JP2003032975A - 永久磁石形モータの組込着磁方法 - Google Patents

永久磁石形モータの組込着磁方法

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JP2003032975A JP2001219499A JP2001219499A JP2003032975A JP 2003032975 A JP2003032975 A JP 2003032975A JP 2001219499 A JP2001219499 A JP 2001219499A JP 2001219499 A JP2001219499 A JP 2001219499A JP 2003032975 A JP2003032975 A JP 2003032975A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の永久磁石形モータを同時に着磁するこ
とが可能な永久磁石形モータの着磁方法を用いること
で、低コストで信頼性の高い永久磁石形モータの組込着
磁方法を提供すること。 【解決手段】 ステータスロット数とロータの磁極数が
3:2の集中巻線が施され、3相Y結線されたステータ
を有する永久磁石形モータにおいて、複数の永久磁石形
モータの巻線の2相を並列に接続し、着磁電源装置によ
りこれらの巻線に着磁電流を2回の工程に分けて流すこ
とにより、複数の永久磁石形モータのロータの永久磁石
素材を同時に着磁するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、永久磁石形モー
タのロータに配置された磁化されていない永久磁石素材
の組込着磁方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば冷蔵庫やエアコンの圧縮機
駆動用のモータなどには、回転数の制御が容易でかつ高
効率な永久磁石形モータが多く使用されている。図6は
従来の代表的な永久磁石形モータの断面図である。図に
おいて、1は内周面に円周方向に均等に配置されて、軸
方向へ延びる24個のスロット2が設けられている円筒
状のステータコアであり、スロット2間にはティース部
3が形成されている。6は各スロット2内にそれぞれ挿
入されている巻線であり、これらの巻線6は、3相4極
を形成するようにY結線されている。また、巻線6は、
数個のスロット2間に跨って分布巻線4として巻かれて
いる。7はステータコア1及び巻線6を有するステータ
である。
【0003】8はステータ7の軸線上に配置され、ステ
ータ7に対して回転可能なロータ軸、9はロータ軸8に
固定されているロータコア、10はロータコア9の外周
面に固定されている複数の永久磁石であり、これらの永
久磁石10は、N極とS極とが交互になるように着磁さ
れる。11はロータ軸8、ロータコア9及び永久磁石1
0を有するロータであり、このロータ11とステータ7
との間には、空隙12が設けられている。
【0004】また、別の巻線方式を有する永久磁石形モ
ータとして、分布巻と同様に3相のY結線が施された集
中巻線がある。図7に集中巻線を用いたモータの断面図
を示す。図において、1は内周面に軸方向へ延びる複数
のスロット2が設けられている円筒状のステータコアで
あり、スロット2間にはティース部3が形成されてい
る。それぞれのティース部3には巻線6を直接巻き付け
る集中巻線5が施されており3相Y結線されている。7
はステータコア1及び巻線6を有するステータである。
ロータについては、図6の分布巻線の場合と同様であ
る。
【0005】上記のように永久磁石形モータの巻線方式
は、分布巻線と集中巻線に大別されるが、いずれの巻線
方式であっても、ロータ11に永久磁石10を用いてい
るため、生産工程の中で永久磁石の素材を磁化して永久
磁石として用いるための着磁工程が必要となる。
【0006】従来の永久磁石の着磁方法が、例えば特開
昭57−142165号公報、又は特開2000−15
2569号公報に開示されている。従来の着磁方法は、
ステータ内に、磁化されていない永久磁石素材が含まれ
るロータを組み込んだ後、着磁電源を用いてステータの
巻線の端子に高圧のパルス電圧を印加して、数kA程度
の着磁電流を巻線に流すことで、永久磁石素材の着磁を
行っていた。
【0007】図8は分布巻線のステータ7を用いて組込
着磁を行った場合の磁界分布を示した説明図である。本
方式では、3相Y結線の2相間に高圧のパルス電圧を印
加して、ロータ部に均等な4極の磁界13を与えること
で、永久磁石の着磁を行っている。一般的に、分布巻線
は、ステータ7のスロット数が永久磁石の極数の整数倍
であるため、磁界13の分布は、永久磁石の極数と等し
い均一な極を形成する。このため、上記のようなステー
