人の下腹部から臀部にまたがった一部を覆う大きさと
し、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面に防水
性のある防水シートを設けた尿パッド にある。
発明の構成は、 １） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設け、排出
された尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘
導凹部を吸収体に設けたことを特徴とする吸収性パッド ２） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設け、排出
された尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘
導凹部を吸収体に設け、装着した際に股の間になる吸収
体の部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴とする吸
収性パッド ３） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体と下方吸
収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体より吸収力
が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と下方吸収
体で上下から挾むように重ね合わせ、排出された尿を外
部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹部を中間
不織布が露出するように設けたことを特徴とする吸収性
パッド ４） 便所に行って排泄ができない大人や乳幼児の屎尿
を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人の下腹部
から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体と下方吸
収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体より吸収力
が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と下方吸収
体で上下から挾むように重ね合わせ、排出された尿を外
部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹部を中間
不織布が露出するように設け、装着した際に股の間にな
る部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴とする吸収
性パッド ５） 誘導凹部の凹状の深さが、凹状の底下方の吸収体
厚さの２〜３倍となる構造にした前記１）〜４）いずれ
かに記載の吸収性パッド ６） 吸収体が、高分子吸収性ポリマーを含む材質であ
る前記１）〜５）いずれかに記載の吸収性パッド ７） 誘導凹部が、股の間とその付近となる前後の中央
部の幅を狭くし、同中央部より前側及び後側の幅を広く
する構造にした前記１）〜６）いずれかに記載の吸収性
パッド ８） 前記１）〜７）いずれかに記載の吸収性パッドを
人の下腹部から臀部にまたがった大部分を覆う大きさと
し、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面に防水
性のある防水シートを設けた使い捨ておむつ ９） 前記１）〜７）いずれかに記載の吸収性パッドを
人の下腹部から臀部にまたがった一部を覆う大きさと
し、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面に防水
性のある防水シートを設けた尿パッド にある。
【０００５】
【作用】本発明では、便所に行って排泄ができない大人
や乳幼児が吸収性パッドを身につけて排尿を行うと、尿
を誘導凹部内で受けるようにして凹状の周りの部分が壁
となって尿が外部に洩れるのを防ぐ。誘導凹部によって
尿を臀部側に誘導することによって臀部側の吸収体部分
で尿を吸収する。さらに誘導凹部周りの吸収体が尿を吸
収すると、吸収体が膨張して誘導凹部の凹状の深さがさ
らに深くなって、複数回の排尿でもより尿が洩れにくく
なる。装着した際に股の間になる部分の幅を狭くしたも
のは、股の間に位置する吸収性パッド部分が股の形に沿
ってアーム状に変形し側端が中央より低くなって洩れや
すくなることがないように、股の形に沿って側端が中央
より高くなるよう装着できるようにする。上方吸収体と
下方吸収体で中間不織布を挾み込むようにして誘導凹部
を形成するようにしたものは、排出された尿が誘導凹部
の底となる中間不織布に当たるようにする。中間不織布
は、上方吸収体及び下方吸収体より吸収力が低く通水性
