JP2003032918A - 電力遮断防止システム - Google Patents

電力遮断防止システム

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JP2003032918A
JP2003032918A JP2001219515A JP2001219515A JP2003032918A JP 2003032918 A JP2003032918 A JP 2003032918A JP 2001219515 A JP2001219515 A JP 2001219515A JP 2001219515 A JP2001219515 A JP 2001219515A JP 2003032918 A JP2003032918 A JP 2003032918A
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JP
Japan
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power
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adjacent device
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JP2001219515A
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English (en)
Inventor
Fuzuki Ishibashi
ふづき 石橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機器を同時に動作させても電源供給が遮断
されない電力遮断防止システムを提供すること。 【解決手段】 各機器100、200、300に、近接する機器
との間で消費電力情報を通信する通信手段3と、自己消
費電力を予想するための消費電力パターン記憶部1と、
前記自己消費電力の予想値と前記近接する機器からの消
費電力情報とにより、動作実行中に必要な前記近接する
機器の総消費電力が、予め設定された許容値を超えるか
否かを判定する動作実行判定部2と、動作中の前記近接
する機器の総消費電力が前記許容値を超えると判定され
た場合に、前記近接する機器に対して動作の抑制または
延期を要求する制御部4とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力を消費する機
器が存在する環境において、機器の消費電力の総和を管
理する電力遮断防止システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電力遮断防止システム
は、各機器の消費電力を集中して管理する集中管理装置
を設け、前記各機器に、自己消費電力を計測して保持す
る電力消費情報保持手段と、前記集中管理装置の停止指
示により電源供給を停止する電源供給停止手段と、自己
情報を前記集中管理装置へ通知する自己情報通知手段
と、前記集中管理装置との間の通信手段とを備え、前記
集中管理装置は、全ての機器の消費電力の合計値が予め
設定された許容最大消費電力値を超えると、その値に応
じて予めランク付けされた各機器に対し、順に電源供給
の停止を指示するものであった(特開平11−1782
47号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電力遮断防止システムでは、各機器の消費電力を前
記集中管理装置で一括管理するために、管理対象の機器
数が少ない場合や機器の交換が頻繁な場合に効果的な消
費電力制御が難しく、不便であるという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、各機器を同時に動作させても電源供
給が遮断されない電力遮断防止システムを提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電力遮断防止シ
ステムは、近接する機器との間で消費電力情報を通信す
る通信手段と、自己消費電力を予想するための自己消費
電力予想手段と、前記自己消費電力の予想値と前記近接
する機器からの消費電力情報とにより、動作実行中に必
要な前記近接する機器の総消費電力が、予め設定された
許容値を超えるか否かを判定する判定手段と、この判定
手段の判定により動作を制御する制御手段とを設けた構
成を有している。この構成により、各機器の総消費電力
が予め設定された許容値を超えないように制御すること
が可能となり、電力超過による電力遮断を防止できるこ
ととなる。
【0006】また、本発明の電力遮断防止システムは、
近接する機器との間で消費電力情報を通信する通信手段
と、自己消費電力を予想するための自己消費電力予想手
段と、前記自己消費電力の予想値と前記近接する機器か
らの消費電力情報とにより、動作実行中に必要な前記近
接する機器の総消費電力が、予め設定された許容値を超
えるか否かを判定する判定手段と、この判定手段によ
り、動作中の前記近接する機器の総消費電力が前記許容
値を超えると判定された場合に、前記近接する機器に対
して動作の抑制または延期を要求するように制御する制
御手段とを設けた構成を有している。この構成により、
自機の消費電力に配慮しながら、各機器の総消費電力が
許容値を超えないように管理することができ、電力超過
による電力遮断を防止できることとなる。
【0007】さらに、本発明の電力遮断防止システム
は、前記近接する機器から動作の抑制または延期の要求
信号を受信した場合に、制御中の動作が抑制可能である
か否かを判定し、この判定によって動作を制御する制御
手段を設けた構成を有している。この構成により、各機
器の動作制御状態に配慮しながら、各機器の総消費電力
が許容値を超えないように管理することができ、電力超
過による電力遮断を防止できることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1に示すように、本発明
の実施の一形態の電力遮断防止システムは、各機器10
0、200、300に、近接する機器との間で消費電力情報を
通信する通信手段3と、自己消費電力を予想するための
消費電力パターン記憶部1と、前記自己消費電力の予想
値と前記近接する機器からの消費電力情報とにより、動
作実行中に必要な前記近接する機器の総消費電力が、予
め設定された許容値を超えるか否かを判定する動作実行
判定部2と、この動作実行判定部2の判定により動作を
制御する制御部4とを設けたものである。
【0009】図1において、第1の機器100、第2の機
器200および第3の機器300は近接して設置され、同一配
電系統に接続される機器である。機器100、200、300
は、それぞれ自己の消費電力パターンを記憶する消費電