タ内にロータを組み込んで容易に着磁を行うことができ
る。
【0008】一方、集中巻線においては、スロット数と
極数との組み合わせの構造上、ステータ7の巻線の作る
磁束は均一な極を形成することができないことから、例
えば特開2000−152569号公報で示される様
に、着磁電流を流す工程を2回に分けて着磁する方法が
提案されている。図9、図10、及び、図11に集中巻
線のステータを用いて組込着磁を行う場合の説明図を示
す。図9は集中巻のステータを用いて組込着磁を行う場
合のフローチャート、図10、及び図11は、図9の方
法によりモータを組込着磁する様子を示す断面図であ
る。
【0009】まず、ステータ7は、焼きばめなどによ
り、圧縮機の筐体に予め固定しておく。そのステータ7
の内側に0.5mm程度の空隙12を隔てて、磁化され
ていない永久磁石素材を有するロータ11を挿入し、回
転可能な状態で保持する。次に、ロータ11とステータ
7とが所定の位置関係となるようにステータ7に対する
ロータ11の回転方向への位置決めを行う。
【0010】このとき、図10の位置、即ちU相の巻線
6が施されたティース部3と、V相の巻線6が施された
ティース部3とによって形成されるスロット2の中央に
永久磁石素材の継ぎ目(着磁後を想定した場合のN極と
S極との境界)が来るようにロータ11を位置決めする
(ステップS11)。
【0011】次に、3相のうち、U相及びV相の2相間
に着磁電源(図示せず)を用いて着磁電流を流す(ステ
ップS12:第1の着磁工程)。このとき、巻線6に流
れる電流によって発生した磁束は、U相のティース部3
先端面とV相のティース部3先端面とに対向した永久磁
石10の領域を鎖交して流れることによって、磁束が鎖
交した部分のみ着磁が行われる。従って、この時点で
は、磁束の鎖交しないW相のティース部3の先端面と対
向する永久磁石10の領域は完全な着磁はされず、永久
磁石10全体としては、不完全な着磁状態にある。
【0012】この後、電気角で180度(この例では、
4極なので機械角で90度)、ロータ11を任意の向き
に回転させた後、位置決め回転手段によりロータ11を
固定する(ステップS13)。次に、巻線6の第1の着
磁工程と同様の相間(U−V間)に、前回と極性を反転
させた着磁電流を流す(ステップS14:第2の着磁工
程)。これにより、2回目の電圧印加により図11に示
すような磁界13が発生し、永久磁石10の残りの部分
が着磁され、完全な着磁状態に至る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の永久磁石形モー
タの着磁方法は、以上のように構成されているので、い
ずれの着磁方法においても、一回の着磁作業につき、一
つのモータのみの着磁となっていたため、作業工数が多
くなり、モータの製造コストが高くなるといった問題が
あった。
【0014】また、集中巻線のステータを用いて着磁を
行う場合、U相巻線、V相巻線、W相巻線の3相の内、
所定の2相間に着磁電流を流すことにより永久磁石素材
の着磁を行っていたが、通電していない相のティース部
の先端面に対向した永久磁石素材に、要求する着磁方向
とは逆の方向の磁界が永久磁石素材に印加され、所望の
着磁分布が得られない可能性があった。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、複数の永久磁石形モータを同
時に着磁することが可能な永久磁石形モータの着磁方法
を用いることで、低コストで信頼性の高い永久磁石形モ
ータの組込着磁方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る永久磁石
形モータの組込着磁方法は、2N極(Nは自然数)を形
成する磁化されていない永久磁石素材が設けられている
ロータと、円周方向に3N個のティース部を有し、それ
ぞれのティース部に集中巻線が施され、3相Y結線され
たステータとを有する永久磁石形モータを、プラス端子
とマイナス端子とを有する着磁電源装置により組込着磁
する永久磁石形モータの組込着磁方法において、複数の
永久磁石形モータを有し、1つ目のモータを第1の永久
磁石形モータ、2つ目のモータを第2の永久磁石形モー
タ、M+1(Mは自然数)つ目のモータを第M+1の永
久磁石形モータとし、第1〜第M+1の永久磁石形モー
タの3相の中のいずれか1相の巻線の端子を着磁電源装
置のプラス端子に接続する工程と、第1〜第M+1の永
久磁石形モータの3相の中の残る2相のいずれか1相の
巻線の端子を着磁電源装置のマイナス端子に接続する工
程と、3相の中のいずれか1相の巻線が施されたティー
ス部と、3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線が施