があるので、ある程度の量の尿は、中間不織布を通過し
て下方吸収体に吸収され、残りは、誘導凹部に誘導され
て臀部側に送って吸収するようにする。さらに、中間不
織布の通水性によって上方吸収体と下方吸収体に挟まれ
た中間不織布に尿が早く浸透するので、このようにして
中間不織布に浸透した尿を上方吸収体と下方吸収体で上
下から効率よく吸収する。誘導凹部の凹状の深さが、凹
状の底下方の吸収体厚さの２〜３倍となる構造にしたも
のは、吸収体が膨張していない状態でも誘導凹部の凹状
の深さが洩れを防ぎ尿を臀部側に送るのに十分な深さを
有するようにし、膨張した状態でも装着した人が違和感
を感じない厚さとなるようにする。吸収体の材質が高分
子吸水性ポリマーであるものは、高い吸水性によって尿
を多く吸収する。誘導凹部が、股の間とその付近となる
前後の中央部の幅を狭くしその前後を広くしたものは、
股の間とその付近が速く吸収して膨張するようにして、
誘導凹部を深くするようにして洩れにくくする。また、
便を収容する場合には幅を狭くすることによってそれよ
り後方で収容した便が股の間及び前方に行きにくくす
る。吸収性パッドに表面不織布と防水シートを設けて使
い捨ておむつとしたものは、誘導凹部によって複数回の
尿を効率よく吸収し、便も収容できるようにする。吸収
性パッドに表面不織布と防水シートを設けて尿パッドと
したものは、誘導凹部によって複数回の尿を効率よく吸
収できるようにする。
や乳幼児が吸収性パッドを身につけて排尿を行うと、尿
を誘導凹部内で受けるようにして凹状の周りの部分が壁
となって尿が外部に洩れるのを防ぐ。誘導凹部によって
尿を臀部側に誘導することによって臀部側の吸収体部分
で尿を吸収する。さらに誘導凹部周りの吸収体が尿を吸
収すると、吸収体が膨張して誘導凹部の凹状の深さがさ
らに深くなって、複数回の排尿でもより尿が洩れにくく
なる。装着した際に股の間になる部分の幅を狭くしたも
のは、股の間に位置する吸収性パッド部分が股の形に沿
ってアーム状に変形し側端が中央より低くなって洩れや
すくなることがないように、股の形に沿って側端が中央
より高くなるよう装着できるようにする。上方吸収体と
下方吸収体で中間不織布を挾み込むようにして誘導凹部
を形成するようにしたものは、排出された尿が誘導凹部
の底となる中間不織布に当たるようにする。中間不織布
は、上方吸収体及び下方吸収体より吸収力が低く通水性
があるので、ある程度の量の尿は、中間不織布を通過し
て下方吸収体に吸収され、残りは、誘導凹部に誘導され
て臀部側に送って吸収するようにする。さらに、中間不
織布の通水性によって上方吸収体と下方吸収体に挟まれ
た中間不織布に尿が早く浸透するので、このようにして
中間不織布に浸透した尿を上方吸収体と下方吸収体で上
下から効率よく吸収する。誘導凹部の凹状の深さが、凹
状の底下方の吸収体厚さの２〜３倍となる構造にしたも
のは、吸収体が膨張していない状態でも誘導凹部の凹状
の深さが洩れを防ぎ尿を臀部側に送るのに十分な深さを
有するようにし、膨張した状態でも装着した人が違和感
を感じない厚さとなるようにする。吸収体の材質が高分
子吸水性ポリマーであるものは、高い吸水性によって尿
を多く吸収する。誘導凹部が、股の間とその付近となる
前後の中央部の幅を狭くしその前後を広くしたものは、
股の間とその付近が速く吸収して膨張するようにして、
誘導凹部を深くするようにして洩れにくくする。また、
便を収容する場合には幅を狭くすることによってそれよ
り後方で収容した便が股の間及び前方に行きにくくす
る。吸収性パッドに表面不織布と防水シートを設けて使
い捨ておむつとしたものは、誘導凹部によって複数回の
尿を効率よく吸収し、便も収容できるようにする。吸収
性パッドに表面不織布と防水シートを設けて尿パッドと
したものは、誘導凹部によって複数回の尿を効率よく吸
収できるようにする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の吸収性パッドはおむつや
尿パッドの一部として用いてもよいし、肌に直接触れる
表面不織布と洩れ防止用の防水シート等を取り付けてお
むつや尿パッドとして用いてもよいし、吸水性パッドを
おむつカバーや下着で装着するようにして吸水性パッド
をそのままおむつや尿パッドとして用いるようにしても
よい。吸収体及び上方吸収体、下方吸収体の材質として
は、高分子吸水性ポリマーや脱脂綿や繊維パルプを多層
になるようにしたものがあり、吸水性の高いものが好ま
しい。股の間になる位置部分を狭くするには、装着時に
おいて６０ｍｍ〜８０ｍｍの幅になるようにするのが好
ましい。本発明の吸収性パッドは、おむつ、尿パッドに
含まれるものとし、また女性の生理用具に用いてもよ
い。本発明の吸収性パッドは、使い捨てタイプとして用
いても、繰り返し用いるようにしてもどちらでもかまわ
ない。本発明の吸収性パッドの装着は、おむつカバーで
