JP2003030578A - 印刷コードによる個人情報取得方法 - Google Patents

印刷コードによる個人情報取得方法

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JP2003030578A
JP2003030578A JP2001217937A JP2001217937A JP2003030578A JP 2003030578 A JP2003030578 A JP 2003030578A JP 2001217937 A JP2001217937 A JP 2001217937A JP 2001217937 A JP2001217937 A JP 2001217937A JP 2003030578 A JP2003030578 A JP 2003030578A
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Akihito Hikiba
昭仁 引場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】年輩者や幼稚園児、小学生でも忘れたり落とす
ことなく、名前、生年月日、血液型、緊急連絡先、病歴
などの個人情報を常時携行でき、救急現場でその個人情
報を即座に取得できるようにする。 【解決手段】個人情報を収録した印刷コードのラベル1
を当人の衣類2に取り付け、この印刷コード1を携帯型
の情報処理装置3で読み取ることにより個人情報を取得
する個人情報取得方法である。印刷コードを衣類に取り
付けることで、所持していることを意識することなく、
年輩者や幼稚園児でも落としたり忘れたりせずに常時携
行することができる。情報処理装置で患者の印刷コード
を読み取ることにより表示画面に個人情報が表示される
ので、データベースへアクセスしにいってデータを照合
する必要がなく、情報を即座に得られることになり対応
を早くできるし、データベースへアクセスする通信手段
のないような野外活動中にも使用可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードなどの
一次元コードや二次元コードに代表される印刷コードと
その読み取り装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】たとえば小学校で、生
徒が給食により食物アレルギーの発作をおこした場合な
ど、その個人の病歴に従った適切な救急処置を施さなけ
ればならないときがある。また、年輩者が倒れた場合に
は、現在の病気、既往症、薬歴などの病歴を把握しなけ
れば、救急隊員であっても適切な処置を施すことができ
ない。
【0003】しかしながら、小学生などがそのような病
歴の情報を常時携行するわけにもいかず、適切な手段が
ないのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、年輩者や幼
稚園児、小学生でも忘れたり落とすことなく、名前、生
年月日、血液型、緊急連絡先、病歴などの個人情報を常
時携行できる手法として、そのような個人情報を収録し
た印刷コードのラベル(タグ)を当人の衣類に取り付
け、この印刷コードを携帯型の情報処理装置で読み取る
ことにより個人情報を取得する方法を提案する。個人情
報を印刷コードにして衣類に取り付けることで、特に所
持していることを意識することなく、年輩者や幼稚園
児、小学生でも落としたり忘れたりせずに常時携行する
ことができる。つまり、なくなることがない。しかも、
よく着用する衣類にすべて印刷コードラベルを取り付け
ておけば、いつでも個人情報を携行させられる。
【0005】印刷コードとしては、情報量の多さから二
次元コードが適しており、これを耐洗濯用インクで印刷
した布製や耐洗濯用特殊紙のラベルをシール状にして衣
類に貼り付けるのがよい。すなわち、洗濯に耐え得るこ
とが要求されるからである。また、印刷コードの作成に
あたっては、収録する個人情報を暗号化してエンコード
すると、セキュリティの面で好ましい。この場合、対応
する情報処理装置に解読ソフトを搭載しておけばよい。
情報処理装置としては、バーコードスキャナを備えたパ
ームトップコンピュータ(PDAあるいはハンドヘルド
コンピュータ)、携帯電話機(簡易型携帯電話も含む)
を使用可能である。
【0006】このような情報処理装置を救急隊員、学校
の先生、警察官などが携帯し、救急時には、患者の衣服
に取り付けてある印刷コードをその情報処理装置で読み
取ることにより、当該情報処理装置の表示画面に個人情
報が表示される。したがって、個人情報に含まれた緊急
連絡先により親族と連絡をとり、血液型や病歴から適切
な応急処置を施し、かつ情報処理装置から通信回線(有
線または無線)により病院へ情報を送信し、予め体制を
整えておくようなことも可能である。このように印刷コ
ードを情報処理装置で読み取ってデコード表示するシス
テムにしておくと、大規模データベースへアクセスしに
いってデータを照合する必要がないので、情報を即座に
得られることになり対応を早くできるし、データベース
へアクセスする通信手段のないような野外活動中にも使
用可能となる。さらに、病院に到着するまでに施した応
急処置の履歴を情報処理装置に入力するようにしておけ
ば、病院到着時に医師へその履歴を見せて役立たせるこ
とができる。この応急処置の履歴も送信できるようにな
っていればなお好ましい。
【0007】また、学校の先生やボーイスカウトの指導
員などが情報処理装置をもつ場合には、当該情報処理装
置に応急処置方を表示できるようにしてあるとよい。た
とえば、野外活動中に児童が倒れた場合に、取得された
個人情報(特に病歴)を情報処理装置内のコンピュータ
が分析して当人に適した応急処置方を表示したり、ある
いは、野外活動で蛇にかまれた場合に、蛇の歯形とその
毒の種類、これに対応したアレルギーと応急処置の仕方
を表示できるようになっていれば、印刷コードから読み
取られて表示された個人情報と照らし合わせ、適切な処
置を施すことができることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、印刷コードの例として、