されたティース部とによって形成されるスロットの中央
に永久磁石素材の継ぎ目が来るようにステータに対する
ロータの回転方向への位置決め固定をそれぞれの永久磁
石形モータについて行う工程と、第1〜第M+1の永久
磁石形モータの3相の中のいずれか1相の巻線と、第1
〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る2相の
いずれか1相の巻線とに着磁電源装置を用いて着磁電流
を流すことで、それぞれの永久磁石形モータのロータの
永久磁石の約半分の領域の着磁を実施する1回目の着磁
工程と、それぞれの永久磁石形モータのロータを電気角
で180度任意の方向に回転させて位置決め固定を行う
工程と、着磁電源装置のプラス端子とマイナス端子の極
性を反転させる工程と、第1〜第M+1の永久磁石形モ
ータの3相の中のいずれか1相の巻線と、第1〜第M+
1の永久磁石形モータの3相の中の残る2相のいずれか
1相の巻線とに着磁電源装置を用いて所定の着磁電流を
流す2回目の着磁工程と、を含むことにより、第1〜第
M+1の永久磁石形モータに配置された永久磁石素材を
同時に着磁することを特徴とする。
【0017】また、1回目の着磁工程の前に、第1〜第
M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る1相の巻線
の端子同士を接続する工程を含むことを特徴とする。
【0018】また、第1〜第M+1の永久磁石形モータ
の3相の中の残る1相の巻線の端子は開放することを特
徴とする。
【0019】また、2N極(Nは自然数)を形成する磁
化されていない永久磁石素材が設けられているロータ
と、円周方向に3N個のティース部を有し、それぞれの
ティース部に集中巻線が施され、3相Y結線されたステ
ータとを有する永久磁石形モータを、第1〜3の端子を
有する着磁電源装置により組込着磁する永久磁石形モー
タの組込着磁方法において、3相の中のいずれか1相の
巻線の端子を着磁電源装置の第1の端子に接続する工程
と、3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線の端子を
着磁電源装置の第2の端子に接続する工程と、3相の中
の残る1相の巻線の端子を着磁電源装置の第3の端子に
接続する工程と、着磁電源装置の第2の端子を基準電位
とし、着磁電源装置の第1の端子に所定の電圧Vを、着
磁電源装置の第3の端子に着磁電源装置の第1の端子の
半分の電圧を印加する工程と、を含むことを特徴とす
る。
【0020】また、2N極(Nは自然数)を形成する磁
化されていない永久磁石素材が設けられているロータ
と、円周方向に3N個のティース部を有し、それぞれの
ティース部に集中巻線が施され、3相Y結線されたステ
ータとを有する永久磁石形モータを、第1、第2の端子
を有する着磁電源装置により組込着磁する永久磁石形モ
ータの組込着磁方法において、3相の中のいずれか1相
の巻線の端子を着磁電源装置の第1の端子に接続する工
程と、3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線の端子
を着磁電源装置の第2の端子に接続する工程と、3相の
中の残る1相の巻線の端子を中性点に接続する工程と、
着磁電源装置の第1の端子と第2の端子の間に着磁電流
を流す工程と、を含むことを特徴とする。
【0021】また、磁化されていない永久磁石素材が設
けられているロータと、分布巻線が施され、3相Y結線
されたステータとを有する永久磁石形モータを、プラス
端子とマイナス端子とを有する着磁電源装置により組込
着磁する永久磁石形モータの組込着磁方法において、複
数の永久磁石形モータを有し、1つ目のモータを第1の
永久磁石形モータ、2つ目のモータを第2の永久磁石形
モータ、M+1(Mは自然数)つ目のモータを第M+1
の永久磁石形モータとし、第1〜第M+1の永久磁石形
モータの3相の中のいずれか1相の巻線の端子を着磁電
源装置のプラス端子に接続する工程と、第1〜第M+1
の永久磁石形モータの3相の中の残る2相のいずれか1
相の巻線の端子を着磁電源装置のマイナス端子に接続す
る工程と、3相の中のいずれか1相の巻線が施されたテ
ィース部と、3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線
が施されたティース部とによって形成されるスロットの
中央に永久磁石素材の継ぎ目が来るようにステータに対
するロータの回転方向への位置決め固定をそれぞれの永
久磁石形モータについて行う工程と、第1〜第M+1の
永久磁石形モータの3相の中のいずれか1相の巻線と、
第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る2
