JP2003070842A - 使い捨て吸収性物品の吸収用積層体および該吸収用積層体を備えた使い捨て吸収性物品 - Google Patents

使い捨て吸収性物品の吸収用積層体および該吸収用積層体を備えた使い捨て吸収性物品

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JP2003070842A JP2001266169A JP2001266169A JP2003070842A JP 2003070842 A JP2003070842 A JP 2003070842A JP 2001266169 A JP2001266169 A JP 2001266169A JP 2001266169 A JP2001266169 A JP 2001266169A JP 2003070842 A JP2003070842 A JP 2003070842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用者の体型や動きに合わせて効果的に縒
れ、別体の尿取りパッドを併用しても着用者にごわごわ
感を与えずに漏れ防止効果を発揮し、しかも吸収性物品
の前後および左右からの尿等の排出液の漏れを防止する
ことのできる簡単な構造の吸収用積層体を見出す。 【解決手段】 使い捨て吸収性物品に用いられる体液を
吸収するための吸収用積層体であって、この吸収用積層
体3は、パルプ繊維中に高吸水性樹脂粉末が分散された
上下2層の吸収ウエブ体が重ね合わせられることにより
形成され、下層吸収ウエブ体32は、上層吸収ウエブ体
31と同幅または狭幅に形成され、上層吸収ウエブ体3
1には、下層吸収ウエブ体32の配設位置に、下層吸収
ウエブ体32よりも小面積の開口部33が少なくとも1
つ配設されると共に、該開口部33の周囲は、その他の
部位に比べて高吸水性樹脂粉末の分散密度が高く設定さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨ておむつ等
の使い捨て吸収性物品の吸収用積層体に関し、詳細に
は、着用者の体型や動きに合わせて効果的に縒れ、別体
の尿取りパッドを併用しても着用者にごわごわ感を与え
ずに漏れ防止効果を発揮し、しかも吸収性物品の前後お
よび左右からの尿等の排出液の漏れを抑制し得る吸収用
積層体および使い捨て吸収性物品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使い捨ておむつや使い捨てパンツに用い
られる吸収体は、通常、パルプ繊維(綿状粉砕パル
プ)、熱融着性繊維、高吸水性樹脂粉末等を、各貯留槽
から空気搬送して混合し、目的の吸収体形状と略同形状
の凹部(吸引領域)が設けられている吸引ドラム周面に
吸引堆積することにより形成されている。吸引ドラムに
吸引堆積された吸収体は、搬送用吸引コンベアに移され
て、使い捨て吸収性物品の製造ラインに組み込まれる。
【0003】ここで、吸収体を2層構造とする場合は、
吸引ドラムを2個直列に配置して同期制御して、上流の
吸引ドラムから吸引コンベア上に移された下層吸収体の
上に、下流の吸引ドラムで形成した上層吸収体を裁置す
る方法が採用される。
【0004】従来の2層構造の吸収体は、尿等の吸収量
を増やすため、あるいは女性の股下部への密着性を高め
るため、下層吸収体よりも小面積の上層吸収体を下層吸
収体の中央部に裁置して横断面凸状の構造のものが多か
った。しかし、このような中央部が分厚い構造の吸収体
は、着用者の動きに合わせて捩れにくく、排泄器官との
間に隙間ができることがあった。また、尿取りパッドを
併用すると、ますます嵩高くなり、着用者に不快なごわ
ごわ感を与えることとなっていた。
【0005】一方、吸収体製造時の高吸水性樹脂粉末の
吸収体への分散方法にも問題がある。高吸水性樹脂粉末
の分散方法としては、パルプ繊維や熱融着繊維等で吸収