PDF417(シンボルテクノロジー)を図示してあ
る。この二次元の印刷コード1は、一次元コードである
バーコードの数百倍〜千倍ほどの情報量をもつもので、
個人情報の収録に適している。二次元コードとしては他
にも、QRコード(デンソー)、マキシーコード(UP
S)、データコード(I.D.Matrix)などがあ
る。
【0009】本例では、このような印刷コード1を2c
m×3cmほどの長方形ラベルとし、これに、氏名、血
液型、生年月日、病歴、緊急連絡先からなる個人情報を
所定のソフトで暗号化してエンコードし、収録する。そ
して、この印刷コードラベル1を、図2に示すように、
たとえば衣類2の裏地に縫いつけるか、あるいはシール
として熱圧着する。これにより、この衣類2を着用する
ことで個人情報の常時携行が実現される。
【0010】この印刷コードラベル1付きの衣類2を着
用した児童が、野外活動中に蛇にかまれたとする。する
とまず先生は、その衣類2に取り付けられている印刷コ
ード1を、自分の所持するパームトップコンピュータの
情報処理装置3に設けられたスキャナ3sで読み取る。
これにより、情報処理装置3内で印刷コード1が解読さ
れ、収録されている個人情報が情報処理装置3の表示部
3dに表示される。
【0011】この例の情報処理装置3では、野外活動用
に応急処置方を表示するソフトが組み込まれており、そ
のソフトを起動し、蛇にかまれたときの対応方法を選択
して表示させることができる。すると、図示のように表
示部3dの上段に、蛇の歯形と毒の種類、その毒に対し
危険な病名やアレルギー症状が一覧表示される。さらに
表示部3dの下段に、印刷コード3から取得された個人
情報が表示され、当人の病歴を確認することができる。
その病歴中に、上記一覧表中にある危険なアレルギーが
あった場合には、該当箇所をクリックすることで、画面
が変わって対応する応急処置方が詳しく表示される。
【0012】図4には、別の例を示してある。この例
は、救急隊員用の情報処理装置3の例で、セルラー方式
の移動体通信網を通して病院に設置された端末コンピュ
ータ4と通信できるようになっている。
【0013】救急患者の衣類2に取り付けられている印
刷コード1を情報処理装置3のスキャナ3sで読み取る
と、当人の個人情報が表示部3dに表示される。これに
より救急隊員は、患者の血液型と病歴を即座に知ること
ができる。そして、患者の病歴に応じて適切な応急処置
を施していくことができる。また、この例の情報処理装
置3は、実施した応急処置について入力できるようにな
っており、さらに、患者の個人情報と実施した応急処置
の情報とを、搬送先の病院に備え付けられた端末コンピ
ュータ4へ転送することができるようになっている。し
たがって、病院側では、送信されてきた情報を基に、適
切な設備を予め整えておくことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の方法によると、個人情報を印刷
コードに収録し、その印刷コードラベルを衣類に取り付
けるようにしたことで、子供や年輩者であってもなくす
ことなく常に個人情報を携行することが可能で、救急の
事態に適切に対応することができるようになる。また、
そのラベルは、必要に応じて更新していく(新しいもの
に替える)ことが可能なので、加齢にともなう最新の情
報を常に携行することが可能である。
【0015】その印刷コードを読み取る情報処理装置
は、個人情報に応じた適切な応急処置方を表示できるソ
フトを組み込んでおくことで、たとえ救急隊員でなくと
も救急時に適切な応急処置を施すことができ、救急医療
に大きく貢献することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷コードの具体例を示した外観
図。
【図2】本発明の個人情報取得方法の概略を示した説明
図。
【図3】本発明に係る情報処理装置の一例を示した外観
図。
【図4】本発明に係る情報処理装置の他の例を示した外
観図。
【符号の説明】
1 印刷コードラベル 2 衣類 3 情報処理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人情報を収録した印刷コードのラベル
    を当人の衣類に取り付け、この印刷コードを携帯型の情
    報処理装置で読み取ることにより前記個人情報を表示で
    きるようにした個人情報取得方法。
  2. 【請求項2】 印刷コードとして二次元コードを使用す
    る請求項1記載の個人情報取得方法。
  3. 【請求項3】 個人情報を暗号化して印刷コードに収録
    してある請求項2記載の個人情報取得方法。
  4. 【請求項4】 読み取った個人情報を情報処理装置から
    通信回線で送信できるようになっている請求項1〜3の
    何れか1項に記載の個人情報取得方法。
  5. 【請求項5】 情報処理装置に応急処置方を表示できる
    ようにしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の個
    人情報取得方法。
  6. 【請求項6】 個人情報の当人に施した応急処置の履歴
    を情報処理装置に入力できるようになっている請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の個人情報取得方法。
  7. 【請求項7】 入力された応急処理の履歴を情報処理装
    置から通信回線で送信できるようになっている請求項6
    記載の個人情報取得方法。
JP2001217937A 2001-07-18 2001-07-18 印刷コードによる個人情報取得方法 Withdrawn JP2003030578A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020070949A (ko) * 2002-08-23 2002-09-11 김인철 꼬리표가 없는 의류
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