相のいずれか1相の巻線とに着磁電源装置を用いて着磁
電流を流すことで、それぞれの永久磁石形モータのロー
タの永久磁石の着磁を実施する着磁工程と、を含むこと
により、第1〜第M+1の永久磁石形モータに配置され
た永久磁石素材を同時に着磁することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1乃至3は実施の形態1を示す図で、
図1は永久磁石形モータの着磁方法を示す簡略図、図2
は別の着磁方法を示す簡略図、図3は3つ以上のモータ
を同時に組込着磁する場合の結線図である。
【0023】図1は永久磁石形モータの着磁方法を示し
た簡略図である。ステータの構造は、従来の技術で述べ
たステータのスロット数とロータの磁極数の比が3:2
の構造の集中巻線が施された図7と同様なので図示しな
い。図1において、6aは、3相Y結線の集中巻線が施
された第1の永久磁石形モータの巻線であり、U相巻線
1U、V相巻線1V、およびW相巻線1Wの3つの巻線
により構成されている。
【0024】6bは、3相Y結線の集中巻線が施された
第2の永久磁石形モータの巻線であり、第1のモータと
同様に、U相巻線2U、V相巻線2V、およびW相巻線
2Wより構成されている。14は、第1の永久磁石形モ
ータの巻線6a、第2の永久磁石形モータの巻線6bに
着磁電流を流すための着磁電源装置であり、出力端子と
してマイナス端子とプラス端子の2端子より構成されて
おり、この2端子を介して第1の永久磁石形モータの巻
線6a、第2の永久磁石形モータの巻線6bに高圧のイ
ンパルス状の直流電圧を印加することにより、第1の永
久磁石形モータの巻線6a、第2の永久磁石形モータの
巻線6bに着磁電流を流す構成となっている。
【0025】次に、第1の永久磁石形モータと第2の永
久磁石形モータ、および、着磁電源装置14との接続の
詳細について説明する。第1の永久磁石形モータのU相
巻線1Uの端子を着磁電源装置14のプラス端子に接続
し、第1の永久磁石形モータのV相巻線1Vの端子を着
磁電源装置14のマイナス端子に接続し、第1の永久磁
石形モータのW相巻線1Wの端子を、第2の永久磁石形
モータのW相巻線2Wの端子に接続し、第2の永久磁石
形モータのU相巻線2Uの端子を着磁電源装置14のプ
ラス端子に接続し、第2の永久磁石形モータのV相巻線
2Vの端子を着磁電源装置14のマイナス端子に接続す
る。それぞれの端子を接続する順序については、特にど
の端子を先に接続しても、または、同時に接続しても永
久磁石形モータの着磁特性には影響を与えない。
【0026】従来の技術で述べたように、集中巻線にお
いてはスロット数と極数との組み合わせの構造上、ステ
ータ巻線の作る磁束は均一な極を形成することができな
いことから、例えば特開2000−152569号公報
で示される様に、着磁電流を流す工程を2回に分けて永
久磁石を着磁する。
【0027】まず、ステータは、焼きばめなどにより、
圧縮機の筐体に予め固定しておく。そのステータの内側
に0.5mm程度の空隙を隔てて、磁化されていない永
久磁石素材を有するロータを挿入し、回転可能な状態で
保持する。次に、ロータとステータとが所定の位置関係
となるようにステータに対するロータの回転方向への位
置決めを行う。
【0028】所定の位置関係とは、U相の巻線が施され
たティース部と、V相の巻線が施されたティース部とに
よって形成されるスロットの中央に永久磁石素材の継ぎ
目(着磁後を想定した場合のN極とS極との境界)が来
るようなロータの位置である。
【0029】ステータに対するロータの回転方向への位
置決め固定をそれぞれのモータについて行った後、U相
巻線1UとV相巻線1Vの間と、U相巻線2UとV相巻
線2Vの間に着磁電源装置14を用いて着磁電流を同時
に流すことにより、第1の永久磁石形モータと第2の永
久磁石形モータに配置されたそれぞれの永久磁石素材を
同時に磁化させることが可能となる(第1の着磁工
程)。このとき、巻線に流れる電流によって発生した磁
束は、U相のティース部先端面とV相のティース部先端
面とに対向した永久磁石の領域を鎖交して流れることに
よって、磁束が鎖交した部分のみ着磁が行われる。従っ
て、この時点では、磁束の鎖交しないW相のティース部
の先端面と対向する永久磁石の領域は完全な着磁はされ
ず、永久磁石全体としては、不完全な着磁状態にある。
【0030】この後、電気角で180度(この例では、
4極なので機械角で90度)、ロータを任意の向きに回
転させた後、位置決め回転手段によりロータを固定す
る。
【0031】次に、集中巻線の第1の着磁工程と同様、
U相巻線1UとV相巻線1Vの間と、U相巻線2UとV
相巻線2Vの間に着磁電源装置14を用いて前回と極性