体を成形した後、高吸水性樹脂粉末を散布する方法があ
るが、工程が増えるというデメリットがあるため、通常
は、空気搬送されるパルプ繊維に高吸水性樹脂粉末を混
ぜて、吸引ドラムに堆積させている。しかし、高吸水性
樹脂粉末の使用量は、吸収体形成に必要なパルプ繊維の
量に比べてかなり少ないため、搬送空気中でパルプ繊維
と均一に混合するのは難しい。このため、図8の吸収体
製造装置の側面図に示したように、吸引ドラム100に
対してパルプ繊維103を供給するダクト101の中
に、細管102を装入して、この細管102から高吸水
性樹脂粉末104を供給する手段が採用されている。
【0006】ところが、高吸水性樹脂粉末供給用の細管
102の吐出孔と吸引ドラム100までの距離が長けれ
ば、すなわち図9(a)のようにL1であれば、高吸水
性樹脂粉末の飛散幅が吸引ドラムの吸引領域105の幅
Wまで広がるが、細管102の吐出孔と吸引ドラム10
0との距離が図9(b)のようにL1より短いL2の場合
は、高吸水性樹脂粉末の飛散幅が吸引領域105の幅W
よりも狭くなってしまう。図9(b)のように細管10
2の吐出孔と吸引ドラム100との距離が短くなるの
は、高吸水性樹脂粉末が吸引ドラム100に到達する前
に自重で落下して吸引ドラム100に全量が到達しない
ことがあっては困るため、自ずとその距離が制約される
のであり、使い捨て吸収性物品の製造装置の設計上、や
むを得ないことである。そして、高吸水性樹脂粉末の飛
散幅が吸引領域105の幅Wよりも狭くなると、吸収体
の中央部近傍に高吸水性樹脂粉末が高密度に存在し、外
周近傍にはあまり高吸水性樹脂粉末が存在しないことと
なって、横漏れや前後方向からの漏れの原因になる。特
に、前記横断面凸状構造の吸収体では、左右の低くなっ
ている領域に高吸水性樹脂粉末があまり散布されないた
め、横漏れが発生する可能性が高いという問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、着
用者の体型や動きに合わせて縒れ易く、別体の尿取りパ
ッドを併用しても着用者にごわごわ感を与えずに漏れ防
止効果を発揮し、しかも吸収性物品の前後および左右か
らの尿等の排出液の漏れを防止することのできる簡単な
構造の吸収用積層体を見出すことを課題として掲げた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1に係る本発明は、使い捨て吸収性物品に用いられる
体液を吸収するための吸収用積層体であって、この吸収
用積層体は、パルプ繊維中に高吸水性樹脂粉末が分散さ
れた上下2層の吸収ウエブ体が重ね合わせられることに
より形成され、下層吸収ウエブ体は、上層吸収ウエブ体
と同幅または狭幅に形成され、上層吸収ウエブ体には、
下層吸収ウエブ体との重なり部に下層吸収ウエブ体より
も小面積の開口部が少なくとも1つ配設されると共に、
該開口部の周囲は、その他の部位に比べて高吸水性樹脂
粉末の分散密度が高く設定されているところに要旨を有
する。
【0009】上記構造の吸収用積層体は、上層吸収ウエ
ブ体が開口部を有していて、横断面凹状構造となるた
め、嵩高感がなく、別体の尿取りパッドを併用してもご
わごわすることがなくなった。また、この吸収用積層体
は、開口部の存在によって着用者の体型や動きに応じて
縒れ易く、このため排泄器官と吸収体との間に隙間を生
じることがなくなって漏れ防止効果が高い。さらに、上
層吸収ウエブ体の開口部壁は防漏提となると共に、開口
部の周囲には高吸水性樹脂粉末が高密度に分散配置され
ているため、防漏提で堰き止められた排泄液がすぐさま
高吸水性樹脂に吸収されて、横漏れや前後方向の漏れを
効果的に防止することができた。
【0010】請求項2に係る発明は、上記吸収用積層体
の下層吸収ウエブ体においては、その略全域に高吸水性
樹脂粉末が略同密度に分散されているものである。開口
