JP2003031295A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP2003031295A
JP2003031295A JP2001212066A JP2001212066A JP2003031295A JP 2003031295 A JP2003031295 A JP 2003031295A JP 2001212066 A JP2001212066 A JP 2001212066A JP 2001212066 A JP2001212066 A JP 2001212066A JP 2003031295 A JP2003031295 A JP 2003031295A
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JP
Japan
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housing
hole
electric wire
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holder member
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JP2001212066A
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English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Yoshikazu Tanaka
義和 田中
Hisanobu Komatsu
久信 小松
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングの後部の防水性能を向上させる。 【解決手段】 シール部材4のシール本体部31の前面
に、接続端子2、電線1を挿通するための挿通孔32を
有する先細の筒状部33をハウジング3の端子収容孔2
2に対応させて設ける。シール部材4の挿通孔32の前
端部の内径は、電線1の外周面に圧接し得る大きさと
し、挿通孔32の後端部の内径はホルダ部材5の孔部4
2の内径と略同等とし、この孔部42はシール部材4の
筒状部33も収容するように大径とする。接続端子2を
ホルダ部材5の孔部42とシール部材4の挿通孔32に
挿通してハウジング3の端子収容孔22に収容し、その
後にホルダ部材5をハウジング3に対して押し付ける
と、シール部材4の筒状部33が反転し、無傷の面が電
線1の外周面を防水する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線を後部に接続
した複数個の接続端子をハウジングに収容し、ハウジン
グの後部をシール部材により防水する防水コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防水コネクタは、電線を
後部に接続した複数個の接続端子を収容するハウジング
を備え、このハウジングは接続端子を個々に収容するた
めの複数個の端子収容孔を有している。そして、ハウジ
ングの後部を防水するためには、電線に個々に嵌着して
端子収容孔に圧入するリング状のシール部材を使用し、
これらのシール部材は端子収容孔の内部においてハウジ
ングの後部の防水を行っている。
【0003】この防水コネクタを組み立てる際には、リ
ング状のシール部材を電線の外周面に嵌着し、その後に
電線とシール部材を接続端子の後部に圧着する。そし
て、複数個の接続端子をハウジングの端子収容孔に挿入
すると共に、電線に挿着してあるシール部材をハウジン
グの端子収容孔にそれぞれ圧入する。これにより、シー
ル部材の外周面が端子収容孔の内周面に圧接すると共
に、シール部材の内周面が電線の外周面に圧接する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の防
水コネクタでは、リング状のシール部材を電線の外周面
に挿着する際に、シール部材に接続端子を挿通するの
で、金属製の接続端子がシール部材の内周面を傷付けて
シール部材の防水性能を低下させることがある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
ハウジングの後部の防水性能を向上させた防水コネクタ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る防水コネクタは、電線を後部に接続した
接続端子を後方から収容する複数個の端子収容孔を有す
るハウジングと、電線を個々に包囲して前記ハウジング
に対する防水を行うための一体のシール部材と、前記接
続端子、電線を個々に挿通するための孔部を有し前記シ
ール部材を前記ハウジングの後部に押し付けるホルダ部
材とから成る防水コネクタであって、前記シール部材は
個々に前記接続端子、電線を挿通し前記ハウジング側に