を反転させた着磁電流を同時に流す(第2の着磁工
程)。この2回目の電圧印加により永久磁石の残りの部
分が着磁され、完全な着磁状態に至る。
【0032】このようにして、第1の永久磁石形モータ
と第2の永久磁石形モータに配置されたそれぞれの永久
磁石素材を同時に磁化させることが可能となる。永久磁
石素材を磁化させるのに必要な電流は、永久磁石の素材
や厚み、および、ステータに施された巻線のインピーダ
ンスなどによって定まるため、特定することはできない
が、定格出力で1kW程度の100V仕様のモータに使
用される永久磁石素材に必要な着磁電流は、1〜2kA
程度である。
【0033】以上の様に、第1の永久磁石形モータと第
2の永久磁石形モータを並列に接続して、組込着磁を行
うことにより、二つのモータに用いられた永久磁石素材
を同時に着磁することが可能となり、生産性を向上する
ことが可能となる。また、製造上の工数も低減するた
め、モータの低コスト化が可能となる。
【0034】集中巻のステータを用いて組込着磁を行う
場合は、着磁電流を流す工程を2回に分ける工程と、さ
らに極性を反転させる工程が必要になることから、モー
タを並列接続することにより、生産工数を削減できる効
果は大きく、モータの低コスト化により効果的である。
【0035】また、第1の永久磁石形モータのW相巻線
1Wの端子を、第2の永久磁石形モータのW相巻線2W
の端子に接続した構成となっているため、通電していな
いW相巻線の端子1W及び2Wは着磁電源装置の印加電
圧に対して半分の電位で短絡されているため、通電され
ていない相のティース部を通る磁界を妨げることによ
り、永久磁石素材に逆磁界が印加されるのを防止するこ
とができ、信頼性の高い組込着磁が実現できる。
【0036】なお、本実施の形態では、U相巻線の端子
とV相巻線の端子の間に着磁電流を流して組込着磁を行
う方法について述べたが、U相巻線の代わりにV相巻
線、または、W相巻線が用いても、V相巻線の代わりに
U相巻線、または、W相巻線を用いても、2つの異なる
相間に着磁電流が流れる構成となっていれば、組込着磁
が可能であることは言うまでもない。
【0037】また、本実施の形態では、第1の永久磁石
形モータのW相巻線1Wの端子を、第2の永久磁石形モ
ータのW相巻線2Wの端子に接続したが、この接続を行
わず、図2で示すように第1のモータ及び第2のモータ
のW相巻線の端子を開放しても同様に着磁を行うことが
できる。
【0038】また、二つの永久磁石形モータを同時に組
込着磁する方法について述べたが、モータの台数は制約
されるものではなく、着磁電源装置の電源容量に十分余
裕がある場合であれば、図3で示すように3つ以上のモ
ータを並列に接続して、同時に組込着磁することが可能
である。
【0039】また、本実施の形態では、ステータの巻線
方式として集中巻線を用いた場合について述べたが、集
中巻線の代わりに図6で示すような分布巻線のステータ
を用いてもよい。分布巻線は、ステータのスロット数が
永久磁石の極数の整数倍であるため、磁界の分布は永久
磁石の極数と等しい均一な極を形成する。このため、着
磁電流を流す工程を2回に分けて永久磁石を着磁する必
要はなく、1回の着磁で容易に着磁を行うことができ
る。この場合も、第1の永久磁石形モータと第2の永久
磁石形モータを並列に接続して、組込着磁を行うことに
より、二つのモータに用いられた永久磁石素材を同時に
着磁することが可能となり、生産性を向上することが可
能となる。また、製造上の工数も低減するため、モータ
の低コスト化が可能となる。
【0040】実施の形態2.図4は実施の形態2を示す
図で、永久磁石形モータの着磁方法を示す簡略図であ
る。上記実施の形態1では、複数のモータを同時に組込
着磁でき、また、集中巻線が施されたステータを用いる
場合については、第1の永久磁石形モータのW相巻線1
Wの端子と第2の永久磁石形モータのW相巻線2Wの端
子を接続することにより、第1の永久磁石形モータと第
2の永久磁石形モータのW相巻線の端子間を短絡させ
て、通電していないW相のティース部に、逆磁界が印加
されるのを防止する方法について述べたが、1台のモー
タを着磁する場合に、通電していないW相のティース部
に、逆磁界が印加されるのを防止する方法について述べ
る。
【0041】図4に示す様に、U相巻線1Uの端子を着
磁電源装置14の第1の端子に接続し、V相巻線1Vの
端子を着磁電源装置14の第2の端子に接続し、W相巻
線1Wの端子を着磁電源装置14の第3の端子に接続
し、着磁電源装置14の第2の端子を基準電位とし、着
磁電源装置14の第1の端子に所定の電圧Vを、着磁電
源装置14の第3の端子に着磁電源装置14の第1の端
子の半分の電圧を印加することにより、信頼性の高い着