力パターン記憶部1、周辺機器の電力消費状態から動作
が実行可能かを判定する動作実行判定部2、周辺機器と
の情報を通信する通信手段3、機器の動作の制御を行う
制御部4、周辺機器の総消費電力許容値を設定する消費
電力許容値設定部5、使用者が動作を開始させるために
押下するスタートスイッチ6を具備する。
【0010】次に、本実施形態の電力遮断防止システム
の動作を説明する。まず、機器300はスタートスイッチ
6を押下されると、通信手段3を通じて機器100および
機器200に対し、現時点から一定時間の間に消費される
消費電力の通知要求を行う。機器100および機器200は消
費電力通知要求を受信すると、現時点から一定時間の間
に消費される電力値のピーク値を消費電力パターン記憶
部から読み出し、機器300に対して送信する。機器300
は、機器200および機器100から送信された消費電力値と
自己消費電力パターンから瞬間最高電力値とを合計し、
合計値が消費電力許容値設定部に設定された電力を下回
る場合には順次動作の制御を行う。
【0011】一方、機器300は、機器200および機器100
から送信された情報から求めた瞬間最高電力値が消費電
力許容値設定部に設定された電力を上回る場合には、機
器200および機器100に対して制御抑制要求を送信する。
機器200および機器100は制御抑制要求を受信すると、制
御中の動作が延期可能な動作であるかを判定し、延期が
可能であると判断した場合には機器100に対し抑制実行
通知を行う。ここで、機器300は機器100または機器200
から抑制実行通知を受信すると、再度瞬間最高電力値の
判定を行い、消費電力許容値設定部に設定された電力を
下回った場合には動作制御を開始する。
【0012】また、機器300は、機器200および機器100
から抑制実行通知を受信しない場合は動作を開始できな
いことを表示部(図示せず)に表示し、動作可能になる
まで定期的に抑制要求を行う。
【0013】以上のように、本発明の実施の一形態の電
力遮断防止システムは、各機器100、200、300に、近接
する機器との間で消費電力情報を通信する通信手段3
と、自己消費電力を予想するための消費電力パターン記
憶部1と、前記自己消費電力の予想値と前記近接する機
器からの消費電力情報とにより、動作実行中に必要な前
記近接する機器の総消費電力が、予め設定された許容値
を超えるか否かを判定する動作実行判定部2と、この動
作実行判定部2の判定により動作を制御する制御部4と
を設けているので、総消費電力が許容値を超過すること
が予想される場合に、いずれかの機器の制御を抑制する
ことにより、総消費電力が許容電力値以下に抑制し、電
力の遮断を防ぐことができる。
【0014】また、本発明の実施の一形態の電力遮断防
止システムは、各機器100、200、300に、近接する機器
との間で消費電力情報を通信する通信手段3と、自己消
費電力を予想するための消費電力パターン記憶部1と、
前記自己消費電力の予想値と前記近接する機器からの消
費電力情報とにより、動作実行中に必要な前記近接する
機器の総消費電力が、予め設定された許容値を超えるか
否かを判定する動作実行判定部2と、この動作実行判定
部2により、動作中の前記近接する機器の総消費電力が
前記許容値を超えると判定された場合に、前記近接する
機器に対して動作の抑制または延期を要求するように制
御する制御部4とを設けているので、自機の消費電力に
配慮しながら、各機器の総消費電力が許容値を超えない
ように管理することができる。
【0015】さらに、本発明の実施の一形態の電力遮断
防止システムは、前記近接する機器から動作の抑制また
は延期の要求信号を受信した場合に、制御中の動作が抑
制可能であるか否かを判定し、この判定によって動作を
制御する動作実行判定部2および制御部4を設けている
ので、各機器の動作制御状態に配慮しながら、各機器の
総消費電力が許容値を超えないように管理することがで
きる。
【0016】なお、消費電力パターン記憶部1などが前
記自己消費電力予想手段を構成し、動作実行判定部2な
どが前記判定手段を構成し、制御部4などが前記制御手
段を構成する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各機器と
消費電力予想情報を通信する通信手段、自己消費電力を
予想する自己消費電力予想手段、前記消費電力情報から
動作実行中に必要な総消費電力を判定する判定手段など
を設け、総消費電力が許容値を超過し電力の遮断が予想
される場合には、いずれかの機器の制御を抑制し、総消
費電力を許容電力値以下に抑制することにより、電力の
遮断を防止するという優れた効果を有する電力遮断防止
システムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電力遮断防止シス
テムを示すブロック図
【符号の説明】
1 消費電力パターン記憶部 2 動作実行判定部 3 通信手段 4 制御部 5 消費電力許容値設定部 6 スタートスイッチ 100、200、300 機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接する機器との間で消費電力情報を通
    信する通信手段と、自己消費電力を予想するための自己
    消費電力予想手段と、前記自己消費電力の予想値と前記
    近接する機器からの消費電力情報とにより、動作実行中
    に必要な前記近接する機器の総消費電力が、予め設定さ
    れた許容値を超えるか否かを判定する判定手段と、この
    判定手段の判定により動作を制御する制御手段とを設け
    たことを特徴とする電力遮断防止システム。
  2. 【請求項2】 近接する機器との間で消費電力情報を通
    信する通信手段と、自己消費電力を予想するための自己
    消費電力予想手段と、前記自己消費電力の予想値と前記
    近接する機器からの消費電力情報とにより、動作実行中
    に必要な前記近接する機器の総消費電力が、予め設定さ
    れた許容値を超えるか否かを判定する判定手段と、この
    判定手段により、動作中の前記近接する機器の総消費電
    力が前記許容値を超えると判定された場合に、前記近接
    する機器に対して動作の抑制または延期を要求するよう
    に制御する制御手段とを設けたことを特徴とする電力遮
    断防止システム。
  3. 【請求項3】 前記近接する機器から動作の抑制または
    延期の要求信号を受信した場合に、制御中の動作が抑制
    可能であるか否かを判定し、この判定によって動作を制
    御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の電力遮断防止システム。
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