装着するようにしてもよいし、吸収性パッドの前後端の
いずれかから帯状に伸ばしたものを腰に回すようにして
反対側の吸収性パッドの端に取り付けて装着するように
してもよい。
尿パッドの一部として用いてもよいし、肌に直接触れる
表面不織布と洩れ防止用の防水シート等を取り付けてお
むつや尿パッドとして用いてもよいし、吸水性パッドを
おむつカバーや下着で装着するようにして吸水性パッド
をそのままおむつや尿パッドとして用いるようにしても
よい。吸収体及び上方吸収体、下方吸収体の材質として
は、高分子吸水性ポリマーや脱脂綿や繊維パルプを多層
になるようにしたものがあり、吸水性の高いものが好ま
しい。股の間になる位置部分を狭くするには、装着時に
おいて６０ｍｍ〜８０ｍｍの幅になるようにするのが好
ましい。本発明の吸収性パッドは、おむつ、尿パッドに
含まれるものとし、また女性の生理用具に用いてもよ
い。本発明の吸収性パッドは、使い捨てタイプとして用
いても、繰り返し用いるようにしてもどちらでもかまわ
ない。本発明の吸収性パッドの装着は、おむつカバーで
装着するようにしてもよいし、吸収性パッドの前後端の
いずれかから帯状に伸ばしたものを腰に回すようにして
反対側の吸収性パッドの端に取り付けて装着するように
してもよい。
【０００７】
【実施例】本発明の各実施例について、図面を参照して
具体的に説明する。 実施例１（図１〜４参照） 図１〜４に示す実施例１は、股の間になる部分の幅を狭
くし、上方吸収体と中間不織布と下方吸収体を重ねて誘
導凹部を形成した吸収性パッドを用いた使い捨ておむつ
の例である。図１は実施例１の使い捨ておむつの平面図
である。図２は図１のＡ−Ａ断面図である。図３は図１
のＢ−Ｂ断面図である。図４は実施例１の使い捨ておむ
つの使用状態を示す説明図である。図中、１は使い捨て
おむつ、１ａは吸収性パッド、２は上方吸収体、３は下
方吸収体、４は誘導凹部、５は中間不織布、６は表面不
織布、７はバックシート、２０はおむつカバー、２１は
尿の流れを示す矢印、ｈは人である。
具体的に説明する。 実施例１（図１〜４参照） 図１〜４に示す実施例１は、股の間になる部分の幅を狭
くし、上方吸収体と中間不織布と下方吸収体を重ねて誘
導凹部を形成した吸収性パッドを用いた使い捨ておむつ
の例である。図１は実施例１の使い捨ておむつの平面図
である。図２は図１のＡ−Ａ断面図である。図３は図１
のＢ−Ｂ断面図である。図４は実施例１の使い捨ておむ
つの使用状態を示す説明図である。図中、１は使い捨て
おむつ、１ａは吸収性パッド、２は上方吸収体、３は下
方吸収体、４は誘導凹部、５は中間不織布、６は表面不
織布、７はバックシート、２０はおむつカバー、２１は
尿の流れを示す矢印、ｈは人である。
【０００８】実施例１の使い捨ておむつの吸収性パッド
はまず図１〜４に示すように高分子吸水性ポリマー製の
板状の上方吸収体２を設ける。この上方吸収体２は図１
に示すように人ｈの前側の下腹部に当てる部分の幅を約
２００ｍｍ〜３００ｍｍとし、人の臀部側に当てる部分
の幅を約３００ｍｍ〜４００ｍｍとし、股の間となる部
分を２００〜２４０ｍｍとなるように狭くした形状にし
て、全体が瓢箪型になる形状になっている。この上方吸
収体２に、図１に示すように尿と便を受ける位置に貫通
した部分を設ける。この貫通した部分は股の間とその付
近となる前後の中央の位置の幅が徐々に狭くなるように
なる形状に形成する。次に上方吸収体２より吸収力が低
く、通水性のある中間不織布５を上方吸収体２と同様に
瓢箪型に設ける。ただし中間不織布５には貫通した部分
は設けない。次に上方吸収体２と同じ瓢箪型で同じ材質
の貫通した部分を設けない下方吸収体３を設け、上方吸
収体２を上側にし、下方吸収体３を下側にして中間不織
布５を挟み込むようにして重ね合わせて固定する。この
ようにして誘導凹部４を形成する。次に、上方吸収体２
と誘導凹部４の底部分にある中間不織布５の上面を表面
不織布６で覆うように取り付ける。この際には、表面不
織布６は、たるみを十分に持たせて誘導凹部４の形状に
沿って密着して覆うようにする。次に、下方吸収体３の
下方を覆うように防水性のあるバックシート７を取り付
ける。次に吸収性パッド１ａの外周に沿って位置する中
間不織布５の外周端を表面不織布６とバックシート７で
挾むようにして接着する。このように吸収性パッド１ａ
と表面不織布６とバックシート７でおむつカバーによっ
て装着するシート状の使い捨ておむつを形成する。
はまず図１〜４に示すように高分子吸水性ポリマー製の
板状の上方吸収体２を設ける。この上方吸収体２は図１
に示すように人ｈの前側の下腹部に当てる部分の幅を約
２００ｍｍ〜３００ｍｍとし、人の臀部側に当てる部分
の幅を約３００ｍｍ〜４００ｍｍとし、股の間となる部
分を２００〜２４０ｍｍとなるように狭くした形状にし
て、全体が瓢箪型になる形状になっている。この上方吸
収体２に、図１に示すように尿と便を受ける位置に貫通