磁を実現することができる。
【0042】このように構成することにより、単体のモ
ータであっても、永久磁石素材に逆磁界が印加されるの
を防止することができ、信頼性の高い着磁を実現するこ
とができる。
【0043】実施の形態3.図5は実施の形態3を示す
図で、永久磁石形モータの着磁方法を示す簡略図であ
る。実施の形態2と同様に、1台の集中巻線を用いたモ
ータを組込着磁する別の実施の形態を説明する。実施の
形態2では、W相巻線1Wの端子に着磁に必要な電圧の
半分の電圧を印加していたが、本実施の形態では、W相
巻線1Wの端子を中性点に接続して、着磁電源装置14
の第1の端子と第2の端子の間に着磁電流を流すことに
より、W相巻線1Wの巻かれた通電されていないW相テ
ィース部に逆磁界が印加するのを防止し、信頼性の高い
着磁を実現することができる。また、着磁電源装置14
の第3の端子が不要になるので、結線が容易となる。
【0044】
【発明の効果】この発明に係る永久磁石形モータの組込
着磁方法は、ステータスロット数とロータの磁極数が
3:2の集中巻線が施され、3相Y結線されたステータ
を有する永久磁石形モータにおいて、複数の永久磁石形
モータの巻線の2相を並列に接続し、着磁電源装置によ
りこれらの巻線に着磁電流を流すことにより、永久磁石
形モータのロータの永久磁石素材を着磁するようにした
ので、複数の永久磁石形モータのロータに配置された永
久磁石素材を同時に着磁することが可能となり、製造工
数を削減でき、集中巻線方式の永久磁石形モータの低コ
スト化が可能となる。
【0045】また、複数の永久磁石形モータを第1,第
2,・・・,第M+1(Mは自然数)としたとき、1回
目の着磁工程の前に、第1〜第M+1の永久磁石形モー
タの3相の中の残る1相の巻線の端子同士を接続するこ
とにより、通電していない第1〜第M+1の永久磁石形
モータの3相の中の残る1相の巻線は着磁電源装置の印
加電圧に対して半分の電位で短絡されているため、通電
されていない相のティース部を通る磁界を妨げることに
より、永久磁石素材に逆磁界が印加されるのを防止する
ことができ、信頼性の高い組込着磁が実現できる。
【0046】また、第1〜第M+1の永久磁石形モータ
の3相の中の残る1相の巻線の端子は開放することによ
り、接続工程が減り、作業性が向上する。
【0047】また、ステータスロット数とロータの磁極
数が3:2の集中巻線が施され、3相Y結線されたステ
ータを有する永久磁石形モータにおいて、3相の中のい
ずれか1相の巻線の端子を着磁電源装置の第1の端子に
接続する工程と、3相の中の残る2相のいずれか1相の
巻線の端子を着磁電源装置の第2の端子に接続する工程
と、3相の中の残る1相の巻線の端子を着磁電源装置の
第3の端子に接続する工程と、着磁電源装置の第2の端
子を基準電位とし、着磁電源装置の第1の端子に所定の
電圧Vを、着磁電源装置の第3の端子に着磁電源装置の
第1の端子の半分の電圧を印加する工程とを含む構成に
したことにより、単体のモータであっても、永久磁石素
材に逆磁界が印加されるのを防止することができ、信頼
性の高い着磁を実現することができる。
【0048】また、ステータスロット数とロータの磁極
数が3:2の集中巻線が施され、3相Y結線されたステ
ータを有する永久磁石形モータにおいて、着磁電源装置
に接続されない3相の中の残る1相の巻線の端子を中性
点に接続することにより、永久磁石素材に逆磁界が印加
されるのを防止することができ、簡単な結線で信頼性の
高い着磁を実現することができる。
【0049】また、分布巻線が施され、3相Y結線され
たステータとを有する永久磁石形モータにおいて、複数
の永久磁石形モータの巻線の2相を並列に接続し、着磁
電源装置によりこれらの巻線に着磁電流を流すことによ
り、永久磁石形モータのロータの永久磁石素材を着磁す
るようにしたので、複数の永久磁石形モータのロータに
配置された永久磁石素材を同時に着磁することが可能と
なり、製造工数を削減でき、分布巻線方式の永久磁石形
モータの低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、永久磁石形モータ
の着磁方法を示す簡略図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、別の着磁方法を示
す簡略図である。
【図3】 実施の形態1を示す図で、3つ以上のモータ
を同時に組込着磁する場合の結線図である。
【図4】 実施の形態2を示す図で、永久磁石形モータ
の着磁方法を示す簡略図である。
【図5】 実施の形態3を示す図で、永久磁石形モータ
の着磁方法を示す簡略図である。
【図6】 従来の分布巻線を施した永久磁石形モータの
断面図である。
【図7】 従来の集中巻線を施した永久磁石形モータの