突出する可撓性を有する先細形状の筒状部を有し、該筒
状部の端部の内径は前記電線の外周面を圧接する大きさ
とし、前記接続端子、電線を前記ホルダ部材の孔部と前
記シール部材の筒状部を介して前記ハウジングの端子収
容孔に収容し、その後に前記ホルダ部材により前記シー
ル部材を前記ハウジングに押し付けることにより、前記
筒状部の突出方向を前記ホルダ部材側に裏返すように反
転し、前記ホルダ部材の孔部内において前記筒状部の端
部を前記電線に密着させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は防水コネクタの実施の形態
の分解断面図である。この防水コネクタは、電線1を後
部に接続した複数個の接続端子2を後方から収容する合
成樹脂製のハウジング3と、このハウジング3の後部を
防水するシール部材4と、ハウジング3に錠止してシー
ル部材4をハウジング3との間で保持するホルダ部材5
とを具備している。このホルダ部材5は、前面側でシー
ル部材4を保持している。
【0008】電線1は芯線1aを被覆1bで保護して成
り、接続端子2は導電金属板からプレス加工している。
この接続端子2は前方から順次に、例えば断面矩形の雌
型の端子接続部11、全体の姿勢を安定させるスタビラ
イザ部12、電線1の芯線1aを圧着する芯線圧着部1
3、電線1の被覆1bを圧着する被覆圧着部14とを一
体に有している。
【0009】ハウジング3は図示しない相手側のハウジ
ングと結合可能なハウジング本体部21を有し、このハ
ウジング本体部21の内部には、接続端子2を後方から
収容するための複数の端子収容孔22を例えば2段に設
けている。ハウジング3の端子収容孔22の前部は、接
続端子2の端子接続部11を収容する断面矩形状となっ
ており、端子収容孔22の後部は接続端子2のスタビラ
イザ部12以後を収容する断面円形状となっている。
【0010】ハウジング3の端子収容孔22の前端部
は、接続端子2の前進を規制する端壁23となってい
て、この端壁23には図示しない相手側の接続端子を通
行させる開口24を設けている。ハウジング本体部21
の上下の両外面には、ホルダ部材5を錠止するための例
えば1対ずつの錠止用突起25をそれぞれ設けている。
そして、ハウジング本体部21の端子収容孔22の入口
部周囲には、後方に突出する環状突起26を設け、環状
突起26の外周面は後方に向かって縮径するテーパ面2
7としている。
【0011】シール部材4は合成ゴム材料から成形して
おり、ハウジング本体部21の後面の外形とほぼ同等の
外形を有する板状のシール本体部31を備えている。こ
のシール本体部31の前面には、接続端子2、電線1を
挿通するための挿通孔32を有する先細の筒状部33を
設けている。挿通孔32の前端部の内径は電線1の外周
面に圧接し得る大きさとし、挿通孔32の後端部の内径
はホルダ部材5の後述の孔部の内径と略同等としてい
る。
【0012】ホルダ部材5は剛性を有する合成樹脂材料
から成り、ハウジング本体部21の後面の外形とほぼ同
等の外形を有する厚板状のホルダ本体部41を備え、こ
のホルダ本体部41はシール部材4の挿通孔32の後端
部の内径とほぼ同径の孔部42を有している。この孔部
42はシール部材4の筒状部33も収容するように大径
になっており、孔部42の前端部には前方に向かって拡
径するテーパ面43を設けている。そして、ホルダ本体
部41の上下の両外面には、ハウジング3の錠止用突起
25と係合可能な係合孔44を有する錠止用可撓枠45
をそれぞれ設けている。
【0013】この実施の形態の防水コネクタを組み立て
る際には、シール部材4を保持したホルダ部材5の後方
から、必要な接続端子2、電線1をホルダ部材5の孔部
42とシール部材4の挿通孔32に挿通する。このと
き、接続端子2はシール部材4の筒状部33の先端部を
拡径しながら筒状部33を通過し、筒状部33の先端部
の内周面が電線1の外周面に圧接した状態になる。そし
て、必要な全ての接続端子2、電線1をホルダ部材5と
シール部材4に挿通した後にハウジング3の端子収容孔
22に挿入すると、接続端子2の端子接続部11の前端
面がハウジング3の端壁23に当接し、接続端子2の前
進が停止する。
【0014】そして、全ての接続端子2をハウジング3
の端子収容孔22に収容した後に、ホルダ部材5をハウ
ジング3に対して押し付けると、図2に示すようにシー
ル部材4の各筒状部33が前方から後方に向かって裏返
すように反転してホルダ部材5の孔部42内に位置する
と共に、ホルダ部材5の錠止用可撓枠45の係合孔44
とハウジング3の錠止用突起25が係合する。
【0015】同時に、シール部材4のシール本体部31
の前面がハウジング本体部21の後面に圧接する。ま
た、反転した筒状部33の内面の基部がハウジング3の
テーパ面27に圧接すると共に、反転した筒状部33の
外面の基部がホルダ部材5のテーパ面43に圧接する。
そして、反転した筒状部33の後端部が電線1の外周面
に圧接した状態を保持し、シール部材4の筒状部33は