した部分を設ける。この貫通した部分は股の間とその付
近となる前後の中央の位置の幅が徐々に狭くなるように
なる形状に形成する。次に上方吸収体２より吸収力が低
く、通水性のある中間不織布５を上方吸収体２と同様に
瓢箪型に設ける。ただし中間不織布５には貫通した部分
は設けない。次に上方吸収体２と同じ瓢箪型で同じ材質
の貫通した部分を設けない下方吸収体３を設け、上方吸
収体２を上側にし、下方吸収体３を下側にして中間不織
布５を挟み込むようにして重ね合わせて固定する。この
ようにして誘導凹部４を形成する。次に、上方吸収体２
と誘導凹部４の底部分にある中間不織布５の上面を表面
不織布６で覆うように取り付ける。この際には、表面不
織布６は、たるみを十分に持たせて誘導凹部４の形状に
沿って密着して覆うようにする。次に、下方吸収体３の
下方を覆うように防水性のあるバックシート７を取り付
ける。次に吸収性パッド１ａの外周に沿って位置する中
間不織布５の外周端を表面不織布６とバックシート７で
挾むようにして接着する。このように吸収性パッド１ａ
と表面不織布６とバックシート７でおむつカバーによっ
て装着するシート状の使い捨ておむつを形成する。
【０００９】実施例１の吸収性パッド１ａを使い捨てお
むつとして使用するには、吸収性パッド１ａの表面不織
布６が人ｈの肌に当たり、バックシート７が外側になる
ようにしてその外側をおむつカバー２０で覆って人ｈに
装着する。このように装着した際及び排尿後においても
誘導凹部４に空間が生じているため、密着した感じがせ
ず空間的な余裕があり、尿が肌に付着することを少なく
するため使用者が非常に快適に使用できる。この状態で
尿が排出されると尿は前側の誘導凹部４内で受けられ
る。このように凹形状で受けることによって、尿がその
排出された勢いで広がって洩れ出すのを防ぐことができ
る。排出された尿の大部分は、表面不織布６と中間不織
布５を通って排尿された位置に近い下方吸収体３で吸収
される。本実施例１の吸収性パッドは尿を受ける誘導凹
部４の底に上方吸収体及び下方吸収体よりも吸水性が低
く通水性のある表面不織布６，中間不織布５を有するの
で、尿が排尿された位置から他の位置に移動しやすい。
よって、尿は臀部側に向って誘導凹部４内を流れて、他
の部分でも吸収されることになる。このようにすると尿
が広い面積で吸収できるので、尿が多い場合であっても
確実に吸収される。また、尿が通水性のある中間不織布
５を通過する際に、中間不織布５内でも拡がるため、上
方吸収体２と下方吸収体３の間の中間不織布５に拡がる
ことにより上方吸収体２と下方吸収体３の両方で吸収さ
れることになる。このようにして上方吸収体２でも吸収
されると、図２に示すように上方吸収体２の尿を吸収し
た部分が膨張して誘導凹部４は凹状の深さがさらに深く
なる。よって、複数回の尿があっても、さらに洩れにく
くして尿を臀部側に移動させて上方吸収体２及び下方吸
収体３で吸収することができる。また、誘導凹部４の前
後の中央部を狭くすることによって、排出された尿が移
動する際、狭くした部分の上方吸収体２が早い段階で尿
を吸収して膨張することによって誘導凹部４が深くなっ
てさらに尿が洩れにくくする。狭くなった部分の上方吸
収体２が尿を吸収し膨張した後は、誘導凹部は前側から
後側まで直線状に近い状態になり、２回目以降の排尿は
より効率よく臀部側の吸収体部分に誘導される。また、
さらに誘導凹部４の前後の中央部を狭くすることによっ
て、臀部側の広い誘導凹部４で便を収容した際、便が前
方に移動しにくくする。よって、排便後陰部などに便が
付着することが少なくなるため、さらに快適に使用する
ことができる。実施例１の使い捨ておむつは、複数回の
排尿を可能にし、軟便等の洩れを最少限度に止めるおむ
つとして使用できる。複数回の排尿と軟便等の洩れの解
決は、使い捨ておむつを使用する人を世話する人が排尿
のたびに交換しなくてもよくなり少力化ができるため、
コストを抑制し、また、使用する人も複数回目の排尿で
洩れて不快に感じるようなことがないようにして快適に
使用できるようになる。また、吸収性パッドを全体的に
効率よく使用できるので一日の使用枚数を減らすことが
でき、使い捨ておむつ自体のコストを抑制することもで
きる。
むつとして使用するには、吸収性パッド１ａの表面不織
布６が人ｈの肌に当たり、バックシート７が外側になる
ようにしてその外側をおむつカバー２０で覆って人ｈに
装着する。このように装着した際及び排尿後においても
誘導凹部４に空間が生じているため、密着した感じがせ
ず空間的な余裕があり、尿が肌に付着することを少なく
するため使用者が非常に快適に使用できる。この状態で
尿が排出されると尿は前側の誘導凹部４内で受けられ
る。このように凹形状で受けることによって、尿がその
排出された勢いで広がって洩れ出すのを防ぐことができ
る。排出された尿の大部分は、表面不織布６と中間不織