断面図である。
【図8】 従来の分布巻線のステータを用いて組込着磁
を行った場合の磁界分布を示す説明図である。
【図9】 従来の集中巻のステータを用いて組込着磁を
行う場合の組込着磁方法を示すフローチャート図であ
る。
【図10】 図7の方法により永久磁石形モータを着磁
する様子を示す断面図である。
【図11】 図8の後段階の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステータコア、1U 第1の永久磁石形モータのU
相巻線、1V 第1の永久磁石形モータのV相巻線、1
W 第1の永久磁石形モータのW相巻線、2U第2の永
久磁石形モータのU相巻線、2V 第2の永久磁石形モ
ータのV相巻線、2W 第2の永久磁石形モータのW相
巻線、2 スロット、3 ティース部、4 分布巻線、
5 集中巻線、6 巻線、6a 第1の永久磁石形モー
タの巻線、6b 第2の永久磁石形モータの巻線、7
ステータ、8 ロータ軸、9ロータコア、10 永久磁
石、11 ロータ、12 空隙、13 磁界、14着磁
電源装置。
フロントページの続き (72)発明者 川口 仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H621 AA02 BB10 GA04 HH01 JK02 5H622 AA02 AA03 CA02 CA05 CA11 QB01 QB08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2N極(Nは自然数)を形成する磁化さ
    れていない永久磁石素材が設けられているロータと、円
    周方向に3N個のティース部を有し、それぞれのティー
    ス部に集中巻線が施され、3相Y結線されたステータと
    を有する永久磁石形モータを、プラス端子とマイナス端
    子とを有する着磁電源装置により組込着磁する永久磁石
    形モータの組込着磁方法において、 複数の永久磁石形モータを有し、1つ目のモータを第1
    の永久磁石形モータ、2つ目のモータを第2の永久磁石
    形モータ、M+1(Mは自然数)つ目のモータを第M+
    1の永久磁石形モータとし、 第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中のいずれ
    か1相の巻線の端子を前記着磁電源装置のプラス端子に
    接続する工程と、 第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る2
    相のいずれか1相の巻線の端子を前記着磁電源装置のマ
    イナス端子に接続する工程と、 前記3相の中のいずれか1相の巻線が施されたティース
    部と、前記3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線が
    施されたティース部とによって形成されるスロットの中
    央に永久磁石素材の継ぎ目が来るようにステータに対す
    るロータの回転方向への位置決め固定をそれぞれの永久
    磁石形モータについて行う工程と、 前記第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中のい
    ずれか1相の巻線と、前記第1〜第M+1の永久磁石形
    モータの3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線とに
    前記着磁電源装置を用いて着磁電流を流すことで、それ
    ぞれの永久磁石形モータのロータの永久磁石の約半分の
    領域の着磁を実施する1回目の着磁工程と、 それぞれの永久磁石形モータのロータを電気角で180
    度任意の方向に回転させて位置決め固定を行う工程と、 前記着磁電源装置のプラス端子とマイナス端子の極性を
    反転させる工程と、 前記第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中のい
    ずれか1相の巻線と、前記第1〜第M+1の永久磁石形
    モータの3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線とに
    前記着磁電源装置を用いて所定の着磁電流を流す2回目
    の着磁工程と、を含むことにより、前記第1〜第M+1
    の永久磁石形モータに配置された永久磁石素材を同時に
    着磁することを特徴とする永久磁石形モータの組込着磁
    方法。
  2. 【請求項2】 1回目の着磁工程の前に、前記第1〜第
    M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る1相の巻線