部では下層吸収ウエブ体が露出することとなるので、上
層吸収ウエブ体の開口部が大きい場合は、下層吸収ウエ
ブ体の全域に高吸水性樹脂粉末が分散配置されている
と、吸収性が高まって一層の漏れ防止効果が発現する。
【0011】請求項3に係る発明は、下層吸収ウエブ体
が上層吸収ウエブ体よりも狭幅に形成されていて、吸収
用積層体の上層吸収ウエブ体の長手方向両端縁が、下層
吸収ウエブ体の長手方向両端縁よりも外側に延出してい
るものである。上層吸収ウエブ体が幅広で下層吸収体が
幅狭だと、着用者の体型や動きに応じて縒れ易く、縒れ
たときに、上層吸収ウエブ体の側部が断面ハ字状となっ
て、開口部壁の防漏提効果が一層発揮される。
【0012】請求項4に係る発明は、上記吸収用積層体
において、上層吸収ウエブ体の中央部を含む領域に、開
口部が1つだけ配設されているものである。開口部は、
排泄液が集中する中央部に配設されていることが好まし
いためである。また、この構成であれば、開口部に尿取
りパッドを載せても嵩高くならない。
【0013】請求項5に係る発明は、上層吸収ウエブ体
に、2つ以上の開口部が略対称位置に配設されているも
のである。開口部が多いと一層縒れ易いため好ましく、
また、開口部周囲には高吸水性樹脂が高密度に存在して
いるため、横および前後漏れの防止効果が高くなる。
【0014】本発明には、上記吸収用積層体を備える使
い捨て吸収性物品も含まれ、使い捨て吸収性物品として
は、例えば、使い捨ておむつ、使い捨てパンツ、生理用
ナプキン、生理用ショーツ等が含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の代表的な吸収用
積層体を用いた使い捨ておむつの展開状態の一部切欠き
正面図、図2(a)は、図1のA−A線に相当する断面
模式図、図2(b)は、図1のB−B線に相当する断面
模式図である。これらの断面図においては、理解を容易
にするため、各構成部品を離間させて示した。この使い
捨ておむつ1は、基本的には、バックシート2、吸収用
積層体3、バックシートよりも幅狭のトップシート4、
および左右一対の立上がり帯材5とで構成されている。
【0016】バックシート2は、略砂時計形状の撥水性
を有する合成繊維製不織布、ポリエチレン等の合成樹脂
製フィルム(液不透過性でかつ通気性を有するフィルム
が好ましい)あるいはこれらの積層体で構成され、前腹
部Pと後背部Qとの間の股下部の両側には脚穴部Sが形
成されている。手触り感を考慮すれば、あるいは機械式
面ファスナをファスニングシステムに用いる場合は、バ
ックシート2の最外層が不織布や織編物である積層体を
バックシート2として用いることが好ましい。バックシ
ート2は単なる矩形状であってもよい。不織布として
は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナ
イロン等からなるもの、あるいは、ポリエステル/ポリ
エステル、ポリエステル/ポリエチレン、ポリプロピレ
ン/ポリエチレン等の組合せによる複合繊維からなるも
のが利用可能である。
【0017】バックシート2の前腹部Pと後背部Qの上
面には、幅方向に伸長状態で複数本のウェスト用弾性糸
6がそれぞれ添設されていると共に、両側の脚穴部Sの
近傍には、バックシート2の上面に、長さ方向に伸長状
態で複数本のレッグ用弾性糸7がそれぞれ添設されてい
る。複数本の弾性糸に変えて、帯状の弾性フィルムやリ
ボンを用いることも可能である。
【0018】また、バックシート2の前腹部Pの下面に
はフロンタルテープ8が取付けられると共に、後背部Q
の下面の両側には、使用時にフロンタルテープ8に貼付
けて、使い捨ておむつを立体的に組み立てるためのファ
スニングテープ9がそれぞれ取付けられている。ファス
ニングシステムとしては、ファスニングテープ9に粘着
剤を付けておく手法のほかに、機械式面ファスナを採用
することもできる。ファスニングテープ9にフック部材