布５を通って排尿された位置に近い下方吸収体３で吸収
される。本実施例１の吸収性パッドは尿を受ける誘導凹
部４の底に上方吸収体及び下方吸収体よりも吸水性が低
く通水性のある表面不織布６，中間不織布５を有するの
で、尿が排尿された位置から他の位置に移動しやすい。
よって、尿は臀部側に向って誘導凹部４内を流れて、他
の部分でも吸収されることになる。このようにすると尿
が広い面積で吸収できるので、尿が多い場合であっても
確実に吸収される。また、尿が通水性のある中間不織布
５を通過する際に、中間不織布５内でも拡がるため、上
方吸収体２と下方吸収体３の間の中間不織布５に拡がる
ことにより上方吸収体２と下方吸収体３の両方で吸収さ
れることになる。このようにして上方吸収体２でも吸収
されると、図２に示すように上方吸収体２の尿を吸収し
た部分が膨張して誘導凹部４は凹状の深さがさらに深く
なる。よって、複数回の尿があっても、さらに洩れにく
くして尿を臀部側に移動させて上方吸収体２及び下方吸
収体３で吸収することができる。また、誘導凹部４の前
後の中央部を狭くすることによって、排出された尿が移
動する際、狭くした部分の上方吸収体２が早い段階で尿
を吸収して膨張することによって誘導凹部４が深くなっ
てさらに尿が洩れにくくする。狭くなった部分の上方吸
収体２が尿を吸収し膨張した後は、誘導凹部は前側から
後側まで直線状に近い状態になり、２回目以降の排尿は
より効率よく臀部側の吸収体部分に誘導される。また、
さらに誘導凹部４の前後の中央部を狭くすることによっ
て、臀部側の広い誘導凹部４で便を収容した際、便が前
方に移動しにくくする。よって、排便後陰部などに便が
付着することが少なくなるため、さらに快適に使用する
ことができる。実施例１の使い捨ておむつは、複数回の
排尿を可能にし、軟便等の洩れを最少限度に止めるおむ
つとして使用できる。複数回の排尿と軟便等の洩れの解
決は、使い捨ておむつを使用する人を世話する人が排尿
のたびに交換しなくてもよくなり少力化ができるため、
コストを抑制し、また、使用する人も複数回目の排尿で
洩れて不快に感じるようなことがないようにして快適に
使用できるようになる。また、吸収性パッドを全体的に
効率よく使用できるので一日の使用枚数を減らすことが
でき、使い捨ておむつ自体のコストを抑制することもで
きる。
【００１０】図５に示すのは、実施例１の使い捨ておむ
つの他の例である。図中、１１は装着テープである。実
施例１の他の例では、使い捨ておむつのバックシート７
の後方両側から外側側方に伸びる装着テープ１１を設け
ている。装着時には、装着テープ１１の端を人の下腹部
側に位置するバックシート７の前端近くの両側方部分に
貼着して使い捨ておむつを装着する。このように装着す
るようにしても、パンツ型の使い捨ておむつに吸収性パ
ッド１ａを取り付けるようにしてもよい。
つの他の例である。図中、１１は装着テープである。実
施例１の他の例では、使い捨ておむつのバックシート７
の後方両側から外側側方に伸びる装着テープ１１を設け
ている。装着時には、装着テープ１１の端を人の下腹部
側に位置するバックシート７の前端近くの両側方部分に
貼着して使い捨ておむつを装着する。このように装着す
るようにしても、パンツ型の使い捨ておむつに吸収性パ
ッド１ａを取り付けるようにしてもよい。
【００１１】実施例２（図６参照） 図６に示す実施例２は、中間不織布を用いず、一枚の板
状の吸収体に凹状の誘導凹部を設けるようにした吸収性
パッドの例である。図６は実施例２の吸収性パッドの断
面図である。図中、８は吸収体、８ａは誘導凹部であ
る。実施例２では図５に示すように厚い板状の吸収体８
に凹部を設けて誘導凹部８ａとしている。このように中
間不織布を用いずに誘導凹部８ａを設けるようにしても
よい。その他符号、構成、作用、使い方は実施例１と同
じである。
状の吸収体に凹状の誘導凹部を設けるようにした吸収性
パッドの例である。図６は実施例２の吸収性パッドの断
面図である。図中、８は吸収体、８ａは誘導凹部であ
る。実施例２では図５に示すように厚い板状の吸収体８
に凹部を設けて誘導凹部８ａとしている。このように中
間不織布を用いずに誘導凹部８ａを設けるようにしても
よい。その他符号、構成、作用、使い方は実施例１と同
じである。
【００１２】実施例３（図７参照） 図７に示す実施例３は、吸水性パッドを尿パッドとして
使用した例である。図７は実施例３の尿パッドの平面図
である。図中、１０は尿パッドとして使用した吸収性パ
ッド、１０ａは誘導凹部である。実施例３では、図６に
示すように尿パッドとして吸収性パッド１０を使用す
る。よって誘導凹部１０ａは、便を収容せず、吸収面積
を広く取るように使用するのでおむつとして使用するも
のよりも後側が小さくなっている。このように尿パッド
として用いるようにしてもよい。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例１と同じである。