    の端子同士を接続する工程を含むことを特徴とする請求
    項1記載の永久磁石形モータの組込着磁方法。
  3. 【請求項3】 前記第1〜第M+1の永久磁石形モータ
    の3相の中の残る1相の巻線の端子は開放することを特
    徴とする請求項1記載の永久磁石形モータの組込着磁方
    法。
  4. 【請求項4】 2N極(Nは自然数)を形成する磁化さ
    れていない永久磁石素材が設けられているロータと、円
    周方向に3N個のティース部を有し、それぞれのティー
    ス部に集中巻線が施され、3相Y結線されたステータと
    を有する永久磁石形モータを、第1〜3の端子を有する
    着磁電源装置により組込着磁する永久磁石形モータの組
    込着磁方法において、 3相の中のいずれか1相の巻線の端子を前記着磁電源装
    置の第1の端子に接続する工程と、 3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線の端子を前記
    着磁電源装置の第2の端子に接続する工程と、 3相の中の残る1相の巻線の端子を前記着磁電源装置の
    第3の端子に接続する工程と、 前記着磁電源装置の第2の端子を基準電位とし、前記着
    磁電源装置の第1の端子に所定の電圧Vを、前記着磁電
    源装置の第3の端子に前記着磁電源装置の第1の端子の
    半分の電圧を印加する工程と、を含むことを特徴とする
    永久磁石形モータの組込着磁方法。
  5. 【請求項5】 2N極(Nは自然数)を形成する磁化さ
    れていない永久磁石素材が設けられているロータと、円
    周方向に3N個のティース部を有し、それぞれのティー
    ス部に集中巻線が施され、3相Y結線されたステータと
    を有する永久磁石形モータを、第1、第2の端子を有す
    る着磁電源装置により組込着磁する永久磁石形モータの
    組込着磁方法において、 3相の中のいずれか1相の巻線の端子を前記着磁電源装
    置の第1の端子に接続する工程と、 3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線の端子を前記
    着磁電源装置の第2の端子に接続する工程と、 3相の中の残る1相の巻線の端子を中性点に接続する工
    程と、 前記着磁電源装置の第1の端子と第2の端子の間に着磁
    電流を流す工程と、を含むことを特徴とする永久磁石形
    モータの組込着磁方法。
  6. 【請求項6】 磁化されていない永久磁石素材が設けら
    れているロータと、分布巻線が施され、3相Y結線され
    たステータとを有する永久磁石形モータを、プラス端子
    とマイナス端子とを有する着磁電源装置により組込着磁
    する永久磁石形モータの組込着磁方法において、 複数の永久磁石形モータを有し、1つ目のモータを第1
    の永久磁石形モータ、2つ目のモータを第2の永久磁石
    形モータ、M+1(Mは自然数)つ目のモータを第M+
    1の永久磁石形モータとし、 第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中のいずれ
    か1相の巻線の端子を前記着磁電源装置のプラス端子に
    接続する工程と、 第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中の残る2
    相のいずれか1相の巻線の端子を前記着磁電源装置のマ
    イナス端子に接続する工程と、 前記3相の中のいずれか1相の巻線が施されたティース
    部と、前記3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線が
    施されたティース部とによって形成されるスロットの中
    央に永久磁石素材の継ぎ目が来るようにステータに対す
    るロータの回転方向への位置決め固定をそれぞれの永久
    磁石形モータについて行う工程と、 前記第1〜第M+1の永久磁石形モータの3相の中のい
    ずれか1相の巻線と、前記第1〜第M+1の永久磁石形
    モータの3相の中の残る2相のいずれか1相の巻線とに
    前記着磁電源装置を用いて着磁電流を流すことで、それ
    ぞれの永久磁石形モータのロータの永久磁石の着磁を実
    施する着磁工程と、を含むことにより、前記第1〜第M
    +1の永久磁石形モータに配置された永久磁石素材を同
    時に着磁することを特徴とする永久磁石形モータの組込
    着磁方法。
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