を取り付け、バックシート2を前記した積層タイプにす
るか、バックシート2の少なくともフロンタルテープ8
の部分を不織布等のループ部材とすればよい。
【0019】吸収用積層体3は、開口部33を有する上
層吸収ウエブ体31と、下層吸収ウエブ体32とから構
成されている。上層吸収ウエブ体31は、上記バックシ
ート2よりも一回り程度小さい略砂時計形状であり、下
層吸収ウエブ体32は略長方形状の扁平体に成形されて
いる。これらのウエブ体31、32は、パルプ繊維と高
吸水性樹脂粉末、必要に応じて熱融着性繊維等を混合し
たものである。吸収用積層体3は、バックシート1の上
面に下層吸収ウエブ体32を下にして接着される。吸収
用積層体3については、後で詳述する。なお、吸収用積
層体3の上層吸収ウエブ体31および下層吸収ウエブ体
32は、ティッシュ等の紙素材(図示せず)で覆われて
いてもよい。
【0020】トップシート4は、液透過性を有する合成
繊維製不織布または織布で成形され、上記バックシート
2よりも幅狭で同一長さの矩形状に形成されて、トップ
シート4の下面とバックシート2の上面とは、吸収用積
層体3とウェスト用弾性糸6を介装した状態でほぼ全面
接着される。不織布または織布としては前記例示した繊
維または複合繊維からなるもの等が好ましく使用でき、
液透過性を高めるために繊維または不織布・織布に親水
化処理を施してもよい。
【0021】左右一対の立上がり帯材5は、撥水性を有
する合成樹脂繊維製不織布で構成され、上記バックシー
ト2およびトップシート4とほぼ同じ長さを有し、トッ
プシート4の外側縁の内側からバックシート2の側縁ま
でを覆う幅を有すると共に、バックシート2と同形状の
脚穴部Sが形成されている。各立上がり帯材5のトップ
シート4との重なり部はトップシート4に接合され、ト
ップシート4よりも外に延出した外延部は、レッグ用弾
性糸7を介装した状態でバックシート2に接合される。
【0022】また、各立上がり帯材5は、内側縁5aが
下向き内側に折り返されていて、折返し部の中には、立
上がり帯材5のほぼ全長に亘って立上がり用弾性糸10
が伸長状態で添設されている。なお、立上がり帯材5の
内側縁5aは、使い捨て吸収性物品1の前後端において
はトップシート4に接合され、立上がり用弾性糸10の
収縮によって、内側縁5aが吸収用積層体3の上層吸収
ウエブ体31の左右上面を覆って立ち上がるように構成
されている。
【0023】上記各弾性糸6,7,10の収縮力でウェ
スト用ギャザー、レッグ用ギャザー、立上がり用ギャザ
ーが自然に形成され、着用時には、着用者のウェスト・
レッグに密着すると共に、立上がりギャザーが尿等の横
漏れを防止する。
【0024】本発明の吸収用積層体3をさらに詳しく説
明する。図3は、図1に示した使い捨て吸収性物品に使
用されたものと同一形状の吸収用積層体3の正面図であ
る。この吸収用積層体3は、略砂時計形状の上層吸収ウ
エブ体31と矩形状の下層吸収ウエブ体32が積層さ
れ、両者の重なり部で接着されることにより形成されて
いる。そして、下層吸収ウエブ体32の配設位置に相当
する上層吸収ウエブ体31の中央部には、下層吸収ウエ
ブ体32よりも一回り小さい矩形状の開口部33が形成
されていて、開口部33において下層吸収ウエブ体32
が露出するように構成されている。なお、図1〜2に示
したように、使い捨ておむつ1においては、開口部33
の上面はトップシート4(トップシート4との間にティ
ッシュ等の紙素材を介在させてもよい)で覆われている
ため、現実の吸収性物品においては下層吸収ウエブ体3
2は露出していない。
【0025】開口部33の周囲は、その他の部位に比べ
て高吸水性樹脂粉末の分散密度が高く設定されている。
すなわち、図4に示したように、開口部33の左右の両
側部領域31X(斜線部)と前後端領域31Y(網掛け
部)は、その他の部位31Zよりも高吸水性樹脂粉末の