使用した例である。図７は実施例３の尿パッドの平面図
である。図中、１０は尿パッドとして使用した吸収性パ
ッド、１０ａは誘導凹部である。実施例３では、図６に
示すように尿パッドとして吸収性パッド１０を使用す
る。よって誘導凹部１０ａは、便を収容せず、吸収面積
を広く取るように使用するのでおむつとして使用するも
のよりも後側が小さくなっている。このように尿パッド
として用いるようにしてもよい。その他符号、構成、作
用、使い方は実施例１と同じである。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、多くの量の尿や複数回
の排尿も吸収して収容でき、世話をする人の負担を少な
くし、使用した人が快適に使用でき、世話にかかるコス
トとパッド自体にかかるコストを抑えることができる。
装着した際に股の間になる部分の幅を狭くしたものは、
装着時の違和感をなくし、さらに尿を洩れないようにし
て臀部側に送って効率よく吸収できるようにする。上方
吸収体と下方吸収体で中間不織布を挟み込むようにして
誘導凹部を形成するようにしたものは、誘導凹部の周り
の肌に当たる側の上方吸収体及び臀部側の上方吸収体及
び下方吸収体でも尿が吸収されるようにしてさらに効率
よく確実に尿が吸収されるようになる。誘導凹部の凹状
の深さが、凹状の底下方の吸収体厚さの２〜３倍となる
構造にしたものは、複数回の排尿を収容する際にも洩れ
ないように確実に臀部側に尿を送って吸収できるように
する。吸収体の材質が高分子吸水性ポリマーであるもの
は、さらに多くの尿を吸収できる。誘導凹部が、股の間
とその付近となる前後の中央部の幅を狭くしその前後を
広くしたものは、さらに洩れにくく、また快適に使用で
きる。吸収性パッドに表面不織布と防水シートを設けて
使い捨ておむつとしたものは、複数回の尿を十分に収容
でき、便も収容でき、快適に使用でき、世話する人が楽
な使い捨ておむつにできる。吸収性パッドに表面不織布
と防水シートを設けて尿パッドとしたものは、複数回の
尿を十分に収容でき、快適に使用でき、世話する人が楽
な使い捨ておむつにできる。
の排尿も吸収して収容でき、世話をする人の負担を少な
くし、使用した人が快適に使用でき、世話にかかるコス
トとパッド自体にかかるコストを抑えることができる。
装着した際に股の間になる部分の幅を狭くしたものは、
装着時の違和感をなくし、さらに尿を洩れないようにし
て臀部側に送って効率よく吸収できるようにする。上方
吸収体と下方吸収体で中間不織布を挟み込むようにして
誘導凹部を形成するようにしたものは、誘導凹部の周り
の肌に当たる側の上方吸収体及び臀部側の上方吸収体及
び下方吸収体でも尿が吸収されるようにしてさらに効率
よく確実に尿が吸収されるようになる。誘導凹部の凹状
の深さが、凹状の底下方の吸収体厚さの２〜３倍となる
構造にしたものは、複数回の排尿を収容する際にも洩れ
ないように確実に臀部側に尿を送って吸収できるように
する。吸収体の材質が高分子吸水性ポリマーであるもの
は、さらに多くの尿を吸収できる。誘導凹部が、股の間
とその付近となる前後の中央部の幅を狭くしその前後を
広くしたものは、さらに洩れにくく、また快適に使用で
きる。吸収性パッドに表面不織布と防水シートを設けて
使い捨ておむつとしたものは、複数回の尿を十分に収容
でき、便も収容でき、快適に使用でき、世話する人が楽
な使い捨ておむつにできる。吸収性パッドに表面不織布
と防水シートを設けて尿パッドとしたものは、複数回の
尿を十分に収容でき、快適に使用でき、世話する人が楽
な使い捨ておむつにできる。
【図１】実施例１の使い捨ておむつの平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】実施例１の使い捨ておむつの使用状態を示す説
明図である。
明図である。
【図５】実施例１の使い捨ておむつの他の例の平面図で
ある。
ある。
【図６】実施例２の吸収性パッドの断面図である。
【図７】実施例３の尿パッドの平面図である。
１ 使い捨ておむつ １ａ 吸収性パッド ２ 上方吸収体 ３ 下方吸収体 ４ 誘導凹部 ５ 中間不織布 ６ 表面不織布 ７ バックシート ８ 吸収体 ８ａ 誘導凹部 １０ 吸収性パッド １０ａ 誘導凹部 １１ 装着テープ ２０ おむつカバー ２１ 尿の流れを示す矢印 ｈ 人体
Claims (9)
- 【請求項１】 便所に行って排泄ができない大人や乳幼
児の屎尿を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人
の下腹部から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設
け、排出された尿を外部に洩れないように臀部側に送る
凹状の誘導凹部を吸収体に設けたことを特徴とする吸収