ホルダ部材5の孔部42内においてハウジング3内に対
する防水を行う。
【0016】この実施の形態では、ホルダ部材5をハウ
ジング3に錠止する際にシール部材4の筒状部33を反
転させるので、たとえ接続端子2を挿通する際に筒状部
33の内周面を傷付けても、反転した無傷の面を電線2
の外周面に密着させて、ハウジング3の後部に対する防
水性能を維持することができる。また、1個のシール部
材4で複数本の電線1の周囲を防水できるので、特に細
い電線1の周囲を防水する場合に有効である。
【0017】なお、上述の実施の形態では、ハウジング
3とホルダ部材5を最終的に錠止するための錠止用突起
25と錠止用可撓枠45について説明したが、接続端子
2を挿入する際にホルダ部材5をハウジング3に仮に係
止する手段を設ければ、接続端子2をより容易に挿入す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る防水コ
ネクタは、接続端子をハウジングの端子収容孔に収容
し、その後にホルダ部材をハウジングに押し付ける際
に、シール部材の筒状部を裏返すように反転して筒状部
の外周面を内側に向けるので、筒状部の無傷の面により
電線の外周面を防水でき、ハウジングの後部に対する防
水性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の分解断面図である。
【図2】組立断面図である。
【符号の説明】
1 電線 2 接続端子 3 ハウジング 4 シール部材 5 ホルダ部材 21 ハウジング本体部 22 端子収容孔 25 錠止用突起 26 環状突起 27 テーパ面 31 シール本体部 32 挿通孔 33 筒状部 41 ホルダ本体部 42 孔部 43 テーパ面 44 係合孔 45 錠止用可撓枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 久信 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 Fターム(参考) 5E087 EE14 FF06 FF12 LL03 LL17 MM05 RR12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を後部に接続した接続端子を後方
    から収容する複数個の端子収容孔を有するハウジング
    と、電線を個々に包囲して前記ハウジングに対する防水
    を行うための一体のシール部材と、前記接続端子、電線
    を個々に挿通するための孔部を有し前記シール部材を前
    記ハウジングの後部に押し付けるホルダ部材とから成る
    防水コネクタであって、前記シール部材は個々に前記接
    続端子、電線を挿通し前記ハウジング側に突出する可撓
    性を有する先細形状の筒状部を有し、該筒状部の端部の
    内径は前記電線の外周面を圧接する大きさとし、前記接
    続端子、電線を前記ホルダ部材の孔部と前記シール部材
    の筒状部を介して前記ハウジングの端子収容孔に収容
    し、その後に前記ホルダ部材により前記シール部材を前
    記ハウジングに押し付けることにより、前記筒状部の突
    出方向を前記ホルダ部材側に裏返すように反転し、前記
    ホルダ部材の孔部内において前記筒状部の端部を前記電
    線に密着させることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は前記ホルダ部材に取り
    付けた請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの前記端子収容孔の入口
    部周囲に後方を向く環状突起を設け、該環状突起の外周
    面には反転した前記筒状部の内周面に密着するテーパ面
    を設けた請求項1に記載の防水コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ部材の孔部の前端には反転し
    た前記筒状部の外周面に密着するテーパ面を設けた請求
    項1に記載の防水コネクタ。
JP2001212066A 2001-07-12 2001-07-12 防水コネクタ Pending JP2003031295A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019221092A1 (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 住友電装株式会社 コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019221092A1 (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 住友電装株式会社 コネクタ
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