JP7318373B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
「右方」と称する。なお、吸収性パッド1の前後方向は長手方向となり、吸収性パッド1の左右方向は幅方向となる。また、前後左右方向に直交する方向が吸収性パッド1の厚さ方向(高さ方向)となる。
央部のことである。図1中、幅狭領域中央部は二点鎖線で表す仮想直線cで示されている。なお、上面視において吸収体14の最も幅が狭い部分が略一直線状に規定される場合には、この部分を幅狭領域中央部とする。幅狭領域中央部は、吸収性パッド1を通常の使用態様で装着した場合、装着者が起立したときに吸収体14内で最も下方に位置する。
、排尿直後の尿の保持はパルプが担っているとして、パルプによる性能(溝21から尿を
吸い取る能力や吸い取った尿を保持する能力等)に基づいてパルプの坪量で規定した。例
えば、尿道口当接領域37の周辺部の吸収体14においては、排尿終了後の5秒間で尿をパルプに吸収する必要があるため、吸収体14(上層吸収体15及び下層吸収体17を含
む)において、尿道口対応領域37の周辺部におけるパルプの坪量は400g/m2以上
560g/m2以下とした。ここで、周辺部は、尿道口対応領域の前後左右に30mmの範囲である。この範囲は、装着者が排尿したときに1秒以内程度で尿が拡散する範囲である。また、尿道口対応領域37の周辺部以外では、股下領域5内では吸収体14を薄くすると装着者に吸収性パッド1を当てやすくなり、装着者の臀部に対応する領域の吸収体14を厚くするとクッション性がよくなる等の効果が得られる。例えば、吸収性パッド1が介護用に用いられる場合、被介護者に吸収性パッド1を当てやすくなると、被介護者に吸収性パッド1を装着させるのが容易となる。これは、吸収性パッド1の股下領域5内の装着者の股間に対応する部分の吸収体14を薄くすることで、装着者の股間に当該部分を合わせやすくなるからである。なお、吸収性物品を厚くしすぎると、吸収性物品を展開させ難くなり、立体ギャザーを装着者の体に沿わせるのが難しくなる。さらに、吸収性物品を厚くしすぎると、薄い場合よりも装着者の股間で受ける抵抗が大きくなるので、装着させるときに手間がかかってしまう。これらを考慮して、本実施形態では、尿道口対応領域37周辺部以外の領域の吸収体14(上層吸収体15及び下層吸収体17を含む)において、パルプの坪量は350g/m2以上530g/m2以下とした。
。このように、SAP層23L、23Rは、溝21の両端部よりw1mm外側から上層吸収体15の幅方向の端部よりw2mm内側までに配置されている。w1mmは、例えば、10mmであり、w2mmは、例えば、10mmである。SAP層23L、23Rは、溝21の幅方向の外側に配置される。本実施形態に係る吸収性パッド1は、溝21の幅方向の外側に配置されたSAP層23L、23Rを備えることよって、溝21と隣接しない領域(間隔をw1mm設ける)で尿を保持することができ、吸収体14に装着者からの荷重等の圧力が掛かって溝内に尿が逆戻りするのを防ぎ、以て、尿が漏出するのを抑制できる。また、この効果をより得るために、吸収性パッド1において、SAP層23L、23Rは、溝21に近い領域ほどSAP量が多くてもよい。
ができる。
、装着者の体とベッドとに挟まれておらず、装着者の体とベッドに挟まれている吸収性パッドの背部側と比較して、体と吸収性パッドとの間に隙間が生じやすく、結果として、尿が漏出しやすい。このため、介護用の吸収性パッドにおいては、側臥位状態での液体の漏出を抑制することが求められている。
漏出した時点で試験終了とし、試験終了後の吸収性パッドの重さから準備段階での吸収性パッドの重さを減算して、人工尿の吸収量(g)が測定される。
位ダミー人形に履かせて吸収性パッドを座位ダミー人形に固定する。
21が延在していないことで、尿を溝21内に流して尿道口対応領域37よりも後身頃領域7側に拡散し、尿が腹部側から漏出するのを抑制できる。
Claims (6)
- 装着時において装着者の腹部側に位置する前身頃領域、股下に位置する股下領域、及び背部側に位置する後身頃領域を備えた吸収性物品であって、
装着時の肌対向面側に配置された液透過性のトップシートと、
前記肌対向面の反対側に配置された液不透過性のバックシートと、
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置され、上面視において瓢箪型を有する吸収体と、
前記吸収体の前記トップシート側に尿道口対応領域を含んで前記吸収体の長手方向に延在し且つ前記吸収体の幅方向中央部に形成された溝と、
を備え、
前記溝は、前記吸収体の前記瓢箪型の幅狭領域中央部から前記前身頃領域側に165mm以上215mm以下延在しており、
前記尿道口対応領域は、前記溝の前記前身頃領域側の先端部から100mm以上160mm以下の範囲に存在し、
前記尿道口対応領域における前記溝は、幅が15mm以上40mm以下、深さが6mm以上10mm以下であり、
前記尿道口対応領域よりも前記前身頃領域側には、前記溝は延在しておらず、
前記尿道口対応領域よりも前記後身頃領域側には、前記溝は延在しており、
前記尿道口対応領域よりも前記後身頃領域側における前記溝は、幅が10mm以上35mm以下であり、深さが5mm以上9mm以下であり、
前記吸収体は、パルプを含み、
前記吸収体において、前記尿道口対応領域の周辺部における前記パルプの坪量は400g/m2以上560g/m2以下であり、前記周辺部以外の領域における前記パルプの坪量は350g/m2以上530g/m2以下であり、
前記溝の幅方向の外側に配置され、高吸収性重合体の粒子を複数含むSAP層を更に備え、
前記SAP層は、前記溝に近い領域ほどSAP量が多い、
吸収性物品。 - 前記吸収体は、前記尿道口対応領域よりも前記後身頃領域側における前記溝と重なる領
域においてパルプを含む層を有する、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記吸収体は、前記尿道口対応領域における前記溝と重なる領域においてパルプを含む層を有する、
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記SAP層におけるSAPの坪量は、100g/m2以上200g/m2以下である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収体は、前記トップシート側に配置された上層吸収体と、前記バックシート側に配置された下層吸収体とを、有し、
前記溝は、前記上層吸収体を厚さ方向に貫通して形成されており、
前記SAP層は、前記上層吸収体と前記下層吸収体との間に配置されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記溝の隣接する領域には、高吸収性重合体の粒子を複数含むSAP層が形成されていない、
請求項1から5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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