性パッド。 - 【請求項２】 便所に行って排泄ができない大人や乳幼
児の屎尿を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人
の下腹部から臀部にまたがって覆う大きさの吸収体を設
け、排出された尿を外部に洩れないように臀部側に送る
凹状の誘導凹部を吸収体に設け、装着した際に股の間に
なる吸収体の部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴
とする吸収性パッド。 - 【請求項３】 便所に行って排泄ができない大人や乳幼
児の屎尿を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人
の下腹部から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体
と下方吸収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体よ
り吸収力が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と
下方吸収体で上下から挾むように重ね合わせ、排出され
た尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹
部を中間不織布が露出するように設けたことを特徴とす
る吸収性パッド。 - 【請求項４】 便所に行って排泄ができない大人や乳幼
児の屎尿を吸収体で吸収する吸収性パッドにおいて、人
の下腹部から臀部にまたがって覆う大きさの上方吸収体
と下方吸収体を設け、同上方吸収体及び同下方吸収体よ
り吸収力が低く通水性のある中間不織布を上方吸収体と
下方吸収体で上下から挾むように重ね合わせ、排出され
た尿を外部に洩れないように臀部側に送る凹状の誘導凹
部を中間不織布が露出するように設け、装着した際に股
の間になる部分の幅を狭くした構造にしたことを特徴と
する吸収性パッド。 - 【請求項５】 誘導凹部の凹状の深さが、凹状の底下方
の吸収体厚さの２〜３倍となる構造にした請求項１〜４
いずれかに記載の吸収性パッド。 - 【請求項６】 吸収体が、高分子吸収性ポリマーを含む
材質である請求項１〜５いずれかに記載の吸収性パッ
ド。 - 【請求項７】 誘導凹部が、股の間とその付近となる前
後の中央部の幅を狭くし、同中央部より前側及び後側の
幅を広くする構造にした請求項１〜６いずれかに記載の
吸収性パッド。 - 【請求項８】 請求項１〜７いずれかに記載の吸収性パ
ッドを人の下腹部から臀部にまたがった大部分を覆う大
きさとし、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面
に防水性のある防水シートを設けた使い捨ておむつ。 - 【請求項９】 請求項１〜７いずれかに記載の吸収性パ
ッドを人の下腹部から臀部にまたがった一部を覆う大き
さとし、上面に通水性のある表面不織布を設け、下面に
防水性のある防水シートを設けた尿パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000389773A JP2002186638A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 吸収性パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000389773A JP2002186638A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 吸収性パッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002186638A true JP2002186638A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18856257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000389773A Pending JP2002186638A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 吸収性パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002186638A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003009791A1 (fr) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Japan Absorbent Technology Institute | Absorbant a structure en feuille et article absorbant correspondant |
