JP2003032446A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2003032446A
JP2003032446A JP2001216935A JP2001216935A JP2003032446A JP 2003032446 A JP2003032446 A JP 2003032446A JP 2001216935 A JP2001216935 A JP 2001216935A JP 2001216935 A JP2001216935 A JP 2001216935A JP 2003032446 A JP2003032446 A JP 2003032446A
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JP2001216935A
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Shoji Takahashi
昭治 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドのホーミング時間を短縮することが可
能な画像読取り装置を提供する。 【解決手段】 コンタクトガラス15上の原稿を読取る
読取りヘッド11の原点位置26を検出するセンサが、
原稿を読取るCCD21で兼用され、CCD21におけ
る原稿読取り領域外のCCD素子の信号により読取りヘ
ッド11の位置検出が行われることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やイメージ
スキャナなど、原稿を照明手段により露光し、その反射
光または透過光を光電変換素子で読取る画像読取り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例に係る画像読取り装置の簡
略構成図である。電源投入時、画像読取り装置(スキャ
ナ)の読取りヘッド(以下、単にヘッドと呼ぶ)11の
原点位置を確定するため、ホーミング動作が行われる。
【0003】原点位置にヘッド11がある場合は、一
旦、光学センサであるホームポジションセンサ(以下H
Pセンサと称する)12の検出領域外にヘッド11を前
進させ、その後、ヘッド11を後退させながらHPセン
サ12を監視し、HPセンサ12が反応した位置から、
指定された駆動距離だけさらに後退させた位置をヘッド
11の原点位置とする。ヘッド11の駆動には制御の簡
便さから、ステッピングモータ13が多用され、前記H
Pセンサ12によりヘッド11を検出した後のヘッド1
1駆動距離は、ステッピングモータ駆動回路14に与え
られるパルス数により制御される。
【0004】ステッピングモータ13は、起動および停
止可能なパルス周波数が1kHz程度以下であるため、
ヘッド11の移動速度を速くしようとすると、加減速の
ためのパルス数とパルス幅の制御が必要になり、必然的
に加速および減速に必要な距離が決まってしまう。
【0005】従って、ヘッド11の原点位置を確定する
ホーミング動作においては、原点位置の手前で減速を開
始する位置が確定していないことになり、加減速制御に
よりヘッド11の移動速度を速くすることは困難であ
る。そのためホーミング動作においては、ステッピング
モータ13が追従する最大の周波数パルスによる定速移
動によりヘッド11の移動処理が行なわれる。
【0006】ヘッド11があらかじめ原点位置にある状
態で電源が投入された場合には、ヘッド11をHPセン
サ12の領域外に移動させるだけで済むが、ヘッド11
が原点位置から離れた位置で電源が投入された場合にお
いても、定速駆動によりヘッド11を移動させるため、
原点位置への復帰は時間がかかる。なお、符号15はコ
ンタクトガラスを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
あらかじめ読取りヘッドが原点位置に近いHPセンサ領
域にない場合は、ホーミング開始時のヘッド位置を検出
できないため、ヘッドの移動速度を速くするための加減
速距離が有るのか無いのかが全く不明となり、定速駆動
により移動させなければならない。
【0008】また、従来、ホーミング動作は、電源投入
後の初期化動作として1回のみ実行されるのが普通であ
ったが、近年、省エネルギー対策として未使用時にはス
キャナの電源をOFFする制御が多用される傾向に有
り、このような場合、省エネモードからの復帰の度に原
点復帰動作を実施する必要がある。
【0009】これに対し、スキャナを組み込んだ画像形
成装置における書込み側はネットワークプリンタとして
も機能するために、スキャナよりも省エネモードへの移
行が遅く、また通常モードへの復帰が早いのが普通であ
る。このため書込み部が処理可能な状態において、スキ
ャナの初期化動作が開始された場合、システムとしての
ファーストコピー処理が大幅に遅れる結果をもたらす。
【0010】さらにトラブルなどで、ヘッドが原点位置
から離れた場所で電源遮断された場合においても、ヘッ
ドの原点復帰までの移動時間が長く必要となる。
【0011】本発明このような背景に鑑みてなされたも
のであり、ヘッドのホーミング時間を短縮することが可
能な画像読取り装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、コンタクトガラス上の原稿