分散密度が高くなっている。高吸水性樹脂粉末は、開口
部33の周囲部における上層吸収ウエブ体31の上面だ
けでなく、図4のC−C線断面図を図5(a)に示した
ように、上層吸収ウエブ体31の厚み方向においても高
密度に分散配置され、開口部33を形成する開口部壁3
1a表面近傍にも存在している。また、図5(b)に、
図4のD−D線断面図を示したように、上層吸収ウエブ
体31の前後端領域31Yにおいても、上層吸収ウエブ
体31の厚み方向にも高吸水性樹脂粉末が高密度に分散
されている。
【0026】また、下層吸収ウエブ体32においては、
そのほぼ全域に高吸水性樹脂粉末が略同密度に分散され
ていることが好ましい。開口部33の位置、大きさ等が
吸収性物品のタイプによって変わったとしても、開口部
33によって露出する下層吸収ウエブ体32が常に一定
の吸収能力を有することとなるためである。
【0027】これまで図示した吸収用積層体3は、下層
吸収ウエブ体32が上層吸収ウエブ体31よりも狭幅に
形成されていて、上層吸収ウエブ体31の長手方向両端
部が下層吸収ウエブ体32の長手方向両端部よりも外側
に延出する構造のものである。もちろん、両ウエブ体3
1・32が同幅で上層吸収ウエブ体31の長手方向両端
部と下層吸収ウエブ体32の長手方向両端部が揃ってい
てもよいが、上層吸収ウエブ体31の両端部が下層吸収
ウエブ体の両端部よりも外側に延出していると、図5の
(c)に示すように、着用者の動きに応じて吸収用積層
体3の中央部が盛り上がるように変形したときに、上層
吸収ウエブ体31が断面ハ字状となって防漏提による堰
き止め効果が一層発揮されると共に、開口部壁33aや
下層吸収ウエブ体32によって尿等が速やかに吸収され
るため、好ましい実施態様である。上層吸収ウエブ体3
1は、下層吸収ウエブ体32との重なり部において下層
吸収ウエブ体32と接合されているが、例えば開口部3
3の周囲部近傍を非接着とすると、図5(c)の状態に
縒れたときに、仮想線で示すように上層吸収ウエブ体3
1の左右内側が立上がり、小さなポケット33aが形成
されるため、尿等を一層速やかに吸収することができ
る。
【0028】上層吸収ウエブ体31および開口部33の
形状は、砂時計形状や矩形状に限られず、どのような形
状でも構わない。図6(a)〜(f)に開口部33が1
つのみの例を示した。いずれの例においても、開口部3
3の下側に、開口部33よりも大きい下層吸収ウエブ体
32が配設されているが、図6および後述する図7で
は、下層吸収ウエブ体32は省略した。図6(a)〜
(e)は、上層吸収ウエブ体31の中心(長手方向中心
線および幅方向中心線の交点)を含む開口部33が形成
されており、尿等の排泄器官の位置や尿取りパッドを併
用する場合を考慮すれば、これらのように中央部(股下
部)に開口部33が存在している構成が好ましいが、図
6(f)のように、前側に開口部33を設けて男性用の
吸収用積層体3としてもよい。
【0029】図7(a)〜(d)には、開口部33が複
数配設されている上層吸収ウエブ体31の例を示した。
図7(a)、(b)は、開口部33が2個配設された構
成、(c)は3個、(d)は4個配設された構成であ
る。図7(a)〜(c)は、開口部33が、上層吸収ウ
エブ体31の中心(長手方向中心線および幅方向中心線
の交点)を含まないが、複数の開口部33が略対称位置
に離間して存在するため、一層縒れ易い構造である。ま
た、図7(d)は、上層吸収ウエブ体31の中央部にお
いても開口部33が存在しているため、さらに吸収性能
が高められた構成である。
【0030】開口部33を有しない従来の吸収体では、
縒れた場合には厚みのある凹凸下吸収体となって着用者
に不快感を与えるのに対し、図3、図6および図7に示
した本発明の吸収用積層体3は、開口部33が存在して
いるため吸収用積層体3が縒れ易く、着用者の動きに応
じて効果的にねじれるため、着用者との密着性に優れ、