| JP2003070842A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-11 | Livedo Corporation | 使い捨て吸収性物品の吸収用積層体および該吸収用積層体を備えた使い捨て吸収性物品 |
| JP2010063546A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Hakujuji Co Ltd | 使い捨て吸収性物品およびアウタ型吸収性物品 |
| JP2010284418A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Oji Nepia Co Ltd | 吸収性物品 |
| JP2011502693A (ja) * | 2007-11-20 | 2011-01-27 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 成形吸収用品 |
| JP2011067283A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Livedo Corporation | 吸収性物品 |
| JP2013017531A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Livedo Corporation | 吸収性物品 |
| JP2014171581A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
| JP2015066307A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| JP2017185393A (ja) * | 2017-07-24 | 2017-10-12 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
| JP2018143836A (ja) * | 2018-06-28 | 2018-09-20 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
| JP2019141309A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品 |
| JP2020036737A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000389773A patent/JP2002186638A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003009791A1 (fr) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Japan Absorbent Technology Institute | Absorbant a structure en feuille et article absorbant correspondant |
| JP2003070842A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-11 | Livedo Corporation | 使い捨て吸収性物品の吸収用積層体および該吸収用積層体を備えた使い捨て吸収性物品 |
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| JP2019141309A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品 |
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| JP2020036737A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| JP7189706B2 (ja) | 2018-09-04 | 2022-12-14 | 花王株式会社 | 生理用ナプキン |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050602 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050801 |
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| A521 | Written amendment |
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