を読取る読取りヘッドの原点位置を検出するセンサが、
原稿を読取るCCDで兼用され、CCDにおける原稿読
取り領域外のCCD素子の信号により読取りヘッドの位
置検出が行われる画像読取り装置を最も主要な特徴とす
る。
【0013】請求項2記載の発明は、コンタクトガラス
にあって読取りヘッドの走査方向と直交する方向の両端
部外方に、読取りヘッドからの照射光を反射し、または
吸収する帯状の反射領域と吸収領域を設けた請求項1記
載の画像読取り装置を主要な特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、検出された読取り
ヘッド位置に依って、原点復帰を行なうホーミング動作
時にも加減速動作を行う請求項2記載の画像読取り装置
を主要な特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、読取りヘッドのホ
ーミング動作処理とCCDの信号処理をを行う単一のA
SICを備えた請求項3記載の画像読取り装置を主要な
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像
読取り装置における原点位置検出機構の斜視図、図2は
同じく正面図、図3は本発明の実施の形態に係る画像読
取り装置におけるヘッドのホーミング動作をASICに
より制御する様子を示す説明図である。
【0017】電源投入時および省エネモードからの復帰
時のホーミング処理時間短縮を図るために、本発明にお
いては、図1に示すように、ヘッド11の走査方向にお
けるコンタクトガラス15の読取り領域であって、走査
方向と直交する方向においてコンタクトガラス15の外
方に帯状の反射領域22を設け、かつ図2に示す原点位
置26からコンタクトガラス15の読取り領域までの部
分であって反射領域22の延長線上に吸収領域23を設
ける。
【0018】反射領域22、吸収領域23は原稿を読取
るCCD21の原稿読取り領域外のCCD素子部分に反
射光が投影されるように配置されており、前記帯の光の
反射/吸収によって、該当するCCD素子の出力信号は
ハイおよびローレベルに変化する。さらに、前記原点位
置26からコンタクトガラス15の読取り領域までの吸
収領域23の部分において、片側のみに短い反射領域の
フラグ位置24を設ける。
【0019】上記の設定を行なうことにより、ヘッド1
1のホーミング動作を開始する場合、原稿を照射するラ
ンプ(ヘッド11が有する)を点灯することにより、ヘ
ッド11が前記コンタクトガラス15の読取り領域にあ
る場合は、CCD21の該当素子の出力は高いレベルと
なる。
【0020】一方、CCD21の該当素子の出力レベル
が低いレベルである場合、ヘッド11は原点位置26か
ら読取り開始位置までの領域にあることを示している。
CCD21の該当素子の出力が一方のみ高い場合は、原
点位置26から読取り開始位置までの間のフラグ位置2
4にあることを示している。
【0021】図2に示されるように原点位置26から読
取開始位置までの吸収領域23は、通常、読取り加速距
離および加速動作によるヘッド11の振動が収束するま
での距離が考慮されて設定され、さらにCCD21の白
レベルを検出するための白基準板25が設けられている
ため、ヘッド11の加減速を行なうのに十分な距離があ
る。
【0022】原点位置26からフラグ位置24の加減速
距離27を、図3に示すステッピングモータ13に与え
る駆動パルス数に合わせて設定することにより、フラグ
位置24から減速処理を開始して原点位置26でヘッド
11を停止させる制御が可能となる。
【0023】前記反射領域22の距離の1/2よりも短
い位置に前記フラグ位置24を設けることにより以下の
作用効果がある。即ち、ヘッド11がコンタクトガラス
15の読取り領域である反射領域22にある場合、原点
方向に前記加減速距離27と同じ距離だけヘッド11の
加速動作を行なった後、加速後の定速度でヘッド11を
移動させ、前記フラグ位置24が検出された後にヘッド
11の減速処理を行なうことにより、ヘッド11が読取
り位置にあっても、このヘッド11を速い移動速度で原
点位置26に復帰させることが可能となる。
【0024】また、ヘッド11が前記吸収領域23にあ
る場合には、一旦、反射領域22まで定速度で移動させ
た後に、前記と同様の駆動処理を行なうことにより、速
い移動速度で原点位置に復帰させることが可能となる。
【0025】図4は、前述したように一連の前記ホーミ
ング動作処理をASICにより制御する場合を示してい
る。ASIC30は、ステッピングモータ13の駆動回
路に対して加減速に見合った周波数のモータ駆動パルス
31を送出してステッピングモータ13の回転を制御す
る。
【0026】ASIC30はあらかじめ送られた加減速
プロファイル32と制御テーブル33によって動作し、
CCD信号34から作られたフラグ位置24の信号を検
出すると自動的に最終または指定ナンバーの制御テーブ
ル33へジャンプする機能を備えている。
【0027】ここで、最終制御テーブルに、前記加減速
プロファイル32の「0000番地」のデータから「0
009番地」のデータの10個のパルスを降順に処理す
るようにセットする。「0000番地」から「0009
番地」のデータは、ステッピングモータ13が脱調する