尿等の漏れ防止に有効な構造となっている。また、尿取
りパッドを別途併用する場合にも、開口部33にあてが
うことで、股下部が嵩高くなるのを防ぎ、快適な着用感
が得られる。また、開口部33の存在によって、吸収用
積層体3の材料費を抑え、使い捨て吸収性物品のコスト
ダウンも図ることができた。
【0031】上層吸収ウエブ体31において、開口部3
3の周囲に高吸水性樹脂粉末を高密度に分散させるに
は、次の方法が効率的である。すなわち、図8に示した
吸引ドラム100の吸引領域105へパルプ繊維103
と高吸水性樹脂粉末104を吸引堆積させて上層吸収ウ
エブ体31を成形するに当たり、上層吸収ウエブ体31
に開口部33を形成させるために、吸引ドラム100の
吸引領域105の中に、開口部33に相当する非吸引領
域106を設ける必要がある(図10)。高吸水性樹脂
粉末104は搬送用空気によってこの非吸引領域106
にぶつかるが、この非吸引領域106は吸引されていな
いため、高吸水性樹脂粉末104は非吸引領域106の
四方に図10の矢印で示すように散らばって、最も近い
吸引領域105である非吸引領域106の周囲に堆積す
る。このため、得られる上層吸収ウエブ体31の開口部
33の周囲に、高吸水性樹脂粉末104が高密度に分散
することとなるのである。
【0032】一方、下層吸収ウエブ体32は、上層吸収
ウエブ体31よりも狭幅な場合は、図9の(b)のよう
に、高吸水性樹脂粉末供給用細管102と吸引ドラム1
00との距離が短くても(L2しかなくても)、下層吸
収ウエブ体32の全幅に亘って略同密度に高吸水性樹脂
粉末を分散させることができ、従来技術のように吸収体
の中央部に高吸水性樹脂粉末が偏ることはない。また、
下層吸収ウエブ体32が上層吸収ウエブ体31よりと同
幅であっても、下層吸収ウエブ体32の外周部近傍は上
層ウエブ体31によって覆われることとなるため、外周
部近傍の高吸水性樹脂粉末の密度が若干低くなっても吸
収性能にはほとんど影響を及ぼさない。
【0033】本発明の吸収用積層体3は、図1に示した
使い捨ておむつの他、必要に応じてティッシュのような
透水性素材に包まれて、使い捨てパンツ、尿取りパッ
ド、ナプキン、生理用ショーツ、軽失禁用ショーツ等の
公知の構造を有する使い捨て吸収性物品の吸収体として
利用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
開口部を有する上層吸収ウエブ体と下層吸収ウエブ体と
を組み合わせたので、着用者の体型や動きに応じて効果
的に縒れて、しかも前後左右からの尿等の排泄液の漏れ
を防止することのできる吸収用積層体を提供することが
できた。従って、使い捨てパンツ、使い捨ておむつ、尿
取りパッド、生理用ナプキン、生理用ショーツ、軽失禁
用ショーツ等の吸収体として、使い捨て吸収性物品に組
み込んで使用することで、漏れ等の不都合のない安価な
使い捨て吸収性物品を簡単に提供することができるよう
になった。なお、本発明の吸収用積層体は、使い捨て吸
収性物品のみならず、農業用保水・吸水材、コンクリー
ト養生マット、結露防止シート、湿布剤、貼付剤、化粧
材等に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な吸収用積層体を用いた使い捨
ておむつの展開状態の一部切欠き正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A線に相当する断面模式
図、(b)は、図1のB−B線に相当する断面模式図で
ある。
【図3】本発明の代表的な吸収用積層体の正面図であ
る。
【図4】図3の吸収用積層体における高吸水性樹脂粉末
の分散状態の説明図である。
【図5】(a)は図4のC−C線に相当する断面模式
図、(b)は図4のD−D線に相当する断面模式図、
(c)は縒れた状態の吸収用積層体の図4のC−C線に