こと無く起動および加速可能なパルス周波数データで構
成されている。
【0028】ヘッド11がコンタクトガラス15の読取
り領域である反射領域22にある場合、前記制御テーブ
ル33の最初のテーブルに前記加減速プロファイル32
の「0000番地」から「0009番地」のデータを昇
順に処理するようにセットし、2番目の制御テーブル3
3に「0009番地」と同じデータを、ヘッド11の駆
動距離と同じだけ移動するようにセットし、ASIC3
0にモータスタートを指示する。ASIC30は、最初
の制御テーブル33によりヘッド11を原点に向かって
10パルス分だけ、前記加減速プロファイル32のデー
タに従い加速する。
【0029】次に2番目の制御テーブルデータにより、
「0009番地」と同じデータでヘッド11を定速移動
させるが、移動の途中でCCD21が前記フラグ位置2
4を検出し、ASIC30は最終制御テーブル33へ処
理をジャンプする。最終制御テーブル33では、加速時
と逆のデータ順でヘッド11が減速され、「0000番
地」のデータが処理終了となったとき、ヘッド11が原
点位置に復帰していることになる。
【0030】前記説明において、原点位置26とフラグ
位置24の距離が、ステッピングモータ13に10個の
パルスを与えて移動する距離よりも長く設定されている
ことは言うまでも無い。また、一連の説明において、コ
ンタクトガラス15の読取り領域側を反射領域22に、
原点から読取l開始位置までを吸収領域23に設定して
いるが、逆の場合であっても同様の結果となることは言
うまでもない。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、CCDを
原点検出センサとして用いているため、従来のホームポ
ジションセンサは不要となる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、コンタクト
ガラスにあって読取りヘッドの走査方向と直交する方向
の両端部外方に、読取りヘッドからの照射光を反射し、
または吸収する帯状の反射領域と吸収領域を設けたの
で、読取りヘッドをその移動領域の全ての範囲にわたっ
てCCDで読取ることができ、その結果読取りヘッドが
原点位置から離れた状態にあっても加減速処理が可能な
位置にあるかどうかを検出することが可能となる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、検出された
読取りヘッドに対して加減速処理を行なうことにより、
ホーミング処理においても速い移動速度で読取りヘッド
を駆動することが可能となり、電源投入後や省エネモー
ドからの復帰時におけるファーストコピーの待ち時間を
低減することが可能となる。請求項4記載の発明によれ
ば、一連の加減速処理を制御ASICに処理させること
により、メインCPUの処理負荷を低減することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取り装置にお
ける原点位置検出機構の斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取り装置にお
けるヘッドのホーミング動作をASICにより制御する
様子を示す説明図である。
【図4】従来例に係る画像読取り装置の簡略構成図であ
る。
【符号の説明】
11 読取りヘッド 12 ホームポジションセンサ(HPセンサ) 13 ステッピングモータ 14 モータ駆動回路 15 コンタクトガラス 21 CCD 22 反射領域 23 吸収領域 24 フラグ位置 25 白基準板 26 原点位置 27 加減速距離 30 ASIC 31 モータ駆動パルス 32 加減速プロファイル 33 制御テーブル 34 CCD信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラス上の原稿を読取る読取
    りヘッドの原点位置を検出するセンサが、原稿を読取る
    CCDで兼用され、CCDにおける原稿読取り領域外の
    CCD素子の信号により読取りヘッドの位置検出が行わ
    れることを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトガラスにあって読取りヘッド
    の走査方向と直交する方向の両端部外方に、読取りヘッ
    ドからの照射光を反射し、または吸収する帯状の反射領
    域と吸収領域を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 検出された読取りヘッド位置に依って、
    原点復帰を行なうホーミング動作時にも加減速動作を行
    うことを特徴とする請求項2記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 読取りヘッドのホーミング動作処理とC
    CDの信号処理をを行う単一のASICを備えたことを
    を特徴とする請求項3記載の画像読取り装置。
JP2001216935A 2001-07-17 2001-07-17 画像読取り装置 Pending JP2003032446A (ja)

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