相当する断面模式図である。
【図6】(a)〜(f)は上層吸収ウエブ体および開口
部の他の実施例を示す正面図である。
【図7】(a)〜(d)は上層吸収ウエブ体および開口
部のさらに別の実施形態を示す正面図である。
【図8】吸収体製造装置の側面図である。
【図9】(a)および(b)は吸収体製造装置の平面図
である。
【図10】本発明の上層吸収ウエブ体製造装置の実施形
態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 バックシート 3 吸収用積層体 4 トップシート 5 立上がり帯材 6 ウェスト用弾性糸 7 レッグ用弾性糸 8 フロンタルテープ 9 ファスニングテープ 31 上層吸収ウエブ体 32 下層吸収ウエブ体 33 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 5/14 (72)発明者 前田 覚史 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 (72)発明者 森 和代 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 (72)発明者 立岩 幸子 徳島県美馬郡貞光町太田字小山北89−1 トーヨー衛材株式会社徳島貞光工場内 Fターム(参考) 3B029 BA04 BA05 BA12 BA17 4C003 AA02 AA07 AA09 AA12 AA28 CA01 EA03 4C098 AA09 CC03 CC05 DD05 DD06 DD08 DD10 DD12 DD14 DD23 DD25 DD26 DD28 4F100 AJ01A AJ01B AK01A AK01B BA02 BA07 BA14 BA43A DC11A DE01A DE01B DG01A DG01B DG06A DG06B GB72 JD15 JD15A JD15B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨て吸収性物品に用いられる体液を
    吸収するための吸収用積層体であって、 この吸収用積層体は、パルプ繊維中に高吸水性樹脂粉末
    が分散された上下2層の吸収ウエブ体が重ね合わせられ
    ることにより形成され、 下層吸収ウエブ体は、上層吸収ウエブ体と同幅または狭
    幅に形成され、 上層吸収ウエブ体には、下層吸収ウエブ体の配設位置
    に、下層吸収ウエブ体よりも小面積の開口部が少なくと
    も1つ配設されると共に、該開口部の周囲は、その他の
    部位に比べて高吸水性樹脂粉末の分散密度が高く設定さ
    れていることを特徴とする使い捨て吸収性物品の吸収用
    積層体。
  2. 【請求項2】 下層吸収ウエブ体においては、その略全
    域に高吸水性樹脂粉末が略同密度に分散されている請求
    項1に記載の吸収用積層体。
  3. 【請求項3】 下層吸収ウエブ体が上層吸収ウエブ体よ
    りも狭幅に形成されていて、上層吸収ウエブ体の長手方
    向両端縁が、下層吸収ウエブ体の長手方向両端縁よりも
    外側に延出している請求項1または2に記載の吸収用積
    層体。
  4. 【請求項4】 上層吸収ウエブ体の中央部を含む領域
    に、開口部が1つだけ配設されている請求項1〜3のい
    ずれかに記載の吸収用積層体。
  5. 【請求項5】 上層吸収ウエブ体に、2つ以上の開口部
    が略対称位置に配設されている請求項1または2に記載
    の吸収用積層体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された吸
    収用積層体を備えることを特徴とする使い捨て吸収性物
    品。
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